JPH1075205A - 移動通信装置 - Google Patents

移動通信装置

Info

Publication number
JPH1075205A
JPH1075205A JP8228695A JP22869596A JPH1075205A JP H1075205 A JPH1075205 A JP H1075205A JP 8228695 A JP8228695 A JP 8228695A JP 22869596 A JP22869596 A JP 22869596A JP H1075205 A JPH1075205 A JP H1075205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
radio base
transmitted
centralized
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8228695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakamura
宏之 中村
Shunji Miura
俊二 三浦
Kojiro Araki
浩二郎 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP8228695A priority Critical patent/JPH1075205A/ja
Publication of JPH1075205A publication Critical patent/JPH1075205A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信する無線基地局が異なる場合でも移動局
においてビット同期を確立できるようにする。 【解決手段】 集中基地局から送出した信号が無線基地
局から送信されてその同じ無線基地局に受信されて集中
基地局に戻るまでの伝達時間と、同じく他の無線基地局
に受信されて集中基地局に戻るまでの伝達時間と、集中
基地局から送出した信号が無線基地局から送信されて移
動局により受信され、その移動局が送信した信号が同じ
無線基地局に受信されて集中基地局に戻るまでの伝達時
間と、同じく移動局が送信した信号が他の無線基地局に
受信されて集中基地局に戻るまでの伝達時間とをそれぞ
れ測定し、その測定結果により集中基地局から無線基地
局に送信するタイミングを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はTDMA−TDD
(Time Division Multiple Access-Time DivisionDuple
x)方式を用いた移動通信装置に関する。特に、バース
ト変復調を行う場合の送受間の遅延調整、および移動局
が通信する無線基地局が異なる場合であっても移動局が
受信するバーストのフレームのタイミング同期を行う技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】TDMA−TDD方式では、バースト変
調信号により同一無線キャリアを使用して時分割で双方
向の通信を行う。無線基地局を集中制御する方法を採用
した場合、集中基地局においてバースト変調したバース
ト変調信号は、伝送路を経由して無線基地局に伝送さ
れ、無線基地局のアンテナから送信されて移動局で受信
される。移動局の送信したバースト変調信号は、無線基
地局のアンテナで受信され、伝送路を経由して集中基地
局の復調器に入力され、受信データに復調される。バー
スト変復調では、受信されたデータの中からユニークワ
ードパターンを検出することにより、変調バースト位置
を検出する。受信データとユニークワードパターンを常
時一致比較検出すると、真のユニークワード以外にもユ
ニークワードと同一の受信パターンが存在する場合があ
り、タイミング位置を正しく判定できないおそれがある
ため、ユニークワード検出窓を設置して検出窓でのみ一
致比較検出を行い、誤検出率を改善する必要がある。こ
の検出窓の送信バーストからの遅延量は送受間のタイミ
ングにより設定する。伝送路を用いた集中制御では、ユ
ニークワード検出窓の位置をタイミング制御器により制
御しなければならない。送信バーストのユニークワード
の位置と受信バーストのユニークワードの位置とを比較
することで、伝送路伝達の所要時間を測定できる。
【0003】また、TDMA−TDD方式では、複数の
無線基地局間で送信するバーストのタイミング同期をと
って、フレーム同期で送信バースト位相を揃える。伝送
路遅延のために遅れたタイミングで無線基地局から送信
すると、移動局のユニークワード検出窓の位置に無線基
地局からのユニークワードが当てはまらない。そのた
め、バースト変調データを復調することができず、同期
がとれない。これを避けるため、集中基地局では、伝送
路遅延時間を見込んで、無線基地局から送信するバース
ト位置よりも下り伝送路遅延時間だけ事前に送信する必
要があり、上り伝送路遅延時間だけ遅らせて受信する必
要がある。
【0004】図5は従来例の移動通信装置を示すブロッ
ク構成図である。この移動通信装置は、公衆網1に接続
