JPH109391A - ホース継手金具シール用銅ガスケット - Google Patents

ホース継手金具シール用銅ガスケット

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JPH109391A
JPH109391A JP16941096A JP16941096A JPH109391A JP H109391 A JPH109391 A JP H109391A JP 16941096 A JP16941096 A JP 16941096A JP 16941096 A JP16941096 A JP 16941096A JP H109391 A JPH109391 A JP H109391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
hose
metal fitting
coupling metal
eye
Prior art date
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Pending
Application number
JP16941096A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamagata
汎 山形
Hisashi Okubo
恒 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH109391A publication Critical patent/JPH109391A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、高硬度のボルトの締め付け力
によって容易に変形してそのシール性を十分に高めるこ
とができるホース継手金具シール用銅ガスケットを提供
することにある。 【解決手段】本発明は、円板状をなし、両面に円周方向
に沿って刻まれた溝を設けて成ることを特徴とするホー
ス継手金具シール用銅ガスケットにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホース継手金具シー
ル用銅ガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年における自動車産業の発展には誠に
目覚ましいものがある。
【0003】一般に、自動車部品は自動車の組み立て時
には優れた取り付け作業性が要求され、そして取り付け
た後には安全性に対する厳しい保証が要求される。
【0004】自動車用ブレーキホースはそのような自動
車部品の典型的な一つである。
【0005】即ち、自動車用ブレーキホースは取り付け
時の作業性と保安の2点からブレーキホースの本体だけ
では取り引きされることがなく、通常その両端末に予め
ホース継手を締結した継手金具付ブレーキホースとして
取り引きされている。
【0006】ここにおいて継手金具付ブレーキホースの
継手金具は両端末とも同一種類であることは希であっ
て、一般には取り付け作業性の点からキャリパー側端末
と車体側端末とを区別できるように別な種類の継手金具
が締結されている。
【0007】図3はこのような継手金具付ブレーキホー
スをキャリパー部へ接続した状態を示した正面図であ
る。
【0008】図3において1はブレーキホース、2はメ
ス型継手金具、21はメス型継手金具縲合部、22はメ
ス型継手金具締結部、3はアイジョイント継手金具、3
1はアイジョイント継手金具締結部、32は連結管部、
33はアイコネクター部、4は締結用のボルト、5、6
は銅ガスケット、7は自動車のキャリパー部である。即
ち、継手金具付ブレーキホースのアイコネクター部33
は自動車のキャリパー部7へボルト4と銅ガスケット
5、6を介して接続するようになっている。
【0009】ここにおいてボルト4の材質はS12C等
の高硬度の高炭素鋼であるのに対して、銅ガスケット
5、6の材質は低硬度の銅である。
【0010】つまり継手金具付ブレーキホースのアイコ
ネクター部33は高硬度のボルト4を締め付けることに
よって低硬度の銅ガスケット5、6をある程度変形さ
せ、その内の銅ガスケット5の変形によりアイコネクタ
ー部33へシールでき、またその内の銅ガスケット6の
変形によりキャリパー部7へシールできるようになって
いる訳である。
【0011】しかしながら銅ガスケット5、6は本質的
には金属材質であることからプラスチックやゴムに比べ
ると硬質である。
【0012】他方、継手金具付ブレーキホースにおいて
は輸送中、或いは製造ライン等で思いもよらなかった要
因でアイジョイント継手金具3のアイコネクター部33
の上下のシール面に微少傷、荒肌等が発生することがあ
る。
【0013】このようなアイコネクター部33に傷があ
るアイジョイント継手金具3を有する継手金具付ブレー
キホースを高硬度のボルト4と低硬度の銅ガスケット5
を介して接続するとき、高硬度のボルト4の締め付け時
の軸力によって銅ガスケット5を変形させてもアイコネ
クター部33の傷を埋めることができないことがある。
このようなときにはアイジョイント継手金具3のアイコ
ネクター部33からブレーキ液洩れの懸念があり、保安
の点で問題である。
【0014】当然ながらこのようなブレーキ液洩れはア
イジョイント継手金具3のアイコネクター部33の平行
度や直角度、またボルト4やキャリパー部7の直角度等
も影響するが、これらは取り付け作業の改善で改善する
ことができる。
【0015】さて図4は従来の銅ガスケットを示したも
のであって、その(a)は平面図、(b)は断面図であ
る。
【0016】即ち、従来の銅ガスケット5、6は図4に
示すようにその表面が平滑なものであったため、前述の
ような高硬度のボルト4の締め付け時の軸力によって銅
ガスケット5、6を変形させてもアイコネクター部33
の傷があるとそれを埋めることができないことがある。
【0017】他方、銅ガスケット5、6に代えてより軟
質の鉛ガスケット、錫ガスケット、ゴムパッキン、プラ
スチックスパッキン等の使用も考えられるが、このよう
な軟質材質のものは高油圧下での耐久性が乏しく実用的
でない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に立
って為されたものであって、その目的とするところは前
記した従来技術の欠点を解消し、耐久性があり、高硬度
のボルトの締め付け力によって容易に変形してそのシー
ル性を顕著に高めることができるホース継手金具シール
用銅ガスケットを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、円板状をなし、両面に円周方向に沿って刻まれた
