JPH1079927A - 動画像通信方法およびその方法が適用されるビデオサーバ並びに動画像通信システム - Google Patents

動画像通信方法およびその方法が適用されるビデオサーバ並びに動画像通信システム

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JPH1079927A
JPH1079927A JP8232083A JP23208396A JPH1079927A JP H1079927 A JPH1079927 A JP H1079927A JP 8232083 A JP8232083 A JP 8232083A JP 23208396 A JP23208396 A JP 23208396A JP H1079927 A JPH1079927 A JP H1079927A
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video
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JP8232083A
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Hideyuki Ueno
秀幸 上野
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】VoDサービス及びTV会議、TV電話サービ
スの両方のサービスを受ける端末がサポートすべきプロ
トコルを最小限に抑え、またVoDサービスのために用
意したIWUを流用して上述の両方のサービスをリーズ
ナブルなコストで実現する。 【解決手段】VoDサービス用のビデオサーバ105,
106に、クライアント103,104からの動画像デ
ータを受信する機構を設け、クライアント101,10
2間にVoDシステムを使ったTV電話サービス起動の
ためのプロトコルを用意することにより、VoDサービ
スのためのシステムを利用してTV電話サービスも提供
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動画像通信方法およ
びその方法が適用されるビデオサーバ並びに動画像通信
システムに関し、特にVoD(Video on De
mand)のインフラを利用してTV会議、TV電話な
どの動画像メディアを使用した双方向通信を行うための
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオ、オーディオのディジタル
符号化技術及び広帯域ネットワーク技術の進展により、
これらを利用したアプリケーションの開発が盛んになっ
ている。中でも有望なアプリケーションの1つと考えら
れているものとして、VoD(Video on De
mand)に代表されるインタラクティブビデオサービ
スがある。VoDについては、現在、DAVIC(Di
gital AudioVideo Council)
と呼ばれるコンソーシアムにおいて規格化作業が行われ
ているが、この仕様においては、ネットワークにおける
セッション管理プロトコル及びクライアント・サーバ間
の動作制御プロトコルとして、ISO/IEC JTC
1 SC29 WG11(MPEG)において標準化作
業中のDSM−CC(Digital Strage
Media Command &Control:IS
O/IEC 13818−6)というプロトコルを使用
することになっている。
【0003】DSM−CCは大きく分けてユーザーネッ
トワークコンフィグレーション(U−N config
uration),ユーザーネットワークメッセージ
(U−N message),ユーザーユーザープリミ
ティブ(U−U primitive),ダウンロード
(Download)の4つのパーツよりなる。このう
ちU−N configuration,Downlo
adについてはクライアントやサーバーがネットワーク
上で動作できるようになるための環境を整える働きを
し、具体的な動作はU−N messageとU−U
primitiveによって実現される。DSM−CC
で想定しているシステム全体のモデルを図9に示す。図
9でU−NとU−Uは独立した別の階層のプロトコルで
あり、U−Nはネットワークリソースを管理するSRM
(session and resource man
ager)というエンティティに対してユーザー間の信
号が通るためのパスを設定するよう働きかけるためのプ
ロトコル、U−Uは設定されたパスを介してユーザーレ
ベルでの動作指示を行うためのプロトコルである。U−
Uはアプリケーションのポータビリティを保証するため
にアプリケーションへのインタフェースがIDLという
言語で記述され、RPC(Remote Proced
ure Call)によって実現されるものとして規定
されている。
【0004】DSM−CCの1つの特徴として、複数の
ネットワーク構成をカバーする点が上げられる。例えば
