JPH109358A - 操作軸の駆動装置 - Google Patents

操作軸の駆動装置

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JPH109358A
JPH109358A JP16893096A JP16893096A JPH109358A JP H109358 A JPH109358 A JP H109358A JP 16893096 A JP16893096 A JP 16893096A JP 16893096 A JP16893096 A JP 16893096A JP H109358 A JPH109358 A JP H109358A
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利浩 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作を労力が少なく容易に、且つ、装置の破
損の恐れも少なく、操作員に対しても操作上安全に行な
う。 【解決手段】 操作軸39の雄ねじ44に螺合するスリ
ーブ4及びこのスリーブの軸方向41に固定して回転さ
せる回転付与装置5を有する操作軸送り手段3と、操作
軸39を締め付けるチャック部15を有するコレットチ
ャック14及びこのコレットチャックのチャック部15
を油圧によって押圧すると共に回転付与装置5によって
回転される押圧機構22を有する操作軸回転手段13と
を備える。チャック部15は、内側に操作軸の雄ねじ4
4に螺合する雌ねじ16を有し、背面側に円錐状の傾斜
面17を有すると共に操作軸の軸線40に対して放射状
にスリットを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被操作体を操作す
る操作軸の駆動装置及びこれを備えた弁に係り、特に、
弁の開閉操作及び弁座と弁体を摺り合わせるケレップ操
作を行なわせる弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばスラリー(泥漿)ラインで
使用する弁において、操作軸であるステムを軸方向に移
動させる弁の開閉操作及びステムを所定の位置で停止さ
せて弁体であるディスクを回転させ、このディスクと弁
座であるシートとを摺り合わせる、所謂ケレップ操作
は、これら二つの操作を切り替えるロックレバーの解
除、締め付けを人力で繰り返し行なうと共に、開閉用ハ
ンドル又はケレップ用ハンドルの回転を人力で行なって
いた。
【0003】図7は、上記従来技術に係る弁の縦断面図
である。この弁100の弁本体は、三つの部分に分か
れ、弁本体101、102、103を持つ。流体の流入
口は二つで入口104、105、流体の流出口も二つで
出口106、107を有する四方向アングル弁である。
更に、弁100は、一つの摺り合わせ面をもつ弁体10
8を操作するシングル側の操作軸であるステム110
と、二つの摺り合わせ面をもつ弁体109を操作するダ
ブル側の操作軸であるステム111とを有する。
【0004】図8は、図7の弁のシングル側又はダブル
側のハンドル操作部を一部断面で示した要部正面図であ
る。従来の弁の開閉操作及びケレップ操作を人力で操作
する場合について説明する。雌ねじを設けたヨークスリ
ーブ115は、雄ねじを設けたステム110と螺合する
状態で支持されている。ハンドル116は、ヨークスリ
ーブ115にキー117を介して連結されている。弁1
00の開閉操作は、ロックレバー118がステム110
にロックされている場合には、先ずロックレバー118
を緩め、次にハンドル116を回転させることによっ
て、ステム110が軸方向に移動し行なわれる。ケレッ
プ操作は、ロックレバー118を締めてヨークスリーブ
115に固定されているロックナット119に押圧さ
せ、ロックレバー118とロックナット119の摩擦力
によりステム110とヨークスリーブ115を固定さ
せ、ステム110が軸方向に動かないようにする。次
に、ステム110の先端に固定されているハンドル12
0を回転させることによってステム110をその場で回
転させケレップ操作が行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記開
閉操作又はケレップ操作は、この操作を行なうのに非常
に大きな労力を必要とし、且つ、ステム110を移動又
は回転させるためにロックレバー118やハンドル11
6、120等に打撃を加えることがあるので、弁に破損
を与える恐れがあった。
【0006】更に、高温、高圧、強アルカリ性の液体を
扱うラインに使用する弁においては、人力で直に操作す
ることは安全上からも出来るだけ避けることが好まし
