JPH1078454A - 加速度センサの性能試験装置 - Google Patents

加速度センサの性能試験装置

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JPH1078454A
JPH1078454A JP9124029A JP12402997A JPH1078454A JP H1078454 A JPH1078454 A JP H1078454A JP 9124029 A JP9124029 A JP 9124029A JP 12402997 A JP12402997 A JP 12402997A JP H1078454 A JPH1078454 A JP H1078454A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 一方のセンサが試験器となり、他方のセンサ
を検査できる、安全装置を作動させる作動回路を含む車
両の安全系の加速度センサの性能試験装置を提供する。 【解決手段】 性能試験装置がハウジング60を介して
加速度センサ10,10′に音波を送るため、加速度セ
ンサ10,10′の中心軸間の角度の二等分線に沿って
配置され、性能、較正およびハウジング60に対する結
合度に関して検査するため音波信号を二つの加速度セン
サで同時に検出するためにある騒音発生器50,前記加
速度センサの出力を前記作動回路に接続する回路手段、
および前記センサの各々をその性能、較正および前記組
込手段との結合度に関して検査するため相互接続された
中央演算処理ユニットとモード制御器を備え、検査中に
前記作動回路が前記安全系に電気接続され、系の検査モ
ードの間でも作動されるように継続的に準備しているた
めの信号処理手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧電的、磁歪
的、電気機械的、静電容量的あるいは歪抵抗的な加速度
センサのような加速度センサの性能試験を行う装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車に乗っている者を保護する受動的
な安全系の一部を成す作動回路の測定センサとして少な
くとも一つのそのようなセンサが使用される。ドイツ特
許第 37 06 765号明細書には自動車の衝突センサが開示
されている。この周知の衝突センサはセンサ・ハウジン
グ内に配置され、障害物に自動車が衝突するとこれに応
答して受動的な安全系を作動させる。これにより、例え
ばエヤバッグが膨らんだり、安全ベルトが緊張する。こ
の周知の衝突センサは、センサ・ハウジング内の圧電性
加速度検出器、出力信号を出力する評価回路、前記出力
信号に応答して安全系を作動させる作動回路、およびそ
の性能を検査する試験回路で構成されている。試験動作
中には作動回路は前記安全系から切り離されている。試
験回路の一部として、電気音響的あるいは電気機械的な
変換器がセンサ・ハウジング内に配置され、圧電加速度
検出器あるいはセンサと音響的あるいは機械的に結合し
ている。
【0003】ドイツ特許第 22 07 831号明細書には、衝
突センサの性能を検査する試験回路を備え、このセンサ
の検出信号の振幅が与えられたしきい値を試験できるよ
うな大きさである衝突センサが開示されている。他の周
知の安全系は、ブランビラ (Brambilla)による「運転者
と前部乗員に対して高度な安全を与えるエヤバッグとベ
ルト緊張装置」 "AutomobitechnischeZeitschrift" ATZ
Nr. 84 (1982) 2, pp. 77-83 に開示されている。この
刊行物の第10図には、単一の加速度センサで形成され
る信号を処理する付加的な部品を備えたブロック回路図
が開示されている。ただ一つのセンサしかないので、上
記の周知安全系の少なくとも二つのセンサの間の相互試
験は行われない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、上
記のタイプの安全系のセンサを継続的に準備しておくこ
とおよび性能を検査でき、系中の圧電センサのようなセ
ンサを試験する間に、作動回路を安全系から切り離すこ
とをなく、センサの共振周波数が衝突による周波数より
十分上にあり、系に関連する誤差に実質上影響を受けな
い信号処理を保証する回路を備えたセンサを形成し、セ
ンサの相互検査が可能で、これにより少なくとも二つの
センサを保有する系で互いにセンサ試験を行うことがで
き、一方のセンサが試験器となり、他方のセンサを検査
できる加速度センサの性能試験装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、安全装置を作動させる作動回路を含む車両の安