広域なVoDサービスでは図10に示すようにクライア
ントとサーバ間のネットワーク接続が別の構成からなる
複数のセグメントからなる場合がある。図10の場合、
サーバはATM網に直結し、クライアントはCATV網
に直結している。このような場合、間にあるIWU(I
nter Working Unit)によりプロトコ
ルの変換が行われて伝送が行われるが、DSM−CCは
ネットワーク構成によらず共通に使えるプロトコルを提
供するのである。
【0005】一方、TV電話、TV会議に対しては、I
TU−Tの勧告としてN−ISDN用にH.320とい
う勧告があり既に製品が多数出ている。また、ATM網
用にH.310、LAN用にH.323、PSTN用に
H.324という勧告が制定作業中である。これらはあ
るネットワークの範囲内でTV電話、TV会議を実現す
るための勧告であり、これらの端末で使われる通信プロ
トコルとしてH.242,H.245という勧告が制定
されている。また、これらの端末の間では相互接続性が
確保されることが望ましいとされ、組み合わせのうち一
部は端末の規定によって相互接続が、また一部はゲート
ウェイによって相互接続が実現されることになる見込み
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、Vo
D、TV会議、TV電話システムに関してはそれぞれ対
応する標準が存在し各アプリケーションを実行する端末
は各標準に準拠して構成されるのが普通である。しかし
この構成にそのまま従ってVoDサービスとTV会議、
TV電話サービスの両方を同じ端末で受けようとした場
合、端末側ではその両者をサポートする通信プロトコル
をそれぞれ持たなければいけない。更に、違うネットワ
ーク環境につながれた端末同士でのTV会議、TV電話
サービスの実現のためには、組み合わせに応じたゲート
ウェイをネットワーク内に設置しそこにアクセスするこ
とが必要になる。図10に示されたVoDのシステムで
は既にIWUがその働きをするために設置されている
が、上述のゲートウェイはこのVoD用のIWUとは別
に用意する必要がある。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、VoDサービスと、TV会議やTV電話サー
ビスなどの両方のサービスを受ける端末がサポートすべ
きプロトコルを最小限に抑え、またどのようなネットワ
ーク環境につながる端末同士での通信についても、Vo
Dサービスのために用意したIWUを流用して、上述し
た両方のサービスをリーズナブルなコストで実現するこ
とが可能な動画像通信方法およびその方法が適用される
ビデオサーバ並びに動画像通信システムを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、ネットワーク接続されたクライア
ントとビデオサーバとを有し、クライアントからの動画
像転送要求に応じてその要求された動画像データを、ビ
デオサーバからクライアントに伝送する動画像通信シス
テムにおいて、クライアント間で動画像データの通信を
行う動画像通信方法であって、動画像データ通信を行う
第1および第2のクライアント間で、その動画像データ
通信を前記ビデオサーバを介して行うために必要な情報
を授受するための交渉を行い、前記第1のクライアント
から前記ビデオサーバに動画像データを送信し、前記第
2のクライアントから前記ビデオサーバに対して前記第
1のクライアントから送信された動画像データの転送要
求を発行して、前記ビデオサーバから前記第2のクライ
アントに対して、前記第1のクライアントから送信され
た動画像データを転送することを特徴とする。
【0009】この動画像通信方法においては、ビデオサ
ーバからクライアントへの動画データ転送サービス機能
を利用して、TV会議やTV電話サービスなどのための
クライアント間の動画データ通信が行われる。この場
合、第1のクライアントからビデオサーバへの動画像デ
ータの送信は、ビデオサーバに蓄積された動画像データ
を操作するために使用されるDSM−CCなどの動作制
御プロトコルとして、新たに動画像受付用のインターフ
ェースを定義することによって実現できる。ビデオサー
バで受信された動画像データについての送信は、第2の
クライアントが前述の動作制御プロトコルを用いてその
動画像データに対する転送要求をビデオサーバに発行す
ることにより行われる。また、クライアント間の動画デ
ータ通信に先立ち、クライアント間では、その動画デー
タ通信を行うために必要な各種情報のやりとりを含む交
渉が行われる。この交渉は、クライアント間にエンド−
エンドで簡単な制御情報の通信が行える論理チャネルを
設定することによって行うことができる。このように、
動画像データの転送にはVoDサービスでもTV会議、
TV電話サービスでも同じプロトコル(例えばDSM−
CCプロトコル)を使用することにより、両方のサービ
スを受ける端末がサポートすべきプロトコルを最小限に
