JPH1078641A - 保護オーバーコートを適用する方法 - Google Patents

保護オーバーコートを適用する方法

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JPH1078641A
JPH1078641A JP9220273A JP22027397A JPH1078641A JP H1078641 A JPH1078641 A JP H1078641A JP 9220273 A JP9220273 A JP 9220273A JP 22027397 A JP22027397 A JP 22027397A JP H1078641 A JPH1078641 A JP H1078641A
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toner
overcoat
photographic
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image
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JP9220273A
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E Bohan An
イー.ボハン アン
A Deparuma Bito
エー.デパルマ ビト
K Gooberu William
ケー.ゴーベル ウィリアム
R Kanp Dennis
アール.カンプ デニス
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Eastman Kodak Co
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C11/00Auxiliary processes in photography
    • G03C11/08Varnishing, e.g. application of protective layers on finished photographic prints
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S430/162Protective or antiabrasion layer

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像が形成された写真要素に、容易に適用さ
れ、相対的に薄いオーバーコート層を提供する。 【解決手段】 a)親水性バインダーにハロゲン化銀由
来画像を含んでなる画像形成された写真要素を用意する
こと、 b)電場の存在下で、帯電したクリアポリマー粒子を前
記要素の主面に付着させるように、前記要素の主面に当
該ポリマー粒子を適用すること、そして c)前記クリアポリマー粒子が前記要素の主面に連続ポ
リマー層を形成するように当該ポリマー粒子を溶融する
ことの各工程を含んでなる画像形成された写真要素に保
護オーバーコートを適用する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化銀写真
要素由来の画像に保護オーバーコートを適用する方法、
及びそのようなオーバーコートによって保護される画像
形成された要素に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真要素は親水性乳剤に感
光性ハロゲン化銀を含有する。画像は、このハロゲン化
銀を露光するか、もしくは他の活性輻射線に曝露し、そ
して露光したハロゲン化銀を元素の銀に還元するために
現像することによって当該要素中に形成される。
【0003】カラー写真要素では、種々の方法の一つに
よるハロゲン化銀現像の結果として色素像が形成され
る。最も一般的には、ハロゲン化銀現像の副生物である
酸化されたハロゲン化銀現像主薬をカプラーという色素
形成化合物と反応させる。その後、銀及び未反応ハロゲ
ン化銀が写真要素から除かれ、色素像が残る。いずれの
場合でも、画像形成には通常、ハロゲン化銀とカプラー
とを接触させるために写真要素の表面に浸透する水溶液
を用いた液体処理を必要とする。この場合、ゼラチン、
及び類似の天然もしくは合成の親水性ポリマーが、ハロ
ゲン化銀写真要素用に選ばれたバンダーであることが実
証されている。残念なことに、ゼラチン、及び類似の天
然もしくは合成の親水性ポリマーを、ハロゲン化銀結晶
と処理水溶液との接触を促進するように調合する場合、
画像形成された写真要素を取扱う様式で取扱われるもの
に望ましい程の強靱さも表面損傷抵抗も有していない。
従って、画像が形成された要素は、容易に指紋がつく場
合があり、また引っかき傷がつくか裂ける場合があり、
液体と接触すると膨潤もしくは変型する場合がある。