され変復調器が集中配置された集中基地局10と、この
集中基地局10に伝送路30を介して接続されアンテナ
から電波を送受信することにより移動局との間で通信を
行う無線基地局51、71とを備える。集中基地局10
は、公衆網1との間の信号変換を行うインターフェース
回路11と、無線基地局51、71に送信するデータを
変調する変調器12と、無線基地局51、71からのデ
ータを復調する復調器13と、送信データの遅延量を可
変に設定する遅延回路14と、受信データの遅延量を可
変に設定する遅延回路15と、集中基地局10から送信
されたデータと集中基地局10で受信されたデータとを
比較して伝送路通過の所要時間を測定する遅延測定器2
1、22と、この遅延測定器21、22の測定値により
送受信のタイミング調整量を算出するタイミング制御器
18と、タイミング調整を行うための基準タイミングを
発生するタイミング発生器19とを備える。無線基地局
51は、無線信号を無線周波数に変換して送信および受
信する送受信機52と、二つのアンテナ53、54とを
備え、送信は一方のアンテナ53または54で行い、受
信は両方のアンテナ53、54で行って受信レベルの高
い方が選択されるものとする。無線基地局71も同様
に、送受信機72と二つのアンテナ73、74とを備え
る。
【0005】集中基地局10から送信したデータが集中
基地局10に戻る経路としては、伝送路30に加え、下
り回線からの信号を無線基地局51、71のそれぞれの
一方のアンテナ53または54、73または74から無
線区間に送信して同一の無線基地局51、71のそれぞ
れの他方のアンテナ54または53、74または73で
受信される空間伝搬経路101、102と、下り回線か
らの信号を無線基地局51、71のそれぞれのアンテナ
53または54、73または74から無線区間に送信し
て別の無線基地局71、51のそれぞれのアンテナ73
あるいは74、53あるいは54で受信される空間伝搬
経路103、104とがある。通常、アンテナ間距離は
無線基地局間距離に比べて非常に短いため、空間伝搬経
路101、102による伝搬遅延時間は考慮する必要は
ない。以下では、空間伝搬経路103、104による空
間伝搬遅延時間をA12とする。
【0006】遅延測定器21は、集中基地局10からデ
ータを送信したタイミングと、無線基地局51、71か
ら信号を送信してこれを同一の無線基地局51、71を
経由して集中基地局10で受信したタイミングとを比較
して、空間伝搬経路101、102をそれぞれ経由した
ときの伝送路の往復の所要時間を測定する。一方、遅延
測定器22は、集中基地局10からデータを送信したタ
イミングと、無線基地局51、71から信号を送信して
これを異なる無線基地局71、51を経由して集中基地
局10で受信したタイミングとを比較して、空間伝搬経
路103、104をそれぞれ経由したときの伝送路の往
復所要時間を測定する。タイミング制御器18は、遅延
測定器21、22の測定値に基づいて、下り回線の送信
タイミングと上り回線の受信タイミングとを計算し、遅
延回路14、15により送受信タイミングを調整する。
これにより、集中基地局10と複数の無線基地局51、
71との間の伝送路30において、上下回線ともに無線
基地局51、71ごとに伝送路時間差がある場合に、無
線基地局51、71間においてビット同期を確立するこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の移動通
信装置では、ある無線基地局と移動局との間の空間伝搬
遅延時間と、他の無線基地局と移動局との間の空間伝搬
遅延時間とが異なる場合には、通信している複数の無線
基地局に対して移動局間でのフレーム同期位相を合わせ
ることはできず、移動局や無線基地局におけるフレーム
毎のデータのジッタの許容範囲が小さい場合には、接続
している無線基地局を他の無線基地局へ無瞬断で切り替
える無瞬断ハンドオーバを実現できない。さらに、複数
の無線基地局で受信したデータを伝送路により集中基地
局に伝送してそれらのデータを判定することにより基地
局を切り替えて送信する送信セル間ダイバーシチも実現
できない。
【0008】一般に、移動局は任意の位置から通信を行
うため、空間伝搬遅延時間は特定できず、ある無線基地
局と移動局との間の伝搬時間A1 と、他の無線基地局と
移動局との間の伝搬時間A2 とは等しくない。さらに、
移動局が通信中に移動することにより、伝搬時間A1
2 は時々刻々と変化する。このため、移動局において
複数の無線基地局から送信されるデータのビット同期が
とれず、離れた2局の無線基地局に送信データを切り替
えて移動局に送信する送信セル間ダイバーシチ切り替え
ができなかった。
【0009】本発明は、このような課題を解決し、集中
基地局と複数の移動局間の通信において、伝送路および
伝搬路遅延時間がランダムである場合に、通信する無線
基地局が異なる移動局間においてビットの同期を確立す
ることのできる移動通信装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の移動通信装置
は、移動局との間で無線により通信を行う複数の無線基
地局と、この複数の無線基地局への送信信号の分配およ