抑え、また異なるネットワーク環境につながる端末同士
での通信についても、VoDサービスのために用意した
IWUなどを流用することができるため、どのような種
別のネットワークに収容されるVoD端末に対しても上
述した両方のサービスをリーズナブルなコストで実現す
ることができる。
【0010】また、本発明は、上述の手順に、前記第1
のクライアントから前記ビデオサーバに、前記第1のク
ライアントが送信した動画像データに対する転送要求を
許可すべきクライアントを特定するためのクライアント
指定情報を送信する手順を加え、前記ビデオサーバが、
前記クライアント指定情報で指定されたクライアント以
外の他のクライアントからの動画像転送要求に対しては
前記第1のクライアントからの動画像データの転送を禁
止することを特徴とする。これにより、システムのセキ
ュリティーを高めることが可能となる。
【0011】また、動画像データ通信を行う第1および
第2のクライアント間の交渉においては、前記第2のク
ライアントが動画像転送要求を発行すべきビデオサーバ
を特定する情報を、前記第1のクライアントから前記第
2のクライアントに通知することが好ましい。これによ
り、第1のクライアントは、自身に都合の良いビデオサ
ーバを本サービスのために任意に選択することが可能と
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を説明する。ここでは、VoDのプロトコルと
してDSM−CCを想定して説明を進めるが、本発明は
ネットワーク構成に依存しないものであれば、DSM−
CC以外の他のVoDプロトコル一般にも同様に適用で
きるものである。
【0013】図2はDSM−CCを用いた通常のVoD
サービスの動作を示す図である。ネットワークの構成と
しては、例としてSRM+IWU202を介してコアネ
ットワークであるATM網205とアクセスネットワー
クであるCATV網208が接続される様な構成で説明
する。従来の技術で説明したように、DSM−CCで
は、U−N messageの働きによりクライアント
201とVoDサーバ203の通信が可能になるための
パスが設定され必要なリソースが確保される。図2にお
いては、このパスは動画像信号を伝送するためのパス2
06と制御情報(U−U primitive)を伝送
するためのパス207である。図では既にこのパスが設
定された状態を示している(U−N messageの
働きについては本発明の主旨とは直接関係ないので、動
作についての説明は省略する)。なお、ここでいう動画
像信号とは一般に動画像データにオーディオ信号を同期
多重したものである。この状態でクライアント201は
パス207を通してプログラムの選択や開始、停止など
に対応するU−U primitiveをVoDサーバ
203に送ることによりVoDサーバ203の蓄積装置
204に蓄えられた動画像信号をパス206を介して受
信することができる。ここでSRM+IWU202の右
側と左側とではネットワークが異なっているので、パス
206,207についてはSRM+IWU202のイン
タワーク機能がプロトコルや伝送方式等の変換を行って
いる。
【0014】次に、図1により、図2の仕組みを用いて
TV電話サービスを行う方法につき説明する。ここで
は、まず、図1の第2のクライアント102から第1の
クライアント101への動画像伝送が行われる仕組みに
つき説明する。
【0015】TV電話は通常双方向であるので、同様の
動作がクライアント101からクライアント102に対
しても行われることにより双方向の通信が可能になるも
のとし、片方向の通信の説明のみにとどめる。
【0016】クライアント101,クライアント102
には、それぞれに対応してSRM+IWU103,10
4が存在する。図1ではクライアント101はCATV
網117のアクセスネットワークに、クライアント10
2はN−ISDN118のアクセスネットワークに収容
されており、VoDサーバ105,106はATM網1
20のコアネットワークに収容されているが、図2の場
合と同様にネットワークの違いはそれぞれSRM+IW
U103,104によって変換される。
【0017】クライアント102からクライアント10
1への動画像伝送が行われる際には、まずクライアント
102がU−N messageの働きによりサーバ1
06へのパス(動画像信号伝送のためのパス110及び
制御信号伝送のためのパス112)を確立する。次にパ
ス112を通してクライアント102からサーバ106
に動画像受け付けに対応する制御信号(U−U pri
mitive)を送りサーバ106をパス110から動
画像信号受け付けの状態にする。この状態でクライアン
ト101もU−N messageによりサーバ106
に対してパス(動画像信号伝送のためのパス113及び
制御信号伝送のためのパス115)を確立する。次にパ
ス115を通してクライアント101からサーバ106
に対して、受信している動画像の送信開始に対応するU
