JPH1083285A - 電子計算機システム及び遠隔保守システム - Google Patents

電子計算機システム及び遠隔保守システム

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JPH1083285A
JPH1083285A JP9160754A JP16075497A JPH1083285A JP H1083285 A JPH1083285 A JP H1083285A JP 9160754 A JP9160754 A JP 9160754A JP 16075497 A JP16075497 A JP 16075497A JP H1083285 A JPH1083285 A JP H1083285A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子計算機システムのプログラムの改版に伴
う処理又は作業の高効率化を図ることである。 【解決手段】 外部記憶装置14には、運用系及び予備
系として二版数以上のプログラムが記憶される。プログ
ラムの改版は、保守センタから送られる修正データに従
って、待機系のプログラムに対してなされる。期間記憶
部15には改版後のプログラムへの切換期間が記憶され
ており、該切換期間内になったならば、中央演算装置1
1が実行するプログラムを運用系から予備系に切り換え
る。切換後保証期間内にエラーが発生した場合には改版
前のプログラムに戻し、該保証期間が経過したならば、
改版後のプログラムを改版前のプログラムに上書き複写
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子計算機システ
ムのプログラム等のソフトウエア(ファームウエアを含
む)を保守するための技術に関する。
【0002】近年、電子計算機システムの普及が著し
く、これに使用されるソフトウエアは非常に複雑且つ大
規模になってきている。このような状況の中で、ソフト
ウエアの障害が発生することも多く、ソフトウエアの改
版等の保守に要する作業工数や費用も増えてきており、
その高効率化が要望されている。
【0003】
【従来の技術】電子計算機システムにおいては、電子計
算機システムが備える外部記憶装置(例えば、磁気ディ
スク装置)にインストールされたプログラムのバグの修
正や機能の追加等に伴い、改版(バージョンアップ)作
業が必要となる。この改版作業は、プログラム全体を一
括的に従前のプログラムと置き換えることにより行われ
る場合がある。
【0004】しかし、プログラムの規模は前述の通り日
々増大しているので、改版作業の効率化のため、インス
トールされたプログラムに必要な修正を加える修正プロ
グラム(修正データ)を該電子計算機システム上で実行
することにより行われる場合がある。
【0005】改版前のプログラムから該修正プログラム
により修正された改版後のプログラムへの切り換えは、
電子計算機システムの運用状況に応じてその運用に支障
がない時間帯に保守作業員が手作業により行っている。
【0006】改版前のプログラムは、改版後のプログラ
ムの検証(信頼性の確認作業)が必ずしも万全とはいえ
ないため、電子計算機システムが備える外部記憶装置に
そのまま残存させておき、改版後のプログラムに障害が
発生した場合には、速やかに改版前のプログラムに切り
換えることができるようにしておき、電子計算機システ
ムの運転の継続を確保している。障害発生時における改
版後のプログラムから改版前のプログラムへの変更作業
も、保守作業員により手作業により行われている。
【0007】改版前のプログラムは、改版後のプログラ
ムによる運転が一定期間以上、支障なくなされ、あるい
は改版後のプログラムの検証作業が十分に行われた後
に、保守作業員により削除される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、プログラ
ムの改版、改版後のプログラムへの切り換え、障害発生
時の改版前のプログラムへの変更等は、保守作業員が現
地(保守対象の電子計算機システムの設置されている場
所)に出向いて手作業により行われているのが現状であ
る。
【0009】従って、これらのプログラムの改版、改版
後のプログラムへの切り換え、障害発生時の改版前のプ
ログラムへの変更に要する作業時間は非常に長時間であ
るとともに、保守作業員の負担が大きく、非常に非効率
的であった。
【0010】よって、本発明の目的は、電子計算機シス
テムのプログラムの改版に伴う処理又は作業の高効率化
を図ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一の側面による
と、プログラム実行手段と、プログラムが記憶される第
1プログラム記憶手段と、前記第1プログラム記憶手段
に記憶されるプログラムの版数と同一又は新しい版数の
プログラムが記憶される第2プログラム記憶手段と、切
換期間が記憶される切換期間記憶手段と、現在の日時を
検出する時計手段と、前記時計手段による日時が前記切
換期間記憶手段の前記切換期間中でない場合には前記第
1プログラム記憶手段のプログラムを前記プログラム実
行手段が実行するプログラムとし、前記時計手段による
日時が前記切換期間記憶手段の前記切換期間中である場
合には前記第2プログラム記憶手段のプログラムを前記
プログラム実行手段が実行するプログラムとする切換処
理を行う切換手段とを備えた電子計算機システムが提供
される。
【0012】本発明が適用された電子計算機システムに
よると、切換期間記憶手段に記憶された切換期間内か否
に応じて、切換手段により第1プログラム記憶手段又は
第2プログラム記憶手段のプログラムを選択的にプログ
ラム実行手段に実行させるようにしたから、保守作業員
がプログラムの改版作業を行った後、切換作業を行う必
要が無くなり、作業負担を軽減でき、プログラムの改版
に伴う作業の高効率化を図ることができる。
【0013】本発明の他の側面によると、下記の構成を
有する複数の一般ユーザ端末と、前記一般ユーザ端末に
通信回線を介して接続された該一般ユーザ端末を遠隔保
守する下記の構成を有する保守センタとを備えた遠隔保
守システムが提供される。
【0014】前記保守センタは、前記一般ユーザ端末が
実行するプログラムの改版内容を示す修正データが記憶
された修正データ記憶手段と、前記修正データ記憶手段
の修正データを前記一般ユーザ端末に転送する転送手段
とを有している。
【0015】前記一般ユーザ端末は、運用系及び待機系
としての同一内容の二以上のプログラムが記憶されるプ
ログラム記憶手段と、前記保守センタから転送された前
記修正データに従って待機系としてのプログラムを改版
する適用処理を行う適用手段とを有している。
【0016】本発明が適用された遠隔保守システムによ
ると、保守センタから修正データを一般ユーザ端末に転
送し、これを受けた一般ユーザ端末の適用手段が待機系
としてのプログラムを該修正データに従って自動的に改
版するようにしたから、保守作業員が現地に赴いてプロ
グラムの改版作業を行う必要が無くなり、保守作業員の
作業負担を軽減でき、プログラムの改版に伴う作業の高
効率化を図ることができる。
【0017】本発明のさらに他の側面によると、プログ
ラム実行手段と、プログラムが記憶される第1プログラ
ム記憶手段と、前記第1プログラム記憶手段に記憶され
るプログラムの版数と同一又は新しい版数のプログラム
が記憶される第2プログラム記憶手段と、切換期間が記
