JPH1083987A - ハイブリッドコンダクターとマルチラジアスドーム天井を有する高周波プラズマリアクター - Google Patents

ハイブリッドコンダクターとマルチラジアスドーム天井を有する高周波プラズマリアクター

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JPH1083987A
JPH1083987A JP9189902A JP18990297A JPH1083987A JP H1083987 A JPH1083987 A JP H1083987A JP 9189902 A JP9189902 A JP 9189902A JP 18990297 A JP18990297 A JP 18990297A JP H1083987 A JPH1083987 A JP H1083987A
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plasma reactor
conductor
reactor
shape
radius
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JP9189902A
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Inventor
Gerald Zheyao Yin
ゼヤオ イン ジェラルド
Diana Xiabling Ma
シャオビン マ ダイアナ
Philip Salzman
サルツマン フィリップ
Peter K Loewenhardt
ケー. ローヴェンハート ピーター
Allen Zhao
ザウ アレン
Kenneth Collins
コリンズ ケネース
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Applied Materials Inc
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • H01J37/321Radio frequency generated discharge the radio frequency energy being inductively coupled to the plasma
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/306Chemical or electrical treatment, e.g. electrolytic etching

Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン密度分布の均一性を最適化するため、
プラズマ特性の柔軟性のある多様な調節を可能ならしめ
るプラズマリアクターを提供すること。 【解決手段】 本発明の誘導結合型RFプラズマリアク
ターは、側壁10と半導体天井12を有するリアクター
チャンバーと、ウェーハ16を支持するウェーハペデス
タル14と、RF電源28と、処理ガス源22と、RF
電源に接続されたコイルインダクター18とを含み、前
記コイルインダクターは、(a)前記側壁の一部に臨む
とともに、底部巻線と、前記天井の頂上高さに少なくと
もほぼ対応する高さにある頂部巻線とを含むサイドセク
ション44と、(b)前記天井の実質的な部分の上方に
横たわるように、前記サイドセクションのトップ巻線か
ら半径方向内側へ延びるトップセクション46とを含
む。天井は、半導体ウィンドウ電極として機能するよう
に、もう一つのRF電源を天井に適用してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェーハの
処理に用いる高周波(RF)誘導結合型またはRF容量
結合型のプラズマリアクターに関し、具体的にはウェー
ハ面全体にわたるプラズマイオン密度の均一性の改良に
関する。
【0002】なお、本出願は、Gerald Z. Yin 他によっ
て1995年2月14日出願された、米国出願番号 08/
388,674 発明の名称「ハイブリッド(混成型)コンダク
ターとマルチラジアス(多半径)ドーム天井を有するR
Fプラズマリアクター」と、Kenneth S. Collins 他に
よって1996年2月2日出願された米国出願番号 08/
597,577 発明の名称「平行板電極を介する誘導アンテナ
カップリングパワーを有する平行板電極プラズマリアク
ター」の開示内容を引用によって本明細書で援用する。
【0003】
【従来の技術】誘導結合型プラズマリアクターは現在、
半導体ウェーハ上への各種プロセス、例えばメタルエッ
チング、誘電エッチング、および化学的気相堆積などの
実行に用いられている。エッチングプロセスにおいて、
誘導結合プラズマの一つの利点は、高密度のプラズマイ
オン密度が得られるので、最小のプラズマDCバイアス
によって大きなエッチ率が得られ、プラズマDCバイア
スをより多くコントロールでき、デバイスの損傷を減ら
せることである。この目的のため、アンテナへ印加され
るソースパワーとウェーハ・ペデスタルへ印加されるD
Cバイアスパワーは、いずれも別々にコントロールされ
るRF電源である。バイアスパワーとソースパワーを分
離すると、周知の技術を用いてイオン密度とイオンエネ
ルギーを容易にコントロールすることができる。誘導結
合プラズマを発生させるためのアンテナは、チャンバー
に隣接するコイルインダクターであり、コイルインダク
ターはRF電源に接続される。コイルインダクターは、
プラズマを点火し維持するためのRFパワーを供給す
る。コイルインダクターの形状寸法は、リアクターチャ
ンバー内のプラズマイオン密度の空間的分布をほぼ決定
する。
【0004】上記プラズマリアクターにおける問題の一
つは、ウェーハ面全体にわたるプラズマイオン密度が不
均一なことである。これはメタルエッチングプロセスに
おいて問題になる。例えば、エッチ率はプラズマイオン
密度の影響を受け、従ってウェーハ全体にわたるエッチ
率が不均一になるからである。その結果、エッチングプ
ロセスのコントロールが困難になり、ウェーハ上のある
部分ではオーバーエッチデバイス、他の部分ではアンダ
ーエッチデバイスになり、生産歩留まりが低下する。
【0005】プラズマイオン分布が不均一になる原因の
ひとつは、コイルの形状寸法と位置である。もう一つの
原因はプラズマ自体の形状であり、これは主としてリア
クターチャンバーの形状、特にその天井の形状によって
決定される。
【0006】一般的に、誘導結合型プラズマリアクター
のコイルインダクターは、リアクターチャンバーの周り
を取り囲んでいるが、必ずしもリアクターチャンバー壁
の形状に適合してはいない。必然的にウェーハ面の各部
は最寄りのコイルから様々な距離にあり、従ってプラズ
マイオン密度が不均一になる。
【0007】リアクターチャンバーの形状次第で、特に
天井が円錐形または半球形の場合、ウェーハの中央部に
比較的多量のプラズマが集まり、ウェーハのエッジ部に
比較的少量のプラズマが存在する。従って、イオンフラ
ックス密度は本質的に空間的に不均一になる傾向があ
る。
【0008】別の手段が James Ogleによる米国特許第
4,948,458号明細書に開示されており、その場合、プラ
ズマリアクターは平らな天井と、天井の上に配置された
平らなコイルアンテナを備えている。しかし、この手段
は、プラズマイオン密度の均一性には何らの改良ももた
らさず、その上、プラズマ内に比較的大きな誘導結合を
生じ、プラズマイオンエネルギーのコントロールを阻害
することがほぼ判明している。その手段に対する修正が
Chen他による米国特許第5,368,710号明細書に開示され
ており、ここでは誘電体チャンバーカバーをチャンバー
の中心に向かって厚くすることによって、密度などのプ
ラズマ特性を変えることを試みている。しかしそのよう
な技法によっては、プラズマ特性を様々な柔軟性をもっ
て調節することはできない。
【0009】Novellusによる米国特許第5,346,578号明
細書には、円弧状の天井を有するリアクターが開示され
ている。しかしそのような技法によっては、プラズマ特
性を様々な柔軟性をもって調節することはできない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、イオン密度分
