JPH1094187A - 電池の充電装置 - Google Patents

電池の充電装置

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JPH1094187A
JPH1094187A JP8243200A JP24320096A JPH1094187A JP H1094187 A JPH1094187 A JP H1094187A JP 8243200 A JP8243200 A JP 8243200A JP 24320096 A JP24320096 A JP 24320096A JP H1094187 A JPH1094187 A JP H1094187A
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信宏 高野
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健朗 石丸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不活性な電池や放電直後の温まった電池を充
電した場合、充電時の電池電圧の変化量が小さいため、
A/Dコンバータを介して周期的にマイコンに取り込む
場合、マイコンのA/Dコンバータの分解能では、確実
に満充電検出制御ができないといった問題に対し、確実
に満充電検出制御ができる電池の充電装置を提供できる
ようにすることである。 【解決手段】 被充電電池2の電池電圧を検出する電池
電圧検出手段40と、該電池電圧検出手段40とA/D
コンバータ55bとの間に差動増幅回路からなる電池電
圧変換手段90を設け、如何なる電池2においても確実
に満充電検出ができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はニッケル・カドミウ
ム電池(以下ニカド電池という)等の2次電池の充電装
置に関するものであり、電池電圧すなわちセル数の異な
る種々の電池を急速かつ確実に充電できるようにしたも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特公平7−32544号の如く
セル数の異なる種々の電池を急速かつ確実に充電するた
め、複数の分圧比を選択できるように複数の分圧抵抗に
より電池電圧検出・変換手段を構成し、この分圧抵抗の
一つを電池電圧に対応してマイコンにより選択できるよ
うにしたことを特徴とする技術がある。
【0003】かかる方法によればセル数に関係なくすな
わち電池電圧に関係なくA/Dコンバータへの入力電圧
が所定範囲内の大きさになり、充電の経過と共に電池電
圧がピークに達した後の降下電圧(−ΔV)を検出する
−ΔV検出法や、電池電圧がピークに達する前に充電を
停止させることにより過充電を低減して電池のサイクル
寿命を向上させることを目的とし、電池電圧の時間によ
る2階微分値が負になるのを検出する2階微分検出法に
採用することにより安定した満充電検出制御が可能とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電池の高容量化、充電
時間の短縮というニーズに対応していく中で、満充電検
出制御は電池のサイクル寿命を向上させることを目的と
して、−ΔV検出方式より過充電の少ない2階微分検出
法が主流となりつつある。サイクル寿命が向上する理由
は、2階微分検出法は−ΔV検出法より過充電にならな
いので、充電末期に発生する酸素ガス発生に伴う電池内
部の圧力上昇が少なくなり、電池に付属されている安全
弁の動作による電池内部の電解液の漏れ等が少なくなる
ためである。特に2階微分検出法は電動工具のような大
電流で充放電が行われる電池を充電する充電器に広く用
いられている。
【0005】しかし、新品の電池や長期放置された電池
のような不活性電池を充電すると、電池電圧の変化量が
小さく、そのため2階微分検出法での満充電検出は非常
に困難になる。この理由として、一定の周期でサンプリ
ングして、電池電圧を8ビットA/Dコンバータで25
5分割したデジタル値に変換し、最新の電池電圧のデジ
タル値とそれ以前のデジタル値と比較演算した電圧上昇
換算ビット数を図3に示す。図からも分かるように不活
性な電池を充電した場合、不活性電池の電池電圧の経時
変化は活性な電池(図5参照)に比べ緩やかな電圧上昇
になり、充電末期の電池電圧のピークの出現が鈍くな
り、電池電圧の2階微分値が負になるのを検出して充電
を制御する2階微分検出法では電池電圧の変化量が小さ
いため、確実に満充電検出ができない。すなわち、図3
の不活性電池では、電圧上昇を換算したビット数が1ビ
ット分(この図の例では10セルの電池とし、電池電圧
を0.203倍に分圧しており、8ビットA/Dコンバ
ータの基準電圧を5Vとすると、1ビット当たりの電圧
値は、5/0.203×1/255=96.6mV、す
