JPH1088999A - トンネルの落石検知・報知方法 - Google Patents
トンネルの落石検知・報知方法Info
- Publication number
- JPH1088999A JPH1088999A JP24200096A JP24200096A JPH1088999A JP H1088999 A JPH1088999 A JP H1088999A JP 24200096 A JP24200096 A JP 24200096A JP 24200096 A JP24200096 A JP 24200096A JP H1088999 A JPH1088999 A JP H1088999A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 万一落石があった場合にそれによる事故を最
少限にとどめる方策も落石防止策と共に必要である。 【解決手段】 トンネル出口に設けた落石に対する防護
ネットに光ファイバなどの信号線を添わせ、それによっ
て落石を検知し、通行中の車やトンネルを管理するセン
ターへ報知するように構成してある。
少限にとどめる方策も落石防止策と共に必要である。 【解決手段】 トンネル出口に設けた落石に対する防護
ネットに光ファイバなどの信号線を添わせ、それによっ
て落石を検知し、通行中の車やトンネルを管理するセン
ターへ報知するように構成してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路または鉄道
のトンネルの出口に落石があった場合、それを検知しト
ンネルの入口に向かって進行して来る車や列車さらには
トンネル内を出口に向かって進行しつつある車や列車に
対して知らせるようにしたトンネルの落石検知・報知方
法に関する。
のトンネルの出口に落石があった場合、それを検知しト
ンネルの入口に向かって進行して来る車や列車さらには
トンネル内を出口に向かって進行しつつある車や列車に
対して知らせるようにしたトンネルの落石検知・報知方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】1996年2月の北海道積丹半島古平の巨大
岩石による道路トンネル事故、また、1996年6月のJR高
山線 下呂ー焼石間の三原トンネル出口付近で特急列車
が落石に乗り上げて脱線した事故は記憶に新しいところ
である。これらの事故はいずれも人身事故であり、今後
に多くの教訓を残した。
岩石による道路トンネル事故、また、1996年6月のJR高
山線 下呂ー焼石間の三原トンネル出口付近で特急列車
が落石に乗り上げて脱線した事故は記憶に新しいところ
である。これらの事故はいずれも人身事故であり、今後
に多くの教訓を残した。
【0003】従来より、落石防止には多くの対策がとら
れているが落石防止対策を施した後に、多量の降雨や降
雪さらには地震等によってトンネル上部の土や岩石の状
態が変わり、それによって落石する場合もあり得る。し
たがって、万一落石があった場合にそれによる事故を最
少限にとどめる方策も落石防止策と共に必要である。
れているが落石防止対策を施した後に、多量の降雨や降
雪さらには地震等によってトンネル上部の土や岩石の状
態が変わり、それによって落石する場合もあり得る。し
たがって、万一落石があった場合にそれによる事故を最
少限にとどめる方策も落石防止策と共に必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動車交通制御システ
ムに関しては例えばダイヤモンド経済開発情報 公開情
報レポート‘86/10月号に関連出願について詳しく述べ
られているが、落石に対する対策の出願については述べ
られていない。また、日立評論VOL.76NO.3(1994-3)のペ
ージP11〜P21(広域化が進む高速道路施設監視制御シス
テム/道路交通システムの高度化を支える画像認識技
術)には道路上の異常等について述べられているが、そ
れらはトンネル火災や落下物(自動車からの)に関する
もので落石に関するものではない。また、三菱重工技報
VOL.32 NO.4(1995-7)「鉄道の障害物検知システムの開
発」は線路上の異常状態を把握する新たなシステムにつ
いて触れたものではあるが落石については言及していな
い。しかし、上記したように落石による事故は現実に起
こっており、その対策が緊急の課題である。
ムに関しては例えばダイヤモンド経済開発情報 公開情
報レポート‘86/10月号に関連出願について詳しく述べ
られているが、落石に対する対策の出願については述べ
られていない。また、日立評論VOL.76NO.3(1994-3)のペ
ージP11〜P21(広域化が進む高速道路施設監視制御シス
テム/道路交通システムの高度化を支える画像認識技
術)には道路上の異常等について述べられているが、そ
れらはトンネル火災や落下物(自動車からの)に関する
もので落石に関するものではない。また、三菱重工技報
VOL.32 NO.4(1995-7)「鉄道の障害物検知システムの開
発」は線路上の異常状態を把握する新たなシステムにつ
いて触れたものではあるが落石については言及していな
い。しかし、上記したように落石による事故は現実に起
こっており、その対策が緊急の課題である。
【0005】この発明は、このような緊急の課題に対処
するためになされたもので、その特徴とするところはト
ンネル出口の落石を検知し、それをトンネル入口に向か
って進行してくる車や列車、さらにはトンネル内を出口
に向かって進行しつつある車や列車に対して知らせるよ
うにした方法を提案するものである。
するためになされたもので、その特徴とするところはト
ンネル出口の落石を検知し、それをトンネル入口に向か
って進行してくる車や列車、さらにはトンネル内を出口
に向かって進行しつつある車や列車に対して知らせるよ
うにした方法を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】トンネル出口に設けた落
石に対する防護ネットに光ファイバなどの信号線を添わ
せるとともに、その光ファイバの一端には信号源を、ま
た他端には受信器を設け、落石によって光ファイバが切
断された場合には受信器の受信信号の変化から落石を検
知し、その検知信号によってトンネル入口近傍に設けた
カメラ(例えばディジタルカメラ)で落石現場を撮影し
て画像を道路やトンネルを管理するセンターへ送るなど
落石検知と報知とをおこなうように構成してある。
石に対する防護ネットに光ファイバなどの信号線を添わ
せるとともに、その光ファイバの一端には信号源を、ま
た他端には受信器を設け、落石によって光ファイバが切
断された場合には受信器の受信信号の変化から落石を検
知し、その検知信号によってトンネル入口近傍に設けた
カメラ(例えばディジタルカメラ)で落石現場を撮影し
て画像を道路やトンネルを管理するセンターへ送るなど
落石検知と報知とをおこなうように構成してある。
【0007】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示すも
ので、1は道路トンネル、2は道路、3はトンネル1の
出口に設けた周知の落石に対する防御ネットである。な
お、トンネル1から出て車線4を矢印イ方向に向かう車
5にとっては、図1のトンネルは出口になり、車線6を
矢印ロ方向にトンネル1へ向かう車にとっては入口とな
る。上記防御ネット3には、センサとしての信号線(図
1では図示せず)が添わせてあり、その一端には信号源
がまた他端には受信器が設けてある。なお、信号線とし
ては車から生じるノイズなどを考慮すると光ファイバが
適している。したがって、光ファイバを用いた場合上記
信号源は光源となる。7は前記受信器の受信信号の変化
によって作動するカメラ(例えばディジタルカメラ)で
あって、上記ネット3上に落下した落石8を撮影するよ
うにポール9上に配置されている。10は上記カメラの視
野であり、上記ネット3を含むトンネル出口を広くカバ
ーする。なお、上記ポール9とトンネル1との間隔は、
道路2が直線かカーブかなどの諸条件によって決定され
る。図2において、11、12はそれぞれトンネルの入口
側のポール13、14に設けられた標識あるいは信号機であ
って、トンネルの出口で落石があった場合に、それを図
3のように表示するかあるいは信号機を「赤」にして車
15、16のドライバーに知らせる。なお、トンネル内にも
標識あるいは信号機が設けられていて、トンネル内を出
口に向かって進行中の車を停止させる。
ので、1は道路トンネル、2は道路、3はトンネル1の
出口に設けた周知の落石に対する防御ネットである。な
お、トンネル1から出て車線4を矢印イ方向に向かう車
5にとっては、図1のトンネルは出口になり、車線6を
矢印ロ方向にトンネル1へ向かう車にとっては入口とな
る。上記防御ネット3には、センサとしての信号線(図
1では図示せず)が添わせてあり、その一端には信号源
がまた他端には受信器が設けてある。なお、信号線とし
ては車から生じるノイズなどを考慮すると光ファイバが
適している。したがって、光ファイバを用いた場合上記
信号源は光源となる。7は前記受信器の受信信号の変化
によって作動するカメラ(例えばディジタルカメラ)で
あって、上記ネット3上に落下した落石8を撮影するよ
うにポール9上に配置されている。10は上記カメラの視
野であり、上記ネット3を含むトンネル出口を広くカバ
ーする。なお、上記ポール9とトンネル1との間隔は、
道路2が直線かカーブかなどの諸条件によって決定され
る。図2において、11、12はそれぞれトンネルの入口
側のポール13、14に設けられた標識あるいは信号機であ
って、トンネルの出口で落石があった場合に、それを図
3のように表示するかあるいは信号機を「赤」にして車
15、16のドライバーに知らせる。なお、トンネル内にも
標識あるいは信号機が設けられていて、トンネル内を出
口に向かって進行中の車を停止させる。
【0008】図4(a),(b)は、信号線の防御ネット3に対
する添わせ方、信号線に対する信号源および受信器の関
係を示す図である。図4(a) は、上記防御ネット3に1
本の信号線17を千鳥足状に添わせた例であって、その一
端には信号源18が、他端には前記信号源13から出力さ
れ、信号線17を通った信号を受信する受信器19が接続さ
れている。このような構成において、上記ネット3上に
落石があって、信号線17の一部が切断されたとすれば、
受信器19が受信する受信信号の状態が変化するので、そ
れによって落石を知ることができる。
する添わせ方、信号線に対する信号源および受信器の関
係を示す図である。図4(a) は、上記防御ネット3に1
本の信号線17を千鳥足状に添わせた例であって、その一
端には信号源18が、他端には前記信号源13から出力さ
れ、信号線17を通った信号を受信する受信器19が接続さ
れている。このような構成において、上記ネット3上に
落石があって、信号線17の一部が切断されたとすれば、
受信器19が受信する受信信号の状態が変化するので、そ
れによって落石を知ることができる。
【0009】すなはち、落石がなく信号線17が切断され
ていない場合は信号源18からの信号は正常に受信器19で
受信される。しかし、落石によって信号線17が切断され
ると信号源18からの信号は受信器19に達しない。この受
信信号の異常を知ることにより落石を検知することがで
きる。
ていない場合は信号源18からの信号は正常に受信器19で
受信される。しかし、落石によって信号線17が切断され
ると信号源18からの信号は受信器19に達しない。この受
信信号の異常を知ることにより落石を検知することがで
きる。
【0010】図4 (b)は、複数の信号線17-1〜17-14を
ネット3に添わせたものであり、複数の信号線の一端側
には共用の1つの信号源18が、また他端には共用の1つ
の受信器19が設けられている。このように複数の信号線
を用いた場合、いずれか1本の信号線が切断されれば、
それによって落石があったことを検知できる。
ネット3に添わせたものであり、複数の信号線の一端側
には共用の1つの信号源18が、また他端には共用の1つ
の受信器19が設けられている。このように複数の信号線
を用いた場合、いずれか1本の信号線が切断されれば、
それによって落石があったことを検知できる。
【0011】図5(a),(b)は、図4(a),(b)にそれぞれ対
応する接続例を示すもので、図5(a)において、17は信
号線、18は信号線17の一端につながる信号源、19は受信
器であって、この受信器19は信号線17を通って来た信号
が入力されるインバータ20と、インバータ20につながる
コンタクタ21と、コンタクタ21が通電されると閉接する
常開接点22とを備えている。7は常開接点22が閉接する
と作動するカメラである。このような構成において、信
号線17が落石によって切断されていなければ、インバー
タ20には入力があり出力は論理的“0”である。そのた
め、コンタクタ21は作動せず、常開接点22も閉接しな
い。したがって、カメラ7は撮影動作をしない。
応する接続例を示すもので、図5(a)において、17は信
号線、18は信号線17の一端につながる信号源、19は受信
器であって、この受信器19は信号線17を通って来た信号
が入力されるインバータ20と、インバータ20につながる
コンタクタ21と、コンタクタ21が通電されると閉接する
常開接点22とを備えている。7は常開接点22が閉接する
と作動するカメラである。このような構成において、信
号線17が落石によって切断されていなければ、インバー
タ20には入力があり出力は論理的“0”である。そのた
め、コンタクタ21は作動せず、常開接点22も閉接しな
い。したがって、カメラ7は撮影動作をしない。
【0012】このような状態において、落石によって信
号線17が切断されたとすればインバータ20の入力は無く
なるので、出力は論理的“1”となる。そのため、コン
タクタ21は通電され、接点22は閉接し、カメラ7は撮影
動作を行う。
号線17が切断されたとすればインバータ20の入力は無く
なるので、出力は論理的“1”となる。そのため、コン
タクタ21は通電され、接点22は閉接し、カメラ7は撮影
動作を行う。
【0013】図5 (b)は、図4 (b)に対応する接続例で
あって、17-1〜17-nは信号線、23は信号線17-1〜17-nの
他端がつながる論理積回路であって、その出力はインバ
ータ20の入力となる。このような構成において、信号線
17-1〜17-nのすべてが切断されていなければ、論理積回
路23の入力はすべて“1”であり、そのため、出力も
“1”である。したがって、インバータ20の出力は
“0”でありコンタクタ21は通電されない。このような
状態において、信号線17-1〜17-nの中のいずれか1本が
落石によって切断されると論理積回路23の出力は“1”
→“0”と変化し、それによってインバータ15の出力は
“0”→“1”となる。したがって、コンタクタ21は通
電され、常開接点22は閉接し、カメラ7は撮影動作を行
う。
あって、17-1〜17-nは信号線、23は信号線17-1〜17-nの
他端がつながる論理積回路であって、その出力はインバ
ータ20の入力となる。このような構成において、信号線
17-1〜17-nのすべてが切断されていなければ、論理積回
路23の入力はすべて“1”であり、そのため、出力も
“1”である。したがって、インバータ20の出力は
“0”でありコンタクタ21は通電されない。このような
状態において、信号線17-1〜17-nの中のいずれか1本が
落石によって切断されると論理積回路23の出力は“1”
→“0”と変化し、それによってインバータ15の出力は
“0”→“1”となる。したがって、コンタクタ21は通
電され、常開接点22は閉接し、カメラ7は撮影動作を行
う。
【0014】ところで、このようにして撮影された落石
現場の画像は、当然のことではあるがトンネルを管理し
ているセンター等へ、緊急の道路情報として伝送される
ことはいうまでもないが、それ以外にトンネル1へ向か
って走ってくる車に対して警告情報として知らせること
も極めて重要である。
現場の画像は、当然のことではあるがトンネルを管理し
ているセンター等へ、緊急の道路情報として伝送される
ことはいうまでもないが、それ以外にトンネル1へ向か
って走ってくる車に対して警告情報として知らせること
も極めて重要である。
【0015】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2を示すもので、鉄道線路24が通るトンネル1にこの
発明を適用した場合を示している。図において25は鉄道
の信号機、26は列車である。このような構成においては
トンネルの出口で落石が検知されればカメラで撮影する
とともに、信号機25を「赤」に切換えてトンネル1に向
かって進行する列車26をトンネルの手前で停止させる。
態2を示すもので、鉄道線路24が通るトンネル1にこの
発明を適用した場合を示している。図において25は鉄道
の信号機、26は列車である。このような構成においては
トンネルの出口で落石が検知されればカメラで撮影する
とともに、信号機25を「赤」に切換えてトンネル1に向
かって進行する列車26をトンネルの手前で停止させる。
【0016】ところで、上記実施の形態1、2においては
この発明の要旨は容易に理解できるように簡単な回路を
用いて説明したが、これらハードウェアの機能はマイク
ロコンピュータなどの技術に置き換え得ることは言うま
でもない。
この発明の要旨は容易に理解できるように簡単な回路を
用いて説明したが、これらハードウェアの機能はマイク
ロコンピュータなどの技術に置き換え得ることは言うま
でもない。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上のようになっているから
トンネル出口の落石を検知し、それをトンネル入口に向
かって来る車に知らせることができるため、落石による
事故の拡大を防ぐことができる。
トンネル出口の落石を検知し、それをトンネル入口に向
かって来る車に知らせることができるため、落石による
事故の拡大を防ぐことができる。
【図1】 この発明の実施の形態1を説明するための図
である。
である。
【図2】 この発明の実施の形態1を説明するための図
である。
である。
【図3】 この発明の実施の形態1を説明するための図
である。
である。
【図4】 この発明の実施の形態1を説明するための図
である。
である。
【図5】 この発明の実施の形態1を説明するための図
である。
である。
【図6】 この発明の実施の形態2を説明するための図
である。
である。
1 トンネル 2 道路 3 防護ネット 4 車線 5 車 6 車線 7 カメラ 8 落石 9 ポール 10 視野 11 信号機 12 信号機 13 ポール 14 ポール 15 車 16 車 17 信号線 18 信号源 19 受信器 20 インバータ 21 コンタクタ 22 常開接点 23 論理積回路 24 鉄道線路 25 信号機 26 列車
Claims (5)
- 【請求項1】 トンネルの出口に設けられている落石に
対する防護ネットに添わせた1本の信号線と、上記信号
線の一端に設けた信号源と、上記信号線の他端に設けた
受信器と、上記出口を撮影するように設けられ、上記受
信器の受信信号の変化によって撮影動作するカメラと、
上記出口とは反対の入口側に設けられ、上記カメラの動
作に連動して機能する表示器又は信号機とを備え、落石
によって上記信号線が切断された場合には落石の状況を
上記カメラで撮影してトンネルを管理するセンター等へ
伝送するとともに、上記表示器又は信号機によって上記
トンネルへ進入しようとする車等を停止させるようにし
たことを特徴とするトンネルの落石検知・報知方法。 - 【請求項2】 上記1本の信号線を防護ネット上に千鳥
足状に添わせてあることを特徴とする請求項1記載のト
ンネルの落石検知・報知方法。 - 【請求項3】 トンネルの出口に設けてある落石に対す
る防護ネットに添わせた複数の信号線と、上記複数の信
号線の一端側に設けられ、複数の信号線に共通の信号を
入力する単一の信号源と、上記複数の信号線の他端側に
設けられた単一の受信器と、上記複数の信号線のいずれ
か1本が落石によって切断された場合に上記受信信号の
変化によって機能し、トンネルの出口を撮影するカメラ
と、上記出口とは反対側の入口側に設けられ、上記カメ
ラの動作に連動して機能する表示器又は信号機とを備
え、トンネル出口に落石があった場合に、それを検知
し、トンネルを管理するセンター等へ画像伝送するとと
もに、上記表示器又は信号機によって上記トンネルへ進
入しようとする車等を停止させるようにしたことを特徴
とするトンネルの落石検知・報知方法。 - 【請求項4】 上記信号線として光ファイバーを用いた
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のトン
ネルの落石検知・報知方法。 - 【請求項5】 トンネルの入口側とトンネル内の所定
位置に、上記信号線の切断によってトンネル出口側で落
石が検知された場合に切換る信号機を設け、これら信号
機によってトンネル入口に向かって、およびトンネル内
を出口に向かって走行する車等を停止させるようにした
ことを特徴とするトンネルの落石検知・報知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24200096A JPH1088999A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | トンネルの落石検知・報知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24200096A JPH1088999A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | トンネルの落石検知・報知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1088999A true JPH1088999A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17082770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24200096A Pending JPH1088999A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | トンネルの落石検知・報知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1088999A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106703889A (zh) * | 2017-01-11 | 2017-05-24 | 中铁隧道集团二处有限公司 | 隧道施工斜井安全报警系统 |
CN110400468A (zh) * | 2019-08-27 | 2019-11-01 | 宁波诠航机械科技有限公司 | 一种长隧道内的低速跟拍系统 |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP24200096A patent/JPH1088999A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106703889A (zh) * | 2017-01-11 | 2017-05-24 | 中铁隧道集团二处有限公司 | 隧道施工斜井安全报警系统 |
CN110400468A (zh) * | 2019-08-27 | 2019-11-01 | 宁波诠航机械科技有限公司 | 一种长隧道内的低速跟拍系统 |
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