JPH1093590A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH1093590A
JPH1093590A JP22389397A JP22389397A JPH1093590A JP H1093590 A JPH1093590 A JP H1093590A JP 22389397 A JP22389397 A JP 22389397A JP 22389397 A JP22389397 A JP 22389397A JP H1093590 A JPH1093590 A JP H1093590A
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abr
frame
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slot
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JP22389397A
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Reuven Cohen
レウヴェン・コーヘン
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Publication date
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つ以上のクライアントステーションによっ
て同時に送信されたデータパケットの衝突を回避するた
めに、共用通信チャネルの帯域幅を管理する。 【解決手段】 共用通信チャネルの帯域幅はマスタステ
ーションによってスロットに分割される。非同期使用可
能ビットレート(ABR)スロットおよび同期固定ビッ
トレート(CBR)スロットはフレーム中にそれぞれグ
ループ化されている。CBRコールが設定され、または
削除されるとき、CBR領域は増減する。連続したAB
Rスロットのブロックのための予約要求は、ABRスロ
ット中のクライアントステーションによって作られる。
マスタステーションは、予約要求を処理するために与え
られたフレームのABR領域を拡大するすることができ
る。マスタステーションがABR領域を拡大する場合は
同フレーム中のCBRスロットを割譲し、後続フレーム
のABR領域を削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ通信に係り、
とりわけ共用チャネル上でのデータ通信、および共用チ
ャネル上での使用可能ビットレート(ABR)データお
よび固定ビットレート(CBR)データの共存を可能に
する通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】多くの通信媒体では、多数のステーショ
ンが共用チャネルを介して通信する。そのような通信モ
ードの例としては、ハイブリッドファイバ同軸ケーブル
(HFC)データネットワーク、セルおよびワイヤレス
(ローカル分岐配布サービスマイクロ波など)ネットワ
ーク、および衛星通信ネットワークがある。
【0003】これらの各ネットワーク用の1つの可能な
アーキテクチャは、マスタステーションが共用チャネル
を介して多数のクライアントステーションに接続される
ものである。共用媒体は、マスタステーションからクラ
イアントステーションへ制御情報(およびデータ)を伝
達する下流チャネル、およびクライアントステーション
からマスタステーションへデータを伝達する上流チャネ
ルの2つのチャネルに分けられる。
【0004】これらの通信媒体の中には、既存の専用接
続技術と比較して広大な帯域幅を有するものもある。例
えば、HFCケーブル上のチャネルによるデータ通信
は、約30Mビット/秒で行われ、これは、通常ツイス
トペア電話線を介して通信するのに使用される最も速い
モデムよりもほぼ1000倍速い。
【0005】ここ数年間で、インターネットは爆発的な
成長を遂げた。この成長は当分続くものと思われる。イ
ンターネットからデータを取り出す場合の現在の問題ま
たは失望の1つは、ユーザステーションとインターネッ
トサービスプロバイダ間の接続が遅いことである。イン
ターネットは、通常、写真などグラフィックを見たり、
コンピュータプログラムをダウンロードしたり、時には
オーディオファイルを受け取るのに使用される。これら
の種類のデータは非常に大きい。したがって、28.8
kビット/秒または14.4kビット/秒の普通のレー
トでデータを受け取る場合、転送時間は、ユーザが容認
できる時間を越える場合が多い。HFCケーブルモデム
システムの広大なビットレートは、その問題を緩和す
る。
【0006】しかしながら、HFCおよび他の共用通信
媒体技術の帯域は、上述の障害を解決するために必要な
要件の範囲を越えるほど大きい。したがって、他のタイ
プの通信、例えばビデオや音声用に余分の帯域を使用す
ることが望ましい。デジタル化ビデオ信号および音声信
号は、特定のデッドラインの前に送信しなければならな
い。所要のデッドラインを満足しないと、ビデオストリ
ームまたは音声ストリームが正確な再生に必要な連続的
なフローを有しなくなる。
【0007】満足しなければならないデッドラインを有
するデータは、同期または固定ビットレート(CBR)
データと呼ばれる。デッドラインを有しないデータ、す
なわちチャネルが使用可能な場合に送信することができ
るデータは、非同期または使用可能ビットレート(AB
R)データと呼ばれる。
【0008】共用データ媒体上でABRトラヒックとC
BRトラヒックを結合する従来技術の解決策がいくつか
ある。1つは、例えば、周波数分割多重化(FDM)や
時分割多重化(TDM)などの方式を使用して、各トラ
ヒックタイプごとに異なる物理チャネルを画定すること
である。FDMならびにTDMの欠点は、これらの手法
が、CBRデータに割り当てられた帯域の浪費を回避す
るために十分に有効でないことである。必要な要求に応
じて、できるだけ多くの使用可能帯域を使用することが
望ましい。したがって、ABR送信に使用できないCB
Rトラヒック用の帯域を予約させないことが望ましい。
さらに、ABRデータとCBRデータの両方に対して同
じ装置が使用できることが望ましい。
【0009】スロットネットワーク、すなわち、帯域が
スロット状態を伝達する制御チャネルを有するスロット
と呼ばれる時間間隔に分割されたネットワークでは、A
BRトラヒックとCBRトラヒックを同じ物理チャネル
内で送信することができる。このために、マスタステー
ションは、データチャネルの各スロットをCBRスロッ
トまたはABRスロットとしてマーク付けする。非同期
パケットはABRスロットのみを使用する。1つまたは
複数の同期(CBR)スロットのバーストがスケジュー
ルされる場合、そのようなパケットをその送信の途中で
いくつかの部分にグループ化しなければならない。AB
Rパケットのグループ化および再アセンブリは、処理資
源および帯域資源の点で費用がかかる。したがって、A
BRパケットのグループ化は回避することが望ましい。
【0010】共用チャネル通信の問題は、2つ以上のク
ライアントステーションによって同時に送信されたデー
タパケットの衝突の回避および処理である。共用コンピ
ュータネットワーク上での競合を回避する問題は、様々
な方法で処理されている。1つの初期の手法は、ALO
HAシステムと呼ばれるものである。ALOHAは、ハ
ワイ大学において考案され、初めは主として放送無線を
使用する通信に使用されていた。共用ケーブルによる通
信も、ケーブルに接続された全てのステーションがその
ケーブルを介して送信された信号を受信するので放送シ
ステムである。
【0011】ALOHAの1つの改良物はスロットAL
OHAである。スロットALOHAでは、時間が指定さ
れた間隔に分割され、これらの間隔中にのみメッセージ
が送られる。すなわち、メッセージが間隔境界上に広が
ることは許されない。スロットALOHAのチャネル効
率は36%である。
【0012】ALOHA、スロットALOHA、および
チャネル効率レートの導出については、Tanenbaum、And
rewの「Computer Networks」、second edition、Prenti
ce-Hall、pp.121〜124を参照のこと。
【0013】1995年9月22日出願の米国特許継続
出願第08/532,918号「High-Speed Data Comm
unications Network System and Method」(以下’91
8)には、共用チャネル上で通信するための予約方法が
記載されている。’918の方法では、上流チャネルの
時間領域が一定の時間間隔スロットに分割される。下流
チャネルは、各スロットの状態についてクライアントス
