JPH1091235A - 工程管理機能付ネットワークシステム - Google Patents

工程管理機能付ネットワークシステム

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JPH1091235A
JPH1091235A JP24272996A JP24272996A JPH1091235A JP H1091235 A JPH1091235 A JP H1091235A JP 24272996 A JP24272996 A JP 24272996A JP 24272996 A JP24272996 A JP 24272996A JP H1091235 A JPH1091235 A JP H1091235A
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JP24272996A
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Masayoshi Morino
雅義 森野
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Stored Programmes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数の端末装置が複数の工程を各
工程毎に分担して実行するネットワークシステムにおい
て、各工程の工程管理を容易かつ確実に行うことができ
るようにすることを課題とする。 【解決手段】 複数の端末装置1、1a、1b…が複数
の工程を分担して実行するネットワークシステムにおい
て、各端末装置1、1a、1b…に複数の工程の実行順
序を図表化した作業フローを表示させる工程表示手段1
2と、前記作業フロー上で一つの工程が選択されると、
前記一つの工程の実行に必要なツールを起動するツール
起動手段13と、前記一つの工程の実行が完了すると、
前記作業フロー上で前記一つの工程と未実行である他の
工程とを識別可能にするフロー管理手段14とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末装置が
通信回線で接続されたネットワークシステムに係わり、
特にこれら端末装置が複数の工程からなる情報処理作業
を各工程毎に実行する工程管理機能付ネットワークシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ワークステーションやパーソナル
コンピュータ等の端末装置は、複数のものが互いに接続
されたネットワークシステムにおいて利用されることが
多くなっている。このようなネットワークシステムとし
ては、例えば論理回路設計に利用されるものがある。こ
のネットワークシステムでは、複数の工程からなる論理
回路の設計作業を、各端末装置が各工程毎に分担して実
行することによって、設計作業の効率向上を実現してい
る。
【0003】ところで、各端末装置は、複数の工程を、
各工程の実行に適したツール(例えばCADソフトや表
計算ソフト)を用いて行うようになっている。そのため
に、各端末装置は、利用者(ユーザ)に対するユーザイ
ンタフェースを、同一メニュー方式によって行ってい
る。つまり、各端末装置は、ユーザが各工程の作業を開
始する際に、メニュー画面上に予め用意されたツールの
種類を表示して、その中から各工程の実行に適したツー
ルをユーザに選択させる。そして、ユーザがツールを起
動するためのコマンドを入力すると、そのコマンドに該
当するツールを予め用意された中から起動して、ユーザ
に各工程の実行を開始させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たネットワークシステムでは、各工程の進捗状況を管理
する機能を有していないため、各端末装置のユーザ自身
が工程管理を行わなければならない。すなわち、各端末
装置のユーザは、各ユーザに配布された工程管理表や他
のユーザからの情報等を基に、例えば前工程を担当する
他のユーザに対して作業が終了したか否かを電話等で確
認した上で、自分が担当する工程の作業を開始するか否
かを判断しなければならない。
【0005】つまり、このネットワークシステムでは、
各工程の工程管理、例えば各工程に必要なツール等や各
工程の進捗状況の管理を、各端末装置のユーザが行うよ
うになっている。したがって、設計手法、設計工程の多
様化が進むにつれ、例えば各工程が所定の順に行われな
いといったように、ミスやトラブルの発生する可能性が
高くなってしまい、さらには各端末装置のユーザにとっ
ては負担の大きく、使い勝手の悪いものとなってしま
