JPH108896A - セグメント - Google Patents

セグメント

Info

Publication number
JPH108896A
JPH108896A JP8158605A JP15860596A JPH108896A JP H108896 A JPH108896 A JP H108896A JP 8158605 A JP8158605 A JP 8158605A JP 15860596 A JP15860596 A JP 15860596A JP H108896 A JPH108896 A JP H108896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
male
fitting
tensile load
tensile
female
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8158605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3777483B2 (ja
Inventor
Atsushi Koizumi
淳 小泉
Hisao Ito
久雄 伊藤
Yuji Asagami
裕司 浅上
Nobuyuki Takamatsu
伸行 高松
Yasunori Suzuki
康功 鈴木
Kazuhiro Fujiwara
和博 藤原
Hiroshi Toida
浩 戸井田
Katsuto Oguchi
克人 大口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyu Construction Co Ltd
Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
Original Assignee
Tokyu Construction Co Ltd
Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyu Construction Co Ltd, Nippon Kokan Light Steel Co Ltd filed Critical Tokyu Construction Co Ltd
Priority to JP15860596A priority Critical patent/JP3777483B2/ja
Publication of JPH108896A publication Critical patent/JPH108896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3777483B2 publication Critical patent/JP3777483B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 あり継ぎ方式のセグメント間継手において、
本来の剛性を失うことなく、継手部に引張力が作用した
とき、引張荷重による引張変位開始点から所定量変位す
るまでの間、雄金具(あり)のウェブ降伏力よりも小さ
な引張力で変形を可能とすることができるセグメントを
提供すること。 【解決手段】 セグメント相互の継手面の幅方向に設け
られて、セグメント間で係合してこれらを結合するあり
とあり溝からなる埋め込み金具の、ありウェブ部を挟む
両側に、引張荷重が加わったとき該引張荷重による引張
変位開始点から所定量変位するまでの間は見掛け上の継
手部引張剛性を小さくするために、引張荷重が加わる当
初の支点部を限定する手段を設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば道路、鉄
道、放水路、上下水道用等のシールドトンネルに用いら
れる一次覆工用セグメントとして好適なセグメントに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は本出願人の一部により既に提案
されている従来のコンクリートセグメントの全体構成を
示す斜視図、図13はその継手部を拡大して示す縦断面
図である(特願平7-187351号)。このコンクリートセグ
メントは、セグメント1相互の継手面1a,1bの幅方
向に、セグメント間で係合してこれらを結合する断面T
形の条鋼からなる雄金具(あり)2と断面C形の条鋼か
らなる雌金具(あり溝)3とで形成された埋め込み金具
を設け、かつこれら埋め込み金具は各セグメント本体の
主構造材4,5にそれぞれ結合し、各セグメントの結合
(組立)は雄金具2と雌金具3の位置合わせを行なって
から挿入する側のセグメントをトンネル軸方向に押し込
むことにより行われる。
【0003】また、従来のこの種コンクリートセグメン
トの継手の他の例として特開平7-269297号公報のものが
ある。この公報のコンクリートセグメントは、セグメン
ト相互の継手面の幅方向に、各セグメント本体の主構造
材にそれぞれ結合された断面C形の条鋼からなる雌金具
(あり溝)で形成された埋め込み金具を設け、各セグメ
ントの結合時(組立時)は、別体からなる断面H形の条
鋼からなる雄金具(あり)を用い、雄金具の各フランジ
を各雌金具のあり溝にトンネル軸方向より押し込むこと
