JPH1079494A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH1079494A
JPH1079494A JP8232316A JP23231696A JPH1079494A JP H1079494 A JPH1079494 A JP H1079494A JP 8232316 A JP8232316 A JP 8232316A JP 23231696 A JP23231696 A JP 23231696A JP H1079494 A JPH1079494 A JP H1079494A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート引出配線層の加工時において、帯電し
た電荷を基板側に放電しゲート酸化膜が絶縁破壊される
ことを効果的に防止する。 【解決手段】 第1のウェル10上にゲート絶縁膜18
を介して形成され絶縁されたゲート電極層24と、これ
に第1のコンタクト孔26aを介して接続され、上層側
の他の配線層40を介して第2のウェル14に接続され
るゲート引出配線層WL01とを有する。第2のウェル1
4表面側には、放電用pn接合が形成され、これと第2
のコンタクト孔26bとを介してゲート引出配線層WL
01が第2のウェル14(又は12)に電気的に接続され
ている。放電用pn接合は、省スペース化のためには素
子分離領域内に設けるとよく、また濃度を変えた2つの
不純物拡散領域28a,28bから構成させると高耐圧
が得られ易い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MIS(Metal Ins
ulator Semiconductor) 型半導体装置及びその製造方法
に係わり、特にメモリのワード線等、薄いゲート絶縁膜
を介して半導体基板と絶縁されたままエッチング加工さ
れるのゲート引出配線層について、その帯電防止技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】MOS(Metal Oxide Semiconductor) L
SIにおいては、近年の高速化・高集積化の流れのなか
で、MOSトランジスタの単位チャネル面積あたりの電
流駆動能力を上げる必要があり、その手段の一つとし
て、ゲート酸化膜の薄膜化が進んでいる。
【0003】一方、微細素子形成のための製造プロセス
では、加工精度向上や低温化が必須である。このため、
成膜,エッチング加工,レジスト除去などといった各工
程で、プラズマを用いた各種装置(例えば、CVD(Cem
ical Vapor Deposition)装置,スパッタ装置,ドライエ
ッチング装置,アッシング装置など)が多用されてい
る。したがって、ゲート電極層、及びその上に層間絶縁
層を介して積層されたゲート引出配線層が、その加工時
に、また更に上層側の層間絶縁層の成膜やコンタクトホ
ール形成時に、プラズマ中で帯電することとなる。
【0004】一般のMOS LSIにおいて、ゲート電
極層やゲート引出配線層は、その成膜時に何らかのかた
ちで半導体基板に形成された不純物拡散領域(代表的な
ものでは、例えばMOSトランジスタのソース/ドレイ
ン領域)に接続されることも多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、従来のM
IS型半導体装置において、例えばMOSメモリアレイ
の各ワード線といった特定の配線では、半導体基板と絶
縁されたまま成膜され加工される場合がある。図5は、
この従来のMIS型半導体装置の一例として、フラッシ
ュEEPROM(Flash Electrically Erasable and Pr
ogrammable ROM)のワード線のメモリアレイからの引出
部を示す要部断面図である。
【0006】図中、符号8は半導体基板、10はメモリ
アレイ用のpウェル、12は周辺回路用のpウェル、1
4は周辺回路用のnウェル、16は素子分離用の絶縁
膜、18はゲート絶縁膜、20はフローティングゲー
ト、22は中間絶縁膜、24はコントロールゲート、2
6は第1層間絶縁層、26a,26cはコンタクト孔、
WL01はワード線、30は第2層間絶縁層、30a,3
0bはコンタクト孔、40は周辺回路側の上部配線層、
MBL0,MBL1 はビット線を示す。
【0007】図示のように、従来のフラッシュEEPO
Mでは、複数のメモリトランジスタを、ポリシリコン膜
等で構成された共通な一本のゲート電極層(例えば、フ
ローティングゲート24)で相互接続させている。した
