JPH1083375A - Scsiシステム - Google Patents

Scsiシステム

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Publication number
JPH1083375A
JPH1083375A JP9126930A JP12693097A JPH1083375A JP H1083375 A JPH1083375 A JP H1083375A JP 9126930 A JP9126930 A JP 9126930A JP 12693097 A JP12693097 A JP 12693097A JP H1083375 A JPH1083375 A JP H1083375A
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JP
Japan
Prior art keywords
scsi
bus
host
local
corona
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Pending
Application number
JP9126930A
Other languages
English (en)
Inventor
Ronald Arp
ロナルド・アープ
James Mccarthy
ジェームズ・マッカーシー
Curtis C Ballard
カーティス・シー・バラード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4027Coupling between buses using bus bridges
    • G06F13/4045Coupling between buses using bus bridges where the bus bridge performs an extender function

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Bus Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のSCSIシステムの不足を克服する自
己内蔵型高速中継/LUNコンバータを提供する。 【解決手段】 コンバータのホスト側で、シングル・エ
ンド又は差分SCSIバスを支援する。コンバータは、
コロナ装置と制御装置によって、ホストSCSIバスと
ローカルSCSIバス間の全てのSCSIオペレーショ
ンを制御する。コロナは、全ての物理的なSCSI信号
を制御し、制御装置は、SCSIエラー状況を発見し対
応する。また、制御装置は、操作モード、基板アドレ
ス、ホスト・バス・タイプ選択、LUN/SCSIアド
レス・マッピング、及びデータ・モード変換を選択す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、SCSI
バスの分野に関連し、特に、識別(ID)番号によって
指定されるような最大数8を越える追加の装置をSCS
Iバスに効果的に接続する、装置と方法に関連する。
【0002】
【従来の技術】スモール・コンピュータ・システム・イ
ンターフェース(SCSI)は、電気的、機械的、論理
的インタフェースの仕様を含む標準通信バスとして、米
国規格協会(ANSI)の委員会によって定義されてい
る。SCSIは、バス上のデータ・ライン毎の装置毎に
1つのSCSIアドレスを提供する。従って、限定され
たSCSIは、各々が、個別の識別番号(ID)または
0〜7までのアドレスを有する、バス上の8つの装置ま
で接続できる。したがって、ホスト・コンピュータに予
約される1つのIDをもつ一般的なSCSIバスは、最
高7つの追加の装置をサポートすることができる。これ
らの装置には、これに限定されるものではないが、ディ
スク・ドライブ、テープ装置、光学式の記憶装置、プリ
ンタ、スキャナなどがある。
【0003】ANSI書籍番号X3.131-1986およびX3T9.
2(グロ―バル工学書)には、本発明に関連するSCS
Iの電気的、機械的、論理的プロトコル仕様が記載され
ている。これらの書籍が、本出願で参照され含まれる。
【0004】SCSIは、大部分のハイ・エンド・パー
ソナル・コンピュータおよびワークステーションで見う
けられるインタフェースの業界標準になっている。即
ち、SCSIは、ディスク・ドライブ、テープ装置、光
学式記憶装置、プリンタ、スキャナのような周辺装置に
対する標準になった。SCSIは、全ての周辺装置の標
準になり、多数のインストールされたコンピュータ機器
の一部として使用され、SCSI製品の種類も多くなっ
た。ユーザは、SCSI標準を使用するコンピュータと
周辺装置にかなりのお金を投資している。しかしなが
ら、SCSI製品の開発は、SCSIバスの能力の限度
に達していている。
【0005】コンピュータ・システムの価格性能比のコ
ンスタントな増加に伴い、SCSIバスで適用する必要
があるデータ量と周辺装置の数が、増加した。この増加
による問題は、LUNを使用しない標準8ビットSCS
Iが、8つの装置しか適用することができないというこ
とである。8より多いの装置を必要とし、または要求す
るアプリケーションが、たくさんある。SCSIの制限
を解決するために、従来は、遠方のものに対して中継器
を追加し、それの複数の周辺装置内部でカスタムSCS
I装置が作られていた。
【0006】図1は、従来のSCSIシステムのブロッ
ク図を示す。ここで図1を参照すると、ホスト・コンピ
ュータ(または、イニシエータとも呼ぶ)102に、SC
SIIDとして7番が任意に割り当てられている。示さ
れるアドレスは、任意でよいが、各々の装置に対して一
意的でなければならず、バス上でデータ・ビットの数以
下でなければならない。SCSI仕様は、8、16およ
び32ビット・バスをカバーする。ここで記述される例
は、8ビットSCSIバスに基づくが、より幅の広いS
CSIバスに対しても適用することができる。
【0007】ホスト・コンピュータ102が、電気的にS
CSIバス104に接続される。SCSIバス104に接続さ
れるのは、7つの追加の装置(または、ターゲットとも
呼ぶ)106、108、110、112、114、116、および118であ
る。これらの追加の(ターゲット)装置106-118は、S
CSI標準プロトコルに従う装置である。追加の装置10
6が、例えば、SCSI ID0番を割り当てられてい
る。同様に、ドライブ108が、SCSI ID1番を、
ドライブ110が、SCSI ID2番を、ロボティック
ス112が、SCSI ID3番を、ドライブ114が、SC
SI ID4番を、ドライブ116が、SCSI ID5
番を、そして、ロボティックス118が、SCSI ID
6番を、それぞれ割り当てられている。
【0008】その横に示される光学式ライブラリ格納装
置120内には、ドライブ108、ドライブ110、およびロボ
ティックス112がある。この図の目的は、SCSIバス
に接続される1または複数の装置が、単一の物理的格納
装置内に納めることができることを、単に、明らかにす
るだけのものである。例えば、単一の物理的(機械的)
格納装置内への1又は複数のSCSI装置の内包は、大
量データの記憶装置と関連してなされる。
【0009】また、他の従来からの概念が、図1で示さ
れる。SCSIバスの長さは、要求される電気的機能を
成し遂げるために限定される。例えば、シングル・エン
ド・バスが使用されるとき、SCSIバスを6メートル
(高速の場合は3メートル)以上の長さにできない。差
分バスが使用されるとき、SCSIバスは、最大25メ
ートルの長さを有することができる。
【0010】追加の装置が、ホスト・コンピュータ102
から6メートル、または(使用される通信方法によって
は)25メートルより離れている状態が、よくある。図
1は、これを示している。従来の中継器124が、SCS
Iバス2(126)を介してメインSCSIバス104に、追
加の装置106を接続していることがわかる。中継器124
は、追加の装置106を、ホスト・コンピュータ102から6
つメートルまたは限界の長さより物理的に離れた場所に
置くために必要な信号バッファリングを提供する。
【0011】中継器124は、単に、1つのバス上で受信
された信号強度を、後続の他のバスに要求された信号強
度に増幅させるために機能するだけである。中継器124
は、特定のSCSI信号が向かう方向に関して、両方向
にこの増幅を前もって行う。中継器124は、バッファ以
上のことは何もせず、より遠方のケーブルでも使用でき
るように、SCSIバス信号を増幅する。要するに、そ
れは、1つのバスから第2のバスへ単に信号レベルを増
幅するだけの電話やラジオのような、多くの他の適用業
務で使用される中継器のように機能する。信号の記憶や
マッピングなどの他の機能を、中継器124は持っていな
い。中継器124は、それを通じて渡された情報を修正し
たり、その宛先を変えたりしない。
【0012】上述したように、SCSIバスに接続する
装置が、8つより多く必要となり、また、望まれる状況
が多い。SCSIバスに、9個以上の装置を効果的に接
続する1つの従来の方法を、図2に示す。SCSIバス
104が、周辺装置202に接続される。周辺装置202は、単
一のSCSI ID番号を割り当てられる。SCSIバ
