JPH1093501A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH1093501A
JPH1093501A JP8266697A JP26669796A JPH1093501A JP H1093501 A JPH1093501 A JP H1093501A JP 8266697 A JP8266697 A JP 8266697A JP 26669796 A JP26669796 A JP 26669796A JP H1093501 A JPH1093501 A JP H1093501A
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JP
Japan
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signal
relay
station
control station
circuit
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JP8266697A
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English (en)
Inventor
Junichi Nakada
純一 中田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の移動通信端末から送信された通信情報
の分離を容易にして、周波数利用効率を向上させ、通信
容量を増大する。 【解決手段】 移動通信端末10にそれぞれ対応可能な
複数の中継局50SA〜50SNと、スター型の中継局
リンク5a〜5nにより各中継局と接続された制御局6
0からなる通信システムにおいて、制御局では、所定通
信方式の変調を行ってRF信号形式の通信情報を中継局
リンクを通じて中継局に送信し、中継局で所定周波数に
変換して、移動通信端末に送出する。移動通信端末で生
成された所定周波数の通信情報は、中継局で周波数変換
し、中継局リンクを通じて、制御局に送出する。制御局
では、信号選別回路62sにより、各中継局からのRF
信号のうち、移動通信端末からの通信情報を含むものだ
けをRAKE受信回路68に供給し、エネルギー的に加
算して復調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、米国で
提案されているPCS(Personal CommunicationsServic
es)システムに適用して好適な、通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、いわゆるパーソナルハンディホン
システム(PHS)を含んで、携帯電話システムが、使
用場所の自由度が高いことから、ビジネスなどで賞用さ
れて、加入者数が急速に増加している。
【0003】このような携帯電話は、我が国では、例え
ば、800MHzや1500MHzのようなUHF帯の
無線回線を介して、最寄りの基地局と接続され、比較的
広範囲の移動が可能である。一方、米国では、例えば、
1900MHz帯を使用するPCS(Personal Communic
ations Services)システムが提案されている。
【0004】まず、図2および図3を参照しながら、携
帯電話を対象とする、従来の通信システムについて説明
する。
【0005】図2に示すように、携帯電話システムで
は、携帯電話機10が、制御局20および基地局30
(30A〜30N)を通じて、公衆電話網(図示は省
略)の一般回線に接続可能とされる。
【0006】即ち、公衆電話網からの電話回線1が制御
局20に接続され、この制御局20と複数の基地局30
A,30B…30Nとが、基地局リンク(通信回線)2
a,2b…2nによって、スター型に接続される。そし
て、携帯電話機10と基地局30A,30B…30Nと
は、それぞれ無線リンク(無線回線)3a,3b…3n
によって接続可能とされる。
【0007】基地局リンク2a〜2nを通じて、制御局
20と基地局30A〜30Nとの間で、ベースバンド信
号形式の通信情報が授受されると共に、制御情報が授受
されて、制御局20により、図2の通信システムが制御
される。そして、携帯電話機10と基地局30A〜30
Nとの間では、無線リンク3a〜3nを通じて、通信情
報が授受される。
【0008】制御局20においては、電話回線1を経
た、公衆電話網からの通信情報が、電話接続回路21を
通じて、回線交換回路22に供給される。回線交換回路
22では、制御回路23の制御の下に、電話接続回路2
1の出力信号から基地局30A〜30Nに必要な通信情