がって、そのゲート電極層の配線抵抗を下げる必要があ
ることから、いわゆる裏打ちとして、ゲート電極層上に
層間絶縁層を介して第1アルミニウム層(1AL)等で
構成されたゲート引出配線層(ワード線WL01)を配線
させ、これをコンタクト孔26a等を介してゲート電極
層に適宜接続させながら、その配線抵抗の低減が図られ
ている。
【0008】この場合、ゲート引出配線層としてのワー
ド線WL01は、その後では更に上層側の第2アルミニウ
ム層(2AL)等で構成される上部配線層40を介して
半導体基板8に接続されるものの、このワード線WL01
の加工時には、半導体基板8に対し絶縁された状態であ
る。したがって、ゲート絶縁膜18が薄膜化するのに伴
い、上記したゲート電極層20,24やゲート引出配線
層(ワード線WL01)の加工時の帯電により、薄いゲー
ト絶縁膜18に電界が集中し、その絶縁特性が劣下し、
ひどい場合では絶縁破壊を起こすといったことが大きな
問題となってきた。
【0009】とくに、ゲート引出配線層(ワード線WL
01)の加工時では、その膜厚が比較的に厚いためプラズ
マに曝されている時間が長く、また面積も広く、更にR
IE法といったイオンを高速で配線層表面に衝突させる
加工法が常用されていることから帯電量も多い。しか
も、更なるゲート酸化膜18の薄膜化により、その絶縁
耐圧が低下傾向にあり、このためゲート引出配線層の加
工時における有効な帯電防止法が強く望まれていた。
【0010】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、帯電量が多いゲート引出配線層の加工時において、
ゲート絶縁膜が絶縁破壊されることを効果的に防止でき
る構造の半導体装置及びその製造方法を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明の半導
体装置では、ゲート引出配線層を、これと絶縁させる必
要がない他のウェル(第2のウェル)に予め形成された
放電用pn接合を介して基板と接続させ、その加工時に
発生する電荷を、この放電用pn接合を介して基板側に
逃がすことができる構造とした。
【0012】すなわち、本発明の半導体装置は、半導体
基板表面側に形成された第1のウェル上にゲート絶縁膜
を介して形成され、第1のウェルに対し絶縁されたゲー
ト電極層と、ゲート電極層上に層間絶縁層を介して配線
され、当該層間絶縁層に形成された第1のコンタクト孔
を介して下層側のゲート電極層に電気的に接続され、上
層側の他の配線層を介して第2のウェルに電気的に接続
されたゲート引出配線層と、を有する半導体装置であっ
て、前記第2のウェル表面側には、放電用pn接合が形
成され、放電用pn接合上の前記層間絶縁層には、第2
のコンタクト孔が形成され、当該放電用pn接合および
第2のコンタクト孔を介して、前記ゲート引出配線層が
第2のウェルに電気的に接続されていることを特徴とす
る。これにより、ゲート引出配線層の加工時の帯電が有
効に防止され、ゲート酸化膜に電界が集中して絶縁特性
が劣下したり、絶縁破壊を起こすことがない。
【0013】放電用pn接合は、第2のウェル内の素子
分離領域内に設けると、特に放電用pn接合のためのス
ペースが不要であり、高集積化を阻害することがない。
また、放電用pn接合の一方側の不純物拡散領域を、第
2のコンタクト孔周囲の基板表面側に形成された比較的
に高濃度な第1の不純物拡散領域と、第1の不純物拡散
領域の周囲から基板深さ方向にかけて形成された比較的
に低濃度な第2の不純物拡散領域とから構成させるとよ
い。このように放電用pn接合を構成すると、ゲート電
極層のバイアス印加時に放電用pn接合の空乏層が余り
延びず、その耐圧が低下し難いことから好ましい。さら
に高耐圧化のためには、周囲の素子分離用の絶縁膜の直
下に形成されたチャネルストップ用の不純物拡散領域と
放電用pn接合との間に所定間隔をおいたオフセット構
造にするとよい。
【0014】第1のウェルが半導体記憶装置のメモリア
レイ用ウェルである場合、放電用pn接合を設ける第2
のウェルとしては、メモリアレイの周辺回路用ウェルが
好適である。
【0015】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
基板表面側に、第1のウェル及び第2のウェルを形成
し、第1のウェル上に、ゲート絶縁膜を介して第1のウ
ェルと絶縁させてゲート電極層を形成し、ゲート電極層
上に層間絶縁層を成膜し、この層間絶縁層に第1のコン
タクト孔を形成した後、当該第1のコンタクト孔を介し