い、結果として設計作業の効率向上に対する妨げの一因
となってしまう。
【0006】そこで、本発明は、各工程の工程管理を行
うことにより、複数の工程を各工程毎に分担して実行す
る場合であっても、容易かつ確実に、各工程を所定の順
で実行することのできる工程管理機能付ネットワークシ
ステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された工程管理機能付ネットワークシ
ステムで、情報表示機能、情報入力機能、及び情報処理
機能を有する複数の端末装置と、これら端末装置を互い
に接続する通信回線とを具備し、予め実行順序の設定さ
れた複数の工程からなる情報処理作業を、各工程毎に前
記複数の端末装置で実行するように構成されたものであ
って、前記複数の工程を実行するための複数の処理プロ
グラム及び複数の処理データを記憶するツール記憶手段
と、前記複数の端末装置のそれぞれに、前記複数の工程
の実行順序を図表化した作業フローを表示させる工程表
示手段と、前記作業フローを表示した端末装置にて、前
記複数の工程の中から、未実行であり、かつ、実行順序
が最も先である一つの工程が選択されると、その一つの
工程の実行に必要な処理プログラム及び処理データを、
前記ツール記憶手段から取り出して前記一つの工程を選
択した端末装置に送出し、この端末装置に前記一つの工
程を実行させるツール起動手段と、前記一つの工程の実
行が完了すると、前記工程表示手段が各端末装置に表示
させる作業フロー上で、前記一つの工程の表示を未実行
である他の工程の表示と識別可能にするフロー管理手段
とを備えてなることを特徴とするものである。
【0008】上記構成の工程管理機能付ネットワークシ
ステムによれば、工程表示手段が各端末装置に作業フロ
ーを表示させるので、各端末装置では、表示された作業
フロー上の複数の工程の中から実行しようとする一つの
工程、すなわち未実行であり、かつ、実行順序が最も先
である一つの工程を選択する。そして、ツール起動手段
は、選択された一つの工程の実行に必要な処理プログラ
ム及び処理データを、ツール記憶手段からその一つの工
程を選択した端末装置に送出し、この端末装置で一つの
工程を実行させる。一つの工程の実行が完了すると、フ
ロー管理手段は、作業フロー上で、実行が完了した一つ
の工程の表示を未実行である他の工程の表示と識別可能
にする。したがって、各端末装置では、実行しようとす
る工程を選択する際に、複数の工程のうちのどの工程が
実行済であり、どの工程が未実行であるかが、作業フロ
ー上で識別可能となる。つまり、この工程管理機能付ネ
ットワークシステムでは、複数の工程の進捗状況を管理
し、これを各端末装置に表示される作業フロー上で識別
できるようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
る工程管理機能付ネットワークシステムについて説明す
る。ただし、ここでは、本発明を、論理回路設計に利用
されるネットワークシステムに適用した場合について説
明する。本実施の形態の工程管理機能付ネットワークシ
ステム(以下、単にシステムと略す)は、図1に示すよ
うに、複数の端末装置1、1a、1b…と、これらを互
いに接続する通信回線20とを備えて構成されている。
【0010】複数の端末装置1、1a、1b…は、それ
ぞれワークステーションあるいはパーソナルコンピュー
タからなるものであり、ユーザによる操作に従って、予
め実行順序の設定された複数の工程からなる論理回路設
計を、前記実行順序に従って各工程毎に実行するもので
ある。そのために、各端末装置1、1a、1b…は、表
示部2と、操作部3と、処理部4と、通信部5を備えて
いる。
【0011】表示部2は、例えばCRT(Cathode Ray
Tube)からなるもので、ユーザに対する情報表示を行う
ものである。操作部3は、例えばキーボードまたはマウ
スからなるもので、ユーザによる操作に従って情報入力
を行うものである。処理部4は、例えばCPU(Centra
l Processing Unit )や半導体メモリの組み合わせから
なるもので、論理回路設計の各工程の実行に必要な情報
処理を行うものである。
【0012】通信部5は、通信回線20を介してシステ
ム内の他の端末装置との間で、後述する「処理プログラ
ム」及び「処理データ」の授受等の通信を行うものであ
る。さらに、この通信部5が行う通信の一つとして、電
子メールの授受がある。電子メールは、例えばシステム
に関する質問やトラブル対応など、各端末装置1、1
a、1b…のユーザ(例えば、前工程の担当ユーザと後
工程の担当ユーザ)間で授受を行う情報であり、操作部