報が取り出される。これらの情報は、制御回路23から
の制御情報と共に、基地局接続回路24a〜24nと、
基地局リンク2a〜2nとを通じて、所定の通信方式
で、基地局30A〜30Nに供給されて、携帯電話機1
0との呼が接続される。なお、制御回路23により、携
帯電話機10や基地局30A〜30Nとの接続状況が管
理される。
【0009】基地局30A〜30Nは、いずれも同一構
成とされ、基地局リンク2a〜2nを経た、制御局20
からの通信情報と制御情報とが、基地局30A〜30N
の制御局接続回路31を通じて、制御回路32に供給さ
れる。
【0010】制御回路32では、所定の信号が抽出され
て、必要に応じて適宜に加工され、変調回路33に供給
されて、無線通信のための所定の変調が行われる。変調
回路33の出力が送信回路34に供給されて、制御回路
32の制御の下に、所定周波数の高周波信号に変換さ
れ、アンテナ35から放射されて、携帯電話機10に対
して送信される。
【0011】なお、制御回路32により、個々の基地局
30A〜30Nの全体が制御されると共に、携帯電話機
10や制御局20との接続状況が管理される。
【0012】上述のようにして、基地局30A〜30N
から送信された高周波信号は、図3に示すような、携帯
電話機10のアンテナ11により受信され、受信回路1
2に供給されて、制御回路13の制御の下に、復調回路
14で処理可能な周波数に変換される。
【0013】復調回路14では、受信回路12の出力が
復調され、基地局30A〜30Nからの通信情報が取り
出されて、制御回路13に供給される。制御回路13で
は、復調回路14の出力が処理されて音声信号が得ら
れ、この音声信号がスピーカ(受話器)15に供給され
て、スピーカ15からは、携帯電話機10の使用者への
音声メッセージが放声される。
【0014】携帯電話機10の使用者からの音声メッセ
ージは、マイクロホン16により収音され、マイクロホ
ン16からの音声信号が制御回路13に供給される。制
御回路13では、所定の処理が施され、変調回路17に
供給されて、無線通信のための所定の変調が行われる。
変調回路17の出力は送信回路18に供給されて、制御
回路13の制御の下に、所定周波数の高周波信号に変換
され、アンテナ11から放射されて、基地局30A〜3
0Nに対して送信される。なお、制御回路13により、
携帯電話機10全体が制御され、基地局30A〜30N
との接続状況が管理される。
【0015】上述のようにして、携帯電話機10から送
信された高周波信号は、基地局30A〜30Nのアンテ
ナ35により受信され、受信回路36に供給されて、制
御回路32の制御の下に、復調回路37で処理可能な周
波数に変換される。復調回路37では、受信回路36の
出力が復調され、携帯電話機10からの通信情報が取り
出されて、制御回路32に供給される。
【0016】制御回路32では、復調回路37の出力に
基づいて、制御局20に送信すべき情報が作成され、制
御局接続回路31と基地局リンク2nとを通じて、制御
局20に供給される。
【0017】そして、制御局20においては、制御回路
23の制御の下に、携帯電話機10からの通信情報が、
上述とは逆に、基地局接続回路24→回線交換回路22
→電話接続回路21の経路で、公衆電話網の電話回線1
に供給される。
【0018】図2に示すような、従来の携帯電話システ
ムでは、制御局20と複数の基地局30A,30B…3
0Nとが、基地局リンク2a,2b…2nによって、ス
ター型に接続されているため、基地局30A〜30Nか
らの信号は、制御局20の外部で完全に分離されてい
る。
【0019】また、携帯電話機10からの信号は、各基
地局30A〜30Nで復調されるため、基地局リンク2
a〜2n上では、無線通信のための変調方式とは関係な
い、ベースバンド信号形式で伝送される。
【0020】更に、たとえ基地局リンク2a〜2nから
同一の信号が来たとしても、各基地局30A〜30Nで
は、互いに異なる処理を行うことにより、基地局30A
〜30Nから送信される無線信号は、その周波数、時
間、符号などにより、それぞれを識別することができ
る。
【0021】次に、図4を参照しながら、後述の参考文
献に提案されている、従来の他の通信システムについて
説明する。
【0022】他の従来例の構成を図4に示す。この図4
において、前出図2に対応する部分には同一の符号を付
して一部説明を省略する。
【0023】図4に示すような通信システムでは、携帯
電話機10が、制御局40および中継局50(50A〜
50N)を通じて、公衆電話網(図示は省略)の一般回
線に接続可能とされる。
【0024】即ち、公衆電話網からの電話回線1が制御