て下層側のゲート電極層に電気的に接続させながらゲー
ト引出配線層を形成し、その後、ゲート引出配線層を、
上層側の他の配線層を介して前記第2のウェルに電気的
に接続させる半導体装置の製造方法であって、前記ゲー
ト引出配線層の形成に先立って、前記第2のウェル表面
側に放電用pn接合を形成した後、放電用pn接合上の
前記層間絶縁層に第2のコンタクト孔を形成し、続くゲ
ート引出配線層の成膜の際に、当該ゲート引出配線層
を、放電用pn接合および第2のコンタクト孔を介して
第2のウェルに電気的に接続させることを特徴とする。
【0016】放電用pn接合が素子分離領域内に形成さ
れる場合、その好ましい形成法としては、素子分離用の
絶縁膜に周囲を囲まれた半導体基板の表面側部分に、当
該素子分離用の絶縁膜をマスクとして、まず、比較的に
低濃度な第2の不純物拡散領域を形成し、その後、前記
第2のコンタクト孔を形成した後に、当該第2のコンタ
クト孔を介して、第2の不純物拡散領域内の基板表面側
に比較的に高濃度な第1の不純物拡散領域を形成すると
よい。この形成法によれば、放電用pn接合のためにフ
ォトマスクを用意する必要がなく、素子分離用の絶縁膜
及び第2のコンタクト孔に対し、放電用pn接合を自己
整合的に形成でき、絶縁耐圧等の特性を均一化できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、例えばSRAM,DR
AM,各種ROM,論理LSIなど殆どのMOS型半導
体装置に適用され得る。pMOSかnMOSかを問わ
ず、またCMOSにも適用される。以下、本発明の半導
体装置及びその製造方法を、フラッシュEEPROMに
適用した場合を例として、図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0018】図1は、DINOR(DIvided bit line NO
R)型のフラッシュEEPROMのメモリアレイを中心と
した概略構成図である。このフラッシュEEPROM
は、ビット線が主ビット線と副ビット線とに階層化され
内部が選択ゲートにより分割された、いわゆるDINO
R型のメモリアレイ2と、ローデコーダ4と、カラムデ
コーダ6とを有している。
【0019】図1において、符号STは選択トランジス
タ、SG0,SG1,…は選択ゲート線、WL00〜WL31は
ワード線、MBL0,MBL1,…は主ビット線、SBLは
副ビット線、SLはソース線を示す。このメモリアレイ
2では、図示のように、各メモリセルを構成するメモリ
トランジスタが複数個(ここでは、32個)接続された
副ビット線SBLを、それぞれ選択トランジスタSTを
介して主ビット線MBLに並列に接続させている。ま
た、32個のメモリトランジスタを1ブロックとして、
メモリトランジスタを1本の主ビット線MBLの左右に
ブッロク単位で配置させ、左右一対のメモリトランジス
タごとにワード線WL00〜WL31を接続させている。
【0020】そして、主ビット線MBLの配線方向に、
左右2ブッロクのメモリトランジスタが繰り返し配置さ
れている。また、同様にしてメモリトランジスタが接続
された主ビット線MBLを、行方向に繰り返し配置し、
メモリアレイ全体が構成されいてる。
【0021】一方、ローデコーダ4内では、主ビット線
MBLの配線方向に接続された各ブロック間で、ワード
線WL00〜WL31ごとの相互接続がなされている。
【0022】このように構成されたメモリアレイ2で
は、ワード線WL00〜WL31と選択ゲート線SG0,SG
1,…との組み合わせで、ローデコーダ4により単一のワ
ード線を選択することができる。そして、主ビット線M
BLが選択されながら、特定メモリセルにデータが書き
込まれ、或いは記憶データが読み出される。
【0023】図2は、図1のII−II線で示すワード線の
配線方向に沿った概略断面図である。図中、符号8は、
単結晶シリコン等の半導体基板を示し、この半導体基板
8の表面側には、メモリアレイ用のpウェル10と、周
辺回路(ここでは、ローデコーダ4)用のpウェル12
とが形成されている。また、周辺回路用のpウェル12
表面側には、nウェル14が形成されている。この図示
例は、メモリトランジスタがnチャネル型、周辺回路側
のトランジスタがpチャネル型である場合である。ウェ
ル構造は、図示のものに限定されず、導電型を全て逆に
してもよいし、メモリアレイ側と周辺回路側とのトラン
ジスタのチャネル型が同じ場合では、nウエル14を省
略することも可能である。メモリアレイ用のpウェル1
0および周辺回路用のnウェル14表面は、素子分離用
