JPH1080294A - 酵素転換デンプンの調製のための高固形分単相工程 - Google Patents
酵素転換デンプンの調製のための高固形分単相工程Info
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Abstract
素転換方法。 【解決手段】修飾又は未修飾デンプンに、好ましくは顆
粒デンプンに、水及び酵素を、目に見える遊離水相のな
い単相粉末混合物が生成されるのに十分な量で加えるこ
とにより実施する。酵素を混合物中の実質的に一定の水
分含量を保ちながら加熱することにより活性化させる。
酵素転換デンプンはシロップ、顆粒転換デンプンもしく
はその混合物、又はシロップの乾燥により得られる粉末
として回収される。
Description
リー工程で実施される。一般に、「高固形分」酵素スラ
リーは約18〜35重量%の固形分を含む。この転換は
自然デンプンの高粘度が達せられず、且つ撹拌が高固形
分混合物において保たれうるようになるため、顆粒デン
プンの加熱の際に(それを糊化するために)実施され
る。酵素転換の完了後、酵素を失活させる。転換酵素は
往々にして使用前に希釈される。
くつかの特許を以下に説明する。
igman ら,1952年9月2日に特許)は、デンプンを強い
撹拌及び剪断にかけながら熱湯の中でデンプン顆粒を迅
速に糊化及び分散し、デンプン分子を大型フラグメント
へと加水分解する能力を特徴とするデンプン液化アミラ
ーゼにより高温においてこの糊化及び分散化デンプンを
直ちに転換し、酵素を失活させ、そして直ちにこの酵素
転換デンプンを乾燥させることを開示する。
rmbruster ら, 1971年2月2日特許)は、デンプンを15
未満のD.E.に酸加水分解し、次いで細菌性アルファ
ーアミラーゼにより10〜25のDEに転換する工程を
開示する。
日公開)は、膨潤はするが、冷水に溶けず、そして粘度
の低下した顆粒状転換デンプンを調製するための連続工
程を開示する。pHを5〜7に調節するためのバッファー
を含む40〜60%の水分含量を有するデンプンアルフ
ァーアミラーゼ混合物を、室温にて、又は糊化温度以下
の温度において数時間にわたり硬化させ、その後70〜
150℃に保ったデンプンドライヤーの中に入れる。乾
燥中、その温度及び水分含量はデンプンの加水分解のた
めに適切なものに変わる。加水分解、加水分解デンプン
の乾燥及び残留酵素の不活性化が70〜150℃での加
熱の際に同時に起こる。液状タイプのアミラーゼは70
〜90℃において最強の加水分解活性を示すが、高温
(即ち、90℃以上)では、水分含量が35%を超えて
いると、デンプンは加水分解活性を受けるが、同時に糊
化してしまい、そして混合物の水分含量が30%未満だ
と、デンプンの糊化は困難なものとなるが、同時に酵素
による加水分解は急低下する傾向にある。このような対
立する性質を満足せしめるため、混合物の水分含量をド
ライヤーの中で40〜60%から30〜35%に下げ、
そして酵素加水分解中の温度を90〜100℃にまで高
める必要がある。
orehouseら,1972年5月16日特許)は二段加水分解を開
示する。第一段階は非常にわずかなデキストリン化又は
糖化を伴ってデンプンを液化するように酸又は酵素によ
り高温で短時間で実施する。第二段階は所望のDEが達
成されるように細菌性アルファーアミラーゼによりアル
カリpHにおいて実施する。
odnar ,1972年2月22日特許)は、デンプンの水性スラ
リーを<35のDEを有する製品が得られるのに十分な
条件下でデンプン液化酵素により処理することによって
デンプン転換シロップを作る二段工程を開示する。この
液化デンプンスラリーを次いでグルコアミラーゼ及び麦
芽酵素で消化して<45%のデキストロースと85%の
総発酵性糖を供するのに十分な量のマルトースとを有す
るシロップを得る。
rmbruster ,1974年11月19日特許)は、ワキシーデンプ
ンを細菌性アルファーアミラーゼにより85℃以上の温
度で処理してワキシーデンプンを液化し、その液化ワキ
シーデンプンを約80℃に冷却し、そしてその液化ワキ
シーデンプンを細菌性アルファーアミラーゼにより約5
〜約25のD.E.へと転換することを開示する。
rmbruster ,1974年12月10日特許)はデンプンを細菌性
アルファーアミラーゼにより15未満のDEにまで加水
分解し、加水分解を加熱処理により止め、そして更に約
5〜20のDEにまで転換することを開示する。
each,1975年11月25日特許)はデンプン(5〜約40%
の固形分)の水性スラリーをアルファーアミラーゼ及び
任意的に糖化酵素(例えばベーターアミラーゼ又はグル
コアミラーゼ)で加水分解することを開示する。糖化酵
素は好ましくは顆粒デンプンを可溶化温度又はそれより
低い温度(例えば50〜65℃及びpH4〜6)において
実質的に可溶化させた後に加える。この混合物をデンプ
ンの一次糊化温度と実際の糊化温度との間の温度におい
て好ましくはpH5〜7で加熱する。
lack,1977年3月29日特許)はデンプンの連続酵素液化
のための方法を開示する。好ましくは、デンプンは生デ
ンプンとする。適当な酵素は細菌性アルファーアミラー
ゼである。デンプン(乾燥固形ベースで10〜45重量
%)の酵素含有懸濁物を加熱した乾燥デンプン(170
〜210°F)の撹拌本体に連続式に加える。仕込んだ
デンプンを糊化させ、そして部分転換したデンプンと混
合し、容易に撹拌及びポンピングするのに十分に低い粘
度を有するブレンドを維持する。ブレンドのストリーム
を転換タンクから連続式に取り出し、そして酵素を失活
させるように処理する。この工程はブレンドの最大粘度
を5000cps 以下のBrookfield粘度(10
0rpm 及び88℃−190°F)に制約するように管理
する。様々な酵素転換度となったデンプンのブレンドが
得られ、その理由は個々のデンプン顆粒又は分子に関し
て加熱及び酵素処理が均一にわたらないからである。
9月17日公開)は70重量%以下の固形分含量を有する
デンプンペーストを得るように自然又は化学修飾デンプ
ンを液化するための連続式工程を開示する。顆粒形態の
デンプンを、スラリーの中間形成することなく、反応ゾ
ーンに連続式に供給し、そこでそれを撹拌水性媒体の中
で高温(50〜98℃)及び4.5〜8のpHにおいて酵
素(例えばアルファーアミラーゼ)の作用にかける。液
化が完了したら、液化デンプンを酵素の不活性化により
安定化させる。より多い高分子の比率及びより広い分子
量分布が、分子がより小さく、且つ実質的に同サイズと
なる不連続式工程と比べ、得られる。
(1980年4月8日公開公報)はデンプンを連続式に分解
及び消化するための工程を開示する。乾燥デンプン粉末
を液体水又は水性デンプン懸濁物と一緒にデンプン分解
酵素、好ましくはアルファーアミラーゼを含む撹拌転換
器に入れ、その際温度はスチームを120〜125℃及
び2〜4bar で注入することにより70〜90℃にまで
上げる。転換器を出る製品を所望の濃度への最終希釈の
前に酵素不活性化性剤で処理する。80%までの及びそ
れより高い固形分含有量を有するデンプンペーストが得
られる。
ozich. Jr, 1990 年5月1日特許)はアルファーアミラ
ーゼをグルコアミラーゼと組合せて用いてデキストリン
接着剤を作るための改良スラリー法を開示する。グルコ
アミラーゼの機能は限界デキストリンの問題及び機械剪
断工程を排除することにある。アルファーアミラーゼは
線形アミロース分子のa(1→4)結合をランダム切断