テーションに知らせる制御情報を含んでいる。この状態
は、それが、どのクライアントステーションも上流チャ
ネル上で送信することができる競合スロットであるか、
または1つのクライアントステーションのみが上流チャ
ネル上で送信することができる予約済みスロットである
かである。
【0014】’918の方法では、送信すべきABRデ
ータを有するステーションsiは、データチャネル上の
使用可能な(競合)スロットを待ち、単一のスロット内
に合う短い予約メッセージをマスタステーションに送信
する。予約メッセージは、マスタステーションに、その
ABRパケットを送信するために必要なスロットsi
数について知らせる。2つ以上のステーションが同じ競
合スロット内でそれらの予約メッセージを送信した場
合、メッセージは、互いに衝突し、予約メッセージはど
れもマスタステーションによって受信されない。衝突
は、ALOHA、ツリーアルゴリズムなど、衝突解決ア
ルゴリズムを使用して解決される。1つのステーション
のみが競合スロット内で予約メッセージを送信する場
合、メッセージは、マスタノードによって受信される。
n個のスロットの割り振りを必要とするそのようなメッ
セージがステーションsiによって送られると仮定す
る。マスタステーションは、次の未予約スロットのシー
ケンス番号、例えば番号aを示すローカル変数を有す
る。次いで、マスタステーションは、次の使用可能スロ
ットがスロットa+nであることを示すためにこの変数
を更新する。次いで、マスタステーションは、siがス
ロット番号a内で送信を開始できることをsiに知らせ
る割り振りメッセージを制御チャネル上のsiに送る。
割り振りメッセージは、スロット番号aがデータチャネ
ル上でスケジュールされる前に、siによって受信され
なければならない。siは、事前決定された時間間隔内
で割り振りメッセージを受信しなかった場合、予約が他
の予約と衝突したとものとし、したがってしばらくして
から衝突解決アルゴリズムに従って再び予約を再送信す
る。
【0015】ABRデータならびにCBRデータをサポ
ートする共用チャネル用の予約プロトコルを有すること
が望ましいであろう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】共用チャネル通信の問
題は、2つ以上のクライアントステーションによって同
時に送信されたデータパケットの衝突の回避および処理
である。この問題を回避するためには、共用通信チャネ
ルの帯域幅を管理しなければならない。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の他の利点および
特徴について以下の詳細な説明に関して明らかにする。
本発明による通信システムは、マスタステーション、複
数のクライアントステーション、およびマスタステーシ
ョンをクライアントステーションに接続する共用通信相
媒体を有する。媒体は、制御情報をマスタステーション
からクライアントステーションへ下流に送信する第1の
通信チャネル、および非同期使用可能ビットレート(A
BR)データおよび同期固定ビットレート(CBR)デ
ータをクライアントステーションからマスタステーショ
ンへ送信する第2の通信チャネルを有する。マスタステ
ーションは、時間領域を複数の一定の時間間隔スロット
に分割する。マスタステーションは、連続するスロット
をフレームにグループ化し、各スロットを競合スロット
または予約済みスロットに指定する。さらに、マスタス
テーションは、フレーム内のスロットを、ABRデータ
用の各フレーム内のスロットの第1の領域、およびCB
Rデータ用のスロットの第2の領域内に区分する。各ク
ライアントステーションは、ABRデータを送信する必
要がある場合、(フレームのABR領域内にのみ現れ
る)1つの競合スロット内で予約要求を送信する。予約
要求は、クライアントステーションが必要とする予約済
みスロットの数を示す長さフィールドを含む。現フレー
ム内に残っているABRスロットの数が最後の予約を受
容するために必要な数よりも少ない場合、マスタステー
ションは、予約を受容するために現フレームのABR領
域を拡大することができるかどうか判定する。ABR領
域を拡大することができる場合、マスタステーションは
ABR領域を拡大し、次いで後続のフレームのABR領
域を同じ量だけ縮小する。
【0018】条件によっては、マスタステーションがA
BR領域を拡大してもしなくても予約パケットを現フレ
ーム内で受容することができないことがある。予約要求
が1つまたは複数の「センシィティブ(sensitive)ス
ロット」のうちの1つにおいて行われた場合、問題が生
じる。この問題の解決策は少なくとも3つある。第1
に、マスタステーションは、予約要求を無視することが
できる。要求を行ったクライアントステーションは、確
認を受け取らず、要求を後のフレーム内に再送する。第
2の解決策では、マスタステーションは、フレームの
「センシィティブスロット」内で1つの予約要求を受け
入れ、その予約を次のフレームまで据え置く。そのフレ
ームのセンシィティブスロット内の他の予約要求は無視
される。第3の解決策では、任意のフレームのセンシィ
ティブスロット内で受け取った全ての予約要求につい
て、マスタステーションは、ABR領域を拡大してもし
なくてもその予約を処理することができる後続フレーム
を見つける。
【0019】予約の受容にABR領域拡大が必要な場
合、マスタステーションは、他の後続フレームのABR
領域を所要のABR領域拡大に等しい量だけ縮小する。
【0020】必要なABR領域の縮小分が少なくとも後
続フレームのABR領域全体と同じ大きさである場合、
ABR領域内で予約が行われないことを条件として、マ
スタステーションは、その後続のフレームのABR領域
全体を除去する。
【0021】本発明の他の様態および利点は、例として
本発明の原理を示す添付の図面と関連して行った以下の
詳細な説明から明らかとなろう。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、共用チャネル11を介し
て多数のクライアントステーション13と通信するマス
タステーション15を有する通信システム10の一般化
された図である。マスタステーション15はさらに、他
のマスタステーション(図示せず)、ネットワークルー
タ(図示せず)、および他の共用通信チャネル(図示せ
ず)に接続される。例示の通信システム10には、ケー
ブルテレビシステム、LMDS(ローカル分岐配布サー
ビス)などワイヤレスマイクロ波システム、衛星通信、
およびセル電話サービスが含まれる。
【0023】図面に示すように、本発明は、説明のため
に共用チャネル11を有する通信システムを管理する新
規の方法およびシステムの形で実施される。共用通信チ
ャネルは、非同期使用可能ビットレート(ABR)デー
タならびに同期固定ビットレート(CBR)データをサ
ポートする。ABRパケットのグループ化が不可能な、
マスタステーションおよび多数のクライアントステーシ
ョンを有する共用媒体ネットワークに対する従来技術の
解決策では、ABRデータおよびCBRデータ用の別々
の物理チャネルを準備する。例としては、周波数分割多
重化(FDM)および時分割多重化(TDM)がある。
従来技術では、CBRサービスの要求が与えられた帯域
幅を満足しない場合はいつでも、CBRデータに充てら
れた帯域幅の一部が浪費される。
【0024】本発明によれば、マスタステーション15
は、共用チャネル11の帯域幅をスロットと呼ばれる等
しいサイズの時間間隔に分割する。マスタステーション
はさらに、連続するスロットをフレームにグループ化
し、各フレームをABRデータ用の領域およびCBRデ
ータ用の領域に区分する。マスタステーション15は、
CBRコール(CBR calls)の設定および分解を受容
するためにABR領域とCBR領域の間の区分を調整す
る。さらに、ABRデータのマルチスロットパケットの
予約要求を受容するためにABR領域を調整する。フレ
ームのABR領域を拡大しつつ、デフォルトサイズのA
BR領域内に合わない予約パケットを受容するため、C
BR領域を据え置く。次いで、平均ABR領域サイズが
一定のままでありかつデフォルトサイズのABR領域に
等しくなるように後続のフレームのABR領域を縮小す
る。
【0025】図面に示し、添付の説明で説明するよう
に、本発明の通信管理システムは、保証されたスループ
ット、および共用チャネル11への連続アクセス間の平
均遅延と最大遅延との他に、各CBRセッションを保証
する。さらに、CBRトラヒックとABRトラヒックの
両方に対して1つの物理チャネルが使用される。CBR
トラヒック用に割り振られていない全ての帯域幅がAB
Rトラヒック用に使用できる。したがって、FDMな
