JPH1084498A - ノイズ低減回路 - Google Patents

ノイズ低減回路

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JPH1084498A
JPH1084498A JP8237094A JP23709496A JPH1084498A JP H1084498 A JPH1084498 A JP H1084498A JP 8237094 A JP8237094 A JP 8237094A JP 23709496 A JP23709496 A JP 23709496A JP H1084498 A JPH1084498 A JP H1084498A
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宏 永田
Yoshinori Izumi
吉則 和泉
Yuichi Ninomiya
佑一 二宮
Koichi Yamaguchi
孝一 山口
Seiichi Goshi
清一 合志
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昌秀 苗村
Atsushi Fukuda
淳 福田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信画像信号に対して、ノイズの大きさに応
じた直流成分を加算することによりノイズ低減を行う回
路において、ノイズ低減効果をより大とする。 【解決手段】 入力画像信号aの平坦部のノイズを低減
する低域通過フィルタ等の参照信号生成回路1Aと、エ
ッジ成分を保持しつつノイズ低減をなすメディアンフィ
ルタ等の参照信号生成回路2Bとを設ける。これ等の参
照信号c,dをエッジ検出回路4の検出結果に従って選
択回路5で選択してレベル判定回路6の参照信号eとす
る。直流成分生成回路7により、入力信号のS/Nに応
じた直流信号gを生成し、この直流信号をレベル判定回
路6の判定結果(0か、正負か)に応じて極性を決定し
(乗算器8)、入力信号aに加算器9で加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力画像信号に対し
てノイズの大きさに相当する直流成分を加減算すること
によりノイズを低減するノイズ低減回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】映像信号のノイズ低減方法の1つとし
て、直流加算型ノイズリダクション方式が提案されてお
り、例えば、1994年6月のNHK技研公開講演・研
究発表予稿集の山口孝一による「MUSE放送システム
の画質向上」や、1994年のテレビジョン学会誌,第
48巻,No.12,1553〜1564頁の和泉吉則
他による「直流加算型ノイズリデューサの提案とMUS
Eデコーダ動画処理用ノイズリデューサの開発」等に示
されている。
【0003】この直流加算型ノイズリダクション方式
は、受信した信号からノイズ量を測定し、その受信信号
に多数出現するノイズの大きさが算出できるという条件
下で実現できるノイズ低減方法であり、ノイズ量は受信
した信号に予め決められたある特定のレベルが重畳され
ている場合、そのレベルと実際に受信した信号のレベル
の差を積分することにより検出が可能である。
【0004】例えば、ハイビジョンの伝送信号であるM
USE信号では、MUSE信号の第563ラインと第1
125ラインにクランプレベルラインとして、8ビット
にAD(Analog to Digital)変換し
たとき128/256に規定される信号が重畳されてい
る。受信機側では、この128/256のレベルと実際
に入力された信号の差分を積分することにより、受信信
号のS/N(Signal To Noise Rat
io)の測定が可能となる。
【0005】一般的に、受信した信号のS/Nが変化し
ない場合、その信号のノイズ成分は、横軸にノイズの大
きさをとり、縦軸にその大きさのノイズの出現率をとっ
て表した場合、ノイズの大きさがゼロのときを中心とす
る正規分布状に分布するため、測定したS/Nからその
信号に数多く出現するノイズの大きさを算出することが
可能である。この算出ノイズに応じた直流成分を生成し
て、受信した入力画像信号に加減算処理を行うことで、
ノイズ低減を図るものである。
【0006】図6に従来のこの種のノイズ低減回路の構