−U primitiveを送ることにより同情報をパ
ス113を介して受信する。ここでクライアント101
側の動作は図2により説明したVoDにおけるプログラ
ムの受信と全く同じである。
【0018】反対方向の動画像伝送も同様にクライアン
ト101とサーバ105間のパス109,111と、ク
ライアント102とサーバ105間のパス114,11
6とを用いて行われる。ここでクライアント101及び
クライアント102がこのサービスのためにパスの設定
開始を行う操作を開始するためには事前に両者の間での
ネゴシエーションが必要である。これは、ビデオサーバ
を使った動画像通信を行うために必要な情報を授受する
ために行われるクライアント間の交渉であり、本実施形
態ではこのネゴは論理チャネル119を介して行われ
る。この論理チャネルは本実施形態では例えば下位のプ
ロトコルとしてTCP/IPを使うようなものとして説
明する。このための物理的なパスは例えば独立の回線で
もよいし、図1の動画像信号や制御信号が通るのと同じ
回線を通るものでもよい。この論理チャネルを通る制御
信号の働きも含めて、次に図3を用いて図1における制
御信号のやりとりの手順につき説明する。
【0019】図3は、クライアント101が通信を開始
する場合の手順を示す図である。501でまずクライア
ント101は論理チャネル119を通してクライアント
102にTV電話を行いたい旨を通知する。この信号に
は自分の伝送能力、受信能力とともに自分が動画像を伝
送するサーバへのアクセス情報(この例ではサーバ10
5)を含めて送る。502ではこれに応答してクライア
ント102がこの要求を受ける旨を論理チャネル119
を通して通知する。この信号にも同様に自分の伝送能
力、受信能力とともに自分が動画像を伝送するサーバへ
のアクセス情報(この例ではサーバ106)を含めて送
る。この応答における能力は事前に受信したクライアン
ト101の能力を考慮してクライアント101との接続
が可能となる能力を送るものとする。あるいは、能力に
ついて両者のネゴがとれるまでこのやりとりを繰り返す
ものとしてもよい。ネゴがとれた後、各々のクライアン
ト101,102は宣言したサーバ105,106への
動画伝送を開始する。
【0020】手順としてはまずU−N message
を用いてクライアント−サーバ間のパスとリソースを確
立する。次にクライアント−サーバ間の制御信号のやり
とりによって動作を開始する。503−504,505
−506のやりとりの組み合わせがこの動作を示してい
る。この制御信号はU−U primitiveで行わ
れる。DSM−CCのU−U primitiveはオ
ブジェクト指向の考え方を取り入れており、各クライア
ントからの動画像信号を受信して他のクライアントに送
信する動作はサーバ105,サーバ106のオブジェク
トによって行われる。各オブジェクトはその参照情報
(Object Reference:ObjRef
1,ObjRef2)によって参照される。
【0021】すなわち、各クライアント101,102
は対応するサーバ105,106に動画情報の受信要求
503,505を送る。この中にはそのオブジェクトに
対して送った情報を送信すべき相手のクライアント情報
を含めて送る。この例ではクライアント101からの動
画像信号をオブジェクトが受けて送信してよい相手はク
ライアント102であり、この情報が503に載せられ
る。505についても同様にクライアント101の情報
が載せられる。各サーバ105,106は応答として、
相手のクライアントがアクセスすべきオブジェクトのO
bject Referenceを含めた制御信号を返
す。このオブジェクトはクライアントから動画像信号を
受けるオブジェクトと同じオブジェクトでも違うオブジ
ェクトでもよいが、一般的には違うオブジェクトであ
る。この場合、動画像信号を受信するオブジェクトから
動画像信号を送信するオブジェクトに動画像信号の管理
情報の受け渡しが行われることになる。ちなみにオブジ
ェクトは継承の概念により上位クラスのオブジェクトの
機能を合わせ持つことができるが、ここで示した相手の
クライアントがアクセスすべきオブジェクトはVoDの
通常のストリームサービスを行うオブジェクトの機能を
継承するものである。
【0022】各サーバ105,106からの応答を受け
た各クライアント101,102は、各オブジェクトが
動画像信号の受信準備ができたことを知って動画像信号
の送信を開始する。次に各クライアント101,102
は507,508で動画像受信のオブジェクトが立ち上
がったことを論理チャネル119を通して相手のクライ
アントに知らせる。この情報には動画像受信オブジェク
トから受け取った、相手がアクセスすべきオブジェクト
のObject Referenceとサーバ情報を含
めて送る。
【0023】各クライアント101,102は受け取っ
たサーバ情報、Object Referenceをも
とに相手のクライアントの動画像信号を送信してくれる
オブジェクトにアクセスし、通常のVoDにおけるプロ