局40に接続され、この制御局40と複数の中継局50
A,50B…50Nとが、例えば、同軸ケーブルを用い
た、中継局リンク(通信回線)4a,4b…4nによっ
て、バス型に接続される。そして、携帯電話機10と中
継局50A,50B…50Nとは、それぞれ無線リンク
(無線回線)3a,3b…3nによって接続可能とされ
る。
【0025】中継局リンク4a〜4nを通じて、制御局
40と中継局50A〜50Nとの間で、高周波信号形式
の、「上り」と「下り」との通信情報が授受されると共
に、制御情報が授受されて、制御局40により、図4の
通信システムが制御される。そして、携帯電話機10と
中継局50A〜50Nとの間では、無線リンク3a〜3
nを通じて、通信情報が授受される。
【0026】なお、図4の従来例でも、携帯電話機10
は、前出図3に示すように構成される。
【0027】制御局40においては、電話回線1を経
た、公衆電話網からの通信情報が、電話接続回路41を
通じて、制御回路42に供給される。制御回路42で
は、電話接続回路41の出力信号から、中継局50A〜
50Nに必要な通信情報が取り出される。
【0028】この通信情報は、変調回路43に供給され
て、無線通信のための所定の変調が行われる。変調回路
43の出力が送信回路44に供給されて、制御回路42
の制御の下に、例えば、VHF帯の、適宜の周波数の高
周波信号に変換されて、制御回路42に供給され、制御
回路42からの制御情報と共に、中継局接続回路45
と、中継局リンク4a〜4nとを通じて、中継局50A
〜50Nに順次に供給されて、携帯電話機10との呼が
接続される。なお、制御回路42により、携帯電話機1
0や中継局50A〜50Nとの接続状況が管理される。
【0029】中継局50A〜50Nは、いずれも同一構
成とされ、中継局リンク4a〜4nを経た、制御局40
からの制御情報と、VHF帯の下りの通信情報とが、中
継局50A〜50Nの制御局接続回路51に供給され
る。
【0030】この制御局接続回路51では、制御局40
からの制御情報と下りの通信情報とが分離されて、制御
情報が制御回路52に供給されると共に、VHF帯の下
りの通信情報は周波数変換回路53に供給される。
【0031】この周波数変換回路53では、VHF帯の
下りの通信情報が、前述のような、UHF帯の所定周波
数の高周波信号に変換され、高周波増幅回路54を通じ
て、アンテナ55から放射され、携帯電話機10に対し
て送出される。
【0032】なお、制御回路52により、個々の中継局
50A〜50Nの全体が制御されると共に、携帯電話機
10や制御局40との接続状況が管理される。また、制
御回路52では、制御局40から個々の中継局50A〜
50Nへの制御情報が取り込まれると共に、個々の中継
局50A〜50Nから制御局40への制御情報が高周波
信号に追加される。そして、個々の中継局、例えば、2
番目の中継局50Bの制御局接続回路51からは、上流
側の中継局リンク4bからの入力信号が、そのまま下流
側の中継局リンク4cに出力される。
【0033】一方、携帯電話機10から送信された、前
述のようなUHF帯の所定周波数の上りの通信情報は、
中継局50A〜50Nのアンテナ55により受信され、
制御回路52の制御の下に、高周波増幅回路56を通じ
て、周波数変換回路57に供給されて、VHF帯の適宜
の周波数の上りの通信情報に変換される。
【0034】周波数変換回路57から出力された上りの
通信情報は、制御局接続回路51に供給されて、例え
ば、中継局50Bの下流側の中継局リンク4cから伝送
される他の中継局50C〜50Nからの上りの通信情報
に追加して、周波数、時間、もしくは符号など、所定の
多重方式に従って多重化され、上流側の中継局リンク4
a,4bを通じて、制御局40に伝送される。
【0035】なお、符号多重の場合は、例えば、中継局
50Bの下流側の中継局リンク4cからの高周波信号に
周波数変換回路57から出力された高周波信号をエネル
ギー的に加算して上流側の中継局リンク4bに送出する
ことになる。
【0036】そして、制御局40においては、制御回路
42の制御の下に、中継局50A〜50NからのVHF
帯の通信情報が、中継局接続回路45と制御回路42と
を通じて、受信回路46に供給され、制御回路42の制
御の下に、復調回路47で処理可能な周波数に変換され
る。復調回路47では、受信回路46の出力が復調され
て、携帯電話機10からの通信情報が取り出され、制御
回路42に供給される。
【0037】制御回路42では、復調回路47の出力に
基づき、公衆電話網(図示は省略)に伝送すべき情報が
作成され、電話接続回路41を通じて、公衆電話網の電
話回線1に供給される。
【0038】図4の通信システムでは、制御局40のみ