い。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、労力が少なく容易に操作出来、且つ、装置の破損
が少なく、人に対しても安全な操作軸の駆動装置及びこ
れを備えた弁を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、被操作体を操作する操作軸の駆動装置に
おいて、前記操作軸の軸方向に該操作軸を送る操作軸送
り手段と、前記操作軸の軸線の周りに該操作軸を回転さ
せる操作軸回転手段とを備えたものである。操作軸の軸
方向に送る操作軸送り手段と、操作軸の軸線の周りに操
作軸を回転させる操作軸回転手段とを備えたものは、操
作軸送り手段によって操作軸の軸方向に操作軸を送るこ
とが出来る。そして、操作軸回転手段により操作軸の軸
線の周りに操作軸を回転させることが出来るので、被操
作体の操作を労力が少なく容易に、且つ、装置の破損が
少なく、人に対しても安全に出来る。
【0009】更に、上記操作軸の駆動装置において、前
記操作軸送り手段は、前記操作軸の側面に形成された雄
ねじに螺合する螺合部材と、該螺合部材を前記操作軸の
軸方向に固定して回転させる回転付与装置とを備えたも
のである。操作軸送り手段が操作軸の雄ねじに螺合する
螺合部材と、この螺合部材を操作軸の軸方向に固定して
回転させる回転付与装置とを備えたものは、上記操作軸
の駆動装置の作用に加え、螺合部材を回転付与装置によ
って回転させることにより、螺合部材の軸方向への移動
が規制されているので、簡単に操作軸を軸方向に移動さ
せることが出来る。
【0010】更に、上記操作軸の駆動装置において、前
記操作軸回転手段は、前記操作軸を抱持する抱持部及び
該抱持部に延設して設けられ押圧されることによって前
記操作軸を締め付ける被押圧部を有する締付部材と、該
締付部材の被押圧部を作動流体の圧力によって押圧する
と共に前記回転付与装置によって回転される押圧機構と
を備えたものである。操作軸回転手段が操作軸を抱持す
る抱持部及び被押圧部を有する締付部材と、この締付部
材の被押圧部を押圧すると共に回転付与装置によって回
転される押圧機構とを備えたものは、上記操作軸の駆動
装置の作用に加え、押圧機構により、締付部材の被押圧
部が押圧され操作軸を締め付けて一体化される。更に、
回転付与装置によって回転を付与されるので、締付部
材、押圧機構、操作軸、螺合部材及び回転付与装置の被
回転部が一体となって回転し、操作軸の回転が行なわれ
る。
【0011】そして、上記操作軸の駆動装置において、
前記被押圧部は、内側に前記操作軸の雄ねじに螺合する
雌ねじを有し、背面側に円錐状の傾斜面を有すると共に
前記操作軸の軸線に対して放射状のスリットを有するも
のである。被押圧部が操作軸の雄ねじに螺合する雌ねじ
と円錐状の傾斜面を有し放射状にスリットを有するもの
は、上記操作軸の駆動装置の作用に加え、被押圧部は、
押圧機構により押圧され、且つ放射状のスリットにより
分割されているので容易に弾性変形して操作軸を締め付
けることが出来る。
【0012】又、同軸状に形成された弁座と、該弁座に
着座させると共に、着座させた状態で回転可能な弁体
と、該弁体に一端側が固定され側面に雄ねじが形成され
た操作軸とを有し、該操作軸を該操作軸の軸方向に送り
又は該操作軸の軸線の周りに回転させることによって流
体の流れの遮断、調節及び前記弁座と弁体の摺り合わせ
の少なくとも一つを行なわせる弁において、前記操作軸
は、上記いずれかに記載の操作軸の駆動装置を備えたも
のである。上記いずれかに記載の操作軸の駆動装置を備
えた弁は、上記いずれかに記載の操作軸の駆動装置の作
用を有する弁であり、弁の開閉操作及びケレップ操作を
労力が少なく容易に、且つ、弁の破損の恐れも少なく、
人に対しても操作上安全に出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る操作軸の駆動
装置及びこれを備えた弁の実施の形態を図面に基づいて
詳細に説明する。本発明に係る操作軸の駆動装置は、例
えばスラリーラインで使用される弁に好適に利用するこ
とが出来、弁の開閉操作及びケレップ操作を必要とする
弁に適するものである。
【0014】図1は、本発明に係る操作軸の駆動装置の
一実施の形態を示す一部省略断面図、図2は、図1の操
作軸の駆動装置の正面図、図3は、図1の操作軸の駆動
装置の左側面図、を各々示す。本実施の形態の操作軸の
駆動装置2は、例えば被操作体である弁体を弁座に対し
て着座させたり、弁座から離反させたりする操作を行な
わせるもので、操作軸39の軸方向41に、この操作軸
39を送る操作軸送り手段3と、操作軸39の軸線40