3で入力され表示部2で出力されるようになっている。
つまり、通信部5は、システム内の他の端末装置にメッ
セージを送信して表示させるメッセージ伝送手段として
の機能を有しているものである。
【0013】ところで、このシステムでは、これら端末
装置1、1a、1b…のうちで、少なくとも一つがサー
バ装置1として機能し、それ以外のものがクライアント
装置1a、1b…として機能するようになっている。サ
ーバ装置1には、クライアント装置1a、1b…が有す
る機能に加えて、ツール記憶手段11と、工程表示手段
12と、ツール起動手段13と、フロー管理手段14
と、マニュアル表示手段15と、データベース部16と
が設けられている。なお、ツール記憶手段11及びデー
タベース部16は、例えばハードディスク装置等の補助
記憶装置からなるものである。また、工程表示手段1
2、ツール起動手段13、フロー管理手段14、及びマ
ニュアル表示手段15は、サーバ装置1の処理部4での
所定プログラムの実行により実現されるものである。
【0014】ツール記憶手段11は、論理回路設計の各
工程を実行するために必要なツールとして、例えばCA
Dソフトや表計算ソフトといった各工程の実行に必要な
「処理プログラム」と、これらの工程の実行の結果生成
された「処理データ」とを、それぞれ記憶しているもの
である。ただし、ツール記憶手段5では、複数の「処理
プログラム」及び複数の「処理データ」を記憶するよう
になっている。
【0015】工程表示手段12は、各クライアント装置
1a、1b…の表示部2に、作業フローを表示させるも
のである。作業フローとは、例えば図2に示すように、
論理回路設計の複数の工程の実行順序を図表化したもの
であり、各工程がそれぞれアイコン表示されるようにな
っている。なお、工程表示手段12は、サーバ装置1の
表示部2に作業フローを表示させてもよい。
【0016】また図1において、ツール起動手段13
は、作業フローを表示したクライアント装置1a、1b
…(またはサーバ装置1)の操作部3で、その作業フロ
ー上の一つアイコン、すなわち複数の工程の中の一つが
選択されると、選択された工程の実行に必要なツールの
起動、すなわち「処理プログラム」及び「処理データ」
のローディングと立ち上げを行って、一つの工程を選択
したクライアント装置1a、1b…(またはサーバ装置
1)にその工程を実行させるものである。
【0017】フロー管理手段14は、複数の工程の中の
一つ工程の実行が完了すると、工程表示手段11が表示
させる作業フロー上で、実行完了した一つの工程と、未
実行である他の工程とを識別可能にするものである。そ
のために、フロー管理手段14では、例えば作業フロー
上で、実行完了した工程のアイコン表示色を「緑色」と
し、かつ、未実行である工程のアイコン表示色を「赤
色」とするようになっている。
【0018】さらに、フロー管理手段14では、作業フ
ロー上でのアイコンの選択が正しくなければ、その選択
を行ったユーザに対して、選択が正しくない旨の警告を
与えるようになっている。例えば、作業フロー上で「緑
色」のアイコンが選択されたり、「赤色」のアイコンの
うち実行順序が最初でないものが選択された場合に、フ
ロー管理手段14は、ユーザに対する警告を与えるため
に、後述するマニュアル表示手段15にオンラインマニ
ュアル表示を指示するようになっている。ただし、フロ
ー管理手段14では、BEEP音等のアラームをクライアン
ト装置1a、1b…(またはサーバ装置1)に出力させ
ることにより、ユーザに対する警告を与えてもよい。
【0019】マニュアル表示手段15は、クライアント
装置1a、1b…(またはサーバ装置1)のいずれか
で、一つの工程の実行に対する障害が発生すると、その
障害への対処方法を説明するオンラインマニュアルを、
障害が発生したクライアント装置1a、1b…(または
サーバ装置1)の表示部2に表示させるものである。一
つの工程の実行に対する障害としては、例えば、作業フ
ロー上でのアイコンの選択が正しくない、あるいは一つ
の工程の実行に必要な「処理データ」の破損の発生など
がある。なお、オンラインマニュアルとしては、障害へ
の対処方法の他に、システムの機能説明、操作説明、注
意点などがあってもよい。
【0020】データベース部16は、工程表示手段1
2、ツール起動手段13、フロー管理手段14、及びマ
ニュアル表示手段15が動作するために必要なデータ記
憶しているものであり、具体的には図3に示すように、
「工程データ」、「ツール起動データ」、「フロー管理
データ」、「文書データ」、及び「ユーザ情報データ」
を記憶しているものである。
【0021】「工程データ」は、作業フローの表示に必