【0004】物理的損傷から写真要素を保護するために
多くの技法が提案されている。一つの方法は、現像した
写真要素の表面に、例えば、積層により、ゼラチンより
も物理的に強いポリマーのプリフォーム層を適用するこ
とである。そのような技法は、例えば、米国特許第3,
697,277号明細書に記載されている。もう一つの
方法は、現像した写真要素の表面に、硬化して強靱なポ
リマー層を残す液体組成物を適用することである。その
ような技法は、例えば、米国特許第3,931,431
号明細書に記載されている。残念なことに、写真要素の
表面を保護するこれらの技法はいくつかの問題点があ
る。積層は多くの欠点を有する。例えば、積層には追加
の支持体を塗布することを伴うので追加の費用がかか
る。また、積層工程において積層体と写真要素との間に
エアーポケットを閉じこめて画像欠陥を起こしやすい。
さらに、積層体は積層前は自立しているので、必要以上
に厚く、材料がむだで、写真要素の一方の側のみに適用
した場合、写真要素がカールを起こす場合がある。液体
オーバーコートを適用すると、積層に伴う問題点(例え
ば、エアーポケットの形成)をいくつか回避することが
できる。しかし、それはまた別の問題を導入する。例え
ば、液体組成物の取扱は厄介であり、そのような組成物
は環境的に望ましくない溶剤を含有することが多い。さ
らに、液体コーティングは乾燥が困難であるか、もしく
は別途のUV硬化工程を要する場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、容易に適用さ
れ、相対的に薄いオーバーコート層を提供する簡便な乾
燥技法によって、画像が形成された写真要素に保護オー
バーコートを適用することが望ましい。電子写真は、表
面に静電荷パターンを形成し、そしてこの電荷パターン
の配置の作用としてその表面上にトナーと呼ぶマーキン
グ組成物のパターンを形成することを要する。熱及び/
もしくは圧力をかけてトナーを溶融(fusing)させて画
像を載せた表面に接着させることによって、画像を載せ
た面上に生じたトナーパターンを永久なものとする。
【0006】ときどき、種々の方法でそのようなトナー
パターンをオーバーコートすることが提案されている。
クリアトナーを用いてトナー像上に保護オーバーコート
を形成することが、例えば、米国特許第5,260,7
53号、同5,339,146号、及び同5,506,
671号明細書に提案されている。しかし、当該技術分
野では、ハロゲン化銀写真要素由来の画像に保護オーバ
ーコートを適用するために、静電写真もしくは電子写真
技法を用いることは提案されていなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】我々は、電子写真トナー
組成物を写真要素の親水性表面に接着させて、通常の取
扱時の画像表面を保護することができることを見出し
た。一つの態様では、本発明は、 a)親水性バインダーにハロゲン化銀由来画像を含んで
なる画像形成された写真要素を用意すること、 b)電場の存在下で、帯電したクリアポリマー粒子を前
記要素の主面に付着させるように、前記要素の主面に当
該ポリマー粒子を適用すること、そして c)前記クリアポリマー粒子が前記要素の主面に連続ポ
リマー層を形成するように当該ポリマー粒子を溶融する
ことの各工程を含んでなる画像形成された写真要素に保
護オーバーコートを適用する方法を提供する。
【0008】もう一つの態様では、本願発明は、クリア
電子写真トナーポリマーの薄い保護オーバーコートを有
する画像形成された写真要素を提供する。本発明は、写
真要素上に比較的薄い保護オーバーコート層を与える、
簡便かつ効果的な方法を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の独特の態様は、それぞれ
独立して十分に開発されているハロゲン化銀画像形成と
電子写真の二種類の技法を組み合わせることである。こ
れらの技法はそれぞれ、文献上(特許文献を含む)十分
に確立されており、材料及びプロセスの詳細を参照する
ことができる。ハロゲン化銀技術の場合では、リサーチ
ディスクロージャー、1995年9 月、アイテム37038 、78
-114頁、及びそこに引用された特許明細書及び公報(以
下、「リサーチディスクロージャー37038 」という)を
参照することができ、参照することにより本願明細書の
内容とする。リサーチディスクロージャーは、Kenneth
Mason Publication Ltd., Dudley Annex, 12a North St
reet, Emsworth, Hampshire PO10 7DQ, England によっ
て出版されている。電子写真技術の場合では、Schaffer
t の「電子写真」、第2版、1975年、Focal Press Ltd.