し、そして枝分れアミロペクチン分子を限界デキストリ
ンの(1→6)グルコシド結合まで切断する。水性反応
スラリーの中でボルテッスが生ずるのに十分なほどにス
ラリーを撹拌し、これにより剪断によらない適当な混合
を保つ。最適なフラグメントサイズ混合物が得られるま
で加水分解を続ける(20rpm ,110°F,45〜5
5%の固形分及び0〜16%の硼酸ナトリウム五水和物
にて1,000〜2,000cpsのBrookfiel
d粘度により表示)。次いで酵素を失活させる。得られ
るスラリーの流体特性は必要なだけ調整できうる。
年8月4日公開)はフラワーの酵素分解のための二段工
程を開示する。第一段階はアルファーアミラーゼによる
処理を包括する。第二段階は任意的にプルラナーゼと組
合せたベーターアミラーゼによる処理を包括する。懸濁
物の乾燥固形分含有量は可能な限り高く、例えば30〜
50%とする。
ayashiら,1995年8月29日特許)は顆粒デンプンをアル
ファーアミラーゼ及び/又はグルコアミラーゼにより1
0〜65℃において若干分解させて顆粒デンプンの粘度
を下げる方法を開示する。デンプンは0.1〜15%、
好ましくは0.1〜1%分解する。
に利用できる方法が必要である。
めの高固形分酵素転換方法であって、 (a)修飾又は未修飾の冷水不溶性デンプンに、水及び
デンプン加水分解性酵素を、目に見える遊離水相のない
単相粉末混合物が生成するのに十分な量で加える; (b)前記粉末混合物を前記酵素のほぼ至適温度に加熱
することにより活性化し、その際その混合物において実
質的に一定な水分含量を保っておく(即ち、出発水分含
量の±5%以内); (c)前記酵素で前記デンプンを加水分解する;そして (d)任意的に前記酵素を失活させる;工程を含んで成
る。
デンプンを調製するための高固形分工程であって、上記
の通りに調製するものであるが、但しアルファーアミラ
ーゼを使用する場合、工程(b)における水分含量を約
15〜35%にし、そして酵素がアルファーアミラーゼ
以外の酵素であるか又はアルファーアミラーゼを含む酵
素混合物であるとき、総水分含量を約15〜40%にす
る方法に関する。
ー化顆粒デンプン、アルファー化顆粒デンプン、及びア
ルファー化であるが冷水溶性でないデンプンを含むこと
を意図する。
のない混合物を意味し、一方「スラリー」は二相、即ち
水相とデンプン相とより成る。ここでいう好適な総水分
含量は全混合物の約15〜40重量%であるが、但し転
換顆粒デンプンがアルファーアミラーゼのみで調製され
たものであるとき、総水分含量は約15〜35%であ
る。
量を供するのに十分な量の水を顆粒デンプン粉末上に分
散させる。顆粒デンプンの典型的な水分含量は約10〜
14%とする。即ち、工程(a)において総水分量を所
望の量にするのに十分な水を加える。ここでいう「総水
分量」とは顆粒デンプンの中に一般的に存在している平
衡水分と添加した水との合計を意味する。
装置又は粘性ポリマー配合装置の中の如きで混練及び圧
縮する混合工程にかけるとき、それは水分含量及び存在
する溶質の量に依存して、糊化及び転換の開始前に非常
に高粘度でコンパクトな練り粉状の塊となりうる。連続
機械剪断は温度を上昇させ、そして糊化及び転換を及ぼ
すであろう。
き、粉末混合物が加熱されると、その熱及び水分はデン
プン顆粒の膨潤を誘発し、そしてデンプンは完全又は部
分的に糊化し、そして同時に転換する。粉末混合物がア
ルファー化冷水非分散性デンプンを含むとき、熱及び水
分はデンプンを分散させ、そしてデンプンは完全に糊化
し、そして同時に転換する。デンプンが転換されると、
通常粉末は液化する。液化製品又は部分転換顆粒製品の
いづれが得られるかは水分含量と濃度とに依存する。例
えば、ワキシーメイズデンプンを35%の水分において
70℃以下でアルファーアミラーゼで処理すると部分加
水分解顆粒デンプンが得られる。しかしながら、40%
の水分及び95℃以上では、ワキシーメイズトウモロコ
シはアルファーアミラーゼにより糊化、加水分解、液化
する。自然デンプンのピーク粘度に達成されることはな
い。
デキストリンの還元性糖含量により示される転換度の表
示である。
又はシロップと転換顆粒デンプンとの混合物の形態であ
ってよい。ここでいう「シロップ」は液体及び粘性ペー
ストを包括する。得られるデンプンシロップは高固形含
量(例えば60重量%以上、一般には65〜75重量
%)で得られる。シロップはスプレードライ、ベルトド
ライ又は凍結乾燥してよい。酵素転換デンプンは水溶性
粉末としてデンプンシロップから回収し得る。所望する
なら、糖副産物を洗浄により顆粒転換デンプンから回収
し得る。
ゼを単独で又はアルファーアミラーゼと混合して用い、
高固形分酵素転換方法によっても調製できうる。
定の無機塩類及び/又はpH調整剤、例えば酸、塩基又は
緩衝剤を使用してよい。
度及びpHに至る直接又は間接加熱及び/又はpH調整によ
り活性化し得る。酵素はpHを下げる、阻害塩を加える、
又は温度を上げることにより失活し得る。
のために用いるインジェクションスチームの凝縮、及び
転換中の蒸発に影響される。生成固体は加水分解により
増加する。100のD.E.に至る転換中、デンプンの
乾燥重量は加水分解反応生成物に対する水の共有結合に
より11.11%上昇する。この乾燥重量の塩又は転換
度に比例する。固体は凝縮スチームにより減り、そして
蒸発により増える。
転換工程の際に撹拌を必要としない。従来技術の酵素転
換工程に反して、本法は混合物が目に見える遊離水のな
い単相となるような高い固形分含量において実施する。
素転換デンプンの調製において使用するデンプンは任意
の起源に由来しうる。デンプンのための典型的な起源は
穀類、塊茎、根、豆及び果実デンプン並びにハイブリド
デンプンである。適当な天然起源にはトウモロコシ、エ
ンドウマメ、ジャガイモ、サツマイモ、モロコシ、コム
ギ、コメ、ワキシー(モチ)メイズ、ワキシータピオ
カ、ワキシーライス、ワキシーオオムギ、ワキシーコム
ギ、ワキシポテト、ワキシーモロコシ、40%以上のア
ミロースを含むデンプン(高アミロースデンプンともい
う)等が含まれる。
酵素が使用できることを条件としてフラワーを転換する
ことが可能でありうる。
ましい。顆粒アルファー化デンプンも本発明において有
用である。アルファー化顆粒デンプンは当業界公知の方
法により調製できる。アルファー化はデンプン顆粒の大
半が膨潤されるが、完全なまま残るような態様で実施す
る。アルファー化顆粒デンプンを調製するための典型的
な方法は米国特許第4,280,851号、同4,46
5,702号、同5,037,929号及び同5,14
9,799号に開示され、その開示内容は引用すること
で本明細書に組入れる。予備分散(即ち、アルファー化
デンプン)も、それらが冷水不溶性であることを条件
に、高固形分単相酵素転換方法において利用できうる。
これらはジェット加熱及びスプレードライングにより調
製できる。
スはこの高固形分工程において様々な酵素感受性を有
す。顆粒高アミロースデンプンは高固形分単相工程にお
いて転換するのが一層困難である。デンプンの化学誘導
化は糊化温度を下げ、転換し易くなりうる。
い。化学修飾には熱−及び/又は酸−転換、酸化、リン
酸化、エーテル化、エステル化、化学架橋、慣用酵素修
飾等が含まれる。これらの修飾は好ましくはデンプンを
酵素転換する前に施すのが好ましい。デンプンを修飾す
るための手順はM.W. Rutenberg p22〜26から22〜47,Han