において、無線通信のための変調および復調が行われ、
各中継局50A〜50Nでは上りと下りとの通信情報の
周波数変換のみが行われるので、前出図2の通信システ
ムに比べて、各中継局50A〜50Nの信号処理が軽く
なり、システムとしてのコストが低減される。
【0039】また、図4の通信システムでは、各中継局
50A〜50Nが、中継局リンク4a〜4nにより、制
御局40に対して、バス型に接続されており、各中継局
50A〜50Nには、中継局リンク4a〜4nを通じ
て、制御局40から同一の高周波信号が伝送され、各中
継局50A〜50Nでは、同一の周波数変換処理が施さ
れて、同一の無線信号が送出される。
【0040】参考文献:小牧省三(大阪大学工学部):
マイクロセルと無線光ファイバー伝送技術、<情報ネッ
ト研究会シンポジウム>次世代に向けたマイクロセルの
技術的諸課題と今後の展望、技研情報センター(1993)。
【0041】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図2に示し
たような、従来の通信システムには、次のような問題が
あった。 (a)複数の基地局30A〜30Nでそれぞれ変調・復
調を行うために、各基地局30A〜30Nの設備が複雑
となり、コストが増大する。 (b)基地局のコストが高いことから、個々の基地局で
広いサービスエリアを担当することが多く、同時に多く
の移動通信端末との通信をサポートするため、多数の移
動通信端末から送信された信号を分離することが困難と
なる。また、干渉に備えるため、通信資源のマージンを
大きく取る必要があり、周波数利用効率が低下する。
【0042】また、図4に示したような、従来の通信シ
ステムには、次のような問題があった。 (c)複数の中継局50A〜50Nが、制御局40に対
して、中継局リンク4a〜4nにより、バス型に接続さ
れていて、1番目の中継局50Aと制御局40との間の
中継局リンク4a上では、全ての中継局50A〜50N
からの通信情報が多重されているので、全体の通信容量
が、最も上流側の中継局リンク4aの回線容量によって
制限され、移動通信端末の増加に対応し難い。 (d)制御局40と各中継局50A〜50Nとの距離が
異なるため、各中継局50A〜50Nからの伝搬遅延が
異なり、多数の移動通信端末から送信された信号を分離
することが困難になる。また、干渉に備えるため、通信
資源のマージンを大きく取る必要があり、周波数利用効
率が低下する。 (e)バス型の中継局リンク4a〜4nの全長が長い場
合には、リンク上の信号の伝搬遅延が増えて、基地局4
0における変調・復調処理に支障を来たすおそれがあ
る。特に、ケーブル・テレビジョン・システムの非常に
長いケーブルを利用した場合などに問題となる。
【0043】この発明は、上述の点にかんがみ、多数の
移動通信端末から送信された信号の分離を容易にして、
周波数利用効率を向上させ、無線通信容量を増大するこ
とができる、通信システムを提供することを目的とす
る。
【0044】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明による通信システムは、公衆電話網に接続
された制御局と、この制御局にそれぞれ通信回線を介し
て接続された複数の中継局とを備え、この複数の中継局
はそれぞれ無線回線を介して移動通信端末との接続が可
能である通信システムであって、制御局と複数の中継局
とが通信回線を介してほぼスター型に接続され、制御局
は、所定形式で変調した第1の信号を複数の中継局に対
して送信する制御局送信手段と、各中継局からの第2の
信号を受信して所定形式で復調する制御局受信手段とを
備えると共に、この制御局受信手段は各中継局からの第
2の信号にそれぞれ含まれる同一の移動通信端末からの
信号をエネルギー的に加算して受信するRAKE受信手
段を含み、中継局は、制御局からの第1の信号に所定の
処理を施して移動通信端末に対して送出する下り中継手
段と、移動通信端末からの信号に所定の処理を施し第2
の信号として制御局に対して送出する上り中継手段とを
備えることを特徴とするものである。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照しながら、この
発明による通信システムの実施の形態について説明す
る。
【0046】この発明の実施の形態の構成を図1に示
す。この図1において、前出図2および図4に対応する
部分には同一の符号を付して一部説明を省略する。
【0047】図1の実施の形態では、携帯電話機10
が、制御局60と中継局50S(50SA〜50SN)
とを通じて、公衆電話網(図示は省略)の一般回線に接