溝を設けて成ることを特徴とするホース継手金具シール
用銅ガスケットにある。
【0020】本発明のホース継手金具シール用銅ガスケ
ットの溝は、円周方向に沿って刻まれたドーナツ状の溝
であることが好ましい。また、溝は複数本設けることも
できる。
【0021】更にまた本発明のホース継手金具シール用
銅ガスケットにおいては、その溝を刻んだ後にその表面
全体を摩擦抵抗性の小さいコーティング、例えばモリブ
デン等をコーティンクすることもできる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明のホース継手金具シ
ール用銅ガスケットの実施例を図面により説明する。
【0023】図1は本発明のホース継手金具シール用銅
ガスケットの第一実施例を示したものであって、その
(a)は平面図、その(b)は断面図である。
【0024】図1において8は本発明の第一実施例のホ
ース継手金具シール用銅ガスケット、9は円周方向に沿
って刻まれたドーナツ状溝である。
【0025】図2は本発明のホース継手金具シール用銅
ガスケットの第二実施例を示したものであって、その
(a)は平面図、その(b)は断面図である。
【0026】図2において10は本発明の第二実施例の
ホース継手金具シール用銅ガスケット、11は円周方向
に沿って刻まれたドーナツ状溝である。
【0027】この図2に示した本発明の第二実施例のホ
ース継手金具シール用銅ガスケットはドーナツ状溝11
に対する凸部を小さくして変形性を少なくしたものであ
る。これらの本発明のホース継手金具シール用銅ガスケ
ット8、10を介して、アイコネクター部33に傷や肌
荒れがあるアイジョイント継手金具3が取り付けられて
いる継手金具付ブレーキホースを高硬度のボルト4で締
め付けたときには、そのボルト4の軸力によって本発明
のホース継手金具シール用銅ガスケット8、10が容易
に変形し、それによりその接続部のシール性を十分高め
ることができ、その結果アイコネクター部33接続部及
びキャリパー部7接続部における液洩れを確実に防止す
ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明のホース継手金具シール用銅ガス
ケットをアイコネクター部に傷や肌荒れがあるアイジョ
イント継手金具が取り付けられている継手金具付ブレー
キホースのアイジョイント継手金具側接続部にガスケッ
ト材として用いたときには、締め付け用の高硬度ボルト
の締め付け力によって容易に変形し、それによりその接
続部のシール性を十分に高め、その結果アイコネクター
部接続部及びキャリパー部接続部の液洩れを確実に防止
することができるものであり、工業上有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホース継手金具シール用銅ガスケット
の第一実施例を示したものであって、その(a)は平面
図、その(b)は断面図である。
【図2】本発明のホース継手金具シール用銅ガスケット
の第二実施例を示したものであって、その(a)は平面
図、その(b)は断面図である。
【図3】継手金具付ブレーキホースをキャリパー部へ接
続した状態を示した正面図である。
【図4】従来の銅ガスケットを示したものであって、そ
の(a)は平面図、(b)は断面図である。
【符号の説明】
1 ブレーキホース 2 メス型継手金具 21 メス型継手金具縲合部 22 メス型継手金具締結部 3 アイジョイント継手金具 31 アイジョイント継手金具締結部 32 連結管部 33 アイコネクター部 4 ボルト 5、6 ガスケット 7 自動車キャリパー部 8 第一実施例のホース継手金具シール用銅ガスケット 9 第一実施例のドーナツ状溝 10 第二実施例のホース継手金具シール用銅ガスケッ
ト 11 第二実施例のドーナツ状溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円板状をなし、両面に円周方向に沿って刻
    まれた溝を設けて成ることを特徴とするホース継手金具
    シール用銅ガスケット。
  2. 【請求項2】溝が円周方向に沿って刻まれたドーナツ状
    溝であることを特徴とする請求項1記載のホース継手金
    具シール用銅ガスケット。
  3. 【請求項3】溝を含む表面全体にモリブデンコーティン
    グ層が設けられて成ることを特徴とする請求項1記載の
    ホース継手金具シール用銅ガスケット。
JP16941096A 1996-06-28 1996-06-28 ホース継手金具シール用銅ガスケット Pending JPH109391A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16941096A JPH109391A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 ホース継手金具シール用銅ガスケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16941096A JPH109391A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 ホース継手金具シール用銅ガスケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH109391A true JPH109391A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15886090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16941096A Pending JPH109391A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 ホース継手金具シール用銅ガスケット

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JP (1) JPH109391A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106224356A (zh) * 2016-08-27 2016-12-14 常州市耀华仪器有限公司 测绘器材用防滑垫圈
US10145499B2 (en) 2013-09-26 2018-12-04 Otechos As Metallic flange connection gasket

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