JPH1083797A - メタルハライドランプ - Google Patents

メタルハライドランプ

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JPH1083797A
JPH1083797A JP8236350A JP23635096A JPH1083797A JP H1083797 A JPH1083797 A JP H1083797A JP 8236350 A JP8236350 A JP 8236350A JP 23635096 A JP23635096 A JP 23635096A JP H1083797 A JPH1083797 A JP H1083797A
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mercury
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lamp voltage
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Makoto Kai
誠 甲斐
Yuriko Kaneko
由利子 金子
Mamoru Takeda
守 竹田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプ電力、電極間距離、封入水銀量の上限
などの設計上の制限事項に対し、ランプ特性が最良にな
る(ランプ電圧上昇が少なく、色温度の変化が少ない、
光束維持率の良い)電極設計の指針を見い出す。 【解決手段】 電極間距離d(mm)、封入水銀量m
(mg)、電極先端部断面積S(mm2)、安定点灯時
のランプ電圧V(V)、ランプ電流I(A)なる場合、
−14.0≦a≦−13.0で表される定数aを用い、
j=30.5・E+a(電流密度j=I/S、封入水銀
量あたりのランプ電界E=V/d/m)を満たして点灯
するように電極先端部の断面積がSなる電極を用いてラ
ンプを構成する。これにより、ランプ電圧の上昇を抑制
することで、光束低下や色温度変化を抑制することが可
能となり、ランプ長寿命化が実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高圧放電ランプ、特
にメタルハライドランプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、メタルハライドランプの設計
は、点灯回路設計側からの要望としてのランプ電力、光
学設計側からの要望としての電極間距離(アーク長)、
それと発光管の耐圧を保証するための封入水銀量の上限
などが制限される中で行われている。また一方でメタル
ハライドランプの設計において重要であるのが電極設計
であり、電極設計の良否がランプ特性(ランプ電圧変化
率や光束維持率など)に大きな影響を与えていることも
よく知られている。
【0003】しかしランプ電力、電極間距離、封入水銀
量の上限などの設計上の制限事項に対し、ランプ特性が
最良になる(ランプ電圧変化が少なく、光束維持率の良
い)電極設計の確固たる指針はなく、未だ経験的に取り
組まれている部分が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の項で述べ
たようにランプ電力、電極間距離、封入水銀量の上限な
どの設計上の制限事項に対し、ランプ特性が最良になる
(ランプ電圧変化が少なく、色温度の変化が少ない、光
束維持率の良い)電極設計の指針を見い出す必要があ
る。
【0005】本発明はランプ電力、電極間距離、封入水
銀量の上限などが設計上制限される中において、電極形
状とランプ電界、電極形状とランプ電圧変化率およびラ
ンプ電界と最冷点温度との相関を見い出したことによ
り、ランプ電圧の変化を抑制するランプ設計手法を考案
し、それに基づくランプを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、次に示す手段を用いる。
【0007】(1)電極間距離d(mm)、封入水銀量
m(mg)、電極先端部断面積S(mm2)、安定点灯
時のランプ電圧V(V)、ランプ電流I(A)なる場
合、−14.0≦a≦−13.0で表される定数aを用
い、j=30.5・E+a(電流密度j=I/S、封入
