JPH1094026A - 携帯無線端末装置 - Google Patents
携帯無線端末装置Info
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- JPH1094026A JPH1094026A JP8242999A JP24299996A JPH1094026A JP H1094026 A JPH1094026 A JP H1094026A JP 8242999 A JP8242999 A JP 8242999A JP 24299996 A JP24299996 A JP 24299996A JP H1094026 A JPH1094026 A JP H1094026A
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- JP
- Japan
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- battery
- housing
- temperature
- terminal device
- microphone
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人込み中でも安全に使用することを可能にす
る。 【解決手段】 筐体3の両端部の近傍に設けられた、マ
イクロフォン機能およびスピーカ機能を有する2個の音
声入出力装置5と、筐体の一方の端部に収納されて伸縮
可能なアンテナ7と、を備え、2個の音声入出力装置の
うちの一方がマイクロフォンとして使用される際には他
方はスピーカとして使用される構成となっていることを
特徴とする。
る。 【解決手段】 筐体3の両端部の近傍に設けられた、マ
イクロフォン機能およびスピーカ機能を有する2個の音
声入出力装置5と、筐体の一方の端部に収納されて伸縮
可能なアンテナ7と、を備え、2個の音声入出力装置の
うちの一方がマイクロフォンとして使用される際には他
方はスピーカとして使用される構成となっていることを
特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、移動端
末、トランシーバ等の携帯無線端末装置に関するもので
ある。
末、トランシーバ等の携帯無線端末装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話等の携帯無線端末装置1
00は、図11に示すように筐体103の一方の端部に
スピーカ105が設けられるとともに他方の端部にマイ
クロフォン106が設けられた構造を有している。また
スピーカ105が設けられた端部から外側に向かって伸
長するアンテナ107を有している。そしてスピーカ1
05とマイクロフォン106の間には、液晶等の表示装
置108と操作ボタン110が設けられている。
00は、図11に示すように筐体103の一方の端部に
スピーカ105が設けられるとともに他方の端部にマイ
クロフォン106が設けられた構造を有している。また
スピーカ105が設けられた端部から外側に向かって伸
長するアンテナ107を有している。そしてスピーカ1
05とマイクロフォン106の間には、液晶等の表示装
置108と操作ボタン110が設けられている。
【0003】また筐体103内にはスピーカ105、マ
イクロフォン106等の通信機器と、表示装置108等
を駆動するため電池120が収納されている。
イクロフォン106等の通信機器と、表示装置108等
を駆動するため電池120が収納されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の携帯
無線端末装置においては、アンテナ107はスピーカ1
05側に伸長するように構成されている。このため携帯
無線端末装置100を人が使用する場合は図12に示す
ようにアンテナ107は使用者90の後頭部方向に伸び
た状態で使用されることになる。したがって使用者90
がアンテナ107の位置を把握しにくく、人込みの中で
の携帯無線端末装置を使用する場合は、周囲の人の目を
つつく等により傷害を与える可能性があった。これを防
止するためにアンテナ107を柔軟な材質で作成し、ア
ンテナ107の端部をアンテナ107の径よりも太くす
るなどの対策が行われているが充分ではなかった。
無線端末装置においては、アンテナ107はスピーカ1
05側に伸長するように構成されている。このため携帯
無線端末装置100を人が使用する場合は図12に示す
ようにアンテナ107は使用者90の後頭部方向に伸び
た状態で使用されることになる。したがって使用者90
がアンテナ107の位置を把握しにくく、人込みの中で
の携帯無線端末装置を使用する場合は、周囲の人の目を
つつく等により傷害を与える可能性があった。これを防
止するためにアンテナ107を柔軟な材質で作成し、ア
ンテナ107の端部をアンテナ107の径よりも太くす
るなどの対策が行われているが充分ではなかった。
【0005】一般に、このような携帯無線端末装置に使
用される電池120は、周囲の温度が上昇するにつれ
て、容量(電池120の中に蓄えることのできるエネル
ギ量)が減り、性能が劣化するという問題がある。そし
てこの場合に更に周囲の温度が上昇すると電池120の
内容物が酸化することにより電池の温度が上昇し、更に
性能が劣化するという問題がある。
用される電池120は、周囲の温度が上昇するにつれ
て、容量(電池120の中に蓄えることのできるエネル
ギ量)が減り、性能が劣化するという問題がある。そし
てこの場合に更に周囲の温度が上昇すると電池120の
内容物が酸化することにより電池の温度が上昇し、更に
性能が劣化するという問題がある。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であって、第1の目的は、人込みの中でも安全に使用す