布の均一性を最適化するため、プラズマ特性の柔軟性の
ある多様な調節を可能ならしめるプラズマリアクターが
必要である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体ウェー
ハ処理用の誘導結合型RFプラズマリアクターとして実
施されるものであり、このリアクターは、側壁と天井
(少なくとも一方は誘導電界を通過させることのできる
半導体材料である)を有するリアクターチャンバーと、
チャンバー内にウェーハを支持するためのウェーハペデ
スタルと、RF電源と、リアクターチャンバー内へ処理
ガスを導入するための装置と、リアクターチャンバーに
隣接してRF電源に接続されたコイルインダクターとを
含み、コイルインダクターは、(a)側壁の一部に臨む
とともに底部巻線と頂部巻線(少なくともほぼ天井の頂
部高さに対応する高さにある)を含むサイドセクション
と、(b)天井の少なくとも実質的な部分に横たわるよ
うにサイドセクションの頂部から半径方向内側へ延びる
トップセクションとを含む。天井の形状は、ドーム型で
あって、多数の半径からなり、天井の周辺部が最小曲率
半径で、天井の中央部が最大曲率半径であることが好ま
しい。トップセクションはフラットディスク型コイルで
あって、サイドセクションは、円筒形コイル、半径が底
部から頂部へ減少する円錐台形コイル、または半径が底
部から頂部へ変化する曲線巻線であることが好ましい。
一実施形態において、サイドセクションは単一連続コイ
ル導体として形成される。もう一つの実施形態におい
て、トップセクションとサイドセクションは、別々の巻
線であって、RF電源は一対の独立したRF電源を含
み、各RF電源はそれぞれトップセクションとサイドセ
クションの一つに接続され、トップセクションとサイド
セクションのそれぞれにおいてRF電源を独立してコン
トロールすることができる。
【0012】半導体の天井(または側壁)は、半導体の
天井にRF電位を印加することによって、外部誘導アン
テナの誘導電界へのウィンドウとしての他に、電極とし
ても作用する。
【0013】ワークピース上全体にわたってプラズマイ
オン密度の半径方向分布を調節するため、天井を覆う誘
導コイルアンテナと半導体天井自体をそれぞれ半径方向
に分かれたセクション、すなわち半径方向内側のセクシ
ョンと半径方向外側のセクションに分割されている。各
セクションには他のセクションから独立したRFパワー
が印加され、内側セクションに印加されるRFパワー
を、外側セクションに相対して変化させると、プラズマ
イオン密度の半径方向分布が変化する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、半導体多半径ドーム天
井を有するプラズマリアクターであって、前記多半径ド
ーム天井の周りまたは上には誘導コイルアンテナのよう
なプラズマソースパワー放射装置があるものに関する。
なお、プラズマソースパワー放射装置は、天井の形状に
沿ってもよいし、沿わなくともよい。
【0015】ここに説明する発明の好ましい実施形態
は、RF電源に接続されるとともにプラズマチャンバー
天井上を覆うよう配置された導体を用いるプラズマパワ
ーソースに言及し、前記導体は例えばコイル状の導体ま
たはアンテナであって、形状は様々である。しかし、本
発明は、同じ特定の形状および形状の範囲の容量電極(c
apacitive electrode)である導体を用いたプラズマパワ
ーソースを用いて実施することもでき、コイル巻線は容
量電極としての単一の一体導体フィルムに置き換えるこ
とができる。いずれの場合にも、導体(すなわちコイル
巻線または一体の導体フィルム)は、以下に述べるよう
な、例えば円錐台、円筒、ドーム、および多半径ドーム
のような一定範囲の形状内に置かれる三次元の面または
形状を画成するか、またはそれに合せたものである。
【0016】本発明は、導体と天井のいずれか一方また
は両方の形状を変えることによって、プラズマイオン密
度の形状を画成(sculpt)または調節する。天井の形状
は、ドーム型の天井を複数の半径で構成し、各半径を個
々に調節して、必要な形状とすることが好ましい。多半
径ドーム型の天井は、単一半径(半球)ドームを含む他
のいかなる天井形状よりもプラズマパワー効率が大きい
ので、好ましい実施形態である。特定の天井形状に関し
て、導体の形状は、連続的な形状の範囲の一方の極端で
ある真円筒形から他方の極端である天井の非円弧形状ま
たは真円筒形とぴったり一致する形状まで調節される
が、これについては以下に更に大いなる具体性を持って
説明する。
【0017】これらの調節によって、プラズマイオン密
度をウェーハ面全体にわたって最適に均一化し、最適な
均一処理を行うことができる。そのような調節は、イオ
ン密度が三つの要因、すなわちイオン拡散、コイルイン
ダクターの近傍における局部的イオン化、および天井面
などの表面の近傍における局部的再結合の影響を受ける
ので、イオン密度に影響を及ぼす。ウェーハから天井ま
での距離とウェーハからコイルインダクターまでの距離
が比較的短い(例えば限定はしないがそれぞれ30cm
と32cm程度である)リアクターの場合、後者の二要
因(コイルインダクターの近傍における局部的イオン
化、および天井面の近傍における局部的再結合)が有意
であり、良好な効果をもって本発明を採用することがで
きる。従って、コイルインダクターの形状を変えると、
コイルインダクターの近傍における局部的イオン化の空
間的プロフィルが変わり、他方、多半径天井形状を変え
ると、内部天井面における局部的再結合の空間的プロフ
ィルが変わり、このようにしてプラズマイオン密度が新
たな形態をとる。
【0018】図1を参照すると、誘導結合されたRFプ
ラズマリアクターは、接地された導体の円筒形側壁10
と半導体天井12を有するリアクターチャンバーを備え
ており、また、このリアクターは、チャンバーの中央に
半導体ウェーハ16を支持するためのウェーハペデスタ
ル14と、チャンバーの上部を取り囲み、ウェーハまた
はウェーハペデスタルの頂部の平面の近傍から始まって
上へ延びる円筒形インダクターコイル18と、処理ガス
をチャンバー内部へ供給するための処理ガス源22とガ
ス入口24およびチャンバー圧力コントロール用ポンプ
26とを含んでいる。コイルインダクター18は、従来
技術のアクティブRF整合回路30を介してプラズマソ
ース電源ないしはRF発生器28によって電力が印加さ
れる。コイルインダクター18の頂部巻線は「ホット」
であって、底部巻線は接地されている。ウェーハペデス
タル14は、バイアスRF電源またはバイアスRF発生
器34に接続された内部導電性部分32と外部接地導体
36(内部導電性部分32から絶縁されている)を含
む。導電性の接地されたRFシールド20がコイルイン
ダクター18を取り巻いている。半導体天井12は、下
記の図22の考察において開示するように、別のRF電
源によって駆動されてもよい。
【0019】本発明の一局面によれば、ウェーハ全体に
わたるプラズマ密度の空間分布の均一性は、天井12を
多半径ドームに形成し、天井12の複数半径を個々に決
定または調節することによって(円錐形または半球形天
井に比べて)改善される。図1の特定の実施形態におけ
る多半径ドーム形状は、ドーム天井12の曲率がドーム
の中央部付近で多少平たくなり、ドームの周辺部ではき
つい曲率になっている。図12の多半径ドーム天井は二
つの半径、すなわち、頂部において15インチ(37.
5cm)の半径Rと、コーナーにおいて3.5インチ
(8.75cm)の半径rを持つ。もう一つの実施形態
において、頂部半径Rは13インチ(32.5cm)
で、頂部半径Rは13インチ(32.5cm)コーナー
半径rは4インチ(10cm)である。
【0020】本発明の一特徴によれば、ウェーハ16の
周辺エッジからウェーハ表面の平面とドーム12の内面
が交わる線までのスペースすなわち水平距離は約10c
m(4インチ)である。このことによって、実質的にエ
ッジ効果のないウェーハの均一なプラズマ処理が保証さ
れる。用途次第で、このスペースは8cmないし15c
mの範囲であればよいが、必ずしもこの範囲に限定する
訳ではない。
【0021】図2に示すように、コイルインダクター1
8は、Gerald Yin 他により1994年7月18日に出願され、
本願出願人へ譲渡された同時係属中の米国特許出願 No.