により行われる。またこの公報のコンクリートセグメン
トは、雄雌金具の引張荷重作用面の双方あるいは一方に
テーパを形成し、結合時に楔効果が得られるようにして
いる。
【0004】ここで、従来のあり継ぎ式継手の引張強度
を確認するために行った実験結果について図14および
図15に基づき説明する。図14は引張強度試験に用い
た雄金具の試験体Aの諸元を示す説明図、図15は実験
結果であり、試験体Aにおける引張荷重(tf)と雄金具、
雌金具それぞれの標点間変位(mm)の関係を示す図であ
る。
【0005】図14に示すように、ここでは試験体Aと
して、材質SS400を用い、長さ20mm、フランジ厚
さ9mm、フランジ幅30mm、ウェブ厚さ6mm、ウェブ長
さ25mmとし、フランジ上面の両側とウェブ両側面のそ
れぞれに歪みセンサ6を取り付けた。なお、以下で説明
する実験(試験体A,B,C,D,E)はすべて直径4
800mm、幅1000mm、厚さ200mmの下水道用コン
クリートセグメントの継手に関するものである。セグメ
ントの諸元、設計条件が変われば、継手金具の寸法は当
然変わるが、本発明の効果は全く変わらない。
【0006】試験体Aは、図15に示すようにa点まで
は弾性変形(直線部)し、a点から引張強さの最大点で
あるj点までは、降伏点となるa点にて若干の線形的な
変化態様を示すものの基本的に弾性変形の線に沿うよう
な連続的な塑性変形曲線となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セグメ
ント1相互の継手面1a,1bにそれぞれ雄金具2と雌
金具3とからなる埋め込み金具を設けたもの、換言すれ
ば雄雌金具の引張荷重作用面にテーパが形成されていな
い前者のものにあっては、製造、組立精度が悪い場合、
結合時に雄雌金具間に空隙が発生したり、或いは断面T
形の雄金具に大きな引張力が作用し、これが設計上の弱
点となり易い。
【0008】また、雄雌金具の引張荷重作用面にテーパ
を形成した後者のものにあっては、製造上あるいは組立
上の精度いかんによっては結合時(組立時)に断面H形
の雄金具の雌金具への嵌合部(T字部)に大きな引張力
が作用し、多くの場合、引張変形能が小さいために、雄
金具のT字部が降伏してしまい、継手部には大きな張力
が残存する。このような状態下において外力が作用する
と、セグメントリングの構造上の弱点となり易い。更に
嵌合時にも大きな押し込み力を要するため、セグメント
1ピースあたり2ヶ所の継手のうち片方のみに押し込み
荷重が作用し(いわゆる偏荷重)、嵌合がスムーズに行
われない可能性があった。
【0009】本発明は、以上の点に鑑み、あり継ぎ方式
のセグメント間継手において、本来の剛性を失うことな
く、継手部に引張力が作用したとき、引張荷重による引
張変位開始点から所定量変位するまでの間、雄金具(あ
り)のウェブ降伏力よりも小さな引張力で変形を可能と
することができるセグメントを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
セグメントは、下記の構成からなるものである。すなわ
ち、セグメント相互の継手面の幅方向に、セグメント間
で係合してこれらを結合するありとあり溝からなる埋め
込み金具をそれぞれ設け、これら埋め込み金具と各セグ
メント本体の主構造材とをそれぞれ結合してなるセグメ
ントにおいて、埋め込み金具のありウェブ部を挟む両側
に、引張荷重が加わったとき該引張荷重による引張変位
開始点から所定量変位するまでの間は見掛け上の継手部
引張剛性を小さくするために、引張荷重が加わる当初の
支点部を限定する手段を設けたものである。この請求項
1の発明において、埋め込み金具のありウェブ部を挟む
両側に設けた支点部は、引張荷重が加わる当初の荷重を
受けて引張変位開始点から所定量変位するまでの間の変
形を容易にして見掛け上の継手部引張剛性を小さくす
る。このため、製造上あるいは組立上の理由から雄雌金
具の嵌合時に雄雌金具間の位置関係が適正になっていな
い場合でも、雄金具のウェブ降伏力よりも小さな引張力
で変形して、嵌合時の引張力を吸収させることができ、
かつ残存引張力も小さくすることができる。また、支点
部による変形を積極的に利用することにより、結合時に
雄雌金具間に空隙が発生するのを防止することができ、
それにより、止水性の確保が容易となる。これらのこと
から、設計上も不利となることがない。
【0011】また、本発明の請求項2に係るセグメント
は、埋め込み金具を、断面T形の条鋼からなる雄金具と
断面C形の条鋼からなる雌金具とから形成するととも
に、これら雄雌金具の引張荷重作用面のいずれか一方の
両側部に突条を設け、該突条を引張荷重が加わった当初
の支点部としたものである。なお、この突条は必ずしも
幅方向全長にわたらないでも良い。また、断続的に設け
ても良い。この請求項2の発明においては、引張荷重作
用点から突条までの距離に基づくモーメントにより、雄
雌金具の本来の引張荷重作用面相互が接触するまでの変
形が容易に行われる。このため、引張荷重による引張変
位開始点から本来の継手部引張剛性が機能するまで(所
定量変位するまで)の間の剛性を小さくすることができ
る。
【0012】また、本発明の請求項3に係るセグメント