要なデータであり、図4(a)に示すように、設計作業
の種類を示す「作業名」と、設計作業の各工程の実行順
序を示す流れ図で、管理、実行、判断、分岐などを有す
る「作業フロー」とからなるデータである。なお、デー
タベース部15には、複数種類の設計作業に対応する
「工程データ」を記憶しておくことが可能である。
【0022】「ツール起動データ」は、ツールの起動に
必要なデータであり、図4(b)に示すように、各工程
を識別する「工程名」と、この「工程名」に対応する
「処理プログラム」の名称である「ツール名」と、この
「工程名」に対応する「処理データ」の名称である「処
理データ識別子」とからなるデータである。
【0023】「フロー管理データ」は、フロー管理手段
14による作業フローの管理に必要なデータであり、図
4(c)に示すように、各工程を識別する「工程名」
と、この工程を行っているユーザを示す「作業者名」
と、設計作業のコード名である「設計データ名」と、当
該作業の進捗ステップ番号である「進捗番号」と、この
「進捗番号」によるツール起動の可否情報である「ツー
ル起動キー」とからなるデータである。
【0024】「文書データ」は、オンラインマニュアル
の表示に必要なデータであり、図4(d)に示すよう
に、オンラインマニュアルの基となる文書の名前を示す
「文書名」と、オンラインマニュアル文書の所在(記
憶)場所を示す「所在」とからなるデータである。この
ような「文書データ」を記憶するデータベース部16
は、本発明におけるマニュアル記憶手段として機能する
ものである。
【0025】「ユーザ情報データ」は、クライアント装
置1a、1b…(またはサーバ装置1)を利用している
ユーザを識別するためのデータであり、図4(e)に示
すように、当該作業を行っているユーザを識別するため
の「名前」と、そのユーザの所属を識別するための「所
属」と、ツールの起動、データの読み込みや書き込みと
いった作業を行う権限を示す「権限」とからなるデータ
である。
【0026】次に、以上のように構成されたシステムに
おける動作例について、図5のフローチャートを参照し
ながら説明する。ここでは、あるユーザが、システム内
の一つのクライアント装置1aを用いて、論理回路設計
の複数の工程のうちの一つを実行しようとする場合を例
に挙げて説明する。
【0027】一つの工程を実行しようとする場合に、ク
ライアント装置1aのユーザは、先ず、このクライアン
ト装置1aの操作部3からユーザ自身の「名前」と「所
属」を入力して、システムへのログイン(login )を行
う(ステップ101、以下ステップをSと略す)。クラ
イアント装置1aで「名前」と「所属」が入力される
と、サーバ装置1の処理部4は、データベース部16に
記憶されている「ユーザ情報データ」を基に、ログイン
の可否(OK/NG)を判断して(S102)、その結果を
ユーザに伝える。
【0028】処理部4がログイン可と判断すると、サー
バ装置1の工程表示手段12は、データベース部16に
記憶されている「工程データ」を基に、クライアント装
置1a、1b…の表示部2に作業フローを表示させる
(S103)。ただし、「工程データ」として複数種類
の設計作業に対応する作業フローが記憶されている場合
には、クライアント装置1aのユーザに、どの作業フロ
ーを表示するかを選択させる。
【0029】作業フローが表示されると、続いてクライ
アント装置1aのユーザは、作業フロー上のアイコンの
クリック等により、複数の工程の中から実行しようとす
る一つの工程を選択する(S104)。ユーザによる選
択が行われると、サーバ装置1のフロー管理手段14
は、データベース部16に記憶されている「フロー管理
データ」、特に「進捗番号」と「ツール起動キー」を基
に、その選択が正しいか否かを判定し(S105)、正
しくなければクライアント装置1aのユーザに対して、
警告を与えるようにマニュアル表示手段15に指示を与
える(S106)。
【0030】一方、ユーザによる選択が正しければ、サ
ーバ装置1のツール起動手段13は、データベース部1
6に記憶されている「ツール起動データ」を基に、選択
された工程の実行に必要なツールの起動を行う。すなわ
ち、ツール起動手段13は、選択された工程の実行に必
要な「処理プログラム」及び「処理データ」を、ツール
記憶手段11からクライアント装置1aにローディング
して、このクライアント装置1aでの立ち上げを行う
(S107)。そして、クライアント装置1aのユーザ
は、ツールが起動されたクライアント装置1aを用いて
選択した工程を実行する(S108)。
【0031】選択した工程の実行を完了すると、クライ
アント装置1aのユーザは、このクライアント装置1a