びこの複数の無線基地局がそれぞれ受信した信号の収集
を行う集中基地局とを備え、集中基地局は、各無線基地
局との間の伝送路遅延を測定する遅延測定手段と、この
遅延測定手段の測定値にしたがって各無線基地局に送出
する信号のタイミングを調整するタイミング調整手段と
を含み、遅延測定手段は、各無線基地局に対し、集中基
地局から送出した信号がその無線基地局から送信され直
接に同じ無線基地局により受信されて集中基地局に戻る
までの伝達時間を測定する第一の測定手段と、集中基地
局から送出した信号がその無線基地局から送信され他の
無線基地局により受信されて集中基地局に戻るまでの伝
達時間を測定する第二の測定手段とを含む移動通信装置
において、遅延測定手段はさらに、各無線基地局に対
し、集中基地局から送出した信号がその無線基地局から
送信されて移動局により受信され、その移動局が送信し
た信号が同じ無線基地局により受信されて集中基地局に
戻るまでの伝達時間を測定する第三の測定手段と、集中
基地局から送出した信号がその無線基地局から送信され
て移動局により受信され、その移動局が送信した信号が
他の無線基地局により受信されて集中基地局に戻るまで
の伝達時間を測定する第四の測定手段とを含むことを特
徴とする。
【0011】すなわち本発明では、 移動局を介さずに無線基地局でデータを折り返して
その送信データと受信データとを比較して伝送路の送受
信間の遅延時間を測定し、 移動局を介さずに無線基地局の送信データを他の無
線基地局で受信して伝送路を通じて集中基地局で復調し
た受信データと比較して遅延時間を測定し、 移動局との通信時に無線基地局の送信データと受信
データとを比較して伝送路の送受信間の遅延時間を測定
し、 移動局との通信時に無線基地局の送信データを他の
無線基地局で受信して伝送路を通じて集中基地局で復調
した受信データと比較して遅延時間を測定する。そし
て、これらの測定値により、下り回線の伝送路遅延時間
と空間伝搬時間との両者を含めた分の送信タイミング変
化時間と、上り回線の伝送路遅延時間と空間伝搬時間と
の両者を含めた分の受信タイミング変化時間とを計算に
より求め、この計算結果にしたがって送信タイミングお
よび受信タイミングを調整する。これにより、通信して
いる無線基地局が異なる複数の移動局間での同期を確立
し、集中基地局での受信を可能にする。以下では、、
のように移動局を介することなくデータを受信して集
中基地局に伝送することを「折り返し」という。
【0012】第一の測定手段と第三の測定手段とは共通
の遅延測定器により構成され、この共通の遅延測定器の
動作を切り替える手段を備えることができる。第二の測
定手段と第四の測定手段についても同様に、共通の遅延
測定器により構成され、この共通の遅延測定器の動作を
切り替える手段を備えることができる。
【0013】タイミング調整手段は、二以上の移動局に
実質的に同じタイミングでデータが到達するようにタイ
ミングを調整する手段、あるいは二以上の無線基地局か
らひとつの移動局に送信するデータをその移動局でビッ
ト同期させる手段を含むことができる。
【0014】各無線基地局が送信する信号をそれぞれ変
調する複数の変調器および各無線基地局が受信した信号
をそれぞれ復調する複数の復調器を集中基地局に設け、
この集中基地局には、復調器の動作タイミングを遅延測
定手段の測定値にしたがって調整する手段を備えること
ができる。また、変調器および復調器が無線基地局のそ
れぞれに設けてもよい。
【0015】本発明によれば、空間伝搬遅延時間を含め
た遅延時間測定が可能となり、移動局は、通信可能な任
意の位置において、異なる無線基地局との通信をしてい
る移動局間でのビット同期を確立できる。すなわち、移
動局は、自局の通信している無線基地局以外の無線基地
局の間においても、移動局が受信するバーストのタイミ
ングの同期をとることができる。このため、移動局が通
話中の状態において、移動局および無線基地局が受信す
るフレーム毎のデータの許容ジッタが伝送路遅延時間や
伝搬遅延時間と比べて極めて小さい場合であっても、無
線基地局と移動局との間の空間伝搬時間によらず、接続
している無線基地局を他の無線基地局へ無瞬断で切り替
える無瞬断ハンドオーバを実現できる。さらに、複数の
無線基地局で受信したデータを伝送路により集中基地局
に伝送して判定することにより、無線基地局を切り替え
て送信する送信セル間ダイバーシチが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第一の実施形態を
示すブロック構成図である。この移動通信装置は、移動
局81(ここでは一つのみ示す)との間で無線により通
信を行う複数の無線基地局51、71と、この複数の無
線基地局51、71への送信信号の分配およびこの複数
の無線基地局51、71がそれぞれ受信した信号の収集
を行う集中基地局10とを備える。集中基地局10は、
変調器12および復調器13と公衆網1との間の伝送信
号変換を行うインターフェイス回路11と、無線基地局
51、71に送信するデータを変調する変調器12と、
無線基地局51、71からのデータを復調する復調器1
3と、送信データの遅延量を可変に設定する遅延回路1