の絶縁膜(例えば、LOCOS16)が選択的に形成さ
れ、これにより半導体基板8の表面が、LOCOS16
等による素子分離領域と、トランジスタ等が形成される
能動領域とに区分されている。
【0024】メモリアレイ用のpウェル10において、
LOCOS16が形成されていない各能動領域には、そ
れぞれフローティングゲート構造のメモリトランジスタ
が多数、配置されている。すなわち、LOCOS16に
挟まれたpウェル10表面には、ゲート絶縁膜18を介
してフローティングゲート20が複数個、分離形成され
ている。各フローティングゲート20は、例えばポリシ
リコン膜と高融点金属膜とを積層させてなる第1ポリサ
イド層(1PC)から構成されている。また、各フロー
ティングゲート20表面は、例えば酸化シリコン膜,O
NO(Oxide Nitride Oxide) 膜などから構成される中間
絶縁膜22で覆われており、その上に、各トランジスタ
間を相互接続する共通な1本のコントロールゲート24
が形成されている。このコントロールゲート24は、上
記1PCと同様な材質の第2ポリサイド層(2PC)か
ら構成され、図2に示すように、メモリアレイ2内を行
方向に細長く配線されている。
【0025】このように構成されたメモリトランジスタ
上には、第1層間絶縁層26を介して、ワード線WL01
が配線されている。このワード線WL01は、下層側のゲ
ート電極層(フローティングゲート20およびコントロ
ールゲート24)の裏打ちとして、例えば第1アルミニ
ウム層(1AL)から構成されている。すなわち、図1
にも示すように、コントロールゲート24に沿ってワー
ド線WL01が配線され、両者は第1層間絶縁層26に開
口された第1のコンタクト孔26aを介して接続されて
いる。このコンタクト孔26aは、第1アルミニウム・
コンタクト(1AC)と称し、ここでは、タングステン
(W)等からなる金属プラグが埋め込まれている。ま
た、本発明では、ワード線WL01をゲート引出配線層と
称している。
【0026】本発明では、このゲート引出配線層(ワー
ド線WL01)が、周辺回路用のnウェル14と電気的に
接続されている。図1において更に詳しくいうと、周辺
回路用のnウェル14内では、能動領域以外に、LOC
OS16が形成されていない部分が素子分離領域内に島
状に形成されている。そして、その周囲をLOCOS1
6に囲まれたnウェル14の表面側には、p型の不純物
拡散領域28が設けられ、これによりpn接合(本発明
では、放電用pn接合という)が形成されいる。また、
放電用pn接合上方にワード線WL01が延設され、両者
が第1層間絶縁層26に開口された第2のコンタクト孔
26bを介して接続されている。第2のコンタクト孔2
6bも、1ACと同様にタングステン(W)等からなる
金属プラグが埋め込まれている。
【0027】本発明では、放電用pn接合およびその周
辺構造に種々の変形が考えられる。たとえば、図3に示
すように、不純物拡散領域28を、第2のコンタクト孔
26bの下端周囲に形成された第1の不純物拡散領域2
8aと、第1の不純物拡散領域28a周囲から基板奥側
に一回り大きく形成された第2の不純物拡散領域28b
とから構成させるとよい。このように放電用pn接合を
構成すると、ゲート電極層(例えば、コントロールゲー
ト24)のバイアス印加時に放電用pn接合の空乏層が
余り延びず、その耐圧を高くできるといった利点があ
る。
【0028】さらに高耐圧化のためには、図4に示すよ
うに、LOCOS16直下に導入されているチャネルス
トップ用の不純物拡散領域16aと放電用pn接合との
距離を、ある程度離したオフセット構造にするとよい。
【0029】このように周辺回路用のnウェル14と電
気的に接続されたワード線WL01上には、図2に示すよ
うに、第2層間絶縁層30を介して、メモリアレイ2側
に主ビット線MBL0,MBL1,…が、周辺回路側に上部
配線層40が各々形成されている。これら主ビット線M
BL0,MBL1,…や上部配線層40は、例えば第2アル
ミニウム層(2AL)で構成されている。
【0030】前記ゲート引出配線層(ワード線WL01)
は、周辺回路側に設けられている上部配線層40を介し
て、周辺回路用のnウェル14と電気的に接続されてい
る。すなわち、ワード線WL01は、第2層間絶縁層30
のコンタクト孔30a,上部配線層40,他のコンタク
ト孔30b,下部配線層42,第1層間絶縁層26のコ
ンタクト孔26cを経て、周辺回路用のnウェル14に
形成されたMOSトランジスタ44の一方側の不純物拡