dbook of Water Sduble Gums and Resins, R.L. Davids
on, Editor (McGraw-Hill, Inc., New York, NY 1980)
の「Starch and Its Modification 」の章に記載されて
いる。
O 95/04082(1995年2月9日公開)に記載さ
れている熱阻害型デンプンも本発明における使用に適す
る。
は細菌、菌類、植物及び動物酵素、例えば、デンプンの
1→4グルコシド結合を切断するエンド−アルファーア
ミラーゼ、アルファー1,4−結合の非還元性末端から
段階式マルトース単位を除去するベーターアミラーゼ、
デンプン分子の非還元性末端から段階式にグルコース単
位を除去し、且つ、1→4及び1→6結合の双方を切断
するグルコアミラーゼ、並びに枝切り酵素、例えばアミ
ロペクチン含有デンプンの1→6グルコシド結合を切断
するイソアミラーゼ及びプルラナーゼが含まれる。アル
ファーアミラーゼ及びそれとその他の酵素との混合物が
好ましく、そして固有の二形態又は多形態分子量プロフ
ィールをもつ酵素転換デンプンを調製するために使用さ
れる。
顆粒デンプンをプルラナーゼの如き枝切り酵素で処理す
るときに得られる。得られる枝切りデンプンは加熱した
分散デンプンの慣用の枝切りにより生じる酵素転換デン
プンよりもはるかに高いピーク分子量を有する。更に、
酵素枝切りされたワキシーメイズの分子量は同一の転換
条件でさえもアルファーアミラーゼ転換されたワキシー
メイズのそれと異なる。
るが、多くの市販製品は有意な量のその他の酵素形態の
不純物及び不活性形態のタンパク質を含む。例えば、市
販の細菌性「アミラーゼ」は時折り「プロティナーゼ」
(タンパク質を分解する酵素)を含むであろう。抽出及
び部分精製を経て、市販の酵素は粉末又は液体濃縮物と
して販売されている。
り、そして通常は供給者により企案される。変動要因に
は温度、pH、基質固形分濃度、酵素用量、反応時間及び
アクチベーターの存在が含まれる。たいてい、非絶対的
な至適反応条件がある。「至適」pHは温度に依存しう
る;「至適」温度は反応時間に依存しうる;「至適」反
応時間は費用に依存しうる;等々である。反応時間は1
0分から24時間、又はそれ以上、一般にはアルファー
アミラーゼにとっては1〜14時間である。従って、推
漿する条件は通常妥協される。
質の存在により改善される。いくつかの酵素は一定の塩
類によっても安定化される(細菌性アミラーゼはカルシ
ウム塩により安定化される)。重金属及びその他の酵素
毒、例えば酸化剤を酵素反応体から除去することは必須
である。これらの材料は通常酵素の永久的な失活(即
ち、変性)をもたらす。しかしながら、往々にして反応
生成物により(生成物阻害)又は通常の基質に構造的に
近縁する物質により(競合阻害)、酵素活性が可逆的に
低下する数多くの状況がある。可逆性インヒビターは酵
素と一時的に複合し、それ故正常な反応に有用な酵素の
量を減らしてしまうる。
Corn Wet Milling」P.H. Blanchard, Industrial Chemi
stry Library, 第4巻(Elsevier, New York, NY 1992)
に論じられている。
and Son Inc.) のEynon-Lane Volumetric Method #423
より応用したフェーリング容量測定法をD.E.を決定
するために利用する。
ンプン溶液(w/v)を調製する。通常の濃度は10g
/200mlである。デンプン溶液を50mlのビュレット
に移す。500mlのエーレンマイヤーフラスコの中の5
0mlの蒸留水に5mlづつのフェーリング溶液A及びBを
ピペットにより加える。フェーリング溶液Aは500ml
の容量のメスフラスコの中に溶解され、その容量となっ
た34.6gの硫酸銅(CuSO4 ・5H2 O)を含
む。フェーリング溶液Bは500mlのメスフラスコの中
に溶解され、その容量となった173gのロッシェル塩
(NaKC4 H4O6 ・4H2 O)及び50gの水酸化
ナトリウム(NaOH)を含む。これらのフェーリング
溶液をBureau of Standardsより得
た標準化デキストロースに対して標準化する。
験手順に従ったが、但し200mlの蒸留水当り0.50
00無水グラムのデキストロースを試験溶液として用い
る。次式により、系数を計算する:
方に適用され、そして小数点4位まで計算する。フラス
コの内容物をホットプレートで沸騰させる。デンプン溶
液を、沸騰させながら、明瞭な赤茶色の終点に至るまで
滴定する(沈殿した酸化第一銅)。使用するデンプン溶
液のmlを記録する。
して計算する:
いて使用したデンプン溶液のmlに相当し、そして「デン
プン濃度」はg/mlで示す無水物ベースに基づくデンプ
ン溶液の濃度に相当する)。
Water Associcates GPC−150
Cモデルを用いて決定する。PolymerLabor
atories(Amherst,MA)より入手した
高度架橋型球状ポリスチレン/ジビニルベンゼンより成
る2本のPLゲルカラム(105 及び103 )を一列に
接続する。標準品としてAmerican Polym
erStandards Corp.(Mentor,
Ohio)由来のデキストランを使用する。実験条件は
80℃のカラム温度、1ml/min の流速とする。移動相
は5mMの硝酸ナトリウム(NaNO3 )を有するジメチ
ルスルホキシド(DMS)とする。サンプル濃度は0.
1%とし、そして注入容量は150μlとする。
ld粘度計及び適当なスピンドルを用いて測定する(ス
ピンドルは材料の予測の粘度に基づいて選定する)。試
験サンプルを入れ、そしてスピンドルをサンプル中の適
当な高さにまで下げる。粘度計を回転させ、そしてスピ
ンドルを一定の速度(例えば10又は20rpm )で少な
くとも3回転、測定を行う前に回転させる。適当な変換
係数を利用し、サンプルの粘度(センチポアズ)を記録
する。
ない限り非アルファー化顆粒デンプンを使用し、そして
以降に記載の様々な酵素を使用した。
L及びTermamylとした。これらはNovo N
ordiskより入手した。Banは約70℃の至適温
度、6.0〜6.5の至適pH、120 KNU/gの活性、
及び0.005〜1.0%、好ましくは0.01〜0.
5%の推漿の用法(デンプンの重量に基づく)を有する
慣用のアルファーアミラーゼである。Termamyl
は90℃以上の至適温度、120 KNU/gの活性及び
0.005〜1.0%、好ましくは0.01〜0.5%
の推漿の用法(デンプンの重量に基づく)を有する熱安
定性アルファーアミラーゼである。1キロNovo単位
(1KNU )はNovo Nordiskの標準法(基質
として可溶性デンプン、溶媒中の0.0043Mのカル
シウム含有量、37℃及びpH5.6で7〜20分を利用
してアルファーアミラーゼを決定するための方法)にお
いて1時間当り5.26gのデンプン(Merck, Amylum
Solubile, Erg. B6,バッチ 994 7275)を分解する酵素の
量である。
アミラーゼの混合物はダイキン工業(株)(日本、大阪
府)より得たAspk 27とした。至適条件は開示さ
れていない。
innsugar Groupより入手したSpezy
me BBA 1500とした。この酵素のための至適
条件はpH5.0〜7.0及び55〜65℃の温度であ
る。これは1500Dp°/mlの活性を有し、そしてその
推漿の用法(デンプンの重量に基づく)は0.1〜2.