憶される切換期間記憶手段と、現在の日時を検出する時
計手段と、前記時計手段による日時が前記切換期間記憶
手段の前記切換期間中でない場合には前記第1プログラ
ム記憶手段のプログラムを前記プログラム実行手段が実
行するプログラムとし、前記時計手段による日時が前記
切換期間記憶手段の前記切換期間中である場合には前記
第2プログラム記憶手段のプログラムを前記プログラム
実行手段が実行するプログラムとする切換処理を行う切
換手段と、を備えた電子計算機システム用の保守プログ
ラムを記憶した記憶媒体が提供される。
【0018】本発明の記憶媒体に記憶された電子計算機
システム用の保守プログラムを電子計算機システムにお
いて実行すると、切換期間記憶手段に記憶された切換期
間内か否に応じて、切換手段により第1プログラム記憶
手段又は第2プログラム記憶手段のプログラムを選択的
にプログラム実行手段に実行させるようにしたから、保
守作業員がプログラムの改版作業を行った後、切換作業
を行う必要が無くなり、作業負担を軽減でき、プログラ
ムの改版に伴う作業の高効率化を図ることができる。
【0019】本発明のさらに他の側面によると、複数の
一般ユーザ端末と、前記一般ユーザ端末に通信回線を介
して接続された該一般ユーザ端末を遠隔保守する保守セ
ンタとを備えた遠隔保守システム(電子計算機システ
ム)に適用される遠隔保守プログラムであって、前記一
般ユーザ端末が実行するプログラムの改版内容を示す修
正データが記憶された修正データ記憶手段、及び前記修
正データ記憶手段の修正データを前記一般ユーザ端末に
転送する転送手段とを有する保守センタ用プログラム
と、運用系及び待機系としての同一内容の二以上のプロ
グラムが記憶されるプログラム記憶手段、及び前記保守
センタから転送された前記修正データに従って待機系と
してのプログラムを改版する適用処理を行う適用手段と
を有する一般ユーザ端末用プログラムと、を備えた遠隔
保守プログラムを記憶した記憶媒体が提供される。
【0020】本発明の記憶媒体に記憶された遠隔保守プ
ログラムを遠隔保守システム(電子計算機システム)に
おいて実行すると、保守センタから修正データを一般ユ
ーザ端末に転送し、これを受けた一般ユーザ端末の適用
手段が待機系としてのプログラムを該修正データに従っ
て自動的に改版するようにしたから、保守作業員が現地
に赴いてプログラムの改版作業を行う必要が無くなり、
保守作業員の作業負担を軽減でき、プログラムの改版に
伴う作業の高効率化を図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明することにする。 [第1の実施の形態]図1は本発明の第1の実施の形態
の電子計算機システムの概略構成を示すブロック図であ
る。
【0022】この電子計算機システムは、プログラム実
行手段としての中央演算装置(CPU)11、主記憶装
置(MEM)12、ブートロム(ROM)13、及び外
部記憶装置(プログラム記憶手段)14を備えている。
ブートロム13には切換手段の機能を実現するためのプ
ログラムを含むプログラムが記憶されている。
【0023】この電子計算機システムは、さらに、切換
期間(切換開始日時、切換終了日時)が記憶される切換
期間記憶部(切換期間記憶手段)15、現在の日時を検
出する時計回路(時計手段)16、現IPL機番記憶部
17、及び次IPL機番記憶部18を備えている。
【0024】外部記憶装置14は、中央演算装置11に
より実行される同一又は異なる版数の二つのプログラム
(データを含む)が記憶される第1プログラム領域14
a及び第2プログラム領域14bを有している。
【0025】中央演算装置11は、これらの第1プログ
ラム領域14a及び第2プログラム領域14bの一方を
運用系とし、他方を予備系として、運用系に障害が発生
した場合には予備系に切り換えて実行する。
【0026】第1プログラム領域14a及び第2プログ
ラム領域14bを識別するため、第1プログラム領域1
4aにはIPL機番0が、第2プログラム領域14bに
はIPL機番1が付与されている。
【0027】現IPL機番記憶部17及び次IPL機番
記憶部18には運用系としてのプログラム領域に対応し
たIPL機番(この場合はIPL機番1とする)が記憶
されている。
【0028】保守作業員がプログラムの改版作業を行う
場合には、第1及び第2プログラム領域14a、14b
のうちの予備系として使用している方(この場合は、第
1プログラム領域14aとする)に対して、改版後のプ
ログラムをインストールし、あるいは修正プログラムを
実行することにより、改版を行う。
【0029】次いで、切換期間記憶部15に切換期間を
記憶せしめるとともに、次IPL機番記憶部18に改版
作業を行った第1プログラム領域14aのIPL機番
(この場合はIPL機番0)を記憶せしめる。現IPL
機番記憶部17には第2プログラム領域14bのIPL
機番1が記憶されたままである。
【0030】ブートロム13には、IPL(イニシャル
・プログラム・ロード)処理を行うためのプログラムが
記憶されている。中央演算装置11はこのブートロム1
3のプログラムを実行することにより、図2に示される
ようなIPL処理を行う。
【0031】即ち、IPL処理が起動されると(ステッ
プ「以下STと略す」1)、時計回路16により検出さ
れた現在の日時が切換期間記憶部15に記憶された切換
期間内か否かを判断する(ST2)。
【0032】ST2において、時計回路16により検出
された現在の日時が切換期間記憶部15に記憶された切
換期間内である場合には、現IPL機番記憶部17のI
PL機番と次IPL機番記憶部18のIPL機番が同一
か否かを判断する(ST3)。
【0033】ST3において、現IPL機番記憶部17
のIPL機番と次IPL機番記憶部18のIPL機番が
同一でない場合には、次IPL機番記憶部18に記憶さ
れたIPL機番(この場合はIPL機番0)に対応する
外部記憶装置14の領域(この場合は第1プログラム領
域14a)のプログラムを主記憶装置12にローディン
グし(ST4)、切換期間記憶部15の切換期間を初期
化し(ST5)、次の処理(ローディングしたプログラ
ムの実行等)を行う(ST6)。
【0034】ST2において、時計回路16により検出
された現在の日時が切換期間記憶部15に記憶された切
換期間内でない場合、及びST3において、現IPL機
番記憶部17のIPL機番と次IPL機番記憶部18の
IPL機番が同一である場合には、現IPL機番記憶部
17に記憶されたIPL機番(この場合はIPL機番
1)に対応する外部記憶装置14の領域(この場合は第
2プログラム領域14b)のプログラムを主記憶装置1
2にローディングし(ST7)、ST6を実行する。
【0035】この実施の形態によると、保守作業員はプ
ログラムの改版作業後、前記所定の設定作業(切換期間
及びIPL機番の設定)を行うことにより、改版後のプ
ログラムへの切り換えを自動的に行うようにしたから、
改版後のプログラムへの切換作業を保守作業員が行う必
要が無く、保守作業員の作業負担が少ない。
【0036】[第2の実施の形態]図3は本発明の第2
の実施の形態の電子計算機システムの概略構成を示すブ
ロック図である。前記第1の実施の形態と実質的に同一
の構成部分については同一の番号を付してその説明の一
部を省略する。
【0037】この第2の実施の形態の電子計算機システ
ムは、前記第1の実施の形態の構成に加えて、エラー検