散領域44a(ソース領域又はドレイン領域)に接続さ
れている。
【0031】主ビット線MBL0,MBL1,…や上部配線
層40上は、特に図示しないが、保護膜で覆われ、この
保護膜の電極パッド箇所が開口されている。
【0032】つぎに、本発明の半導体装置の製造方法に
ついて、上記した構成のフラッシュEEPROMを例と
して説明する。まず、シリコンウェーハ等の半導体基板
8を準備し、その表面側で、メモリアレイ2と周辺回路
(例えば、ローデコーダ4)とに、pウェル10,12
を、例えばイオン注入法により形成する。また、同様な
方法で、周辺回路側のpウェル12の表面側には、nウ
ェル14を形成する。
【0033】つぎに、LOCOS16の選択的な形成を
常法に従って行う。LOCOS16を形成するために
は、たとえば、パッド用酸化膜と窒化シリコンなどで構
成される酸化阻止膜とをこの順で積層し、酸化阻止膜に
ついて所定のパターンニングを施した後、チャネルスト
ッパ用のイオン注入,LOCOS用の熱酸化を行う。こ
れにより、LOCOS16と、その下にチャネルストッ
プ用の不純物拡散領域16aとが形成される。酸化阻止
膜を除去後、熱酸化を施すと、LOCOS16に挟まれ
たウェル表面に、ゲート絶縁膜18が成膜される。
【0034】つぎに、メモリアレイ2側にメモリトラン
ジスタを形成する。具体的には、第1ポリサイド層(1
PC)を成膜し、これを導電化した後にエッチング加工
してフローティングゲート20を形成する。フローティ
ングゲート20上に、例えばONO膜等の中間絶縁膜2
2を成膜後、第2ポリサイド層(2PC)を成膜し、そ
の導電化後に、2PCおよび中間絶縁膜22をエッチン
グ加工してコントロールゲート24を形成する。このメ
モリトランジスタと同時に、周辺回路側のMOSトラン
ジスタ44のゲート電極が形成される。
【0035】メモリトランジスタおよび周辺回路側のM
OSトランジスタ44について、そのゲート電極をマス
クとして、不純物拡散領域(ソース/ドレイン領域)を
形成する。これにより、図2では、MOSトランジスタ
44の不純物拡散領域44aが形成される。なお、メモ
リトランジスタに関しては、特に図示していないが、不
純物拡散領域が図2の手前及び奥側に形成される。
【0036】つぎに、全面に第1層間絶縁層26を成膜
し、これにコンタクト孔26a,26b,26cを開口
する。本発明では、第2のコンタクト孔26bの下端に
接する半導体基板8の表面側に、放電用pn接合の一方
の不純物拡散領域28を形成するが、これは、上記した
不純物拡散領域(44a等)と同時に、或いは第1層間
絶縁層26の成膜前にイオン注入法等で形成してもよ
く、また、このコンタクト孔26b開口後に、コンタク
ト孔26bを介して熱拡散法等により形成することもで
きる。
【0037】また、図3,4のように、不純物拡散領域
28を濃度を変えて2つの不純物拡散領域28a,28
bで構成させる場合にあっては、LOCOS16で覆わ
れいていないnウェル14表面のほぼ全面に第2の不純
物領域28bを、例えばソース/ドレイン領域のLDD
(Lightly Doped Drain) 領域と同時にイオン注入法等に
より形成しておき、このコンタクト孔26b開口後に、
第1の不純物拡散領域28aを、コンタクト孔26bを
介して熱拡散法等により形成することもできる。
【0038】第1層間絶縁層26に開口したコンタクト
孔26a,26b,26cに、W等の金属を埋め込ん
で、プラグを形成する。この金属プラグを介して、下層
側のフローティングゲート24,不純物拡散領域28,
44aに適宜接続しながら、ゲート引出配線層(ワード
線WL01)や下部配線層42等を、通常のフォトリソグ
ラフィ加工技術を用いて形成する。そして、第2層間絶
縁層30を成膜し、コンタクト孔30a,30b等を開
口し、これに金属プラグを埋め込んだ後、主ビット線M
BL0,MBL1,…や上部配線層40を、通常のフォトリ
ソグラフィ加工技術を用いて形成する。その後は、所定
の保護膜を成膜し、そのパッド窓開け工程等を経て、本
フラッシュEEPROMが完成する。
【0039】最後に、このフラッシュEEPROMにお
ける、本発明の作用及び効果について説明する。前記ゲ
ート引出配線層(ワード線WL01)のエッチング加工に
おいては、切り立った断面が得られ微細加工ができる等
の理由から、通常、反応性RIE(Reactive Ion Etchi
ng)等の異方性ドライエッチングが用いられる。従っ
て、エッチング中はプラズマに常時さらされており、ま
た、特にRIEではイオンを金属膜に高速で衝突させる