水銀量あたりのランプ電界E=V/d/m)を満たして
点灯するように、電極先端部の断面積がSなる電極を用
いてランプを構成する。
【0008】(2)電極間距離d(mm)、封入水銀量
m(mg)、電極先端部断面積S(mm2)、安定点灯
時のランプ電圧V(V)、ランプ電流I(A)なる場
合、−14.0≦a≦−13.0で表される定数aを用
い、j=30.5・E+a(電流密度j=I/S、封入
水銀量あたりのランプ電界E=V/d/m)を満たして
点灯させるために発光管管壁温度可変手段とランプ電圧
検出手段を設け、さらに前記ランプ電圧検出手段から得
た信号を基に前記発光管管壁温度可変手段を制御するた
めの演算制御手段を具備させてランプを構成する。
【0009】(3)電極間距離d(mm)、封入水銀量
m(mg)、電極先端部断面積S(mm2 )、安定点灯
時のランプ電圧V(V)、ランプ電流I(A)なる場
合、−14.0≦a≦−13.0で表される定数aを用
い、j=30.5・E+a(電流密度j=I/S、封入
水銀量あたりのランプ電界E=V/d/m)を満たして
点灯させるために、発光管管壁加熱手段とランプ電圧検
出手段を設け、さらに前記ランプ電圧検出手段から得た
信号をもとに前記発光管管壁加熱手段を制御するための
演算制御手段を具備させてランプを構成する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のメタルハライドランプの
実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0011】(発明の実施の形態1)本発明のメタルハ
ライドランプの第1の実施の形態の様子を図1に示す。
これは対向する放電電極1の間に放電アーク3が発生し
安定点灯している様子である。放電電極1間にはランプ
電圧Vが印加されており、ランプ電流Iが流れている。
電極間距離はdである。本発明の実施の形態において
は、放電電極1は柱状のものを用い、したがって、放電
アーク3を支える電極先端断面積Sは電極軸の断面積に
等しい。発光管内には水銀量mと少なくとも1つ以上の
ハロゲン化金属が封入されている。
【0012】今、ランプ電力Pが200Wで一定、発光
管形状が一定、電極間距離d=3mm、封入水銀量m=
42mgとし、ランプ電圧V=70V、使用する電極軸
の径を0.65、0.8、1.2mmの3種類(各サン
プル数=3)として、点灯開始後100hの点灯開始時
(0h)に対するランプ特性の変化を測定する実験を行
った。図2は横軸に0h、100hそれぞれ測定時のラ
ンプ電流Iを電極先端断面積Sで除算した電流密度jを
とり、縦軸には測定時のランプ電圧Vを電極間距離dお
よび封入水銀量mで除算した封入水銀量あたりのランプ
電界Eをプロットしたものである。したがって、0hに
おいてj=2.5A/mm2あたりが電極軸径1.2m
m、j=5A/mm2あたりが電極軸径0.8mm、j
=8.3A/mm2あたりが0.65mmのサンプルを
示している。封入水銀量は点灯開始後100hにおいて
も変化がないものとした。
【0013】図2内の波線および実線は0hおよび10
0h各々の全プロット点を回帰直線で結んだものであ
る。0hの波線がほぼ水平となっているのは、0hにお
いては全ランプのランプ電圧V、ランプ電流Iがほぼ等
しく、電極軸径によって電流密度だけが異なっているこ
とを示す。ランプ電圧V、ランプ電流Iが全部等しいと
いうのは、本実験の条件でも述べたように、発光管形
状、電極間距離、封入水銀量が同じであるなら、不飽和
動作する水銀の蒸気圧によってほぼランプ電圧Vが決定
されるためで、さらにランプ電力が同じであるなら自ず
とランプ電流も等しくなる。すなわちこれは単なる設計
上の出発点である。
【0014】これらランプを100h点灯させた後のプ
ロット点の変化を見ると、実線で示したものであるが、
右上がりの直線となる。この直線は次の近似式で表され
る。
【0015】 j=30.5・E−13.4 (1) これら実験の結果から、(1)点灯開始100hにおい
て、電流密度jと封入水銀量あたりの電界Eとの関係が
ある傾きを持った直線上に乗るようにランプ電流I、ラ
ンプ電圧Vは変化する。(2)設計上の出発点から、1
00hに乗るべき直線までのグラフ上における幾何学的