出部19を備えている。エラー検出部19は、現IPL
機番及び次IPL機番に対応してエラー状態フラグ(初
期状態はオフ「OFF」とする)を有している。エラー
検出部19は、外部記憶装置14からプログラムが主記
憶装置12にローディングされる際に、該プログラムを
チェックし、該プログラムにエラーが存在する場合に、
エラー状態フラグをオン「ON」とする。
【0038】この第2の実施の形態では、中央演算装置
11はブートロム13のプログラムを実行することによ
り、図4に示されるようなIPL処理を行う。即ち、I
PL処理が起動されると(ステップ1)、時計回路16
により検出された現在の日時が切換期間記憶部15に記
憶された切換期間内か否かを判断する(ST2)。
【0039】ST2において、時計回路16により検出
された現在の日時が切換期間記憶部15に記憶された切
換期間内である場合には、現IPL機番記憶部17のI
PL機番と次IPL機番記憶部18のIPL機番が同一
か否かを判断する(ST3)。
【0040】ST3において、現IPL機番記憶部17
のIPL機番と次IPL機番記憶部18のIPL機番が
同一でない場合には、次IPL機番記憶部18に記憶さ
れたIPL機番(この場合はIPL機番0)に対応する
外部記憶装置14の領域(この場合は第1プログラム領
域14a)のプログラムを主記憶装置12にローディン
グする(ST4)。
【0041】このローディング処理中に、エラーの存在
が検出されると(ST5)、プログラム割り込みが発生
し、エラー検出部19の次IPL機番に対応するエラー
状態フラグがオン「ON」とされるから、エラー検出部
19の内容を調べ(ST6)、エラー状態フラグがオフ
「OFF」となっている現IPL機番記憶部17に記憶
されたIPL機番(この場合はIPL機番1)に対応す
る外部記憶装置14の領域(この場合は第2プログラム
領域14b)のプログラムを主記憶装置12に再ローデ
ィングする(ST7)。
【0042】次いで、現IPL機番記憶部17のIPL
機番を次IPL機番記憶部18に複写し(ST8)、次
の処理へ進む(ST9)。ST2において、時計回路1
6により検出された現在の日時が切換期間記憶部15に
記憶された切換期間内でない場合、及びST3におい
て、現IPL機番記憶部17のIPL機番と次IPL機
番記憶部18のIPL機番が同一である場合には、現I
PL機番記憶部17に記憶されたIPL機番(この場合
はIPL機番1)に対応する外部記憶装置14の領域
(この場合は第2プログラム領域14b)のプログラム
を主記憶装置12にローディングし(ST10)、ST
9を実行する。ST5において、エラーの存在が検出さ
れなかった場合にはST9を実行する。
【0043】この実施の形態によると、改版後のプログ
ラムにエラーが存在することが検出された場合には、改
版前のプログラムへ自動的に戻すようにしたから、保守
作業員が速やかに対応できないような場合であっても電
子計算機システムの運転を継続することができる。
【0044】[第3の実施の形態]図5は本発明の第3
の実施の形態の電子計算機システムの概略構成を示すブ
ロック図である。前記第1及び第2の実施の形態と実質
的に同一の構成部分については同一の番号を付し、その
説明の一部を省略する。
【0045】この第3の実施の形態の電子計算機システ
ムは、前記第1の実施の形態の構成に加えて、保証期間
が記憶される保証期間記憶部(保証期間記憶手段)2
0、及び保証期間監視部21を備えている。
【0046】保証期間記憶部20は、ソフトウエア論理
番号に対応して、状態フラグ、保証期間(保存日数)及
び版数が設定されてなるテーブルであり、保守作業員が
プログラムの改版作業を行った後、保守作業員によって
設定される。保証期間は、改版前のプログラムから改版
後のプログラムへ切り換えた後、改版前のプログラムを
残存させておくべき期間(日数)である。
【0047】保証期間監視部21は、改版前のプログラ
ムから改版後のプログラムへ切り換えられてからの日数
を検出して、保証期間記憶部20の保証期間内であるか
否かを判断し、保証期間が経過した場合に、外部記憶装
置14の改版前のプログラムが記憶された領域14a又
は14bに改版後のプログラムの内容を複写する。
【0048】この第3の実施の形態では、中央演算装置
11はブートロム13のプログラムを実行することによ
り、図6に示されるような処理を含むIPL処理を行
う。即ち、IPL処理の起動に伴いパトロール機能が起
動され(ステップ1)、現在が保証期間記憶部20の保
証期間内か否かが判断される(ST2)。ST2におい
て、保証期間内である場合には、改版前のプログラムが
記憶されたIPL機番1に対応する第2プログラム領域
14bのプログラムへの変更禁止を設定し(ST3)、
保証期間から「1」を減算する(ST4)。ST4の処
理は1日に1回のみ行われる。
【0049】次いで、保証期間が「0」に等しくなって
いるか否かを判断し(ST5)、保証期間が「0」に等
しくない場合には、ST1に戻り、保証期間が「0」に
等しい場合には、改版前のプログラムが記憶されたIP
L機番1に対応する第2プログラム領域14bに、改版
後のプログラムが記憶されたIPL機番0に対応する第
1プログラム領域14aの内容を複写し(ST6)、変
更禁止状態を解除して(ST7)、この処理を終了する
(ST8)。ST2において、保証期間内でない場合に
も、この処理を終了する(ST8)。
【0050】この実施の形態によると、保守作業員はプ
ログラムの改版作業後、保証期間を設定することによ
り、改版後のプログラムへの切り換えの後保証期間が経
過するまでは、改版前のプログラムを残存させておくよ
うにしたから、必要に応じて改版前のプログラムに速や
かに切り換えることができる。
【0051】また、保証期間の経過後は、改版後のプロ
グラムの検証が十分に行われたものとして、改版後のプ
ログラムを改版前のプログラムに上書きするかたちで自
動的に複写するようにしており、これらの作業を保守作
業員が行う必要が無く、保守作業員の作業負担を軽減す
ることができる。
【0052】[第4の実施の形態]図7は本発明の第4
の実施の形態の電子計算機システムの概略構成を示すブ
ロック図である。前記第1乃至第3の実施の形態と実質
的に同一の構成部分については同一の番号を付し、その
説明の一部を省略する。
【0053】この第4の実施の形態の電子計算機システ
ムは、前記第3の実施の形態の構成に加えて、切換スイ
ッチ22を備えている。この切換スイッチ22は、外部
記憶装置14の第1及び第2プログラム領域14a、1
4bのいずれのプログラムを主記憶装置12にローディ
ングするかを保守作業員が強制的に設定する手段であ
る。
【0054】この切換スイッチ22がオン「ON」とさ
れた場合の処理が図8に示されている。即ち、切換スイ
ッチ22がオンされたことを検出すると(ST1)、現
在が保証期間記憶部20の保証期間内か否かが判断され
る(ST2)。
【0055】ST2において、保証期間内である場合に
は、現IPL機番記憶部17のIPL機番と次IPL機
番記憶部18のIPL機番とを比較し(ST3)、同一
でない場合には、保証期間記憶部20の保証期間をクリ
アするとともに(ST4)、保証期間監視部21による
処理を解除し、この処理を終了する(ST5)。
【0056】ST2において、保証期間内でない場合、
及びST3において、現IPL機番記憶部17のIPL
機番と次IPL機番記憶部18のIPL機番とが同一で
ある場合にも、この処理を終了する。
【0057】この実施の形態によると、改版後のプログ
ラムに切り換えた後に、改版後のプログラムに障害の発
生が検出された場合やその他の必要な場合に、保守作業
員が切換スイッチ22をオンとすることにより、実行す
るプログラムを改版前のプログラムに切り換えるととも
に、保証期間経過後に実施する改版前のプログラムに対
する改版後のプログラムの自動複写を停止するようにし
ている。
【0058】なお、切換スイッチ22は初期設定はオフ
「OFF」となっており、切換スイッチ22がオフの場
合の処理は、前記第3の実施の形態と同様である。 [第5の実施の形態]図9は本発明の第5の実施の形態
の電子計算機システムの概略構成を示すブロック図であ
る。前記第1乃至第4の実施の形態と実質的に同一の構
成部分については同一の番号を付し、その説明の一部を
省略する。
【0059】この第5の実施の形態の電子計算機システ
ムは、前記第3の実施の形態の構成に加えて、診断部
(診断手段)23を備えている。この診断部23は、中
央演算装置11によるプログラムの実行中に、障害の発
生を検出した場合に、該障害が該プログラムに起因する
ものであるか否かを診断する。
【0060】中央演算装置11による改版後のプログラ
ムの実行中に、障害の発生を検出した場合の処理が図1
0に示されている。即ち、装置障害が発生したことが検
出されると(ST1)、ダンプファイルを解析するとと
もに、ソフトエラーコードを解析する(ST2)。
【0061】次いで、障害発生の原因が実行中のプログ
ラムに起因するものであるか否かを判断する(ST
3)。ST3において、障害発生の原因が実行中のプロ
グラムに起因するものである場合には、改版前のプログ
ラムのローディング・実行に切り換え(ST4)、保証
期間記憶部20の保証期間をクリアするとともに(ST
5)、保証期間監視部21による処理を解除し、この処
理を終了する(ST6)。
【0062】ST3において、障害発生の原因が実行中
のプログラムに起因するものでない場合にも、この処理
を終了する(ST6)。この実施の形態によると、改版
後のプログラムに切り換えた後に、改版後のプログラム
の実行中に障害の発生が検出され、この障害の発生の原
因が実行中のプログラムに起因する場合には、改版前の
プログラムに切り換えるとともに、保証期間経過後に実
施する改版前のプログラムに対する改版後のプログラム
の自動複写を停止するようにしている。
【0063】従って、改版作業後における改版後のプロ
グラムの実行中に該プログラムに起因する障害が発生し
た場合に、保守作業員による速やかな対応無しに、改版
前のプログラムによる運転を継続することができる。
【0064】[第6の実施の形態]図11は本発明の第
6の実施の形態の電子計算機システムの概略構成を示す
ブロック図である。前記第1乃至第5の実施の形態と実
質的に同一の構成部分については同一の番号を付し、そ
の説明の一部を省略する。
【0065】この第6の実施の形態の電子計算機システ
ムは、前記第1の実施の形態の構成に加えて、修正デー
タ記憶部(修正データ記憶手段)24、改版・修正機能
部(適用手段)25、及び瞬断検出部26を備えてい
る。
【0066】修正データ記憶部24には、外部記憶装置
14に記憶されたプログラム(第1プログラム領域14
a又は第2プログラム領域14bのプログラム)の改版
に必要なデータ又はプログラムである修正データが記憶
される。修正データは保守作業員によってこの修正デー
タ記憶部24に改版作業前に格納される。
【0067】改版・修正機能部25は、保守作業員の指
示に応じて修正データ記憶部24の修正データに従っ
て、外部記憶装置14の第1プログラム領域14a又は
第2プログラム領域14bのプログラムを改版する処理
である適用処理を行う。
【0068】瞬断検出部26は、改版・修正機能部25
よる適用処理を実行中における、電源の瞬断の発生の有
無を検出する。適用処理を実施中に電源の瞬断が発生し
た場合の処理が図12に示されている。まず、プログラ
ムの改版・修正処理が開始されると(ST1)、改版対
象としてのプログラムを構成するファイルについての更
新状態フラグをオン「ON」とし(ST2)、プログラ
ムの改版に伴う必要なファイルの更新処理を実施する
(ST3)。
【0069】更新処理後、更新状態フラグをオフ「OF
F」として(ST4)、この処理を終了する(ST
5)。ファイルの更新処理中(ST3)に、電源の瞬断
が発生すると、更新中のファイルについての更新状態フ
ラグはオンのままとなる。
【0070】適用処理を実施中に電源の瞬断が発生した
後の再起動時の処理が図13に示されている。瞬断後に
再起動されると(ST1)、初期化処理を行い(ST
2)、プログラムを構成するファイルについての更新状
態フラグを参照して、該ファイルが更新中か否かを判断
する(ST3)。ST3において、ファイルの更新中で
ある場合には、外部記憶装置14の改版中のプログラム
が記憶された第1又は第2プログラム領域14a、14
bに、改版前のプログラムを複写し(ST4)、この処
理を終了する(ST5)。ST3において、ファイルの
更新中でない場合には、この処理を終了する(ST
5)。
【0071】この実施の形態によると、修正データ記憶
部24及び改版・修正機能部25により改版作業を自動
的に行うようにしたから、保守作業員の作業負担を軽減
することができる。また、プログラムの改版処理中にお
ける電源の瞬断の発生の有無を、再起動時に状態更新フ
ラグを参照することにより認識し、改版処理中に電源の
瞬断が発生した場合には、改版前のプログラムを改版中
のプログラムに上書きするかたちで複写するようにして
いるから、プログラムの改版の信頼性を向上することが
できる。
【0072】[第7の実施の形態]図14は本発明の第
7の実施の形態の遠隔保守システムの構成を示す図であ
る。この遠隔保守システムは、保守対象の電子計算機シ
ステムとしての複数の一般ユーザ端末31、保守センタ
32、開発システム33、及び検証システム(検証装
置)34を備えている。一般ユーザ端末31は前記第1
乃至第6の実施の形態の電子計算機システムと同様の構
成を有している。
【0073】複数の一般ユーザ端末31と保守センタ3
2とは通信回線を介して互いに接続されている。保守セ
ンタ32は、複数の一般ユーザ端末31を集中的に遠隔
保守する装置である。
【0074】開発システム33は、一般ユーザ端末31
が実行するプログラムの改版内容を示す修正データの開
発を行うシステムである。開発された修正データは、開
発システム33において、一応の検証がなされ、フロッ
ピーディスク等の媒体35を介して保守センタ32に送
られ、登録される。開発システム33と保守センタ32
を通信回線を介して接続し、開発された修正データを該
通信回線を介して、転送・登録するようにしても良い。
【0075】検証システム34は、一般ユーザ端末31
と同一の条件で、修正データに基づき一般ユーザ端末3
1が実行するプログラムを改版する処理である適用処理
を行い、プログラム内のバグの存在、一般ユーザ端末3
1との整合性等の信頼性について検査を行い、合否を認
定するシステムである。保守センタ32と検証システム
34とは通信回線を介して互いに接続されている。
【0076】保守センタ32は、修正データ記憶部(修
正データ記憶手段)32a、及び図示しない転送部(転
送手段)を備えている。開発システム33で作成された
修正データは、保守センタ32の修正データ記憶部32
aに登録される。この修正データ記憶部32aには、複
数の修正データを登録することができ、登録された各修
正データの識別(P−NO)に対応して、修正データの
転送先を示す転送レベルを設定することができる。
【0077】転送レベルは、一般ユーザ端末31への転
送を示す「一般」及び検証システムへの転送を示す「検
証」の二種類があり、開発システム33で開発された修
正データが保守センタ32に初めて登録されたときに
は、「検証」が設定される。
【0078】修正データ記憶部32aに登録された修正
データは、転送部により、該当する転送レベルに応じて
一般ユーザ端末31又は検証システム34に転送され
る。修正データが転送された検証システム34において
は、一般ユーザ端末31で実行されるのと同様に一般ユ
ーザ端末31が実行するプログラムについて、該修正デ
ータに基づき適用処理を行い、改版されたプログラムの
検証を行う。検証の結果(「良好」又は「不良」)は、
保守センタ32に通知される。
【0079】保守センタ32では、検証システム34か
らの検証結果が「良好」の場合には、該修正データに対
応する転送レベルを「転送」から「一般」に変更する。
検証システム34による検証結果が「不良」の場合に
は、開発システム33にその旨が通知される。
【0080】一般ユーザ端末31は、運用系及び待機系
としての同一内容の二以上のプログラムが記憶される記
憶領域を有する磁気ディスク装置等の外部記憶装置(プ
ログラム記憶手段)、保守センタ32から転送された修
正データに従って待機系としてのプログラムについて適
用処理を行う適用部(適用手段)、及び運用系から待機
系へ切り換える切換処理を実行する切換部(切換手段)
を有している。
【0081】一般ユーザ端末31においては、保守セン
タ32から修正データの転送を受けると、適用部が外部
記憶装置の待機系としてのプログラムを該修正データに
従って改版する。
【0082】この実施の形態によると、一般ユーザ端末
31が実行するプログラムの改版のために必要な修正デ
ータは開発システム33で作成された後、保守センタ3
2に登録され、この保守センタ32から一般ユーザ端末
31に転送されて、一般ユーザ端末32の適用部が適用
処理を行うようにしたから、保守作業員は保守センタ3
2において、複数の一般ユーザ端末31に対して、集中
的に改版作業を行うことができ、改版作業の高効率化が
図れる。
【0083】また、修正データは保守センタ32の修正
データ記憶部32aに登録されたときには、その転送レ
ベルは「検証」となっており、検証システム34に転送
されて検証された後に、転送レベルを「一般」に変更し
て、転送レベルが「一般」の修正データのみを一般ユー
ザ端末31に転送するようにしたから、修正データの信
頼性が高く、修正データにバグ等が存在することによる
一般ユーザ端末31のシステムダウンを防止することが
できる。
【0084】[第8の実施の形態]図15は本発明の第
8の実施の形態の遠隔保守システムの構成を示す図であ
る。前記第7の実施の形態と実質的に同一の構成部分に
ついては同一の番号を付し、その説明の一部を省略す
る。
【0085】この第8の実施の形態の遠隔保守システム
の保守センタ32は、期間記憶部(期間記憶手段)32
bを有している。この期間記憶部32bには、一般ユー
ザ端末31が実行するプログラムについて改版処理を行
った場合の改版前のプログラム(運用系のプログラム)
から改版後のプログラム(予備系のプログラム)への切
換期間(切換開始日時、切換終了日時)、及び改版後の
プログラム(予備系のプログラム)に切り換えた後の改
版前のプログラムを残存させておくべき日数である保証
期間を含む切換情報が記憶される。
【0086】これらの切換期間及び保証期間を含む切換
情報は、一般ユーザ端末31は自動運転スケジュール情
報(P−ON[パワーオン]時間、OS−IPL時間、
OS−STOP時間、P−OFF[パワーオフ]時間
等)を有しているので、保守センタ32はこの自動運転
スケジュール情報の転送を受けて、この自動運転スケジ
ュール情報を参照して、各一般ユーザ端末31毎に自動
的に決定され、期間記憶部32bに設定される。
【0087】これらの切換期間及び保証期間を含む切換
情報は、保守センタ32の転送部により修正データが一
般ユーザ端末31に転送される際に、これに随伴して転
送される。
【0088】一般ユーザ端末31においては、適用部に
よる予備系のプログラムに対する適用処理の後、保守セ
ンタ32からの切換情報に含まれる切換期間に従って、
運用系のプログラム(改版前のプログラム)から待機系
のプログラム(改版後のプログラム)への切り換えを行
うとともに、この切換処理から保守センタ32からの切
換情報に含まれる保証期間が経過した後に、待機系とし
てのプログラム(改版前のプログラム)に運用系として
のプログラム(改版後のプログラム)を上書きすること
により待機系としてのプログラムの改版を行う。
【0089】運用系から待機系に切り換えた後、保守セ
ンタ32からの保証期間内に、運用系についてのプログ
ラムにエラーが存在することが検出された場合には、運
用系から待機系にさらに切り換えることにより改版前の
プログラムを実行する。
【0090】この実施の形態によると、保守センタ32
により一般ユーザ端末31のプログラムの改版処理、改
版処理後の改版後のプログラムへの切換処理、改版前の
プログラムに対する改版後のプログラムの複写処理、改
版後のプログラムにエラーが発生した場合の改版前のプ
ログラムへの切換処理等を全て自動的に行うようにした
から、保守作業員の作業負担は殆ど無くなる。
【0091】[第9の実施の形態]図16は本発明の第
9の実施の形態の遠隔保守システムの構成を示す図であ
る。前記第7及び第8の実施の形態と実質的に同一の構
成部分については同一の番号を付し、その説明の一部を
省略する。
【0092】この第9の実施の形態の遠隔保守システム
においては、一般ユーザ端末31は適用部による外部記
憶装置の待機系としてのプログラムの改版処理が完了し
た後に、一般ユーザ端末31は、プログラムの改版が完
了した旨及び改版に使用した修正データの適用リスト
(P−NOのメンバ一覧)を、保守センタ32に通知す
るようにしている。
【0093】この通知を受けた保守センタ32は、保守
センタ32が有する保守員用端末36のディスプレイ
(表示手段)にプログラムの改版が完了した旨及び適用
リストを表示するとともに、保守作業員が所持するポケ
ットベルに対して自動発信する。保守作業員はポケット
ベルの鳴動によりあるいは保守端末の表示によりプログ
ラムの改版が完了したことを認識し、保守員用端末36
に表示された適用リストを参照する。
【0094】[第10の実施の形態]図17は本発明の
第10の実施の形態の遠隔保守システムの構成を示す図
である。前記第7乃至第9の実施の形態と実質的に同一
の構成部分については同一の番号を付し、その説明の一
部を省略する。
【0095】この第10の実施の形態の遠隔保守システ
ムにおいては、一般ユーザ端末31は、切換部が運用系
から待機系に切換処理を実施した後、運用系から待機系
に切換処理を実施した旨を含む切換結果を、保守センタ
32に通知するようにしている。
【0096】この通知を受けた保守センタ32は、保守
センタ32が有する保守員用端末36のディスプレイ
(表示手段)に該切換結果を表示するとともに、保守作
業員が所持するポケットベルに対して自動発信する。保
守作業員はポケットベルの鳴動によりあるいは保守員用
端末36の表示によりプログラムの切換が完了したこと
を認識し、保守員用端末36に表示された切換結果を参
照する。
【0097】[第11の実施の形態]図18は本発明の
第11の実施の形態の遠隔保守システムの構成を示す図
である。前記第7乃至第10の実施の形態と実質的に同
一の構成部分については同一の番号を付し、その説明の
一部を省略する。
【0098】この第11の実施の形態の遠隔保守システ
ムにおいては、保守センタ32は切換期間内に一般ユー
ザ端末31から前記第10の実施の形態における切換結
果の通知が無かった場合には、コールバック接続により
該切換結果の通知が無かった一般ユーザ端末31に接続
し、プログラムの切換指示を出すようにしている。
【0099】この切換指示を受信した一般ユーザ端末3
1は、ホストCPUが停止状態である場合には運用系か
ら待機系へ即時に切換処理を行う。一般ユーザ端末31
は、ホストCPUが動作中の場合には、保守センタ32
に対して切換不可を通知する。
【0100】一般ユーザ端末31から切換不可を通知さ
れた保守センタ33は、保守センタが保持している該一
般ユーザ端末31についての自動運転スケジュール情報
からOS−STOP時間を参照し、その時間に再度コー
ルバック接続により、該一般ユーザ端末31に接続し、
切換指示を行う。一般ユーザ端末31は、この場合には
ホストCPUは停止中であるから、運用系から待機系へ
即時に切換処理を行う。
【0101】一般ユーザ端末31は、保守センタ32か
ら切換指示を受信したときに、ホストCPUが動作中の
場合には、保守センタ32に対して切換不可を通知し又
は通知せずに、一般ユーザ端末31のホストCPUが停
止状態になったときに自動的に切換処理を行うようにし
ても良い。
【0102】[第12の実施の形態]図19は本発明の
第12の実施の形態の遠隔保守システムの構成を示す図
である。前記第7乃至第11の実施の形態と実質的に同
一の構成部分については同一の番号を付し、その説明の
一部を省略する。
【0103】この第12の実施の形態の遠隔保守システ
ムにおいては、一般ユーザ端末31は、保守センタ32
から転送された切換情報の保証期間をチェックする機能
を有し、該保証期間が経過した時に、一般ユーザ端末3
1から保守センタ32に接続し、保守センタ32に対し
て修正データの転送を要求するようにしている。修正デ
ータの送信要求を受信した保守センタは修正データを該
一般ユーザ端末31に転送する。
【0104】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したの
で、プログラムの改版、改版後のプログラムへの切換、
障害発生時の改版前のプログラムへの変更、その他の作
業についての保守作業員の負担を大幅に軽減することが
でき、プログラムの改版に伴う作業又は処理の高効率化
を図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電子計算機システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の電子計算機システ
ムの処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態の電子計算機システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の電子計算機システ
ムの処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施の形態の電子計算機システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の電子計算機システ
ムの処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第4の実施の形態の電子計算機システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の電子計算機システ
ムの処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第5の実施の形態の電子計算機システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態の電子計算機シス
テムの処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第6の実施の形態の電子計算機シス
テムの概略構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第6の実施の形態の電子計算機シス
テムの改版処理時の処理を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第6の実施の形態の電子計算機シス
テムの電源瞬断後の再起動時の処理を示すフローチャー
トである。
【図14】本発明の第7の実施の形態の遠隔保守システ
ムの概略構成を示す図である。
【図15】本発明の第8の実施の形態の遠隔保守システ
ムの概略構成を示す図である。
【図16】本発明の第9の実施の形態の遠隔保守システ
ムの概略構成を示す図である。
【図17】本発明の第10の実施の形態の遠隔保守シス
テムの概略構成を示す図である。
【図18】本発明の第11の実施の形態の遠隔保守シス
テムの概略構成を示す図である。
【図19】本発明の第12の実施の形態の遠隔保守シス
テムの概略構成を示す図である。
【符号の説明】
11 中央演算装置(CPU) 12 主記憶装置(MEM) 13 ブートロム(ROM) 14 外部記憶装置 15 切換期間記憶部 16 時計回路 17 現IPL機番記憶部 18 次IPL機番記憶部 19 エラー検出部 20 保証期間記憶部 21 保証期間監視部 22 切換スイッチ 23 診断部 24 修正データ記憶部 25 改版・修正機能部 26 瞬断検出部 31 一般ユーザ端末(電子計算機システム) 32 保守センタ 33 開発システム 34 検証システム 36 保守員用端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢島 邦夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 花田 満 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番19 号 株式会社富士通プログラム技研内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム実行手段と、 プログラムが記憶される第1プログラム記憶手段と、 前記第1プログラム記憶手段に記憶されるプログラムの
    版数と同一又は新しい版数のプログラムが記憶される第
    2プログラム記憶手段と、 切換期間が記憶される切換期間記憶手段と、 現在の日時を検出する時計手段と、 前記時計手段による日時が前記切換期間記憶手段の前記
    切換期間中でない場合には前記第1プログラム記憶手段
    のプログラムを前記プログラム実行手段が実行するプロ
    グラムとし、前記時計手段による日時が前記切換期間記
    憶手段の前記切換期間中である場合には前記第2プログ
    ラム記憶手段のプログラムを前記プログラム実行手段が
    実行するプログラムとする切換処理を行う切換手段と、
    を備えた電子計算機システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子計算機システムに
    おいて、 前記第2プログラム記憶手段のプログラムについてのエ
    ラーの存在を検出するエラー検出手段をさらに備え、 前記切換手段は、前記第2プログラム記憶手段のプログ
    ラムを前記プログラム実行手段が実行するプログラムと
    した後に、前記エラー検出手段によりエラーの存在が検
    出された場合には、前記第1プログラム記憶手段のプロ
    グラムを前記プログラム実行手段が実行するプログラム
    とするようにした電子計算機システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子計算機システムに
    おいて、 前記切換手段は、前記エラー検出手段によりエラーの存
    在が検出された場合には、前記第2プログラム記憶手段
    のプログラムを廃棄し、前記第1プログラム記憶手段の
    プログラムを前記第2プログラム記憶手段に複写するよ
    うにした電子計算機システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電子計算機システムに
    おいて、 保証期間が記憶される保証期間記憶手段をさらに備え、 前記切換手段は、前記第1プログラム記憶手段のプログ
    ラムから前記第2プログラム記憶手段のプログラムへの
    切換後、前記保証期間記憶手段の前記保証期間が経過し
    た後に、前記第1プログラム記憶手段のプログラムを廃
    棄し、前記第2プログラム記憶手段のプログラムを前記
    第1プログラム記憶手段に複写するようにした電子計算
    機システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の電子計算機システムに
    おいて、 前記切換手段による切換処理を無効にして、前記第1プ
    ログラム記憶手段のプログラムを前記プログラム実行手
    段が実行するプログラムとするか、前記第2プログラム
    記憶手段のプログラムを前記プログラム実行手段が実行
    するプログラムとするかを強制的に設定する切換スイッ
    チをさらに備えた電子計算機システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の電子計算機システムに
    おいて、 前記プログラム実行手段よるプログラムの実行中に、実
    行中のプログラムに起因した障害の発生を検出する診断
    手段をさらに備え、 前記切換手段は、前記プログラム実行手段が前記第2プ
    ログラム記憶手段のプログラムを実行中に、前記診断手
    段により実行中のプログラムに起因する障害の発生が検
    出された場合には、前記第1プログラム記憶手段のプロ
    グラムを前記プログラム実行手段が実行するプログラム
    とするようにした電子計算機システム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の電子計算機システムに
    おいて、 前記プログラム実行手段が実行するプログラムの改版内
    容を示す修正データが記憶された修正データ記憶手段
    と、 前記修正データ記憶手段の修正データに基づき、前記第
    2プログラム記憶手段のプログラムに対して、該プログ
    ラムを改版する適用処理を行う適用手段と、をさらに備
    えた電子計算機システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の電子計算機システムに
    おいて、 電源の瞬断の発生の有無を検出する瞬断検出手段をさら
    に備え、 前記切換手段は、前記適用手段が前記適用処理を実行中
    に、前記瞬断検出手段により電源の瞬断の発生が検出さ
    れた場合には、前記第2プログラム記憶手段のプログラ
    ムを廃棄し、前記第1プログラム記憶手段のプログラム
    を前記第2プログラム記憶手段に複写するようにした電
    子計算機システム。
  9. 【請求項9】 複数の一般ユーザ端末と、 前記一般ユーザ端末に通信回線を介して接続された該一
    般ユーザ端末を遠隔保守する保守センタとを備え、 前記保守センタは、 前記一般ユーザ端末が実行するプログラムの改版内容を
    示す修正データが記憶された修正データ記憶手段と、 前記修正データ記憶手段の修正データを前記一般ユーザ
    端末に転送する転送手段とを有し、 前記一般ユーザ端末は、 運用系及び待機系としての同一内容の二以上のプログラ
    ムが記憶されるプログラム記憶手段と、 前記保守センタから転送された前記修正データに従って
    待機系としてのプログラムを改版する適用処理を行う適
    用手段とを有する遠隔保守システム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の遠隔保守システムに
    おいて、 前記保守センタに通信回線を介して接続された前記修正
    データの検証処理を行う検証装置をさらに備え、 前記保守センタの前記修正データ記憶手段には、前記修
    正データに対応して該修正データの転送先を示す転送レ
    ベルが設定され、 前記転送手段は、前記転送レベルが前記一般ユーザ端末
    への転送を示す「一般」である場合には対応する修正デ
    ータを該一般ユーザ端末へ転送し、前記転送レベルが前
    記検証装置への転送を示す「検証」である場合には、対
    応する修正データを該検証装置へ転送し、 前記保守センタは、前記修正データ記憶手段への前記修
    正データの登録時に該修正データの転送レベルを「検
    証」に設定し、前記検証システムからの前記修正データ
    の検証結果が良好である場合に該転送レベルを「一般」
    に設定するようにした遠隔保守システム。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の遠隔保守システムに
    おいて、 前記保守センタは、前記一般ユーザ端末の運用系から待
    機系への切換期間を含む切換情報が記憶された期間記憶
    手段をさらに有し、 前記転送手段は、前記修正データ記憶手段の修正データ
    に随伴して前記期間記憶手段の前記切換情報をも前記一
    般ユーザ端末に転送し、 前記一般ユーザ端末は、前記保守センタから転送された
    前記切換情報の前記切換期間に従って、運用系から待機
    系へ切り換える切換処理を実行する切換手段をさらに有
    する遠隔保守システム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の遠隔保守システム
    において、 前記保守センタの前記期間記憶手段の前記切換情報は、
    運用系から待機系へ切り換えた後の待機系としてのプロ
    グラムの保証期間をも含み、 前記一般ユーザ端末は、運用系から待機系へ切り換えて
    から前記保証期間が経過した後に、待機系としてのプロ
    グラムを改版するようにした遠隔保守システム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の遠隔保守システム
    において、 運用系から待機系へ切り換えてから前記保証期間が経過
    した後に行う待機系としてのプログラムの改版は、運用
    系としてのプログラムを待機系としてのプログラムに上
    書きするかたちで複写することにより行うようにした遠
    隔保守システム。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の遠隔保守システム
    において、 前記保守センタは、前記一般ユーザ端末から該一般ユー
    ザ端末についての運転状況を示す自動運転スケジュール
    情報の転送を受け、該自動運転スケジュール情報を参照
    して前記切換期間及び前記保証期間を決定し、これらを
    前記期間記憶手段に記憶するようにした遠隔保守システ
    ム。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の遠隔保守システム
    において、 前記一般ユーザ端末の前記適用手段が前記プログラム記
    憶手段の待機系としてのプログラムの改版処理中にエラ
    ーが発生した場合には、運用系としてのプログラムを待
    機系としてのプログラムに上書きするかたちで複写する
    ようにした遠隔保守システム。
  16. 【請求項16】 請求項12に記載の遠隔保守システム
    において、 運用系から待機系に切り換えた後、前記保守センタから
    の前記保証期間内に、運用系についてのプログラムの実
    行中にエラーが発生した場合には、運用系から待機系に
    さらに切り換えることにより改版前のプログラムを使用
    するようにした遠隔保守システム。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載の遠隔保守システム
    において、 前記一般ユーザ端末の前記適用手段による前記プログラ
    ム記憶手段の待機系としてのプログラムの改版が完了し
    た後に、該一般ユーザ端末は前記保守センタに、プログ
    ラムの改版が完了した旨及び改版に使用した修正データ
    の識別を含む適用リストを、前記保守センタに通知する
    ようにした遠隔保守システム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の遠隔保守システム
    において、 前記保守センタは、該保守センタが有する保守員用端末
    の表示手段に前記一般ユーザ端末からの前記プログラム
    の改版が完了した旨及び前記適用リストを表示するよう
    にした遠隔保守システム。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の遠隔保守システム
    において、 前記保守センタは、前記一般ユーザ端末からの前記プロ
    グラムの改版が完了した旨の通知を受けた時に、保守作
    業員が所持するポケットベルに対して自動発信するよう
    にした遠隔保守システム。
  20. 【請求項20】 請求項12に記載の遠隔保守システム
    において、 前記一般ユーザ端末は、運用系から待機系に切換処理を
    実施した後、運用系から待機系に切換処理を実施した旨
    を、前記保守センタに通知するようにした遠隔保守シス
    テム。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の遠隔保守システム
    において、 前記保守センタは、前記一般ユーザ端末からの運用系か
    ら待機系に切換処理を実施した旨の通知を受けた時に、
    保守作業員が所持するポケットベルに対して自動発信す
    るようにした遠隔保守システム。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載の遠隔保守システム
    において、 前記保守センタは、前記一般ユーザ端末に転送した切換
    情報に設定された切換期間を経過しても、該一般ユーザ
    端末から前記切換処理を実施した旨の通知が無い場合に
    は、該一般ユーザ端末に対してプログラムの切換処理の
    実施を指示するようにした遠隔保守システム。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の遠隔保守システム
    において、 前記一般ユーザ端末は、前記保守センタから切換処理の
    指示を受けたときに、該一般ユーザ端末が運用中でない
    場合には直ちに、運用中の場合には該一般ユーザ端末の
    運用終了後に、前記切換処理を実施するようにした遠隔
    保守システム。
  24. 【請求項24】 請求項20に記載の遠隔保守システム
    において、 前記保守センタは、前記一般ユーザ端末の切換処理を、
    該一般ユーザ端末から転送された前記自動運転スケジュ
    ール情報を参照して、該一般ユーザ端末が運用されてい
    ない時に指示するようにした遠隔保守システム。
  25. 【請求項25】 請求項12に記載の遠隔保守システム
    において、 前記一般ユーザ端末は、前記保守センタから転送された
    前記切換情報の前記保証期間が経過した時に、該保守セ
    ンタに対して前記修正データの転送を要求するようにし
    た遠隔保守システム。
  26. 【請求項26】 プログラム実行手段と、 プログラムが記憶される第1プログラム記憶手段と、 前記第1プログラム記憶手段に記憶されるプログラムの
    版数と同一又は新しい版数のプログラムが記憶される第
    2プログラム記憶手段と、 切換期間が記憶される切換期間記憶手段と、 現在の日時を検出する時計手段と、 前記時計手段による日時が前記切換期間記憶手段の前記
    切換期間中でない場合には前記第1プログラム記憶手段
    のプログラムを前記プログラム実行手段が実行するプロ
    グラムとし、前記時計手段による日時が前記切換期間記
    憶手段の前記切換期間中である場合には前記第2プログ
    ラム記憶手段のプログラムを前記プログラム実行手段が
    実行するプログラムとする切換処理を行う切換手段と、
    を備えた電子計算機システム用の保守プログラムを記憶
    した記憶媒体。
  27. 【請求項27】 複数の一般ユーザ端末と、前記一般ユ
    ーザ端末に通信回線を介して接続された該一般ユーザ端
    末を遠隔保守する保守センタとを備えた遠隔保守システ
    ムに適用される遠隔保守プログラムであって、 前記一般ユーザ端末が実行するプログラムの改版内容を
    示す修正データが記憶された修正データ記憶手段、及び
    前記修正データ記憶手段の修正データを前記一般ユーザ
    端末に転送する転送手段とを有する保守センタ用プログ
    ラムと、 運用系及び待機系としての同一内容の二以上のプログラ
    ムが記憶されるプログラム記憶手段、及び前記保守セン
    タから転送された前記修正データに従って待機系として
    のプログラムを改版する適用処理を行う適用手段とを有
    する一般ユーザ端末用プログラムと、を備えた遠隔保守
    プログラムを記憶した記憶媒体。
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