ため、ゲート引出配線層がチャージを受け取り帯電しや
すい。本発明では、図2に示すように、上記した放電用
pn接合が設けられ、それがエッチング加工時に、加工
対象である第1アルミニウム層(1AL)等の金属膜と
接続されているため、この放電用pn接合を介して金属
膜が受け取ったチャージが基板側に放電される。
【0040】本発明は、上記実施形態に限定されず、種
々の変形が可能である。たとえば、上記pn接合の向
き、配置場所に限定はない。すなわち、上記説明では、
RIE等のドライエッチングにおいては、通常、ゲート
引出配線層(ワード線WL01)となる金属膜は正に帯電
され易いことから、基板表面側にp型の不純物拡散領域
28を設け、正電荷が基板側に逃げやすい構成の放電用
pn接合を例示した。しかし、金属膜が負に帯電されや
すい場合等にあっては、放電用pn接合の向きを上記説
明とは逆にしてもよい。この場合、例えば、前記不純物
拡散領域28の導電型をn型とし、これをpウェル12
の表面に形成することができる。また、上記説明では放
電用pn接合を素子分離領域内に設けることとしたが、
これに限らず、例えばMOSトランジスタ44等との電
気的な干渉がなければ、能動領域に放電用pn接合を形
成してもよい。
【0041】また、フローティングゲート24のバイア
ス条件との関係で、放電用pn接合の存在によりメモリ
トランジスタの正常動作が妨げられるような場合にあっ
ては、逆耐圧を低めに設定した放電用pn接合を上記説
明とは逆方向に設け、pn接合の逆方向から放電を行な
ってもよい。さらに、放電用pn接合を、互いに逆向き
となる2つのpn接合から構成させても構わない。
【0042】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
半導体装置及びその製造方法によれば、帯電量が多いゲ
ート引出配線層の加工時において、ゲート絶縁膜が絶縁
破壊されることを効果的に防止できる構造の半導体装置
及びその製造方法を提供することができる。これより、
ゲート絶縁膜を薄膜化してMISトランジスタの駆動能
力向上が図れる。従って、本発明は、MIS型半導体装
置の一層の高集積化・高速化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わるフラッシュEEPR
OMについて、メモリアレイを中心とした構成および使
用配線層を概略的に示す図である。
【図2】図1に示すII−II線に沿ったフラッシュEEP
ROMの概略断面図である。
【図3】本発明の要部である放電用pn接合の他の構成
例として、その周囲を拡大して示す要部断面図である。
【図4】図3の変形例を示す同要部断面図である。
【図5】従来のフラッシュEEPROMの概略断面図で
ある。
【符号の説明】
2…メモリアレイ、4…ローデコーダ、6…カラムデコ
ーダ、8…半導体基板、10…メモリアレイ用のpウェ
ル(第1のウェル)、12…周辺回路用のpウェル(第
2のウェル)、14…周辺回路用のnウェル(第2のウ
ェル)、16…LOCOS(素子分離用の絶縁膜)、1
6a…チャネルストップ用の不純物拡散領域、18…ゲ
ート絶縁膜、20…フローティングゲート、22…中間
絶縁膜、24…コントロールゲート、26…第1層間絶
縁層(層間絶縁層)、26a,26b,26c…第1層
間絶縁層のコンタクト孔(26a…第1のコンタクト
孔,26b…第2のコンタクト孔)、28…放電用pn
接合の一方の不純物拡散領域、28a…第1の不純物拡
散領域、28b…第2の不純物拡散領域、30…第2層
間絶縁層、30a,30b…第2層間絶縁層のコンタク
ト孔、40…上部配線層、42…下部配線層、44…周
辺回路用のMOSトランジスタ、44a…周辺回路用M
OSトランジスタの一方の不純物拡散領域、1AL…第
1アルミニュウム、2AL…第2アルミニュウム、1P
C…第1ポリサイド、2PC…第2ポリサイド、3PC
…第3ポリサイド、1AC…第1アルミニュウム・コン
タクト、2AC…第2アルミニュウム・コンタクト、3
BC…第3ポリサイドの不純物拡散領域へのコンタク
ト、MBL0 等…主ビット線、SBL…副ビット線、S
G0等…選択ゲート線、SL…ソース線、ST…選択ト
ランジスタ、WL01等…ワード線。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板表面側に形成された第1のウ
    ェル上にゲート絶縁膜を介して形成され、第1のウェル
    に対し絶縁されたゲート電極層と、 ゲート電極層上に層間絶縁層を介して配線され、当該層