は、埋め込み金具を、断面矢印形の条鋼からなる雄金具
と断面C形の条鋼からなる雌金具とから形成し、雄金具
の山形フランジの両側縁部を引張荷重が加わった当初の
支点部としたものである。この請求項3の発明におい
て、引張荷重が作用すると、比較的小さな荷重で塑性変
形が始まり雄金具は雌金具に対する接触面が当初の山形
フランジ両側縁部から山形フランジ内方へと次第に拡大
していき、所定の接触面積まで拡大すると、本来の継手
剛性が機能して引張荷重を受ける。したがって、引張荷
重による引張変位開始点から本来の継手部引張剛性が機
能するまで(所定量変位するまで)の間の変位量を大き
くすることができる。このため、設計的自由度が拡大す
る。
【0013】また、本発明の請求項4に係るセグメント
は、埋め込み金具を、断面T形の条鋼からなる雄金具と
断面C形の条鋼からなる雌金具とから形成するととも
に、雌金具側の引張荷重作用面となるリップ部内面に雄
金具側の引張荷重作用面となるフランジ内面の両側部に
向けて末広がり状に突出する突条を設け、該突条を引張
荷重が加わった当初の支点部としたものである。なお、
この突条は必ずしも幅方向全長にわたらないでも良い。
この請求項4の発明において、引張荷重が作用すると、
雌金具は雄金具に対する接触面が当初の突条先端縁から
突条内側面へと次第に拡大していき、所定の接触面積ま
で拡大すると、本来の継手剛性が機能して引張荷重を受
ける。したがって、引張荷重による引張変位開始点から
本来の継手部引張剛性が機能するまで(所定量変位する
まで)の間の変位量を大きくすることができ、設計的自
由度が拡大する。
【0014】また、本発明の請求項5に係るセグメント
は、埋め込み金具を、断面T形の条鋼からなる雄金具と
断面C形の条鋼からなる雌金具とから形成するととも
に、これら雄雌金具の引張荷重作用面間に弾性体あるい
は柔らかい金属又は、プラスチックのような非金属を介
在設置し、該弾性体あるいは柔らかい金属又は、プラス
チックのような非金属を引張荷重が加わった当初の支点
部としたものである。この請求項5の発明においては、
引張荷重による引張変位開始点から所定量変位するまで
の間の変位を弾性体あるいは柔らかい金属又は、プラス
チックのような非金属により行わせることができるの
で、雄雌金具間に引張荷重が作用すると、引張荷重によ
る引張変位開始点から所定量変位するまでの間は弾性体
あるいは柔らかい金属又は、プラスチックのような非金
属が雄金具のウェブ降伏力よりもより小さな引張力で変
形し、当該介在物の変形が完了すると、T字形金物の継
手剛性が機能して引張荷重を受ける。従って、引張荷重
による引張変位開始点から本来の継手部引張剛性が機能
するまでの変位を大きくすることができ、設計自由度が
大きくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施形態1.以下、図示実施形態に基づき本発明を説明
する。なお、本発明の継手は、コンクリートセグメン
ト、鋼製セグメント、合成セグメント等、いずれの形式
のセグメントにも適用可能であるが、以下の実施形態で
はコンクリートセグメントに適用した場合の例について
説明する。図1は本発明の請求項1,2の一実施形態に
係るコンクリートセグメントの継手部の引張強度試験に
用いられる雄金具(あり)の試験体Bの諸元を示す説明
図、図2は試験体Bにおける引張荷重(tf)と雄金具、雌
金具それぞれの標点間変位(mm)の関係を示す図、図3は
試験体Bの引張強度試験時の変形態様の説明図である。
なお、雄金具(あり)と雌金具(あり溝)の接続態様、
およびこれらと各セグメント本体の主構造材との結合態
様については基本的に前述の図12と同様であるので、
これらの関係については説明を省略する。
【0016】本実施形態のコンクリートセグメントは、
セグメント相互の継手面の幅方向に、セグメント間で係
合してこれらを結合する埋め込み金具を、基本的に断面
T形の条鋼からなる雄金具(あり)2Aと断面C形の条
鋼からなる雌金具(あり溝)3とから形成するととも
に、雄金具2A側の引張荷重作用面となるフランジ2a
下面の両側部に突条2b,2cを設け、これら突条2
b,2cを引張荷重が加わった当初の支点部として構成
したものである。
【0017】図1に示すように、ここでは試験体Bとし
て、材質SS400の雄金具を用い、長さ20mm、フラ
ンジ厚さ5mm、フランジ幅30mm、ウェブ厚さ6mm、支
点部までのウェブ高さ25mm、各突条の厚さはそれぞれ
2mm、各突条の高さはそれぞれ3mmとし、フランジ両側
の上下面とウェブ両側面のそれぞれに歪みセンサ6を取
り付けた。
【0018】試験体Bは、図2及び図3に示すように第
1変曲点aまでは、引張荷重作用点から各突条2b,2
cまでのそれぞれの距離に基づくモーメントにより、フ
ランジ部が弾性変形し、a点から第2変曲点bすなわち
雄雌金具の本来の引張荷重作用面相互が接触するまで
は、前記モーメントによってフランジ部が塑性変形す
る。つまり引張荷重による引張変位開始点から本来の継
手部引張剛性が機能するまで(所定量変位するまで)の
間はウェブ降伏力よりも小さな引張力で変形する。
【0019】また、雄雌金具の本来の引張荷重作用面相
