JPH1093505A - 波長多重合分波回路 - Google Patents

波長多重合分波回路

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JPH1093505A
JPH1093505A JP8240415A JP24041596A JPH1093505A JP H1093505 A JPH1093505 A JP H1093505A JP 8240415 A JP8240415 A JP 8240415A JP 24041596 A JP24041596 A JP 24041596A JP H1093505 A JPH1093505 A JP H1093505A
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JP
Japan
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optical
optical signal
wavelength
signal input
filter
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JP8240415A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Noguchi
一博 野口
Wataru Kawakami
弥 川上
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一枚光フィルタ構成で充分な反射減衰量を確
保する。 【解決手段】 波長多重光信号入出力コリメータと選択
光信号入出力コリメータとの間に光フィルタ(光バンド
パスフィルタ)を配置し、前記波長多重光信号用コリメ
ータおよび選択光信号用コリメータに3端子光サーキュ
レータを結合する。波長多重光信号用コリメータから出
射し前記光フィルタで反射した波長多重光信号成分を全
反射鏡で全反射させて再び光フィルタ面で反射させて前
記波長多重光信号用コリメータに戻す。光サーキュレー
タの第1のポートに入射する波長多重光信号を第2のポ
ートから出射させ、第2のポートに入射した波長多重光
信号成分を第3のポートに出力する。他の光サーキュレ
ータでは、第1のポートに入射する選択光信号を前記第
2のポートから出射させ、第2のポートに入射した選択
光信号を第3のポートに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長多重光信号か
ら一つの波長の光信号のみを分離するための波長多重合
分波回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、波長多重光信号から1つの波長の
光信号のみを分離する方法、あるいは特定波長の光信号
を波長多重光信号に合波する方法として、光バンドパス
フィルタ(光フィルタ)を用いる方法が知られている。
【0003】図7に、光バンドパスフィルタによって構
成された波長多重合分波回路の構成例を示す。
【0004】図7において、11は誘電多層膜による光
バンドパスフィルタであり、ある特定の波長の選択光信
号のみを透過し、それ以外の波長の光信号をすべて全反
射する特性を待つ。
【0005】12は波長多重光信号をコリメートして出
射する波長多重光信号入力コリメータ、13は波長多重
光信号入力光ファイバである。14は波長多重光信号入
力光ファイバ13の射出光のうち、光バンドパスフィル
タ11によって反射される成分が結合するように設置さ
れた波長多重光信号出力コリメータ、15は波長多重光
信号出力光ファイバである。
【0006】また、16は波長多重光信号入力コリメー
タ12の出射光のうち、光バンドパスフィルタ11を透
過した選択光信号波長成分の光が結合するように設置さ
れた選択光信号出力コリメータ、17は選択光信号出力
光ファイバである。
【0007】また、18は、これから出射する選択波長
の光が、光バンドパスフィルタ11を透過して波長多重
光信号出力コリメータ14に結合するように配置された
選択光信号入力コリメータ、19は選択光信号入力光フ
ァイバである。
【0008】波長多重光信号入力光ファイバ13を介し
て入力される波長多重光信号の内、選択光信号以外の光
信号は、光バンドパスフィルタ11で全反射され、波長
多重光信号出力光ファイバ15を介して出力される。
【0009】一方、前記の選択光信号は、光バンドパス
フィルタ11を透過して、選択光信号出力コリメータ1
6を介して選択光信号出力光ファイバ17から出射す
る。
【0010】他方、選択光信号入力光ファイバ19を介
して入力される選択光信号は光バンドパスフィルタ11
を透過してそのまま波長多重光信号に合波され、波長多
重光信号出力光ファイバ15から出力される。
【0011】すなわち、本構成によって、波長多重光信
号入力光ファイバ13から入射され、波長多重光信号出
力光ファイバ15から出力される波長多重光信号の中の
選択光信号のみが分離されて選択光信号出力光ファイバ
17より出射し、これに代わって、選択光信号入力光フ
ァイバ19より入力された波長多重光信号に合波され
る。
【0012】光サーキュレータを用いることにより、2