    間絶縁層に形成された第1のコンタクト孔を介して下層
    側のゲート電極層に電気的に接続され、上層側の他の配
    線層を介して第2のウェルに電気的に接続されたゲート
    引出配線層と、を有する半導体装置であって、 前記第2のウェル表面側には、放電用pn接合が形成さ
    れ、 放電用pn接合上の前記層間絶縁層には、第2のコンタ
    クト孔が形成され、 当該放電用pn接合および第2のコンタクト孔を介し
    て、前記ゲート引出配線層が第2のウェルに電気的に接
    続されている半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記放電用pn接合の一方の不純物拡散
    領域は、 前記第2のコンタクト孔周囲の基板表面側に形成された
    高濃度な第1の不純物拡散領域と、 第1の不純物拡散領域の周囲から基板深さ方向にかけて
    形成された低濃度な第2の不純物拡散領域と、から構成
    されている請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記放電用pn接合は、前記第2のウェ
    ルの素子分離領域内で、周囲を素子分離用の絶縁膜に囲
    まれて形成されている請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記放電用pn接合の一方の不純物拡散
    領域は、 前記素子分離用の絶縁膜に周囲を囲まれた半導体基板部
    分の表面側中央付近で、前記第2のコンタクト孔周囲に
    形成された高濃度な第1の不純物拡散領域と、 第1の不純物拡散領域の周囲から基板深さ方向にかけて
    形成された低濃度な第2の不純物拡散領域と、から構成
    されている請求項3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記素子分離用の絶縁膜の直下には、チ
    ャネルストップ用の不純物拡散領域が、前記pn接合と
    所定間隔をおいて形成されている請求項4に記載の半導
    体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のウェルは、半導体記憶装置の
    メモリアレイ用ウェルであり、 前記第2のウェルは、メモリアレイの周辺回路用ウェル
    である請求項1に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板表面側に、第1のウェル及び
    第2のウェルを形成し、 第1のウェル上に、ゲート絶縁膜を介して第1のウェル
    と絶縁させてゲート電極層を形成し、 ゲート電極層上に層間絶縁層を成膜し、この層間絶縁層
    に第1のコンタクト孔を形成した後、当該第1のコンタ
    クト孔を介して下層側のゲート電極層に電気的に接続さ
    せながらゲート引出配線層を形成し、 その後、ゲート引出配線層を、上層側の他の配線層を介
    して前記第2のウェルに電気的に接続させる半導体装置
    の製造方法であって、 前記ゲート引出配線層の形成に先立って、前記第2のウ
    ェル表面側に放電用pn接合を形成した後、 放電用pn接合上の前記層間絶縁層に第2のコンタクト
    孔を形成し、 続くゲート引出配線層の成膜の際に、当該ゲート引出配
    線層を、放電用pn接合および第2のコンタクト孔を介
    して第2のウェルに電気的に接続させる半導体装置の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 前記pn接合の形成に際しては、 素子分離用の絶縁膜に周囲を囲まれた半導体基板部分
    に、当該素子分離用の絶縁膜をマスクとして、まず、低
    濃度な第2の不純物拡散領域を形成し、 その後、前記第2のコンタクト孔を形成した後に、当該
    第2のコンタクト孔を介して、第2の不純物拡散領域内
    の基板表面側に高濃度な第1の不純物拡散領域を形成す
    る請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のウェルは、半導体記憶装置の
    メモリアレイ用ウェルであり、 前記第2のウェルは、メモリアレイの周辺回路用ウェル
    である請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
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