グラム受信の時と同様に動画像信号を受信することがで
きる(手順509,510,511,512)。各クラ
イアント101,102は相手の動画像信号が受信でき
たらその旨を論理チャネル119を通して相手に通知し
て(手順513,514)接続手順は完了する。
【0024】次に、図4を用いて図1のサービスの切断
手順につき説明する。図4では、クライアント101側
からサービスを切断する場合の例を示す。まず601で
クライアント101からクライアント102に対して論
理チャネル119を介して切断要求を出し602の応答
で両者切断につき合意する。合意後、各クライアント1
01,102は各々まず動画像の受信をクローズする
(手順603,604,605,606)。次に各クラ
イアント101,102は、動画像の送信をクローズす
る(手順607,608,609,610)。上記2つ
のクローズの手順はU−U primitiveによ
る。最後に自分の側の切断を確認して相手に通知して
(手順611,612)切断手順を完了する。
【0025】次に、図5によりクライアントからの動画
像信号を受信するオブジェクトのインタフェースにつき
説明する。DSM−CC U−U primitive
では、プログラムのポータビリティを保証するためにイ
ンタフェースをIDLで定義していることは既に述べ
た。本発明を実施するためには例えば図5に示すように
新たなモジュールにおいて“receive”というオ
ペレーションを定義する。ここで入力パラメータCli
entListは動画像信号送信クライアントがその情
報の受信を許可するClient情報のリストであり、
出力パラメータObjRefは相手のクライアントがア
クセスすべきオブジェクトのObjectRefere
noe情報である。これらの動作については既に図3の
手順において説明した。
【0026】次に図6により本発明により多地点TV電
話を行うための例につき説明する。図6は図1に相当す
る多地点TV電話時のシステム構成である。簡単のため
図1の場合と異なり全てのサービスは1つのVoDサー
バ807により提供されるものとした。各々の構成要素
の動作は図1と同じであるため、説明は省略する。論理
チャネル810,811は図1の論理チャネル119に
相当するものである。クライアントの数はもっと多くて
もよい。次に、このシステム構成における多地点TV電
話の開始手順を図7を用いて説明する。ここでは多地点
TV電話を開催するクライアント801がホストになっ
て接続の状況を把握しながら手順を進める場合を例にと
る。
【0027】まず820でクライアント801はクライ
アント802とクライアント803に開始要求を送る。
この信号には接続サーバ情報及び能力情報を含める。こ
の例では1つのサーバ807が全ての伝送の面倒を見る
ので、接続サーバ=サーバ807はクライアント801
が動画像信号を送るサーバであると同時にクライアント
802,クライアント803が動画像信号を送るべきサ
ーバでもあり、かつ各クライアントが他のクライアント
の動画像信号をアクセスすべきサーバでもある。これに
対して821でクライアント802,クライアント80
3は能力につきネゴを行う。ネゴが終了したら参加者が
確定する。ホストであるクライアント801は822で
確定した参加者リストを各クライアントに送る。この参
加者リストを基に823,824で各クライアントは動
画像信号オブジェクトに受信要求を出す(DSM−CC
U−U primitive)。要求の中には受信を
許可するクライアント情報を含める点は図1の場合と同
様である。この応答として各クライアントは動画像信号
を送信するオブジェクトのObject Respon
seを受け取る。この例ではクライアントの動画像信号
ごとに異なるオブジェクトが生成されるものとしてい
る。従って送信を要求する場合、ObjectRefe
renceの値によって受け取る動画像を切り替えるこ
とができる。各クライアントは次に825で受け取った
Object Referenceをホストであるクラ
イアント801に報告する。
【0028】ホストは826で集まったクライアントと
Object Referenceとの対応表を各クラ
イアントに送付する。この時点で各クライアントは他の
クライアントの動画像信号がアクセス可能になったこと
を知り、827,828で動画像信号にアクセスする。
アクセスができたことを確認した時点で各クライアント
はアクセス確認をホストに通知する(829)。ホスト
は全てのクライアントが動作したことを確認して各クラ
イアントにその旨を通知し(830)、手順を完了す
る。
【0029】次に、図8により本発明のTV電話サービ
スを可能にするVoDサーバの詳細構成例につき説明す
る。この図は例えば図1におけるサーバ105の構成を
蓄積装置107を含めて詳細に示したものである。この
場合、ネットワークインタフェース901,902,9
03,904はそれぞれ図1のパス109,111,1