08/277.531、発明の名称「マネチセクションRFコイル
と絶縁された導電性蓋を有するプラズマリアクター」に
開示されているミラーコイル構造においてRF電源2
8、30に接続してもよい。図2のミラーコイル構成に
おいては、RF電源28、30はコイルインダクター1
8の中間部巻線に接続される一方、このコイルインダク
ターの上端と下端は接地されている。上記引用の Geral
d Yin 他による出願に記載されているように、ミラーコ
イル構成はコイルへの最高電位を下げるという利点があ
る。
【0022】プラズマ密度分布は、円筒形コイルインダ
クターの代わりに図3に示すような部分的円錐形コイル
インダクター40を用いることによって、図1の実施形
態において得られたプラズマ密度分布から変化させるこ
とができる。図3の円錐形コイルインダクター40の上
寄りの巻線は、図1の円筒形コイルインダクターの上寄
りの巻線よりもウェーハ16に近づいている。図4に示
すように、円錐形コイルインダクター40は図2を参照
して上に説明した構成に類似したミラーコイル構成にお
いて電源28、30に接続することができる。
【0023】図4は、天井12とコイルの間の境界に沿
った下部コーナー付近において、円錐台形コイルインダ
クター40が、他の境界部分より大きく天井から間隔が
空いていることを示しており、これはコイルの円錐形状
と天井の円弧形状が一致していないためである。この特
徴は、天井12の下部コーナーにおけるスパッタリング
を抑止するという利点がある。この理由により、多くの
用途において、天井の形状に倣わない導体(コイルイン
ダクターまたは容量電極)が好まれる。
【0024】図5は、本発明のハイブリッドコイルイン
ダクター42の第1実施形態を示す。このハイブリッド
コイルインダクター42は、円筒形部分44と浅い頂部
部分46を有する一体コイルとして、同じ導体から巻き
続けることが好ましい。円筒形部分44は、図1のイン
ダクター18とほぼ類似のやり方で構成されている。コ
イルインダクター42全部が同じ電源28、30から通
電される。図5の実施形態は、図1の実施形態と同じや
り方で電源28、30に接続され、頂部巻線42aがR
F「ホット」であり、他方、底部巻線は接地されてい
る。更に、ハイブリッドコイルインダクター42の頂部
巻線42aは、円筒形コイル44の頂部巻線44aであ
りかつ浅い頂部部分46の最外側巻線46aでもある。
図5に示すように、頂部部分46の最内側巻線46bの
端部も接地されている。図6は、電源28、30の接続
を頂部巻線42a以外の、例えば円筒形コイル44の中
間部巻線44cへ動かすことによって、図5の実施形態
を変形したものを示している。図7は、浅い頂部部分4
6が内側半径rの空隙すなわち開口部48を有する変形
を示す。この内側の開口部は、頂部部分46がウェーハ
中心部に高いプラズマイオン密度を与える傾向を補正す
る。その結果、図7の開口部48を有する実施形態で
は、一般的に図5または図6の実施形態より均一なプラ
ズマイオン密度が得られる。
【0025】図8は、浅い頂部部分46と、図5の円筒
形コイル44の代わりに図3の円筒形コイルインダクタ
ー40に対応する円錐形サイドコイル50とからなるハ
イブリッドインダクターの第2実施形態を示す。図5の
実施形態のように、コイルの両部分46、50は同じ連
続導体から巻かれている。頂部巻線50aに接続された
単一の電源28、30がコイルインダクター全体に通電
する。図9は、図6のように、電源28、30を頂部巻
線50a以外の巻線に接続することができる様子を示
す。図10は、円錐形サイドコイルと組み合わせて頂部
コイル部分46に中央開口部48を設ける様子を示す。
【0026】図11は、本発明のハイブリッドコイルイ
ンダクターの第3実施形態を示し、ここでは円筒形サイ
ドコイル44または円錐形サイドコイル50をカーブ断
面(例えばドーム)形状のコイル52で置き換え、電源
28、30が頂部部分46の最外側巻線46aに接続さ
れている。図5と同様に、両コイル部分46、52は同
じ導体から巻き続けられ、一つの電源28、30から通
電する。図11において、中央部、すなわち頂部コイル
部分46は最も浅く、サイドまたはボトムコイル部分4
6は最も急であり、トップコイル部分が多半径ドーム天
井12の中央形状に最も近く倣っており、この形状模倣
性は中央部から半径方向に離れるにつれて減少してい
る。一つの代替実施形態において、コイルインダクター
46、52全体は天井12と全く同じ形状で完全な形状
順応としてもよい。
【0027】図12は、頂部部分46の開口部48をサ
イドコイル52と組み合わせることができる様子を示
す。導体(コイルインダクター52または同形の容量電
極)がドーム天井の形状に少なくともほぼ倣っている図
12の実施形態のような実施形態の場合、天井の最高部
がウェーハの上方少なくとも7.5cm(3インチ)で
あると、イオン電流密度はウェーハ中央部で高くなり、
不均一になってしまう傾向がある。(高さが例えば50
cm以下のように更に低いと、天井近傍における再結合
効果によって、ウェーハ中央部のイオン電流密度がウェ
ーハの他の部分より低くなる。)ウェーハ中央部のイオ
ン電流密度が高すぎるという問題は、開口部48によっ
て解決できる。その理由は、この開口部48が、開口部
48の半径次第で、ウェーハ中央部のイオン電流密度
を、ウェーハの残りの部分の周りにおけるイオン電流密
度とほぼ等しいレベルにまで下げるからである。好まし
くは、例えば、図12に示したような形状模倣導体(例
えばコイルインダクター)を用いて直径30cmのウェ
ーハを処理するための直径50cmのチャンバーが、ウ
ェーハ面全体にわたって均一なイオン電流密度をもたら
すには、直径が15cmないし25cmの範囲の開口部
48が必要になる。他の形態として、20cmのウェー
ハを処理するための直径35cmのチャンバーには、1
0cmないし20cmの範囲にある開口部48を必要と
するであろう。
【0028】コイルインダクター52の形状が天井12
を模倣している図12の実施形態においては、プラズマ
は直ちに点火する。これと比較して、図4の円錐形コイ
ルインダクターのような形状非模倣の実施形態において
は、上記のように天井の下部コーナーにおけるスパッタ
リングはよりよく抑止されるものの、プラズマの点火は
困難である。従って、2000ワットを超えるプラズマ
電源レベルにおいては、図4の実施形態が好ましく、2
000ワット以下のプラズマ電源レベルにおいては、図
12の実施形態(天井模倣形コイル形状、開口部付き)
が好ましい。
【0029】図13は、図5の実施形態の一体コイルを
44、46の部分に分割し、各コイル部分44、46に
別々にコントロール可能なRF電源28、30と2
8′、30′から通電する実施形態を示す。この特徴の
利点は、一方の電源30、30′の出力を他方に相対し
て変化させることによって、ウェーハ中央部のプラズマ
イオン密度を、ウェーハの他の部分のプラズマイオン密
度に相対してコントロールできることである。図14と
図15はそれぞれ、図8と図11を同様に変形した実施
形態を示している。
【0030】図13〜図15の二重電源の実施形態を用
いて、必要に応じてフラット頂部コイルRF電源2
8′、30′のパワーを上げることによってウェーハ中
央部におけるプラズマイオン密度を下げたり、あるいは
ウェーハ中央部におけるプラズマイオン密度が不十分で
ある場合、前記パワーを下げることができる。更に、コ
イル部分へのパワー入力に相対してペデスタルと基板へ
のパワー入力を調節することも可能である。
【0031】図16を参照すると、図1の円筒形コイル
インダクター18が、それぞれ直線導体62a、64
a、66aによって共通の頂点68に接続された複数個
(例えば3個)の同心螺旋状導体62、64、66から
なるマルチプル螺旋コイルインダクター60に置き換え
られている。RF整合回路30が頂点68に接続される
一方、螺旋状導体62、64、66の端62b、64
b、66bは接地されている。端62b、64b、66
bが円弧状に等間隔に並ぶように、螺旋状導体62、6
4、66の長さは同一であることが望ましい。当該マル
チプル螺旋コイルインダクターは、Xue-Yu Qian 他によ
る1994年10月31日に出願された米国特許出願No.08/332,
569の明細書に開示されている。
【0032】図17を参照すると、図5の真円筒形コイ
ルインダクター42が、図16のものに類似のマルチプ
ル螺旋コイルインダクター60′に置き換えられてい
る。図17において、複数の螺旋巻線はマルチプル螺旋
状コイルインダクター60′の外周からアペックス68
につながっている。
【0033】図18を参照すると、図11のドーム形コ
イルインダクターが、共通の頂点68″に接続された複
数個(例えば3個)の同心の螺旋状導体62″、6