ど、複数の物理チャネルを使用する方式に関連する帯域
幅の浪費が回避される。
【0026】次に図面を見ると、マスタステーション1
5を多数のクライアントステーション13に接続する共
用媒体は、制御情報をマスタステーションからクライア
ントステーションへ下流に送信する第1の通信チャネ
ル、および非同期使用可能ビットレート(ABR)デー
タと同期固定ビットレート(CBR)データとをクライ
アントステーション13からマスタステーション15へ
送信する第2の通信チャネル11を有する。マスタステ
ーション15は、時間領域を複数の一定の時間間隔スロ
ットに分割し、連続するスロットをフレーム(例えば、
図5、図8、および図9のフレーム401−1、401
−2、401−3、701−1、701−2、701−
3、801−1、801−2、801−3)にグループ
化する。各フレームは、ABRデータ用の領域(例え
ば、407−1)およびCBRデータ用の領域(例え
ば、408−1)に再分される。マスタステーション1
5は、各ABRスロットを競合スロットまたは予約済み
スロットに指定する。競合スロット内では、どのクライ
アントステーション13も、単一のスロット内に合うA
BRパケットまたは専用ABRスロットの予約を送信す
ることができる。各スロットのタイプ(競合スロットま
たは予約済みスロット)は、制御チャネル上でマスタス
テーションからクライアントステーションへ伝達され
る。予約要求は、クライアントステーション13が必要
とする予約済みスロットの数を示す長さフィールドを含
む。
【0027】ρスロットの予約要求に応答して、マスタ
ステーション15は、長さρを、現フレーム内でまだ割
り振られないで残っているABRスロットの数ρ’と比
較する。伝搬遅延を考慮して、要求を受容するために十
分なABRスロットが現フレーム内に残っている場合、
マスタステーション15は、要求された数のスロットを
割り振り、制御チャネルを介して、そのABR送信バー
ストを開始する前にどのくらいのスロットが待っている
かをクライアントステーション13に知らせる。
【0028】予約要求を現フレーム内で受容することが
できない場合、マスタステーション15は、予約要求を
受容するためにどのくらいのABR領域拡大が必要であ
るかを判定する。たいていの場合、マスタステーション
15は、次いで現フレームをその量だけ拡大する。場合
によっては、そのような拡大は不可能になる。この事態
を処理する方法は少なくとも3つある。この問題および
その解決策について、図7および図5、図8および図9
の例とともに以下で詳細に論じる。
【0029】最後に、マスタステーション15は、後続
フレームのABR領域をABR領域拡大に等しい量だけ
縮小する。これらの後続フレームを処理している間、追
加の予約要求および関連するABR領域拡大が行われ
る。マスタステーション15は、必要な全縮小を追跡
し、平均CBR領域サイズが時間がたって一定になるた
めに十分に後続ABR領域を縮小する。
【0030】図2は、共用チャネルを有する例示の通信
システム、すなわちヘッドエンド103のところに配置
された信号変換システム(SCS)101と、サブスク
ライバ位置に配置されたクライアントステーション10
5(例えば、105a〜105d)との間でデータ通信
を実施するケーブルテレビシステム100のより詳細な
図である。各SCS101は、遠隔サーバステーション
との間でデータパケットを回送するルータ117に接続
される。他の接続方式では、SCS101、例えば10
1”は、回路交換固定ビットレートサービス用の回路ス
イッチ119に局所的または遠隔的にインターフェース
する。後者は、電話網へのデジタル音声接続を実施する
のに使用される。
【0031】多くのケーブルテレビシステムでは、約5
00〜2000のサブスクライバ(加入者)が同じヘッ
ドエンド103に接続される。ヘッドエンド103は、
ファイバノード109に接続された光ファイバケーブル
107a、107bを介して様々なサブスクライバステ
ーション105と通信する。ファイバノード109はさ
らに、同軸ケーブル111a、111bを介して多数の
サブスクライバステーション105に接続される。ファ
イバノード109は、光信号と電気信号とを変換する機
構を含んでいる。ルータ117とSCS101の間の接
続は、デジタル形式で通信する。しかしながら、ヘッド
エンド103とサブスクライバステーション間の通信
は、アナログ形式で行われる。
【0032】各クライアントステーション105は、パ
ーソナルコンピュータ115に接続されたケーブルモデ
ム(CM)113を含んでいる。他の実施形態では、パ
ーソナルコンピュータ115の代わりに、同軸ケーブル
111を介してのヘッドエンド103とのデータ通信か
ら利益を得る他の装置が使用される。そのような別形態
の例としては、特定のケーブルテレビオペレーション、
例えば、ビデオオンデマンドタイプのサービスを要求す
るセットトップボックス、および対話式テレビジョンが
ある。
【0033】SCS101の1つの役目は、ルータ11
7間で行われるデジタル通信と、ケーブルテレビシステ
ムの光ファイバおよび同軸ケーブル上でのアナログ通信
との間の信号変換を実施することである。さらに、SC
S101は、ケーブルモデム113からの上流送信をス
ケジュールする役目を有するマスタステーション15の
一例である。ケーブルモデム113からの上流送信は、
同軸ケーブル111上の共用チャネルを介して行われ
る。したがって、この共用チャネルは、図1の共用チャ
ネルと同じである。同様に、ケーブルモデム113は、
図1のクライアントステーション13の特定の例であ
る。
【0034】図3は、信号変換システム(SCS)10
1のブロック図である。信号変換システム(SCS)1
01は、光ファイバケーブル107a、107bに接続
される。SCS101は、送信機205を使用して、光
ファイバケーブル107a上にデータを送信する。SC
S101は、多重受信機207を使用して、光ファイバ
ケーブル107b上の複数のチャネル上でデータを受信
する。このデータは、多数のデータフォーマットの1
つ、例えば、QAM64、QAM256、QPSKを使
用して送信される。したがって、送信機205および多
重受信機207は、必要な変調器および復調器を含んで
いる。
【0035】SCS101は、ルータ117に接続され
たルータインターフェース201を含んでいる。ルータ
インターフェース201は、デジタルデータパケット、
例えば、インターネットプロトコル(IP)パケット、
またはATMセルを受信し、またルータ117に送信す
る。ルータインターフェース201は、SCS101の
他の構成要素との間でデータを転送するための内部バス
203に接続される。
【0036】中央演算処理装置(CPU)209は、Q
AM64、QPSK、およびルータインターフェース2
01のデジタルパケットフォーマット間のデータ変換を
管理する。また、CPU209は、内部バス203上の
データトラヒックを管理する。送信機205も多重受信
機207も内部バス203に接続される。ケーブル10
7a、107b上で送信および受信されたデータのほと
んどは、膨大な処理およびフォーマットを必要とする。
CPU209は、この処理およびフォーマットを管理す
る。CPU209の動作を制御するのに使用される手順
およびデータの多くは、内部バス203に接続されたR
OM211内に記憶される。処理および再送信中にデー
タを記憶するRAM213は、内部バス203に接続さ
れる。SCS101およびCPU209などその構成要
素の動作を制御する他の手順は、どちらも入出力装置2
17を介して内部バス203に接続されたRAM213
および二次記憶装置215内に記憶される。
【0037】図4は、同軸ケーブル111およびパーソ
ナルコンピュータ(PC)115に接続されたケーブル
モデム(CM)113のハイレベル概略図である。CM
113は、ケーブルから同調器および復調器303内へ
データ信号を受信し、データ信号を送信機305によっ
てケーブル上に送信する。
【0038】CM113は、PC115と同軸ケーブル
111の間で送信された信号をフィルタリングし、これ
らの信号を(必要に応じて)暗号化/暗号解読し、デー
タをバッファし、オンケーブル送信用の通信プロトコル
と、モデムPC間送信用の通信プロトコルとを変換する
役目を果たす。上記および(以下で論じる)その他の機
能は、様々な構成回路によって達成される。CM113
の心臓部は制御回路301である。制御回路301は、
他の構成回路に接続され、マイクロプロセッサ302の
助けを借りて、タイミングおよび他の様々な構成回路間
のデバイス共用を制御する。
【0039】CM113とPC115の間の通信は、ロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)トランシーバ回路