の操作部3から、その工程の実行完了と、実行完了によ
って生成された新たな「処理データ」の保存を指示す
る。このとき、サーバ装置1のフロー管理手段14は、
データベース部16に記憶されている「ユーザ情報デー
タ」を基にユーザの権限を確認し、その権限があれば選
択された工程の実行が完了したと判断し(S109)、
ツール記憶手段11内の「処理データ」の更新、及び、
データベース部16内の「ツール起動データ」における
「処理データ識別子」の更新を行う。なお、ユーザに権
限がない場合には、そのユーザに対して警告メッセージ
を与え、次工程のガイドを行う。
【0032】「処理データ」及び「処理データ識別子」
の更新を行ったフロー管理手段14は、さらに、データ
ベース部16内の「フロー管理データ」における「進捗
番号」の更新を行う。これにより、フロー管理手段14
では、次にクライアント装置1aに表示させる作業フロ
ー、あるいは他のクライアント装置1b…(またはサー
バ装置1)に表示させる作業フロー上で、クライアント
装置1aで実行完了した工程のアイコン表示色を「緑
色」にし、未実行である他の工程のアイコン(表示色が
「赤色」のアイコン)と識別可能にする(S110)。
【0033】このようにして、クライアント装置1aの
ユーザは、このクライアント装置1aを用いて、論理回
路設計の複数の工程のうちの一つの工程を実行する。た
だし、一つの工程を実行する過程において、サーバ装置
1のマニュアル表示手段15では、その実行に対する障
害の発生があるか否かを常に監視しており、障害の発生
があれば、データベース部16に記憶されている「文書
データ」を基に、オンラインマニュアルをクライアント
装置1aの表示部2に表示させる。
【0034】例えば、クライアント装置1aのユーザに
よる一つの工程の選択が正しくないとフロー管理手段1
4が判定すると、マニュアル表示手段15では、これに
対応する「文書データ」をデータベース部16から取り
出して、オンラインマニュアルとしてクライアント装置
1aの表示部2に表示させ、このクライアント装置1a
のユーザに対する警告を与える。これにより、クライア
ント装置1aにユーザは、一つの工程の選択を正しく行
うことができる。
【0035】また例えば、クライアント装置1aでの一
つの工程の実行中に、「処理データ」の破損等のエラー
が発生すると、そのクライアント装置1aの処理部4
は、その旨を認識してサーバ装置1に通知する。そし
て、マニュアル表示手段15は、クライアント装置1a
からの通知を基に、発生したエラーに対応する「文書デ
ータ」をデータベース部16から取り出して、オンライ
ンマニュアルとしてクライアント装置1aの表示部2に
表示させる。これにより、クライアント装置1aのユー
ザは、エラーの発生に対して、迅速かつ的確に対処する
ことができる。
【0036】なお、クライアント装置1aからエラー発
生の通知があり、かつ、このエラーを解消するために実
行済の工程の再実行が必要な場合には、フロー管理手段
14は、その旨を認識し、クライアント装置1a、1b
…(またはサーバ装置1)に表示させる作業フロー上
で、再実行が必要な工程のアイコン表示色を「赤色」に
戻しておく。よって、クライアント装置1a、1b…
(またはサーバ装置1)のユーザには、工程の再実行が
必要なことがわかる。
【0037】また、クライアント装置1aのユーザは、
一つの工程の実行中あるいは実行完了後に、このクライ
アント装置1aの通信部5が有する機能を用いて、サー
バ装置1または他のクライアント装置1b…と電子メー
ルの授受を行うことができる。例えば、クライアント装
置1aのユーザは、一つの工程の実行に関する個別の情
報を後工程の担当ユーザに伝えるためのメッセージや、
システムの管理者(サーバ装置1のユーザ等)に対する
問い合わせなどを、電子メールとして作成し、これをサ
ーバ装置1または他のクライアント装置1b…へ送信す
る。一方、電子メールの着信があった場合には、クライ
アント装置1aは、即座にその旨を表示部2に表示し
て、ユーザに電子メールの着信を知らせる。これによ
り、このシステムを利用する各ユーザは、各ユーザ間で
の情報交換を容易かつ迅速に行うことができる。
【0038】以上のように、本実施の形態のシステムで
は、システム側で複数の工程の進捗状況を管理して、作
業フロー上において実行済の工程と未実行である工程と
を識別できるようにしている。よって、各ユーザは、表
示された作業フローを目視すれば各工程の進捗状況が判
るようになり、各ユーザ自身が工程管理表や他のユーザ
からの情報等を基にした工程管理を行う必要がなくな
る。また、このシステムでは、作業フロー上で一つの工