0%、好ましくは0.2〜0.8%である。1度のジア
スターゼ力(Dp°)は、サンプルを100mlの基質と2
0℃で1時間インキュベートしたときに5mlのフェーリ
ング溶液を還元するのに足りる還元性糖を供する5%の
サンプル酵素調製品溶液0.1mlの中に含まれる酵素の
量である。
l)はエクソ−1,4−アルファーD−グルコシダーゼ
である。至適条件はpH4.5及び60℃である。これは
300AGU/mlの活性、0.005〜1.0%、好まし
くは0.01〜0.5%の推漿用法(デンプンの重量に
基づく)を有する。1Novo無水グリコシダーゼ単位
(AGU )は、25℃,pH4.3で30分にて、基質とし
てマルトースを用い、1分間当り1μmol のマルトース
を加水分解する酵素の量して定義する。
600L(プルラナーゼ)であり、これもNovo
Nordiskより入手した。これは60℃の至適温度
及び5.1の至適pHを有する熱安定性枝切り酵素であ
る。これは200 PUN/gの活性を有し、そしてその推
漿用法(デンプンの重量に基づく)は1〜15%、好ま
しくは2〜10% PUN/gである。これは600 PUN/
mlの濃縮物の活性を有するPromozymeの濃縮形
態である。1プルラナーゼ単位Novo(PUN)は以下に
示す条件下で1分当り1μmol のグルコースに相当する
還元力をもつ還元性炭水化物を遊離させるようにプルラ
ンを加水分解する酵素の量である。この酵素のための至
適条件はpH5.0(0.05Mのクエン酸バッファー)
及び40℃の温度である。
果を示す。
レードの付いたRossミキサー(Charles Ross & Son
Co., Hauppauge, NY)の中に入れた。0.1%づつのT
ermamyl及びBanの混合物を使用した。20%
及び40%の総水分含量とするのに十分な水を加えた。
1%の平衡水分含量を有するものを用いて比較実験を行
った。一の実験において、酵素(0.2%づつのBan
120L及びTermamyl)をディスポーザブル
マイクロピペットから微液滴としてデンプンに加えた。
このデンプン及び酵素をHobartミキサーの中で更
に10分混合した。この混合物の一部(100gづつ)
を2個の16オンスジャーに移し、そして98℃に設定
したオーブンの中に24時間入れておいた。別の実験に
おいて、1,000gのデンプン(10.3%の水分)
をHobartミキサーボウルの中に入れた。Term
amyl(デンプンに基づいて0.2%)を495mlの
水道水(pH6.2)と混合し、そしてデンプンに加えて
40%の総水分含量にした。デンプン、酵素及び水の混
合を低速で10分実施した。この混合物を室温で11.
4%の水分含量となるまで風乾した。風乾したデンプン
(100g)を200mlのジャーに入れ、そして蓋をし
た。このジャーを98℃のオーブンの中に24時間入れ
た。得られる生成物は、GPCにより検査したとき、基
礎のワキシーメイズデンプンと比べ、あるにしてもわず
かにしか転換されていなかった。
びに20及び40%において加水分解したワキシーメイ
ズの分子量分布を示す。同一の条件下で、総水分量は最
終生成物の分子量により示される通り転換度に大きな作
用を及ぼした。水分含量を増やすと、一般に転換度は上
昇する。平衡水分含量では(添加水なし)、デンプン酵
素転換は事実上なかった。
zyme(S)及びそれらの混合物を用い、10ガロン
のゲートミキサーリアクターの中で行った一連の酵素転
換を示す。一部のケースにおいては、酵素を二段階で添
加した。
インチのものとした。幅1/2インチ、深さ2インチの
ステンレススチール製バーストックより成るゲート撹拌
器は高10 1/2インチの4本の鉛直レーキを有し
た。外側レーキは内側のタンク壁から1/2インチ離れ
ている。内側レーキは外側セットから3 1/4インチ
離れている。タンクの頂部に取付けられているのは同一
のバーストックの4本のブレーカーバーであり、タンク
壁から1 3/4及び5 1/4インチ離れている。0
〜60rpm で可変式の電気駆動が攪拌器を動かす。タン
クの頂点の通気孔は可変式のドラフト強制排気を担う。
タンクの側面及び底面にはスチーム加熱及び水冷のため
のジャケットが付いている。直径1/2インチのスチー
ム注入ポートが側面壁において、タンク底部から1イン
チの高さで設けられている。熱対子プローブが一本の外
側ブレーカーバーの底部に取り付けられている。タンク
の底部において、ボールバルブを有する2インチのポー
トが製品の流出のために設けられている。このような転
換のため、取外式金属プラグをドローポートの中に挿入
し、初期乾燥添加物の一部が不均一な水分、酵素又は熱
を受容する可能性をなくさせている。
粒デンプンをタンクに加えた。酵素添加物を、無水物ベ
ースに基づき25%の水分含量にその添加物をするのに
十分な量の水で希釈した。水/酵素混合物をデンプンに
混合しながら加えた。この混合物は、酵素/水混合物の
添加を経て、乾燥デンプンと湿ったデンプンとのブレン
ドとなり、直径0.5インチ未満に凝集した。
デンプン全体に拡散させた。デンプンは、放置後、湿っ
た流動性粉末となっていた。
性スチームの注入により(何らかの表示がない限り32
psi )、及び/又は任意的にタンクジャケットの加熱に
より加熱した。一般に、塊は加熱中混合しておくが、こ
れは必須ではない。混合は熱伝導を高めるにすぎない。
性予備分散デンプンが溶解すると)、それは転換されて
おり、そしてその反応混合物は湿った粉末から湿った練
り粉状の塊、そして分散シロップへと変化する。このよ
うな変化は温度を50℃から90℃に上昇させると起こ
る。液化の開始が起こる温度は水の活性、酵素活性化温
度及びデンプンのタイプに依存して変わる。
ル中に水分の若干の損失がある。注入スチームを遮断し
たら、温度をジャケット加熱により30分間表示温度に
保っておく。次いでバッチを50℃以下に冷やし、そし
て取り出す。任意的に、pHをリン酸で3.5に下げ、そ
してその混合物を30分そのままにして任意の残留酵素
を不活性化させる。pHは必要に応じて再調整する。
びに保持温度を以下の表に示す。固形分含量及びデキス
トロース当量(D.E)も示す。化学誘導デンプンにつ
いては、置換度(D.S.)を示す。デンプンを誘導化
するのに用いた試薬はプロピレンオキシド(PO)、オ
センチルコハク酸無水物(OSA)及び酢酸無水物(A
C2 O)、並びに3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル
トリメチルアンモニウムクロリド(Quat.)とし、
それらは表示のD.S.を供するのに足りる量で使用し
た。デンプンベースが流動性デンプンのとき(酸転換デ
ンプン)、水流動度(W.F.)を示す。デンプンベー
スの一方はジェット加熱(JC)及びスプレードライ
(SD)した予備分散デンプンとした。
導デンプン、流動性化学誘導デンプン並びに化学誘導及
び架橋デンプンを含む様々なデンプンが高固形分単相酵
素転換方法を利用して転換できることを示す。サンプル
No.13の如き高度に誘導されたデンプンでさえも転換
できた。
換を示す。全部で1,000gのワキシーメイズデンプ
ン(10.5%の水分)を標準ブレードの付いたダブル
プラネタリーRossミキサーの中に入れた。水(49
0ml)を1:3の塩酸:水(w/w)で混合することに
よりpH4.5に調整し、そして1%のグルコアミラーゼ
AMG 300Lを加えた。次いでこの酵素溶液を全部
で40%の水となるのに十分な量となるようにミキサー
に加えた。ミキサーの蓋をし、そしてデンプン及び酵素
溶液をミキサー設定値を2にして室温で5分混合した。
得られる混合物は目に見える遊離水のない湿った粉末で
あった。この混合物の温度を60℃にまで高め、グルコ
アミラーゼを活性化した。その混合物を60℃に2時間
保った後、サンプル(265g)をミキサーから取り出
した。
決定するため、5gのサンプルを10.03mlの水の中
にスラリー化し、そして10,000rpm で10分遠心
分離した。リフラクトメーターによる測定に従い、上清
液中の溶質は3.8%であった。計算を通じ、及び酵素
溶液中の溶質についての補正後、酵素転換の際に可溶化
したデンプンの量はデンプンの乾燥重量に基づき12.