307によって達成される。LAN回路は、制御回路3
01に接続される。好ましい実施形態では、CM113
とPC115との間の特定の入出力インターフェースは
10ベースTプロトコルを使用するが、他のモデムPC
間プロトコルの使用も容認できる。他の実施形態では、
ヒューレット・パッカード社製100BaseVGプロ
トコルなど、他のLANプロトコルが使用される。
【0040】PC115と同軸ケーブル111の間で送
信された情報は、制御回路301に接続されたケーブル
モデム内でランダムアクセスメモリ(RAM)309に
バッファされる。このPCからのデータは、ABRデー
タとしてSCS101に送信すべきイーサーネットライ
ク(Ethernet-like)のパケットの形をしている。上述
のように、CM113とケーブルシステムとの間の通信
では、他のクライアントステーション105によって送
られてくるメッセージとの衝突が起こる。さらに、予約
システムを使用して衝突が回避される。衝突処理および
予約システムは、PC115に対して透過的である。し
たがって、送信されるのを待っている間、メッセージは
RAM309にバッファされる。さらに、それぞれ同軸
ケーブル111またはPC115へ再送信する前に、着
信メッセージまたは発信メッセージの追加の処理がCM
113によって要求される。そのような処理には、暗号
化および暗号解読が含まれる。暗号化/暗号解読は、制
御回路301に接続された暗号化回路311によって実
行される。
【0041】同軸ケーブル111上で送信された上流デ
ータおよび下流データはまた、固定ビットレート(CB
R)データを含んでいる。上流CBRデータは、CM1
13からABRデータと同じ物理チャネル上で送られ
る。CBRデータは、音声信号の場合には電話機313
からか、またはビデオ信号の場合にはMPEGインター
フェース315から発生する。そのような音声およびビ
デオのCBR通信の用途の1つは、ビデオ会議である。
【0042】同軸ケーブル111を介しての通信は、5
MHzから750MHzまでの周波数レンジにわたって
周波数多重化方法を使用することにより可能になる。標
準のテレビチャネルは、通常、54MHz以上のレンジ
内で送信される。そのような各チャネルは幅6MHzで
ある。一般に、50MHz以下の周波数は、不統一(un
structured)であり、非常にノイズが大きい。好ましい
実施の形態では、上流通信(CM113からSCS10
1への通信)は、2MHz幅周波数帯域上で5〜42M
Hz周波数スペクトル内で行われ、下流通信(SCS1
01からCM113への通信)は、標準の6MHz幅テ
レビチャネル上で54MHz以上のレンジ内で行われ、
以下下流チャネルと呼ぶ。したがって、5〜42MHz
帯域は、クライアントステーション105からSCS1
01への通信チャネルが選択できるスペクトルの役目を
し、54MHz以上の帯域は、SCS101からクライ
アントステーション105への通信チャネルが選択でき
るスペクトルの役目をする。
【0043】上流チャネル11は、多数のクライアント
ステーション13の間で共用される。上流チャネル11
を効率的に共用するために、衝突解決および予約方法が
使用される。マスタステーション15は、下流チャネル
上で、上流チャネル11内の各スロットに関する情報を
有する短い制御パケットを送る。このミニスロットは、
スロットの競合スロットとしての指示または予約済みス
ロットとしての指示を含んでいる。各予約済みスロット
は、特定のクライアントステーションに充てられる。
【0044】他の実施の形態では、各方法における多重
通信チャネルを準備する。そのような別形態は、本願に
記載の好ましい実施形態の当然の拡張であり、本発明の
範囲内に入る。説明のために、本発明については、各方
向1チャネル実施形態に関して説明する。しかしなが
ら、本発明をどのように多重チャネル別形態に応用する
かは当業者なら理解できよう。
【0045】次に図5を見ると、上流チャネル11の時
間領域の例示の図が示されている。まず、番号付けに注
目する。図5、図8、および図9の例では、同一符合に
対しては同一の番号が付されている。各同じ要素は、同
じ3桁の参照番号を有し、その後ろにダッシュによって
参照番号から分離されたシーケンス番号を有する。例え
ば、図5において、全てのフレームには401と番号付
けされており、401−1は例示のシーケンスの第1の
フレームであり、401−2は例示のシーケンスの第2
のフレームであり、401−3は例示のシーケンスの第
3のフレームである。同様に、403−1は、フレーム
1内のCBRスロットであり、403−2は、フレーム
2内の対応するCBRスロットである。同様に番号付け
された他の要素には、ABR領域407、フレーム70
1、ABR領域707、CBR領域709、フレーム8
01、ABR領域807、およびCBR領域809があ
る。
【0046】上流チャネル11の時間領域は、等しいサ
イズのスロットに分割される。この例では、これらのス
ロットのうちの30個がエレメント411として示され
ている。連続するスロットは、フレーム、例えば、エレ
メント401−1、エレメント401−2、および40
1−3として示されたフレーム1、フレーム2、および
フレーム3と呼ばれるユニットに分類される。各フレー
ム401は、ABRデータ用の領域407およびCBR
データ用の領域409の2つの領域に分割される。図5
の例では、ABR領域のデフォルトサイズは30スロッ
トであり、CBR領域のサイズは2スロットである。
【0047】CBR領域内の各スロットは、特定のクラ
イアントステーション用の同期サービスを提供するのに
充てられる。したがって、図5の例では、スロット40
3−1はクライアントステーションsiに充てられ、ス
ロット405−1はクライアントステーションsjに充
てられる。これらのクライアントステーションに充てら
れたスロットは、後続のフレーム401、例えば、スロ
ット403−2、403−3、405−2、および40
5−3内で繰り返される。クライアントステーション
が、同期サービスを使用するためにサインオン(signs-
on)する場合、例えば、クライアントステーションにい
るユーザが電話をかける場合、1つまたは複数の追加の
専用CBRスロット、例えばフレーム3内のスロット4
06−3および後続のフレームがCBR領域に追加され
る。コール設定によって追加されるスロットの数は、サ
ービス要件によって決まる。同様に、クライアントステ
ーションがもう同期サービスを使用する必要がない場
合、そのクライアントステーションの専用スロットは、
後続のフレームのCBR領域から除去される。
【0048】同期サービスを提供したり、停止するため
にCBRスロットを追加したり、除去するプロセスを図
6のフローチャートに示す。ステップ501において、
マスタステーションは、ABRパケットおよびCBRパ
ケットを処理している。ステップ502において、マス
タステーション15は、ABRパケットがCBRコール
の設定の要求を含んでいるのか、または解除の要求を含
んでいるのかを判定する。ABRパケットがそのような
パケットでない場合、ステップ501において、マスタ
ステーションは、引き続き追加のパケットを処理する。
ABRパケットがそのようなパケットであるならば、ス
テップ503において、マスタステーション15がCB
Rコールを終了する要求に遭遇した場合、マスタステー
ション15は、ステップ505において、分解されてい
るコールに充てられた全てのCBRスロットを除去する
ことによってCBR領域を減らしはじめ、ステップ50
7において、ABR領域を同じ数のスロットだけ増やし
はじめる。ステップ509において、マスタステーショ
ンがクライアントステーションからCBRコールを追加
する要求に遭遇した場合、マスタステーション15は、
ステップ511において、ABR領域をコールが必要と
するスロットの数だけ減らし、ステップ513におい
て、CBR領域を同じ量だけ増やす。次いで、ステップ
515において、CBR領域内の追加されたスロットを
要求側のクライアントステーションに割り当てる。
【0049】マスタステーション15は、同期コールの
期間中に同期トラヒックを有するステーションにCBR
サブチャネルを割り当てる。サブチャネルは、連続する
フレームのCBR領域内の繰り返されるn個のスロッ
ト、例えば(n=1の場合)、スロット403−1、4
03−2、403−3またはスロット405−1、40
5−2、405−3である。CBRサブチャネルによれ
ば、ステーションが、連続する送信間で保証された平均
遅延Taverageおよび保証された最大遅延Tmaxを有する
ネットワーク帯域に周期的にアクセスすることができ