14,116と接続されている。制御部905は図1の
クライアント101からみた動画像受信オブジェクト及
びクライアント102からみた動画像送信オブジェクト
を含む制御信号を解釈し動作に結びつける機能を果たす
部分である。クライアント101から送信されてきた動
画像信号はネットワークインタフェース901を経由し
て入力され、動画像信号多重部906に入力される。入
出力が複数ある多地点TV電話の場合は、インタフェー
ス部1,2の組がクライアントの数に対応する数だけ存
在することになる。動画像信号多重部906は、多地点
TV電話の場合には、インタフェース部1,3,…から
の複数入力から音声信号のみ多重し、動画像信号につい
ては1つのクライアントからのものだけを選択して出
力、または複数のクライアントからのものを合成して出
力する。この出力は動画像信号送出部907に送られ
る。
【0030】出力側の方の信号ソースとしては3通りあ
る。動画像信号送出部907、蓄積装置908、および
ビデオカメラ等のリアルタイム動画像入力装置909で
ある。蓄積装置908は通常のVoD、リアルタイム動
画像入力909は生番組などに対応するサービスのソー
スであり、受信側のクライアントがネットワークインタ
フェース904を介してアクセスしたオブジェクトの種
類に応じて制御部905から各ソースに制御信号が送ら
れて制御されるとともに、スイッチ910に切り替え制
御信号が送られ対応する出力がネットワークインタフェ
ース903を介して受信側に送られるよう制御される。
【0031】従って、TV電話サービスが行われている
ときには制御信号は動画像信号送出部907に対して送
られ、ここからの出力がスイッチ910を通りネットワ
ークインタフェース903を介してクライアント102
に送られるというように動作する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
VoDサービス用のビデオサーバにクライアントからの
動画像データを受信する手段を、クライアント間にエン
ド−エンドで簡単な制御信号の通信が行える手段を設
け、動画像データの送信部分にはVoDサービスでもT
V会議、TV電話サービスでも同じプロトコル(例えば
DSM−CCプロトコル)を使用することにより、両方
のサービスを受ける端末がサポートすべきプロトコルを
最小限に抑え、また異なるネットワーク環境につながる
端末同士での通信についても、VoDサービスのために
用意したIWUを流用することができるため、どのよう
な種別のネットワークに収容されるVoD端末に対して
も上述した両方のサービスをリーズナブルなコストで実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る動画像通信システム
の構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態で使用される通常のVoDサービス
システムの動作を説明する図。
【図3】同実施形態で使用されるTV電話システムの開
始手順を説明する図。
【図4】同実施形態で使用されるTV電話システムの切
断手順を説明する図。
【図5】同実施形態においてクライアントから動画像信
号を受信するためのオブジェクトのインタフェースを示
す図。
【図6】同実施形態のシステムを用いて構築した多地点
TV電話システムの動作を説明する図。
【図7】図6の多地点TV電話システムの開始手順を説
明する図。
【図8】同実施形態のシステムで使用されるビデオサー
バの構成を示すブロック図。
【図9】通常のDSM−CCの動作モデルを説明する
図。
【図10】DSM−CCを使用したときのIWUの動作
を説明する図。
【符号の説明】
101,102,201,801,802,803…ク
ライアント、103,104,202,804,80
5,806…SRM+IWU、105,106,20
3,807…サーバ、107,108,204,80
8,908…蓄積装置、117,118,120,20
5,208,809…ネットワーク、119,810,
811…論理チャネル、901,902,903,90
4…ネットワークインタフェース、905…制御部、9
06…動画像信号多重部、907…動画像信号送出部、
909…リアルタイム動画像入力部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク接続されたクライアントと
    ビデオサーバとを有し、クライアントからの動画像転送
    要求に応じてその要求された動画像データを、ビデオサ
    ーバからクライアントに伝送する動画像通信システムに
    おいて、クライアント間で動画像データの通信を行う動
    画像通信方法であって、 動画像データ通信を行う第1および第2のクライアント
    間で、その動画像データ通信を前記ビデオサーバを介し
    て行うために必要な情報を授受するための交渉を行い、 前記第1のクライアントから前記ビデオサーバに動画像