ることのできる携帯無線端末装置を提供することであ
り、第2の目的は、周囲の温度が上昇しても性能の劣化
が生じるのを可及的に防止することのできる携帯無線端
末装置を提供することにある。
であって、第1の目的は、人込みの中でも安全に使用す
ることのできる携帯無線端末装置を提供することであ
り、第2の目的は、周囲の温度が上昇しても性能の劣化
が生じるのを可及的に防止することのできる携帯無線端
末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による携帯無線端
末装置の第1の態様は、筐体の両端部の近傍に設けられ
た、マイクロフォン機能およびスピーカ機能を有する2
個の音声入出力装置と、前記筐体の一方の端部に収納さ
れて伸縮可能なアンテナと、を備え、前記2個の音声入
出力装置のうちの一方がマイクロフォンとして使用され
る際には他方はスピーカとして使用される構成となって
いることを特徴する。
末装置の第1の態様は、筐体の両端部の近傍に設けられ
た、マイクロフォン機能およびスピーカ機能を有する2
個の音声入出力装置と、前記筐体の一方の端部に収納さ
れて伸縮可能なアンテナと、を備え、前記2個の音声入
出力装置のうちの一方がマイクロフォンとして使用され
る際には他方はスピーカとして使用される構成となって
いることを特徴する。
【0008】また本発明による携帯無線端末装置の第2
の態様は、筐体の一方の端部付近に設けられたマイクロ
フォンと、前記筐体の他方の端部付近に設けられたスピ
ーカと、前記筐体の2つの前記端部のどちらからも伸長
可能なように前記筐体に収納されたアンテナと、を備え
ていることを特徴とする。
の態様は、筐体の一方の端部付近に設けられたマイクロ
フォンと、前記筐体の他方の端部付近に設けられたスピ
ーカと、前記筐体の2つの前記端部のどちらからも伸長
可能なように前記筐体に収納されたアンテナと、を備え
ていることを特徴とする。
【0009】また本発明による携帯無線端末装置の第3
の態様は、筐体の一方の端部付近に設けられたマイクロ
フォンと、前記筐体の他方の端部付近に設けられたスピ
ーカと、前記筐体の、前記マイクロフォンが設けられた
端部から伸長可能なように前記筐体に収納されたアンテ
ナと、を備えていることを特徴とする。
の態様は、筐体の一方の端部付近に設けられたマイクロ
フォンと、前記筐体の他方の端部付近に設けられたスピ
ーカと、前記筐体の、前記マイクロフォンが設けられた
端部から伸長可能なように前記筐体に収納されたアンテ
ナと、を備えていることを特徴とする。
【0010】また本発明による携帯無線端末装置の第4
の態様は、電池と、この電池によって駆動される回路
と、前記電池の温度を測定し、この測定値が所定値以上
の場合に前記電池を放電させる放電装置と、を備えてい
ることを特徴とする。
の態様は、電池と、この電池によって駆動される回路
と、前記電池の温度を測定し、この測定値が所定値以上
の場合に前記電池を放電させる放電装置と、を備えてい
ることを特徴とする。
【0011】また本発明による携帯無線端末装置の第5
の態様は、第4の態様の携帯無線端末装置において、前
記放電装置は、前記電池の電圧を測定する電圧測定手段
を有し、前記電池が放電を開始した後の前記電池の電圧
の測定値が設定値以下となったときに前記電池の放電を
停止させることを特徴とする。
の態様は、第4の態様の携帯無線端末装置において、前
記放電装置は、前記電池の電圧を測定する電圧測定手段
を有し、前記電池が放電を開始した後の前記電池の電圧
の測定値が設定値以下となったときに前記電池の放電を
停止させることを特徴とする。
【0012】また本発明による携帯無線端末装置の第6
の態様は、第4の態様の携帯無線端末装置において、前
記電池の温度検出値に基づいて温度の時間に対する変化
率を演算し、この演算値に基づいて前記電池を含む系の
熱コンダクタンス、エネルギ放出量、およびこのエネル
ギ放出量を放出するに要する時間を求め、これら求めら
れた値からエネルギ放出後の温度を推定し、この推定さ
れた温度が設定値よりも高い場合にのみ前記放電装置に
制御信号を送って放電させる放電制御装置を更に備えて
いることを特徴とする。
の態様は、第4の態様の携帯無線端末装置において、前
記電池の温度検出値に基づいて温度の時間に対する変化
率を演算し、この演算値に基づいて前記電池を含む系の
熱コンダクタンス、エネルギ放出量、およびこのエネル
ギ放出量を放出するに要する時間を求め、これら求めら
れた値からエネルギ放出後の温度を推定し、この推定さ
れた温度が設定値よりも高い場合にのみ前記放電装置に
制御信号を送って放電させる放電制御装置を更に備えて
いることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による携帯無線端末装置
(以下、端末装置ともいう)の第1の実施の形態を図1
を参照して説明する。図1(a)は第1の実施の形態の
端末装置の鳥瞰図であり、図1(b),(c)は音声人
出力装置が各々OFF状態ON状態のときの断面図であ
る。
(以下、端末装置ともいう)の第1の実施の形態を図1
を参照して説明する。図1(a)は第1の実施の形態の
端末装置の鳥瞰図であり、図1(b),(c)は音声人
出力装置が各々OFF状態ON状態のときの断面図であ
る。
【0014】この実施の形態の端末装置は、図1(a)
に示すように筐体(ケーシングともいう)3の一端から
引き出すことが可能なロッドアンテナ7を有し、筐体3
の片面の端部付近にマイクロフォンとスピーカのどちら
かの機能をユーザが選択可能な音声入出力装置5が取り
付けられる。この装置5は内部にマイクロフォンとスピ
ーカを別々に備えていてもよいし、一つの部品で両者の
機能を実現するものでもよい。表面が圧迫された側の音