ス104が拘わる限り、周辺装置202は、単一のSCSI
IDを有する。
【0013】周辺装置202は、例えば、複数のN個の
(Nは1より大きい正の整数)ドライブを含む。特に、
図に示したように、周辺装置202は、ドライブ1(21
8)、ドライブ2(224)...ドライブN(230)を含
む。制御装置204は、以下のような方法で、SCSIバ
ス104と、ハードワイヤードを使用したドライブ218、22
4および230とを電気的に接続する。
【0014】図示するように、制御装置204は、マイク
ロプロセッサ206、切換電子装置208、記憶されたコンピ
ュータ・プログラム210、および制御装置204とマイクロ
プロセッサ206によって使用される電子記憶装置212を含
む。同時に、制御装置204は、SCSIバス104から受信
した情報を、制御装置204のプログラム210に記憶されて
いるプログラムによって決められる特定のドライブ21
8、224、230に発送する。この経路指定は、各々のドラ
イブに対する個々のバスと制御ラインを使用して達成さ
れる。例えば、図示するように、ドライブ218が、バス2
14を介して制御装置204に接続される。更に、制御装置2
04がドライブ218のオペレーションを制御できるよう
に、制御ライン216を含む。同様に、ドライブ224が、バ
ス220と制御ライン222を含み、ドライブ230が、バス226
と制御ライン228を含む。この方法が、要求されたデー
タ転送を達成するために、制御装置204に特定のバスと
制御ラインとを要求することがわかる。
【0015】制御装置204は、SCSIバス104を適用さ
せるために必要な準備された機能を実行できるように、
その記憶されたコンピュータ・プログラム210を使って
プログラムされなければならない。ドライブ218、224お
よび230は、直接SCSIバス104に接続することができ
ない。同様に、制御装置204は、SCSIバス104とドラ
イブ218、224および230の間のインタフェースを適用す
るために必要とされる。一般的に、制御装置204は、S
CSIバス104から受信したデータを、1又は複数のド
ライブ218、224、230へ転送するため、およびSCSI
バス104上へ逆に転送するために、再フォーマットする
必要がある。従って、かなりのデータの再フォーマット
化とSCSIバス・プロトコルの適用が、周辺装置202
によってなされなければならない。それにもかかわら
ず、周辺装置202は、単一アドレスでSCSIバス104に
複数の装置を接続する手段を提供する。
【0016】SCSI標準は、更に、論理装置番号(L
UN)を含む。論理装置番号は、0〜7が指定される。
いくつかのホスト・コンピュータ102は、論理装置番号
を提供するドライバ(ハードウェアやソフトウェア)を
有し、他は、論理装置番号を提供しないより単純なドラ
イバを有する。そのようなドライバを有するホスト・コ
ンピュータの変更は、比較的簡単で安くでき、そのこと
は、一般的に知られている。
【0017】SCSIバス104上でのホスト・コンピュ
ータ102による論理装置番号の割当は、周辺装置202を含
めて8つの装置まで許可される。言い換えると、論理装
置番号によって、周辺装置202が、SCSIバス104によ
って指定されて要求された内部装置を選択できる。従っ
て、SCSIバス104上に提供される論理装置番号を認
識して使用する制御装置204を有する周辺装置202に、8
つの装置まで含むことができる。
【0018】従来の方法は、制御装置204が、論理装置
番号を認識し、内部装置218、224、230を制御し、制御
装置204を介して、装置218、224、230へ送られまたそこ
から受け取られるデータを再設定するために稼働する必
要があった。これは、一般的に、装置218、224、230を
使用するときに必要となる。また、SCSIバス104上
で指定された論理装置機能を適用するために、かなりの
追加の電子装置を必要とする。単一のSCSI ID番
号で、論理装置番号によって指定される8つの内部装置
まで適用することができる。
【0019】この解決策によって、LUNモードを使用
するSCSIバス104に装置を追加し、ローカル装置21
8、224、230が、SCSI装置となれるが、コンピュー
タ・システムを使用して制御を行うこの方法では、SC
SIバス104に対するタイミングの仕様が合わない。ロ
ーカル信号は、直接又はバッファを通じて、ホストSC
SIバス104にはつながらない。制御装置204は、SCS
Iバス104とローカル装置218、224、230間で、全ての情
報バイトを受信して、それから再送しなければならな
い。従来の方法には、重要な欠点がある。論理装置番号
を使用しない場合は、SCSIバス104に適用される装
置の最大数が8であるということである。
【0020】論理装置番号を使用する場合は、SCSI
バス104に適用される装置の論理装置番号の最大値が、
56(7つのSCSI ID番号×8つの論理的装置、
ここで、最初のSCSI ID番号は、ホスト・コンピ
ュータ102に割り当てられる)である。しかしながら、
特定のSCSI ID番号に割り当てられた追加の装置
を適用させるために、かなりの電子装置が必要となる。
更に、これらの装置は、一般的に必ず必要とされ、制御
装置204と装置218、224、230間には、SCSIバス・イ
ンタフェースは使用されない。再フォーマット化と制御
信号が必要とされ、既存の装置が単にSCSIインタフ
ェースを持っていても、制御装置204に接続することが
できず、そのような構成で使用できない。
【0021】米国特許第5,239,632号にも記載され、図
3および図4に示したように、状態マシーンを利用して
いるSCSI LUN変換プログラム、及びメインSC
SIバスと追加の装置とを支援するのに使用するサブS
CSIバスの間をつなぐ転送ゲートによって、従来技術
の問題の多くが解決された。
【0022】ここで図3を参照して、ホスト・コンピュ
ータ102は、SCSIプロトコルに対応するSCSI
ID番号と論理装置番号を提供する。ホスト・コンピュ
ータ102には、SCSI ID番号7が割り当てられて
いる。ホスト・コンピュータ102は、論理装置番号(L
UN)を割り当てることができるドライバを含む必要が
ある。ホスト・コンピュータ102は、SCSIバスを使
用するコンピュータ・システムである。ホスト・コンピ
ュータ102が、SCSIバス104(「マスタ」SCSIバ
ス)に接続される。追加の装置106、108、110、112と11
4が、マスタSCSIバス104に接続される。これらの追
加の装置には、それぞれ、マスタSCSI ID番号
0、1、2、3および4が割当られる。
【0023】ミンナウ(Minnow)304と呼ばれる装置
が、マスタSCSI ID番号6で、マスタSCSIバ
ス104に接続される。ミンナウ304には、マスタSCSI
ID番号6が割当てられる。ミンナウ304は、マスタ
SCSI ID番号6に関係付けられる8つの追加の装
置に結合する。この結合は、破線囲い302によって示さ
れる。マスタSCSI ID番号6に対応する追加の装
置が、物理的に同じ機械的格納装置の中で、あるいは、
同じ領域に設置される必要はなく、単に、使用されるS
CSIプロトコルに従って、通信できる長さ(6メート
ルか25メートル)の範囲内で、物理的にミンナウ304
から離れていればよく、マスタSCSIID番号6に関
連する中継器は存在しない。
【0024】マスタSCSI ID番号6に関連する8
つの追加の装置は、標準SCSIプロトコルを利用する
「サブ」SCSIバス306によって、ミンナウ304に接続
される。従って、サブSCSIバス306に接続された追
加の装置が、従来のSCSIプロトコルを使用すること
ができ、如何なる形にも修正され、拡張される必要はな
らない。
【0025】サブSCSIバス306に接続することがで
きる追加の装置の代表的な例として、サブSCSI I
D番号0が割り当てられたプリンタ308と、サブSCS
IID番号1が割り当てられたスキャナ310と、サブS
CSI ID番号2が割り当てられたテープ装置312
と、サブSCSI ID番号3が割り当てられた光学式
記憶装置314と、サブSCSI ID番号7が割り当て
られたモデムとがある。
【0026】物理的格納装置320に含まれるミンナウ30
4'は、マスタSCSI ID番号5に対応し、サブSC
SIバス322によって異なる追加の装置324、326、328を
支援するということを除いて、ミンナウ304と同じもの
である。
【0027】ミンナウ304およびミンナウ304'の各々
は、マスタSCSIバス104上でそれらの個別のマスタ
SCSI ID番号が提供された通信を、それぞれSC
SI LUN番号を使用して、関連するサブSCSIバ
ス306または322上の最適な装置にマップする。
【0028】特に、ホスト・コンピュータ102が、マス
タSCSI ID番号と、その標準SCSIプロトコル
の一部である論理装置番号を提供する。ミンナウ304
が、そのマスタSCSI ID番号6に対応する。ホス
ト・コンピュータ102によって供給される論理装置番号
に応じて、そのサブSCSIバス306に接続される装置
に通信をマップする。1つのマスタSCSI ID番号
のみが、マスタSCSIバス104に使用される。しかし
ながら、そのマスタSCSI ID番号に関連する論理