全系の加速度センサの性能試験装置にあって、少なくと
も二つの加速度センサ、前記二つの加速度センサの中心
軸が互いに角度を成した状態にして前記加速度センサを
組み込み、ハウジングを備えた組込手段を有し、更に、
性能試験装置がハウジング60を介して加速度センサ1
0,10′に音波を送るため、前記加速度センサ10,
10′の中心軸間の角度の二等分線に沿って配置され、
性能、較正および前記ハウジング60に対する結合度に
関して検査するため音波信号を二つの加速度センサで同
時に検出するためにある騒音発生器50,前記加速度セ
ンサの出力を前記作動回路に接続する回路手段10A,1
0A ′10B,10B ′,および、前記センサの各々をそ
の性能、較正および前記組込手段との結合度に関して検
査するため相互接続された中央演算処理ユニット11と
モード制御器14を備え、検査中に前記作動回路が前記
安全系に電気接続され、系の検査モードの間でも作動さ
れるように継続的に準備しているための信号処理手段を
有することによって解決されている。
【0006】この発明による他の有利な構成は、特許請
求の範囲の従属請求項に記載されている。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明によれば、圧電的、磁歪
的、電気機械的、静電容量的あるいは歪抵抗的な加速度
センサのような加速度センサの性能試験を行う装置が提
示されている。この装置では、少なくとも二つのセンサ
の一方が試験センサとして働き、他方のセンサは試験を
受ける。この場合、両方のセンサは自動車の乗員を保護
する受動的な安全系の作動回路の一部である。前記少な
くとも二つの加速度センサは試験信号発生器から出る試
験信号で生じる電気励起により励起を受けるため互いに
機械的に結合している。従って、加速度センサの一方が
その都度騒音発生器として機能し、較正試験やハウジン
グ構造体との音波の結合度を含む性能に関して、信号処
理マイクロプロセッサで検査するため、一方の加速度セ
ンサに結合する他方の加速度センサが前記騒音発生器の
信号を検知する。従って、検査を行っている間に作動回
路は衝突による信号に応答して安全系に電気的に接続
し、前記受動的な安全系中の安全装置を作動させる準備
状態となっている。
【0008】この発明の他の好適実施例では、ハウジン
グ内に配置された担体上に二つの加速度センサが互いに
或る角度をなして組み込まれていて、騒音発生器は二つ
のセンサの成す角度の二等分線に沿って配置される。そ
の場合、二つのセンサの信号は、性能、較正およびセン
サとハウジング構造体との結合度に関して信号処理マイ
クロプロセッサで検知され試験される。こうして、作動
回路は検査中に安全系から電気的に分離されていなくて
も、動作状態になっている。二つのセンサの間の上記角
度は 90°にされているか、二つの加速度センサは 90°
と異なる角度を成していてもよい。
【0009】この発明による装置は、センサが共振周波
数で動作するか否かを調べため、既知の共振周波数を有
するセンサ装置を検査するようにも具体化されている。
従って、このセンサ装置は共振周波数が通常の動作の間
に処理すべき衝突による信号の周波数より高くなるよう
に形成されている。この特徴は系の誤差を著しく低減す
る。
【0010】更に、この装置は試験電圧パルスでセンサ
の性能を検査するため、初段増幅器、濾波器内および中
央演算処理ユニット内のような次の信号処理の誤りを除
去できるように具体化されている。そのためには、試験
パルスのパルス期間を衝突により検知すべきパルス期間
に比べて十分長くなるように選択している。試験パルス
の期間が短いと他のパルス期間に対して明確に区別でき
るから、期間を短くした試験パルスは期間の長い試験パ
ルスによる次の信号処理で生じうる誤りを殆ど除去す
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して好適実施例に基づきこ
の発明をより詳しく説明する。図1は、試験に対して二
つの可能性を与えるこの発明によるセンサの性能を検査
する回路を示す。第一の試験は振幅を増大させて、また
はインピーダンスを可変してセンサの共振周波数を試験
するものである。
【0012】第二の試験は加速度センサ10,10′の
個所19,19′のところの所謂入力端に印加される試
験電圧パルスに対するセンサの反応を試験することにあ
る。加速度センサ10,10′は上に述べたグループの
ものから選択され、試験信号発生器13の電気励起、つ
まり試験信号により励起される。励起された試験信号
は、モード制御ユニット14により入力スイッチ19,
19′の接点設定に応じて、加速度センサの一方が騒音
発生器として働き、他方のセンサが受信器として働くよ