声入出力装置5がスピーカとして働き、もう一方はマイ
クロフォンとして働く。音声入出力装置5の例を図1
(b),(c)に示す。音声入出力装置5は押下された
状態(ON状態(図1(c)参照)))と、押下されて
いない状態(OFF状態(図1(b)参照))の2つの
位置をとることができ、ON状態でスピーカ、OFF状
態でマイクロフォンとして機能する。音声入出力装置5
を支えるばね12にはラッチがついており、押すことに
よりOFF→ONとすることが出来、もう一回押すこと
によりON→OFFの切り替えを行うことができる。通
常の使用では耳に押し当てることによりOFF→ONの
切り替えがなされるが、ON→OFFはケーシング3よ
りも深く音声入出力装置5を押し込まなければならない
ので耳に押し当てた程度の加圧では、ON→OFFには
ならない。ケーシング3の両端付近についた音声入出力
装置5は片方がONになるともう片方のラッチがはずれ
てOFFになる。
に示すように筐体(ケーシングともいう)3の一端から
引き出すことが可能なロッドアンテナ7を有し、筐体3
の片面の端部付近にマイクロフォンとスピーカのどちら
かの機能をユーザが選択可能な音声入出力装置5が取り
付けられる。この装置5は内部にマイクロフォンとスピ
ーカを別々に備えていてもよいし、一つの部品で両者の
機能を実現するものでもよい。表面が圧迫された側の音
声入出力装置5がスピーカとして働き、もう一方はマイ
クロフォンとして働く。音声入出力装置5の例を図1
(b),(c)に示す。音声入出力装置5は押下された
状態(ON状態(図1(c)参照)))と、押下されて
いない状態(OFF状態(図1(b)参照))の2つの
位置をとることができ、ON状態でスピーカ、OFF状
態でマイクロフォンとして機能する。音声入出力装置5
を支えるばね12にはラッチがついており、押すことに
よりOFF→ONとすることが出来、もう一回押すこと
によりON→OFFの切り替えを行うことができる。通
常の使用では耳に押し当てることによりOFF→ONの
切り替えがなされるが、ON→OFFはケーシング3よ
りも深く音声入出力装置5を押し込まなければならない
ので耳に押し当てた程度の加圧では、ON→OFFには
ならない。ケーシング3の両端付近についた音声入出力
装置5は片方がONになるともう片方のラッチがはずれ
てOFFになる。
【0015】なお筐体3にはタッチパネル付の液晶表示
装置8が設けられているとともに、音声入出力装置5が
ON状態かOFF状態かを検出するスイッチ14がメイ
ンボード15上に設けられている。またこのメインボー
ド15上には音声入出力装置5や表示装置8等を駆動す
るためのLSI回路16が設けられている。
装置8が設けられているとともに、音声入出力装置5が
ON状態かOFF状態かを検出するスイッチ14がメイ
ンボード15上に設けられている。またこのメインボー
ド15上には音声入出力装置5や表示装置8等を駆動す
るためのLSI回路16が設けられている。
【0016】以上説明したようにこの実施の形態の端末
装置によれば、マイクロフォンとスピーカの機能のどち
らかの機能をユーザが選択可能な音声入出力装置5が筐
体3の両端部に設けられているため、人込で使用する場
合にはアンテナ7が設けられている側の音声入出力装置
をスピーカとして使用することが可能となる。このため
人込み中でも安全に使用することができる。
装置によれば、マイクロフォンとスピーカの機能のどち
らかの機能をユーザが選択可能な音声入出力装置5が筐
体3の両端部に設けられているため、人込で使用する場
合にはアンテナ7が設けられている側の音声入出力装置
をスピーカとして使用することが可能となる。このため
人込み中でも安全に使用することができる。
【0017】次に本発明による端末装置の第2の実施の
形態を図2を参照して説明する。この実施の形態の端末
装置はケーシング3の相対する2面のどちら側にも伸長
可能な構造を有するロッドアンテナ7を備えているもの
である。
形態を図2を参照して説明する。この実施の形態の端末
装置はケーシング3の相対する2面のどちら側にも伸長
可能な構造を有するロッドアンテナ7を備えているもの
である。
【0018】この実施の形態の端末装置に使用されるア
ンテナの平面図を図2(a)示し、断面図を図2(b)
に示す。このアンテナ7はロッド7aと、このロッド7
aが軸方向に伸長可能なように内部にロッド部7aが挿
入される筒状のロッド7bとを備えている。ロッド7a
は、ケーシング3の一方の面に設けられたボス部3a
に、軸方向に移動可能なように貫入されている。そして
ロッド7aの、ロッド7bに挿入されている端部と反対
側の端部に頭部7a1 が設けられており、この頭部7a
1 はケーシング3の外側に存在するように取り付けられ
ている。またロッド7aの、ロッド7bに挿入される側
の端部にはロッド7aの軸径よりも大きな径を有するス
トッパ7a2 が設けられている。
ンテナの平面図を図2(a)示し、断面図を図2(b)
に示す。このアンテナ7はロッド7aと、このロッド7
aが軸方向に伸長可能なように内部にロッド部7aが挿
入される筒状のロッド7bとを備えている。ロッド7a
は、ケーシング3の一方の面に設けられたボス部3a
に、軸方向に移動可能なように貫入されている。そして
ロッド7aの、ロッド7bに挿入されている端部と反対
側の端部に頭部7a1 が設けられており、この頭部7a
1 はケーシング3の外側に存在するように取り付けられ
ている。またロッド7aの、ロッド7bに挿入される側
の端部にはロッド7aの軸径よりも大きな径を有するス
トッパ7a2 が設けられている。
【0019】一方ロッド7bはケーシング3の他方の面
に設けられたボス部3bに、軸方向に移動可能なように
貫入されている。そしてロッド7bのロッド7aが挿入
される側の端部近傍の外周にはロッド7bがケーシング