装置番号の使用と、そのマッピング機能およびそのサブ
SCSIバス306の使用によって、ミンナウ304は、8つ
の追加の装置をホスト・コンピュータ102に接続するこ
とができる。マスタSCSIバス104からの論理装置番
号のマッピングが、サブSCSIバス306のサブSCS
I ID番号に変換されるまで、サブSCSIバス306
に接続された追加の装置の何れも、修正されない。従っ
て、ミンナウ304は、マスタSCSIバス104とそのサブ
SCSIバス306の橋渡しをする。
【0029】SCSI調整には、選択と再選択の2つタ
イプがある。ターゲット装置を選択しているとき、選択
調整(Select arbitrations)は、ホスト・コンピュー
タによって実行される。選択調整は、SCSIコマンド
を起動する。全てのコマンドは、ホスト・コンピュータ
102によって開始される。装置にとって、いくつかのコ
マンドは、完了するまである程度の時間がかかり、その
場合には、ターゲット装置は、通信を保留状態に置いた
後しばらくの間ビジー状態であることを、ホスト・コン
ピュータ102に知らせることができる。この間に、ホス
ト・コンピュータ102または他のSCSI装置が、SC
SIバスを使用することができる。ホスト・コンピュー
タ102を前に保留状態にしたコマンドに対応したターゲ
ット装置が、レディ状態になると、ターゲットは、ホス
ト・コンピュータ102を再選択し、コマンドを終了する
ことができる。調整で使用された信号は、BSY、SE
L、ATN、IOおよびデータ・ラインである。データ
・ライン0がSCSIアドレス0、データ・ライン1が
SCSIアドレス1などのように、1つのデータ・ライ
ンが、各々のSCSIアドレスのために使用される。
【0030】SCSI装置が、調整できるようになる
と、SCSIバスがフリーになるのを待つ。バスがフリ
ーになる条件は、BSYまたはSELが発生する時であ
る。バスがフリーになると、SCSI装置は、BSYお
よびバス上のそのアドレスを発生する。この部分の調整
の間は、他の装置も、BSYおよびそのアドレスを発生
することができる。全ての装置が接続する機会を得た
後、権利を得る装置が、決められる。これは、発生した
最も高位のアドレスに基づいて決められる。それから、
権利を得た装置は、SELを発生して、すべての他の装
置がバスから外れるのを待つ。それから、権利を得た装
置は、通信したい装置のアドレスと、ATNかIOのい
ずれかを発生する。権利を得た装置が、選択を実行して
いるホスト・コンピュータ102であるならば、それはA
TNを発生する。権利を得た装置が再選択を実行してい
るターゲット装置であるならば、それはIOを発生す
る。いずれにせよ、それから、権利を得た装置は、BS
Yをリリースする。権利を得た装置によって選択されて
いる、又は再選択されている装置は、BSYを発生す
る。選択オペレーションのために、権利を得た装置(ホ
スト・コンピュータ102)が、SELをリリースし、2
つ装置が、SCSI情報転送段階に入る。再選択オペレ
ーションのために、権利を得た装置は、BSYを再び発
生して、それからSELをリリースする。それから、再
選択された装置(ホスト・コンピュータ102)は、その
ビジー信号をリリースする。
【0031】調整サイクルを起動した装置が、権利を得
た装置でないことがある。LUNまたは中継器カードの
場合、起動した装置が、異なるバス上にあることがあ
る。この結果、BSYラインの方向が、初期調整シーケ
ンスの間、複数回変わることがある。中継器とLUNボ
ード調整論理が、BSYラインの方向の変更を発見し、
それに応じなければならないので、中継器とLUNボー
ドにおいて、BSYラインの周りの向きを変えること
は、ライン上に誤った電気的信号を引き起こす原因とな
る。このことは、少ないが認識できる程度に発生する。
【0032】SCSI情報転送のために定義された6つ
段階、「メッセージ・イン(Message In)」、「メッセ
ージ・アウト(Message Out)」、「コマンド(Comman
d)」、「ステータス(Status)」、「データ・イン(D
ata In)」、および「データ・アウト(Data Out)」が
ある。ターゲット装置は、MSG、IO、およびCDS
CSIラインの状態を制御することによって、バスがど
の段階にあるかを制御する。ターゲット装置に何か(通
常ある種のエラー状態)を知らせる必要があるとき、ホ
スト・コンピュータ102は、ATNラインを発生する。
標準SCSI情報転送は、他のメッセージ、コマンド、
データ、ステータス、およびコマンド完了メッセージに
よって、次に続く識別メッセージを起動する。上述に示
した通り、コマンドが直ちに実行されないならば、ター
ゲット装置は、ホスト・コンピュータ102を後で再選択
するコマンドのみの後に、バスをフリーにし、コマンド
を終了することがある。
【0033】識別メッセージの後のメッセージ段階の間
およびコマンド段階の前に、ターゲット装置とホスト・
コンピュータ102は、他のものの間のデータ通信モード
をセットアップする。SCSI通信モードには、3つの
タイプ、非同期、同期(200nsec)、および高速同期(1
00nsec)がある。このデータ通信モード・セットアップ
は、SCSIバス・リセットの後、通常最初のホスト・
コンピュータ102とターゲット装置の通信の際に行われ
る。もし再調整されなければ、通信モードは、全ての調
整サイクルを発生する。通信モードは、データ転送段階
のみに影響を与える。他の全ての通信段階は、非同期の
みでよい。
【0034】ここで使用されるように、選択サイクルと
再選択サイクルは、SCSIプロトコルで使用されるよ
うなそれらのサイクルに従う。選択サイクルまたは再選
択サイクルに関して、あるいは、ここで記述されたこと
に関して、SCSIプロトコルに対するいかなる方法の
変更もない。
【0035】選択サイクルにおいて、ホスト・コンピュ
ータ(イニシエータ)102は、マスタSCSI ID番
号をマスタSCSIバス104に送出することによって、
ミンナウ304を選択する。ミンナウ304は、そのマスタ・
バスSCSI ID番号に応答して、ホスト・コンピュ
ータ102によって送出される「識別メッセージ・アウ
ト」から、論理装置番号を検索する。SCSIプロトコ
ルによると、このステップは、選択サイクルにおいて、
ホスト・コンピュータ102とミンナウ304の間に通信を確
立する。ホスト・コンピュータ102が拘わる限り、マス
タSCSI ID番号を使用して選択されるミンナウ30
4は、ターゲット装置である。
【0036】ミンナウは、「識別メッセージ・アウト」
からの論理装置番号を、サブSCSIバス306上の指定
されたターゲットのサブSCSI ID番号に変換す
る。そして、ミンナウ304が、ターゲットのサブSCS
I ID番号を使用しているターゲットと通信する。タ
ーゲット装置が、応答し、ミンナウ304が、「識別メッ
セージ・アウト」を、サブSCSIバス306を通じて、
ターゲットに送り出す。このステップは、ミンナウ304
と、ホスト・コンピュータ102から受信された論理装置
番号によって指定されるようなターゲット装置との間
に、通信を確立する。
【0037】選択サイクルの最後のステップにおいて、
ミンナウ304が、マスタSCSIバス104をサブSCSI
バス306に接続し、ホスト・コンピュータ102が、サブS
CSIバス306上のターゲット装置と通信することがで
きるようになる。ホスト・コンピュータ102からサブS
CSIバス306上のターゲット装置へ及びその逆の場合
のこの通信は、直接的に各々の側で発生する。実際、ト
ランシーバが、ミンナウ304で利用され、マスタSCS
Iバス104とサブSCSIバス306との間のデータ転送
が、達成される。
【0038】SCSIプロトコルはまた、再選択サイク
ルを含み、ターゲット装置をタスク上で稼働させ、それ
がこのタスク上で稼働すると同時に、SCSIバスとは
結びつかないようにしている。言い換えると、選択サイ
クルでタスクが一度割当てられたターゲット装置は、マ
スタとサブSCSIバスから外され、指定されたタスク
上で稼働する。マスタまたはサブSCSIバス上へデー
タを出力する準備ができた指定されたタスク内のポイン
トに、ターゲット装置が達したとき、再選択サイクルを
開始する。このように、マスタおよびサブSCSIバス
の最適な利用法が、生じる。
【0039】再選択サイクルにおいて、ターゲット装置
は、その出力SCSI IDをサブSCSIバス306上
に送出すことによって、ミンナウ304を再選択する。ミ
ンナウ304は、そのマスタ・バスSCSI ID番号に
対応して、ターゲットによって送出される「識別メッセ
ージ・イン」から論理装置番号を検索する。このステッ
プは、再選択サイクルでターゲット装置とミンナウ304
との間に通信を確立する。ターゲット装置が拘わる限
り、再選択されるミンナウ304が、ホスト・コンピュー
タ102である。
【0040】再選択サイクルの最後のステップで、ミン
ナウ304が、マスタSCSIバス104をサブSCSIバス
306に接続し、それによって、ホスト・コンピュータ102
は、サブSCSIバス306上のターゲット装置と通信す
ることができる。ホスト・コンピュータ102からサブS
CSIバス306上のターゲット装置へ、およびその逆の
場合のこの通信は、直接に各々の側で発生する。実際、