うに伝送される。換言すれば、試験信号に応答してセン
サ10で発生した音波は二つのセンサ10,10′の組
込部材20の本体を経由して他方のセンサを調べるため
この他方のセンサ10′へ伝わる。この場合、組込部材
20は結合器として働く。
【0013】センサの反応は、検査されているセンサの
出力信号をスイッチ19A または19B を経由して初段
増幅器10A または10B に送って評価される。これ等
の初段増幅器の出力端はそれぞれ濾波回路10C と10
D に接続している。図1に示すように、濾波回路10C
は低域通過濾波器TPI と、この低域通過濾波器TPI
に並列に接続されている帯域通過濾波器UOSI とで構成
されている。同様に、濾波回路10D は低域通過濾波器
TPIIと、この低域通過濾波器TPIIに並列に接続され
ている帯域通過濾波器UOSIIとで構成されている。帯域
通過濾波器UOSI とUOSIIは通常に動作している間に衝
突で生じた信号を通す。低域通過濾波器TPI とTPII
は試験信号発生器13のシュミレーションによる試験信
号を通す。更に、スイッチ19C と19D は初段増幅器
10A,10B の出力端をそれぞれ試験信号発生器13の
出力端に接続する。スイッチ19′,19A と19C は
モード制御回路14により同期して閉じる。同様に、ス
イッチ19,19B と19D はモード制御回路14によ
り同期して閉じる。こうして、各評価回路により較正試
験を含む検出器の性能に関して、および組込部材に対し
て試験すべきセンサの結合度に関して各センサの出力信
号を評価して、一方または他方の加速度センサ10また
は10′を検査できる。この検査の間には、センサは検
査が行われていてもその間安全系内で動作している。従
って、試験されているセンサでも衝突による信号を受信
できる。
【0014】先に述べた刊行物ATZでは、安全系を安
全装置の作動回路から、例えばスイッチで電気的に切り
離した後に性能試験が行われる。これとは異なり、この
発明では、安全系の作動回路を電気的にセンサに接続し
ながら性能試験を行える。従って、作動性能は、それぞ
れのセンサが十分機能していれば、どんな時でも完全に
動作する。これはこの発明の系が従来のもの比べて格段
に有利であることを示す。
【0015】この発明の他の利点は、各センサを用い
て、このセンサの出力信号を信号経路を通し、次いで図
2を参照して以下により詳しく説明する中央演算処理ユ
ニット11中でこの出力信号を評価して、全信号経路、
つまり初段増幅器10A,10B,濾波回路10C,10D お
よび中央演算処理ユニット11が同時に検査される点に
ある。
【0016】各センサ10または10′をセンサか、あ
るいは騒音発生器として使用できる。センサのモードで
は、センサは受信器として働き、変換器のモードではセ
ンサは騒音発生器として働く。従って、一方のセンサを
他方のセンサで検査できる。スイッチ19A は初段増幅
器10A をこの増幅器の信号通路に接続し、スイッチ1
9B は初段増幅器10B をこの増幅器の信号通路に接続
する。
【0017】図2を参照すると、破線で囲んだ領域Aは
図1に相当する。中央演算処理ユニット11,例えばマ
イクロプロセッサは、安全系の継続的な正常性能を確保
するため、操作性、較正および組込部材へのセンサの結
合度のような性能試験の操作を制御する。中央演算処理
ユニット11は試験用のプログラムを保管する記憶器1
2に接続されている。これ等のプログラムはセンサの感
度、帯域および共振周波数を検査する。望ましい他の試
験プログラムもこの記憶器12中に保管できる。これ等
のプログラムは信号経路内の他の部品または系中の圧電
センサのような他のセンサを検査する。それ等のために
各パラメータを記憶器12の中に保管し、これ等のパラ
メータは固定値に対する試験、限界値に対する試験ある
いは許容範囲に対する試験を含む。
【0018】中央演算処理ユニット11の制御出力端1
1A は二つの出力端13A と13Bを有する図1に示す
試験信号発生器13の入力端に接続している。試験信号
出力端13A は第一加速度センサ10に接続し、試験信
号出力端13B は第二加速度センサ10′に接続してい
る。試験信号発生器13は一方のセンサに所要の試験信
号を出力する。一方のセンサが励起されると、他方のセ
ンサが検査される。特に、第一センサ10が励起されて
いるとすると、第二センサ10′は検査中に振動を検出
し、評価している出力信号を出力する。上に述べた最初
の検査の間には一方のセンサは常時試験信号発生器とし
て働くが、他方のセンサは正常に機能している限り検出
器として働く。必要な検査はモード制御回路14と協働
して中央演算処理ユニット11により行われる。このモ
ード制御回路14は試験信号発生器13が試験信号を出