る。Taverageの長さは非常に短い(例えば、1ミリ秒
以下)であるが、Tmax−Taverageは、単一のステーシ
ョンが単一の予約要求の後で送信することができる最長
非同期(ABR)バーストに等しい。例えば、全ての競
合するステーションが各予約要求内のただ1つのイーサ
ーネットライクのパケット用にABRスロットを予約す
ることができると仮定する。この制限は、単一のステー
ションが単一の予約要求の後で送信することができる最
長非同期バーストが、最長イーサーネットパケットのサ
イズ、すなわち1518バイトに等しいことを意味す
る。そのようなパケットは、48バイトスロットネット
ワークの32スロット内で送信される。データチャネル
内の送信レートが3Mビット/秒である場合、最大非同
期フレーム持続時間は32*48*8/(3*106)
=4ミリ秒である。したがって、この例では、Tmax
average+4ミリ秒が成り立つ。図7のフローチャー
トと図5、図8、および図9の例とともに以下で論じる
予約要求を処理する本発明の方法は、この結果がどのよ
うにして達成されるかを示す。
【0050】ABR領域内およびCBR領域内のスロッ
トのデフォルト数は、各トラヒッククラスごとに割り当
てる必要のある帯域幅の割合によって決まる。(デフォ
ルトとして)平均、各フレームは、τCCBRスロット
およびτAABRスロットを有する。したがって、T
average=τC+τAが成り立ち、スロット、データチャ
ネル帯域幅のτC/(τC+τA)の一部はCBRトラヒ
ックに割り当てられ、帯域幅の残りのτA/(τC
τA)はABRトラヒックに割り当てられる。マスタス
テーション15は、CBRコールの新しい設定要求を受
容するために(τCを増すことによって)、またCBR
コールの分解要求を受容するために(τCを減らすこと
によって)時々τCおよびτAの値を調整するか、あるい
はマスタステーション15は、Taverageを変更するた
めに(例えば、τCおよびτAを同じファクタだけ減らす
ことによって)各トラヒッククラスごとに割り当てられ
た帯域幅の割合に影響を及ぼすことなくCBRチャネル
への連続アクセス間の平均遅延を減らす。
【0051】図5、図8、および図9の例では、τA
初期値は30スロットであり、τAの初期値は2スロッ
トである。言い換えれば、各フレームは、平均して、3
0スロットのABR領域、および2スロットのCBR領
域を有する。もちろん、これらの値は、説明のために任
意に選択したものであり、用途によってはまったく異な
ることがある。
【0052】図7は、本発明による予約要求を処理する
方法およびマスタステーション15のフローチャートで
ある。ステップ601(図6のステップ501と同じ)
において、マスタステーション15は、ABRスロット
およびCBRスロットを処理する。図5に戻ると、エレ
メント411には、フレーム1のABR領域407−1
(エレメント401)の詳細な図が示されている。AB
R領域407内の各スロットには、その状態が示されて
いる。スロットは、「a」で示されている場合、競合ス
ロットとして使用でき、クライアントステーション指
示、例えば「s1」で示されている場合、スロットは、
指示されたクライアントステーション用に予約される。
図5の例では、スロット0(413)内で、ステーショ
ンs1は6スロットの予約を要求し、スロット1(41
5)内で、ステーションs2は7スロットの予約を要求
する。
【0053】受信したパケットが予約でない場合、マス
タステーション15は、ステップ605において、パケ
ットの受信の成功を確認し、ステップ501において、
ABRスロットおよびCBRスロットの処理に戻る。
【0054】パケットがABRスロットの予約の要求で
ある場合、次の3つの状況のうちの1つが生じる。
(1)予約が現フレームのABR領域内でその領域を拡
大することなく処理できる。(2)予約がABR領域を
現フレーム内で拡大することによって処理できる。
(3)予約が現フレーム内で処理できない。
【0055】したがって、マスタステーション15が、
ステップ607において、予約が現フレーム内でABR
領域を拡大することなく処理できるかどうかを判定す
る。この判定は、少なくとも予約を受容するために必要
なスロットと同数の未予約のスロットがABR領域40
7内に残っているかどうかによって決まる。このように
しても予約を受容することができる場合、マスタステー
ション15は、ステップ609において、ABR領域の
調整に関してそれ以上処理を行うことなしに、要求側の
クライアントステーション13に予約の確認を送る。図
5の例では、s1の予約は、フレーム1のスロット0内
で行われる。この時点において、フレーム1のABR領
域内の全てのスロットは使用可能である。伝搬遅延を考
慮するために、マスタステーションは、いくつかのスロ
ットΔの後、すなわち予約が送信されたスロットの後ま
で(図5の例、および後続の例では、Δ=3)、s1が
確認を受信することを保証されないことを知る。Δ=3
であるので、スロット4から9まではs1用に予約され
る。マスタステーション15は、制御チャネル上で、そ
のABRバーストをスロット4内で送信し始めるように
s1に指示する確認メッセージを送る。スロット2(エ
レメント415)内で、s2は、7個の予約済みスロッ
トを要求する。スロット4から9まで(エレメント41
7)がすでにs1に割り当てられているので、マスタス
テーション15は、スロット10から16まで(エレメ
ント419)をs2用に予約し、スロット10内でその
ABRバーストを開始するようにs2に指示する。
【0056】図8は、予約パケットを受容するためにA
BR領域を拡大する方法の例を示す上流チャネル11の
時間領域の図である。ステップ607において、マスタ
ステーション15が予約を現フレーム内で処理すること
ができないと判定した場合、マスタステーション15
は、ステップ611において、予約要求を受容するため
にABR領域をどのくらい拡大する必要があるかを判定
する。
【0057】図8の例では、スロット22(エレメント
711)内で、クライアントステーションs1は14ス
ロットを要求する。各フレームごとのABR領域707
のデフォルトサイズτAは(図5の例の場合と同様に)
30スロットであるので、クライアントフレーム(フレ
ーム1、エレメント701)は、ABR領域707−1
を拡大しなければ予約を受容することができない。スロ
ット22内の要求は、Δ個のスロットが経過するまで
(これらの例では、Δ=3)確認できず、したがってs
1が通信を開始することができる第1のスロットはスロ
ット26である。しかしながら、τAは30であるの
で、4つのスロットしか残っていない。したがって、ス
テップ611において、現フレームのABR領域を、予
約長さρとΔ個以下の計画したABR領域の残りのスロ
ットρ’との差だけ拡大しなければならない。図8の例
では、スロット22以上の計画したABR領域内に残っ
ている(予約が行われた)スロットの数は7個である。
Δ個を取り除くと、4個のスロットが残る。したがっ
て、ρ’は4に等しい(ρ’=4)。予約の量(ρ)は
14個である。拡大の量ρ−ρ’は10である(ρ−
ρ’=14−4=10)。したがって、図8の例では、
フレーム1(エレメント701)のABR領域は40に
拡大される。
【0058】予約が拡大によって処理されたかまたは拡
大なしに処理されたかに関わらず、ステップ609にお
いて、予約要求は確認される。したがって、ステップ6
13において、フレームを拡大した後、ステップ609
において、要求を行ったクライアントステーションに要
求パケットの確認が送信される。確認は、ABR送信バ
ーストをいつ開始すべきかというクライアントステーシ
ョン13への指示を含む。
【0059】フレームのCBR領域がスケジュールされ
た場合、すなわちCBR領域の拡大および対応する据置
きをもたらし得る使用可能な競合スロットがABR領域
内にすでにない場合、マスタステーション15は、スロ
ットに割り当てられた各クライアントステーション13
に、下流制御チャネル上の短い制御パケット内で、その
クライアントステーション13がいつそのCBRデータ
を送信することができるかを示すメッセージを送信す
る。
【0060】ステップ613において、フレームのAB
R領域が拡大された場合、平均フレーム長さは、拡大さ
れているフレーム以外のフレームを縮小することによっ
て一定に保たれる。マスタステーション15は、レジス
タc内で所要の縮小の量を追跡する。したがって、ステ
ップ613において、マスタステーション15はまた、
拡大の量をcの値に加える。
【0061】拡大の量は、後続のフレームのABR領域
を縮小することによって保証される。したがって、マス
タステーション15は、後続のフレームをさらに縮小す