トランシーバはミンナウ304中で利用され、マスタSC
SIバス104とサブSCSIバス306の間のデータ転送
が、達成される。
【0041】ここで図4を参照すると、マスタSCSI
バス104が、マスタ選択マシン402、マスタ再選択マシン
404、及びトランシーバ406に接続される。マスタ選択マ
シン402が、IDスイッチ406に接続され、マスタ再選択
マシン404も同様である。IDスイッチ406は、ミンナウ
304が応答するようにセットされるマスタSCSIバス1
04のマスタSCSI ID番号を指定するユーザによっ
て、セットされる。
【0042】マスタ選択マシン402は、マスタSCSI
バス104上に送出されたマスタSCSI ID番号に対
応し、マスタSCSIバス104から受信された「識別メ
ッセージ・アウト」から論理装置番号を検索する。マス
タ選択マシン402は、論理装置番号をサブSCSIバス3
06上の指定されたターゲット装置のサブSCSI ID
番号に変換する。このサブSCSI ID番号が、ライ
ン408を経由して、サブ選択マシン410に供給される。
【0043】サブ選択マシン410が、サブSCSIバス3
06に接続される。同様に、サブ再選択マシン440が、サ
ブSCSIバス306に接続される。更に、トランシーバ4
06が、サブSCSIバス306に接続される。
【0044】主制御マシン412が、マスタ選択マシン402
へ又はそこからマスタ選択マシン制御信号414を通信
し、マスタ再選択マシン404へ又はそこからマスタ再選
択マシン制御信号416を通信し、トランシーバ406へ又は
そこからトランシーバ制御信号418を通信し、サブ選択
マシン410へ又はそこからサブ選択マシン制御信号420を
通信し、そして、サブ再選択マシン440へ又はそこから
サブ再選択マシン制御信号422を通信する。主制御マシ
ン412は、ミンナウ304の中で接続している5つの装置
(状態マシーン402、404、410、440およびトランシーバ
406)のオペレーションを制御するように機能する。制
御は、上述したように、選択及び再選択サイクルに従
う。
【0045】サブ選択マシン410は、サブSCSIバス3
06を介して、ターゲットと通信する。ターゲットは、オ
ンライン408で受信されたサブSCSI ID番号によ
って識別される。「識別メッセージ・アウト」をサブS
CSIバス306のターゲットに送出するのは、サブ選択
マシン410である。
【0046】その後は、主制御マシーン412がトランシ
ーバ406と通信し、マスタSCSIバス104上のデータと
サブSCSIバス306上のデータの有効な転送が位置付
けられ、ホスト・コンピュータとターゲット装置は、確
実に、それらがお互いに直接に通信する。
【0047】再選択サイクルにおいて、サブ再選択マシ
ン440は、再選択と、サブSCSIバス306上のターゲッ
ト装置から受信した「識別メッセージ・イン」とに対応
する。サブ再選択マシン440は、「識別メッセージ・イ
ン」からサブ・バスSCSI ID番号に対応し、それ
を検索する。
【0048】サブ再選択マシン440は、サブ・バスSC
SI ID番号を、LUN情報(LUNInfo)と呼ばれる
論理装置番号に変換する。論理装置番号(LUN情報)
は、ライン424を介してマスタ再選択マシン404へ提供さ
れる。
【0049】マスタ再選択マシン404は、マスタSCS
Iバス104上のホスト・コンピュータ102を再選択する。
主制御状態マシーン412の抑制の下、それがホスト・コ
ンピュータ102を再選択し、マスタSCSIバス104に接
続されたホスト・コンピュータ102に、「識別メッセー
ジ・イン」を接続する。
【0050】その後は、トランシーバ制御信号418を介
して主制御マシン412は、サブSCSIバス306上からマ
スタSCSIバス104へ、およびその逆も同様に、デー
タを適切に転送するために、トランシーバ406を使用す
る。このように、ターゲットとイニシエータは、確実
に、それらがお互いに直接、通信する。
【0051】
【発明が解決しようとする課題】このLUNコンバータ
方法が、SCSIバス・タイミングの規制に合い、ロー
カル・ターゲット装置と、結合及び切断信号のスイッチ
として使用されるバッファを使用するマスタSCSIバ
ス104とを「直接」、結合するけれども、いくつかの重
要な領域について不十分である。第一に、ホスト・コン
ピュータ102が、LUNコンバータによってサポートさ
れないSCSIメッセージを使用するような時、この方
法は、バス上のエラー状況をアドレスしない。SCSI
で定義される多くのメッセージがあり、その全てが、全
てのSCSI装置に適用されるものではない。また、全
てのSCSIメッセージを受け取ることが、全てのSC
SI装置にとって、必須なことではない。ホスト・コン
ピュータ102がLUNコンバータでサポートされないメ
ッセージの1つを使用する場合、LUNコンバータは、
ホスト・コンピュータ102へ、正しいレスポンスを返す
ことができなければならない。また、このLUNコンバ
ータ方法は、ローカル・ターゲット装置の代わりに、タ
ーゲット内の全てのLUN装置をリセットすることを意
味する識別子を含まない装置リセット・メッセージのよ
うな、LUNコンバータでそれ自身に指示されたホスト
・コンピュータ102からの通信を処理しない。
【0052】第二に、この方法において、要求されたタ
ーゲット装置が利用可能でないことをホスト・コンピュ
ータ102に知らせるために供給される手段がなく、シス
テム故障の原因となる。ホスト・コンピュータ102は、
一般に、SCSIのLUNを要求することなく、LUN
装置が有効であるかどうかを判断できない。LUNカー
ドは、LUNが要求されているかどうかを見い出す前
に、ホスト・コンピュータ102と通信を確立しなければ
ならない。ホスト・コンピュータ102が無効なLUNを
要求する場合、LUNコンバータは、ホスト・コンピュ
ータ102に、正しいレスポンスを返すことができなけれ
ばならない。さもなければ、このシステムに何かが起こ
り、SCSIバスは故障し、システムは稼働を停止(シ
ステム・ハング)する。
【0053】この方法の他の欠点は、ターゲット装置が
選択された後の、実際のデータ転送オペレーションであ
る。特に、SCSIは、データ転送の3つのモードであ
る、非同期、同期、および高速同期を可能にする。これ
らのモードは、直接変換できない。米国特許第5,239,63
2号の方法は、異なる通信モードを供給していない。従
って、ホスト・コンピュータ102が、非同期モードでタ
ーゲット装置と通信しようとし、ターゲット装置が同期
モードのみで通信する場合、システムが故障し、コンピ
ュータ・システムがハングまたは同等の悪影響が出、S
CSI上を移動していたデータは、ランダムに変更され
る場合がある。情報の移動によっては、このエラーは、
重大なデータに損害を与える場合がある。
【0054】また更に、この方法の実行において、調整
の間、マスタまたはサブSCSIバス上で誤った電気的
信号が発生するという問題を有する。基本的に、調整と
は、ホスト・コンピュータとローカル・ターゲット装置
が、誰がバスを使用するのかを決める場合をいう。SC
SIバス調整シーケンスは必要とされる処理であり、こ
の方法で使用される複数の状態マシーンの複雑性がSC
SIバス上の誤った電気的信号を防ぐのを困難なものに
し、コンピュータ・システムが装置をアクセスすること
ができなくなり、おそらくハングする原因となる。
【0055】従って、本発明の目的は、従来のSCSI
システムの不足を克服する自己内蔵型高速中継/LUN
コンバータを提供することである。特に、本発明は、ホ
スト・コンピュータ・バスを接続するためのホスト側の
SCSIポートと、ローカル装置を接続するための装置
側のSCSIポートに関するものである。
【0056】
【課題を解決するための手段】コンバータのホスト側に
は、いずれかのタイプのSCSIバスを結合するため
に、シングルエンド及び差分SCSIポートを有する。
すべての基本SCSIオペレーションは、フィールド・
プログラム可能ゲートアレイまたはコロナ(Corona)と
して参照される他のASIC設計のように使用される論
理で実行される。コロナは、SCSIバスを操作して、
制御装置に接続される。
【0057】制御装置は、メモリをもつ他のASIC、
スモール・マイクロコントローラ、又はスモール・マイ
クロプロセッサでもよい。その機能には、パワー・オン
・セルフ・テスト、コロナ構成および制御、SCSIホ
スト・バス・タイプ選択および監視、LUN選択および
再選択処理、SCSIメッセージ処理、SCSIエラー
処理を含む。制御装置が必要とする情報は、EEPRO
M、パラレル・ポート、切換装置、またはジャンパ・ベ
イのような幾つかの標準的な手段を通じて供給される。
【0058】オペレーションにおいて、システムが稼働
し、制御装置が要求された構成情報を供給される。制御
装置は、要求されたモードに応じてコロナを構成する。
コロナは、ローカル・バスに情報を供給する調整のため
に、SCSIバスを監視する。中継モードにおいて、コ
ロナは、ローカルおよびホスト・バスを通じて情報を受
け渡す。LUNモードにおいて、ホスト装置が、コロナ
のSCSIアドレスを選択するならば、コロナは、BS
YとSELの両方の発生でローカル・バス上の調整を停