互が接触した第2変曲点bから引張強さの最大点jに至
る途中のc点においては、フランジ部の変形は雌金具に
よりおさえられ、ウェブ部の引張特性が発揮される。更
に引張強さの最大点jを超えて破断に至る下降曲線途中
のd点においては、フランジ部が雌金具より抜け出すよ
うな変形となる。なお、フランジ部が雌金具より抜け出
すような変形となったのは、本試験において、雌金具の
リップ部のスリット間隔を10mmと大きく設定したため
である。したがって、実際のセグメントへの適用に当た
っては、雄金具のウェブ部と雌金具のリップ部との間隔
を試験例よりも狭くなるように設定した。
【0020】また、d点から先の下降曲線のどこで破断
が起こったかは確認していないが、そのことは重要では
ない。本試験の目的は、弾性変形を含む上昇曲線が段階
的に変位していること、特に引張荷重による引張変位開
始点から本来の継手部引張剛性が機能するまで(所定量
変位するまで)の間はウェブ降伏力よりも小さな引張力
で変形していることと、引張強さの最大点jが設計値ど
おりの値になっているかを確認することにあり、破断点
を確認しなくても所期の目的は達成できる。
【0021】このように、本実施形態のコンクリートセ
グメントにおいては、あり継ぎ式継手の雄金具2A側の
引張荷重作用面となるフランジ2a下面の両側部に設け
た突条2b,2cを、引張荷重が加わった当初の支点部
として構成することにより、引張荷重による引張変位開
始点から本来の継手部引張剛性が機能するまで(所定量
変位するまで)の間はウェブ降伏力よりも小さな引張力
で変形させることができる。このため、製造上あるいは
組立上の理由から雄雌金具の嵌合時に、雄雌金具間の距
離が適正な場合よりも小さめになっていても、その寸法
分だけは小さな引張力で変形させることができ、嵌合時
に雄金具に大きな引張力を生じさせることが無い。
【0022】また、引張荷重が加わった当初の支点部と
なる突条2b,2cの設定位置を、雄金具2A側の引張
荷重作用面となるフランジ2a下面の両側部としたこと
により、引張荷重作用点から突条間に距離をおくことが
でき、この距離に基づくモーメントによって、雄雌金具
の本来の引張荷重作用面相互が接触するまでの変形を容
易に行わせることができる。このため、引張荷重による
引張変位開始点から本来の継手部引張剛性が機能するま
で(所定量変位するまで)の間の剛性を小さくすること
ができ、これによって嵌合時の押し込み力を小さくでき
て、嵌合作業をスムーズに行わせることができる。
【0023】なお、ここでは引張荷重が加わった当初の
支点部となる突条を雄金具側に設けたものを例に挙げて
説明したが、この突条を雌金具側に設けても同等の作用
効果を奏することは言うまでもない。
【0024】実施形態2.図4は本発明の請求項1,2
の他の実施形態に係るコンクリートセグメントの継手部
の引張強度試験に用いられる雄金具の試験体Cの諸元を
示す説明図、図5は試験体Cにおける引張荷重(tf)と雄
金具、雌金具それぞれの標点間変位(mm)の関係を示す図
である。
【0025】この実施形態のコンクリートセグメント
は、前述の実施形態1で説明した雄金具側の各突条の内
側面を傾斜面2d,2eに形成して、各突条先端が鋭角
となるように構成したものであり、それ以外の構成は前
述の実施形態1のものと同様である。
【0026】図4に示すように、ここでも試験体Cとし
て、材質SS400の雄金具を用い、長さ20mm、フラ
ンジ厚さ5mm、フランジ幅30mm、ウェブ厚さ6mm、支
点部までのウェブ高さ25mm、各突条の基部厚さはそれ
ぞれ2mm、各突条の高さはそれぞれ3mmとし、フランジ
両側の上下面とウェブ両側面のそれぞれに歪みセンサ6
を取り付けた。
【0027】試験体Cの引張強度試験時の変形態様は、
前述の実施形態1の試験体Bとほぼ同様であった(図3
参照)。ただ、各突条先端が鋭角となっていること、及
びこれによって引張荷重作用点から各突条までのそれぞ
れの距離が前述の試験体Bよりも若干長くなっているこ
とにより、図5に示す如く第1変曲点aまでのフランジ
部の弾性変形の変位量が試験体Bよりも若干大きくなっ
ていて、その分、以後の塑性変形点b,c,j,dにお
ける変位量も試験体Bよりも若干大きくなっていること
が試験結果から判明した。
【0028】したがって、この実施形態のコンクリート
セグメントにおいては、引張荷重による引張変位開始点
から本来の継手部引張剛性が機能するまで(所定量変位
するまで)の間のウェブ降伏力よりも小さな引張力で変
形する量を、前述の試験体Bよりも若干大きくすること
ができる。
【0029】なお、この実施形態においても鋭角状の突
条を雌金具側に設けてもよいことは言うまでもない。
【0030】実施形態3.図6は本発明の請求項1,
3,4に係るコンクリートセグメントの継手部の引張強
度試験に用いられる雄金具の試験体Dの諸元を示す説明
図、図7は試験体Dにおける引張荷重(tf)と雄金具、雌
金具それぞれの標点間変位(mm)の関係を示す図、図8は
試験体Dの引張強度試験時の変形態様の説明図であり、
各図中、前述の実施形態1に相当する部分には同一符号
を付してある。
【0031】この実施形態のコンクリートセグメント