6%と決定された。
中にスラリー化し、3:1の水:塩酸溶液でpH3.4に
調整し、pH3.4に1時間保持し、pH5.5に再調整
し、濾過し、そして風乾してサンプルAを得た。
(全部で5時間)。サンプル(約75g)を取り出し
た。可溶化した材料はデンプンの乾燥重量に基づき1
9.7%と決定された。残りのサンプルのpHを調整し、
濾過し、そして風乾してサンプルBを得た。
6〜77℃に1時間保った。生成物はデンプン顆粒の膨
潤及びグルコアミラーゼ転換により生成した溶質(即
ち、グルコース)により若干練り粉状であった。この生
成物をバラバラにし、そして風乾してサンプルCを得
た。
ミラーゼ転換ワキシーメイズデンプンの分子量分布を示
す。グルコアミラーゼ転換ワキシーメイズに関し、もし
その生成物を水で洗わないと(サンプルC)、その生成
物はグルコースピークを示した。グルコースアミラーゼ
転換ワキシーメイズを水で洗ったとき(サンプルB)、
グルコースピークは存在しなかった。サンプルB及びC
は共に中間的な分子量の物質が本質的になり天然ワキシ
ーメイズと似たような高分子量ピークを示した。グルコ
アミラーゼ転換ワキシーメイズが中間MW物質を含まな
いこと、及び洗浄生成物が似たようなMW分布を有する
ことは、グルコアミラーゼが顆粒の中のあるデンプン分
子を選択的に加水分解し、そして残りの分子はそのまま
とすることを示唆した。
ラーゼによる選択的及び局部的攻撃は酵素転換デンプン
の走査電子顕微鏡(SEM)でも示される。
則であり、且つ50ミクロンから約300ミクロンに範
囲する粒子塊を含んで成る。粒子塊の形成はおそらくは
顆粒を接着させ合うグルコースによるであろう。詳細な
図での表層は穴を示し、一部の顆粒には多くの穴があ
り、そして一部は比較的乱れていなかった。典型的な穴
はサブミクロンの直径であった。
塊しかなく、グルコースが洗い流された後、その物質は
個々の顆粒へとよく分散されることが示唆される。ここ
でも、一部の顆粒において穴形成があり、そして残りは
比較的穴形成がなかった。
合物を利用する顆粒ワキシーメイズの転換を示す。
1%のAspk27により50℃、40%の総水分量で
処理した。乾燥粉末デンプンを5.5時間の転換後回収
した。グルコースの有意な生成が未洗浄の酵素転換生成
物のGPC曲線において示された。SEMも上記の通
り、酵素転換顆粒においてピンホールを示した。
メイズデンプンを転換することによる固有分子量プロフ
ィールを有する新規マルトデキストリンの調製を示す。
び40%の総水分を利用して前記の通りにデンプンをP
romozymeで処理したが、ただし水のpHは5.1
0に調整し、そして0.3%の枝切り酵素を使用した。
デンプン及び酵素混合物を58〜60℃に24時間保っ
た。最終生成物は若干練り粉状であり、そしてデンプン
顆粒は凝集しているように認められた。
イズベース及び酵素枝切りしたワキシーメイズの分子量
分布を示す。面積の積分から、ワキシーメイズの約45
%が、ベースと比べ、転換されていた。転換はグルコア
ミラーゼ又はベーターアミラーゼによるのではなく、そ
の理由はグルコース又はマルトース副産物が生成されな
かったからである。
メイズ及びアルファーアミラーゼワキシーメイズ(Ba
n)の分子量分布を比較した(図14参照)。双方の酵
素処理を60℃及び40%の水分で行った。Promo
zyme転換ワキシーメイズ及びBan転換ワキシーメ
イズは非常に異なるMW分布を有していた。アルファー
アミラーゼ転換ワキシーメイズは低分子量オリゴ糖と高
分子量分子との混合物を有し、それぞれのピーク分子量
は1,000及び3.2×107 であり、そして中間分
子量物質は非常に低レベルでしかなかった。一方、Pr
omozyme枝切りワキシーメイズは有意な量の10
6 にピーク分子量をもつ物質を有していた。
させ、そしてそれらをPromozymeで枝切りする
と、得られる枝切り物質は上述の枝切り物質よりもはる
かに低い分子量及び異なるプロフィールをもつであろ
う。
つ別の新規のマルトデキストリンの調製を示す。
sミキサーの中に入れた。水道水(485ml,pH6.
5)を0.2%のBan 120Lと混合し、そしてそ
の混合物をRossミキサーに加えた。総水分量は40
%とした。ミキサーの蓋をし、そしてデンプン及び酵素
溶液を室温で、ミキサーの設定値を1にして混合した。
次いで温度を60℃に上げ、そしてその混合物をミキサ
ー設定値を3にしてその温度に2時間保った。サンプル
(約100g)を取り出し、そしてGPC分析のために
風乾した。その温度を95℃に高めて酵素を失活させ、
そしてその混合物を95℃に15分保った。デンプンは
60℃で2時間加水分解された後でさえも粉末状のまま
であった。温度を95℃に上げると、デンプンは液化し
た。サンプル(約100g)を取り出し、そしてGPC
分析のためにガラスプレート上で風乾した。
キシーメイズマルトデキストリン(DE4)及び天然ワ
キシーメイズと比べ、異常な分子量分布を示した(図4
参照)。60℃では、28.3%のワキシーメイズが転
換され、一方95℃では、60.2%のワキシーメイズ
が転換された。単相法により調製したマルトデキストリ
ンは低分子量オリゴ糖と高分子量糖との混合物であり、
それぞれ1,000及び3.2×107 のピーク分子量
をもつ、そして中間分子量マルトデキストリンは事実上
なかった。
I −70%のアミロース)の転換を示す。
0.47)を例1の手順を利用し、1,000gのデン
プン、40%の総水分量及び0.2%のTermamy
lを用いてアルファーアミラーゼにより加水分解した。
デンプンは98℃で4時間経て液化し、そして冷却によ
り最終生成物は粘性溶液となった。
ファーアミラーゼ転換ヒドロキシプロピル化VII の分子
量分布を示す。
ンエステルの転換を示す。
載の通りにして、1,000gのデンプン、40%の総
水分量、及び1gのBan 120Lと0.5gのSp
ezymeとの混合物を利用し、アルファーアミラーゼ
とベーターアミラーゼとの混合物で処理した。この混合
物を60℃に4時間保った。練り粉状の物質が形成され
た。この生成物をバラバラにし、そして風乾した。この
生成物の一部(400g)を1,000mlの水の中にス
ラリー化し、0.1Mの塩酸で30分にわたりpH3.0
に調整しておき、3%の水酸化ナトリウムによりpH6.