止させ、ホスト・バス上で調整を完了する。コロナは、
制御装置がホストからの識別メッセージを得て、LUN
番号をローカルSCSIアドレスにデコードするのを待
つ。
【0059】制御装置が、コロナにローカルSCSIア
ドレスを供給するとき、コロナはローカル装置で調整を
完了する。そして、制御装置が、ローカル装置にLUN
番号なしで識別メッセージを送出し、以前に同意したデ
ータ転送モードにコロナをセットする。SCSI仕様で
指定されるように、デフォルト・モードは、非同期であ
る。制御装置が稼働すると、コロナは、ローカル装置と
ホストの通信を許可する。一定の通信の間、メッセージ
は、制御装置によって、データ・モードの合意のために
監視される。新しい合意が出されると、制御装置は、コ
ロナ・データ・パス論理を新しい合意毎に再定義する。
通信が完了し、SCSIバスがフリーならば、コロナ
は、次のSCSIバス・サイクルのために、自分自身を
準備しておく。
【0060】
【発明の実施の形態】本発明は、最高56個の装置を限
定されたSCSIバスに接続することができ、各々のロ
ーカル・ターゲット装置は、SCSIインターフェース
を使うことができ、いかなる修正も必要としない。ホス
ト装置は、ローカル装置に割り当てられたSCSI I
D番号と論理装置番号を使用してその装置をアクセスす
ることができ、ローカル装置は、標準SCSIプロトコ
ルに従って、同様の型式で、ホスト装置をアクセスする
ことができる。大部分の従来の技術のように、配線やバ
ス構造の使用を必要としない。また、ローカル装置かホ
スト装置に拘わる限り、2つの間の通信は、直接、SC
SIプロトコルに従って発生する。
【0061】図5は、シングル・エンド・ホストSCS
Iバス540又は差分ホストSCSIバス550のいずれかの
ホストSCSIバスと、ローカルSCSIバス580の間
の通信を制御するシステム500を示す。システム500は、
以下図6で詳述するコロナ装置510、ホストSCSIバ
ス・インターフェース・ドライバ(520、530)、及びロ
ーカルSCSIバス・インターフェース・ドライバ560
を含む。論理インターフェース・ドライバ・チップ52
0、530、560は、SCSIバスの通信を操作し受信す
る。このことは、従来技術としてよく知られている。
【0062】ここで図5及び図6を参照して、コロナ51
0は、直接SCSIオペレーションを処理し、制御装置5
70は、追加の制御と支援を提供する。コロナ510は、内
部的に、いくつかの基本セクションに分割される。各々
のセクションが、システム・オペレーションの異なる部
分に対して責任がある。3つの基本セクションは、制御
装置インターフェース610、調整論理630、及びデータ・
パス論理620である。制御装置インターフェース610は、
制御装置570とコロナ510間で必要とされる情報を受け渡
す方法を提供する。調整論理630は、SCSI調整オペ
レーションを処理する。データ・パス論理620は、ホス
ト(540又は550)とローカルSCSIバス580間のデー
タ転送を制御する。コロナ510は、ホスト・インターフ
ェース・ドライバ520、530をインタフェースし、制御す
るホストSCSIバス・インターフェース650を含む。
また、コロナ510は、ローカルSCSIバス・インター
フェース・ドライバ560をインタフェースし、制御する
ローカルSCSIバス・インターフェース660を含む。
【0063】制御装置の機能は、選択調整の間、LUN
を装置マップ情報に提供し、再選択調整の間、装置をL
UNマップ情報に提供し、データ・モード・メッセージ
のためにホスト装置とローカル装置のメッセージを監視
し、データ・パスを正しいオペレーション・モードに構
成するために、現在又は直前のデータ・モード・メッセ
ージからの情報を使用する。無効又は故障しているLU
Nが要求されると、制御装置570は、エラーをレポート
し、システムがハングするのを防止するために、有効な
SCSI情報をホスト・コンピュータ102に提供する。
制御装置570は、8051のような、既に知られている制御
装置やマイクロプロセッサを使用して実行される。
【0064】I.コロナ調整論理 コロナの調整論理630は、SCSIバスの調整オペレー
ションを処理する。調整論理は、調整状態マシーン634
とデータ・ライン転送論理632から成る。調整状態マシ
ーン634は、中継及びLUNモード・オペレーションと
同じものである。特別な状態が、必要なときに、LUN
モードに追加される。状態マシーン634は、ローカル580
とホスト(540又は550)バス上の、BSY、SEL、及
びデータ信号を制御する。図7乃至9は、状態マシーン
634の基本フロー・チャートを示す。
【0065】中継モードにおいて、調整論理630は、第
1の調整サイクル部分で、ローカル580及びホスト(540
又は550)バス間でデータ・ラインを転送し、第2の調
整サイクル部分で、権利を得て選択された装置アドレス
を供給する。LUNモードにおいて、調整論理630は、
ローカル装置バス調整アドレスを正しいホスト・バスS
CSI IDに変換する。ホスト・バス(540又は550)
が、調整サイクルを獲得したならば、データ転送論理63
2は、ローカル装置のいずれかが、調整サイクルを獲得
したと誤って認識しないように、ローカル・バス580で
ID7を発生する。コロナ510は、LUNモードにおい
て、ホスト・バス(540又は550)上で、複数のSCSI
IDを支援する。これは、いくつかのホスト・コンピ
ュータ102が、同じSCSI IDの装置の全てが同じ
タイプ(即ち、全てがディスク・ドライブ、全てがプリ
ンタ等の場合)であるとみなすので、異なるローカル装
置のタイプが異なるホストSCSIアドレスにマップさ
れることができる。
【0066】調整状態マシーン634は、調整サイクルを
多くの状態に分割する。調整サイクルに少なくとも1つ
の状態があり、時々、あらゆるSCSI定義済転送ポイ
ントのために複数存在する。SCSI仕様が、開始前の
受け渡しに最小限の時間を必要とするとき、特別な状態
が、使用される。調整状態マシーン634と、これらの状
態でSCSIバスに発生している情報とを使用して、コ
ロナ510は、従来技術の誤った電気的信号を生成する論
理を無効にするSEL及びBSYラインの状態を、時間
前に予測し制御することができる。
【0067】A.調整誤り電気信号 初期調整段階の間、1つのSCSI装置は、高位アドレ
スを持つ装置を見出すためだけに調整を起動し、そし
て、調整しようとする。その時、最初の装置は、調整す
ることをやめることがありえる。従来のシステムにおい
て、最初のBSY信号の発生をやめたとき、中継器とL
UN状態マシーンは、これを発見するだけだった。BS
Yがリリースされたあと、BSYを受信した状態マシー
ンは、ラインを他の方向に操作するために論理を転送す
る。このターンアラウンド・タイムの間、BSY信号
が、「転換誤り電気信号(turnaround glitch)」を発
生しているSCSIバスの1つに発生する。コロナ510
は、全てのBSY、SEL、及びデータ転送オペレーシ
ョンを監視し、制御する単一状態マシーンを使用するこ
とによって、この問題を解決する。
【0068】調整状態マシーン634は、調整の開始でロ
ーカル580及びホスト(540又は550)SCSIバス上でB
SYを発生する。また、調整状態マシーン634は、装置
が実際に調整しており、次の調整状態が始まる時かどう
かを決定するために、データとSELラインを監視す
る。データとSELラインは、どのバス(ローカル580
若しくはホスト540又は550)が調整状態マシーン634に
よって調整を獲得したかを決めるために使用される。権
利を得た装置が決められると、コロナ510は、権利を得
た装置のバス上でBSY信号を発生することをやめ、権
利が得られなかった装置のバスの上での発生を持続す
る。これは、転換誤り電気信号を無効にする。
【0069】B.再選択誤り電気信号 他の転換誤り電気信号は、従来技術のシステムにおい
て、再選択オペレーションの間、発生する。再選択オペ
レーションの間、BSY信号が、ホスト・バス上の権利
を得た装置によって発生される。ローカル装置が発生し
たBSY信号を発見すると、ローカル装置はBSYを発
生し、SELをリリースする。SELがリリースされる
と、ホスト装置は、BSYをリリースする。従来技術の
システムにおいて、状態マシーンが再びそれを発生する
前に、状態マシーン論理は、ホスト装置がBSYをリリ
ースするのを待つ。本発明において、コロナ510は、全
体的にシステムを見ることによって、この誤り電気信号
を無効にする。ホスト・コンピュータ102がBSYを発
生するとき、コロナ510は、ローカル装置がBSYを発
生しているのを知っているので、コロナ510は、SEL
をリリースしているローカル装置に先立ち、ローカルバ
ス580と同様にホスト・バス(540又は550)にBSYを
発生する。ローカル装置がSELの発生を停止すると、
コロナ510は、ローカルバス580へのBSYの発生を停止
する。これによって、従来技術のシステムの転換誤り電
気信号を防ぐ。
【0070】LUNモード調整のために、コロナの調整
状態マシーン634は、2つのモードのオペレーションを
有する。第1は、選択モードであり、第2は、再選択モ
ードである。ホスト・バス(540又は550)が調整を獲得