の周りに操作軸39を回転させる操作軸回転手段13と
を備えている。
【0015】更に、操作軸送り手段3は、操作軸の側面
43に形成された雄ねじ44に螺合する螺合部材である
スリーブ4と、このスリーブ4を操作軸の軸方向41に
固定して回転させる回転付与装置5とを備えている。ス
リーブ4を軸方向41に固定する構造としては、ヨーク
69に取り付けられた二つのベアリング64によってス
リーブ4に設けられた環状部4aを支えることによって
固定される。回転付与装置5は、ヨーク69に植え込ま
れたスタッドボルト及びナット35を介して固定された
油圧モーター11と、油圧モーターのモーター軸12に
嵌合されたピニオン7と、スリーブ4にキー9を介して
固定され、且つピニオン7に噛み合ったギヤー6とを有
する。
【0016】一方、操作軸回転手段13は、操作軸39
の外側から操作軸39を抱持する抱持部21及びこの抱
持部21に延設して設けられ押圧されることによって操
作軸39を締め付ける被押圧部であるチャック部15を
有するコレットチャック(締付部材)14と、このコレ
ットチャック14のチャック部15を作動流体である作
動油の圧力によって押圧すると共に回転付与装置5によ
って回転される押圧機構22とを備える。抱持部21
は、操作軸39を抱持するが、操作軸の雄ねじ44に対
して摺動可能に形成されている。
【0017】ここで、押圧機構22は、ピストン25、
シリンダー23及び作動油を送るためのポートコネクタ
ー67を有する。ピストン25は、筒状の円筒部25a
の一端に延設して鍔状のフランジ部25bを有し、円筒
部25aとフランジ部25bとの境近傍にコレットチャ
ックのチャック部15に形成された傾斜面17(後述)
を押圧する押圧面26が形成されている。更に、ピスト
ン25のフランジ部25bの円筒部側の面には作動油が
送り込まれる環状溝25cが形成されている。シリンダ
ー23は、断面が鉤の手状の環状部材で、供給される作
動油の導入通路である環状溝23a、その作動油を通す
ための通油孔23b、ピン27が挿入されているピン孔
23c、キャップスクリュウー10が螺合しているねじ
孔23dがそれぞれ設けられる。ポートコネクター67
は、固定スリーブ53に固定され、油圧ホースで図示し
ていない公知の油圧ユニットに接続されシリンダーの環
状溝23aに作動油を供給する。
【0018】更に、シリンダー23は、キャップスクリ
ュウー10を介して回転付与装置5によって回転され、
ピストン25は、ピン27をそのフランジ部25bにナ
ット及び平ワッシャー32で固定しており、ピン27を
介してシリンダー23によって回転されると共に、油圧
によって軸方向41に移動可能である。シリンダー23
とピストン25との間に供給される作動油は、Oリング
28、29、30及び二つの回転シール58によって漏
洩が防止されている。この際、ピン27には、シリンダ
ー23とピン27の隙間に作動油が入り込んだ場合に、
作動油を抜くための図示していない逃し流路が設けられ
ている。固定スリーブ53は、ポートコネクター67を
固定すると共に、シリンダー23をベアリング65、6
6を介して固定し、更に、ホルダー54を固定してい
る。又、固定スリーブ53、ホルダー54及びギヤーカ
バー55は、ヨーク69と共に回転せずに固定されてい
るものである。
【0019】図4は、図1〜3の操作軸の駆動装置に使
用されるコレットチャック14の縦断面図、図5は、図
4のコレットチャック14の右側面図、を各々示す。コ
レットチャック14のチャック部15は、内側に操作軸
39の雄ねじ44(図1)に螺合する雌ねじ16を有
し、背面側に円錐状の傾斜面17を有すると共に操作軸
の軸線40に対して適切な数、例えば2〜6個の数に放
射状のスリットにより分割されたもので、本実施の形態
においては三つに分割され、部分チャック部15a、1
5b、15cから形成される。三つの部分チャック部1
5a、15b、15c間のスリット18の基端側には円
形の孔19が、内側には適切な数、例えば4〜12個所
のノッチ20が設けられ、傾斜面17が押圧された際に
チャック部15が操作軸側に弾性変形し易くなってい
る。傾斜面17の軸線40に平行な線とのなす角度は、
コレットチャック14の押圧を解除した後に、コレット
チャックの雌ねじ16と操作軸の雄ねじ44の隙間が基
の状態に戻る必要があるので30゜としている。
【0020】図1において、ピストンの押圧面26及び
コレットチャックの傾斜面17は、耐摩耗性非鉄合金
(ステライト)で形成されている。押圧面26及び傾斜
面17に要求される性能は、 イ)摩擦係数が高く安定していること ロ)耐熱性に優れ摩耗が少ないこと ハ)高い面圧に耐えること ニ)機械的強さが大きいこと ホ)摩擦による振動を発しないこと ヘ)周囲条件に影響を受けず、長時間変質しないこと 等である。