成例を示す。図6において、端子Siには、AD変換さ
れた画像信号aが入力される。参照信号生成回路1で
は、低域通過フィルタやメディアンフィルタなどのノイ
ズリダクション効果のあるフィルタリング処理により入
力信号からノイズを低減した参照信号eを生成する。レ
ベル判定回路6では、入力信号aと参照信号eの大小関
係を判定する。
【0007】一方、S/N測定回路3は、入力画像信号
のノイズ量を測定するもので、前述したS/Nの測定に
より行われる。測定されたS/Nの値が加減算する直流
成分の大きさを決定する要因となる。
【0008】一般的に、画像に含まれるノイズの分布
は、図7に示すような正規分布をしている。ここで、図
6に示す直流成分生成回路7から出力される直流成分g
の大きさ(絶対値)をmとすると、レベル判定回路6で
入力信号とノイズを含んでいない信号の大小関係の判定
が理想的に行われた場合、図7の左半分(マイナス側)
のノイズ分布kはmだけプラス側に移動し図8のk´の
ようになる。また、右半分(プラス側)のノイズ分布l
はマイナス側に移動し図8のl´のようになる。この結
果k´及びl´を合成した図8の破線に示すnのような
ノイズ分布となりノイズ低減が可能となる。
【0009】また、図7の分布が示すような信号よりも
S/Nが低い信号が入力された場合、ノイズ分布は図9
のようになるため、直流成分生成回路7から出力する直
流成分の大きさは上記mの値よりも大きな値になるよう
に直流成分gが生成されるようにする。
【0010】そこで、レベル判定回路6で得られた信号
fから入力画像信号に加算すべき直流成分bの極性を決
定する。例えば、a>eのときは重畳されているノイズ
は正の値を持つと判定し、直流成分bは負の値をとり、
a<eのときは重畳されているノイズは負の値を持つと
判定し、bは正の値をとるようにする。更に信号aと参
照信号eの大きさが等しい場合は、bの大きさがゼロに
なるようにする。
【0011】そのために、レベル判定回路6の出力f
(fは0,±1)を、乗算器8にて直流成分生成回路7
の出力gに乗じ、最後に受信信号aにノイズ成分を打ち
消すような直流成分bを加算し、ノイズ低減回路を実現
している。
【0012】ここで、参照信号eはノイズが完全に除去
された信号ではないが、入力画像信号aと参照信号eと
の大小関係が、入力信号とノイズを含んでいない原信号
との大小関係に一致していればノイズ低減の効果があ
り、ノイズを含んでいる受信信号をノイズを含んでいな
い信号に近付けることによってノイズを低減することが
可能になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述したノイズ低減回
路において、受信信号と求める参照信号の各サンプル点
の大小関係が、いかに受信信号とノイズを含んでいない
原信号の大小関係に一致するかということがノイズ低減
効果の重大な要因になる。特にエッジ部分において、参
照信号を生成する方法として低域通過フィルタを用いる
場合は信号波形がなまるために、受信信号と参照信号の
大小関係が受信信号とノイズを含んでいない原信号の大
小関係とは一致しなくなる場合が多くなる。
【0014】また、映像信号が隣接する画素は相関が高
いことを利用し、ある決められた領域においてノイズリ
ダクションの対象となる画素を、その領域の全画素のレ
ベルの大きい順に並べたとき中央値となる値に置き換え
るメディアン(中央値)フィルタというノイズリダクシ
ョンがある。
【0015】参照信号の生成方法として、このメディア
ンフィルタを用いた場合、エッジ部分では、低域通過フ
ィルタを用いた場合と比較して、受信信号と参照信号と
の大小関係が受信信号とノイズを含んでいない原信号と
の大小関係に一致するようになるが、平坦部に用いた場
合は一致しない場合が多くなる。もし、レベルの大小関
係の判定が間違った場合、逆にノイズを増幅させること
になり、画質の劣化となる。
【0016】本発明の目的は、信号の平坦部分において
もエッジ部分においても入力画像信号と参照信号との大
小関係が、入力画像信号とノイズを含んでいない原信号
との大小関係に正確に一致するようにしてより高性能な
ノイズ低減回路を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力画
像信号に対してノイズの大きさに相当する直流成分を加