するならば、調整状態マシーン634は、選択モードに入
る。ローカル・バス580が獲得するならば、調整状態マ
シーン634は、再選択モードに入る。初期の調整シーケ
ンスが完了し、権利を得た装置が決められた後、両方の
モードが開始する。
【0071】C.選択モード 選択モードにおいて、調整状態マシーン634は、ホスト
・バス(540又は550)に対応するいくつかの他の装置、
又は要求されたコロナのSCSI IDの装置のどちら
かを待つ。コロナのIDの装置が要求されているなら
ば、調整状態マシーン634は、ホスト・バス(540又は55
0)で調整選択サイクルを完了するために一連の状態を
進行し、ローカルバスにBSYとSELを保持すること
によって、ローカルバス580を保留調整状態に保持す
る。ホスト・バス(540又は550)上で調整を完了した後
に、調整状態マシーン634は、制御装置570が、ホスト・
コンピュータ102からの識別メッセージを読取って、ど
のローカル装置が選択されるのかを決定するのを待つ。
【0072】制御装置570がこの情報を提供すると、調
整状態マシーン634は、ローカル装置で調整を完了する
ために一連の状態を進行し、情報転送段階を開始する。
この処理の間いつでも、制御装置570がエラーを発見す
と、処理を中止し、ホスト・コンピュータ102にエラー
状況を返す。コロナのSCSI IDを待つ間、調整状
態マシーン634が、選択オペレーションに対応するいく
つかの他のホスト装置を発見した場合、全てのローカル
装置が調整シーケンスを通過することを確信するため
に、調整状態マシーン634は、ローカルバス580上の実際
の装置アドレスなしで擬似調整サイクルを実行する。
【0073】D.再選択モード 再選択サイクルがLUNモードのローカル装置によって
実行されることを、調整状態マシーン634が検出した場
合、調整状態マシーン634は、制御装置570に知らせて、
制御装置570がホストIDを供給するのを待つ。そし
て、調整状態マシーン634は、従来技術の中継再選択サ
イクルについて上述したように、ローカル装置が調整サ
イクルを完了できるようにする。
【0074】II.コロナ・データ・パス論理 SCSI仕様によって、ホストとローカル装置が、通信
の異なるモードとスピードで行えるようになる。中継器
にとって、これは問題とならない、なぜならば、全ての
ホストとローカルSCSI装置が、常に、バス・オペレ
ーションの性質によって一致するからである。従来技術
のシステムのLUNモードにとって、このことは問題と
なる。ANSI仕様毎に、そのアドレスでの全てのLU
N装置のSCSI IDが、同じ通信モードで対応した
後には、ホストのみが、SCSIIDを処理しなければ
ならない。LUNコンバータを伴う場合、通信が、LU
Nコンバータと言うよりはむしろ「LUN装置」に含ま
れるものの内の1つが、SCSIアドレスで稼働しない
ため、この方法が働かない。何れの他の装置も、それら
の通信モードを変えることはない。
【0075】本発明において、この問題を解決するため
に、コロナ510が、ホストとローカル装置間の通信モー
ドの一致を監視する。ローカル装置が選択されると、L
UNコンバータは、異なるローカル580及びホスト(540
又は550)バス通信モードに一致させるためにデータ・
パス論理620をセット・アップし、ローカル及びホスト
・データ・モードが、同じものでない場合、データ・モ
ード変換を提供する。データ・パス論理620が、データ
・モードから、FIFO(図示せず)、状態マシーン
(624及び626)、信号パス・スルー、及びホールド論理
(622)の組合せを使用しているデータ・モードに変換
する。
【0076】A.データ監視 本発明は、データ通信メッセージを監視するために、制
御装置510を使用する。メッセージ段階の間、制御装置5
70が、転送されている各々のバイトを読取り、データ・
モード通信メッセージを見つけたら、制御装置570は、
モードが一致していることを記録する。制御装置570
は、データ・パス論理620の有効な通信モードを選択す
るために、その情報を使用する。ローカル及びホスト装
置が調整を完了した毎に、制御装置570は、各々の装置
が使用する通信モードを一致させるためにデータ・パス
論理620を再定義する。制御装置570が、データを検査す
る時間を有するまで、データ・パス制御論理620は、R
EQ状態マシーン624がREQパルスを遅延するように
強制的に制御することができる。遅延されたREQパル
スで、コロナは、SCSIバス転送速度を、バス上で最
も遅い装置(即ち、ローカル装置、ホスト装置、又は制
御装置570)の最大スピードに制限することができる。
【0077】B.データ・モード変換 コロナ510が、SCSIデータ転送段階を見出すと、コ
ロナ510は、制御装置570によって供給された変換情報を
使用するデータを転送する。このときあり得るモード
は、非同期及び同期である。同期モードにおいて、一致
可能な異なるスピードとオフセットがある。これは、ロ
ーカル580及びホスト(540又は550)バス両方の全ての
装置に適用される。通信モードのマトリックスを処理す
るために、データ・パス論理620は、制御装置570と2つ
のデータ転送状態マシーン(REQ状態マシーン624と
ACK状態マシーン626)をインタフェースする主制御
状態マシーン622を使用する。主制御状態マシーン622
は、制御装置570が、同期データ転送要求メッセージの
通信を監視できるようにする。また、主制御状態マシー
ンは、制御装置570が転送されている情報を修正できる
ようにする。2つのデータ転送マシン(624及び626)
は、REQとACKライン(図示せず)のオペレーショ
ンを制御する。各々のラインに対して、1つのマシンと
FIFO(図示せず)がある。
【0078】ローカル及びホスト装置の両方が、非同期
モードにおいて非同期であるとき、REQ及びACKラ
インをバッファリングするREQ624及びACK626状態
マシンを有するコロナ510を、データが通過する。いず
れかのバスが同期モードであるならば、全てのデータ
は、FIFOにクロックされる。このモードにおいて、
状態マシーン(624又は626)が、同期SCSI装置に接
続されるならば、状態マシーンは、そのFIFOからの
データをクロックし、適切な時間待機し、状態マシーン
に応じたREQ又はACKラインを用意し、更に待機し
て、そして、そのラインをリリースする。このサイクル
の終わりで、状態マシーン(624又は626)は、次のサイ
クルを起動する前に、FIFOにより多くのデータが入
るのを待つ。
【0079】状態マシーン(624又は626)が、非同期モ
ードにおいて同期して、非同期SCSI装置と通信して
いるとき、FIFOからのデータをクロックし、最適に
REQ又はACKを発生する前に適切な時間待機するこ
とによって、状態マシン(624又は626)が起動する。短
時間待って、それからラインを同期装置と同様にリリー
スする代わりに、状態マシーン(624又は626)は、装置
が非同期SCSI仕様毎に対応するのを待つ(即ち、ホ
スト装置で、REQ状態マシーン624がREQをリリー
スする前に、REQ状態マシーン624は、ホストがAC
Kを発生するのを待つ。また、ホストが、FIFO中の
データをさらにチェックする前に、ACKをリリースす
る。ローカル装置で、ACK状態マシーン626は、AC
Kをリリースする前に、ローカル装置がREQをリリー
スするのを待つ。)制御装置570がホスト又はローカル
装置と通信するとき、REQ 624及びACK 626状態マ
シーンは、その出力と、制御装置570がローカル580及び
ホスト(540又は550)SCSIバス上にそのデータを置
き、必要とされるREQ及びACKラインを接続するこ
とを許可するFIFOとを、使用禁止にする。これによ
って、制御装置570は、インタフェースなしで、何れか
のバスで、読出しと、書込みが可能となる。
【0080】III.シーケンス処理 本発明のLUNコンバータの構造を記述したが、ここ
で、典型的な通信シーケンスを、図7〜9で詳述する。
これらのシーケンスは、システムの働きを示すが、その
オペレーションを決定したり限定したりするものではな
い。
【0081】A.中継モード バス・フリーの状態で開始し(700)、ANSI仕様で
SCSIを指定するように、装置(ローカル又はホス
ト)は、BSYとそのIDを発生する(702)。コロナ
の調整論理630は、ローカル580及びホスト(540又は55
0)バスの両方にBSYを発生して、権利を獲得する装
置を待つ(704)。ローカル・データ・バス580の上の値
の変更は生じない。全てのデータ・ラインは、直接、ロ
ーカル580及びホスト(540又は550)バスの両方に受け
渡される。装置が調整を獲得するとき(706)、コロナ5
10は、獲得している装置のバス上にBSYをリリースし
て(708)、選択された装置が応答するのを待つ。権利
を獲得している装置と選択された装置の両方がホスト・
バス(540又は550)上にあるならば、、コロナ510は、
ローカル・バス580にBSY状態を返送し、再び、バス
・フリー状態(700)となるのを待つ。
【0082】権利を獲得するか又は選択された装置がロ
ーカル装置であるならば、コロナ510は、調整シーケン
スを完了し(708)、情報転送段階に入る。中継モード
(710)において、データ変換は必要とされず、データ