程が選択されると、その選択が正しいか否かをフロー管
理手段14が判定し、選択が正しければ選択された工程
の実行に必要なツールをツール起動手段13が起動する
ようになっている。よって、各ユーザは、実行すべき工
程を確実に選択できるようになり、さらにはツールの起
動を行うためのコマンド入力等を行うことなく、容易に
工程の実行を開始することができる。これらにより、こ
のシステムでは、各工程の実行順序についてのミスやト
ラブルを未然に防ぐことができるとともに、各ユーザに
とって従来よりも使い勝手の良いものとなる。したがっ
て、設計手法、設計工程の多様化が進んだ場合であって
も、設計作業の効率向上を妨げてしまうことがない。
【0039】また、このシステムでは、作業フローが各
工程をアイコン表示し、そのアイコンが選択されるとツ
ールが起動されるようになっている。すなわち、各ユー
ザに対するGUI(Graphical User Interface)環境が
確立されているので、各ユーザにとっては、操作が容易
となる。また、このシステムでは、ツール起動の際に、
「処理プログラム」と「処理データ」とが合わせてロー
ディングされるので、各工程を実行する毎に生成される
「処理データ」の管理が容易になる。また、このシステ
ムでは、複数種類の設計作業に対応する「工程デー
タ」、すなわち複数種類の作業フローに対応することが
できるので、それぞれのユーザ単位または設計作業単位
にあった工程管理を行うことができる。また、このシス
テムでは、「ユーザ情報データ」を基に各ユーザの権限
(例えばログインの可否)を判断するので、確実なセキ
ュリティ管理が行える。
【0040】さらに、本実施の形態のシステムでは、一
つの工程の実行に対する障害の発生があると、マニュア
ル表示手段15がオンラインマニュアルを表示させるの
で、各ユーザはそのオンラインマニュアルを参照しなが
ら障害に対する対処を行うことができる。つまり、各ユ
ーザは、障害の発生に対して、迅速かつ的確に対処する
ことができるようになる。よって、このシステムでは、
障害の発生があっても、これによる設計作業の効率の低
下を最小限に抑えることができる。
【0041】さらにまた、本実施の形態のシステムで
は、サーバ装置1とクライアント装置1a、1b…との
それぞれの間で、電子メールの授受を行うことができる
ようになっている。したがって、各ユーザ間でやりとり
したい情報(メッセージ)などが、電話等の通信手段を
必要とすることなくシステム内で伝送できるので、各ユ
ーザ間での情報交換を容易かつ迅速に行うことができ、
このシステムで行う設計作業の効率を、より一層向上さ
せることができる。
【0042】なお、本実施の形態では、本発明を論理回
路設計に利用されるシステムに適用した場合について説
明について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。本発明は、複数の工程からなる情報処理作業
を複数の端末装置が分担して実行するシステムであれ
ば、例えば、営業部門、製造部門、サービス部門などで
利用されるシステムであっても適用可能である。
【0043】また、本実施の形態では、ツール記憶手段
11、工程表示手段12、ツール起動手段13、フロー
管理手段14、マニュアル表示手段15、及びデータベ
ース部16がそれぞれサーバ装置1に設けられている場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。例えば、ツール記憶手段11やデータベース
部16がクライアント装置1a、1b…に分散して設け
られている場合であってもよい。すなわち、これらの各
手段は、システム内のいずれかの箇所に設けられていれ
ばよい。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の工程管
理機能付ネットワークシステムは、複数の工程の進捗状
況をシステム側で管理し、これを作業フロー上で識別で
きるようにしているので、各ユーザ自身が工程管理を行
う必要がなくなり、かつ、実行すべき工程の実行が確実
かつ容易に開始できるようになる。したがって、この工
程管理機能付ネットワークシステムシステムでは、各工
程の実行順序についてのミスやトラブルを未然に防ぐこ
とができるとともに、各ユーザにとって従来よりも使い
勝手の良いものとなり、情報処理作業の手法や工程の多
様化が進んだ場合であってもこれに対応することがで
き、作業効率の向上を妨げてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる工程管理機能付ネットワークシ