4″、66″からなるマルチプル螺旋コイルインダクタ
ー60″に置き換えられている。ここに開示したマルチ
プル螺旋コイルインダクターに一般的に適用可能な一つ
のバリエーションにおいて、頂点68″とすべての螺旋
状導体62″、64″、66″の端は、接地され、RF
整合回路30はマルチプル螺旋状導体62″、64″、
66″のそれぞれに沿った中点に接続されている(例え
ば図2、図4、図6、図8、図9のミラーコイル構成に
類似)。このことによって、マルチプル螺旋状導体6
2″、64″、66″のそれぞれが二つのセクションに
分割されるが、分割数は3以上でもよい。二つのセクシ
ョンに関しては、両セクションはミラーコイルである。
この目的のため、隣接する両セクションは、すべてのセ
クションからの磁界が構造的に加算されるように、反対
に巻かれている(反対方向に巻かれている)ことが、上
記に引用した Xue-Yu Qian 他の出願に詳細に記載され
ている。これは、マルチプル螺旋コイルインダクターを
用いるあらゆる実施態様もXue-Yu Qian 他の上記出願に
詳細に記載されているように、ミラーコイルセクション
を提供するよう、ミラーコイル構造に従って変形される
ことを示している。
【0034】図19を参照すると、図14の円錐台形コ
イルインダクター46が、共通の頂点88に接続された
複数個(例えば3個)の同心の螺旋状導体82、84、
86からなるマルチプル螺旋コイルインダクター80に
置き換えられている。図20を参照すると、ここに開示
したマルチプル螺旋コイルインダクターのいずれにも適
用可能な一つの変形として、コイルインダクター80
が、トップセクション80aとボトムセクション80b
の二つの別々に通電されるセクションに分割されてい
る。両セクション80a、80bはそれぞれ、別々にコ
ントロール可能なRF発生器28、28′とRF整合回
路30、30′から電力が印加される。更に一つの変形
において、上部80aを除去すると、先に述べた図10
と図12の実施形態におけるように、中央開口部を有す
るインダクター(80b)となる。このようにして、多
くの他のプラズマ関連要因の最適コントロールが同時に
可能となる。
【0035】概略的に述べるならば、図1ないし図20
の実施形態は一般的に、円弧状の半導体天井12を有
し、この天井の形状は多半径ドーム状で、ウェーハペデ
スタル32、36に臨んで間隔を空けて支持されている
ことが好ましい。半導体天井12は、コイルアンテナの
誘導電界伝達用ウィンドウとして作用し、そこに電気的
(例えばRF)パワーが印可されるか、あるいはそれが
接地される場合、誘導電極として作用する。天井12の
中央部は、コイルインダクター18とウェーハペデスタ
ル32、36に相対して芯出しされ、曲率半径は最大で
ある。天井12の周辺部は、曲率半径は最小である。そ
の結果、ウェーハペデスタル32、36の上方に横たわ
る中央部は最も浅く、すなわち平坦であり、天井12の
直径の実質的部分を占め、残りの周辺部は最も急に、す
なわち最もきつく曲がっている。インダクター18は、
図11または図12のような多半径形状に巻かれたコイ
ルであることが好ましいが、図1と図2の真円筒形から
図5ないし図14のコイルインダクターの上部46の平
板形状までの範囲にある、円錐形または多半径形状であ
ることも好ましい。図11と図12の好ましい多半径コ
イルインダクター52はいずれも天井12の多半径曲率
に倣うものである(図12は形状に倣っていない)。実
際、図12の実施形態以外の実施形態はすべて多半径天
井12の形状に倣う形状である。一般的に、非形状模倣
形コイルインダクター(例えば図11の多半径インダク
ター52)に関して、(インダクターの中心から)少な
くとも一つの中程度の半径の領域があり、この領域はイ
ンダクターの他の領域(例えば中央部46)よりも大き
く天井12から離れている。これは、例えば、図5から
図9と図12の実施形態が該当する。好ましい多半径イ
ンダクター52の場合、インダクターの中央部(例えば
図11の中央部46)がほとんど平らに近くかつ天井1
2に近く、曲率半径が最大で、周辺部の曲率半径が最小
である。多半径インダクターの曲率半径が二つのみであ
れば、最大曲率半径は周辺部から内側へ向かって中間部
分まで延び、最小半径は周辺部から中間部分まで延び
る。あるいは、最大から最小まで徐々に単調に多くの半
径があることが望ましい。例えば図7、図10、図12
と図20の好ましい実施形態において、インダクターは
中央開口部すなわち孔(例えば図10の孔48)を画成
し、この孔は、インダクターの中央において放射される
RFパワーを減らすことによってプラズマ密度を画成(s
culpt)する方法を提供するという利点を持っている。こ
の特徴は、中央平インダクター部分46を有する図5〜
図15の実施形態に対して特に補足的である。
【0036】上記特徴のうち、各特徴を他の特徴と適当
に組み合わせて、各特徴を誇張したり最小にしたりし
て、プラズマ密度の空間分布の多面的画成を行うことが
できる。特に、プラズマ密度分布を最適化するのに役立
つ多くのコイル形状は天井形状非模倣形であり、この形
状は、コイル形状の半径方向中間領域が天井面から軸方
向へ、天井の中央に最も近いコイル部分に比べてより遠
く離れている(例えば図11)。一つの利点は、天井の
スパッタリングの低減であり、ここでは間隔を空けるこ
とが天井の下部コーナーにおいて重要である。
【0037】図21のグラフは、コイルインダクターの
形状の調節によってプラズマイオン密度の空間分布がど
のように調節されるかを示す。縦軸はプラズマイオン密
度を、横軸はウェーハ中心から半径方向の距離を示す。
白丸のデータポイントは、多半径ドーム天井に倣った形
状のコイルインダクターによって得られた実験データを
表す。角点は真円筒形コイルインダクターによって得ら
れた実験データを表す。図21のグラフは、真円筒形コ
イルインダクターによる方が、形状模倣形(ドーム形)
コイルインダクターによるよりも平坦なイオン密度が得
られることを示している。
【0038】多半径ドーム天井を用いて、チャンバー圧
力を変化させてウェーハ面全体にわたるイオン電流分布
を画成することができる。具体的には、ウェーハ中央に
おける過度なイオン電流密度の修正には、圧力を上げ、
ウェーハ中央における過小なイオン電流密度の修正に
は、圧力を下げる。例えば、図12のような、10cm
のシリコンドーム天井の形状に倣ったコイルにおいて1
500ワットのプラズマ電源を印加した場合、イオン電
流分布均一性の最適化する理想的チャンバー圧力は、約
10mTorr程度である。
【0039】同様に、(例えばRF電源28から)印加
するプラズマ電源を変化させて、ウェーハ面全体にわた
るイオン電流分布を画成(sculpt)することができる。具
体的には、ウェーハ中央における過度なイオン電流密度
の変更には、RFパワーを下げ、ウェーハ中央における
過小なイオン電流密度の変更には、RFパワー力を上げ
る。例えば、図12のような、10cmのシリコンドー
ム天井の形状に倣ったコイルにおいて1500ワットの
プラズマ電源を印加した場合、イオン電流分布均一性の
最適化するRF電源の理想的RFパワーレベルは、15
00ワット程度である。
【0040】以上、本発明をメタルエッチプラズマリア
クターにおける応用に関して開示したが、本発明は、半
導体(シリコン)エッチ、誘電体(例えば二酸化珪素、
シリカ)エッチ、化学蒸着、物理蒸着などのプラズマリ
アクターにも有用である。
【0041】図1〜図20はそれぞれ、プラズマ電源の
RFパワーによって、チャンバーの天井の上方に横たわ
る、円錐形、円筒形あるいはドーム形などの三次元形状
に倣った特定の形状の導体を用いて、プラズマリアクタ
ーチャンバーが照射される様子を示す。図22を参照し
て以下に説明するように、半導体天井12をRF電源に
よって駆動することができ、その場合、ペデスタル32
は天井に対する対向電極として作用する。天井12を対
向電極として作用させると、いくつかの利点がある。第
一に、天井がプラズマの化学作用に関与する程度を、天
井に印加するRFパワーをコントロールすることによっ
て調節することができる。第二に、天井が電源または大
地に接続されると、ウェーハ面の上方全体にわたって大
面積の均一な電位を提供する。第三に、ウェーハペデス
タルに印加されるバイアスRFパワーに対する対向電極
として天井が作用するように天井が電源または大地に接
続される程度まで、バイアスRFパワーはコントロール
されたリターンパス(帰路)(すなわち天井)を通して
流すことができる。このことは、誘電体天井を用いる従
来技術のリアクターでは不可能である。
【0042】図22を参照すると、一つのRF電源28
aがコイルアンテナ40を駆動している。もう一つのR
F電源28bが半導体天井12を駆動している。あるい