続可能とされる。この携帯電話機10の構成は、図3に
示したものと同様であるので、その説明は省略する。
【0048】図1において、公衆電話網からの電話回線
1が制御局60に接続され、この制御局60と複数の中
継局50SA,50SB…50SNとが、例えば、同軸
ケーブルを用いた、中継局リンク(通信回線)5a,5
b…5nによって、スター型に接続される。そして、携
帯電話機10と中継局50SA,50SB…50SNと
は、それぞれ無線リンク(無線回線)3a,3b…3n
によって接続可能とされる。
【0049】中継局リンク5a〜5nを通じて、制御局
60と中継局50SA〜50SNとの間で、高周波信号
形式の、「上り」と「下り」との通信情報が授受される
と共に、制御情報が授受されて、制御局60により、図
1の通信システムが制御される。そして、携帯電話機1
0と中継局50SA〜50SNとの間では、無線リンク
3a〜3nを通じて、通信情報が授受される。
【0050】なお、図1の実施の形態でも、携帯電話機
10は、前出図3に示すように構成される。
【0051】制御局60においては、電話回線1を経
た、公衆電話網からの通信情報が、電話接続回路61を
通じて、制御回路62に供給される。制御回路62で
は、電話接続回路61の出力信号から中継局50SA〜
50SNに必要な通信情報が取り出される。
【0052】この通信情報は、変調回路63に供給され
て、無線通信のための所定の変調、この例ではCDMA
変調が行われる。変調回路63の出力が送信回路64に
供給されて、制御回路62の制御の下に、例えば、VH
F帯の、適宜の周波数の高周波信号に変換されて、制御
回路62に供給され、制御回路62からの制御情報と共
に、回線交換回路65および中継局接続回路66a〜6
6nと、中継局リンク5a〜5nとを通じて、所定の通
信方式で、中継局50SA〜50SNに供給されて、携
帯電話機10との呼が接続される。なお、制御回路62
により、携帯電話機10や中継局50SA〜50SNと
の接続状況が管理される。
【0053】中継局50SA〜50SNは、いずれも同
一構成とされ、中継局リンク5a〜5nを経た、制御局
60からの制御情報と、VHF帯の下りの通信情報と
が、各中継局50SA〜50SNの制御局接続回路51
sに供給される。
【0054】この制御局接続回路51sでは、制御局6
0からの制御情報と下りの通信情報とが分離されて、制
御情報が制御回路52に供給されると共に、VHF帯の
下りの通信情報は周波数変換回路53に供給される。
【0055】この周波数変換回路53では、VHF帯の
下りの通信情報が、前述のような、UHF帯の所定周波
数の高周波信号に変換され、高周波増幅回路54を通じ
て、アンテナ55から放射され、携帯電話機10に対し
て送出される。
【0056】なお、制御回路52により、個々の中継局
50SA〜50SNの全体が制御されると共に、携帯電
話機10や制御局60との接続状況が管理される。ま
た、制御回路52では、制御局60から個々の中継局5
0SA〜50SNへの制御情報が取り込まれると共に、
個々の中継局50SA〜50SNから制御局60への制
御情報が高周波信号に追加される。一方、携帯電話機1
0から送信された、前述のようなUHF帯の所定周波数
の上りの通信情報は、中継局50SA〜50SNのアン
テナ55により受信され、制御回路52の制御の下に、
高周波増幅回路56を通じて、周波数変換回路57に供
給されて、VHF帯の適宜の周波数の上りの通信情報に
変換される。
【0057】周波数変換回路57から出力された上りの
通信情報は、制御局接続回路51sに供給され、中継局
リンク5a〜5nを通じて、制御局60に伝送される。
【0058】そして、制御局60においては、中継局5
0SA〜50SNからのVHF帯の通信情報が、中継局
接続回路66a〜66nと回線交換回路65とを通じ
て、制御回路62に供給される。
【0059】この実施の形態では、制御回路62に含ま
れる信号選別回路62sにより、中継局接続回路66a
〜66nからのVHF帯の通信情報が、受信回路67に
順次に供給されて、制御回路62の制御の下に、RAK
E受信回路68で処理可能な周波数に変換され、RAK
E受信回路68に供給される。
【0060】RAKE受信回路68は、復調回路68d
を含み、複数の中継局接続回路66a〜66nからの信
号をエネルギー的に加算してから復調する。
【0061】なお、中継局位置情報メモリ69には、中
継局50SA〜50SNの地理的位置に関する情報が格
納される。
【0062】制御回路62では、RAKE受信回路68
の復調出力に基づき、公衆電話網(図示は省略)に伝送
すべき情報が作成され、電話接続回路61を通じて、公