    データを送信し、 前記第2のクライアントから前記ビデオサーバに対して
    前記第1のクライアントから送信された動画像データの
    転送要求を発行して、前記ビデオサーバから前記第2の
    クライアントに対して、前記第1のクライアントから送
    信された動画像データを転送することを特徴とする動画
    像通信方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のクライアントから前記ビデオ
    サーバに、前記第1のクライアントが送信した動画像デ
    ータに対する転送要求を許可すべきクライアントを特定
    するためのクライアント指定情報を送信し、 前記ビデオサーバは、前記クライアント指定情報で指定
    されたクライアント以外の他のクライアントからの動画
    像転送要求に対しては前記第1のクライアントからの動
    画像データの転送を禁止することを特徴とする請求項1
    記載の動画像通信方法。
  3. 【請求項3】 動画像データ通信を行う第1および第2
    のクライアント間の交渉では、前記第2のクライアント
    が動画像転送要求を発行すべきビデオサーバを特定する
    情報が、前記第1のクライアントから前記第2のクライ
    アントに通知されることを特徴とする請求項1記載の動
    画像通信方法。
  4. 【請求項4】 動画像データを蓄積する蓄積手段と、各
    クライアントからの動画像転送要求に応じて、その要求
    された動画像データを前記蓄積手段から読み出して該当
    するクライアントに伝送する手段とを有するビデオサー
    バにおいて、 クライアントから送信される動画像データを受信する受
    信手段と、 クライアントからの前記動画像転送要求に応じて、前記
    受信手段で受信された動画像データを要求元のクライア
    ントに伝送する手段とを具備することを特徴とするビデ
    オサーバ。
  5. 【請求項5】 動画像データを蓄積する蓄積手段と、動
    画像信号を送信、及び制御信号を送受するためのネット
    ワークインタフェース手段と、前記制御信号に基づいて
    前記蓄積された動画像データを送信する手段とを具備す
    るビデオサーバと、前記ビデオサーバと制御信号をやり
    とりし動画像データを受信するクライアントと、前記動
    画像データ及び制御信号を伝送するためのネットワーク
    手段とを含む動画像通信システムにおいて、 前記ビデオサーバは、 前記クライアントから動画像データを受信する手段と、 前記制御信号に基づいて、前記クライアントから受信し
    た動画像データを送信する手段とをさらに具備し、 動画像データを送信する第1のクライアントと、 動画像データを受信する第2のクライアントと、 前記蓄積された動画像データの送受信を制御する前記制
    御信号を使用して前記第1のクライアントから前記第2
    のクライアントへの動画像伝送を行う旨を通知するため
    のプロトコルおよびこのプロトコルが通るための論理チ
    ャネルとを具備することを特徴とする動画像通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記第1のクライアントは、前記第1の
    クライアントが送信した動画像データの受信を許可する
    クライアントを特定するための情報を、前記ビデオサー
    バーに対して伝送することを特徴とする請求項5記載の
    動画像通信システム。
  7. 【請求項7】 前記プロトコルは、前記第2のクライア
    ントがアクセスすべきビデオサーバのアクセス情報を情
    報要素として含むことを特徴とする請求項5記載の動画
    像通信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100565186B1 (ko) * 1998-12-31 2006-06-13 엘지전자 주식회사 멀티캐스트를 이용한 화상회의 방법_
JP2007159148A (ja) * 2006-12-11 2007-06-21 Sony Corp データ伝送方法及びデータ伝送装置
US7519656B2 (en) 2002-03-19 2009-04-14 Canon Kabushiki Kaisha Information processing system, information processing apparatus, information processing method, storage medium that stores program for implementing that method to be readable by information processing apparatus, and program

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