は変更されずに、コロナ510を通過する。これは、全て
の情報転送段階で同一である。段階、段階シーケンス、
及び通信の終了は、全て、SCSI通信シーケンスのこ
のポイントでローカル装置によって、制御される。コロ
ナは、バス・フリー状態が発見されるまで、全ての情報
を変更せずに受け渡す。通信が完了すると、ローカル装
置とホストは、バス・フリー状態に入る(700)。コロ
ナ510が、バス・フリー状態を発見するとき(700)、コ
ロナ510は、その状態マシーンをクリアし、調整開始ポ
イントに戻り、次の調整の発生を待つ。
【0083】B.LUNモード LUNモードにおいて、調整論理630は、ANSIによ
って定義されるように、選択及び再選択オペレーション
に対してわずかに異なるシーケンスを続ける。バス・フ
リー状態(700)から、調整シーケンスの開始部分は、
選択と再選択では同じものである。コロナ510が調整シ
ーケンスの開始を発見するとき(702)、それは両方の
バスにBSYを発生して(704)、権利を獲得する装置
を待つ(706)。LUNモードにおいて、データ・ライ
ンは、中継モードのように、直接ローカル580及びホス
ト(540又は550)バスに受け渡されない。ローカル装置
が調整しようとしているならば、コロナ510は、ホスト
・バス(540か550)上に、ローカル装置IDの代わりに
コロナのSCSI IDを発生する。また、コロナより
高位のSCSI IDをもつホスト・バス(540又は55
0)上の装置が調整しているならば、コロナ510は、ロー
カル装置の内の1つが調整を獲得したと思い込むのを防
ぐため、ローカル・バス580上にID7を発生する。装
置が、いずれかのバス上で調整を獲得すると、コロナ51
0は、選択及び再選択オペレーションを続ける。権利を
獲得している装置がホスト・バス(540又は550)上であ
るならば(728)、コロナ510は、選択オペレーションを
続ける。権利を獲得している装置がローカル・バス580
上にあるならば(718)、コロナ510は、再選択オペレー
ションを続ける。
【0084】1)選択 LUNモードにおいて、コロナ510が、選択オペレーシ
ョンを実行すると決めたならば、コロナ510は、それが
ホスト・バス(540又は550)上で選択されたかどうかが
判るまで、BSYとSELの両方をローカル・バス580
上に発生し続ける。コロナ510が、選択に対応するホス
ト・バス(540又は550)上の他の装置を発見した場合、
コロナ510は選択されなかったとみなし(742)、ローカ
ルバス(580)上にBSYをリリースする(744)。調整状
態マシーン634は、SCSIアドレス情報を持たずに、
調整サイクル(746、748)を通じて、ローカル・バス58
0をクロックし続けて、ホスト・バス(540又は550)が
フリーになるのを待つ情報転送状態で停止する(72
6)。
【0085】コロナ510がホスト・バス(540又は550)
上でそのSCSIアドレスを発見するならば(728、73
0)、調整状態マシーン634は、ホスト装置で調整を完了
し、完了した選択調整の制御装置570に知らせる(73
2)。制御装置570は、ホスト装置とコロナを通じて通信
し、SCSI識別メッセージを得る。制御装置570は、
識別メッセージからのLUN番号を抜き出して、それを
ローカルSCSIバス・アドレスに変換する。それか
ら、制御装置570は、調整シーケンスを完了するために
(736)、ローカル装置で調整するコロナ510にこの情報
を返す(734)。コロナがローカル装置で調整を行われ
るならば、制御装置570は、メッセージからLUN番号
をクリアした後に、選択されたローカル装置に識別メッ
セージを受け渡す。識別メッセージの後、コロナは、ロ
ーカル及びホスト装置がお互いに通信することを許可す
る(738)。コロナの調整状態マシーン634は、バス・フ
リーが調整の開始時点に戻るのを待つ(726)。
【0086】制御装置570が、ホストから存在しないロ
ーカルLUNに対する識別メッセージを読込んだとき、
又は、SCSIバス(540又は550)が、制御装置570に
対してローカル装置を選ぼうとしてタイム・アウトを起
こした場合、制御装置570は、ローカル調整シーケンス
を停止し、障害を起こしたLUNに対するSCSI仕様
毎に、ホスト装置に調整障害を知らせる。この時点で、
制御装置570は、障害を起こした調整の状況毎に応じた
コマンドで、ホスト装置をチェックする。制御装置570
が、これらのコマンドの1つを検出したならば、ホスト
に対してコマンドを処理する。エラー状況とエラー・コ
マンドが処理されたあと、コロナ510は、調整シーケン
スを中止して、バス・フリー状態(700)に戻る。
【0087】2)再選択 コロナ510が、LUN再選択を発見すると、調整論理630
は、制御装置570に知らせて、正しいホスト装置が再選
択するのを待つ(718)。制御装置570は、ローカル装置
を使用した最後のホスト装置を再選択する(720)。制
御装置570が、コロナ510にこの情報を供給するとき(72
2)、コロナ510は、調整シーケンスで、制御装置からの
ホストIDとコロナのローカルSCSI IDを使用し
続ける。ホスト装置が、再選択に応答するならば(71
2、714)、制御装置570は、ローカル装置からSCSI
識別メッセージを読取って、それをローカル装置のLU
N番号と組み合わせる。制御装置570は、ホスト装置
に、修正された識別メッセージを渡す。識別メッセージ
が処理された後、コロナ510は、ローカル及びホスト装
置がお互いに通信することを許可する(716、724)。コ
ロナの調整状態マシーン634は、バス・フリー状況が調
整の開始時点に戻るのを待つ。
【0088】LUNモードにおいて、コロナ510が、異
なるSCSIデータ・モードを変換する。使用されるデ
ータ・モードは、ローカル装置が認めたモードとホスト
装置が認めたモードとによって決められる。制御装置57
0は、両方のバス上の装置毎に使用しているモードの履
歴を保持する。制御装置570は、あらゆるLUN結合の
ために、この情報をコロナ510に提供する。また、制御
装置570は、新しいデータ転送速度を決定するためにS
CSIバスを監視する。ローカル及びホスト装置は、非
同期、同期(200nsec)、又は高速同期(100nsec)モー
ドで通信することに同意する。データ転送速度が再決定
されたならば、制御装置570は、コロナのデータ・モー
ドを新しい転送速度に再定義する。そうでなければ、制
御装置570は、以前に同意したデータ転送速度を通信に
使用する。通信が完了し、ローカル及びホスト装置がバ
ス・フリー状態に戻ったら(700)、コロナ510は、その
調整論理630をリセットして、次の調整サイクルの開始
を待つ(702)。
【0089】図10は、先に述べた図5と6に対応する
本発明の一実施例を示す。
【0090】以上、本発明について、実施例を基に説明
したが、これに限定されるものではない。例えば、ホス
トSCSIバスのポートの数や組合せは任意に使用で
き、8ビット・バスの代わりに16又は32ビットSC
SIバスを使用してもよい。この論理を新しいカスタム
SCSIインタフェース回路の他の論理と組み合わせて
もよく、ANSIの高速SCSI仕様で指定されるより
も高速のデータ転送速度で稼働させてもよい。本発明
は、ANSIのSCSI仕様で指定されたデータ転送速
度以外を利用しているシステムにも、容易に適用するこ
とができる。
【0091】本発明は例として次の実施態様を含む。 (1)8より多い装置を単一の限定されたホストSCS
Iバスに効果的に接続するシステムにおいて、前記シス
テムは、第1のSCSIポートを有しているホスト装置
と各々がSCSIポートを有する複数のターゲット装置
との間に発生する通信に適用され、ホストSCSIバス
であって、前記ホストSCSIバス上で前記ホスト装置
を識別するために使用される第1のホスト・バスSCS
I ID番号を前記ホスト装置が有し、前記ホスト装置
の前記第1のSCSIポートに接続されるホストSCS
Iバスと、前記複数のターゲット装置の前記SCSIポ
ートに接続されるローカルSCSIバスと、第2のSC
SIポートと第3のSCSIポートを有し、前記ホスト
装置と前記ホスト装置によって選択された前記複数のタ
ーゲット装置の1つとの間で通信を転送するコロナ手段
であって、前記第2のSCSIポートで前記ホストSC
SIバスに接続され、前記第3のSCSIポートで前記
ローカルSCSIバスに接続されており、前記ホストS
CSIバス上で前記コロナ手段を識別するために使用さ
れる第2のホスト・バスSCSI ID番号と、前記ロ
ーカルSCSIバス上で前記コロナ手段を識別するため
に使用される第1のローカル・バスSCSI ID番号
とを有し、前記ホスト装置から受取ったSCSI論理装
置番号を第2のローカルSCSI ID番号に変換し、
前記第2のローカルバスSCSI ID番号は、前記ホ
スト装置と前記選択されたターゲット装置の間で通信を
確立するために、前記ローカルSCSIバス上で、前記
選択されたターゲット装置を識別する、前記コロナ手段
と、前記コロナ手段に接続され、前記ホストSCSIバ
スと前記ローカルSCSIバスでのSCSIオペレーシ
ョンの間、前記コロナ手段を支援し、制御する制御装置
と、を備える前記システム。
【0092】(2)更に、前記コロナ手段は、前記第2