減算することによりノイズを低減するノイズ低減回路で
あって、前記入力画像のエッジ部分を検出するエッジ検
出手段と、前記入力画像信号のノイズを検出してこのノ
イズに応じた直流成分を生成する直流成分生成手段と、
前記入力画像信号のエッジ部分においてノイズを含まな
い信号により近付くような第1の参照信号を生成する第
1の参照信号生成手段と、前記入力画像信号のエッジ部
分以外の略平坦な部分においてノイズを含まない信号に
より近付くような第2の参照信号を生成する第2の参照
信号生成手段と、前記エッジ検出手段の検出結果に応じ
て前記第1及び第2の参照信号を択一的に導出する選択
手段と、前記選択手段による選択参照信号と前記入力画
像信号とのレベル比較を行いこの比較結果に応じて前記
直流成分の前記入力画像信号への加減算処理を行う加減
算手段とを含むことを特徴とするノイズ低減回路が得ら
れる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の作用について述べると、
入力画像信号の平坦部では、低域通過フィルタ等の平坦
部のノイズを低減するフィルタを用いて参照信号を生成
し、エッジ部では、メディアンフィルタ等のエッジを保
持しつつノイズを低減するフィルタを用いて参照信号を
生成し、それ等をエッジ検出結果に応じて切換えて使用
することにより、ノイズを含んだ受信信号と参照信号と
のレベル判定が正確となって高性能の直流加算型ノイズ
低減が可能となる。
【0019】以下、本発明の実施例について図面を用い
て説明する。
【0020】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、図6と同等部分は同一符号にて示している。図1に
おいて、参照信号生成回路1Aは図3に示す如き周知の
低域通過フィルタを用いたノイズリダクション回路であ
り、参照信号生成回路1Bは図4に示す如き周知のメデ
ィアン(中央値)フィルタを用いたノイズリダクション
回路であるとする。
【0021】図3において、受信入力画像信号aはDタ
イプFF(フリップフロップ)22〜25の縦続接続回
路へ入力されている。これ等DFF22〜25は受信入
力画像信号aのディジタルサンプリングクロックに同期
して動作するものである。
【0022】入力信号aとDFF25の出力とが加算器
26で加算され、DFF22とDFF24との出力が加
算器27にて加算され、またDFF23の出力と加算器
2627の各加算出力とが、係数i,h,jを乗じるこ
とにより、加算器28にて加算されている。この加算器
28の出力が参照信号cとして用いられる。
【0023】図5を参照すると、(A)にはノイズが重
畳されていないときの入力信号の例を示しており、
(B)にノイズが重畳された実際の入力信号波形の例を
示しており、(C)が図3の低域通過フィルタを通過し
て得られた参照信号の例を示している。
【0024】すなわち、(B)のノイズを含む入力画像
信号aが参照信号生成回路1Aの低域通過フィルタ(図
3)を通ることにより、信号の平坦部のノイズが低減さ
れた(C)の参照信号cが生成されることになる。
【0025】図4のメディアンフィルタについて説明す
ると、映像信号は隣接する画素の相関性が高い性質を利
用し、ある定められた領域において、ノイズリダクショ
ンの対象となる画素をその領域の全画素をレベルの大き
い順に並べたときに中央値となる値に置換するようにし
たノイズリダクション回路である。
【0026】例えば、DFF29〜32の縦続接続回路
により互いに隣接する複数の画素をラッチし、これ等各
画素レベルを中央値出力回路33にて判別して中央値に
レベル置換して参照信号dとして導出する構成である。
【0027】図5を参照すると、(B)のノイズを含む
入力画像信号aが参照信号生成回路1Bのメディアンフ
ィルタ(図4)を通ることにより、信号のエッジ成分を
保持したままノイズが除去された(D)に示す参照信号
dが得られることになる。
【0028】これ等2つの参照信号c,dを選択回路5
により択一的に導出してレベル判定回路6への入力参照
信号eとするわけであるが、この選択回路5の選択制御
のために、エッジ検出回路4が設けられている。
【0029】このエッジ検出回路4は、例えば図2に示
す構成とされている。図2に示す如く、このエッジ検出
回路4は水平エッジ検出部19と、垂直エッジ検出部2