る必要があるかどうかを判定するために検査する。すな
わち、マスタステーション15は、ステップ615にお
いて、cの値が0よりも大きいかどうかを判定する。
【0062】さらに縮小する必要がある場合、ステップ
617において、iによって指示されたフレーム(最初
に現フレーム+1)を縮小する。図8の例について考え
る。上述のように、スロット22内のステーションs1
からの予約要求を受容するために、フレーム1(エレメ
ント701−1)を10スロットだけ拡大する。したが
って、フレームのCBR部分は据え置かれる。次に、第
2のフレーム701−2のABR領域について考える。
前のフレーム701−1内の10スロットの「オーバド
ラフト」を保証するために、マスタステーション15
は、第2のフレームのABR領域707−2を20スロ
ット(30から10)に減らす。この縮小されたABR
領域707−2の後、2つのCBRスロット703−2
および705−2をスケジュールする。
【0063】さらに、ステップ617において、cの値
をフレームを縮小した量だけ減らす。図8の例の場合、
フレーム1の拡大がフレーム2の縮小に等しいので、さ
らに縮小する必要はない。
【0064】図9について考える。第1のフレーム内の
ABRセルの内容は、図8の例の場合と同様である。す
なわち、第1のフレーム内のABR領域を拡大した後、
第2のフレーム内のABR領域807−2の計画したサ
イズは20スロットになる。図9に、スロット15内で
始まるこれらのスロットの内容を示す。スロット15内
で、ステーションs1は、41スロットを予約する。マ
スタステーション15は、スロット19(15+Δ+
1)内で送信を開始するようにステーションs1をスケ
ジュールすることができる。したがって、この予約を受
容するために、ABR領域807−2の長さを60まで
拡大しなければならない。これにより、ABRチャネル
の全オーバドラフトが40スロットになる。このオーバ
ドラフトはABR領域τAのデフォルトサイズ(30)
よりも大きいので、第3のフレームはABRスロットを
有しない。第3のフレーム801−3のABR領域全体
を除去することにより、同期トラヒックの最大遅延が限
定される。第3のフレーム801−3のABR部分をス
キップすることによって、ABRオーバドラフトは、4
0スロットからわずか10スロットまで減る。したがっ
て、ステップ615でさらに縮小する必要がある。した
がって、次のフレームのABR領域の計画された長さは
20スロット(30−10=20)になる。実際の長さ
は本当に20以上になるかどうかは、その次のフレーム
の競合スロット内でクライアントステーション13によ
って行われる予約要求のパターンによって決まる。
【0065】上述のように、状況によっては、現フレー
ムは、ABR領域を拡大してもしなくても予約要求を処
理することができないことがある。図5および図8の2
つの例は、任意のフレーム内で、フレームの端部かまた
は予約済みスロットの最後のバーストの前に配置された
Δ個の「センシィティブ」競合スロットが存在すること
を示す。「センシィティブスロット」中の予約要求は、
現フレーム内で受容することができない。
【0066】「センシィティブスロット」がフレームの
端部に配置されている状況を図5に示す。Δ=3スロッ
トであるので、マスタステーションは、スロット26が
スケジュールされたときにスロット30の状況を判定す
る。未決定の予約が存在しないので、マスタステーショ
ンは、スロット29がABR領域の最後のスロットであ
り、次のスロット30は、元のスケジュールに従って第
1のCBRスロット403のオーナーであるステーショ
ンs1に割り当てられると判定する。マスタステーショ
ンは、s1がその同期データをスロット30内で送信で
きることをs1に告知する(競合スロット通信パケット
の確認と同じ)メッセージを制御チャネル上で送信す
る。さらに、マスタステーション15は、スロット30
が予約されたことを全てのレギュレータステーションに
告知する(前のメッセージに組み込むことができる)メ
ッセージを制御チャネル上で送る(マスタステーション
15は、スロットがABR領域内にあるかまたはCBR
領域内にあるかに関わらず、全ての予約済みスロットに
関するそのようなメッセージを送る)。sjに割り振ら
れたスロット31についても、同じ手順がマスタステー
ションによって行われる。したがって、このフレームの
ABR部分の最後のΔスロット内でステーションによっ
て行われた予約は、現フレームのABR部分内で受容す
ることができない。
【0067】前の例に示すように、ABR領域が計画し
たサイズよりも拡大されない場合、その最後のΔ個のス
ロットは「センシィティブスロット」である。ABR領
域が拡大された場合、その「センシィティブスロット」
は、最後の予約要求の後のΔ個のスロットである。この
状況を図8に示す。第1のフレーム701−1内で、ス
ロット22〜25は、競合のために使用できる。ステー
ションs1は、スロット22内で予約に成功する。この
予約のために、上述のように、マスタステーション15
は、ABR領域の長さを延長する必要がある。マスタス
テーションが一回の予約要求のために行う必要がある最
大延長は、最大サイズの非同期フレームの(スロット内
の)サイズLに等しい。しかしながら、より多くの予約
がスロット23〜25内で受け入れられた場合、ABR
領域の長さをそれに応じて延長しなければならない。最
悪の場合、この拡大によりマスタステーションがフレー
ムのABR領域をΔ・L個のスロットだけ拡大し、T
maxは、L個のみのスロットではなく、Δ・L個のスロ
ットだけTaverageよりも大きくなる。このようにTm ax
を(Δ−1)・Lスロットだけ増加することが、CBR
コールのサービス(QOS)の品質に好ましくない影響
を及ぼす場合、最後の予約の後のΔ個のスロットも「セ
ンシィティブスロット」と見なされる。
【0068】「センシィティブスロット」内で受容さ
れ、したがって現フレーム内で受容することができない
予約要求を処理する方法は3つある。図10は、これら
3つの方法を示すフローチャートである。
【0069】ステップ901において、予約を現フレー
ム内で処理することができる場合、ステップ903にお
いて(必要ならば)予約を拡大し、ステップ904にお
いて、(図7のステップ609以降に示すように)確認
し、縮小する。
【0070】ステップ901において、予約を現フレー
ム内で処理することができない場合、ステップ902に
おいて、そのような予約を処理する3つの手法の1つを
選択する。この選択は、システムごとに、例えば、代表
的なパケットサイズおよび伝搬遅延に応じて行われる。
【0071】第1の方法、すなわちステップ905で
は、予約要求を単に無視する。予約要求が無視された場
合、要求を行ったクライアントステーション13は、そ
れが確認を受信できなかった場合に自動的に要求を後続
のフレーム内で再送する。この解決策の利点は、マスタ
ステーション15が容易にそれを実施することができる
ことである。欠点は、ABR帯域幅のp・Δ/τAの損
失がもたらされることである。上式で、pは、使用可能
(競合)スロットがいくつかのクライアントステーショ
ン13の予約メッセージを含んでいる確率である。この
確率pは、1−[競合スロット内で予約メッセージを送
信するステーションが存在しない確率]−[2つ以上の
ステーションが同じスロット内で予約メッセージを送信
する確率]に等しい(この場合、衝突が起こり、マスタ
ステーションによって受信される予約はない)。pの値
は、競合アルゴリズム(例えば、ALOHAまたはツリ
ーアルゴリズム)によって異なる。pの値は、理論的に
は0.48によって決定され、実際には0.3によって
決定される。
【0072】問題を処理すると同時に、ABR帯域幅の
損失を減らす第2の手法、すなわちステップ909〜9
13では、ステップ909において、Δセンシィティブ
スロット中にだだ1つの予約を受け入れ、センシィティ
ブスロット中に他の予約要求を無視する。ステップ91
1において、そのABR領域が空でない次のフレーム内
で予約要求を処理する(図9において、第3のフレーム
のABR領域が空であることを想起されたい)。ステッ
プ913において、必要ならば、そのフレームのABR
領域を拡大し、後続のフレームを縮小する。p・Δの値
が1程度である場合、Δ個の「センシィティブ」スロッ
ト中に2つ以上の予約が成功したことによる帯域幅の予
想される損失はごくわずか、すなわちmax(p・Δ−
1、0)/τAである。
【0073】max(p・Δ−1、0)/τAが大きい
場合、マスタステーション15は、ABR帯域幅の大幅
な損失を回避するために、Δ個のセンシィティブスロッ
トのシーケンス中に複数の予約を受容しなければならな