力するタイミングおよびスイッチ19,19′,19A
〜19D が閉じるタイミングを決める。モード制御回路
14による所謂モード制御は試験信号を出力する時点と
信号の期間を決める。
【0019】図2ではモード制御回路14が緊急電源1
5に接続し、バッテリー電圧UB の低下、電圧変動等が
生じれば、この電圧を補強し、必要であれば、バッテリ
ー電圧UB に無関係に検査が行える。緊急電源15は中
央演算処理ユニット11と出力増幅回路16にも接続
し、これ等の部品の動作を常時保証する。データバス1
6A は中央演算処理ユニット11を出力増幅回路16に
接続する。この出力増幅回路16は、例えばエアバッグ
を膨らませるために必要なガス発生を与える点火管を引
火させて、安全装置を作動させる。
【0020】しかし、出力増幅回路16を常時中央演算
処理ユニット11に接続する代わりに、出力増幅回路1
6に接続する所謂安全センサ17を採用することもでき
る。この安全センサ17は、衝突にのみ応答して、より
詳しくは所定のしきい値以上の加速度あるいは減速度の
信号に応答して、出力増幅回路を作動させる。インター
フェース回路18は中央演算処理ユニット11を図示し
ていない車両中の他の部品に接続している。そのような
他の部品は、例えば運転者に系の現在の状況を示す計器
盤の表示器である。インターフェース回路18を介して
例えば記憶器12に特別な車両に関連する値を記憶する
ため、および、例えば試験結果を表示するため上に述べ
たような車両中の部品に加速度センサの性能試験結果を
表す信号も出力できる。
【0021】図2では、第一センサ10が増幅器10A
と濾波回路10C を介して中央演算処理ユニット11に
接続している。第二センサ10′が増幅器10B と濾波
回路10D を介して中央演算処理ユニット11に接続し
ている。増幅器10A,10Bと濾波回路10C,10D を
介して中央演算処理ユニット11に通じる上に述べた信
号経路の接続はモード制御回路14により制御される。
【0022】図3はこの発明によりセンサを組み込む具
体例を示す。ここでは、二つのセンサ10と10′がハ
ウジング40に固定されたアルミニウム筒体のような組
込部材20の両端面に接続している。図3の直線状配置
のセンサはただ単に余分に用意されたものにすぎない。
しかし、図4の実施例では、例えば互いに直角を成す少
なくとも二辺の三角形断面を有するプリズム状の組込部
材20A に二つのセンサ10と10′が固定されてい
る。二つのセンサ10と10′は二つの辺にそれぞれ接
続しているので、中心軸A1 とA2 は図4に示すように
互いに 90°を成している。
【0023】図5は、長方形断面の組込部材20B に組
み込まれている二つのセンサ10と10′を示す。この
場合、組込部材20B 自体は両方のセンサと共にハウジ
ング60の空洞の中に組み込まれている。図5では二つ
のセンサは図4のように 90°の角度の向きに配置され
ている。二等分線B1 は上に述べた 90°の角度を更に
二つの 45°の角度に分割する。騒音発生器のような試
験信号発生器50はハウジング60の他の空洞の中に組
み込まれている。二等分線B1 はハウジング60中の他
の空洞の中心を通過し、騒音発生器50は二等分線B1
に対して対称的に組み込まれている。従って、両方のセ
ンサ10,10′は騒音発生器50からハウジング60
の本体を経由してセンサ10,10′に伝達される音波
を一様に受ける。その結果、図3の実施例のように一度
に一つのセンサが検査されるよりむしろ、両方のセンサ
は同時に検査される。しかし、二つの例、同時検査と順
次の個別検査では、図2の回路のセンサの出力信号を評
価して性能が確認され、そのような評価はセンサを検査
のために安全系から切り離すことなく行える。
【0024】図4および図5の実施例ではセンサ10,
10′を角度を付けて配置しているので、本体の衝突を
この角度範囲内で検知できる。この発明によれば、セン
サ10,10′は安全系で評価すべき衝突により生じる
信号の固有周波数より高く選択された共振周波数を有す
る。試験信号は共振周波数に相当する周波数を有するの
で、衝突から予期される信号周波数より高い。従って、
上に述べた濾波回路により試験信号を衝突による信号か
ら明確に区別できる。これは二つの信号、つまり試験信
号と衝突による信号が同時に同じセンサに達してもこの
ような区別が行える。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による加
速度センサの性能試験装置を用いると、系中の圧電セン
サのようなセンサを試験する間に、作動回路を安全系か
ら切り離すことをなく、安全系のセンサを継続的に準備
しておくことや性能を検査することができる。