3の外側方向に伸長した際の抑えとなるストッパ7b2
が設けられ、ロッド7aが挿入される側とは反対側の端
部には頭部7b1 が設けられている。そしてこの頭部7
b1 はケーシング3の外側に存在するように取付けられ
ている。
に設けられたボス部3bに、軸方向に移動可能なように
貫入されている。そしてロッド7bのロッド7aが挿入
される側の端部近傍の外周にはロッド7bがケーシング
3の外側方向に伸長した際の抑えとなるストッパ7b2
が設けられ、ロッド7aが挿入される側とは反対側の端
部には頭部7b1 が設けられている。そしてこの頭部7
b1 はケーシング3の外側に存在するように取付けられ
ている。
【0020】本実施の形態の端末装置に用いられるアン
テナはケーシングの相対する面のどちら側からも伸長可
能となるので、人込みの中で使用する場合は、アンテナ
の位置を確認できる方向、例えば、マイクロフォンが設
けられている方向にアンテナを伸長させれば、安全に端
末装置を使用することができる。
テナはケーシングの相対する面のどちら側からも伸長可
能となるので、人込みの中で使用する場合は、アンテナ
の位置を確認できる方向、例えば、マイクロフォンが設
けられている方向にアンテナを伸長させれば、安全に端
末装置を使用することができる。
【0021】次に本発明による端末装置の第3の実施の
形態を図3を参照して説明する。この実施の形態の端末
装置は、図3(a)または図3(b)に示すようにアン
テナ7は端末装置1のマイクロフォン側から伸長するよ
うに構成されている。
形態を図3を参照して説明する。この実施の形態の端末
装置は、図3(a)または図3(b)に示すようにアン
テナ7は端末装置1のマイクロフォン側から伸長するよ
うに構成されている。
【0022】この実施の形態の端末装置は、人込み中に
使用してもアンテナ7の位置を使用者90が確認できる
ので安全に使用可能となる。
使用してもアンテナ7の位置を使用者90が確認できる
ので安全に使用可能となる。
【0023】次に本発明による端末装置の第4の実施の
形態を図4乃至図5を参照して説明する。この実施の形
態の端末装置は筐体内に組込まれた電池の放電装置を備
えている。この放電装置の構成を図4のブロック図に示
し、動作を図5のフローチャートに示す。
形態を図4乃至図5を参照して説明する。この実施の形
態の端末装置は筐体内に組込まれた電池の放電装置を備
えている。この放電装置の構成を図4のブロック図に示
し、動作を図5のフローチャートに示す。
【0024】図4において、スイッチ22がオン状態に
なると、通常使用時の回路21が電池23によって駆動
される。このとき温度測定装置31によって電池23の
温度の測定が開始される(図5のステップF1参照)。
そして測定された温度が設定値より高いかどうかが温度
測定装置31によって判定される(図5のステップF2
参照)。設定値より低い場合には温度測定が続行され、
設定値以上の場合は温度測定装置31によってスイッチ
32がオンにされ(図5のステップF3参照)、例えば
抵抗からなる放電回路33が動作して電池23の放電が
開始される(図5のステップF4参照)。
なると、通常使用時の回路21が電池23によって駆動
される。このとき温度測定装置31によって電池23の
温度の測定が開始される(図5のステップF1参照)。
そして測定された温度が設定値より高いかどうかが温度
測定装置31によって判定される(図5のステップF2
参照)。設定値より低い場合には温度測定が続行され、
設定値以上の場合は温度測定装置31によってスイッチ
32がオンにされ(図5のステップF3参照)、例えば
抵抗からなる放電回路33が動作して電池23の放電が
開始される(図5のステップF4参照)。
【0025】この放電動作が行われることにより電池2
3の温度上昇を抑えることができる。なお、電池23の
温度が設定値を下回ればスイッチ32はオフにされ、放
電は停止する。
3の温度上昇を抑えることができる。なお、電池23の
温度が設定値を下回ればスイッチ32はオフにされ、放
電は停止する。
【0026】なお、放電回路33としては抵抗器等の素
子が用いられ、熱を発生するため、電池23から離れた
場所に設けたほうがよい。
子が用いられ、熱を発生するため、電池23から離れた
場所に設けたほうがよい。
【0027】次にこの実施の形態の作用効果の原理を図
6を参照して説明する。今、電池23の中に入っている
エネルギの量、すなわちリテンションRの低下率は電池
23の自己放電による発熱量Qに等しいと仮定する。 Q=−dR/dt (1) 簡略化すると、二次電池23の自己放電はリテンション
Rと電池温度Tの関数f(R,T)として、以下のよう
に表される。 −dR/dt=f(R,T) (2) f(R,T)はR,Tに対して単調増加する。すなわ
ち、リテンションが高いほど、あるいは温度が高いほど
自己放電は大きくなる。
6を参照して説明する。今、電池23の中に入っている
エネルギの量、すなわちリテンションRの低下率は電池
23の自己放電による発熱量Qに等しいと仮定する。 Q=−dR/dt (1) 簡略化すると、二次電池23の自己放電はリテンション
Rと電池温度Tの関数f(R,T)として、以下のよう
に表される。 −dR/dt=f(R,T) (2) f(R,T)はR,Tに対して単調増加する。すなわ
ち、リテンションが高いほど、あるいは温度が高いほど
自己放電は大きくなる。
【0028】電池23の熱の収支は、電池の熱的な容量
をC、電池からの放熱量をQout とすると、 Q=CdT/dt+Qout (3) であるから、結局、 f(R,T)=CdT/dt+Qout dT/dt=[f(R,T)−Qout ]/C (4) が得られる。一般にQout は電池温度と環境温度の差の