のSCSIポートで前記ホストSCSIバスに接続さ
れ、前記第3のSCSIポートで前記ローカルSCSI
バスに接続され、前記ホストSCSIバスと前記ローカ
ルSCSIバスとの調整オペレーションを処理する調整
論理と、前記制御装置、前記ホストSCSIバス、及び
前記ローカルSCSIバス間に接続され、前記ホストS
CSIバスと前記ローカルSCSIバス間の通信を最適
なデータ・モードに変換するデータ・パス論理と、を備
える(1)記載のシステム。 (3)更に、前記調整論理は、前記ホストSCSIバス
と前記ローカルSCSIバス上のビジー及び選択信号を
制御する調整状態マシンと、前記ホストSCSIバスと
前記ローカルSCSIバスの間でデータ・ラインを転送
するデータ・ライン転送論理と、を備える(2)記載の
システム。 (4)更に、前記データ・パス論理は、データをローカ
ルSCSI装置から前記ホストSCSI装置へ転送し、
前記ホストSCSIバス上で有効な形式のREQを生成
する要求状態マシンと、データを前記ホストSCSI装
置から前記ローカルSCSI装置へ転送し、前記ローカ
ルSCSIバス上で有効な形式のACKを生成する確認
状態マシンと、データ転送を有効にするために前記要求
及び確認状態マシンの両方を調整し、制御するデータ・
パス制御論理と、を備える(2)又は(3)記載のシス
テム。
【0093】(5)前記コロナ手段の前記第2のSCS
Iポートは、ホスト・シングル・エンド及び差分SCS
Iポートを有し、前記コロナ手段は、シングル・エンド
及び差分ホストSCSIバスの何れかに接続されて、支
援可能となり、前記制御装置は、前記コロナ手段によっ
て、ホストSCSIバス・タイプの選択を制御する、
(1)乃至(4)記載のシステム。 (6)前記制御装置は、前記ホストSCSIバスと前記
ローカルSCSIバスの間でLUNマッピングを実行す
る、(1)乃至(5)記載のシステム。 (7)前記制御装置は、前記ホストSCSIバス又は前
記ローカルSCSIバスのいずれかでSCSIエラー状
態を発見して、それに対応する、(1)乃至(6)記載
のシステム。 (8)前記システムは、LUN又は中継モードの何れか
で操作することができ、前記制御装置は、前記システム
の操作モードがLUNか中継かを制御する、(1)乃至
(7)記載のシステム。 (9)前記システムは、前記ホストSCSIバスと前記
ローカルSCSIバスとの間で、非同期、同期、又は高
速同期モードの何れかでデータを転送することができ、
前記制御装置は、データが前記ホストSCSIバスと前
記ローカルSCSIバスの間で転送されている間、デー
タ・モード変換制御を実行する、(1)乃至(8)記載
のシステム。
【0094】(10)ホストSCSIバス上の8より多
い装置が、第1のSCSIポートを有するホスト装置と
各々がSCSIポートを有する複数のターゲット装置の
内の選択された1つとの間で通信の転送ができるように
する方法において、前記ホスト装置は、前記第1のSC
SIポートでホストSCSIバスに接続され、前記ホス
トSCSIバス上で前記ホスト装置を識別するために使
用される第1のホスト・バスSCSI ID番号有し、
システムは、第2のSCSIポートと第3のSCSIポ
ートを有するコロナ装置を有し、前記コロナ装置は、前
記第2のSCSIポートで前記ホストSCSIバスに接
続され、前記第3のSCSIポートで前記ローカルSC
SIバスに接続されており、前記複数のターゲット装置
は、ローカルSCSIバスに接続され、a)ホストSC
SIバス・タイプを選択するステップと、b)前記ホス
トSCSIバス上で前記コロナ手段を識別する第2又は
複数のホスト・バスSCSI ID番号を生成するステ
ップと、c)オペレーションが中継又はLUN操作モー
ドかを決定するチェック・ステップと、d)コロナ装置
が要求された操作モードでまだ構成されない場合、コロ
ナ装置を要求された中継又はLUN操作モードに再定義
するステップと、e)前記生成された第2のホスト・バ
スSCSI ID番号で、ホスト装置がコロナ装置を選
択できるようにする第1の選択サイクルを実行するステ
ップと、f)ホストSCSIバスのホスト装置から受取
ったSCSI論理装置番号を、前記ローカルSCSIバ
ス上で選択されたターゲット装置に関連し、対応する第
1のローカルSCSI ID番号に変換するステップ
と、g)データ転送モードへの同意を決定するためにチ
ェックするステップと、h)コロナ装置がデータ転送モ
ードの同意に対応してまだ構成されていない場合、同意
したデータ転送モードでコロナ装置を再構成するステッ
プと、i)前記第1のローカルSCSI ID番号で、
前記コロナ装置が前記選択されたターゲット装置を選択
できるようにする第2の選択サイクルを実行するステッ
プと、j)前記ホスト装置と前記選択されたターゲット
装置との間の通信を確立するためにコロナ装置を通じて
前記ホスト装置と前記選択されたターゲット装置とを接
続するステップと、を有する前記方法。
【0095】
【発明の効果】本発明によると、従来のSCSIシステ
ムの不足を克服する自己内蔵型高速中継/LUNコンバ
ータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SCSIバスでホスト・コンピュータに接続さ
れた7つの装置を有し、追加の装置とホスト・コンピュ
ータ間の延長を可能とする1つの追加の装置を伴う中継
器を含む従来のシステムを示すブロック図である。
【図2】制御装置を介してSCSIバスに接続されたい
くつかの内部装置を有している従来の周辺装置アーキテ
クチャを示す。
【図3】マスタSCSIバスでホスト・コンピュータに
接続されるいくつかの装置を有し、サブSCSIバスと
ミンナウ手段によってマスタSCSIバスに接続される
追加の装置を含む、高水準の従来技術のシステムのブロ
ック図である。
【図4】図3の従来技術のミンナウ・システム設計の内
部アーキテクチャのブロック図を示す。
【図5】本発明のアーキテクチャの高水準ブロック図を
示す。
【図6】本発明のアーキテクチャの詳細なブロック図を
示す。
【図7】本発明のオペレーションのフローチャートを示
す。
【図8】本発明のオペレーションのフローチャートを示
す。
【図9】本発明のオペレーションのフローチャートを示
す。
【図10】図5と図6で示された本発明の実施例を示
す。
【符号の説明】
510 コロナ 570 制御装置 540 シングル・エンド・ホストSCSIバス 550 差分ホストSCSIバス 580 ローカルSCSIバス 610 制御装置インターフェース 620 データ・パス論理 622 データ・パス制御 624 Req状態 626 Ack状態 630 調整論理 632 転送論理 634 調整状態 650 ホストSCSIバス・インターフェース 660 ローカルSCSIバス・インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カーティス・シー・バラード アメリカ合衆国80615コロラド州イートン、 ウェルド・カウンティ・ロード 12275、 74

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 8より多い装置を単一の限定されたホス
    トSCSIバスに効果的に接続するシステムにおいて、
    前記システムは、第1のSCSIポートを有しているホ
    スト装置と各々がSCSIポートを有する複数のターゲ
    ット装置との間に発生する通信に適用され、 ホストSCSIバスであって、前記ホストSCSIバス
    上で前記ホスト装置を識別するために使用される第1の
    ホスト・バスSCSI ID番号を前記ホスト装置が有
    し、前記ホスト装置の前記第1のSCSIポートに接続
    される前記ホストSCSIバスと、 前記複数のターゲット装置の前記SCSIポートに接続
    されるローカルSCSIバスと、 第2のSCSIポートと第3のSCSIポートを有し、
    前記ホスト装置と前記ホスト装置によって選択された前
    記複数のターゲット装置の1つとの間で通信を転送する
    コロナ手段であって、前記第2のSCSIポートで前記
    ホストSCSIバスに接続され、前記第3のSCSIポ
    ートで前記ローカルSCSIバスに接続されており、前
    記ホストSCSIバス上で前記コロナ手段を識別するた
    めに使用される第2のホスト・バスSCSI ID番号
    と、前記ローカルSCSIバス上で前記コロナ手段を識
    別するために使用される第1のローカル・バスSCSI
    ID番号とを有し、前記ホスト装置から受取ったSCS
    I論理装置番号を第2のローカルSCSI ID番号に
    変換し、前記第2のローカルバスSCSI ID番号
    は、前記ホスト装置と前記選択されたターゲット装置の
    間で通信を確立するために、前記ローカルSCSIバス
    上で、前記選択されたターゲット装置を識別する、前記
    コロナ手段と、 前記コロナ手段に接続され、前記ホストSCSIバスと
    前記ローカルSCSIバスでのSCSIオペレーション
    の間、前記コロナ手段を支援し、制御する制御装置と、 を備える前記システム。
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