【0021】更に、コレットチャックのチャック部15
を押圧する前(開閉操作時)のコレットチャックの雌ね
じ16と操作軸の雄ねじ44との隙間について、雌ねじ
16谷径と雄ねじ44外径の隙間は0.25mm、雌ね
じ16内径と雄ねじ44谷径の隙間は0.25mmとし
ている。
【0022】以上の構造を有する本実施の形態の操作軸
の駆動装置2は、次のように作用する。即ち、操作軸送
り手段3が操作軸の雄ねじ44に螺合するスリーブ4
と、このスリーブ4を操作軸の軸方向41に固定して回
転させる回転付与装置5とを備えたものは、回転付与装
置5のピニオン7とギャー6によってスリーブ4を回転
させることにより、スリーブ4の軸方向41への移動が
環状部4aによって規制されているので、簡単に操作軸
39を軸方向41に移動させることが出来る。この際、
コレットチャック14は、当然操作軸の雄ねじ44によ
って回転され、軸方向41には移動しない。
【0023】更に、操作軸回転手段13が操作軸39を
抱持する抱持部21及びチャック部15を有するコレッ
トチャック14と、このコレットチャック14のチャッ
ク部15を押圧すると共に回転付与装置5によって回転
される押圧機構22とを備えたものは、ピストン25と
コレットチャック14とが油圧円錐クラッチの機能を果
たし、押圧機構のシリンダー23により、ピストン25
を作動油を供給することにより前進させ、ピストンの押
圧面26によりコレットチャックのチャック部15の傾
斜面17を軸方向41(図1の右方)に押圧する。
【0024】軸方向41に加えられた作動力は、くさび
作用によって傾斜面17を押圧し、チャック部15に半
径方向の分力を与え、チャック部15の部分チャック部
15a、15b、、15cを操作軸39側に弾性変形さ
せてチャック部の雌ねじ16と操作軸の雄ねじ44とを
圧着、一体化させる。次に、回転付与装置5によって回
転を付与されるので、コレットチャック14、押圧機構
22、操作軸39、スリーブ4及び回転付与装置5の被
回転部が一体となって回転し、操作軸の軸線40の周り
に操作軸39を回転させることが出来、被操作体を労力
が少なく容易に、且つ、駆動装置の破損の恐れも少な
く、操作員(人)に対しても操作上安全に操作出来る。
【0025】図6は、上記図1〜5の操作軸の駆動装置
2を備えた弁の一実施の形態を示す破砕断面図である。
本実施の形態の弁1は、従来技術のところで述べた図7
の弁100と同じく、三つの弁本体71、72、73を
持つ。流体の流入口は二つで入口74、75、流体の流
出口も二つで出口76、77を有する四方向アングル弁
である。更に、弁1は、一つの摺り合わせ面をもつ弁体
78を操作するシングル側の操作軸であるステム80
と、二つの摺り合わせ面をもつ弁体79を操作するダブ
ル側の操作軸であるステム81とを有する。
【0026】更に、弁体78は、弁座82に着座させる
と共に、着座させた状態で回転可能である。同様に弁体
79は、弁座83又は弁座84に着座させると共に、着
座させた状態で回転可能である。ステム80は、弁体7
8に一端側85が固定され側面に雄ねじ87が形成され
ている。同様にステム81は、弁体79に一端側86が
固定され側面に雄ねじ88が形成されている。
【0027】以上の構造を有する本実施の形態の弁1
は、先に示した図1〜5の操作軸の駆動装置2を備えた
ものである。従って、操作軸の駆動装置2によってステ
ム80、81をステムの軸方向91、92に送り又はス
テムの軸線89、90の周りに回転させることによって
流体の流れの遮断、調節及び弁座82と弁体78或いは
弁座83と弁体79の摺り合わせを行なわせることが出
来る。
【0028】このような弁1は、先に記載の操作軸の駆
動装置2の作用を有し、弁の開閉操作及びケレップ操作
(摺り合わせ操作)は、公知の油圧ユニットに組み込ま
れた切替弁を操作することにより、油圧モーター及び油
圧シリンダーに作動油を送り、油圧駆動することが出
来、遠隔操作且つ非人力駆動とし、弁の開閉操作及びケ
レップ操作を労力が少なく容易に、且つ、駆動装置の破
損の恐れも少なく、操作員(人)に対して操作上安全に
出来る。
【0029】尚、本発明の操作軸の駆動装置は、弁に限
定されず、シックナー等のレーキの回転とレーキの昇降
を行なう場合、その他の機器に対しても適用することが
出来る。
【0030】
【発明の効果】本発明の操作軸の駆動装置によれば、操
作を労力が少なく容易に、且つ、装置の破損も少なく、
操作員に対しても操作上安全に行なうことが出来る。
【0031】又、本発明の弁によれば、弁の開閉操作及