0にもどし、そしてスプレードライした。
をアルファーアミラーゼとベーターアミラーゼとの混合
物で転換すると、低分子量ピーク(800)が認められ
ることを示した。しかしながら、検出したピークの小さ
い標準化面積は、ほとんどのサンプルが消え、そして検
出されなかったことを示唆する。低分子量物質は最終生
成物の重量に基づき約12%と推定された。
調製を示す。これは単相高固形分法を利用して調製し
た。
05D.S.)を例1に記載の通りにして、1,000
gのデンプン、40%の総水分量並びに1mlづつのBa
n120L及びTermamylを用いてアルファーア
ミラーゼにより転換した。デンプンは約80℃で液化し
始めた。温度が95〜98℃に高まるとRossミキサ
ーの中で水性液体生成物が観察された。この混合物を9
5〜98℃に2時間に保った後、硬化した石様の物質が
Rossミキサーの中で形成された。
5D.S.)はGPCによっては検出されず、おそらく
はDMSO移動相におけるその高い分子量又は高い流体
動力学容量を理由とする。この転換アセチル化ワキシー
メイズ(1.05D.S.)のGPC分子量プロフィー
ルは多数のピークを示した。そのBrookfield
粘度(DMSO中5%の固形分、スピンドル#4,10
0rpm )は56cps であり、一方未転換アセチル化ワキ
シーメイズの同じ濃度でのBrookfield粘度は
2,480cps (5%の固形分、スピンドル#4,20
rpm )であった。この有意な粘度低下はアセチル化ワキ
シーメイズがたとえそれが1.05のD.S.を有して
いたとしても加水分解及び脱重合されたことを示唆す
る。
ット付タンクに33ポンドの化学修飾アルファー化顆粒
トウモロコシデンプンを添加した。デンプンは顆粒トウ
モロコシデンプンを約0.05のD.S.となるのに十
分なプロピレンオキサイドと反応させ、次いでそのヒド
ロキシプロピル化顆粒デンプンを米国特許第4,28
0,851号の方法を利用してスプレードライすること
により予備分散させた。このデンプン粉末に、約75%
の出発固形分のために5.6ポンドの水に希釈しておい
た30gのTermamyl 120Lを添加した。添
加水及び酵素をデンプンの中に分布せしめるために最低
限の混合を利用した。必要なら、pHを6.5に調整す
る。撹拌を止め、そしてスチームを混合物に注入して温
度を90℃にまで高めた。混合物が90℃に達したら、
撹拌を再び開始し、スチームの注入を止め、そして温度
をジャケット加熱により90〜95℃に保った。1時間
以内に混合物はDE10〜19の化学修飾マルトデキス
トリンシロップへと転換するであろう。このシロップは
熱いときは透明から半透明であるが、冷却後は経時的に
軟質ゲルへと硬化しうる。
作った4種類のマルトデキストリンの利用を示す。
ーアミラーゼ転換ワキシーメイズ、固形分71.2%の
3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリエチルアンモ
ニウムクロリド基を含むアルファーアミラーゼ転換カチ
オンワキシーメイズ(D.S.0.04)、固形分6
0.7%のアルファーアミラーゼ転換ヒドロキシプロピ
ル化ワキシーメイズ(D.S.0.16)及び固形分5
7.8%のアルファーアミラーゼ転換オクテニルスクシ
ネートワキシーメイズ(D.S.0.02)とした。
ン、対、ラテックスバインダー比においてアセテート/
アクリレートラテックス(RESYN(登録商標)11
51)を含むコーティングの中で66%,64%、及び
62%の固形成において評価した。各マルトデキストリ
ンの粘度をコントロール、即ち、Penford Gu
m(紙被覆用途において一般的に利用されているエチル
化された80W.F.のトウモロコシデンプン)のそれ
に合うように調整した。
ク紙に7 lbs/3000ft2 コート重量において適用し
た。サンプルを260°Fで20秒オーブン乾燥し、次
いでスーパーカレンダー処理した(140°F,300
0psi ,1nip )。サンプルを75°のHunter光
沢、TAPPI輝度、Parkerプリント滑らかさ、
IGT表面強度、及びNPA%インク転写率について試
験した。より詳細にはデーターシート参照のこと。結果
を以下の表に示す。
高めの被覆固形分においてコントロールに匹敵する流動
性を示した。光沢、輝度及び滑らかさはコントロールと
同等であった。IGT表面強度は同等又は低かった。イ
ンク受容率は向上した。
を示し、ここでは標準の市販のマルトデキストリンを典
型的に使用した。
トリンの典型的な特性である高い固形分/低い粘度の関
係を必要とする分野である。これには、接着力、粘着力
及び膜形成特性が必要とされ、脂肪代替品及び安定化剤
としてフローズンデザートに使用される。並びに乳化剤
/封入剤としてエマルション系に使用されるシリアル粘
着付与剤として使用される。高粘度単相酵素転換デンプ
ンはコーヒークリマーに、慣用のマルトデキストリンの
用途を超える用途を発揮するように使用される。
のために固形分30%に希釈した。シリアル/スナック
製品のためのサンプルをスクリーニング及び定性するた
めに利用する接着及び粘着試験は以下の通りである:
の固形分の溶液をこすりつけ、そして秤量した。乾燥ア
ップルビットを上薬の上に落とした。過剰なビットを振
り落し、そして被覆クラッカーを秤量し、そしてオーブ
ンの中で107℃(225°F)で10分乾かし、そし
て室温に冷却した。任意のゆるく載ったアップルビット
を軽くこすり落し、そしてビットを秤量した。重量を計
算した。%損失を計算した。
乾く際の粘着力及び糸引きを観察することにより行っ
た。結果を以下に示す:ワキシーメイズ転換 アップルビット%損失 アップルビット%損失 粘着力 未修飾 17.80 -- -- ヒドロキシ 19.99 -- -- プロピル化 (0.05D.S.) ヒドロキシ 15.83 -- -- プロピル化 (0.16D.S.) 未修飾 -- 28.49 弱 ヒドロキシ -- 29.87 弱 プロピル化 (0.08D.S.); 0.007 % POCl3 比較マルトデキストリン 10DE 25.92 30.83 なし マルトデキストリン 24DE 29.21 -- -- マルトデキストリン 42DE 31.48 -- -- マルトデキストリン
還元性糖値を有する単相転換生成物の全てが、低いパー
センテージのアップルビット損失及び増大した粘着力を
有することにより、シリアル粘着付与剤としての10〜
42DEマルトデキストリンより優れていた。
コンビネーション増量剤、脂肪代替品及び安定化剤とし
てハードパックアイスクリーム製剤において試験した。
これを、一般に4%の用法レベルにおいて使用されるG
rain Processing Corp.(Mus
catine,lowa)由来のMaltrin 10
0(10DEのマルトデキストリン)と比べた。
アイスクリームに、使用する脱脂乳の量の若干の減少を
補うために追加の水を加えた。
そしてブレンダー/ミキサー装置(Breddo Likwifier改
良型8ガロンユニット:American Ingredients Co. 18t
h and Kansas Avenue, Kansas City, Kansas 66119) の
中で湿らした。この混合物を、185〜190°F,3
0秒間のHTSH(高温短時間)工程で代表される間接
管状熱交換器(Micro Thermics, UHT/HTST lab-25V : M
icro Thermics, Inc.,5024F Departure Drive, Raleig
h, NC 27604)の中でペースト状にした。このペースト状