は、雄金具2Bを断面矢印形の条鋼から形成し、雄金具
の山形フランジ2fの両側縁部2g,2hを引張荷重が
加わった当初の支点部としたものであり、それ以外の構
成は前述の実施形態1のものと同様である。
【0032】図6に示すように、ここでも試験体Dとし
て、材質SS400の雄金具を用い、長さ20mm、山形
フランジ厚さ5mm、山形フランジの両片の幅をそれぞれ
30mm、ウェブ厚さ6mm、支点部までのウェブ高さ25
mmとし、山形フランジ両側の上下面とウェブ両側面のそ
れぞれに歪みセンサ6を取り付けた。
【0033】試験体Dは、図7及び図8に示すように第
1変曲点eまでは、引張荷重作用点から山形フランジ2
fの両側縁部2g,2hまでのそれぞれの距離に基づく
モーメントにより、山形フランジ2fが弾性変形し、e
点から第2変曲点fすなわち雄雌金具の本来の引張荷重
作用面相互が接触するまでは、前記モーメントによって
山形フランジ部が潰れるように塑性変形する。つまり引
張荷重による引張変位開始点から本来の継手部引張剛性
が機能するまで(所定量変位するまで)の間はウェブ降
伏力よりも小さな引張力で変形し、接触面が当初の山形
フランジ両側縁部2g,2hから山形フランジ内方へと
次第に拡大していき、所定の接触面積まで拡大する。
【0034】また、雄雌金具の本来の引張荷重作用面
(所定の接触面積)相互が接触した第2変曲点fから引
張強さの最大点jに至る途中のg点においては、山形フ
ランジ部の塑性変形はなくなって、ウェブ部が伸び変形
し、ウェブ部の引張剛性が発揮される。更に引張強さの
最大点jを超えて破断に至る下降曲線途中のh点におい
ては、山形フランジの両側縁部が反り、この山形フラン
ジ両側縁部が雌金具の引張荷重作用面より浮き上がるよ
うな変形となる。なお、ここでもh点から先の下降曲線
のどこで破断が起こったかは確認していないが、そのこ
とは重要ではない
【0035】この実施形態のコンクリートセグメントに
おいては、雄金具2Bを断面矢印形の条鋼から形成し
て、その山形フランジの両側縁部を引張荷重が加わった
当初の支点部としたので、引張荷重による引張変位開始
点から本来の継手部引張剛性が機能するまで(所定量変
位するまで)の間のウェブ降伏力よりも小さな引張力で
変形する量を、前述の試験体A,Bの2倍程度まで大き
くすることができる。このため、設計的自由度が拡大す
る。
【0036】なお、ここでは引張荷重が加わった当初の
支点部を雄金具側の山形フランジ両側縁部としたものを
例に挙げて説明したが、この山形フランジを雌金具側に
設けてもよい。この場合、埋め込み金具は、断面T形の
条鋼からなる雄金具と断面C形の条鋼からなる雌金具と
から形成するとともに、雌金具側の引張荷重作用面とな
るリップ部内面に雄金具側の引張荷重作用面となるフラ
ンジ内面の両側部に向けて末広がり状に突出する突条を
設け、この突条を引張荷重が加わった当初の支点部とす
る。
【0037】この引張荷重が加わった当初の支点部を雌
側配置としたものにおいては、引張荷重が作用すると、
雌金具は雄金具に対する接触面が当初の突条先端縁から
突条内側面へと次第に拡大していき、所定の接触面積ま
で拡大すると、本来の継手剛性が機能して引張荷重を受
ける。
【0038】この支点部を雌側配置とした場合、突条の
幅を試験体Dの山形フランジの幅ほど大きくできないた
め、引張荷重による引張変位開始点から本来の継手部引
張剛性が機能するまで(所定量変位するまで)の間の変
形量が、試験体Dよりも若干小さくなるが、ほぼ同等の
効果が得られる。
【0039】実施形態4.図9は本発明の請求項1,5
に係るコンクリートセグメントの継手部の引張強度試験
に用いられる弾性体付き雄金具の試験体Eの諸元を示す
説明図、図10は弾性体付き試験体Eにおける引張荷重
(tf)と雄金具、雌金具それぞれの標点間変位(mm)の関係
を示す図、図11は弾性体付き試験体Eの引張強度試験
時の変形態様の説明図であり、各図中、前述の実施形態
1に相当する部分には同一符号を付してある。
【0040】この実施形態のコンクリートセグメント
は、雄金具2Cを断面T形の条鋼から形成するととも
に、雌金具3を断面C形の条鋼から形成し、これら雄雌
金具の引張荷重作用面間に弾性体7を介在設置し、弾性
体7を引張荷重が加わった当初の支点部としたものであ
る。
【0041】図9に示すように、ここでも試験体Eとし
て、材質SS400の雄金具を用い、長さ20mm、フラ
ンジ厚さ9mm、フランジ幅30mm、ウェブ厚さ6mm、支
点部(弾性体下面)までのウェブ高さ25mmとし、かつ
弾性体7として厚さ5mmのゴムを用い、フランジ両側の
上面とウェブ両側面のそれぞれに歪みセンサ6を取り付
けた。
【0042】試験体Bおよび弾性体(ゴム)7は、図2
及び図3に示すように変曲点iまでは、主にゴム7が圧
縮変形し、外側にはみ出していく。つまり引張荷重によ
る引張変位開始点から変曲点iまでの間はウェブ降伏力
よりも小さな引張力でゴム7が圧縮変形する。
【0043】また、ゴム7の圧縮変形がほぼ完了した変
曲点iから引張強さの最大点jまではウェブ部の伸びも
加わる。
【0044】この実施形態のコンクリートセグメントに
おいては、雄雌金具の引張荷重作用面間にゴム7を介在
設置し、ゴム7を引張荷重が加わった当初の支点部とし