びケレップ操作を労力が少なく容易に、且つ、弁の破損
も少なく、操作員に対しても操作上安全に行なうことが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る操作軸の駆動装置の一実施の形態
を示す一部省略断面図である。
【図2】図1の操作軸の駆動装置の正面図である。
【図3】図1の操作軸の駆動装置の左側面図である。
【図4】図1〜3の操作軸の駆動装置に使用されるコレ
ットチャックの縦断面図である。
【図5】図4のコレットチャックの右側面図である。
【図6】図1〜5の操作軸の駆動装置を備えた弁の一実
施の形態を示す破砕断面図である。
【図7】従来技術に係る弁の縦断面図である。
【図8】図7の弁のシングル側又はダブル側のハンドル
操作部を一部断面で示した要部正面図である。
【符号の説明】
1 弁 2 操作軸の駆動装置 3 操作軸送り手段 4 スリーブ(螺合部材) 5 回転付与装置 13 操作軸回転手段 14 コレットチャック(締付部材) 15 チャック部(被押圧部) 16 雌ねじ 17 傾斜面 21 抱持部 22 押圧機構 39 操作軸 40、89、90 軸線 41、91、92 軸方向 43 側面 44、87、88 雄ねじ 78、79 弁体(被操作体) 80、81 ステム(操作軸) 82、83、84 弁座 85、86 一端側

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被操作体を操作する操作軸の駆動装置に
    おいて、前記操作軸の軸方向に該操作軸を送る操作軸送
    り手段と、前記操作軸の軸線の周りに該操作軸を回転さ
    せる操作軸回転手段とを備えたものであることを特徴と
    する操作軸の駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記操作軸送り手段
    は、前記操作軸の側面に形成された雄ねじに螺合する螺
    合部材と、該螺合部材を前記操作軸の軸方向に固定して
    回転させる回転付与装置とを備えたものであることを特
    徴とする操作軸の駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記操作軸回転手段
    は、前記操作軸を抱持する抱持部及び該抱持部に延設し
    て設けられ押圧されることによって前記操作軸を締め付
    ける被押圧部を有する締付部材と、該締付部材の被押圧
    部を作動流体の圧力によって押圧すると共に前記回転付
    与装置によって回転される押圧機構とを備えたものであ
    ることを特徴とする操作軸の駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記被押圧部は、内
    側に前記操作軸の雄ねじに螺合する雌ねじを有し、背面
    側に円錐状の傾斜面を有すると共に前記操作軸の軸線に
    対して放射状にスリットを有するものであることを特徴
    とする操作軸の駆動装置。
  5. 【請求項5】 同軸状に形成された弁座と、該弁座に着
    座させると共に、着座させた状態で回転可能な弁体と、
    該弁体に一端側が固定され側面に雄ねじが形成された操
    作軸とを有し、該操作軸を該操作軸の軸方向に送り又は
    該操作軸の軸線の周りに回転させることによって流体の
    流れの遮断、調節及び前記弁座と弁体の摺り合わせの少
    なくとも一つを行なわせる弁において、前記操作軸は、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の操作軸の駆動装置を
    備えたものであることを特徴とする弁。
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JP2009115204A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Fuji Koki Corp 弁装置の製造方法及び弁組立体
CN106499866A (zh) * 2017-01-09 2017-03-15 盐城市大冈石油工具厂有限责任公司 安全泄压装置

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JP2009115204A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Fuji Koki Corp 弁装置の製造方法及び弁組立体
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