は、天井12は、RF電源34によって駆動されるウェ
ーハペデスタル32の対向電極として作用するように、
接地されている。天井は、コイルアンテナ40から発生
する誘導電界のウィンドウとしても、RF電源28bか
らのパワーをチャンバーへ容量的に結合する容量電極と
しても作用する。
【0043】本発明のもう一つの局面において、ウェー
ハ16の全面にわたってプラズマイオン密度の分布を調
節できることが望ましい。例えば、様々な理由によっ
て、半径方向の特定の位置においてエッチ率または堆積
率に不均一性の可能性があり、この不均一性は、当該半
径方向位置におけるプラズマイオン密度を増減すること
によって軽減することができる。プラズマイオン密度の
半径方向分布を変える一つの方法は、チャンバー内のR
Fパワーの半径方向分布を変えることである。本発明に
よれば、図13〜15を参照して上記に説明した特徴に
よって、そのような変更が可能であり、その場合、コイ
ルアンテナを電気的に半径方向に内側と外側のセクショ
ンに分割し、各セクションを独立したRF電源30、3
0′によって駆動し、チャンバーの半径方向中央に印加
されるRFパワーを、二つの電源の一方を調節して、チ
ャンバーの周辺に相対して増減させる。この特徴を実現
した実施形態を図22に示し、この場合、コイルアンテ
ナ40は電気的に半径方向に内側と外側のセクション4
0a、40bに分割し、各セクションをそれぞれRF電
源28、28cによって駆動する。
【0044】プラズマイオン密度の半径方向分布の調節
は、半導体ウィンドウ電極天井12を電気的に半径方向
に内側と外側のセクション12a、12bに分割し、各
セクションをそれぞれRF電源28b、28dによって
駆動し、インナーコイル40a、アウターコイル40b
の代わりに、あるいはこれらと組み合わせて用いて、容
易にすることができる。電源28a、28b、28c、
28dは、それぞれ他から独立で、それらの任意の一つ
が簡単にRFグラウンド(接地)を構成することができ
る。例えば、内側の天井12aをRFパワーによって駆
動し、外側天井12bを接地して、バイアスRF電源3
4からペデスタル32によってチャンバーへ容量的に結
合されたRFパワーの帰路(リターンパス)とする。
【0045】ウェーハ中央部近傍における(例えばチャ
ンバー中央部へのRFパワーの集中による)処理の不均
一性を補正するため、コイルアンテナ40aはその中央
部に適当な直径Dの開口部を有する。
【0046】本発明を特に好ましい実施形態を参照して
説明したが、これには様々な変更や変形が、本発明の精
神と範囲からかけ離れることなく、可能であるものと理
解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態に対応する誘導
結合型RFプラズマリアクターの概略断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態に対応する誘導結合型R
Fプラズマリアクターの概略断面図である。
【図3】本発明の第3実施形態に対応する誘導結合型R
Fプラズマリアクターの概略断面図である。
【図4】本発明の第4実施形態に対応する誘導結合型R
Fプラズマリアクターの概略断面図である。
【図5】本発明の第5実施形態に対応する誘導結合型R
Fプラズマリアクターの概略断面図である。
【図6】本発明の第6実施形態に対応する誘導結合型R
Fプラズマリアクターの概略断面図である。
【図7】本発明の第7実施形態に対応する誘導結合型R
Fプラズマリアクターの概略断面図である。
【図8】本発明の第8実施形態に対応する誘導結合型R
Fプラズマリアクターの概略断面図である。
【図9】本発明の第9実施形態に対応する誘導結合型R
Fプラズマリアクターの概略断面図である。
【図10】本発明の第10実施形態に対応する誘導結合
型RFプラズマリアクターの概略断面図である。
【図11】本発明の第11実施形態に対応する誘導結合
型RFプラズマリアクターの概略断面図である。
【図12】本発明の第12実施形態に対応する誘導結合
型RFプラズマリアクターの概略断面図である。
【図13】本発明の第13実施形態に対応する誘導結合
型RFプラズマリアクターの概略断面図である。
【図14】本発明の第14実施形態に対応する誘導結合
型RFプラズマリアクターの概略断面図である。
【図15】本発明の第15実施形態に対応する誘導結合
型RFプラズマリアクターの概略断面図である。
【図16】図1に対応し、複数の同心螺旋状導体からな
るコイルインダクターを用いた実施形態を示す概略説明
図である。
【図17】図5に対応し、複数の同心螺旋状導体からな
るコイルインダクターを用いた実施形態を示す概略説明
図である。
【図18】図11に対応し、複数の同心螺旋状導体から
なるコイルインダクターを用いた実施形態を示す概略説
明図である。
【図19】図14に対応し、複数の同心螺旋状導体から
なるコイルインダクターを用いた実施形態を示す概略説
明図である。
【図20】図19の実施形態の変形であって、インダク
ターの各部が独立してパワー供給を受けるものを示す概
略説明図である。
【図21】ドーム状の天井に沿った形状のコイルインダ
クターと真円筒形コイルインダクターについて、プラズ
マイオンフラックス密度空間分布を比較した実験データ
のグラフである。
【図22】半導体の天井が、別々のRF電源によって駆
動される半径方向に内側のセクションと外側のセクショ
ンに分割された実施形態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
10…側壁、12…半導体天井、14…ウェーハペデス
タル、16…ウェーハ、18…コイルインダクター、2
0…RFシールド、22…処理ガス源、24…ガス入
口、26…ポンプ、28…RF電源(RF発生器)、3
0…RF整合回路、40…コイルインダクター、42…
ハイブリッドコイルインダクター、48…開口部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C23C 14/24 C23C 14/24 T H01L 21/203 H01L 21/203 S H05H 1/46 H05H 1/46 B (72)発明者 ダイアナ シャオビン マ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サラトガ, キルト コート 19600 (72)発明者 フィリップ サルツマン アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サン ノゼ, フェアグレン ドライヴ 2282 (72)発明者 ピーター ケー. ローヴェンハート アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サン ノゼ, ロスウッド ドライヴ 1862 (72)発明者 アレン ザウ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, マウンテン ヴュー, カリフォルニア ストリート 1900, ナンバー6 (72)発明者 ケネース コリンズ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サン ノゼ, ナイトシェイヴン ウェイ 165

Claims (93)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を処理するためのプラズマリアクタ
    ーであって、 前記リアクター内で基板を支持するためのペデスタル
    と、 前記ペデスタルに臨むとともに間隔を空けて重なるよう
    に支持された半導体材料製のほぼ円弧状のリアクター壁
    部分と、 前記リアクターの内部にパワーを伝達することができる
    導体と、を備え、 前記壁部分は前記ペデスタルの中央部近傍の直径部の大
    部分にわたって平坦形状に近づき、 前記導体は、前記壁部分近傍の三次元面に倣うととも
    に、前記壁部分の中央部から半径方向に特定距離だけ離
    れた少なくとも一つの領域を有しており、前記領域は前
    記導体の他の部分より大きな程度で前記壁部分より離れ
    ている、プラズマリアクター。
  2. 【請求項2】 前記導体は、前記リアクター壁部分より
    小さい直径の中央開口部を画成する、請求項1に記載の
    プラズマリアクター。
  3. 【請求項3】 前記導体は、前記リアクター壁部分の中
    央近傍において平坦な形状に近づく、請求項1に記載野
    プラズマリアクター。
  4. 【請求項4】 前記壁部分の円弧形状は多半径形状であ
    る、請求項1に記載のプラズマリアクター。
  5. 【請求項5】 前記導体は多半径形状である、請求項1
    に記載のプラズマリアクター。
  6. 【請求項6】 基板を処理するためのプラズマリアクタ