たので、引張荷重による引張変位開始点から本来の継手
部引張剛性が機能するまで(所定量変位するまで)の間
を、ウェブ降伏力よりもはるかに小さな引張力で変形さ
せることができる。このため、製造上あるいは組立上の
理由から雄雌金具の嵌合時に雄雌金具の位置関係(距
離)に誤差が生じても、この誤差に相当する変位は、小
さな引張力で生じさせることができる。従って、雄金具
に大きな引張力を生じさせない。更にゴム7の厚さ又は
硬さを変えるだけで、引張荷重による引張変位開始点か
ら本来の継手部引張剛性が機能するまで(所定量変位す
るまで)の間の変位量を簡単に調整することができる。
【0045】なお、ここでは雄雌金具の引張荷重作用面
間に介在設置した弾性体を引張荷重が加わった当初の支
点部としたものを例に挙げて説明したが、弾性体(コイ
ルばね、板ばね等も含む)に代えて柔らかい金属(例え
ば鉛、銅、アルミニウムなど)または、プラスチックの
ような非金属を用いてもよく、このような場合でも同等
の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、埋め込み金具のありウェブ部を挟む両側に、引張
荷重が加わったとき該引張荷重による引張変位開始点か
ら所定量変位するまでの間は見掛け上の継手部引張剛性
を小さくするために、引張荷重が加わる当初の支点部を
限定する手段を設けたので、製造上あるいは組立上の理
由から雄雌金具の嵌合時に雄雌金具の位置関係(距離)
に誤差が生じても、この誤差に相当する変位は、小さな
引張力で生じさせることができる。従って、雄金具に大
きな引張力を生じさせない。また残存引張力も小さくす
ることができる。更に、支点部による変形を積極的に利
用することにより、結合時に雄雌金具間に空隙が発生す
るのを防止することができ、止水性の確保が容易とな
る。これらのことから、設計上も不利となることがな
い。
【0047】また、請求項2の発明によれば、埋め込み
金具を、断面T形の条鋼からなる雄金具と断面C形の条
鋼からなる雌金具とから形成するとともに、これら雄雌
金具の引張荷重作用面のいずれか一方の両側部に突条を
設け、該突条を引張荷重が加わった当初の支点部とした
ので、引張荷重作用点から突条までの距離に基づくモー
メントにより、雄雌金具の本来の引張荷重作用面相互が
接触するまでの変形が容易に行われる。このため、引張
荷重による引張変位開始点から本来の継手部引張剛性が
機能するまで(所定量変位するまで)の間の剛性を小さ
くすることができる。
【0048】また、請求項3の発明によれば、埋め込み
金具を、断面矢印形の条鋼からなる雄金具と断面C形の
条鋼からなる雌金具とから形成し、雄金具の山形フラン
ジの両側縁部を引張荷重が加わった当初の支点部とした
ので、引張荷重による引張変位開始点から本来の継手部
引張剛性が機能するまで(所定量変位するまで)の間の
変位量を大きくすることができる。このため、設計的自
由度が拡大する。
【0049】また、請求項4の発明によれば、埋め込み
金具を、断面T形の条鋼からなる雄金具と断面C形の条
鋼からなる雌金具とから形成するとともに、雌金具側の
引張荷重作用面となるリップ部内面に雄金具側の引張荷
重作用面となるフランジ内面の両側部に向けて末広がり
状に突出する突条を設け、該突条を引張荷重が加わった
当初の支点部としたので、引張荷重による引張変位開始
点から本来の継手部引張剛性が機能するまで(所定量変
位するまで)の間の変位量を大きくすることができ、設
計的自由度が拡大する。
【0050】また、請求項5の発明によれば、埋め込み
金具を、断面T形の条鋼からなる雄金具と断面C形の条
鋼からなる雌金具とから形成するとともに、これら雄雌
金具の引張荷重作用面間に弾性体あるいは柔らかい金属
またはプラスチックのような非金属を介在設置し、該弾
性体あるいは柔らかい金属またはプラスチックのような
非金属を引張荷重が加わった当初の支点部としたので、
雄雌金具の嵌合時に雄金具に大きな引張力が作用して
も、引張荷重による引張変位開始点から所定量変位する
までの間は弾性体あるいは柔らかい金属またはプラスチ
ックのような非金属が雄金具のウェブ降伏力よりもより
小さな引張力で変形して、嵌合時の引張力を吸収する。
更に、弾性体あるいは柔らかい金属またはプラスチック
のような非金属の厚さまたは硬さを変えるだけで、引張
荷重による引張変位開始点から本来の継手部引張剛性が
機能するまで(所定量変位するまで)の間の変位量を簡
単に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るコンクリートセ
グメントの継手部の引張強度試験に用いられる雄金具の
試験体Bの諸元を示す説明図である。
【図2】試験体Bにおける引張荷重(tf)と雄金具、雌金
具それぞれの標点間変位(mm)の関係を示す図である。
【図3】試験体Bの引張強度試験時の変形態様の説明図
である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るコンクリートセ
グメントの継手部の引張強度試験に用いられる雄金具の
試験体Cの諸元を示す説明図である。
【図5】試験体Cにおける引張荷重(tf)と雄金具、雌金