距離が長いランプほどランプ電流I、ランプ電圧Vの変
化率は大きい、ということがわかる。
【0016】一般にランプ特性の改良にあたって望まれ
るものの一つに、点灯開始後100h程度までのランプ
電圧上昇の抑制があげられる。図2からランプ電圧上昇
の抑制に有効であるのは、100hにおいて電流密度j
も封入水銀量あたりの電界Eも変化のない実線と波線と
の交点、電流密度でj=3.6A/mm2である。図3
は図2で用いたランプと同じランプ電力、発光管形状、
電極間距離、封入水銀量で、電極軸径の条件のみ増やし
た多くのランプを、横軸に点灯開始0hにおける電流密
度をとり、縦軸に点灯開始100hまでのランプ電圧変
化率をとってプロットし、回帰直線を引いたものであ
る。このグラフにおいてランプ電圧の変化がない条件、
すなわち変化率0%の点は、波線と実線との交点、電流
密度でj=3.5A/mm2である。これは図2から得
た結果とほぼ一致する。この場合変化率0%における電
極軸径は1.02mmとなる。
【0017】図3においてランプ個々の特性のばらつき
を考慮して、電流密度とランプ電圧変化率との関係を斜
線で示した範囲内とする。これは実線に対して±2%の
ばらつきを示す。この範囲と、ランプ電圧変化率0%と
が重なる電流密度の範囲(矢印で示した範囲)を、図2
中に同様に示す。図2の斜線の範囲は前記電流密度の範
囲を限度に(1)式と平行な直線で挟まれる範囲であ
る。この範囲は、 j=30.5・E+a (2) ただし、−14.0≦a≦−13.0 と表される。ランプ個々の特性のばらつきを考慮する
と、(2)式で示す設計における許容範囲が有効である
と考える。なおaが以上の範囲であるとき、本例におけ
る電極軸径の設計値は0.98〜1.12mmとなる。
【0018】図2の実線が求められた後は、この実線上
に乗るように電流密度jと封入水銀量あたりの電界Eを
設計してやれば、ランプ電圧の変化を抑制することが可
能となる。すなわち、図2における設計の出発点である
波線の位置が上下に変化しても、ランプ電圧の変化を抑
制できるjとEの組み合わせが必ず定まるということで
ある。
【0019】もう一つの設計例を述べる。図2の測定で
用いた発光管を用い、同じランプ電力P=200W(同
じ管壁負荷)において、電極間距離d=1.8mmのラ
ンプを設計する。発光管の耐圧確保のため、封入水銀量
を62mgとする。不飽和動作する封入水銀量mとその
ときのランプ電界Eとは、Elenbaasの経験則
(「ザ ハイ プレッシャー マーキュリー ベイパー
ジスチャージ」(Elenbaas:THE HIG
H PRESSURE MERCURY VAPOUR
DISCHARGE,NORTH−HOLLAND
PUBLISHING COMPANY(195
1)))より、E∽m7/12を用いて、 V/1.8/627/12=70/3/427/12 ∴V=52.7 よって封入水銀量あたりの電界EはE=V/d/m=
0.472となる。
【0020】このEを(2)式に代入するとj=1.0
18となる。これは、図2の実線上のj=1.018と
E=0.472との交点上で点灯させるということであ
る。ランプ電力P=200W、ランプ電圧がV=52.
7Vであるのでランプ電流はI=200/52.7=
3.795A、したがってj=1.018を実現する電
極軸径は2.17mmと設計できる。
【0021】(発明の実施の形態2)さて、すべてのラ
ンプ設計が発明の実施の形態1の項で述べた方法にした
がって実現すればよいが、必ずしもそうはいかない場合
が存在する。それは算出した電極軸径が太すぎて採用で
きない場合である。電極軸径は二つの理由から上限が定
まる。それは発光管の耐圧保証の観点と放電アークの太
さと光学設計との兼ね合いの観点である。図1に示すよ
うな一般的なメタルハライドランプは両側の電極根幹部
で発光管材料を溶融封止している。したがって電極軸径
があまりに太いと封止部に隙間が生じやすく、耐圧強度
が低下してしまう。
【0022】これは同じ管壁負荷で同じ封入水銀量であ
っても電極軸径が太いランプは耐圧がもたなくなる場合
が発生することを意味する。さらに放電アークの太さと
光学設計との兼ね合いである。一般に電極軸径が太くな
るにつれて、電極間の放電アークも太くなる傾向があ
る。ランプを集光投射系のような光学系に組み込んで使