【0026】センサの共振周波数が衝突による周波数よ
り十分上にあり、系に関連する誤差に実質上影響を受け
ない信号処理を保証する回路を備えたセンサを形成でき
る。センサの相互検査が可能で、これにより少なくとも
二つのセンサを保有する系で互いにセンサ試験を行うこ
とができ、一方のセンサが試験器となり、他方のセンサ
を検査できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 二つのセンサの共振周波数および加速度セン
サに加わる試験電圧パルスに対するセンサの反応を試験
する模式ブロック回路図、
【図2】 加速度センサの性能試験に対する他の模式ブ
ロック回路図であり、安全系の作動回路、
【図3】 直線状に配置され、センサ間の結合部として
働く共通支持部に取り付けられた二つの加速度センサの
模式図、
【図4】 互いに角度をなして共通面内に配置された二
つの加速度センサの模式図、
【図5】 試験用変換器と共に共通ハウジングに配置さ
れた二つの加速度センサの模式図。
【符号の説明】
10,10′ 角速度センサ 10A,10B 初段増幅器 11 中央演算処理ユニット 13 試験信号発生器 14 モード制御回路 15 緊急電源 16 出力増幅回路 17 安全センサ 18 インターフェース回路 19,19′ 入力スイッチ 19A,19B スイッチ 19C,19D スイッチ 20,20A,20B 組込部材 40 ハウジング 50 騒音発生器 60 ハウジング TPI,TPII 低域通過濾波器 UOSI,UOSII 帯域通過濾波器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライヒト・ホルスト ドイツ連邦共和国、デー−8206 ブリュッ クミュール、ヘルマン−レンス−ウェー ク、16 (72)発明者 ホラ・ペーター ドイツ連邦共和国、デー−8898 シュロー ベンハウゼン、アルンバッハストラーセ、 57 (72)発明者 ウェールル・アルフォンス ドイツ連邦共和国、デー−8898 シュロー ベンハウゼン、ゼープ−クナイップ−スト ラーセ、13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安全装置を作動させる作動回路を含む車
    両の安全系の加速度センサの性能試験装置において、 少なくとも二つの加速度センサ、前記二つの加速度セン
    サの中心軸が互いに角度を成した状態にして前記加速度
    センサを組み込み、ハウジング(60)を備えた組込手
    段を有し、 更に、ハウジング(60)を介して加速度センサ(1
    0,10′)に音波を送るため、前記加速度センサ(1
    0,10′)の中心軸間の角度の二等分線に沿って配置
    され、性能、較正および前記ハウジング(60)に対す
    る結合度に関して検査するため音波信号を二つの加速度
    センサで同時に検出するためにある騒音発生器(5
    0),前記加速度センサの出力を前記作動回路に接続す
    る回路手段(10A,10A ′10B,10B ′),およ
    び、 前記センサの各々をその性能、較正および前記組込手段
    との結合度に関して検査するため相互接続された中央演
    算処理ユニット(11)とモード制御器(14)を備
    え、検査中に前記作動回路が前記安全系に電気接続さ
    れ、系の検査モードの間でも作動されるように継続的に
    準備しているための信号処理手段、を有する、ことを特
    徴とする性能試験装置。
  2. 【請求項2】 前記加速度センサ(10,10′)の中
    心軸間の成す角度は90 °とは異なることを特徴とする
    請求項1に記載の性能試験装置。
  3. 【請求項3】 前記加速度センサはその共振周波数に関
    して検査され、前記加速度センサの共振周波数が前記安
    全系の動作中に処理すべき検出信号の周波数より高いこ
    とを特徴とする請求項1に記載の性能試験装置。
  4. 【請求項4】 前記騒音発生器はセンサの性能を検査す
    る音波信号を発生し、前記音波信号は次に信号処理で殆
    ど誤りの生じない程度に短いパルス期間を有することを
    特徴とする請求項1に記載の性能試験装置。
  5. 【請求項5】 前記加速度センサの前記中心軸間の成す
    角度は 90°であることを特徴とする請求項1に記載の
    性能試験装置。
JP9124029A 1987-10-27 1997-05-14 加速度センサの性能試験装置 Expired - Lifetime JP2777882B2 (ja)

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