にした熱い混合物を次にGaulin Inc.,Ev
ertt,MA02149のGaulinモデル15M
R−8TBAの中で500/2,000psi で2段階に
おいてホモジナイズした。
してハードパックアイスクリーム装置(Taylor Compan
y, Rockton, IL のTaylorモデル 110-27)の中で製造者
の仕様に従って凍結させた。凍結前の低温混合物のZa
hnカップ粘度測定値は同一であった(10DEマルト
デキストリン−21秒/25g及び単相酵素転換タピオ
カデンプン−28秒/25g)。オーバーランパーセン
テージも約60%にて同一であった。溶融試験を行った
とき、その結果は、10DEのマルトデキストリンを含
むサンプルの溶融速度が単相サンプルよりも若干速いこ
とを示した。
覚試験においてこのアイスクリームを評価した。パネリ
ストは性質に基づいて15cmのラインスケール上でサン
プルを等級分けするように要求された(凍り具合い、溶
け具合い、クリーミーさ、硬さ及び冷たさ)。更に、彼
らは最良と思うサンプルを選定することを要求された。
30人が単相酵素転換タピオカサンプルを最良と選び、
そして15人が10DEマルトデキストリンを最良と選
んだ。凍り具合いに関しては、ほとんどの人が単相酵素
転換デンプンを10DEマルトデキストリンよりも凍り
具合いが良いものとして選んだ。大半のパネルの構成員
は単相酵素転換タピオカデンプンの方がゆっくりと溶け
るものとも選んだ。単相酵素転換タピオカは10DEマ
ルトデキストリンほどクリーミーさはなかった。単相酵
素転換タピオカはまた10DEマルトデキストリンより
も硬いものと知覚された。この二製品は口の中での冷た
さは同一であった。
Techniques」(感覚評価技術)の第261
頁の表T12に従うと、適正な反応の数が全部で28の
反応のうち14以下であるなら、90%の信頼性をもっ
て差がないという取るに足りない仮説が受け入れるであ
ろう。我々の結果では28人のうち13人が単相酵素転
換タピオカを好むというものであった。このような結果
に基づき、単相酵素転換タピオカは10DEマルトデキ
ストリンと比べ有意差がない。しかしながら、この単相
酵素転換タピオカサンプルは10DEマルトデキストリ
ンよりもゆっくりと溶け、そして硬いものであった。こ
れらは主要アイスクリーム業者にとっては重要な積極的
な性質である。
プンの効率を示す。 処理/転換のタイプ 粘度 OSA ワキシーメイズ/アルファーアミラーゼ 低 OSA ワキシーメイズ/アルファー/ベーター 高 慣用マルトデキストリン 低 酸転換OSA 処理ワキシーメイズ 高
プンを使用して作った。担体、対、風味料の比は80/
20とした。単相アルファーアミラーゼ転換OSAワキ
シーメイズサンプルは粒子分布に基づきLodex10
と比べてはるかに微細なエマルションを供した。これは
単相アルファーアミラーゼ転換デンプンの場合のクリー
ム状化ではなく、Lodex10の場合における一夜の
明瞭な油分離により再確認もされた。
OSAワキシーメイズをコーヒークリーマー(スプレー
ドライしたデンプン/植物性脂肪エマルション)製品に
おいて酸転換OSA処理ワキシーメイズと比較した。単
相アルファー/ベーターアミラーゼ転換OSAワキシー
及び酸転換OSA処理ワキシーメイズより作ったエマル
ションは似たような粒子サイズ分布及び同等の乳化特性
を有していた。ホットコーヒーでは、双方のサンプルは
中程度の油分離を示した。データーを以下の表にまとめ
た。 エマルションの粘度及びミクロンにおける粒子サイズ サンプル 粘度 新鮮 再構築 中央値 平均値 中央値 平均値 単相OSA 322cps 1.394 1.569 2.802 3.931 ワキシー/ アルファー 慣用の酸転換 250cps 1.142 1.235 2.09 3.94 OSA 処理 ワキシーメイズ
形分単相酵素転換法により調製した完全転換ヒドロキシ
プロピル化(PO)ワキシーメイズ及び部分転換未修飾
ワキシーメイズの利用を示す。これら完全可溶化接着剤
をステン・ホール型コントロール(懸濁生デンプンを有
する苛性分散化担体デンプン)と比較した。
キシーメイズ及び固形分71%の転換ワキシーメイズは
それぞれ3,000cps 及び>20,200cps の粘度
を有していた。沸騰湯浴の中に保ったとき、その材料は
著しく粘度低下した。200°Fでは、固形分61%の
転換P.O.ワキシーメイズはステン・ホールカップで
測定して45秒の粘度を有していた。高い固形分レベル
を保ち、且つ接着粘度を標準レベルにするため、これら
の材料はグルーパンの中に注ぎ入れる前に加熱しておい
た。
0.012インチの標準ギャップ設定を利用してコルゲ
ーター上で評価した。接着剤は50ft/min を超えるス
ピードでは接着片面ウェブを誘導することができなかっ
た。ボードをコルゲーターを出た直後に分析すると、繊
維引裂の徴候はなかった。この接着剤は紙に浸透しない
ようであった。アルカリ度を高めるために及び紙の中へ
の接着剤の浸透を高めるために苛性を接着剤に加えた。
接着剤の質量に基づき0.5%において、苛性は有意差
をもたらし、そして接着剤を175ft/min で流した。
8℃(190°F)で保持した。その温度でも、粘度は
約2000cps であった。接着剤の粘度を下げるため及
び浸透性を高めるため、全質量に基づき0.5%の苛性
を加えた。0.012インチのギャップでは、接着剤は
250ft/min のスピードで片面ウェブを供することが
できた。ボードは450ft/min のトップスピードでも
製造できた。
るため、250ft/min の実験を0.008,0.01
4及び0.020インチのギャップ設定で完了させた。
結合強度、対、接着剤付着量を、ICD手順を利用し、
ピン強度分析及び付着量についてのICD酵素試験を利
用して決定した。実験接着剤は全て66〜93℃(15
0°F及び200°F)に保った。実験の仕様を以下に
示す。
付着量で示される最終結合強度であった。許容される結
合強度は50lb/線上ft. と考えられる。9.9lb/MS
F でさえも、より良く機能する固形分71%の転換ワキ
シーメイズは最低限の基準を上廻ることができなかっ
た。同一の紙の上で、ステン・ホール接着剤は1.5lb
/MSF を利用して50lb/線上ftの結合強度に達するこ
とができた。固形分63%の転換ワキシーメイズにより
製造されたボードは繊維引裂を事実上有さなかった。固
形分71%のワキシーの最大付着力に関してさえも最大
で25%の繊維引裂があった。部分転換材料はおそらく
は若干高めの分子量のポリマー鎖を有し、それが改善さ
れた結合強度の理由でありうる。
A修飾ワキシーメイズ(3%のOSA)を加え、続いて
7.25部の水と0.09部のTermamylとの予
備混合物を加えた。この予備混合物をゆっくりとした定
常スチームに加えながら30rpm での混合を実施した。
この混合物が均質な塊となるまで混合物続け、次いで撹
拌器を止めた。この混合物を生スチーム及びジャケット
スチームで180〜200°Fに30分、又はタンクの
まわりとスチームラインとに均一な液体が形成されるま
で加熱した。9.00部の水を加え、そして撹拌を30
rpm で再始動し、その際加熱を続けた。温度は撹拌しな
がら200〜210°Fに保った。生成物が清澄とな
り、且つ滑らかとなったら、粘度及び固形分を試験し
た。試験結果を記録したら、0.05部の85%のリン
酸を加えた。
加の酸でpHを3.5に調整する。加熱を止め、そして1
2.90部の硝酸ナトリウムを加える。この混合物を1
40°F以下に冷やし、そして0.30部の発泡抑制
剤、11.84部の塩化マグネシウム六水和物、12.