用する場合、放電アークが太くなると放電アークの輝度
が低下し、最終的に光学系から取り出せる光量が減少し
てしまう。したがってある程度軸径の細い電極を使用せ
ざるを得ない場合が発生する。
【0023】図2を用いて説明する。設計に利用したい
jとEは実線上の点なのであるが、各点の場合におい
て、その電極軸径より細くせざるを得ないということ
は、図2のグラフを実線で二分した右部分で点灯動作し
てしまう場合を意味する。この状況で実線上に動作点を
動かすためには、電界Eを増加させればよい(ランプ電
力一定条件であるので電流密度jは電界Eの増加に伴っ
て減少し、実際動作点は先の例の矢印のように左斜め上
方に変化させながら実線上にのせることになる)。
【0024】ランプ電力、発光管形状、封入水銀量を固
定のままEを変化させるのに、図4に示す封入水銀量あ
たりの電界Eと管壁温度との関係を利用する。この測定
は次の手順で行った。図2の測定で用いたランプを用
い、発光管下部直近に(ランプは水平点灯)細いノズル
を設置し、そこから空気を吹き付け、その空気の風量を
変えながらその吹き付け部の管壁温度とそれぞれの場合
のランプ電圧を測定したものである(ランプ電力一
定)。
【0025】図4から測定部位の温度が430℃〜53
0℃まで変化させる間に封入水銀量あたりの電界Eを
0.39〜0.53までほぼリニアに変化しており(実
線で示した回帰直線)、測定部位の温度が530℃〜6
70℃までは温度変化に関わらず封入水銀量あたりの電
界Eはほとんど変化しないことがわかる。これは測定場
所を空冷することにより、530℃までは測定場所の温
度がランプ電圧を決定していた、つまり測定場所がラン
プ内蒸気圧を決定するのに大きく影響する場所となって
いたと考えられ、530℃以降は空冷の風量も減少して
いることから、ランプ内蒸気圧を決定するのに大きく影
響する場所は測定場所から他へ移動し、測定場所の温度
変化がランプ電圧の変化に影響を及ぼさなくなったもの
と考えられる。つまりランプ電力、発光管形状、封入水
銀量を固定のままEを変化させるのにはランプ内蒸気圧
を決定するのに大きく影響する場所の温度を上昇させれ
ば良いのである。
【0026】図2の実線上で動作させるためにランプ内
蒸気圧を決定するのに大きく影響する場所の温度を上昇
させて点灯させる必要がある場合の、発光管管壁加熱手
段を具備したメタルハライドランプの構成を図5および
図6に示す。
【0027】図中、メタルハライドランプは引き出し線
4の部分を外部に残して、ヒーター用のワイヤ5をはさ
みこんだ二重管6の中に設置する。二重管6の内側の管
は発光管封止部と完全に密着し保温性を良くしている。
ヒーターワイヤ5は発光の取り出しの妨害にならないよ
うに二重管の中央部には設置せず、両側に二カ所設けて
いる。特にランプ内蒸気圧を決定するのに大きく影響す
る場所は電極根幹部に存在することも多いので、各ワイ
ヤの巻具合は電極根幹部に近づけるという意味と、発光
管を効果的に温めるという意味から、二重管の中央に向
かって密な巻き方とする。
【0028】引き出し線4に接続してランプ電圧検出手
段7を設け、予めランプ電力P、電極管距離d、封入水
銀量m、電極先端断面積Sが入力され、図2の実線上で
点灯しているかどうかを判断する演算制御手段8にラン
プ電圧検出手段7から発せられるランプ電圧信号を入力
する。ランプ電圧信号の入力を受けた演算制御手段8
は、図2の実線上で点灯しているかどうかを判断し、そ
の結果を発光管管壁加熱手段9に信号として送る。点灯
している場合あるいは点灯していなくても加熱する必要
がない場合はヒートワイヤに電流は流れない。
【0029】図2の実線上で点灯していない場合でかつ
加熱しなければならない場合はヒートワイヤに所定の電
流を流し発光管全体を加熱する。この場合発光管全体を
加熱することでランプ内蒸気圧を決定するのに大きく影
響する場所がどこにあろうと封入水銀量あたりのランプ
電界Eを上昇させることができる。ランプ電圧をモニタ
ーし、ランプ点灯開始時からランプ内蒸気圧を決定する
のに大きく影響する場所を所定の温度に維持し続けるこ
とで、ランプ電圧上昇を抑制することが可能となる。
【0030】なお、本実施の形態において、二重管は円
筒状を想定したがこの形状に限定するものではない。ま
た二重管の外側の管の内壁に、発光の取り出しの妨害に