つのコリメータで図7の構成と同様の機能を持った波長
多重合分波回路を構成することができる。図8に、光サ
ーキュレータを用いた波長多重合分波回路の構成例を示
す。
【0013】図8において、21は光バンドパスフィル
タである。22は、これから出射し、光バンドパスフィ
ルタ21で反射する光信号成分が再び結合するように配
置された波長多重光信号入出力コリメータ、23は3端
子光サーキュレータ、24,25はそれぞれ波長多重光
信号入力光ファイバ、波長多重光信号出力光ファイバで
ある。26は、波長多重光信号入出力コリメータ22か
ら出射し、光バンドパスフィルタ21を透過する選択光
信号成分が結合するように配置された選択光信号入出力
コリメータ、27は3端子光サーキュレータ、28,2
9はそれぞれ選択光信号入力光ファイバ、選択光信号出
力光ファイバである。
【0014】一般に、光サーキュレータは磁場を加えた
ファラデー素子の非相反性を用い、一つの端子の入力光
と出力光がそれぞれ異なった端子に結合するような構成
となっている。
【0015】波長多重光信号入力光ファイバ24から入
力した光は、光サーキュレータ23によって波長多重光
信号入出力コリメータ22に接続され、ここから出射す
る。一方、波長多重光信号入出力コリメータ22への入
力光は、光サーキュレータ23によって波長多重光信号
出力光ファイバ25に結合され、出力される。同様に、
選択光信号入力光ファイバ28の入力光は選択光信号入
出力コリメータ26から出射し、選択光信号入出力コリ
メータ26への入射光は選択光信号出力光ファイバ29
から出力される。
【0016】したがって、この構成例を用いても、波長
多重光信号入力光ファイバ24から入射され、波長多重
光信号出力光ファイバ25から出力される波長多重光信
号の中の選択光信号のみが分離されて選択光信号出力光
ファイバ29より出射し、これに代わって、選択光信号
入力光ファイバ28より入力された選択光信号が波長多
重光信号に合波される。
【0017】このように、図7および図8の構成例を用
いることにより波長多重合分波回路を構成できる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
の技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0019】前記図7および図8の構成例では、共に光
バンドパスフィルタの1回の反射で選択波長光を、その
他の波長多重光信号成分と分離している。
【0020】一般に、光バンドパスフィルタにおいて、
その透過波長の光信号に対する反射減衰量を20dB以
上に保つのは困難である。このため、分離されるべき選
択波長光の一部が波長多重光信号に残留し、これが、新
たに合波される選択波長光信号に対するノイズとなり、
その信号を劣化させる。
【0021】特に、この場合は両者の光信号の波長が同
一であるため、光の干渉の影響により小さいノイズ光強
度であっても著しい劣化が起きる可能性がある。こうし
た信号劣化を防ぐためには、選択光信号に対する反射減
衰量を30dB以上に保つことが要求される。したがっ
て、光バンドパスフィルタの1回の反射で波長多重光信
号の分離・合波を行う従来の回路では、分離・合波され
る選択光信号に対して著しい劣化が生じる可能性があ
る。
【0022】こうした問題を回避する方法として、全く
同一の光バンドパスフィルタ(光フィルタ)を2枚用意
し、2回反射させることによって反射減衰量を2倍にす
ることが考えられる。
【0023】図9にこの方法に基づく構成例を示す。図
9において、31−1,31−2は同一の反射あるいは
透過特性を持つ光バンドパスフィルタである。32は波
長多重光信号をコリメートして出射する波長多重光信号
入力コリメータ、33は波長多重光信号入力光ファイバ
である。34は波長多重光信号入力光ファイバ33の出
射光のうち、光バンドパスフィルタ31−1および光バ
ンドパスフィルタ31−2によって反射される成分が結
合するように設置された波長多重光信号出力コリメー
タ、35は波長多重光信号出力光ファイバである。
【0024】36は波長多重光信号入力コリメータ32
の出射光のうち、光バンドパスフィルタ31−1を透過
した選択光信号波長成分の光が結合するように設置され
た選択光信号出力コリメータ、37は選択光信号出力光
ファイバである。また、38は、これから出射する選択
波長の光が、光バンドパスフィルタ31−2を透過して
波長多重光信号出力コリメータ34に結合するように配
置された選択光信号入力コリメータ、39は選択光信号
入力光ファイバである。
【0025】波長多重光信号入力光ファイバ33を介し
て入力される波長多重光信号の内、選択光信号以外の光
信号は、光バンドパスフィルタ31−1および光バンド
パスフィルタ31−2で全反射され、波長多重光信号出
力光ファイバ35を介して出力される。
【0026】一方、前記の選択光信号は、光バンドパス
フィルタ31−1を透過し、選択光信号出力コリメータ
36を介して選択光信号出力光ファイバ37から出射す
る。
【0027】他方、選択光信号入力光ファイバ39を介
して入力される選択光信号は、光バンドパスフィルタ3
1−2を透過し、波長多重光信号に合波され、波長多重