0と、これ等両エッジ検出部の出力を加算合成する加算
部18と、この加算出力を所定スレッショルドレベルと
比較してそれ以上のレベルの場合にエッジ検出信号とし
て出力するスレッショルド回路21とからなる。
【0030】水平エッジ検出部19においては、入力画
像信号はラインメモリ10にて1ライン分保持され、次
に入力された1ライン分の信号と減算器11にて減算さ
れることにより比較される。この比較結果である差信号
が絶対値回路12において絶対値検出されることにより
水平エッジ検出が行われるようになっている。
【0031】垂直エッジ検出部20においては、例えば
3個のDFF13〜15の縦続接続構成により、3画素
分遅延した信号を生成し、減算器16にてこの3画素分
遅延した信号と現入力信号とが比較される。この比較結
果である差信号が絶対値回路17において絶対値検出さ
れることにより、垂直エッジ検出が行われるのである。
【0032】レベル判定回路6では、入力信号aと参照
信号eとの大小が判定される。入力信号aが参照信号e
より大きいときは、重畳されているノイズは正の値を持
つと判定し、加算器9に入力する直流成分bを負の値と
し、入力信号aが参照信号eより小さいときは、重畳さ
れているノイズは負の値を持つと判定し、加算器9に入
力する直流成分bを正の値とするように、乗算器8に信
号が出力される。入力信号aと参照信号eとの大きさが
等しい場合は、bの大きさがゼロになるようにされる。
従って、レベル判定回路6からの出力fは2入力信号
a,eの大小に応じて0,±1となるものである。
【0033】また、S/N測定回路3では、入力された
画像信号のノイズ量が測定される。直流成分生成回路7
では、測定ノイズ量に応じて受信信号からノイズの大き
さに相当する直流成分bが生成され、加算器9でノイズ
成分が除去されることによってノイズ低減回路を実現す
るようになっている。
【0034】ここでもし、エッジ部分に図3に示すよう
な低域通過フィルタを用いた場合、図5(a)のp−q
間はほとんどc>aの大小関係になり、q−r間はほと
んどc<aの大小関係になるため、正確にレベル判定を
行うことができない。また、平坦部に図4に示すような
メディアンフィルタを用いた場合o−p間及びr−s間
は、図3に示すフィルタを用いた場合に比べ、レベル判
定に誤りが出る可能性が大きい。
【0035】そこで、本発明では、エッジ検出部では参
照信号dを,それ以外の部分では参照信号cを夫々用い
るように、参照信号を適応的に切り換えるため、入力信
号とノイズを含んでいない原信号の大小関係が従来の回
路構成を用いた場合よりも正確に判別することが可能で
あり、良好な直流加算型ノイズ低減回路を実現すること
ができる。
【0036】以上説明したように、参照信号生成回路1
Aとして、平坦部においてノイズを含んでいない信号に
より近付くような参照信号を生成するフィルタで構成
し、参照信号生成回路1Bとして、エッジ部においてノ
イズを含んでいない信号により近付くような参照信号を
生成するフィルタで構成し、エッジ検出の結果に応じて
それらを切り換えることにより、平坦な信号やエッジを
含んだ信号においてノイズを含んだ信号と参照信号のレ
ベル判定が、入力信号とノイズを含んでいない原号のレ
ベル判定に従来の回路構成よりも一致し易く、最適な直
流加算型ノイズ低減回路を実現することができる。
【0037】ここで、参照信号生成回路を周波数特性の
異なる複数のメディアンフィルタまたは、複数の低域通
過フィルタで構成することも可能である。また、3つ以
上の参照信号を、検出されるエッジのレベルに応じて切
り換えることも可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、入力信号の平坦部では
低域通過フィルタなどの平坦部のノイズを低減するフィ
ルタを用いて参照信号を生成し、エッジ部においてはメ
ディアンフィルタなどのエッジ成分を保持しながらノイ
ズを低減するフィルタを用いて参照信号を生成し、それ
らをエッジ検出の結果に応じて切り換えることによっ
て、ノイズを含んだ受信信号と参照信号のレベル判定
が、受信信号とノイズを含んでいない原信号のレベル判
定により正確に一致し、高性能な直流加算型ノイズ低減
回路を実現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のエッジ検出回路の一例を示す図である。