ならならない部分に赤外反射膜を塗布すれば二重管内の
温度上昇がより効率的に実現する。
【0031】
【発明の効果】初期ランプ電圧の上昇は初期管壁黒化促
進による光束低下や色温度変化などランプ特性を悪くす
る要因と相関があることも経験的に指摘されている。つ
まりランプ電圧の上昇を抑制することにより、光束低下
や色温度変化を抑制することが可能となり、ランプ長寿
命化が実現する。
【0032】また本設計方法は管壁負荷が同じランプに
幅広く適用することが可能であり、設計の自由度を著し
く増加させることができる。
【0033】さらに点灯回路の設計においてもランプ電
圧動作保証範囲を小さくすることができ設計の容易性か
らも有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施の形態におけるメタルハライ
ドランプの模式図
【図2】本発明に利用する電流密度と封入水銀量あたり
の電界Eとの関係を表すグラフ
【図3】点灯開始0hにおける電流密度と点灯開始10
0hまでのランプ電圧上昇率との関係を表すグラフ
【図4】本発明に利用する封入水銀量あたりの電界Eと
管壁温度との関係を表すグラフ
【図5】第2の発明の実施の形態におけるメタルハライ
ドランプの構造図
【図6】同メタルハライドランプの側面図
【符号の説明】
1 放電電極 2 発光管管壁 3 放電アーク 4 引き出し線 5 ヒーターワイヤ 6 二重管 7 ランプ電圧検出手段 8 演算制御手段 9 発光管管壁加熱手段 10 安定器 11 電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光管の内部に、対向する一対の放電電極
    を有し、水銀金属と少なくとも1つ以上のハロゲン化金
    属が封入されているメタルハライドランプであって、電
    極間距離d(mm)、封入水銀量m(mg)、電極先端
    部断面積S(mm2)、安定点灯時のランプ電圧V
    (V)、ランプ電流I(A)なる場合、 −14.0≦a≦−13.0 で表される定数aを用い、j=30.5・E+a(電流
    密度j=I/S、封入水銀量あたりのランプ電界E=V
    /d/m)を満たして点灯していることを特徴とするメ
    タルハライドランプ。
  2. 【請求項2】発光管の内部に、対向する一対の放電電極
    を有し、水銀金属と少なくとも1つ以上のハロゲン化金
    属が封入されているメタルハライドランプであって、電
    極間距離d(mm)、封入水銀量m(mg)、電極先端
    部断面積S(mm2)、安定点灯時のランプ電圧V
    (V)、ランプ電流I(A)なる場合、 −14.0≦a≦−13.0 で表される定数aを用い、j=30.5・E+a(電流
    密度j=I/S、封入水銀量あたりのランプ電界E=V
    /d/m)を満たして点灯させるために、発光管管壁温
    度可変手段とランプ電圧検出手段を設け、さらに前記ラ
    ンプ電圧検出手段から得た信号をもとに前記発光管管壁
    温度可変手段を制御するための演算制御手段を具備して
    いることを特徴とするメタルハライドランプ。
  3. 【請求項3】発光管管壁温度可変手段として発光管管壁
    加熱手段を具備していることを特徴とする請求項2記載
    のメタルハライドランプ。
JP8236350A 1996-09-06 1996-09-06 メタルハライドランプ Pending JPH1083797A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1080994A1 (en) 1999-09-02 2001-03-07 Nec Corporation Passenger detection system with electrodes in the seat and detection method
JP2008529203A (ja) * 2005-01-03 2008-07-31 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 発光管での水銀の凝縮を監視する方法及び監視装置

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