具それぞれの標点間変位(mm)の関係を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るコンクリートセ
グメントの継手部の引張強度試験に用いられる雄金具の
試験体Dの諸元を示す説明図である。
【図7】試験体Dにおける引張荷重(tf)と雄金具、雌金
具それぞれの標点間変位(mm)の関係を示す図である。
【図8】試験体Dの引張強度試験時の変形態様の説明図
である。
【図9】本発明の第4の実施形態に係るコンクリートセ
グメントの継手部の引張強度試験に用いられる弾性体付
き雄金具の試験体Eの諸元を示す説明図である。
【図10】弾性体付き試験体Eにおける引張荷重(tf)と
雄金具、雌金具それぞれの標点間変位(mm)の関係を示す
図である。
【図11】弾性体付き試験体Eの引張強度試験時の変形
態様の説明図である。
【図12】従来のコンクリートセグメントの全体構成を
示す斜視図である。
【図13】従来のコンクリートセグメントの継手部を拡
大して示す縦断面図である。
【図14】従来のコンクリートセグメントの継手部の引
張強度試験に用いた雄金具の試験体Aの諸元を示す説明
図である。
【図15】試験体Aにおける引張荷重(tf)と雄金具、雌
金具それぞれの標点間変位(mm)の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 セグメント 1a,1b 継手面 2A,2C 断面T形の雄金具(あり) 2b,2c 突条(支点部) 2B 断面矢印形の雄金具(あり) 2f 山形フランジ 2g,2h 山形フランジの側縁部(支点部) 3 断面C形の雌金具(あり溝) 4,5 主構造材 7 弾性体(支点部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 久雄 東京都渋谷区渋谷1丁目16番14号 東急建 設株式会社内 (72)発明者 浅上 裕司 東京都渋谷区渋谷1丁目16番14号 東急建 設株式会社内 (72)発明者 高松 伸行 東京都渋谷区渋谷1丁目16番14号 東急建 設株式会社内 (72)発明者 鈴木 康功 東京都渋谷区渋谷1丁目16番14号 東急建 設株式会社内 (72)発明者 藤原 和博 東京都渋谷区渋谷1丁目16番14号 東急建 設株式会社内 (72)発明者 戸井田 浩 埼玉県熊谷市大字三ケ尻6100番地 日本鋼 管ライトスチール株式会社内 (72)発明者 大口 克人 埼玉県熊谷市大字三ケ尻6100番地 日本鋼 管ライトスチール株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セグメント相互の継手面の幅方向に、セ
    グメント間で係合してこれらを結合するありとあり溝か
    らなる埋め込み金具をそれぞれ設け、これら埋め込み金
    具と各セグメント本体の主構造材とをそれぞれ結合して
    なるセグメントにおいて、 前記埋め込み金具のありウェブ部を挟む両側に、引張荷
    重が加わったとき該引張荷重による引張変位開始点から
    所定量変位するまでの間は見掛け上の継手部引張剛性を
    小さくするために、引張荷重が加わる当初の支点部を限
    定する手段を設けたことを特徴とするセグメント。
  2. 【請求項2】 埋め込み金具を、断面T形の条鋼からな
    る雄金具と断面C形の条鋼からなる雌金具とから形成す
    るとともに、これら雄雌金具の引張荷重作用面のいずれ
    か一方の両側部に突条を設け、該突条を引張荷重が加わ
    った当初の支点部としたことを特徴とする請求項1記載
    のセグメント。
  3. 【請求項3】 埋め込み金具を、断面矢印形の条鋼から
    なる雄金具と断面C形の条鋼からなる雌金具とから形成
    し、前記雄金具の山形フランジの両側縁部を引張荷重が
    加わった当初の支点部としたことを特徴とする請求項1
    記載のセグメント。
  4. 【請求項4】 埋め込み金具を、断面T形の条鋼からな
    る雄金具と断面C形の条鋼からなる雌金具とから形成す
    るとともに、該雌金具側の引張荷重作用面となるリップ
    部内面に前記雄金具側の引張荷重作用面となるフランジ
    内面の両側部に向けて末広がり状に突出する突条を設
    け、該突条を引張荷重が加わった当初の支点部としたこ
    とを特徴とする請求項1記載のセグメント。
  5. 【請求項5】 埋め込み金具を、断面T形の条鋼からな
    る雄金具と断面C形の条鋼からなる雌金具とから形成す
    るとともに、これら雄雌金具の引張荷重作用面間に弾性
    体あるいは柔らかい金属又は、プラスチックのような非
    金属を介在設置し、該弾性体あるいは柔らかい金属又
    は、プラスチックのような非金属を引張荷重が加わった
    当初の支点部としたことを特徴とする請求項1記載のセ
    グメント。