London を参照することができ、参照することにより本
願明細書の内容とする。
【0010】本発明に従って保護される画像形成した写
真要素は、白黒要素(例えば、銀像を生じるもの、もし
くは色素生成カプラーの混合物由来の中性調子画像を生
じるもの)、単色要素又は多色要素となることができる
ハロゲン化銀写真要素由来のものである。多色要素は典
型的にスペクトルの三原色のそれぞれに感度を有する色
素像形成単位を含む。この画像形成された要素は、ネガ
フィルム画像、リバーサルフィルム画像及び映画プリン
トのような透過によって見る画像形成要素となるか、も
しくはペーパープリントのように反射によって見る画像
形成要素となることができる。ペーパープリント及び映
画プリントに関して発生する取扱量のために、本発明の
用途ではそれらが好ましい画像形成された写真要素であ
る。
【0011】本発明の画像形成した写真要素にオーバー
コートを適用する主目的は、物理的な損傷から写真要素
を保護することであるが、オーバーコートを適用すると
画像を褪色(fading)もしくは黄変(yellowing )から
保護することもできる。このことは、酸素の作用により
褪色もしくは黄変しがちな画像を有する要素に関しては
事実である。例えば、ピラゾロン及びピラゾロアゾール
カプラーに由来する色素の褪色は、少なくとも一部は、
酸素の存在によって起こると言われており、要素中への
酸素移動に対するバリアとし作用するオーバーコートの
適用によりそのような褪色を少なくする。さらに、トナ
ーが中性色でない場合は、当該要素に形成された画像の
色相改良もしくは補正に用いることができる。
【0012】保護される画像が形成される写真要素は、
リサーチディスクロージャー37038に示す構造と成分を
有することができる。具体的な写真要素は、「カラーペ
ーパー要素1及び2」としてリサーチディスクロージャ
ー37038 の96-98 頁に記載された要素となることができ
る。典型的な多色写真要素は、それと組合わさる少なく
とも一種のシアン色素生成カプラーを有する少なくとも
一つの赤感性ハロゲン化銀乳剤層を含むシアン色素画像
形成ユニット、それと組合わさる少なくとも一種のマゼ
ンタ色素生成カプラーを有する少なくとも一つの緑感性
ハロゲン化銀乳剤層を含むマゼンタ色素画像形成ユニッ
ト、及びそれと組合わさる少なくとも一種のイエロー色
素生成カプラーを有する少なくとも一つの青感性ハロゲ
ン化銀乳剤層を含むイエロー色素画像形成ユニットを坦
持する支持体を含んで成る。
【0013】この要素は、フィルター層、中間層、オー
バーコート層、下引き層等の追加の層を含むことができ
る。これらの全ての層を、透明(例えば、フィルム支持
体)もしくは反射(例えば、紙支持体)となることがで
きる支持体に塗布することができる。また、本発明の写
真要素は、リサーチディスクロージャー、アイテム3439
0 、1992年11月、に記載される磁気記録材料、もしくは
米国特許第4,279,945号及び同4,302,5
23号各明細書に記載される、透明支持体の裏面の磁性
粒子を含有する層のような透明磁気記録層も包含する。
【0014】適切なハロゲン化銀乳剤及びそれらの調製
並びに化学増感及び分光増感方法については、リサーチ
ディスクロージャー37038 のセクションI〜Vに記載さ
れている。カラー材料及び現像改質剤は、リサーチディ
スクロージャー37038 のセクションV〜XXに記載され
ている。ベヒクルは、リサーチディスクロージャー3703
8 のセクションIIに記載されており、蛍光増白剤、カ
ブリ防止剤、安定化剤、光吸収剤及び光散乱剤、硬膜
剤、塗布助剤、可塑剤、滑剤並びに艶消剤等の種々の添
加剤は、リサーチディスクロージャー37038 のセクショ
ンVI〜X、及びXI〜XIVに記載されている。処理
方法と処理剤はリサーチディスクロージャー37038 のセ
クションXIX及びXXに記載され、露光の方法はリサ
ーチディスクロージャー37038 のセクションXVIに記
載されている。
【0015】写真要素は、典型的には乳剤の形態でハロ
ゲン化銀を提供する。写真乳剤は、一般的には写真要素
の一つの層として乳剤を塗布するためのベヒクルを含
む。有用なベヒクルとしては、タンパク質等の天然物
質、タンパク質誘導体、セルロース誘導体(例えば、セ
ルロースエステル類)、ゼラチン(例えば、牛骨もしく
は皮ゼラチン等のアルカリ処理ゼラチン、または豚皮ゼ
ラチン等の酸処理ゼラチン)、ゼラチン誘導体(例え
ば、アセチル化ゼラチン、フタル化ゼラチン等)、並び
にリサーチディスクロージャーに記載されているような
他のベヒクルの両方が含まれる。また、ベヒクルもしく
はベヒクル増量剤として有用なものは、親水性透水性コ
ロイドである。これらは、合成ポリマー解こう剤、キャ
リヤー、及び/もしくはポリビニルアルコール類、ポリ
ビニルラクタム類、アクリルアミドポリマー、ポリビニ
ルアセタール類、アルキル及びスルホアルキルアクリレ
ート類並びにメタクリレート類のポリマー、加水分解性
ポリビニルアセテート類、ポリアミド類、ポリビニルピ
リジン、メタクリルアミドコポリマー等の、バインダー
を含む。ベヒクルは、写真乳剤に有用な量で乳剤中に存
在することができる。
【0016】本発明の写真要素を、種々の技法を用いて
像様露光することができる。典型的には、露光はスペク
トルの可視領域に対してであり、一般的にはレンズを通
したライブ像である。また、露光は光照射装置(例え
ば、LED、CRT等)による記録された画像(例え
ば、コンピュータ記憶画像)に対するものとなることも
できる。
【0017】写真要素の画像は、例えば、T. H. James
編の The theory of the Photographic Process 、第4
版、Macmillan, New York, 1977 年に記載されているい
くつかの周知の処理組成物のいずれかを用いたいくつか
の周知の写真プロセスのいずれかを用いて処理できる。
カラーネガ要素を処理する場合には、この要素を発色現
像主薬(即ち、カラーカプラーと共に着色した画像色素
を生成するもの)で処理し、次に酸化剤及び溶剤で処理
して銀及びハロゲン化銀を除去する。カラーリバーサル
要素を処理する場合には、この要素をまず白黒現像主薬
(即ち、カプラー化合物と共に着色した色素を生成しな
い現像主薬)で処理した後、現像可能な未露光ハロゲン
化銀にする処理を続け(通常、化学的にもしくは光でカ
ブラせる)、次に発色現像主薬で処理する。好ましい発
色現像主薬は、現像の後、漂白−定着して銀もしくはハ
ロゲン化銀を除き、洗浄して乾燥する。
【0018】本発明は電子写真を用いないで画像を形成
するので、「静電の」の用語を「電子写真の」の用語の
代わりに処理工程及び装置を記述するのに等しく用いる
ことができ、これら二つの用語は本明細書では互換的に
用いる。上述したように、本発明は周知且つ広く利用可
能な電子写真技法を用いて、画像形成された写真要素の
表面にトナーを適用し、そしてその表面にトナーを溶融
する。以下具体的に説明するが、この説明に限定される
ものではない。このプロセスの工程を実施する別法は、
Schaffert の「電子写真」、第2版、1975年、Focal Pr
ess Ltd. London にされている。以下にその頁を示す。
【0019】 工程 テキスト 特許文献 帯電 30〜32頁 710〜723頁 トーニング(Toning) 35〜42頁 724〜744頁 溶融 55〜56頁 784〜791頁
【0020】本発明は、上記ハロゲン化銀写真要素から
得られ、電子写真において周知且つごく普通に実施され
る操作工程から得られる画像形成された写真要素に適用
する。それらの工程は、1)要素表面へのクリアポリマ
ー粒子(本明細書では、「トナー粒子」もしくは「トナ
ー」という)の適用、及び2)当該表面に対するクリア
ポリマー粒子の溶融である。
【0021】要素表面に静電気的に帯電した粒子を適用
することは多くの種々の方法で達成可能である。例え
ば、要素上に表面電荷を蓄積するために、相対的に絶縁
性の要素を、高電圧コロナワイヤーと接地板との間に形
成される電場に置くことができる。そして反対に帯電し
たトナー粒子を前記帯電表面と接触させると、粒子が付
着する。
【0022】要素表面にトナー粒子を誘因する別法は、
バイアスが、帯電ローラ(トナー及び関連するキャリヤ
粒子が引きつけられるローラー)と、トナーが適用され
る(存在する場合)要素の反対側にあるトナー対電極と
の間に形成される磁気ブラシトーニング装置を用いる。
トナーが磁気ブラシから追い払われて要素表面に引きつ
けられるように電場を調節する。
【0023】要素表面にトナー粒子を付着させるもう一
つの方法は、磁気ブラシトーニング装置から相対的に導
電性の中間トランスファローラーに静電気的にトナー粒
子を引きつけ、そしてこのローラーをバイアスして、付
着したトナー粒子を中間ローラーから要素表面に追いや
る静電転写電場を確立することである。トナー粒子は、
例えば、磁性キャリヤ(例えば、鉄粒子)と混合チャン
バーで混ぜることによって帯電させることができる。ト
ナーの帯電レベル及び極性は、電荷制御剤をトナーに添
加するか、磁性キャリアのポリマー被覆によって調節す
ることができる。これらの技法は電子写真の技術分野で
は周知であり、例えば、米国特許第4,546,060
号明細書(引用することにより、本明細書の内容とす
る)に示されている。
【0024】要素面上に所望する厚みの連続コーティン
グを与える速度で写真要素表面にトナーを適用する。好
ましい厚みは、0.2〜50μmの範囲である。特に好
ましい厚みは、1〜10μmの範囲である。オーバーコ
ート厚の下限は、トナーを適用する表面の粗さによって
左右される。表面が粗いほどより厚いコーティングが必
要である。オーバーコート厚の上限は、コーティングを
形成するのに要する電場よって左右される。
【0025】要素表面にトナー粒子を適用した後、この
粒子を加熱溶融及び/もしくは加圧溶融させて要素表面
上にオーバーコートを形成する。溶融は、加熱された溶
融部材(例えば、溶融ベルトもしくは溶融ローラー)と
要素表面とを接触させて行うのが好ましい。従って、例
えば、100〜200℃に加熱した一組の加熱ローラー
に、移動速度0.005〜0.50m/秒、圧力5〜1
5MPaで、この要素を通すことによって溶融させる。
【0026】電子写真に用いる無色トナー粒子は公知で
あり、本発明でも用いることができる。選択する粒状ト
ナーは写真要素の親水性に適合するものがよく、容易に
付着するものがよい。それは、通常のスクリーニングで
当業者が適切なトナーを選択する範囲内のものである。
トナーが適用される写真要素のぜい弱性のために、トナ
ーポリマーは、45〜80℃、好ましくは55〜65℃
の範囲にガラス転移温度Tgを有するのがよい。
【0027】本発明に用いるトナー粒子由来のポリマー
の例は、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
(塩化ビニル−コ−塩化ビニリデン)、塩素化したポリ
プロピレン、ポリ(塩化ビニル−コ−酢酸ビニル)、ポ
リ(塩化ビニル−コ−酢酸ビニル−コ−無水マレイン
酸)、エチルセルロース、ニトロセルロース、ポリアク
リル酸エステル類、アマニ油改質アルキッド樹脂、ロジ
ン改質アルキッド樹脂、フェノール改質アルキッド樹
脂、フェノール樹脂、ポリエステル類、ポリビニルブチ
ラール、ポリイソシアネート樹脂、ポリウレタン類、ポ
リ酢酸ビニル、ポリアミド類、クロマン樹脂、ダンマル
樹脂、ケトン樹脂、マレイン酸樹脂、ビニルポリマー類
(例えば、ポリスチレン及びポリビニルトルエン又はメ
タクリレートもしくはアクリレートとビニルポリマーと
のコポリマー)、ポリ(テトラフルオロエチレン−ヘキ
サフルオロプロピレン)、低分子量ポリエチレン、フェ
ノール改質ペンタエリトリトールエステル類、ポリ(ス
チレン−コ−インデン−コ−アクリロニトリル)、ポリ
(スチレン−コ−インデン)、ポリ(スチレン−コ−ア
クリロニトリル)、ポリ(スチレン−コ−ブタジエ
ン)、ポリメチルメタクリレート配合ポリステアリルメ
タクリレート、シロキサンとポリアルケンとのコポリマ
ーの中から選択することができる。これらのポリマーは
単独で用いてもよく、組み合わせて用いてもよい。本発
明の好ましい態様では、トナーはポリエステルもしくは
ポリ(スチレン−コ−ブチルアクリレート)を含んでな
る。好ましいポリエステルは、エトキシ化及び/もしく
はプロポキシ化されたビスフェノールA並びにテレフタ
ル酸、ドデセニルコハク酸及びフマル酸の一種以上をベ
ースとする。
【0028】オーバーコートの耐摩耗性を高めるため
に、架橋させるか枝分かれしたポリマーを用いてもよ
い。例えば、ポリ(スチレン−コ−インデン−コ−ジビ
ニルベンゼン)、ポリ(スチレン−コ−アクリロニトリ
ル−コ−ジビニルベンゼン)もしくはポリ(スチレン−
コ−ブタジエン−コ−ジビニルベンゼン)を用いること
ができる。
【0029】トナーはクリア、即ち、透明であるのがよ
く、好ましくは無色である。しかし、オーバーコートを
通して画像が見える限りは、色補正の目的もしくは特定
の効果のために、トナーがある色を有することが特に考
えられる。従って、トナーに色を呈する色素を組み込む
ことができる。更に、オーバーコートに所望する特性を
与える添加剤をトナーに組み込むことができる。例え
ば、UV吸収剤をトナーに組み込み、オーバーコートを
UV吸収性にして褪色を起こすUVから画像を保護する
ことができる。
【0030】オーバーコートを形成するトナー粒子に加
えて、要素表面に転写され、オーバーコートに組み込ま
れる要素の表面特性を変える別の粒子をトナー組成物を
組み合わせることができる。そのような粒子は、トナー
粒子が溶融する条件では固体であって、非溶融性であ
り、そしてシリカのような無機粒子及びメチルメタクリ
レートビーズのような有機粒子を含み、溶融工程では溶
融しないで、オーバーコートに表面粗さを与える。トナ
ー組成物に混ぜる場合、そのような粒子をトナー重量に
対して最大80%含むことができる。
【0031】このオーバーコートの表面特性は、多く
は、トナーを形成するポリマーの物性、固体非溶融性粒
子の有無に依存する。しかし、オーバーコートの表面特
性を、この表面を溶融する条件によって変えることもで
きる。例えば、トナーを溶融して連続オーバーコート層
を形成するのに用いる溶融部材の表面特性を、要素表面
に所望の、平滑性、テクスチャーもしくはパターンを与
えるように選定することができる。従って、高平滑性溶
融部材は画像形成された要素に光沢面を与え、テクスチ
ャーを有する溶融部材は要素に艶消し面もしくはテクス
チャー面を与え、パターンを有する溶融部材は要素面に
パターン付ける。
【0032】本発明のプロセスに用いるのに予想される
方法は、画像形成された要素の表面全体をオーバーコー
トで被覆することであるが、要素面に記載領域を用意す
るような特定の効果を与えるために面上の個別の領域の
みにトナーを適用することも特に考えられる。
【0033】
【実施例】以下の例により本願発明を更に詳しく説明す
る。例1 商品名KODACOLOR, ROYAL, EDGE, PORTRA and DURAFLEX
(いずれも、商標)で販売されているハロゲン化銀カラ
ー写真要素のサンプルを像様露光し、市販のKodak RA4
(商標)現像プロセスで現像して、画像形成された写真
プリントを得た。この画像形成されたプリントを、ポリ
エステルトナー10%及び鉄/ストロンチウム(6:
1)セラミック磁性キャリヤ粒子90%を含んでなる現
像剤800gのトナーホルダーに入れて、クリアポリマ
ートナーでトナー付けした。このトナーは、KAO Inc.製
の商品名KAO M (商標)で販売されているポリエステル
を含んでなっていた。トナーは平均粒径10μmであ
り、キャリヤーは公称粒径30〜50μmであった。シ
ェルのマグネットを回転することによって、キャリヤは
トナーをオフセットローラーに移動した。乳剤側をオフ
セットローラーに向け8cm/秒の速度で、この写真プ
リントをオフセットローラーとバッキングローラとの間
に供給した。バッキングローラに2500ボルトのバイ
アス電圧をかけて、写真材料1m2 当たり約8〜11g
のトナー粒子を移動させた。最終プリント上にはキャリ
ヤーは検出されなかった。
【0034】ベルトフューザー(belt fuser)を介し
て、トナー付けしたサンプルを動かして溶融を達成し
た。トナー画像は、2.6cm加圧ローラーから1.2
MPaの圧力下で155℃に加熱されたニップを通っ
て、4cm/秒で移動する。ニップを通り抜けたとき、
各要素のトナー付けされた部分をステンレス鋼ベルトと
接触させ、トナーが冷却される追加の50cmの間、接
触させたままにした。ベルトに接触させながら要素を冷
却してオフセット(トナー付けしたサンプルよりもベル
トにトナーが付着すること)を減らし、高光沢面を与え
た。得られたオーバーコートされた要素は9μm厚のオ
ーバーコートを有していた。
【0035】得られた画像は、オーバーコートされてな
い元の画像よりも高い光沢を有していた。オーバーコー
トされない画像の場合の平均光沢73光沢単位(20
度)と比較すると、オーバーコートされた画像は平均光
沢92光沢単位(20度)を有した。光沢度は公知のGa
rdner (商標)光沢測定装置を用いて測定した。オーバ
ーコートされたプリントの表面に水滴を加えると、玉状
になりプリント面を損なうことなく容易にふき取れた。
オーバーコートされていないプリントの表面に水滴を加
えると、水滴が拡がって、ゼラチンを膨潤させ、プリン
ト面を変型させた。ゼラチンが膨潤した後は、水をぬぐ
い去ってもこのプリントは容易に引っかき傷がついた。
【0036】再度粉砕して平均粒径10μmとなったHe
rcules Inc. 製の商品名Picotoner1221(商標)ポリ
(スチレン−コ−ブチルアクリレート)コポリマーを含
んでなるトナーを用いてこの例1を繰り返すと、同様の
結果が得られた。本発明の他の好ましい態様を請求項と
の関連において、次に記載する。尚、態様1は請求項1
と同じである。
【0037】(態様1)a)親水性バインダーにハロゲ
ン化銀由来画像を含んでなる画像形成された写真要素を
用意すること、 b)電場の存在下で、帯電したクリアポリマー粒子を前
記要素の主面に付着させるように、前記要素の主面に当
該ポリマー粒子を適用すること、そして c)前記クリアポリマー粒子が前記要素の主面に連続ポ
リマー層を形成するように当該ポリマー粒子を溶融する
ことの各工程を含んでなる画像形成された写真要素に保
護オーバーコートを適用する方法。
【0038】(態様2)前記画像形成された写真要素が
反射支持体上の写真画像を有する態様1に記載の方法。 (態様3)前記画像形成された写真要素が透明支持体上
の写真画像を有する態様1に記載の方法。 (態様4)前記ポリマー粒子が、エトキシ化及び/もし
くはプロポキシ化されたビスフェノールA並びにテレフ
タル酸、ドデセニルコハク酸及びフマル酸の一種以上を
ベースにしたポリエステルを含んでなる態様1に記載の
方法。
【0039】(態様5)前記ポリマー粒子がポリ(スチ
レン−コ−ブチルアクリレート)コポリマーを含んでな
る態様1に記載の方法。 (態様6)前記ポリマー粒子が、0.2〜50μmのオ
ーバーコート厚みを提供する被覆量で適用されている態
様1に記載の方法。 (態様7)前記ポリマー粒子に関連する粒子が、固体の
非溶融無機もしくは有機粒子である態様1に記載の方
法。
【0040】(態様8)前記ポリマー粒子が加熱によっ