い。この結果は、第3の手順(ステップ917〜92
3)によって達成される。
【0074】ルックアヘッド手順によって、マスタステ
ーション15は、ステップ917において、予約要求を
処理することができる後続のフレームを見つける。複数
の後続フレーム内に予約を受容するためにルックアヘッ
ド計算を実施する場合、同期コールを設定または分解し
たときにフレーム構造(すなわちτAおよびτC)が変化
しやすいことを考慮すべきである。したがって、ルック
アヘッド手法を使用する場合、マスタステーション15
は、2部確認を行うことができる。第1の部分は、ステ
ップ919において、予約の受取りが成功したことを競
合するクライアントステーション13に知らせる(予約
の受取りが失敗した場合、ステーションは、予約が他の
予約と衝突したものと考え、したがってしばらくしてか
ら衝突解決アルゴリズムに従って再び予約を再送信す
る)。後続のスロット内で送信された確認の第2の部分
は、ステップ921において、正確なポインタを有する
割り振りメッセージをABRスロットの割り振られたバ
ーストに送る。ステップ923において、上述のよう
に、予約を受容しているフレームのABR領域を(必要
ならば)拡大し、後続のフレームを縮小する。正規の1
部確認を使用する場合、残っているABR予約を処理す
るまで、後続CBRコールの受諾を遅らせなければなら
ない。
【0075】上述のように、本発明の新規の予約割り振
り方法は、マスタステーション15によってのみに実行
できる。クライアントステーション13は、各フレーム
の長さおよび共用チャネル11がいつABRモードから
CBRモードへ「スイッチ」したかについて知らなくて
もよい。同期データのみを受容する場合と同様に、マス
タステーション15は、Δ個(またはそれ以上)のスロ
ットについて、データチャネル上の各スロットがスケジ
ュールされる前に、そのスロットが競合に使用できるの
かまたはそのスロットが(ABR用またはCBR用に)
予約されているのかをクライアントステーションに知ら
せる必要がある。マスタステーション15は各同期割り
振りまたは非同期割り振りごとに割り振りメッセージを
送る必要がある。同期割り振りと非同期割り振りの唯一
の差異は、同期割り振りの場合、コール設定プロトコル
中、ただ1つの予約メッセージがコール持続時間の間マ
スタステーションによって受け取られ、一方、非同期割
り振りの場合、別個の予約が各割り振りの前にデータチ
ャネル内の競合スロット上で受け取られることである。
【0076】多数の修正および変更を本発明に加えるこ
とができることを当業者なら理解できるように、本発明
を図示および説明した厳密な構成および動作に限定する
ことは望ましくない。したがって、全ての適切な修正お
よび同等物は、本発明の範囲内に入るものとする。
【0077】以下に本発明の実施の形態を要約する。 1. マスタステーションと、複数のクライアントステ
ーションと、前記マスタステーションを前記クライアン
トステーションに接続し、非同期使用可能ビットレート
(ABR)データおよび同期固定ビットレート(CB
R)データを前記クライアントステーションから前記マ
スタステーションへ送信するための通信チャネルを有
し、第2の通信チャネルが時間領域を有する共用通信媒
体とを含み、前記マスタステーションが、前記時間領域
を複数の一定の時間間隔スロットに分割し、連続するス
ロットをフレームにグループ化し、フレーム内の前記ス
ロットを各フレーム内のABRデータ用のスロットの第
1の領域およびCBRデータ用のスロットの第2の領域
に区分し、各スロットを競合スロットまたは予約済みス
ロットに指定するように動作でき、前記クライアントス
テーションがそれぞれ、あるクライアントステーション
がABRデータを送信する必要がある場合に、前記クラ
イアントステーションは、前記クライアントステーショ
ンが必要とする予約済みスロットの数ρを示す長さフィ
ールドを含む予約要求を1つの競合スロット内で送信す
るように動作でき、任意の特定の時点において、現フレ
ーム、および前記現フレームのABR領域内に残ってい
るρ’個の使用可能スロットが存在し、前記マスタステ
ーションがさらに、予約要求に応答して、前記予約を前
記現フレーム内で処理することができないならば、前記
予約を受容するためにどのくらいのABR領域拡大が必
要であるかを前記マスタステーションが判定し、前記現
フレームがその拡大を処理することができるならば、前
記現フレームの前記ABR領域を前記マスタステーショ
ンが拡大し、後続のフレームのABR領域を前記現フレ
ームが拡大されたのと同じ量だけ縮小するように動作で
きる通信システム。
【0078】2. 前記マスタステーションがさらに、
予約パケットを受容するためにABR領域拡大が必要で
あり、かつ前記現フレームが前記拡大を処理することが
できないならば、所要の前記ABR領域拡大を処理する
ことができる後続フレームを見つけ、他の後続フレーム
のABR領域を前記所要のABR領域拡大に等しい量だ
け縮小するように動作できる上記1に記載の通信システ
ム。
【0079】3. 前記マスタステーションがさらに、
所要のABR領域縮小が少なくとも後続のスロットのA
BR領域全体と同じ大きさであるならば、前記後続のス
ロットのABR領域全体を除去するように動作できる上
記1に記載の通信システム。
【0080】4. 前記マスタステーションがさらに、
予約パケットを受容するためにABR領域拡大が必要で
あり、かつ前記現フレームが前記拡大を処理することが
できないならば、前記予約要求を無視するように動作で
き、各クライアントステーションは、前記マスタステー
ションが前記予約要求を無視したならば、後続のフレー
ムの競合スロット内で前記予約要求を再送信する上記1
に記載の通信システム。
【0081】5. 各フレームごとに、ABR領域を有
する次のフレームが存在し、前記マスタステーションが
前記現フレームの前記ABR領域を拡大する必要がある
予約要求を前記マスタステーションが受け取ったが、前
記現フレームが前記拡大を処理することができないなら
ば、前記マスタステーションが、前記予約用のABR領
域を有する前記次のフレーム内でスロットを割り振り、
前記マスタステーションが同じフレーム内で追加の予約
要求を受け取ったならば、前記マスタステーションが前
記追加の予約要求を無視する上記1に記載の通信システ
ム。
【0082】6. 各フレームごとに、ABR領域を有
する後続フレームが存在し、前記マスタステーションが
前記現フレームの前記ABR領域を拡大する必要がある
予約要求を前記マスタステーションが受け取ったが、前
記現フレームが前記拡大を処理することができないなら
ば、前記予約用の開始アドレスを前記クライアントステ
ーションに与えることなしに前記マスタステーションが
前記予約要求を確認し、その後、後続のフレーム内で前
記予約用の開始アドレスを示すメッセージを前記クライ
アントステーションに送る上記1に記載の通信システ
ム。
【0083】7. 任意の時点について現フレームが存
在する時間領域をフレームに分割するステップと、各フ
レームをスロットに分割するステップと、各フレーム
を、第1のデータタイプのスロット用の第1の領域およ
び第2のデータタイプのスロット用の第2の領域に分割
するステップと、長さρの前記第1のデータタイプのス
ロットのブロックの予約に応答して、前記現フレームが
前記第1の領域のサイズを変更することなく前記予約を
受容することができるかどうかを判定するステップと、
前記現フレームが前記予約を受容することができないな
らば、前記予約を受容するためにフレームの前記第1の
領域を拡大するステップと、他のフレームの前記第1の
領域を前記拡大に等しい量だけ縮小するステップとを含
む複数のステーション間で共用される時間領域を有する
チャネルの時分割多重化を達成するようにコンピュータ
を動作させる通信方法。
【0084】8. 現スロット内で専用スロットを予約
する要求を受け取るステップをさらに含み、前記現フレ
ームが前記予約を受容することができるかどうかを判定
する前記ステップが、前記現スロットおよび伝搬遅延の
後で前記現フレームの前記ABR領域内に残っている未
予約のスロットの数と長さρとを比較するステップを含
む上記7に記載の通信方法。
【0085】9. 前記第1の領域内の各スロットが予
約済みスロットまたは競合スロットに指定され、それに
よりフレームが予約パターンを有するようなり、前記縮
小ステップが、(a) 後続フレームの前記予約パター
ンが前記後続フレームの前記第1の領域を縮小すること
を許すかどうかを判定するステップと、(b) 前記後
続フレームの前記第1の領域を前記予約パターンが許す
量だけ縮小するステップと、他の後続フレームについ
て、累積縮小が前記拡大に等しくなるまで前記判定ステ