なわち1セル当たり9.66mVである)と少なく、こ
の1ビット分の電圧上昇で電池電圧の2階微分値が負に
なるのを検出するには1ビットから0ビットに降下した
ら充電を停止することになり、このようなビット変化は
充電開始から随所に出現するため、正確に満充電を検出
できない。そのため、電池電圧の2階微分値が負になる
のを検出し、正確に満充電検出するためには、最低でも
電圧上昇換算ビット数が2ビット以上上昇し、その後電
圧上昇換算ビット数が2ビット以上減少した時に充電を
停止させるようにしなければならず、結局、不活性電池
を充電した場合、2階微分検出法で満充電検出ができな
い。同様に、図4に示すように放電直後の温まった電池
でも充電末期のピークの出現は鈍く、電池電圧の変化量
が負になるのを検出して充電を制御する方式では、上記
理由と同じくマイコンのA/Dコンバータの分解能の性
能上電池電圧の変化量が確実に検出できない。
【0006】また、近年電池の高容量化のニーズに対
し、ニカド電池に代わり、ニッケル・水素電池の需要が
増大しているが、この電池は満充電時のピークの出現が
ニカド電池に比べ小さく、また充電時の温度上昇がニカ
ド電池に比べ高いため上記したと同様の問題がある。更
に異なるセル数の電池を一つの充電装置で充電する汎用
充電器において、例えば4セルの電池から各2セルづつ
増やし20セルの電池まで全て充電できる充電器とした
場合、各分圧比は9種設定しなければならず、この分圧
抵抗の一つを電池電圧に対応してマイコンで選択した場
合、当然マイコンの出力ポートは9ポート必要となり、
マイコンのピン数を増大させマイコンを大型化させると
いう問題がある。
【0007】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、如何なる電池においても確実に満充電検出で
きるようにすることである。本発明の他の目的は、汎用
充電器において、マイコンを大型化させることなく、所
定の分圧比を設定できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、充電時の電
池電圧は充電電流がある一定の値であれば、必ずある特
定の範囲内で変動することに着目し、複数の分圧抵抗で
複数の分圧比を構成する電池電圧検出手段とマイコンの
A/Dコンバータの間に差動増幅回路からなる電池電圧
変換手段を設けることにより達成される。また、上記の
他の目的は、電池電圧に対応した所定の分圧比を、電池
電圧検出手段の複数の分圧抵抗の内一つないし複数の分
圧抵抗の組み合わせをマイコンにより選択することによ
り達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例である。
図において、1は交流電源、2は充電可能な複数の素電
池を直列に接続した電池、3は電池2に流れる充電電流
を検出する電流検出手段、4は充電の開始及び停止を制
御する信号を伝達する充電制御信号伝達手段、5は充電
電流の信号をPWM制御IC23に帰還する充電電流信
号伝達手段である。充電制御伝達信号手段4と充電電流
信号伝達手段5はホトカプラ等から構成される。10は
全波整流回路11と平滑用コンデンサ12からなる整流
平滑回路、20は高周波トランス21、MOSFET2
2とPWM制御IC23からなるスイッチング回路であ
る。PWM制御IC23はMOSFET22の駆動パル
ス幅を変えて整流平滑回路10の出力電圧を調整するス
イッチング電源ICである。30はダイオード31、3
2、チョークコイル33と平滑用コンデンサ34からな
る整流平滑回路、40は抵抗41〜45からなる電池電
圧検出手段で、マイコン50の出力ポート56aにより
抵抗42〜45のうち一つないし複数がグランドに接続
されて選択され、電池2の電池電圧が選択された抵抗及
び抵抗41により決定される分圧比で分圧し、分圧電圧
をマイコン50のA/Dコンバータ55aと、後述の電
池電圧変換手段90の演算増幅器91の非反転入力端に
入力する。50は演算手段(CPU)51、ROM5
2、RAM53、タイマ54、A/Dコンバータ55
a、55b、出力ポート56a、56b、リセット入力
ポート57からなるマイコンである。60は演算増幅器
61、62、抵抗63〜66からなる充電電流制御手
段、70は電源トランス71、全波整流回路72、平滑
コンデンサ73、3端子レギュレータ74、リセットI
C75からなる定電圧電源で、マイコン50、充電電流
制御手段60等の電源となる。リセットIC75はマイ
コン50を初期状態にするためにリセット入力ポート5
7にリセット信号を出力する。80は充電電流を設定す
る充電電流設定手段であって、出力ポート56bからの
信号すなわち流すべき充電電流値に対応して演算増幅器
62の反転入力端に印加する充電電流設定基準電圧値を
変えるものである。90は演算増幅器91、92、抵抗
93〜96、入力保護用ダイオード97からなる電池電
圧変換手段であり差動増幅回路を構成している。