90部の塩化カルシウム及び0.15部の保存剤を加え
た。
り2000〜5000cps に調整した。この接着剤は優
れたインフレート、高い固形分、良好な接着力及び優れ
た安定性を示すものと予測される。
る。
リド基(0.04D.S.)を含むカチオン性ワキシー
メイズデンプン43.52部を加え、次いで6.95部
の水と0.09部のTermamylとの予備混合物を
加えた。
に加えながら混合を30rpm で行った。混合はデンプン
が均一な塊となるまで続け、次いで撹拌器を止めた。こ
の混合物を生スチーム及びジャケットスチームで180
〜200°Fに30分又はタンクのまわり及びスチーム
ラインに均一な液体が形成されるまで加熱した。次いで
6.94部の水を加えた。撹拌を30rpm で再始動さ
せ、その間加熱を続けた。この混合物を撹拌しながら2
00〜210°Fに保った。生成物が清澄となり、そし
て滑らかとなったら、粘度及び固形分を試験する。試験
結果を記録したら、0.05部の85%のリン酸を加え
る。必要なら酵素活性を終結させるためにpHを追加の酸
で3.5に調整する。
5部のポリビニルアセテート、0.3部の発泡抑制剤及
び0.15部の保存剤を加える。
粘度を500〜5000cps に調整する。この接着剤は
即乾性、高凝集力及び優れた接着力のために考案された
ものである。
キシプロピル化ワキシーメイズ(D.S.0.09)を
酵素転換するために用いる。予備混合は6.95部の水
と0.09部のTermamylより成る。デンプンが
液化した後に加える水の量は6.94部である。酵素を
不活性化させ、そして加熱を止めたら、42.00部の
水、0.15部の保存剤及び0.30部の発泡抑制剤を
添加する。この溶液を1500〜5000cps のBro
okfield粘度に希釈する。この接着剤は標準の袋
接着剤と比べて即硬化性、高固形分、一層強力な接着力
及び最小限のしわ形成性を供するであろう。
2部のヒドロキシプロピル化流動性ワキシーメイズ(3
5WF,D.S.0.16)を酵素転換するために用い
た。この予備混合物は6.95部の水と0.09部のT
ermamylより成る。デンプンを液化した後、6.
94部の水を加えた。酵素を不活性化させた後、加熱を
止め、1.10部の25%の水酸化ナトリウム、30.
0部の5moleの硼砂、8.0部の珪酸アルミニウム、
0.30部の発泡抑制剤及び0.15部の保存剤を加え
た。
粘度を2,000〜10,000cps に調整する。この
接着剤は優れた凝集力及び最小限の縮みを伴う著しい即
硬化速度、更には優れた接着力のために考案されたもの
である。
モロコシデンプンを酵素転換するために用いた。予備混
合物は6.95部の水と0.09部のTermamyl
とより成る。デンプンを液化させた後に加える水の量は
6.94部とする。試験結果を記録した後、0.03部
の20ボーメの塩酸を加える。加熱を止め、そして溶液
を冷却後、32部の塩化マグネシウム六水和物、10.
0部の水、0.30部の発泡抑制剤及び0.15部の保
存剤を加える。
により200〜8000cps に調整する。この接着剤は
高められた固形分に基づくたれにくさ、きれいな機械仕
上げのための優れた流動性、良好な接着力、及び紙の継
目を退色させないであろう薄い色調を示すであろう。
のワキシーメイズトウモロコシを酵素転換させる。この
予備混合物は6.95部の水と0.09部のTerma
mylとより成る。デンプンを液化させた後、6.94
部の水を加える。酵素活性を止めるため、0.03部の
20ボーメの塩酸を加える。冷却後、20.0部の硝酸
ナトリウム、15.0部の尿素、0.30部の発泡抑制
剤、0.15部の保存剤及び7.00部の水を加える。
水を用いて10,000〜100,000cps (これは
使用する装置に依存する)に調整する。この接着剤は紙
のしわ形成のしにくさ、高い凝集力、良好な接着力及び
薄い色調を供するものと予測される。
11%)、並びにアルファーアミラーゼの混合物を用い
て20%及び40%の総水分量において加水分解した酵
素転換ワキシーメイズデンプンの分子量分布。
A)、並びに水で洗浄したグルコアミラーゼ転換ワキシ
ーメイズデンプン(サンプルB)及び水で洗浄していな
いグルコアミラーゼ転換ワキシーメイズデンプン(サン
プルC)の分子量分布。サンプルCはグルコースピーク
を示す。
酵素枝切りしたワキシーメイズデンプンの分子量分布。
い、低分子量オリゴ糖と高分子量糖との固有混合物であ
るアルファーアミラーゼ転換マルトデキストリン(2
8.3%及び60.2%転換)の分子量分布。比較のた
め、市販のワキシーマルトデキストリン(DE4)も示
す。
プン(Hylon VII )及びアルファーアミラーゼ転
換高アミロースデンプン(PO Hylon VII )の
分子量分布。
Claims (3)
- 【請求項1】 酵素転換デンプンの調製のための方法で
あって、 (a)修飾又は未修飾の顆粒デンプンに、水と、デンプ
ン加水分解酵素もしくはデンプンの1→4結合を加水分
解する酵素混合物、デンプンの1→6 結合を加水分解す
る酵素、並びに/又はデンプンの1→4 結合及び1→6
結合の双方を加水分解する酵素を、目に見える遊離水相
のない単相粉末混合物が生成されるのに十分な量で添加
する; (b)前記酵素又は酵素混合物を、その酵素にとっての
至適温度に前記粉末混合物を加熱することにより活性化
させ、その間前記混合物における実質的に一定な水分含
有量を維持しておき、そして任意的にpHを前記酵素にと
っての至適pHに調整する; (c)前記酵素に前記デンプンを加水分解及び液化させ
る;そして (d)前記酵素又は酵素混合物を失活させる;工程を含
んで成る方法。 - 【請求項2】 前記添加する水の量が15〜40%の水
分含量を供するのに十分な量であり、前記酵素がアルフ
ァーアミラーゼ、ベーターアミラーゼ、グルコアミラー
ゼ、プルラナーゼ、イソアミラーゼ及びそれらの混合物
より成る群から選ばれる、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記酵素が細菌性アルファーアミラーゼ
であり、前記至適温度が約65〜約105℃であり、そ
して前記pHが約5.8〜約6.5であるか;又は前記酵
素が高温細菌性アルファーアミラーゼであり、前記至適
温度が約95〜約105℃であり、そして前記pHが約
6.0〜約6.5であるか;又は前記酵素が菌類アミラ
ーゼであり、前記至適温度が約54〜約56℃であり、
そして前記pHが約4.9〜約5.3であるか;又は前記
酵素がグルコアミラーゼであり、前記至適温度が約58
〜約60℃であり、そして前記pHが約4〜約5である
か;又は前記酵素が麦芽ベーターアミラーゼであり、前
記至適温度が約45〜約60℃であり、そして前記pHが
約4.9〜約5.3であるか;又は前記酵素が菌類アル
ファーアミラーゼとグルコアミラーゼとの混合物であ
り、前記至適温度が約45〜約65℃であり、そして前
記pHが約4.9〜約5.3であるか;又は前記酵素がプ
ルラナーゼであり、前記至適温度が約45〜約70℃で
あり、そして前記pHが約4.5〜約5.5であるか;又
は前記酵素がイソアミラーゼであり、前記至適温度が約
25〜約50℃であり、そして前記pHが約3.5〜約
5.5であり;そして前記工程(c)の液化デンプンが
顆粒転換デンプン及び/又は未転換非アルファー化顆粒
デンプンを任意的に含むシロップを含んで成り、このシ
ロップが60〜80重量%の固体含有量を有する、請求
項1記載の方法。
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