関数であり、 Qout =g(T) (5) CdT/dt=f(R,T)−g(T) (6) と記述できる。g(T)はTが大きくなると大きくなる
関数である。
をC、電池からの放熱量をQout とすると、 Q=CdT/dt+Qout (3) であるから、結局、 f(R,T)=CdT/dt+Qout dT/dt=[f(R,T)−Qout ]/C (4) が得られる。一般にQout は電池温度と環境温度の差の
関数であり、 Qout =g(T) (5) CdT/dt=f(R,T)−g(T) (6) と記述できる。g(T)はTが大きくなると大きくなる
関数である。
【0029】ある瞬間にdT/dtが正であり、放置し
ておくと電池許容温度を超過すると判断された場合、 f(R,T)−g(T)<0 (7) になるまでRを放電回路33により低下させれば良い。
この関係を模式的に表すと、図6のようになる。
ておくと電池許容温度を超過すると判断された場合、 f(R,T)−g(T)<0 (7) になるまでRを放電回路33により低下させれば良い。
この関係を模式的に表すと、図6のようになる。
【0030】電池23のリテンションがR1 、電池温度
がT1 のとき、 f(R1 ,T1 )>g(T1 ) (8) である場合、電池温度は上昇し続ける。このまま放置し
ておくと、温度上昇により電池や機器にダメージを与え
てしまうため、リテンションをR1 からR2 まで放電回
路33により下げて、 f(R2 ,T1 )<g(T1 ) (9) となるように状態を移行させればこれ以上の温度上昇を
防ぐことができる。
がT1 のとき、 f(R1 ,T1 )>g(T1 ) (8) である場合、電池温度は上昇し続ける。このまま放置し
ておくと、温度上昇により電池や機器にダメージを与え
てしまうため、リテンションをR1 からR2 まで放電回
路33により下げて、 f(R2 ,T1 )<g(T1 ) (9) となるように状態を移行させればこれ以上の温度上昇を
防ぐことができる。
【0031】次に本発明による端末装置の第5の実施の
形態を図7および図8を参照して説明する。この実施の
形態の端末装置は図7に示す放電装置を備えている。こ
の実施の形態にかかる放電装置は図4に示す第4の実施
の形態にかかる放電装置において、電圧測定装置34を
新たに設けたものである。
形態を図7および図8を参照して説明する。この実施の
形態の端末装置は図7に示す放電装置を備えている。こ
の実施の形態にかかる放電装置は図4に示す第4の実施
の形態にかかる放電装置において、電圧測定装置34を
新たに設けたものである。
【0032】次にこの実施の形態にかかる放電装置の動
作を図8を参照して説明する。放電回路33が動作する
まで(図8のステップF11〜F14まで)は第4の実
施の形態と同様であるので説明を省略する。
作を図8を参照して説明する。放電回路33が動作する
まで(図8のステップF11〜F14まで)は第4の実
施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0033】放電回路33が作動した後は、電圧測定装
置34によって電池23の電圧の測定が開始され(図8
のステップF15参照)、測定された電圧と設定値とが
電圧測定装置34において比較される(図8のステップ
F16参照)。そして測定値が設定値よりも低い場合
は、電圧測定が続行され、測定値が設定値以上の場合は
スイッチ32が電圧測定装置34によってオフにされ
(ステップF17参照)、放電回路33の放電動作が停
止する(ステップF18参照)。
置34によって電池23の電圧の測定が開始され(図8
のステップF15参照)、測定された電圧と設定値とが
電圧測定装置34において比較される(図8のステップ
F16参照)。そして測定値が設定値よりも低い場合
は、電圧測定が続行され、測定値が設定値以上の場合は
スイッチ32が電圧測定装置34によってオフにされ
(ステップF17参照)、放電回路33の放電動作が停
止する(ステップF18参照)。
【0034】以上述べたように本実施の形態によれば、
電池が過放電状態となるのを防止することが可能とな
り、過放電による電池の性能の劣化を防止することがで
きる。なお、本実施の形態も第4の実施の形態と同様の
効果を奏することは言うまでもない。
電池が過放電状態となるのを防止することが可能とな
り、過放電による電池の性能の劣化を防止することがで
きる。なお、本実施の形態も第4の実施の形態と同様の
効果を奏することは言うまでもない。
【0035】次に本発明による端末装置の第6の実施の
形態を図9及び図10を参照して説明する。この実施の
形態の端末装置は図9に示すように放電装置と放電制御
装置37を備えている。この放電装置は図4に示す第4
の実施の形態にかかる放電装置にスイッチ36を設けた
ものである。また放電制御装置37は温度センサ37a
と、時計装置37bと、AD変換器37cと、演算装置
37dと、記憶装置37eとを備えている。なおスイッ
チ36はスイッチ32と放電回路33との間に設けられ
ている。
形態を図9及び図10を参照して説明する。この実施の
形態の端末装置は図9に示すように放電装置と放電制御
装置37を備えている。この放電装置は図4に示す第4
の実施の形態にかかる放電装置にスイッチ36を設けた
ものである。また放電制御装置37は温度センサ37a
と、時計装置37bと、AD変換器37cと、演算装置
37dと、記憶装置37eとを備えている。なおスイッ
チ36はスイッチ32と放電回路33との間に設けられ
ている。
【0036】次にこの実施の形態にかかる放電装置およ
び放電制御装置の動作を図10を参照して説明する。
び放電制御装置の動作を図10を参照して説明する。
【0037】温度測定装置31によって測定された電池
23の温度が設定値以上の場合には、スイッチ32がオ
ンするところまで(図10のステップF21〜F23参