JP15860596A 1996-06-19 1996-06-19 セグメント Expired - Fee Related JP3777483B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15860596A JP3777483B2 (ja) 1996-06-19 1996-06-19 セグメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15860596A JP3777483B2 (ja) 1996-06-19 1996-06-19 セグメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH108896A true JPH108896A (ja) 1998-01-13
JP3777483B2 JP3777483B2 (ja) 2006-05-24

Family

ID=15675360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15860596A Expired - Fee Related JP3777483B2 (ja) 1996-06-19 1996-06-19 セグメント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3777483B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275508A (ja) * 2009-08-26 2009-11-26 Ohbayashi Corp セグメントの連結構造
JP2009275509A (ja) * 2009-08-26 2009-11-26 Ohbayashi Corp セグメントの連結構造
CN108825262A (zh) * 2018-08-28 2018-11-16 中国电建市政建设集团有限公司 一种盾构法施工中管片拼装点位选择的模型

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275508A (ja) * 2009-08-26 2009-11-26 Ohbayashi Corp セグメントの連結構造
JP2009275509A (ja) * 2009-08-26 2009-11-26 Ohbayashi Corp セグメントの連結構造
CN108825262A (zh) * 2018-08-28 2018-11-16 中国电建市政建设集团有限公司 一种盾构法施工中管片拼装点位选择的模型
CN108825262B (zh) * 2018-08-28 2023-09-22 中国电建市政建设集团有限公司 一种盾构法施工中管片拼装点位选择的模型

Also Published As

Publication number Publication date
JP3777483B2 (ja) 2006-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3888599A (en) Expansion joint seal
JPH084725A (ja) コーナージョイント
JPH108896A (ja) セグメント
KR20030009520A (ko) 체결장치
JP2001173625A (ja) 構築物の部材間継手装置
JP3946511B2 (ja) プレキャスト部材の継手および該継手を備えたプレキャスト部材
KR100809163B1 (ko) 볼 조인트
JP4441814B2 (ja) 部材間継手
JP6172600B2 (ja) セグメントの継手構造
JP5086160B2 (ja) シールドトンネルの施工方法
US20210054860A1 (en) Profile Assembly
KR200377908Y1 (ko) 철도교량용 신축이음장치
US20200406333A1 (en) Joined body and method for manufacturing same
JPH08284310A (ja) 複合梁材
JP3707981B2 (ja) 摺動楔型継手及びセグメントピース
JP5282949B2 (ja) 外壁用目地材
SG11201809986UA (en) Beam-to-column connection
JP3195900B2 (ja) シールドセグメントの継手構造
JPH07252885A (ja) 柱とはりの接合金物
JP4316098B2 (ja) セグメントの接合構造
JP6645893B2 (ja) 目地止水構造
JP2013104278A (ja) セグメントの継手構造およびセグメント
JP4948781B2 (ja) セグメントの連結構造
KR101076804B1 (ko) 교량의 신축 이음용 알루미늄 조인트
JPS6315404B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051129

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051129

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20051129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140310

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees