JPH108048A - 希土類酸硫化物蛍光体及びこれを用いたx線検出器 - Google Patents

希土類酸硫化物蛍光体及びこれを用いたx線検出器

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JPH108048A
JPH108048A JP16193196A JP16193196A JPH108048A JP H108048 A JPH108048 A JP H108048A JP 16193196 A JP16193196 A JP 16193196A JP 16193196 A JP16193196 A JP 16193196A JP H108048 A JPH108048 A JP H108048A
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JP
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rare earth
phosphor
fluorescent substance
ray detector
afterglow
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JP16193196A
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Takeshi Akiwa
武志 秋和
Yuji Aoki
雄二 青木
Etsuo Shimizu
悦雄 清水
Hideo Suzuki
秀雄 鈴木
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Kasei Optonix Ltd
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Kasei Optonix Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 希土類酸硫化物蛍光体のもつ高発光効率を阻
害することなくその残光を極めて小さくした特定の希土
類酸硫化物蛍光体を提供すること及びこの蛍光体を用い
る高S/N比のX線検出器を提供することにある。 【解決手段】 組成式 Ln22 S:xRe,yM
(ただし、LnはY、La及びGdより選ばれる少なく
とも1種の希土類元素を表わし、ReはPr及びTbよ
り選ばれる少なくとも1種の希土類元素を表わし、Mは
Nb、Ta及びMnより選ばれる少なくとも1種の元素
を表わし、x及びyはそれぞれ1×10-4≦x≦0.2
及び0.01ppm≦y≦1000ppmを満足する数
である。)で表される希土類酸硫化物蛍光体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蛍光体、及びこれを
用いたX線検出器に関する。更に詳細にはX線、ガンマ
線等の放射線で励起するとシンチレーションを高効率に
発し、しかも、その残光が低減された希土類酸硫化物蛍
光体、及びこれを用いた信号/ノイズ比(S/N比)の
良好なX線検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療診断等の分野において、X線
CT装置が広く用いられている。従来のX線CT装置等
におけるX線検出器には、高圧のキセノンガスを封入し
た電離箱が一般的に用いられてきたが、この電離箱型の
検出器は、検出器自体が大きくて重いこと、電離電流
(信号)が十分に大きくないこと、X線吸収が小さい、
残留イオン電流があること等の問題を有していた。その
ため、これらの問題点によって、電離箱型X線検出器で
は、信号/ノイズ比(S/N比)に優れ、診断能、空間
分解能、時間分解能(高速スキャン性)が大きい等の特
性を有する、高性能のX線CT装置の開発には限界があ
った。
【0003】そこで、単結晶のBi4 Ge312シンチ
レーターやCdWO4 蛍光体等を用いた固体X線検出器
が開発され、一部実用に供されている。しかし、CdW
4蛍光体を用いた固体X線検出器では、信号がキセノ
ンガス検出器よりも小さく、十分に満足できるS/N比
が得られない。これは、CdWO4 蛍光体のもつ固有の
発光効率からくる限界である。
【0004】そのため、これら固体X線検出器用蛍光体
としては、CdWO4 蛍光体よりもむしろ放射線吸収能
が大で、かつ、放射線から光への変換効率が高く、放射
線に対する発光の応答性が速い蛍光体、例えばGd2
2 S:Prなどで代表される希土類酸硫化物蛍光体の方
が適していることになる。
【0005】しかしながら、この希土類酸硫化物蛍光体
には長残光の現象がみられること、すなわちX線照射を
断った後、照射を断ってから1/1000〜1/100
秒以上経過しても微弱な発光が残ることが明らかとなっ
た。そのため、特に低残光であることが要求されるある
種のX線CT用放射線検出器にはこれらの希土類酸硫化
物蛍光体を用いることが出来ず、希土類酸硫化物蛍光体
を用いた場合は、検出器系の方で、蛍光体からの発光の
残光の影響を除くための複雑な装置を必要とすることが
明らかとなった。従って残光時間の短い蛍光体が得られ
れば、上記のX線CT用の放射線検出器にも用いること
が可能となる。
【0006】その対策として、例えばCeを添加したG
22 S:Pr蛍光体等の希土類酸硫化物蛍光体(特
開平6−145655号公報参照)や、これに微量のハ
ロゲン元素を添加した蛍光体(特公昭60−4856号
公報参照)等を用いることにより、残光時間の短縮を図
ることが提案されている。
【0007】しかし、上記のような希土類酸硫化物蛍光
体にある量以上のCeを添加すると、蛍光体自身が黄色
系に着色してしまい、その発光出力自体が低下してしま
うことが、本発明者らの実験によって明らかとなった。
これによって、希土類酸硫化物蛍光体の特徴を十分に活
かすことが出来ず、上述した、従来のX線検出器と同様
に、S/N比の点で十分に満足し得るX線検出器、ひい
てはX線CT装置を提供するまでには至っていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来技術の課題に対処するためになされたもので、希
土類酸硫化物蛍光体のもつ、高発光効率な特徴を阻害す
ることなく、その残光を極めて小さくした希土類酸硫化
物蛍光体を提供することを目的とするものであり、また
他の目的は、高S/N比が安定して得られるX線検出器
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記目的を
解決するため、鋭意検討した結果、従来の希土類酸硫化
物蛍光体に種々の添加物を添加してみて、その時の蛍光
体の発光輝度並びに残光を測定した結果、特定の不純物
元素を特定量この蛍光体に含有させた場合に限り、上記
目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成させるに
至った。
【0010】本発明は (1)組成式 Ln22 S:xRe,yM(ただし、
LnはY、La及びGdの中から選ばれた少なくとも1
種の希土類元素を表し、ReはPr及びTbの中から選
ばれた少なくとも1種の希土類元素を表し、MはNb、
Ta及びMnの中から選ばれた少なくとも1種の元素を
表し、x及びyはそれぞれ1×10-4≦x≦0.2及び
0.01ppm≦y≦1000ppmなる条件を満足す
る数である。)で表される希土類酸硫化物蛍光体; (2)上記(1)において、LnがGdであり、上記R
eがPrであることを特徴とする希土類酸硫化物蛍光
体; (3)上記(1)及び(2)において、x及びyの値が
それぞれ5×10-4≦x≦2×10-2及び0.1ppm
≦y≦200ppmなる条件を満足する数であることを
特徴とする希土類酸硫化物蛍光体; (4)上記(1)ないし(3)に記載の希土類酸硫化物
蛍光体をシンチレーターとして用いたことを特徴とする
X線検出器に関するものである。
【0011】以下、本発明を更に詳細に説明する。
【0012】本発明の希土類酸硫化物蛍光体を製造する
には、まず、蛍光体構成原料化合物として i)Ln23 又は高温で容易にLn23 に変わり得
るLnの化合物、 ii)Re23 又は高温で容易にRe23 に変わり得
るReの化合物、 iii)Mの酸化物又は高温で容易に該酸化物に変わり得る
Mの化合物および iv)硫黄(S) を化学量論的に組成式 Ln22 S:xRe,yM
(ただし、LnはY、La及びGdの中から選ばれた少
なくとも1種の希土類元素を表し、ReはPr及びTb
の中から選ばれた少なくとも1種の希土類元素を表し、
MはNb、Ta及びMnの中から選ばれた少なくとも1
種の元素を表し、x及びyはそれぞれ1×10-4≦x≦
0.2及び0.01ppm≦y≦1000ppmなる条
件を満足する数である。以下、同様である。)なる割合
で秤取し、これに融剤を加えて上記蛍光体構成原料化合
物と共に均一に混合し、アルミナルツボ等の耐熱容器に
充填し、空気中900〜1300℃の温度で1〜10時
間焼成する。次に、融剤等を除去するために得られた焼
成物を純水等で充分に洗浄する。又この時希鉱酸等で洗
浄しても良い。洗浄後、乾燥し、篩にかけて蛍光体粒子
の凝集をといて本発明の希土類酸硫化物蛍光体を製造す
る。
【0013】得られた希土類酸硫化物蛍光体を、該蛍光
体に不溶性の溶媒中にバインダーと共に混合して分散さ
せて蛍光体塗布スラリーを調製して何らかの支持体上に
塗布し、蛍光膜を作成するか、あるいは、得られた蛍光
体を加圧、成型し、再焼成して焼結化することによっ
て、得られた上記蛍光膜または焼結体を、放射線を吸収
した時、瞬時蛍光を発する蛍光発生手段として用い、こ
の蛍光発生手段から発する蛍光を検出し光出力を電気信
号に変換し得るホトマル、ホトダイオー等の通常用いら
れる光電変換素子からなる光検出手段と組み合わせるこ
とによって本発明のX線検出器が得られる。
【0014】上記蛍光体原料中、Ln、Re等の希土類
を含む化合物原料は、予めこれらを混合し、酸等で溶解
した後、これに蓚酸、アンモニア等を加えてこれらの希
土類元素の混合蓚酸塩や水酸化物として共沈殿させてか
ら、仮焼して酸化物に熱分解しておき、これと残りの他
の原料とを均一に混合し、本焼成してもよい。また、本
発明の蛍光体の原料を酸硫化物にするための融剤として
は、硫黄の外にNa2CO3 、K3 PO4 などのアルカ
リ金属の炭酸塩や燐酸塩が用いられ、その添加量は全蛍
光体原料の20〜50重量%とするのがよい。一方、蛍
光体の原料として用いられる硫黄(S)は各蛍光体原料
が酸化されるのを防止するため、焼成雰囲気を硫化性に
するために用いられるため、上記化学量論量より多めに
使用した方が好ましい。
【0015】本発明の希土類酸硫化物蛍光体の付活剤
(Re)の濃度(グラム原子数x値)としては、発光輝
度の点で、1×10-4≦x≦0.2の範囲とするのがよ
く、特に5×10-4≦x≦2×10-2とするのがより好
ましい。又、残光を低減するために含有させる添加元素
Mの含有量(蛍光体の全重量に対するM元素に換算した
時の割合、y値)は、0.01ppmより少ないと、残
光を低減させる効果が得られないので好ましくなく、一
方1000ppmより多いと、残光は低減されるもの
の、発光輝度の低下も著しいため、実用上、好ましくな
い。従って、上記y値の範囲は0.01≦y≦1000
ppmとするのが良く、0.1ppm≦y≦200pp
mとするのが実用上、特に好ましい。但し、M元素の含
有量(y値)のより好ましい量範囲は添加されるM元素
の種類によって異なり、例えば、M元素がNbの場合、
y値が10〜100ppmの範囲にある時が特に好まし
く、M元素がTaの場合、y値が0.5〜20ppmの
範囲にある時、また、M元素がMnの場合、y値が0.
1〜5ppmの範囲にある時、それぞれ残光をより低減
させ、実用的な発光輝度を維持する上で特に好ましい。
【0016】図1は、本発明の希土類酸硫化物蛍光体の
1例である、付活剤Prの濃度(x値)が一定(0.0
01モル)であるGd22 S:xPr、yTa蛍光体
について、添加剤であるNbの含有量(y値)と、得ら
れる蛍光体の発光輝度並びに残光量との相関を示したグ
ラフである。同図において発光輝度は各蛍光体にX線フ
ィルムを密着させ、暗所で管電圧120kVのX線を照
射した時のフィルムの黒化度を測定することによって求
めた瞬時発光輝度であり、残光量は上記発光輝度を測定
するために各蛍光体単独で暗所においてX線を照射した
後、照射を止めてから1秒後にX線フィルムを密着さ
せ、暗所で30分間放置した時のフィルムの黒化度から
求めた累積の残光量を示す。なお、各試料の測定値は、
添加剤(M)を含有しない蛍光体から求められた瞬時発
光輝度並びに残光量をそれぞれを100とした相対値で
示してあり、以下、各実施例に示した発光輝度並びに残
光量の値も同様にして測定した。
【0017】図1からわかるように、添加剤(Nb)の
含有量(y値)がある程度以上増えると蛍光体の残光が
低減するものの、発光輝度も低下するため実用上、好ま
しくなく、逆に、Nbの含有量が少なすぎると残光低減
の効果がない。従って、添加剤(Nb)の含有量(y
値)は、実用上、10ppm≦y≦100ppmの時、
残光は十分に低減され、しかも発光輝度の低下がそれほ
ど大きくない。このような傾向は、蛍光体母体を構成す
る希土類がGdではなくY及びLaであっても、付活剤
元素がPrではなくTbであっても、また、添加剤のM
元素がNbではなくTaやMnであっても類似の傾向に
あることが確認された。なお、本発明の蛍光体において
も、これに従来から残光低減の添加効果が知られている
ようなCe、Ti、Zr等の不純物元素の少なくとも1
種を添加すれば、その残光を一層低減させ得る。
【0018】なお、本発明の希土類酸硫化物蛍光体(L
22 S:xRe,yM)は、これを放射線増感紙用
の蛍光体層として用いた場合、高感度で残光の少ない放
射線増感紙が得られ、特に上記式中、ReがTbである
場合、放射線増感紙用として、感度の点でより好まし
い。
【0019】
【実施例】次に実施例により本発明を説明する。 (実施例1、比較例1) 酸化ガドリニウム(Gd23 ) 200gr、 酸化プラセオジム(Pr47 ) 0.2grおよび 酸化ニオブ(Nb25 ) 28mg を予め、均一に混合し、次にこの混合物に 炭酸ナトリウム(Na2 CO3 ) 80gr、 硫黄(S) 60grおよび 燐酸二水素カリウム(KH2 PO4 ) 20gr を均一に混合し、アルミナルツボに充填して、空気中、
1150℃で5時間焼成した。得られた焼成物を充分に
純水等で洗浄してから、乾燥後、篩にかけて蛍光体粒子
を分散させることによって、実施例1の、組成式、Gd
22 S:0.001Pr、yNb蛍光体を得た。この
蛍光体のNb含有量(y)は化学分析によると20pp
mであった。
【0020】一方、比較のため、蛍光体原料化合物とし
て、酸化ニオブ(Nb25 )を用いない以外は上記の
実施例1と同様にして比較例1のGd22 S:0.0
01Pr蛍光体を得た。
【0021】このようにして得られた実施例1及び比較
例1の蛍光体の組成及び各蛍光体について測定した粒子
径、発光輝度並びに残光量を表1に示す。これらの蛍光
体の発光輝度並びに残光量の測定方法は、図1について
説明した上記各測定方法と同様である。 (実施例2〜6、比較例2〜6)実施例1の蛍光体と同
様にして表1に示した実施例2〜6の組成の各蛍光体を
製造した。
【0022】また、比較のために、比較例1の蛍光体と
同様にして、表1に示した比較例2〜6の組成の各蛍光
体を製造した。
【0023】このようにして得られた実施例2〜6並び
に比較例2〜6の蛍光体について、測定した粒子径、発
光輝度並びに残光量を表1に示す。なお、表1に示した
これらの蛍光体の発光輝度並びに残光量の測定値の相対
値は各実施例とこれと比較するために製造された各比較
例間での相対比較はできるが、各実施例間での絶対比較
は出来ない。
【0024】表1からわかるように、本発明のM元素を
含有させた希土類酸硫化物蛍光体は、いづれもM元素を
含有しない、従来の希土類酸硫化物よりも残光が短く、
発光輝度の低下も少なくて高効率の発光を示し、また、
これらの各蛍光体を放射線−光変換材料として用いたX
線検出器はいづれもS/N比の良好なものであった。
【0025】
【発明の効果】本発明の希土類酸硫化物蛍光体は、従来
の希土類酸硫化物蛍光体に比べ、その残光が著しく低減
されると共に、極めて良好な発光輝度の低下が少なく、
高効率の瞬時発光を呈し、また、この蛍光体を用いて高
効率、低残光のS/N比の大きいX線検出器を提供する
ことが出来る。
【0026】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の希土類酸硫化物蛍光体にお
ける、添加剤(M)の含有量とその蛍光体のX線励起下
における発光輝度並びに残光量との関係を示すグラフで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 秀雄 神奈川県小田原市成田1060番地 化成オプ トニクス株式会社小田原工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組成式 Ln22 S:xRe,yM
    (ただし、LnはY、La及びGdの中から選ばれた少
    なくとも1種の希土類元素を表し、ReはPr及びTb
    の中から選ばれた少なくとも1種の希土類元素を表し、
    MはNb、Ta及びMnの中から選ばれた少なくとも1
    種の元素を表し、x及びyはそれぞれ1×10-4≦x≦
    0.2及び0.01ppm≦y≦1000ppmなる条
    件を満足する数である。)で表される希土類酸硫化物蛍
    光体。
  2. 【請求項2】 上記LnがGdであり、上記ReがPr
    であることを特徴とする請求項1に記載の希土類酸硫化
    物蛍光体。
  3. 【請求項3】 上記x及びyの値がそれぞれ5×10-4
    ≦x≦2×10-2及び0.1ppm≦y≦200ppm
    なる条件を満足する数であることを特徴とする請求項1
    及び請求項2に記載の希土類酸硫化物蛍光体。
  4. 【請求項4】 上記請求項1ないし請求項3に記載の希
    土類酸硫化物蛍光体をシンチレーターとして用いたこと
    を特徴とするX線検出器。
JP16193196A 1996-06-21 1996-06-21 希土類酸硫化物蛍光体及びこれを用いたx線検出器 Pending JPH108048A (ja)

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EP97928449A EP0908503B1 (en) 1996-06-21 1997-06-20 Rare earth sulfate phosphor and x-ray detector using the same
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113287176A (zh) * 2019-12-19 2021-08-20 株式会社东芝 荧光板、x射线检测器及x射线检查装置

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