照)は第4の実施の形態と同様である。なお、この実施
の形態に用いられる上記設定値は第4の実施の形態に用
いられる設定値より低い値である。スイッチ32がオン
になると、放電制御回路37が作動し(ステップF24
参照)、電池23の温度が温度センサ37aによって測
定され(ステップF25参照)、AD変換器37cによ
って変換された後、演算装置37dを介して記憶装置3
7eに記録される(ステップF26参照)。
23の温度が設定値以上の場合には、スイッチ32がオ
ンするところまで(図10のステップF21〜F23参
照)は第4の実施の形態と同様である。なお、この実施
の形態に用いられる上記設定値は第4の実施の形態に用
いられる設定値より低い値である。スイッチ32がオン
になると、放電制御回路37が作動し(ステップF24
参照)、電池23の温度が温度センサ37aによって測
定され(ステップF25参照)、AD変換器37cによ
って変換された後、演算装置37dを介して記憶装置3
7eに記録される(ステップF26参照)。
【0038】この記録された温度データは時計装置37
bから発生されるクロック信号に基づいて所定周期毎に
演算装置によって読み出され(ステップF27参照)、
温度変化の時間に関する微分値が演算装置37dによっ
て演算される(ステップF28参照)。そしてこの演算
された温度時間微分値は記憶装置37eに記録された
後、読み出される(ステップF29,F30参照)。
bから発生されるクロック信号に基づいて所定周期毎に
演算装置によって読み出され(ステップF27参照)、
温度変化の時間に関する微分値が演算装置37dによっ
て演算される(ステップF28参照)。そしてこの演算
された温度時間微分値は記憶装置37eに記録された
後、読み出される(ステップF29,F30参照)。
【0039】この読み出された温度時間微分値に基づい
て、演算装置によって端末装置の熱コンダクタンス、電
池23のエネルギ放出量、エネルギ放出時間、エネルギ
放出時間経過後の温度推定値が演算装置37dによって
演算される(ステップF31,F32,F33,F34
参照)。そしてエネルギ放出後の温度が許容温度より小
さい場合はステップF25に戻り、温度測定が続行さ
れ、許容温度値以上の場合は演算装置37dから制御信
号がスイッチ36に送られてオンになり、放電回路33
が作動する(ステップF35,F36参照)。
て、演算装置によって端末装置の熱コンダクタンス、電
池23のエネルギ放出量、エネルギ放出時間、エネルギ
放出時間経過後の温度推定値が演算装置37dによって
演算される(ステップF31,F32,F33,F34
参照)。そしてエネルギ放出後の温度が許容温度より小
さい場合はステップF25に戻り、温度測定が続行さ
れ、許容温度値以上の場合は演算装置37dから制御信
号がスイッチ36に送られてオンになり、放電回路33
が作動する(ステップF35,F36参照)。
【0040】以上説明したことにより、端末装置の同定
を行いながら適切な放電を行い、必要最小限の放電量で
電池温度を許容値以内に抑えることができる。
を行いながら適切な放電を行い、必要最小限の放電量で
電池温度を許容値以内に抑えることができる。
【0041】この実施の形態の作用効果の原理は以下の
通りである。多くの場合、電池駆動の機器においては自
然対流が用いられ、この場合(5)式に示すg(T)は
Tと環境温度の差の約1.25乗に比例する。強制対流
の場合には、g(T)はTと環境温度Ta の差の約1乗
に比例する。したがって、近似的に式(6)は、 CdT/dt=f(R,T)−D(T−Ta ) (10) と書き表すことができる。ここで、Dは熱コンダクタン
スである。環境温度として制御に使用する温度Ta は電
池の発熱の影響が及びにくい機器内の温度でよい。例え
ばTを電池の陰極缶に接触させた温度センサで測定し、
Ta を電池パックのケースに取り付けた温度センサで測
定する。一定時間Δtごとに電池温度を測定すれば、近
似的に、 (dT/dt)t=t1=(Tt=t1−Tt=t1- Δt )/Δt (11) として時間t=t1でのdT/dtが得られる。最低3
回の温度測定により、CおよびDを未知数とした二つの
式(10)が得られ、連立方程式として解けば、CとD
が得られる。よりたくさんの時点での温度測定値を使用
すれば上式のような1次近似よりもよい結果が得られ
る。式(10)はもともと近似式であるし、機器周囲の
冷却条件は刻々と変化するのでCとDは常に最新の値を
求め、更新する。
通りである。多くの場合、電池駆動の機器においては自
然対流が用いられ、この場合(5)式に示すg(T)は
Tと環境温度の差の約1.25乗に比例する。強制対流
の場合には、g(T)はTと環境温度Ta の差の約1乗
に比例する。したがって、近似的に式(6)は、 CdT/dt=f(R,T)−D(T−Ta ) (10) と書き表すことができる。ここで、Dは熱コンダクタン
スである。環境温度として制御に使用する温度Ta は電
池の発熱の影響が及びにくい機器内の温度でよい。例え
ばTを電池の陰極缶に接触させた温度センサで測定し、
Ta を電池パックのケースに取り付けた温度センサで測
定する。一定時間Δtごとに電池温度を測定すれば、近
似的に、 (dT/dt)t=t1=(Tt=t1−Tt=t1- Δt )/Δt (11) として時間t=t1でのdT/dtが得られる。最低3
回の温度測定により、CおよびDを未知数とした二つの
式(10)が得られ、連立方程式として解けば、CとD
が得られる。よりたくさんの時点での温度測定値を使用
すれば上式のような1次近似よりもよい結果が得られ
る。式(10)はもともと近似式であるし、機器周囲の
冷却条件は刻々と変化するのでCとDは常に最新の値を
求め、更新する。
【0042】ある時間t1に温度がT1で、温度の上昇
率が(dT/dt)t=t1とすると、時間Δtd後の温度