衆電話網の電話回線1に供給される。
【0063】次に、図1の実施の形態の動作について説
明する。図1の実施の形態では、各中継局50SA〜5
0SNのサービスエリアが比較的狭く、携帯電話機10
と中継局50SA〜50SNとの距離は比較的短いこと
が望ましい。
【0064】この場合、携帯電話機10から制御局60
までの伝搬遅延は、中継局50SA〜50SNと制御局
60との距離が支配的となり、ほぼ一定となるため、制
御局60で携帯電話機10からの信号を復調するタイミ
ングの目安をつけやすく、復調回路の規模を削減でき
る。
【0065】また、図1の実施の形態では、各中継局5
0SA〜50SNと携帯電話機10の間の無線通信方式
に、例えばスペクトル拡散方式による符号多重を用いる
のが好適である。
【0066】上述のように、各中継局50SA〜50S
Nのサービスエリアが比較的狭く、各中継局50SA〜
50SNが互いに近接していると、携帯電話機10から
の信号が、ーつの中継局のみに届くだけではなく、複数
の中継局で受信可能な場合が多い。
【0067】符号多重を用いる場合、各中継局50SA
〜50SNでは、1つの携帯電話機10のために、それ
に専用の符号チャンネルが割り当てられるが、他の移動
通信端末に対しては、各中継局50SA〜50SNで受
信された携帯電話機10の信号エネルギー分だけの干渉
としかならない。
【0068】これに対して、周波数多重、あるいは、時
分割多重を採用する場合には、各中継局50SA〜50
SNで、1つの携帯電話機10のために、それに専用の
周波数や時間帯を割り当てなければ他の移動通信端末と
の干渉が避けられないので、必要以上に通信資源を割く
ことになる。
【0069】そして、図1の実施の形態では、中継局5
0SA〜50SNと携帯電話機10との地理的な位置関
係に応じて、制御局60のRAKE受信回路68の動作
態様が次のように変化する。なお、携帯電話機10の位
置は、各中継局50SA〜50SNにおける携帯電話機
10からの受信信号強度等を、復調回路68dを使って
信号選別回路62sが測定の上、判断する。
【0070】[携帯電話機が任意の中継局のサービスエ
リアの中央部に位置する場合]この場合、RAKE受信
回路68は、中継局接続回路66a〜66nのいずれか
1つの信号だけを復調すればよいことになる。信号選別
回路62sは、制御回路62の制御の下に、中継局接続
回路66a〜66nから得られた信号に携帯電話機10
からのデータが含まれているか否かを解析して、携帯電
話機10からの信号が中継局50SA〜50SNのいず
れに届いているかを判別する。
【0071】制御回路62は、信号選別回路62sの判
別に基づいて、回線交換回路65を制御することによ
り、携帯電話機10の信号を含む中継局接続回路(66
a〜66nのいずれか1つ)の信号だけを、受信回路6
7を介し、RAKE受信回路68に供給して復調させ
る。
【0072】[携帯電話機が複数の中継局のサービスエ
リアの境界領域に位置する場合]この場合、RAKE受
信回路68は、携帯電話機が位置するサービスエリアを
担当する、複数の中継局(例えば中継局50SA,50
SB)からの信号を利用して復調することになる。
【0073】信号選別回路62sは、制御回路62の制
御の下に、中継局接続回路66a〜66nから得られた
信号に携帯電話機10からのデータが含まれているか否
かを解析して、携帯電話機10からの信号が中継局50
SA〜50SNのいずれに届いているかを判別する。
【0074】制御回路62は、信号選別回路62sの判
別に基づいて、回線交換回路65を制御することによ
り、携帯電話機が位置するサービスエリアに対応して、
携帯電話機10の信号を含む複数の中継局接続回路(例
えば中継局接続回路66a,66b)の信号を、受信回
路67を介して、RAKE受信回路68に入力する。
【0075】この場合には、RAKE受信回路68が、
複数の中継局(例えば中継局50SA,50SB)から
の信号をエネルギー的に加算してから復調する。このた
め、1つの中継局からの信号のみを復調する場合に比べ
て、エラーの少ない復調を行うことができる。
【0076】なお、中継局50SA〜50SNと携帯電
話機10の間の無線通信方式に符号多重を用いると、伝
搬遅延の異なる複数の中継局からの信号を、RAKE受
信回路68で加算する場合に有利である。
【0077】[携帯電話機が任意の中継局のサービスエ
リアの中間部に位置する場合]この場合、信号選別回路
62sでは、携帯電話機が位置するサービスエリアを担
当する中継局(例えば中継局50SB)の信号のみで、
携帯電話機10からの信号を検出できても、周辺の中継
局(例えば中継局50SA)の信号に、弱いながらも、