て溶融する態様1に記載の方法。 (態様9)前記ポリマー粒子が加熱及び加圧によって溶
融する態様1に記載の方法。 (態様10)クリア電子写真トナーポリマーの薄い保護
オーバーコートを有する画像形成された写真要素。
【0041】(態様11)前記オーバーコートが0.2
〜50μmの厚みを有する態様10に記載の画像形成さ
れた写真要素。 (態様12)前記オーバーコートが、a)エトキシ化及
び/もしくはプロポキシ化されたビスフェノールA並び
にテレフタル酸、ドデセニルコハク酸及びフマル酸の一
種以上をベースにしたポリエステル、並びにb)ポリ
(スチレン−コ−ブチルアクリレート)コポリマーから
なる群より選ばれるポリマーを含んでなる態様10に記
載の画像形成された写真要素。
【0042】(態様13)前記オーバーコートが、固体
の非溶融無機もしくは有機粒子を含んでなる態様10に
記載の画像形成された写真要素。 (態様14)前記オーバーコートが、光沢表面を有する
態様10に記載された画像形成された写真要素。 (態様15)前記オーバーコートが、テクスチャー表面
もしくはパターン表面を有する態様10に記載された画
像形成された写真要素。
フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム ケー.ゴーベル アメリカ合衆国,ニューヨーク 14607, ロチェスター,エジャートン ストリート 115 (72)発明者 デニス アール.カンプ アメリカ合衆国,ニューヨーク 14428, チャーチビル,ジェンキンス ロード 62

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)親水性バインダーにハロゲン化銀由
    来画像を含んでなる画像形成された写真要素を用意する
    こと、 b)電場の存在下で、帯電したクリアポリマー粒子を前
    記要素の主面に付着させるように、前記要素の主面に当
    該ポリマー粒子を適用すること、そして c)前記クリアポリマー粒子が前記要素の主面に連続ポ
    リマー層を形成するように当該ポリマー粒子を溶融する
    ことの各工程を含んでなる画像形成された写真要素に保
    護オーバーコートを適用する方法。
JP9220273A 1996-08-16 1997-08-15 保護オーバーコートを適用する方法 Pending JPH1078641A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/698,838 US5804341A (en) 1996-08-16 1996-08-16 Protective overcoats for silver halide photographic elements
US08/698838 1996-08-16

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JPH1078641A true JPH1078641A (ja) 1998-03-24

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ID=24806870

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EP (1) EP0829761B1 (ja)
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DE (1) DE69726079D1 (ja)

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EP0829761A1 (en) 1998-03-18
EP0829761B1 (en) 2003-11-12

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