    ーであって、 前記リアクター内で基板を支持するためのペデスタル
    と、 前記ペデスタルに臨むとともに間隔を空けて重なるよう
    に支持された半導体材料製のほぼドーム形のリアクター
    カバーと、 前記カバー近傍の三次元面に倣うとともに、前記リアク
    ターの内部にパワーを伝達することができる導体と、を
    備え、 前記カバーは前記ペデスタルの中央部近傍の直径部の大
    部分にわたって平坦形状に近づき、 前記導体は多半径形状を有し、前記形状は第1半径位置
    において最大曲率半径を有し、前記形状は第1半径位置
    より外側の第2半径位置において最小大曲率半径を有す
    る、プラズマリアクター。
  7. 【請求項7】 前記第1半径位置は前記中央から第1距
    離だけ離れ、前記導体は前記第1距離をもって始まるド
    ームから外側へ延びる、請求項6に記載のプラズマリア
    クター。
  8. 【請求項8】 前記導体の前記形状は前記カバーの形状
    にほぼ倣っている、請求項6に記載のプラズマリアクタ
    ー。
  9. 【請求項9】 前記導体の前記形状は前記カバーの形状
    に倣わない、請求項6に記載のプラズマリアクター。
  10. 【請求項10】 前記形状の前記第2半径位置は前記ド
    ーム形状のカバーの周辺より内側にある、請求項6に記
    載のプラズマリアクター。
  11. 【請求項11】 前記導体は、前記第1半径位置にお
    いて前記カバーの近傍に位置するとともに前記第2半径
    位置において前記カバーから離れている、請求項6に記
    載のプラズマリアクター。
  12. 【請求項12】 RF電源とともに使用され、基板処理
    用の大気圧以下の処理ガス雰囲気を閉じこめることので
    きるRFプラズマリアクターであって、 前記リアクター内で基板を支持するためのペデスタル
    と、 前記ペデスタルに臨むとともに間隔を空けて重なるよう
    な関係にある半導体部分を含むリアクターカバーと、 前記半導体部分の近傍においてその周りに支持された導
    体と、を備え、 前記半導体部分は前記ペデスタルの周辺の近傍における
    最小半径と前記ペデスタルの中央部近傍における最大半
    径を含む第1多半径形状を有し、 前記半導体は、前記導体の中央部の近傍における最大曲
    率半径を含む第2多半径ドーム形状を呈し、前記導体は
    RF電源からパワーを受け、そのパワーを前記リアクタ
    ーへ伝達して前記リアクター内においてガスからプラズ
    マを維持する、RFプラズマリアクター。
  13. 【請求項13】 前記導体の形状と前記ドームの形状が
    相互に類似している、請求項12に記載のRFプラズマ
    リアクター。
  14. 【請求項14】 前記導体の形状が前記ドームの形状に
    倣っている、請求項13に記載のRFプラズマリアクタ
    ー。
  15. 【請求項15】 前記導体が前記ドームの上に載ってい
    る、請求項14に記載のRFプラズマリアクター。
  16. 【請求項16】 前記導体の形状が前記ドームの形状と
    異なっている、請求項12に記載のRFプラズマリアク
    ター。
  17. 【請求項17】 前記導体の形状は、前記カバー部分の
    周辺部の内側においてその最小曲率半径を呈する、請求
    項12に記載のRFプラズマリアクター。
  18. 【請求項18】 前記導体の形状は、前記カバー部分の
    周辺部の近傍においてその最小曲率半径を呈する、請求
    項12に記載のRFプラズマリアクター。
  19. 【請求項19】 前記導体は中央開口部を画成する、請
    求項12に記載のRFプラズマリアクター。
  20. 【請求項20】 制御された環境において基板を処理す
    るためのRFプラズマリアクターであって、 前記リアクター内で基板を支持するためのペデスタル
    と、 前記ペデスタルに臨むとともに間隔を空けて重なるよう
    な関係に支持された半導体材料製の円弧状のリアクター
    カバーと、 前記リアクターカバーの近傍の周りにおいて支持され、
    前記リアクターカバーの形状に倣わない形状で三次元面
    を画成する導電材料製の導体と、を備え、 前記導体は、前記制御された環境においてガスからプラ
    ズマを維持することを補助するため、RFパワーをリア
    クター内へ伝達するようになっている、RFプラズマリ
    アクター。
  21. 【請求項21】 前記導体が多半径ドーム形状を画成す
    る、請求項20に記載のRFプラズマリアクター。
  22. 【請求項22】 前記導体は、前記導体の周辺の近傍に
    おいて最小曲率半径と、前記導体の中央部近傍において
    最大曲率半径とを画成する、請求項21に記載のRFプ
    ラズマリアクター。
  23. 【請求項23】 前記導体の形状は、前記導体の中央部
    近傍において最大曲率半径を画成する、請求項20に記
    載のRFプラズマリアクター。
  24. 【請求項24】 前記導体の形状はその最小曲率半径を
    前記導体の周辺の内側に画成する、請求項20に記載の
    RFプラズマリアクター。
  25. 【請求項25】 前記導体の形状はその最小曲率半径を
    前記導体の周辺の近傍に画成する、請求項20に記載の
    RFプラズマリアクター。
  26. 【請求項26】 前記導体は中央開口部を画成する、請
    求項20に記載のRFプラズマリアクター。
  27. 【請求項27】 前記円弧状のリアクターカバーは多半
    径ドーム形状を有する、請求項20に記載のRFプラズ
    マリアクター。
  28. 【請求項28】 前記導体は、(a)誘導コイルと
    (b)容量電極のいずれか一方である、請求項20に記
    載のRFプラズマリアクター。
  29. 【請求項29】 制御された処理環境において基板を処
    理するためのRFプラズマリアクターであって、 前記リアクター内で基板を支持するためのペデスタル
    と、 前記ペデスタルに臨むとともに間隔を空けて重なるよう
    な関係に配置された半導体材料製のリアクターチャンバ
    ー壁と、 前記半導体壁とペデスタルに対して中央において重なる
    関係において、前記半導体壁の近傍において支持された
    三次元面を画成する導体と、を備え、 前記導体は、前記制御された環境においてガスからプラ
    ズマを維持するため、RFパワーをリアクター内に伝達
    するようになっており、前記導体は中央開口部を画成す
    る、RFプラズマリアクター。
  30. 【請求項30】 前記カバーと導体は形状模倣形であ
    る、請求項29に記載のRFプラズマリアクター。
  31. 【請求項31】 前記カバーと導体は形状非模倣形であ
    る、請求項29に記載のRFプラズマリアクター。
  32. 【請求項32】 非導電性の前記壁は、前記ペデスタル
    に臨む関係にあるドーム形部分を含む、請求項29に記
    載のRFプラズマリアクター。
  33. 【請求項33】 前記チャンバー壁は、前記ペデスタル
    に臨む関係にある平坦部分を含む、請求項29に記載の
    RFプラズマリアクター。
  34. 【請求項34】 前記導体は、前記ペデスタルに芯合わ
    せされたドーム形部分を含む、請求項29に記載のRF
    プラズマリアクター。
  35. 【請求項35】 前記導体は、前記ペデスタルに芯合わ
    せされた平坦な部分を含む、請求項29に記載のRFプ
    ラズマリアクター。
  36. 【請求項36】 前記導体は、(a)誘導コイルと
    (b)容量電極のいずれか一方である、請求項29に記
    載のRFプラズマリアクター。
  37. 【請求項37】 半導体ウェーハを処理するための誘導
    結合型のRFプラズマリアクターであって、 側壁及び天井の少なくとも一方が半導体材料製であるリ
    アクターチャンバーと、 前記チャンバー内で前記ウェーハを支持するためのウェ
    ーハペデスタルと、 前記リアクターチャンバー内へ処理ガスを導入するため
    の手段と、 前記RF電源に接続された前記リアクターチャンバーに
    隣接したコイルインダクターと、を備え、前記コイルイ
    ンダクターは、 (a)前記側壁の一部分に臨み、底部巻線と、前記天井
    の頂上高さに少なくともほぼ対応する頂部巻線からなる
    サイドセクションと、 (b)前記天井の少なくとも実質的部分の上方に横たわ
    るように、前記サイドセクションの前記頂部巻線から半
    径方向内側へ延びるトップセクションと、からなる、R
    Fプラズマリアクター。