【図3】図1の低域通過型フィルタの一例を示すブロッ
ク図である。
【図4】図1のメディアン(中央値)フィルタの一例を
示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例の動作を説明するための信号波
形の一例を示す図である。
【図6】従来技術の回路構成例を示すブロック図であ
る。
【図7】高S/N時のノイズ分布例を示す図である。
【図8】図7のノイズ分布で示される信号に直流加算型
ノイズリダクションを行ったときのノイズ分布を示す図
である。
【図9】低S/N時のノイズ分布例を示す図である。
【符号の説明】
1A,1B 参照信号生成回路 3 S/N測定回路 4 エッジ検出回路 5 選択回路 6 レベル判定回路 7 直流成分生成回路 8 乗算器 9,18,26〜28 加算器 10 ラインメモリ 11,16 減算器 12,17 絶対値回路 13〜15,22〜25, 29〜32 DFF 19 水平エッジ検出部 20 垂直エッジ検出部 21 スレッショルド回路 33 中央値出力回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】以上説明したように、参照信号生成回路1
Aとして、平坦部においてノイズを含んでいない信号に
より近付くような参照信号を生成するフィルタで構成
し、参照信号生成回路1Bとして、エッジ部においてノ
イズを含んでいない信号により近付くような参照信号を
生成するフィルタで構成し、エッジ検出の結果に応じて
それらを切り換えることにより、平坦な信号やエッジを
含んだ信号においてノイズを含んだ信号と参照信号のレ
ベル判定が、入力信号とノイズを含んでいない原信号
レベル判定に従来の回路構成よりも一致し易く、最適な
直流加算型ノイズ低減回路を実現することができる。
フロントページの続き (72)発明者 二宮 佑一 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 山口 孝一 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 合志 清一 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本放 送協会放送センター内 (72)発明者 苗村 昌秀 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 福田 淳 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像信号に対してノイズの大きさに
    相当する直流成分を加減算することによりノイズを低減
    するノイズ低減回路であって、前記入力画像のエッジ部
    分を検出するエッジ検出手段と、前記入力画像信号のノ
    イズを検出してこのノイズに応じた直流成分を生成する
    直流成分生成手段と、前記入力画像信号のエッジ部分に
    おいてノイズを含まない信号により近付くような第1の
    参照信号を生成する第1の参照信号生成手段と、前記入
    力画像信号のエッジ部分以外の略平坦な部分においてノ
    イズを含まない信号により近付くような第2の参照信号
    を生成する第2の参照信号生成手段と、前記エッジ検出
    手段の検出結果に応じて前記第1及び第2の参照信号を
    択一的に導出する選択手段と、前記選択手段による選択
    参照信号と前記入力画像信号とのレベル比較を行いこの
    比較結果に応じて前記直流成分の前記入力画像信号への
    加減算処理を行う加減算手段とを含むことを特徴とする
    ノイズ低減回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の参照信号生成手段はメディア
    ンフィルタであり、前記第2の参照信号生成手段は低域
    通過フィルタであることを特徴とする請求項1記載のノ
    イズ低減回路。
  3. 【請求項3】 前記加減算手段は、前記比較結果の極性
    に従って前記直流成分の加算及び減算の一方を選択する
    よう構成されていることを特徴とする請求項1または2
    記載のノイズ低減回路。
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