光信号出力光ファイバ35から出力される。
【0028】このように、この構成によっても、波長多
重合分波回路を構成することができる。また、波長多重
光信号が2枚の光バンドパスフィルタによって2回反射
されるため、入力される選択光信号に対する反射減衰量
を、1枚の光バンドパスフィルタの場合の2倍にするこ
とができる。
【0029】しかし、この構成では、全く同一の特性を
持った2枚の光バンドパスフィルタを用意し、これらの
反射面の角度を個別に厳重に調整する必要がある。この
ため、1枚の光バンドパスフィルタで構成された波長多
重合分波回路に比べて、その作製に多大な労力を必要と
するという問題点がある。
【0030】本発明の目的は、波長多重光信号から1つ
の波長を分離・合波する波長多重合分波回路において、
1枚の光バンドパスフィルタ(光フィルタ)のみで、著
しい信号劣化を生じさせることなく1つの波長の光信号
の分離・合波を可能にする技術を提供することにある。
【0031】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0033】(1)特定の波長の光のみを透過しその他
の波長の光を全反射する光フィルタと、前記光フィルタ
に波長多重光信号を結合するための波長多重光信号入出
力コリメータと、第2のポートが前記波長多重光信号入
出力コリメータに結合し、第1のポートに入射する波長
多重光信号を前記第2のポートから出射し、前記波長多
重光信号入出力コリメータから前記第2のポートに入射
する光信号を第3のポートから出射する光サーキュレー
タ(3端子光サーキュレータ)と、前記波長多重光信号
入出力コリメータから出射し前記光フィルタを透過する
光信号成分が結合するように設置した選択光信号入出力
コリメータと、第2のポートが前記選択光信号入出力コ
リメータに結合し、第1のポートに入射される選択光信
号を前記第2のポートから出射し、前記選択光信号入出
力コリメータから前記第2のポートに入射する選択光信
号を第3のポートから出射する光サーキュレータ(3端
子光サーキュレータ)と、前記波長多重光信号入出力コ
リメータから出射して前記光フィルタ面で反射した波長
多重光信号成分を全反射し、かつ全反射した前記波長多
重光信号成分が再び前記光フィルタ面で反射して前記波
長多重光信号入出力コリメータに結合するように設置さ
れた波長多重信号光反射手段とを有する構成になってい
る。前記波長多重信号光反射手段は全反射鏡で構成され
ている。
【0034】(2)前記手段(1)の構成において、前
記波長多重信号光反射手段は、前記光フィルタ面で反射
した波長多重光信号成分に結合するように設置された一
次反射光信号入出力コリメータと、前記一次反射光信号
入出力コリメータの出射光を全反射する全反射終端によ
って構成されている。
【0035】(3)前記手段(1)または手段(2)の
構成において、前記光フィルタは、互いに透過波長が異
なる複数の光フィルタ領域を有し、前記光フィルタと各
コリメータとの相対位置を変更する手段を有する構成に
なっている。また、この構成において、前記光フィルタ
がすべての波長の光を反射する全反射領域を有し、前記
全反射領域が前記光フィルタのすべての光フィルタ領域
に隣接する構成になっている。
【0036】(4)前記手段(1)または手段(2)の
構成において、前記光フィルタは、透過波長が入射光の
入射位置に応じて連続的に変化する光フィルタ領域を有
し、前記光フィルタと各コリメータとの相対位置を変更
する手段を有する構成になっている。また、この構成に
おいて、前記光フィルタがすべての波長の光を反射する
全反射領域を有し、前記全反射領域が前記光フィルタ領
域の透過波長の変化範囲内の各波長に対応するすべてに
隣接する構成になっている。
【0037】前記(1)の手段によれば、光フィルタを
用いて波長多重光信号から一つの波長の光信号のみを分
離・合波する際に、一枚の光フィルタの同一部分で光信
号を2回反射する構成になっていることから、分離・合
波される波長の光信号に対して充分な反射減衰量を確保
することができるとともに、二枚の光フィルタを使用す
る場合のような均質な光フィルタの作製および組立調整
が不要となり、製造コストの低減が達成できる。
【0038】前記(2)の手段によれば、一次反射光信
号入出力コリメータと、全反射終端によって前記波長多
重信号光反射手段を構成していることから、前記手段
(1)と同様の効果を奏する。
【0039】前記(3)の手段によれば、光フィルタと
して光フィルタ領域を有し、かつ前記光フィルタ位置を
駆動できる構成になっていることから、選択光信号の波
長を変えることができる。この場合、前記光フィルタ領
域に全反射領域が隣接する構成では、選択光信号の波長
を変える際、前記全反射領域を経由することから、波長
多重光信号の瞬断が防止できる。
【0040】前記(4)の手段によれば、光フィルタと
して波長が連続的に変わる光フィルタ領域を有し、かつ
前記光フィルタ位置を駆動できる構成になっていること
から、所望の波長の選択光信号を選択できる。この場
合、前記光フィルタ領域に全反射領域が隣接する構成で
は、選択光信号の波長を変える際、前記全反射領域を経
由することから、波長多重光信号の瞬断が防止できる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0042】(実施形態1)図1は本発明の実施形態1
である波長多重合分波回路の構成図である。
【0043】本実施形態1の波長多重合分波回路は、波
長多重光信号入出力コリメータ103と選択光信号入出
力コリメータ107との間に光バンドパスフィルタ(光
フィルタ)109を配置した構造になっている。前記光
バンドパスフィルタ109は、誘電多層膜による光バン
ドパスフィルタであり、ある特定の波長の光(選択光信
号)のみを透過し、それ以外の波長の光信号をすべて全
反射する特性を持つ。
【0044】前記波長多重光信号入出力コリメータ10
3は前記光バンドパスフィルタ109に波長多重光信号
を結合する。また、前記選択光信号入出力コリメータ1
07は前記光バンドパスフィルタ109に選択光信号を
結合する。
【0045】前記波長多重光信号入出力コリメータ10
3には3端子構造の光サーキュレータ104が接続さ
れ、前記選択光信号入出力コリメータ107には3端子
構造の光サーキュレータ108が接続されている。
【0046】前記光サーキュレータ104は、第1のポ
ートおよび第3のポートにそれぞれ波長多重光信号入力
光ファイバ101および波長多重光信号出力光ファイバ
102が接続されている。光サーキュレータ104の第
2のポートは前記波長多重光信号入出力コリメータ10
3に結合されている。
【0047】光サーキュレータ104において、前記波
長多重光信号入力光ファイバ101から第1のポートに
入射する波長多重光信号は前記第2のポートから出射
し、前記波長多重光信号入出力コリメータ103から前
記第2のポートに入射する光信号は第3のポートから出
射して波長多重光信号出力光ファイバ102に送り込ま
れる。
【0048】前記選択光信号入出力コリメータ107
は、波長多重光信号入出力コリメータ103から出射し
前記光バンドパスフィルタ109を透過する光信号成分
が結合するように設置されている。
【0049】前記光サーキュレータ108は、第1のポ
ートおよび第3のポートにそれぞれ選択光信号入力光フ
ァイバ105および選択光信号出力光ファイバ106が
接続されている。光サーキュレータ108の第2のポー
トは前記選択光信号入出力コリメータ107に結合され
ている。
【0050】光サーキュレータ108において、前記選
択光信号入力光ファイバ105から第1のポートに入射
される選択光信号は前記第2のポートから出射し、前記
選択光信号入出力コリメータ107から前記第2のポー
トに入射する選択光信号は第3のポートから出射して選
択光信号出力光ファイバ106に送り込まれる。
【0051】一方、前記波長多重光信号入出力コリメー
タ103から出射して前記光バンドパスフィルタ109
の光フィルタ面で反射した波長多重光信号成分を全反射
する全反射鏡110が配設されている。前記全反射鏡1
10は、前記光バンドパスフィルタ109で全反射した
前記波長多重光信号成分が再び前記光フィルタ面で反射
して前記波長多重光信号入出力コリメータ103に結合
するように配設されている。前記全反射鏡110は波長
多重信号光反射手段となる。
【0052】本実施例において、波長多重光信号のう
ち、光バンドパスフィルタ109を透過する波長を有す
る選択光信号は、波長多重光信号入力光ファイバ101
から、光サーキュレータ104および波長多重光信号入
出力コリメータ103を介して光バンドパスフィルタ1
09に入射し、これを透過して選択光信号入出力コリメ
ータ107に結合され、光サーキュレータ108を介し
て、選択光信号出力光ファイバ106から出射する。
【0053】選択光信号入力光ファイバ105から入射
する選択光信号は、光サーキュレータ108,選択光信
号入出力コリメータ107を介して光バンドパスフィル
タ109に入射し、これを透過して波長多重光信号入出
力コリメータ103に結合し、光サーキュレータ104
を介して波長多重光信号出力光ファイバ102から出射
する。
【0054】一方、選択光信号と異なる波長を有する波
長多重光信号入力光ファイバ101から、光サーキュレ
ータ104および波長多重光信号入出力コリメータ10
3を介して光バンドパスフィルタ109に入射し、これ
に反射されて全反射鏡110でもう一度反射され、さら
に光バンドパスフィルタ109でもう一度反射されて、
再び波長多重光信号入出力コリメータ103に結合す
る。この光信号成分は光サーキュレータ104を介して
波長多重光信号出力光ファイバ102から出射する。
【0055】したがって、波長多重光信号入力光ファイ
バ101から入力され、波長多重光信号出力光ファイバ
102から出射する波長多重光信号の中で、選択光信号
のみが分離されて選択光信号出力光ファイバ106から
出射し、選択光信号入力光ファイバ105から入射する
選択光信号が合波されて波長多重光信号出力光ファイバ
102から出射することとなり、本実施形態1の構成が
波長多重合分波回路として機能することが分かる。
【0056】前記の説明から明らかなように、本実施形
態1の構成による波長多重合分波回路では、入射する波
長多重光信号が、同一の光バンドパスフィルタの光フィ
ルタ面で2度反射してから出力される。このため、分離
すべき選択光信号に対する光バンドパスフィルタの反射
減衰量をα(dB)とすると、本構成によって、選択光
信号の反射減衰量を2α(dB)にすることができる。
【0057】したがって、選択光信号に対する光バンド
パスフィルタの反射減衰量が17dBであっても、本構
成によって34dBの減衰量が実現され、著しい信号劣
化を防止することが可能となる。
【0058】また、本構成は1枚の光バンドパスフィル
タの同一の光フィルタ面を反射部として利用しているた
め、全く同一の特性を持った2枚の光バンドパスフィル
タを用いたのと同等の特性を得ることができる。
【0059】また、波長多重合分波回路は一枚の光バン
ドパスフィルタを組み込む構造となっていることから構
造が簡素化され、その製造における組立調整が容易とな
り、製造コストの低減が達成できる。
【0060】(実施形態2)図2は本発明の実施形態2
である波長多重合分波回路の構成図である。本実施形態
2の波長多重合分波回路は、前記前記波長多重信号光反
射手段を、前記光フィルタ面で反射した波長多重光信号
成分に結合するように設置された一次反射光信号入出力
コリメータと、前記一次反射光信号入出力コリメータの
出射光を全反射する全反射終端によって構成したもので
ある。
【0061】本実施形態2の波長多重合分波回路は、波
長多重光信号入出力コリメータ203と選択光信号入出
力コリメータ207との間に誘電多層膜による光バンド
パスフィルタ(光フィルタ)209を配置した構造にな
っている。
【0062】前記波長多重光信号入出力コリメータ20
3は前記光バンドパスフィルタ209に波長多重光信号
を結合し、前記選択光信号入出力コリメータ207は前
記光バンドパスフィルタ209に選択光信号を結合して
いる。
【0063】前記波長多重光信号入出力コリメータ20
3には3端子構造の光サーキュレータ204が接続さ
れ、前記選択光信号入出力コリメータ207には3端子
構造の光サーキュレータ208が接続されている。
【0064】前記光サーキュレータ204は、第1のポ
ートおよび第3のポートにそれぞれ波長多重光信号入力
光ファイバ201および波長多重光信号出力光ファイバ
202が接続されている。光サーキュレータ204の第
2のポートは前記波長多重光信号入出力コリメータ20
3に結合されている。
【0065】光サーキュレータ204において、前記波
長多重光信号入力光ファイバ201から第1のポートに
入射する波長多重光信号は前記第2のポートから出射
し、前記波長多重光信号入出力コリメータ203から前
記第2のポートに入射する光信号は第3のポートから出
射して波長多重光信号出力光ファイバ202に送り込ま
れる。
【0066】前記選択光信号入出力コリメータ207
は、波長多重光信号入出力コリメータ203から出射し
前記光バンドパスフィルタ209を透過する光信号成分
が結合するように設置されている。
【0067】前記光サーキュレータ208は、第1のポ
ートおよび第3のポートにそれぞれ選択光信号入力光フ
ァイバ205および選択光信号出力光ファイバ206が
接続されている。光サーキュレータ208の第2のポー
トは前記選択光信号入出力コリメータ207に結合され
ている。
【0068】光サーキュレータ208において、前記選
択光信号入力光ファイバ205から第1のポートに入射
される選択光信号は前記第2のポートから出射し、前記
選択光信号入出力コリメータ207から前記第2のポー
トに入射する選択光信号は第3のポートから出射して選
択光信号出力光ファイバ206に送り込まれる。
【0069】一方、本実施形態2では、前記波長多重光
信号入出力コリメータ203から出射して前記光バンド
パスフィルタ209の光フィルタ面で反射した波長多重
光信号成分を全反射する波長多重信号光反射手段は、前
記光バンドパスフィルタ209で反射した波長多重光信
号成分を取り込む一次反射光信号入出力コリメータ21
0と、この一次反射光信号入出力コリメータ210から
出射される波長多重光信号成分を取り込み入射光信号を
全反射させて前記一次反射光信号入出力コリメータ21
0に再び送り込む全反射終端211とによって構成され
ている。
【0070】本実施形態2の構成は、前記実施形態1の
構成で用いている全反射鏡110をこれと全く同等な機
能を持った一次反射光信号コリメータ210と全反射終
端211の組み合わせに置き換えたものであり、その他
の部分は第4図の構成と全く同等である。したがって、
本実施形態2の構成も波長多重合分波回路として機能
し、前記実施形態1と同様の効果を奏する。
【0071】前記実施形態1および実施形態2の構成に
おいて、光バンドパスフィルタの透過波長が光バンドパ
スフィルタ(フィルタ)の入射面内の位置によって異な
る場合、フィルタを入射面内で平行移動することによ
り、選択光信号の波長を可変にすることができる。
【0072】(実施形態3)図3は本発明の実施形態3
である波長多重合分波回路において用いる光バンドパス
フィルタとその駆動機構を示す模式図である。
【0073】図3に示すように、光フィルタ300は互
いに透過波長の異なる光バンドパスフィルタを形成する
光フィルタ領域を有している。前記光フィルタ300
は、1軸の光フィルタ駆動機構310に取り付けられた
光フィルタ固定部材320に固定されている。前記光フ
ィルタ駆動機構310は光フィルタ領域301〜308
の境界線に垂直な方向(矢印方向)に光フィルタ300
を駆動する。
【0074】このような駆動機構を用いて入力する波長
多重光信号が照射する領域を移動させることにより、分
離・合波すべき選択光信号を、その領域を透過する光信
号に変更することが可能となる。すなわち、透過する光
が前記光フィルタ領域301〜308によって異なるこ
とになり、前記光フィルタ領域301〜308によって
規定される波長の選択光信号を選択することができる。
【0075】なお、図3において光は紙面の表裏に向か
ってやりとりされる。
【0076】(実施形態4)図4は本発明の実施形態4
である波長多重合分波回路において用いる光バンドパス
フィルタとその駆動機構を示す模式図である。本実施形
態4は前記実施形態3において、光フィルタの光フィル
タ領域を波長が連続的に変化する構造になっている。
【0077】図4に示すように、光フィルタ400は、
位置により透過波長が連続的に変化する光フィルタ領域
401を有する構造になっている。前記光フィルタ40
0は、1軸の光フィルタ駆動機構410に取り付けられ
た光フィルタ固定部材420に固定されている。前記光
フィルタ駆動機構410は光フィルタ領域401の透過
波長が変化する方向(矢印方向)にフィルタを駆動す
る。
【0078】本実施形態4においても、駆動機構を用
い、波長多重光信号の照射領域を移動させることによ
り、選択光信号の波長を連続的に可変することができ
る。これにより、所望の波長の選択光信号を選択するこ
とができる。
【0079】前記実施形態3および実施形態4の構成で
は、元の選択光信号、新たな選択光信号に対応する光フ
ィルタ領域が相互に隣接していない場合、光フィルタの
移動中に、これ以外の波長多重光信号を透過する領域を
通過する。この時、この光信号は波長多重光信号から分
離されてしまい、装置から出力されない状態となる。こ
のため、これらの構成では、装置を通過する波長多重光
信号に瞬断が生じる。以下の実施形態は瞬断を防止する
実施形態である。
【0080】(実施形態5)図5は本発明の実施形態5
である波長多重合分波回路において用いる光バンドパス
フィルタとその駆動機構を示す模式図である。本実施形
態5は前記実施形態3において瞬断を防止する例であ
る。
【0081】図5に示すように、光フィルタ500に
は、互いに透過波長の異なる光バンドパスフィルタを形
成する光フィルタ領域501〜508と、金属コート等
によって形成された全反射領域509を有する構造にな
っている。
【0082】前記光フィルタ500は、2軸の光フィル
タ駆動機構510に取り付けられた光フィルタ固定部材
520に固定されている。前記光フィルタ駆動機構51
0は光フィルタ領域501〜508の境界線に垂直な方
向(図中横方向)およびこの垂直な方向に対して交差
(直交)する方向(光フィルタ領域501〜508と全
反射領域509を行き来する方向で図中上下方向)に光
フィルタ500を駆動する。
【0083】なお、図では、全反射領域509が光フィ
ルタ領域501〜508の上側に位置する構造になって
いるが、全反射領域509が光フィルタ領域501〜5
08に隣接しておれば他の構成でもよい。また、駆動機
構の位置も任意であり、光フィルタ500を前記のよう
に駆動できれば他の構成でもよい。
【0084】前記光フィルタ500を用いて選択すべき
光信号波長を変更する際に、まず光フィルタ駆動機構5
10の第2軸を用いて、波長多重光信号の照射位置を全
反射領域509に移動する。次に第1軸を用いて光フィ
ルタ500の全反射状態を保ちつつ新たな選択光信号波
長に対応する光フィルタ領域501〜508に隣接した
位置まで光フィルタ500を移動する。
【0085】この一連の切替動作により、元の選択光信
号、および新たな選択光信号以外の波長多重光信号は、
所定の光フィルタ領域に対して全反射状態を保つ。した
がって、切替動作中に選択光信号以外の波長多重光信号
を瞬断させることなく、分離・合波すべき選択光信号を
変更することが可能となる。
【0086】(実施形態6)図6は本発明の実施形態6
である波長多重合分波回路において用いる光バンドパス
フィルタとその駆動機構を示す模式図である。本実施形
態6は前記実施形態4において瞬断を防止する例であ
る。
【0087】図6に示すように、光フィルタ600に
は、位置により透過波長が連続的に変化する光バンドパ
スフィルタを構成する光フィルタ領域601と、金属コ
ート等によって形成された全反射領域609を有する構
造になっている。
【0088】前記光フィルタ600は、2軸の光フィル
タ駆動機構610に取り付けられた光フィルタ固定部材
620に固定されている。前記光フィルタ駆動機構61
0は光フィルタ領域601の境界線に垂直な方向(横方
向)およびこの垂直な方向に対して交差(直交)する方
向(光フィルタ領域601と全反射領域609を行き来
する方向で図中上下方向)に光フィルタ600を駆動す
る。
【0089】なお、図では、全反射領域609が光フィ
ルタ領域601の上側に位置する構造になっているが、
全反射領域609が光フィルタ領域601に隣接してお
れば他の構成でもよい。また、駆動機構の位置も任意で
あり、光フィルタ600を前記のように駆動できれば他
の構成でもよい。
【0090】前記光フィルタ600を用いて選択すべき
光信号波長を変更する場合も、前記実施形態5の場合と
同様に、まず第2軸で、波長多重光信号の照射位置を全
反射領域609に移動する。次に第1軸で新たな選択光
信号波長に対応した光フィルタ領域601に隣接した位
置まで光フィルタ600を移動し、再び第2軸で所望光
バンドパスフィルタ領域(光フィルタ領域)に移動させ
る。この場合も、切替動作中に選択光信号以外の波長多
重光信号を瞬断させることなく、分離・合波すべき選択
光信号を変更することが可能となる。
【0091】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0092】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0093】(1)波長多重合分波回路は、一枚の光フ
ィルタの同一部分で光信号を2回反射する構成になって
いることから、分離・合波される波長の光信号に対して
充分な反射減衰量を確保することができる。
【0094】(2)波長多重合分波回路は、一枚の光フ
ィルタを使用した構成になっていることから、二枚の光
フィルタを使用する場合のような均質な光フィルタの作
製および組立調整が不要となり、製造コストの低減が達
成できる。
【0095】(3)光フィルタは波長が連続または断続
的に変化する光フィルタ領域を有し、選択的に光信号の
透過位置を選択できるため、所望の選択光信号を選択す
ることができる。
【0096】(4)光フィルタは波長が連続または断続
的に変化する光フィルタ領域を有し、選択的に光信号の
透過位置を選択できるとともに、前記光フィルタ領域に
隣接して全反射領域が配設された構成になっていること
から、選択光信号の波長を変える際、前記全反射領域を
経由させることができ、波長多重光信号の瞬断が防止で
きる。
【0097】(5)本発明によれば、分離すべき選択光
信号の成分を充分な減衰量で波長多重光信号から取り除
き、新たに合波される選択光信号に対してクロストーク
による信号劣化を引き起こさない波長多重合分波回路を
構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1である波長多重合分波回路
の構成図である。
【図2】本発明の実施形態2である波長多重合分波回路
の構成図である。
【図3】本発明の実施形態3である波長多重合分波回路
において用いる光バンドパスフィルタとその駆動機構を
示す模式図である。
【図4】本発明の実施形態4である波長多重合分波回路
において用いる光バンドパスフィルタとその駆動機構を
示す模式図である。
【図5】本発明の実施形態5である波長多重合分波回路
において用いる光バンドパスフィルタとその駆動機構を
示す模式図である。
【図6】本発明の実施形態6である波長多重合分波回路
において用いる光バンドパスフィルタとその駆動機構を
示す模式図である。
【図7】従来の波長多重合分波回路の構成図である。
【図8】光サーキュレータを用いた従来の波長多重合分
波回路の構成図である。
【図9】二枚の光バンドパスフィルタを用いた波長多重
合分波回路の構成図である。
【符号の説明】
11…光バンドパスフィルタ、12…波長多重光信号入
力コリメータ、13…波長多重光信号入力光ファイバ、
14…波長多重光信号出力コリメータ、15…波長多重
光信号出力光ファイバ、16…選択光信号出力コリメー
タ、17…選択光信号出力光ファイバ、18…選択光信
号入力コリメータ、19…選択光信号入力光ファイバ、
21…光バンドパスフィルタ、22…波長多重光信号入
出力コリメータ、23…光サーキュレータ、24…波長
多重光信号入力光ファイバ、25…波長多重光信号出力
光ファイバ、26…選択光信号入出力コリメータ、27
…光サーキュレータ、28…選択光信号入力光ファイ
バ、29…選択光信号出力光ファイバ、31−1,31
−1…光バンドパスフィルタ、32…波長多重光信号入
力コリメータ、33…波長多重光信号入力光ファイバ、
34…波長多重光信号出力コリメータ、35…波長多重
光信号出力光ファイバ、36…選択光信号出力コリメー
タ、37…選択光信号出力光ファイバ、38…選択光信
号入力コリメータ、39…選択光信号入力光ファイバ、
101,201…波長多重光信号入力光ファイバ、10
2,202…波長多重光信号出力光ファイバ、103,
203…波長多重光信号入出力コリメータ、104,2
04…光サーキュレータ、105,205…選択光信号
入力光ファイバ、106,206…選択光信号出力光フ
ァイバ、107,207…選択光信号入出力コリメー
タ、108,208…光サーキュレータ、109,20
9…光バンドパスフィルタ、110…全反射鏡、210
…一次反射光信号入出力コリメータ、211…全反射終
端、300,400,500,600…光フィルタ、3
01〜308,501〜508…光フィルタ領域、31
0,410,510,610…光フィルタ駆動機構、3
20,420,520,620…光フィルタ固定部材、