  38. 【請求項38】 前記天井はドーム形天井からなる、請
    求項37に記載のRFプラズマリアクター。
  39. 【請求項39】 前記ドーム形天井は、前記天井の周辺
    部の近傍に最小曲率半径と前記天井の頂点の近傍に最大
    曲率半径とを有する多半径ドーム形状を有する、請求項
    38に記載のRFプラズマリアクター。
  40. 【請求項40】 前記トップセクションは平坦なディス
    ク形コイルである、請求項37に記載のRFプラズマリ
    アクター。
  41. 【請求項41】 前記サイドセクションは円筒形コイル
    である、請求項40に記載のRFプラズマリアクター。
  42. 【請求項42】 前記サイドセクションは、半径が下か
    ら上へ小さくなる円錐台形コイルである、請求項40に
    記載のRFプラズマリアクター。
  43. 【請求項43】 前記サイドセクションは、その半径が
    下から上へ小さくなる曲面形状の巻線である、請求項4
    0に記載のRFプラズマリアクター。
  44. 【請求項44】 前記頂部巻線は半径方向最内側の巻線
    を有し、前記サイドセクションと前記トップセクション
    は両端を持つ一体連続コイル状導体として形成され、前
    記両端の一方は前記底部巻線の終端であり、前記両端の
    他方は前記トップセクションの前記半径方向最内側の巻
    線の終端である、請求項37に記載のRFプラズマリア
    クター。
  45. 【請求項45】 前記RF電源は、前記コイルインダク
    ターの中間部巻線に、前記トップセクションの前記最内
    側巻線と前記サイドセクションの前記底部巻線との間に
    おいて接続され、前記コイルインダクターの両端は接地
    されている、請求項44に記載のRFプラズマリアクタ
    ー。
  46. 【請求項46】 前記RF電源は、前記サイドセクショ
    ンの前記頂部巻線に接続され、前記コイルインダクター
    の前記両端は接地されている、請求項44に記載のRF
    プラズマリアクター。
  47. 【請求項47】 前記トップセクションの前記最内側巻
    線の半径部は、前記トップセクションの半径部の実質的
    部分を構成し、そのことによって前記トップセクション
    の中央部に空洞を形成する、請求項44に記載のRFプ
    ラズマリアクター。
  48. 【請求項48】 前記天井はドーム形天井からなる、請
    求項44に記載のRFプラズマリアクター。
  49. 【請求項49】 前記ドーム形天井は、前記天井の周辺
    部の近傍に最小曲率半径と前記天井の頂点の近傍に最大
    曲率半径とを有する多半径ドーム形状を有する、請求項
    48に記載のRFプラズマリアクター。
  50. 【請求項50】 前記トップセクションと前記サイドセ
    クションとは別々の巻線であり、前記RF電源は一対の
    独立したRF電源からなり、前記独立した各RF電源は
    前記トップセクションと前記サイドセクションのそれぞ
    れに接続され、前記トップセクションと前記サイドセク
    ションの各々においてRFパワーを独立してコントロー
    ルできるようになっている、請求項37に記載のRFプ
    ラズマリアクター。
  51. 【請求項51】 前記トップセクションは、前記サイド
    セクションの前記頂部巻線に隣接する半径方向最内側巻
    線と半径方向最外側巻線からなる、請求項50に記載の
    RFプラズマリアクター。
  52. 【請求項52】 前記トップセクションの前記半径方向
    最内側巻線と前記サイドセクションの前記底部巻線はそ
    れぞれの端において接地され、前記独立した両RF電源
    の一方はその端において前記トップセクションの前記半
    径方向最外側巻線に接続され、前記独立した両RF電源
    の他方はその端において前記サイドセクションの前記頂
    部巻線に接続されている、請求項51に記載のRFプラ
    ズマリアクター。
  53. 【請求項53】 前記天井はドーム形天井からなる、請
    求項50に記載のRFプラズマリアクター。
  54. 【請求項54】 前記ドーム形天井は、前記天井の周辺
    部の近傍に最小曲率半径と前記天井の頂点の近傍に最大
    曲率半径とを有する多半径ドーム形状を有する、請求項
    53に記載のRFプラズマリアクター。
  55. 【請求項55】 前記ウェーハペデスタルに接続された
    バイアスRF電源を更に含み、前記バイアスRF電源は
    前記RF電源から独立し、そのことによって前記コイル
    インダクターと前記ウェーハペデスタルに印加されるそ
    れぞれのRFパワーレベルが独立的に調節可能であり、
    エッチ率とプラズマ直流バイアスが独立的に選択可能で
    ある、請求項37〜54のいずれか1項に記載のRFプ
    ラズマリアクター。
  56. 【請求項56】 半導体ウェーハを処理するための誘導
    結合型のRFプラズマリアクターであって、 側壁と半導体製ドーム形天井を有するリアクターチャン
    バーと、 前記チャンバー内でウェーハを支持するためのウェーハ
    ペデスタルと、 RF電源と、 前記リアクターチャンバー内に処理ガスを導入するため
    の手段と、 前記RF電源に接続された前記リアクターチャンバーに
    隣接するコイルインダクターと、 前記ウェーハペデスタルに接続されたバイアスRF電源
    と、 を備え、 前記ドーム形天井は、前記天井の周辺部の近傍に最小曲
    率半径と前記天井の頂部の近傍に最小曲率半径とを有す
    る多半径ドーム形状であり、 前記コイルインダクターは、前記側壁の一部分に臨むと
    ともに底部巻線と頂部巻線からなるサイドセクションか
    らなり、前記頂部巻線は前記天井の頂上高さに少なくと
    もほぼ対応する高さにあり、 前記バイアスRF電源は前記RF電源から独立し、その
    ことによって前記コイルインダクターと前記ウェーハペ
    デスタルに印加されるそれぞれのRFパワーレベルが独
    立的に調節可能であり、エッチ率とプラズマ直流バイア
    スが独立的に選択可能である、RFプラズマリアクタ
    ー。
  57. 【請求項57】 前記サイドセクションは円筒形コイル
    である、請求項56に記載のRFプラズマリアクター。
  58. 【請求項58】 前記サイドセクションは、半径が下か
    ら上へ小さくなる円錐台形コイルである、請求項56に
    記載のRFプラズマリアクター。
  59. 【請求項59】 前記サイドセクションは、その半径が
    下から上へ小さくなる曲面形状の巻線である、請求項5
    6に記載のRFプラズマリアクター。
  60. 【請求項60】 前記サイドセクションは、前記頂部巻
    線と前記底部巻線の間に中間部巻線を更に備え、前記頂
    部巻線と前記底部巻線はそれらの端において接地され、
    前記RF電源は前記中間部巻線に接続されている、請求
    項56に記載のRFプラズマリアクター。
  61. 【請求項61】 前記中間部巻線は前記頂部巻線と前記
    底部巻線の中間にあり、もって前記インダクターコイル
    はミラーコイルを構成する、請求項60に記載のRFプ
    ラズマリアクター。
  62. 【請求項62】 多半径半導体製ドーム形天井を含むリ
    アクターチャンバーと、 ウェーハを処理するため前記チャンバー内でウェーハを
    支持するためのウェーハペデスタルと、 前記チャンバー内に処理ガスを導入するための手段と、 RF電源と、 前記RF電源に接続された三次元面に倣い、前記ドーム
    形天井に倣う形状から真円筒形に至るまでの形状範囲に
    ある導体と、を備えるプラズマリアクター。
  63. 【請求項63】 前記RF電源は、複数の独立したRF
    電源からなり、前記導体は前記複数の独立したRF電源
    に1対1で接続された複数の独立した導体セクションか
    らなる、請求項62に記載のプラズマリアクター。
  64. 【請求項64】 前記導体は複数の同心の螺旋状コイル
    からなる、請求項62に記載のプラズマリアクター。
  65. 【請求項65】 前記導体は、対向巻きされるとともに
    前記RF電源間で接続された複数の誘導コイルセクショ
    ンからなる、請求項62に記載のプラズマリアクター。
  66. 【請求項66】前記多半径ドーム天井は、プラズマイオ
    ン密度の所要の空間分布に対応する天井形状を決定する
    多半径を有する、請求項62に記載のプラズマリアクタ
    ー。
  67. 【請求項67】 前記導体の形状は、前記導体が、前記
    チャンバーの上方に少なくとも横たわる浅い上部部分