ップ(a)および前記縮小ステップ(b)を繰り返すス
テップとを含む上記7に記載の通信方法。
【0086】10. 前記後続フレームの前記所要の縮
小が前記後続フレームの前記第1の領域よりも大きいな
らば、前記後続のフレームの前記第1の領域全体を除去
する上記9に記載の通信方法。
【0087】11. 前記第1のデータタイプがABR
データである上記7に記載の通信方法。
【0088】12. 前記第2のデータタイプがCBR
データである上記7に記載の通信方法。
【0089】13. 拡大すべき前記フレームが前記現
フレームである上記7に記載の通信方法。
【0090】14. 前記第2のデータタイプのデータ
を送信するために必要な帯域幅の変化に応じて、所要の
帯域幅の変化を受容するために前記第2の領域のサイズ
を変更するステップをさらに含む上記7に記載の通信方
法。
【0091】15. 他のコンピュータにメッセージを
送り、他のコンピュータからメッセージを受信し、前記
コンピュータがメッセージを受信するチャネルの時間領
域を、それぞれ第1のタイプのデータ用の第1の領域お
よび第2のタイプのデータ用の第2の領域を有するフレ
ームに区分し、前記第1のデータタイプのスロット内で
送信すべきデータパケットについての前記他のコンピュ
ータからの予約要求を受け入れ、前記予約要求がフレー
ム内で受け取られ、かつ前記フレーム内の第1のデータ
タイプのデータ用の前記領域を拡大することなしに前記
予約要求を受容することができるならば、 前記予約要
求を行ったコンピュータがいつ送信を開始すべきかを示
す指示によって前記予約要求を確認し、前記フレーム内
の第1のデータタイプのデータ用の前記領域を拡大する
ことなしに前記予約要求を受容することができず、かつ
第1のデータタイプのデータ用の前記領域を拡大するこ
とができるならば、前記フレーム内の第1のデータタイ
プのデータ用の前記領域を拡大し、後続のフレームを拡
大と同じ量だけ縮小するようにコンピュータに指示する
命令を含めて、コンピュータ実行可能命令から成るコン
ピュータ読取り可能記憶媒体。
【0092】16. 前記予約要求が前記フレーム内の
第1のデータタイプのデータ用の領域の拡大を必要と
し、かつ第1のデータタイプのデータ用の前記領域を拡
大することができないならば、前記予約要求を無視する
ように前記コンピュータに指示する命令をさらに含む上
記15に記載のコンピュータ読取り可能記憶媒体。
【0093】17. メッセージを送る命令が、予約要
求の確認を送る命令を含み、かつ前記確認が、要求側の
コンピュータに送信をいつ開始すべきかを示す指示を含
む上記15に記載のコンピュータ読取り可能記憶媒体。
【0094】18. 縮小が必要であり、かつ前記縮小
が少なくとも後続のフレームの第1のデータタイプのデ
ータ用の前記領域全体と同じ大きさであるならば、前記
後続のフレームから第1のデータタイプのデータ用の前
記領域全体を除去するように前記コンピュータに指示す
る命令をさらに含む上記15に記載のコンピュータ読取
り可能記憶媒体。
【0095】
【発明の効果】上述のように、本願では、本発明につい
て、SCS101がマスタステーション15の働きをす
る共用ケーブル通信システムに関して説明した。本発明
によるABRトラヒックおよびCBRトラヒックのスケ
ジューリングは、他の共用チャネル通信システムにも等
しく適用できる。そのようなシステムの例としては、衛
星が多数の地上基地クライアントステーションと通信す
る衛星通信システムがある。送信チャネル、例えば1つ
の周波数帯域がクライアントステーション間で共用さ
れ、衛星がマスタステーションの働きをする。同様に、
セル電話システムでは、セル内の多数の移動電話ユーザ
が共用チャネル上のセルノードと通信することができ
る。セルノードがマスタステーションの働きをし、様々
な移動電話がクライアントステーションの働きをする。
他の例としては、宅内機器が共用チャネル上でハブトラ
ンシーバと通信するローカル分岐配布サービス(LMD
S)システム、および他の無線通信システムがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】共用チャネルを介して複数のクライアントステ
ーションと通信するマスタステーションを有する通信シ
ステムを示す概念図である。
【図2】本発明に従って、ケーブル上の共用チャネルを
介して、ヘッドエンドに配置された信号変換システム
(SCS)と、サブスクライバ位置に配置されたクライ
アントステーションとの間でデータ通信を実施するよう
になされたケーブルテレビシステムを示す図である。
【図3】本発明による信号変換システム(SCS)を示
す概略図である。
【図4】図1のケーブルテレビシステムに従って使用さ
れるケーブルモデムを示すハイレベル概略図である。
【図5】共用上流チャネル上のスロットの使用可能度状
態の第1の例示を示す図である。
【図6】共用チャネル上で同期トラヒック用のサブチャ
ネルの割り振りおよび割り振り解除を行う本発明の方法
を示すフローチャートである。
【図7】異なる長さのABR領域パケットを受容するた
めに共用チャネル上でABR領域の拡大および縮小を行
う本発明の方法を示すフローチャートである。
【図8】共用上流チャネル上のスロットの使用可能度状
態の第2の例示を示す図である。
【図9】共用上流チャネル上のスロットの使用可能度状
態の第3の例示を示す図である。
【図10】予約要求を受容するために現フレームのAB
R領域を拡大することができない状況を処理する異なる
3つの手法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 通信システム 11 共用チャネル 13 クライアントステーション 15 マスタステーション 100 ケーブルテレビシステム 101 信号変換システム(SCS) 103 ヘッドエンド 105 クライアントステーション 107a、107b 光ファイバケーブル 109 ファイバノード 111 同軸ケーブル 113 ケーブルモデム(CM) 115 パーソナルコンピュータ 117 ルータ 119 回路スイッチ 201 ルータインターフェース 203 内部バス 205 送信機 207 多重受信機 209 中央演算処理装置(CPU) 211 ROM 213 RAM 215 二次記憶装置 217 入出力装置 301 制御回路 303 復調器 305 送信機 307 ローカルエリアネットワーク(LAN)トラン
シーバ回路 309 RAM 313 電話機 315 MPEGインターフェース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタステーションと、 複数のクライアントステーションと、 前記マスタステーションを前記クライアントステーショ
    ンに接続し、非同期使用可能ビットレート(ABR)デ
    ータおよび同期固定ビットレート(CBR)データを前
    記クライアントステーションから前記マスタステーショ
    ンへ送信するための通信チャネルを有し、第2の通信チ
    ャネルが時間領域を有する共用通信媒体とを含み、 前記マスタステーションが、 前記時間領域を複数の一定の時間間隔スロットに分割
    し、 連続するスロットをフレームにグループ化し、 フレーム内の前記スロットを各フレーム内のABRデー
    タ用のスロットの第1の領域およびCBRデータ用のス
    ロットの第2の領域に区分し、 各スロットを競合スロットまたは予約済みスロットに指
    定するように動作でき、 前記クライアントステーションがそれぞれ、 あるクライアントステーションがABRデータを送信す
    る必要がある場合に、前記クライアントステーション
    は、前記クライアントステーションが必要とする予約済
    みスロットの数ρを示す長さフィールドを含む予約要求
    を1つの競合スロット内で送信するように動作でき、 任意の特定の時点において、現フレーム、および前記現
    フレームのABR領域内に残っているρ’個の使用可能
    スロットが存在し、前記マスタステーションがさらに、
    予約要求に応答して、 前記予約要求を前記現フレーム内で処理することができ
    ないならば、前記予約要求を受容するためにどのくらい
    のABR領域拡大が必要であるかを前記マスタステーシ
    ョンが判定し、 前記現フレームがその拡大を処理することができるなら
    ば、前記現フレームの前記ABR領域を前記マスタステ
    ーションが拡大し、 後続のフレームのABR領域を前記現フレームが拡大さ
    れたのと同じ量だけ縮小するように動作できる通信シス
    テム。
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