509,609…全反射領域。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の波長の光のみを透過しその他の波
    長の光を全反射する光フィルタと、 前記光フィルタに波長多重光信号を結合するための波長
    多重光信号入出力コリメータと、 第2のポートが前記波長多重光信号入出力コリメータに
    結合し、第1のポートに入射する波長多重光信号を前記
    第2のポートから出射し、前記波長多重光信号入出力コ
    リメータから前記第2のポートに入射する光信号を第3
    のポートから出射する光サーキュレータと、 前記波長多重光信号入出力コリメータから出射し前記光
    フィルタを透過する光信号成分が結合するように設置し
    た選択光信号入出力コリメータと、 第2のポートが前記選択光信号入出力コリメータに結合
    し、第1のポートに入射される選択光信号を前記第2の
    ポートから出射し、前記選択光信号入出力コリメータか
    ら前記第2のポートに入射する選択光信号を第3のポー
    トから出射する光サーキュレータと、 前記波長多重光信号入出力コリメータから出射して前記
    光フィルタ面で反射した波長多重光信号成分を全反射
    し、かつ全反射した前記波長多重光信号成分が再び前記
    光フィルタ面で反射して前記波長多重光信号入出力コリ
    メータに結合するように設置された波長多重信号光反射
    手段とを有することを特徴とする波長多重合分波回路。
  2. 【請求項2】 前記波長多重信号光反射手段は全反射鏡
    で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の波
    長多重合分波回路。
  3. 【請求項3】 前記波長多重信号光反射手段は、前記光
    フィルタ面で反射した波長多重光信号成分に結合するよ
    うに設置された一次反射光信号入出力コリメータと、前
    記一次反射光信号入出力コリメータの出射光を全反射す
    る全反射終端によって構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の波長多重合分波回路。
  4. 【請求項4】 前記光フィルタは、互いに透過波長が異
    なる複数の光フィルタ領域を有し、前記光フィルタと各
    コリメータとの相対位置を変更する手段を有しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の波長多重合分波回路。
  5. 【請求項5】 前記光フィルタは、透過波長が入射光の
    入射位置に応じて連続的に変化する光フィルタ領域を有
    し、前記光フィルタと各コリメータとの相対位置を変更
    する手段を有していることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれか1項に記載の波長多重合分波回路。
  6. 【請求項6】 前記光フィルタがすべての波長の光を反
    射する全反射領域を有し、前記全反射領域が前記光フィ
    ルタのすべての光フィルタ領域に隣接することを特徴と
    する請求項4に記載の波長多重合分波回路。
  7. 【請求項7】 前記光フィルタがすべての波長の光を反
    射する全反射領域を有し、前記全反射領域が前記光フィ
    ルタ領域の透過波長の変化範囲内の各波長に対応するす
    べてに隣接することを特徴とする請求項5に記載の波長
    多重合分波回路。
JP8240415A 1996-09-11 1996-09-11 波長多重合分波回路 Pending JPH1093505A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6816643B2 (en) 2001-10-10 2004-11-09 Santec Corporation Wavelength tunable demultiplexing filter device, wavelength tunable multiplexing filter device, and wavelength routing device
US7120361B2 (en) 2001-10-10 2006-10-10 Santec Corporation Wavelength tunable multiplexing and demultiplexing filter device and wavelength routing device

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US6816643B2 (en) 2001-10-10 2004-11-09 Santec Corporation Wavelength tunable demultiplexing filter device, wavelength tunable multiplexing filter device, and wavelength routing device
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