ステムの実施の形態の一例の概略構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の工程管理機能付ネットワークシステムで
表示される作業フローの具体例を示す説明図である。
【図3】図1の工程管理機能付ネットワークシステムの
データベース構成を示す説明図である。
【図4】データベース部に記憶されているデータの構成
を示す説明図であり、(a)は「工程データ」の説明
図、(b)は「ツール起動データ」の説明図、(c)は
「フロー管理データ」の説明図、(d)は「文書デー
タ」の説明図、(e)は「ユーザ情報データ」の説明図
である。
【図5】図1の工程管理機能付ネットワークシステムに
おいて、各工程を実行する際の動作例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 サーバ装置(端末装置) 1a、1b クライアント装置(端末装置) 2 表示部 3 操作部 4 処理部 5 通信部(メッセージ伝送手段) 11 ツール記憶手段 12 工程表示手段 13 ツール起動手段 14 フロー管理手段 15 マニュアル表示手段 16 データベース部(マニュアル記憶手段) 20 通信回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報表示機能、情報入力機能、及び情報
    処理機能を有する複数の端末装置と、これら端末装置を
    互いに接続する通信回線とを具備し、予め実行順序の設
    定された複数の工程からなる情報処理作業を、各工程毎
    に前記複数の端末装置で実行するように構成された工程
    管理機能付ネットワークシステムであって、 前記複数の工程を実行するための複数の処理プログラム
    及び複数の処理データを記憶するツール記憶手段と、 前記複数の端末装置のそれぞれに、前記複数の工程の実
    行順序を図表化した作業フローを表示させる工程表示手
    段と、 前記作業フローを表示した端末装置にて、前記複数の工
    程の中から、未実行であり、かつ、実行順序が最も先で
    ある一つの工程が選択されると、該一つの工程の実行に
    必要な処理プログラム及び処理データを、前記ツール記
    憶手段から取り出して前記一つの工程を選択した端末装
    置に送出し、該端末装置に前記一つの工程を実行させる
    ツール起動手段と、 前記一つの工程の実行が完了すると、前記工程表示手段
    が各端末装置に表示させる作業フロー上で、前記一つの
    工程の表示を未実行である他の工程の表示と識別可能に
    するフロー管理手段とを備えてなることを特徴とする工
    程管理機能付ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記複数の端末装置のいずれかで前記一
    つの工程の実行に対する障害が発生すると、該障害が発
    生した端末装置に、前記障害への対処方法を説明するオ
    ンラインマニュアルを表示させるマニュアル表示手段
    と、 前記オンラインマニュアルの表示に必要な情報を予め記
    憶しているマニュアル記憶手段とが設けられたことを特
    徴とする請求項1記載の工程管理機能付ネットワークシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記複数の端末装置のそれぞれには、前
    記通信回線で接続された他の端末装置にメッセージを送
    信してこれを表示させるメッセージ伝送手段とが設けら
    れたことを特徴とする請求項1または2記載の工程管理
    機能付ネットワークシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11353014A (ja) * 1998-06-08 1999-12-24 Mitsubishi Electric Corp 保守支援システム
JP2002024113A (ja) * 1998-06-30 2002-01-25 Masanobu Kujirada 出会い・連絡支援システム
WO2017109992A1 (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 三菱電機株式会社 保守支援システム、表示装置及び保守支援方法
JP2021081938A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 株式会社Osk 処理システム,処理方法及び処理プログラム

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