【0010】次に電池電圧検出手段40、電池電圧変換
手段90及びそれに対応するマイコン50の動作の概要
を説明する。説明の都合上ここでは4セル〜20セルの
電池2(セル数が2セルづつ異なる)に対応する充電装
置とし、抵抗41〜45及び抵抗93〜96は、抵抗4
1=20kΩ、抵抗42=5.1kΩ、抵抗43=10
kΩ、抵抗44=10kΩ、抵抗45=20kΩ、抵抗
93=20kΩ、抵抗94=56kΩ、抵抗95=10
kΩ、抵抗96=20kΩ、演算増幅器91の出力電圧
範囲を0.2〜4.2Vとする(この出力電圧範囲は演
算増幅器のオフセット電圧と最大振幅電圧の性能より異
なるが、ここではこの範囲とする)。
【0011】表1の電池電圧範囲は各セル数の電池に
対応する電池電圧を示し、セル当たり約0〜2.5Vの
範囲である。充電時の電池電圧は、充電電流、電池温度
等によって異なるが、通常は1.3V/セル〜1.9V
/セル位の範囲で変動する。そこでA/Dコンバータ5
5aに入力する範囲は余裕を持って0〜2.5Vの範囲
とした。分圧比は電池電圧範囲をA/Dコンバータ5
5aに0〜5Vの範囲に分圧する比率であり、グランド
接続抵抗はその所定の分圧比を設定するために抵抗42
〜45のうち出力ポート56aによりグランドに接続さ
れる抵抗を示す。電池電圧範囲は演算増幅器91、9
2、抵抗93〜96からなる差動増幅回路から0.2〜
4.2Vの範囲で出力され、A/Dコンバータ55bに
入力される電圧に対応する電池電圧範囲を示す。
【0012】
【表1】
【0013】上記の如く、各セル数の電池2に対応する
所定の分圧比に設定するため、マイコン50は出力ポー
ト56aで表1に示した通りに抵抗42〜45の一つま
たは複数をグランドに接続して選択すれば、A/Dコン
バータ55aに入力される電池電圧は各セル数において
約0〜2.50V/セルの一定の電圧範囲となる。そし
てこの分圧比の選択が4個の抵抗42〜45の組み合わ
せにより可能となる。また表1の電池電圧範囲は、電
池電圧が通常変動する1.3V/セル〜1.9V/セル
の範囲で上記抵抗値を設定した。上記の抵抗値で計算す
るとe1は演算増幅器92の出力電圧であり、 e1=5(V)×(R94/(R93+R94))=3.68V・・・(1) e2は演算増幅器91の非反転入力端に入力される電圧
であり、電池電圧検出手段40の分圧比で分圧された電
池電圧である。e0はA/Dコンバータ55bに入力さ
れる電圧である。これらの関係は e0=e2×((R95+R96)/R95)−e1(R96/R95)・(2) e0=3e2−2e1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3) すなわち電池電圧変換手段90は、電池電圧検出手段4
0の出力電圧を演算増幅器91の非反転入力端に入力
し、3倍に非反転増幅した電圧を、抵抗93、94から
作られる基準電圧を2倍に増幅した電圧から減算した電
圧を出力する回路である。ここで、e0=0.2V、e
1=3.68Vとし、式(3)からe2を求めると e2=2.52V であり、これを表1の分圧比で電池電圧に対応させると
約1.25V/セルである。すなわち約1.25V/セ
ル以下の電池電圧が演算増幅器91の非反転入力端に入
力された場合、演算増幅器91の出力はオフセット電圧
になり、A/Dコンバータ55bに入力される電圧は、
このオフセット電圧のままになる。
【0014】一方、e0=4.2V、e1=3.68V
とし、式(3)からe2を求めると e2=3.85V であり、これを表1の分圧比で電池電圧に対応させると
約1.90V/セルである。すなわち約1.90V/セ
ル以上の電池電圧が演算増幅器91の非反転入力端に入
力された場合、演算増幅器91の出力は最大振幅電圧に
なり、A/Dコンバータ55bに入力される電圧は、こ
の最大振幅電圧のままになる。この結果は、A/Dコン
バータ55bに入力される電圧は0.2〜4.2Vの範
囲が電池電圧1.25〜1.90V/セルの範囲に対応
する。言い換えれば、電池電圧が変動する電圧範囲のみ
をA/Dコンバータ55bに入力するように電池電圧変
換手段90を設け各抵抗値を設定した。当然のことなが
ら上記の抵抗値はこれに限る値ではないことはいうまで
もない。
【0015】ここで、従来の分圧比のみでA/Dコンバ
ータ55bに入力した場合と、電池電圧変換手段90を
設けた場合の電池電圧の変化量の検出精度を比較する
と、表1に示した分圧比のみでA/Dコンバータ55a
に入力される場合、8ビットコンバータの分解能では、 2.50V×1/255=9.80mV/セルである。
【0016】すなわち1セル当たりの1ビット分の電圧
は9.80mVとなる。
【0017】一方、差動増幅回路から出力され、A/D
コンバータ55bに入力される場合は、8ビットA/D
コンバータ55bの分解能では、 (1.90V−1.25V)×5V/(4.2V−0.
2V)×1/255=3.19mV/セル である。すなわち1セル当たりの1ビット分の電圧は
3.19mVとなる。この結果は、従来の電池電圧を分
圧比のみでA/Dコンバータ55aに入力される場合と
比較し、9.80mV/3.19mV=約3倍の精度の
向上が図れ、電池電圧の変化量が少ない電池2の充電に
おいても確実に満充電検出制御ができるようになる。
【0018】次に図1の回路図、図2のフローチャート
を参照して本発明の充電装置の動作の説明をする。電源
を投入するとマイコン50は各出力ポート56a、56
bをイニシャルセットし(ステップ101)、電池2の
接続待機状態となる(ステップ102)。電池2を接続
すると、マイコン50は電池電圧検出手段40の信号に
より判別し、初期充電時間t0を設定し(ステップ10
3)、出力ポート56bより充電制御信号伝達手段4を
介してPWM制御IC23に充電開始信号を伝達すると
共に出力ポート56bより充電電流設定手段80を介し
て、充電電流設定基準電圧値VI0を演算増幅器62に印
加し、充電電流I0で充電を開始する(ステップ10
4)。充電開始と同時に電池2に流れる充電電流を電流
検出手段3により検出し、この充電電流に対応する電圧
と充電電流設定基準値VI0との差を充電電流制御手段6
0より信号伝達手段5を介してPWM制御IC23に帰
還をかける。すなわち、充電電流が小さい場合はパルス
幅を広げたパルスを高周波トランス21に与え整流平滑
回路30で直流に平滑し、充電電流を一定値I0に保
つ。すなわち、電流検出手段3、充電電流制御手段6
0、信号伝達手段5、スイッチング回路20、整流平滑
回路30を介して充電電流を所定電流値I0となるよう
に制御する。
【0019】次に電池2のセル数判別を行う。充電開始
からt0時間経過をチェックし(ステップ105)、t0
時間経過後、マイコン50は充電停止信号をPWM制御
IC23に伝達して充電を停止する(ステップ10
6)。次にマイコン50の出力ポート56aの各ポート
を、例えば表1に示した充電装置(4セル〜20セルの
電池でセル数が2セルづつ異なる場合とする)の時で
は、20セルに対応する所定の分圧比を設定するように
出力ポート56bに接続されている分圧抵抗42〜45
をグランドに接続し、この後セル数の多い順に所定の分
圧比にするよう、出力ポート56aに接続されている分
圧抵抗を表1に示した通りに順次グランドに接続し、充
電停止時の電池電圧をA/Dコンバータ55aに入力
し、Vt0を求める(ステップ107)。そして予め設定
されている各電池の基準電圧nVa(nはセル数であ
り、Vaはセル数判別の基準電圧であり、ニカド電池で
は、電池の残容量、電池温度等により異なるが最小値は
約1.2V程度である)と比較し、電池2のセル数nを
判別する(ステップ108)。
【0020】セル数判別終了後、出力ポート56aに接
続されている分圧抵抗42〜45の内一つないし複数を
グランドに接続しセル数nに対応する分圧比(表1参
照)にする(ステップ109)。分圧比設定を完了後、
出力ポート56bより充電制御信号伝達手段4を介して
PWM制御IC23に充電開始信号を伝達すると共に充
電電流設定手段80を介して、充電電流設定基準値VI1
を演算増幅器62に印加し、充電電流I1で再び充電を
開始する(ステップ110)。
【0021】次いで満充電検出制御を行う。RAM53
の記憶データ及び最新の電池電圧と複数サンプリング前
までの電池電圧との比較値をイニシャルセットし(ステ
ップ111)、電池電圧サンプリングタイマをスタート
させる(ステップ112)。サンプリングタイマ時間Δ
tを経過したら(ステップ113)、再度、電池電圧サ
ンプリングタイマを再スタートさせる(ステップ11
4)。次いで電池2の電圧を電池電圧検出手段40で分
圧した電池電圧を電池電圧変換手段90を介しA/Dコ
ンバータ55bに入力してA/D変換し、電池電圧Vi
nとして取り込み(ステップ115)、演算手段51で
電池電圧Vinより6サンプリング前の入力電池電圧E
i−5を減算しΔVを求める(ステップ116)。
【0022】次にステップ116において求めたΔVと
ΔVmaxの比較を行う(ステップ117)。減算した
ΔVがΔVmaxよりmビット(mは整数でA/Dコン
バータ55bの分解能の性能、サンプリングタイム、充
電電流によりその値は異なる。本実施例のように電池電
圧変換手段90を設け、例えば8ビットA/Dコンバー
タ55b、充電電流9A、サンプリングタイム5sec
の時、mは4〜6位で設定する。これは、1〜3ビット
は満充電時に出現するピークの手前の電圧がこのビット
範囲で変動するためである)以上小さい時は、マイコン
50は出力ポート56bより充電制御信号伝達手段4を
介して充電停止信号をPWM制御IC23に伝達し、充
電を停止する(ステップ118)。次いで電池2の取り
出されるのを判別する(ステップ119)。電池2の取
り出しが判別したらステップ101に戻り、次の電池の
充電のための待機をする。
【0023】ステップ117においてΔVmaxからΔ
Vを減算した値がmビットより小さい時は、ΔVとΔV
maxを比較し(ステップ120)、ΔVがΔVmax
より大きい時はRAM53のΔVmaxのデータを書き
換え(ステップ121)、RAM53の電池電圧の書き
換えを行い(ステップ122)、ステップ112に戻り
同様の処理を行う。ステップ120においてΔVがΔV
maxより小さい時はステップ121をスキップし、R
AM53の電池電圧の書き換えを行い(ステップ12
2)、ステップ112に戻り同様の処理を行う。
【0024】本実施例によって不活性電池を充電した時
の充電特性を図6に示す。電池電圧変換手段90を設け
ることにより、電池電圧の変化量が精度良く検出でき、
電池電圧の2階微分値が負になるのを検出して満充電を
検出する2階微分検出法で、如何なる電池状態の電池に
おいても確実に満充電検出ができるようになる
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電池電圧
の変化量が少ない電池の充電においても確実に満充電検
出制御ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】本発明の動作説明用フローチャート。
【図3】不活性な電池の充電特性を示すグラフ。
【図4】放電直後の温まった電池の充電特性を示すグラ
フ。
【図5】活性な電池の充電特性を示すグラフ。
【図6】本実施例による不活性な電池の充電特性を示す
グラフ。
【符号の説明】
2は電池、40は電池電圧検出手段、50はマイコン、
90は電池電圧変換手段である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被充電電池の状態を検出して充電を制御
    する充電装置において、被充電電池の電池電圧を検出す
    る電池電圧検出手段と、該電池電圧検出手段と制御手段
    のA/Dコンバータとの間に差動増幅回路からなる電池
    電圧変換手段を設けたことを特徴とする電池の充電装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電池電圧検出手段を、複数の分圧比
    を選択できるように複数の分圧抵抗により構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の電池の充電装置。
  3. 【請求項3】 前記電池電圧検出手段の複数の分圧抵抗
    の内、一つないし複数の分圧抵抗の組み合わせを制御手
    段により選択して電池電圧に対応した所定の分圧比にす
    るようにしたことを特徴とする請求項2記載の電池の充
    電装置。
  4. 【請求項4】前記電池電圧変換手段は、被充電電池の電
    圧変動範囲をA/Dコンバータに入力されるように被充
    電電池の電池電圧を差動増幅したことを特徴とする請求
    項1記載の電池の充電装置。
  5. 【請求項5】 前記電池電圧変換手段の出力をA/Dコ
    ンバータに入力してデジタル値に変換し、逐次的な被充
    電電池の電池電圧の変化量を演算する演算手段と、該演
    算手段の出力に基づいて充電電流の供給を制御する制御
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の電池の充
    電装置。
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