    と、前記上部部分から下方へ延びる急峻な下部部分を含
    む、請求項62に記載のプラズマリアクター。
  68. 【請求項68】 前記導体の形状は少なくとも部分的に
    ドーム形である、請求項62に記載のプラズマリアクタ
    ー。
  69. 【請求項69】 前記急峻な下部部分は円錐台である、
    請求項67に記載のプラズマリアクター。
  70. 【請求項70】 前記急峻な下部部分は円筒である、請
    求項67に記載のプラズマリアクター。
  71. 【請求項71】 前記急峻な下部部分はドーム形であ
    る、請求項67に記載のプラズマリアクター。
  72. 【請求項72】 第1RF電源とともに使用するように
    なっており、且つ、基板処理用の大気圧以下の処理ガス
    環境を閉じ込めるようになっているRFプラズマリアク
    ターであって、 a)半導体製ドーム形天井を有するリアクターチャンバ
    ーを備え、 前記天井は、前記天井の周辺部の近傍に最小曲率半径と
    前記天井の頂点の近傍に最小曲率半径とを有する多半径
    ドーム形状であり、 b)前記チャンバー内において処理される基板を支持す
    るため、前記チャンバーと天井の内部中央に置かれたペ
    デスタルを備え、 c)前記リアクターチャンバーに隣接してその周りに支
    持された三次元面を画成するとともに、第1RFパワー
    に接続されて前記パワーをチャンバー内部へ伝達して処
    理ガスからプラズマを形成するようになされた導体を備
    え、 前記導体はその一端においてほぼ軸方向に前記ドームの
    周りに並列配置され、その他端においてほぼ半径方向内
    側に前記頂点に向けて配置されており、 d)もって、前記ドームと導体の構成が、処理される基
    板全体にわたってプラズマイオン密度の均一性を最適化
    する、RFプラズマリアクター。
  73. 【請求項73】 前記導体は、それぞれ半径方向に分か
    れたセクションを含み、各セクションにはRFパワーが
    供給されて前記セクション間においてRFパワー比を変
    え、処理中の基板全体にわたる前記均一性を更に最適化
    する、請求項72に記載のRFプラズマリアクター。
  74. 【請求項74】 前記リアクターは更に第2RF電源と
    ともに用いられ、前記ペデスタルは第2RF電源に接続
    可能にされ、そのことによってパワーを前記導体に印加
    でき、前記ペデスタルに印加されたパワーを独立的に調
    節でき、所要のエッチ率とプラズマバイアスの選択を改
    善できるようになっている、請求項72に記載のRFプ
    ラズマリアクター。
  75. 【請求項75】 前記導体のほぼ軸方向に延びる形状が
    円筒形を画成する、請求項72に記載のRFプラズマリ
    アクター。
  76. 【請求項76】 前記導体のほぼ軸方向に延びる形状が
    円錐台形を画成する、請求項72に記載のRFプラズマ
    リアクター。
  77. 【請求項77】 前記導体のほぼ軸方向に延びる形状
    が、前記一端の近傍位置から他端に向かって半径が減少
    する局面形状の導体セクションを画成する、請求項72
    に記載のRFプラズマリアクター。
  78. 【請求項78】 RF電源とともに使用し、基板処理用
    の大気圧以下の処理ガス環境を閉じ込めることができる
    RFプラズマリアクターであって、 a)リアクター内で基板を支持するためのウェーハペデ
    スタルを備え、 b)前記ペデスタルに臨むとともに間隔を空けて重なる
    ような関係に支持された半導体材料製の多半径ドーム形
    部分を含むリアクターカバーを備え、 c)前記多半径ドーム形状は、前記ペデスタルの周辺部
    の近傍において最大曲率半径と前記ペデスタルの中央部
    の近傍において最小曲率半径とを有し、 d)前記半導体カバー部分の近傍の周りに支持された三
    次元面を画成する導体を備え、 前記導体はRF電源がらパワーを受け、そのパワーを前
    記リアクターに伝達してリアクター内においてガスから
    プラズマを維持する、RFプラズマリアクター。
  79. 【請求項79】 前記ドーム形カバー部分の半径の大部
    分に関して、曲率半径は前記最小曲率半径よりも前記最
    大曲率半径に著しく近い、請求項78に記載のRFプラ
    ズマリアクター。
  80. 【請求項80】 前記導体の形状は前記多半径ドーム形
    状と異なり、前記ペデスタル全体にわたってプラズマイ
    オン密度の均一性を最適化するように選ばれている、請
    求項78に記載のRFプラズマリアクター。
  81. 【請求項81】 前記導体の形状は、前記ドーム形カバ
    ー部分の周辺の近傍において、その曲率半径が、前記ド
    ーム形カバー部分の複数のセクションの近傍の曲率半径
    より大きいが、前記ドーム形カバー部分の中央部の近傍
    において、前記ドーム形カバー部分の複数のセクション
    の近傍の曲率半径に近づく、請求項78に記載のRFプ
    ラズマリアクター。
  82. 【請求項82】 前記導体は、複数の誘導コイル巻線か
    らなり、各巻線は電気的に並列であって、それぞれ前記
    ドーム形カバー部分に関して別々の位置において始まり
    かつ終わる、請求項78に記載のRFプラズマリアクタ
    ー。
  83. 【請求項83】 前記導体は、複数のセクションからな
    り、各セクションは他のセクションと同じパワーレベル
    の他に、他のセクションと異なるパワーレベルも受ける
    ようになされた、請求項78に記載のRFプラズマリア
    クター。
  84. 【請求項84】 前記カバーを支持する円筒形側壁を更
    に備え、前記基板は前記ペデスタルの周囲の形状に倣っ
    た円盤状であり、前記周囲は前記側壁の同一面部分から
    約10cm程度離れている、請求項78に記載のRFプ
    ラズマリアクター。
  85. 【請求項85】 a)リアクター内で基板を支持するた
    めのウェーハペデスタルを備え、 b)前記ペデスタルに臨むとともに間隔を空けて重なる
    ような関係に支持された半導体材料製のほぼ円弧形状の
    リアクターカバーを備え、 c)前記カバーは前記ペデスタルの中央部の近傍におけ
    るその直径の実質的な部分にわたって平面形状に近づ
    き、 d)前記カバーの近傍における三次元面を画成し、リア
    クター内部へパワー伝達可能な導体を備え、 e)前記導体は前記カバーの中央部から半径方向に離れ
    た少なくとも一つの領域を有し、この領域は前記コイル
    の他の領域より大きな程度で前記カバーから離れてお
    り、 f)もって前記カバーとインダクターの形状は前記ペデ
    スタル全体にわたってプラズマイオン密度の均一性を最
    適化する、基板処理用のプラズマリアクター。
  86. 【請求項86】 前記リアクターは前記カバーを支持す
    る円筒形側壁を更に備え、 前記基板は前記ペデスタルの周囲の形状に倣った円盤状
    であり、前記周囲は前記側壁の同一面部分から約10c
    m程度離れている、請求項85に記載のプラズマリアク
    ター。
  87. 【請求項87】 前記半導体製カバーに接続された天井
    RF電源を更に備えている、請求項85に記載のプラズ
    マリアクター。
  88. 【請求項88】 前記半導体製カバーは電気的に別々の
    半径方向に内側のセクションと外側のセクションに分割
    されている、請求項85に記載のプラズマリアクター。
  89. 【請求項89】前記カバーの前記内側のセクションと外
    側のセクションにそれぞれ接続されている各RF電源を
    更に備えている、請求項88に記載のプラズマリアクタ
    ー。
  90. 【請求項90】 前記導体は電気的に別々の半径方向に
    内側のセクションと外側のセクションに分割されてい
    る、請求項85に記載のプラズマリアクター。
  91. 【請求項91】 前記RF電源は、前記導体の内側セク
    ションと外側セクションにそれぞれ接続されている、そ
    れぞれ独立した複数のRF電源からなる、請求項90に
    記載のプラズマリアクター。
  92. 【請求項92】 前記導体は誘導アンテナからなる、請
    求項91に記載のプラズマリアクター。
  93. 【請求項93】 前記導体は、前記カバーの頂点のほぼ
    上方に横たわる中央開口部を有する誘導コイルアンテナ
    からなる、請求項85に記載のプラズマリアクター。
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