携帯電話機10の信号が含まれていることがある。
【0078】信号選別回路62sは、前述のように、中
継局(例えば中継局50SB)の信号中に携帯電話機1
0からの信号を検出する。
【0079】しかる後、信号選別回路62sは、中継局
位置情報メモリ69に格納されている、中継局50SA
〜50SNの地理的位置に関する情報に基づいて、信号
を検出した中継局50SBの周辺に中継局50SAがあ
ることを判断し、これらの中継局に対応する中継局接続
回路(例えば中継局接続回路66b,66a)の信号
を、受信回路67を介して、RAKE受信回路68に入
力する。
【0080】そして、RAKE受信回路68は、複数の
中継局(例えば中継局50SA,50SB)からの信号
をエネルギー的に加算してから復調する。これにより、
携帯電話機10の移動に伴うハンドオフにも対応するこ
とができる。
【0081】上述の実施の形態では、中継局50SA〜
50SNは、それぞれ独立の中継局リンク5a〜5nに
より、スター型に、制御局60に接続されて、制御局6
0の外部では中継局50SA〜50SNからの信号は完
全に分離されている。従って、多数の移動通信端末から
送信された信号の分離が容易となると共に、システムの
通信容量が中継局リンク5a〜5nの回線容量によって
制限されにくいので、システムの通信容量を増大させる
ことができる。
【0082】また、上述の実施の形態では、制御局60
のみにおいて、無線通信のための変調および復調が行わ
れ、各中継局50SA〜50SNでは上りと下りとの通
信情報の周波数変換のみが行われるので、前出図4の通
信システムと同様に、前出図2の通信システムに比べ
て、各中継局50SA〜50SNでの信号処理が軽くな
り、各中継局50SA〜50SNのコスト、ひいては、
システムとしてのコストが低減される。
【0083】更に、上述の実施の形態では、中継局50
SA〜50SNのコストが低減されることから、個々の
中継局のサービスエリアを狭くすることが可能となり、
個々の中継局では、同時に少ない移動通信端末との通信
をサポートすればすむため、多数の移動通信端末から送
信された信号が一層を分離しやすくなり、干渉に備える
ための通信資源のマージンを削減することができて、周
波数利用効率を向上させることができる。
【0084】なお、上述の実施の形態において、中継局
リンク5a〜5n上の信号の伝搬遅延は、各中継局50
SA〜50SNと制御局60との距離に依存するが、他
の中継局に接続するための迂回がないため、前出図4の
通信システムに比べて、遅延は少ない。
【0085】また、各中継局50SA〜50SNごとに
伝搬遅延が異なっても、中継局リンク5a〜5nが分離
しているため、移動通信端末から送信された信号を制御
局60で分離することは容易であるから、干渉に備える
ための通信資源のマージンを削減でき、通信資源を有効
に利用することができる。
【0086】[他の実施の形態]本発明は上述の実施例
にのみ限定されるものではなく、次のように、種々の変
形が可能である。
【0087】前述の実施の形態では、中継局リンク5a
〜5nとして、同軸ケーブルを用いたが、無線回線を用
いてもよく、あるいは、光ファイバを用いてもよい。光
ファイバを用いる場合は、制御局60の中継局接続回路
66a〜66nや、各中継局50SA〜50SNの制御
局接続回路51sには、光−電気変換器(O/E)と、
電気−光変換器(E/O)とが含まれることになる。
【0088】また、制御局60の送信回路64と受信回
路67とが、移動通信端末10の使用周波数帯で送信・
受信を行うようにすることにより、各中継局50SA〜
50SNでは、上りと下りの周波数変換回路53,57
を省くことができる。
【0089】そして、前述の実施の形態では、制御局と
中継局とをスター型に接続したが、スター型を中心とし
て、一部バス型を併用してもよい。この接続形態は、図
1の実施の形態と、図4の従来例の折衷型であり、図4
の従来例から図1の実施の形態ヘ移行する形態とも言え
る。
【0090】更に、移動通信端末にも、RAKE受信回
路を搭載することにより、各中継局からの信号を受信す
る際、1つの中継局からの信号だけを復調するのではな
く、複数の中継局からの信号を利用して復調することも
考えられる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、多数の移動通信端末から送信された通信情報の分離
が容易となり、周波数利用効率を向上させると共に、通
信システムの容量を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による通信システムの実施の形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】従来の通信システムの構成例を示すブロック図
である。
【図3】この発明を説明するためのブロック図である。
【図4】他の従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 1…電話回線、3a〜3n…無線リンク、5a〜5n…
中継局リンク、10…移動通信端末(携帯電話機)、5
0SA〜50SN…中継局、51s…制御局接続回路、
52…制御回路、53…周波数変換回路、54,56…
高周波増幅回路、57…周波数変換回路、60…制御
局、62…制御回路、62s…信号選別回路、63…変
調回路、64…送信回路、65…回線交換回路、66a
〜66n…中継局接続回路、67…受信回路、68…R
AKE受信回路、68d…復調回路、69…中継局位置
情報メモリ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆電話網に接続された制御局と、この制
    御局にそれぞれ通信回線を介して接続された複数の中継
    局とを備え、上記複数の中継局とそれぞれ無線回線を介
    して移動通信端末との接続が可能である通信システムで
    あって、 上記制御局と上記複数の中継局とが上記通信回線を介し
    てほぼスター型に接続され、 上記制御局は、 所定形式で変調した第1の信号を上記複数の中継局に対
    して送信する制御局送信手段と、 上記各中継局からの第2の信号を受信して上記所定形式
    で復調する制御局受信手段とを備えると共に、 この制御局受信手段は上記各中継局からの上記第2の信
    号にそれぞれ含まれる同一の上記移動通信端末からの信
    号をエネルギー的に加算して受信するRAKE受信手段
    を含み、 上記中継局は、 上記制御局からの上記第1の信号に所定の処理を施して
    上記移動通信端末に対して送出する下り中継手段と、 上記移動通信端末からの信号に所定の処理を施し上記第
    2の信号として上記制御局に対して送出する上り中継手
    段とを備えることを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】上記制御局受信手段が上記複数の中継局か
    らの上記第2の信号のうち、目的とする上記移動通信端
    末の信号を含む上記第2の信号を選別する信号選別手段
    を有する請求項1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】上記制御局受信手段が上記複数の中継局か
    らの上記第2の信号のうち、目的とする上記移動通信端
    末の信号を含む上記第2の信号を選別する信号選別手段
    を有すると共に、上記RAKE受信手段が上記信号選別
    手段により選別された上記第2の信号を受信する請求項
    1に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】上記RAKE受信手段が上記中継局の位置
    情報に基づいて受信すべき上記中継局を決定する請求項
    1に記載の通信システム。
  5. 【請求項5】上記第1および第2の信号が符号多重され
    た信号である請求項1に記載の通信システム。
  6. 【請求項6】上記複数の中継局の上記下り中継手段がそ
    れぞれ同一の処理を行い、同一の通信情報を上記移動通
    信端末に対して送出する請求項1に記載の通信システ
    ム。
  7. 【請求項7】上記複数の中継局の上記上り中継手段が同
    一の上記移動通信端末からの通信情報をそれぞれ受信す
    る請求項1に記載の通信システム。
  8. 【請求項8】上記上り中継手段と上記下り中継手段とが
    それぞれ周波数変換手段を含む請求項1に記載の通信シ
    ステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013541242A (ja) * 2010-08-13 2013-11-07 ゼットティーイー コーポレイション 再配置可能な無線ノードおよびマクロセル無線アクセスポイントとの協同動作方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013541242A (ja) * 2010-08-13 2013-11-07 ゼットティーイー コーポレイション 再配置可能な無線ノードおよびマクロセル無線アクセスポイントとの協同動作方法

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