は近似的に、 Tt=t1+ Δtd=Tt=t1+Δtd(dT/dt)t=t1 (12) であると予測できる。電池の許容最高温度をTmax とす
ると、時間Δtd後の温度Tt=t1+ ΔtdはTmax 以下で
なければならない。即ち、 Δtd≦(Tmax −Tt=t1)/(dT/dt)t=t1 (13) が得られる。
率が(dT/dt)t=t1とすると、時間Δtd後の温度
は近似的に、 Tt=t1+ Δtd=Tt=t1+Δtd(dT/dt)t=t1 (12) であると予測できる。電池の許容最高温度をTmax とす
ると、時間Δtd後の温度Tt=t1+ ΔtdはTmax 以下で
なければならない。即ち、 Δtd≦(Tmax −Tt=t1)/(dT/dt)t=t1 (13) が得られる。
【0043】放電回路の放電能力を電流Id とし、電池
電圧をほぼ一定値Eとすると、リテンションをR1 から
R2 まで下げるのにかかる時間Δtdは、 Δtd=(R1 −R2 )/(Id E) (14) であるので、 (R1 −R2 )/(Id E)≦(Tmax −Tt=t1)/(dT/dt)t=t1 (15) Tt=t1≦Tmax −(dT/dt)t=t1(R1 −R2 )/(Id E) (16) R2 は温度Tmax において式(9)の関係を満たすリテ
ンションの最大値であり、以下の式で求められる。 f(R2 ,Tmax )=D(Tmax −Ta ) (17) 式(17)を満たすR2 を式(16)に使用してTt=t1
を求め、現在の温度がTt=t1を超えていれば放電回路を
作動させる。
電圧をほぼ一定値Eとすると、リテンションをR1 から
R2 まで下げるのにかかる時間Δtdは、 Δtd=(R1 −R2 )/(Id E) (14) であるので、 (R1 −R2 )/(Id E)≦(Tmax −Tt=t1)/(dT/dt)t=t1 (15) Tt=t1≦Tmax −(dT/dt)t=t1(R1 −R2 )/(Id E) (16) R2 は温度Tmax において式(9)の関係を満たすリテ
ンションの最大値であり、以下の式で求められる。 f(R2 ,Tmax )=D(Tmax −Ta ) (17) 式(17)を満たすR2 を式(16)に使用してTt=t1
を求め、現在の温度がTt=t1を超えていれば放電回路を
作動させる。
【0044】常に系の状態C,D,Rを把握し、事前に
電池の自己放電特性f(R,T)を調べておけば電池あ
るいは電池を組み込んだ機器が高温の環境にさらされて
電池の自己放電が促進された場合にも以上述べた手法に
より最低限の意図的な放電量で電池温度を許容温度内に
保つことができる。
電池の自己放電特性f(R,T)を調べておけば電池あ
るいは電池を組み込んだ機器が高温の環境にさらされて
電池の自己放電が促進された場合にも以上述べた手法に
より最低限の意図的な放電量で電池温度を許容温度内に
保つことができる。
【0045】なお、第4乃至第5の実施の形態で説明し
た放電装置、第6の実施の形態で説明した放電装置及び
放電制御装置は携帯無線端末装置ばかりでなく、電池に
よって駆動される機器、例えばパソコンやワープロ等に
も使用することができることは言うまでもない。
た放電装置、第6の実施の形態で説明した放電装置及び
放電制御装置は携帯無線端末装置ばかりでなく、電池に
よって駆動される機器、例えばパソコンやワープロ等に
も使用することができることは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、人込
み中で安全に使用することができる。また、周囲の温度
が上昇しても性能の劣化が生じるのを可及的に防止する
ことができる。
み中で安全に使用することができる。また、周囲の温度
が上昇しても性能の劣化が生じるのを可及的に防止する
ことができる。
【図1】本発明による携帯無線端末装置の第1の実施の
形態の構成を示す構成図。
形態の構成を示す構成図。
【図2】本発明による携帯無線端末装置の第2の実施の
形態にかかるロッドアンテナの構造を示す図。
形態にかかるロッドアンテナの構造を示す図。
【図3】本発明による携帯無線端末装置の第3の実施の
形態を説明する図。
形態を説明する図。
【図4】本発明による携帯無線端末装置の第4の実施の
形態にかかる放電装置の構成を示すブロック図。
形態にかかる放電装置の構成を示すブロック図。
【図5】図4に示す放電装置の動作を説明するフローチ
ャート。
ャート。
【図6】第4の実施の形態にかかる放電装置の作用効果
の原理を説明するグラフ。
の原理を説明するグラフ。
【図7】本発明による携帯無線端末装置の第5の実施の
形態にかかる放電装置の構成を示すブロック図。
形態にかかる放電装置の構成を示すブロック図。
【図8】図7に示す放電装置の動作を説明するフローチ
ャート。
ャート。
【図9】本発明による携帯無線端末装置の第6の実施の
形態にかかる放電装置及び放電制御装置の構成を示すブ
ロック図。
形態にかかる放電装置及び放電制御装置の構成を示すブ
ロック図。
【図10】図9に示す装置の動作を説明するフローチャ
ート。
ート。
【図11】従来の携帯無線端末装置の鳥瞰図。
【図12】従来の携帯無線端末装置の問題点を説明する
図。
図。
1 携帯無線端末装置 3 筐体(ケーシング) 3a,3b ボス部 5 音声入出力装置 7 アンテナ 7a ロッド 7a1 頭部 7a2 ストッパ 7b ロッド 7b1 頭部 7b2 ストッパ 8 表示装置 12 ラッチ付バネ 14 スイッチ 15 メインボード 16 LSI回路 21 電池によって駆動される回路 22 スイッチ 23 電池 31 温度測定装置 32 スイッチ 33 放電回路 34 電圧測定装置 36 スイッチ 37 放電制御装置 37a 温度センサ 37b 時計装置 37c AD変換器 37d 演算装置 37e 記憶装置 100 携帯無線端末装置 103 筐体(ケーシング) 105 スピーカ 106 マイクロフォン 107 アンテナ 108 表示板 110 操作ボタン
Claims (6)
- 【請求項1】筐体の両端部の近傍に設けられた、マイク
ロフォン機能およびスピーカ機能を有する2個の音声入
出力装置と、 前記筐体の一方の端部に収納されて伸縮可能なアンテナ
と、 を備え、前記2個の音声入出力装置のうちの一方がマイ
クロフォンとして使用される際には他方はスピーカとし
て使用される構成となっていることを特徴する携帯無線
端末装置。 - 【請求項2】筐体の一方の端部付近に設けられたマイク
ロフォンと、 前記筐体の他方の端部付近に設けられたスピーカと、 前記筐体の2つの前記端部のどちらからも伸長可能なよ
うに前記筐体に収納されたアンテナと、 を備えていることを特徴とする携帯無線端末装置。 - 【請求項3】筐体の一方の端部付近に設けられたマイク
ロフォンと、 前記筐体の他方の端部付近に設けられたスピーカと、 前記筐体の前記マイクロフォンが設けられた端部から伸
長可能なように前記筐体に収納されたアンテナと、 を備えていることを特徴とする携帯無線端末装置。 - 【請求項4】電池と、 この電池によって駆動される回路と、 前記電池の温度を測定し、この測定値が所定値以上の場
合に前記電池を放電させる放電装置と、 を備えていることを特徴とする携帯無線端末装置。 - 【請求項5】前記放電装置は、前記電池の電圧を測定す
る電圧測定手段を有し、前記電池が放電を開始した後の
前記電池の電圧の測定値が設定値以下となったときに前
記電池の放電を停止させることを特徴とする請求項4記
載の携帯無線端末装置。 - 【請求項6】前記電池の温度検出値に基づいて温度の時
間に対する変化率を演算し、この演算値に基づいて前記
電池を含む系の熱コンダクタンス、エネルギ放出量、お
よびこのエネルギ放出量を放出するに要する時間を求
め、これら求められた値からエネルギ放出後の温度を推
定し、この推定された温度が設定値よりも高い場合にの
み前記放電装置に制御信号を送って放電させる放電制御
装置を更に備えていることを特徴とする請求項4記載の
携帯無線端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24299996A JP3421514B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 携帯無線端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24299996A JP3421514B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 携帯無線端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1094026A true JPH1094026A (ja) | 1998-04-10 |
JP3421514B2 JP3421514B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=17097390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24299996A Expired - Fee Related JP3421514B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 携帯無線端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3421514B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010193355A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Nec Corp | 携帯電子機器 |
US20230042118A1 (en) * | 2021-08-06 | 2023-02-09 | Harman International Industries, Incorporated | Detachable mixed-source portable speakers |
-
1996
- 1996-09-13 JP JP24299996A patent/JP3421514B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010193355A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Nec Corp | 携帯電子機器 |
US20230042118A1 (en) * | 2021-08-06 | 2023-02-09 | Harman International Industries, Incorporated | Detachable mixed-source portable speakers |
US11820295B2 (en) * | 2021-08-06 | 2023-11-21 | Harman International Industries, Incorporated | Detachable mixed-source portable speakers |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3421514B2 (ja) | 2003-06-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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