4と、受信データの遅延量を可変に設定する遅延回路1
5と、無線基地局51、71のそれぞれとの間の伝送路
遅延を測定する遅延測定器16、17および折り返し切
替器20と、遅延測定器16、17の測定値にしたがっ
て無線基地局51、71にそれぞれ送出する信号のタイ
ミングを調整するタイミング制御器18と、タイミング
制御器18を制御するために必要な基準タイミングを生
成するタイミングパルス発生器19とを備える。無線基
地局51は、無線信号を無線周波数に変換して送信およ
び受信する送受信機52と、二つのアンテナ53、54
とを備え、送信は一方のアンテナ53で行い、受信は両
方のアンテナ53、54で行ってその受信波のうち受信
レベルの高い方を選択する構成となっている。無線基地
局71も同様に、送受信機72とアンテナ73、74と
を備える。
【0017】遅延測定器16、17は、折り返し切替器
20の制御により、無線基地局51、71が移動局81
と通信を行うときと行っていないときとで、異なる遅延
時間を測定する。
【0018】すなわち、遅延測定器16は、移動局81
と通信を行わないとき、集中基地局10から無線基地局
51、71へ信号を送出したタイミングと、集中基地局
10から無線基地局51、71へ信号を送出して、無線
基地局51、71のアンテナ53、73により送信さ
れ、その局の他方のアンテナ54、74により受信され
た信号を無線基地局51、71から集中基地局10へ伝
送して、集中基地局10において信号を受信したタイミ
ングとを比較することにより、伝送路通過に要する所要
時間を測定する。遅延測定器16はまた、移動局81と
通信を行うとき、集中基地局10から無線基地局51、
71へ送出したタイミングと、集中基地局10から無線
基地局51、71へ信号を送出して、無線基地局51、
71から移動局81へ送信され、応答した移動局81か
らの信号を無線基地局51、71が受信して、無線基地
局51、71から集中基地局10まで伝送され、集中基
地局10で信号を受信したタイミングとを比較すること
により、移動局81との通信時に伝送路通過に要する所
要時間を測定する。
【0019】一方、遅延測定器17は、移動局81と通
信を行わないとき、集中基地局10から無線基地局5
1、71へ信号を送出したタイミングと、集中基地局1
0から無線基地局51、71へ信号を送出して、無線基
地局51、71のアンテナ53、73により送信され、
他の無線基地局71、51のアンテナ73または74、
53または54により受信された信号をその無線基地局
71、51から集中基地局10へ伝送して、集中基地局
10において信号を受信したタイミングとを比較するこ
とにより、伝送路通過に要する所要時間を測定する。遅
延測定器17はまた、移動局81と通信を行うとき、集
中基地局10から無線基地局51、71へ送出したタイ
ミングと、集中基地局10から無線基地局51、71へ
信号を送出して、無線基地局51、71から移動局81
へ送信され、応答した移動局81からの信号を他の無線
基地局71、51が受信して、その無線基地局71、5
1から集中基地局10まで伝送され、集中基地局10で
信号を受信したタイミングとを比較することにより、移
動局81との通信時に伝送路通過に要する所要時間を測
定する。
【0020】遅延測定器16および17のそれぞれの測
定結果は、タイミング制御器18に入力される。タイミ
ング制御器18は、これらの測定結果から、送受信のタ
イミング調整量を算出し、遅延回路14および15の遅
延量を設定する。遅延回路14は、タイミング制御器1
8からの情報により、無線基地局51、71から送信す
るデータの遅延量を可変に設定する。遅延回路15は、
タイミング制御器18からの情報により、無線基地局5
1、71におけるデータを受信できるタイミングを可変
に設定する。タイミング制御器18を制御するために必
要な基準タイミングは、タイミングパルス発生器19に
より生成される。遅延測定器16、17の動作は、折り
返し切替器20により切り替えられる。
【0021】伝送路遅延時間および空間伝搬遅延時間の
測定について、さらに詳しく説明する。ここで、集中基
地局10と無線基地局51との間の伝送路30における
下り回線の伝送路伝達時間をL1d、上り回線の伝送路伝
達時間をL1uとする。また、集中基地局10と無線基地
局71との間の伝送路30における下り回線の伝送路伝
達時間をL2d、上り回線の伝送路伝達時間をL2uとす
る。
【0022】まず、移動局と通話を行わないときの伝送
路遅延時間の測定および空間伝搬遅延時間の測定につい
て説明する。
【0023】この場合、集中基地局10の変調器12に
より変調した信号を伝達時間L1dの下り回線を介して無
線基地局51に伝送し、無線基地局51において無線周
波数に変換し、無線基地局51のアンテナ53から送信
し、無線基地局51のアンテナ54で受信し、サブキャ
リア周波数に変換して、伝達時間L1uの上り回線を介し
て集中基地局10に伝送し、復調器13により復調す
る。このとき、集中基地局10にてユニークワードを検
出することで、変調後に送信してから受信して復調する
までの時間を遅延時間として測定する。これによりL1d
+L1uの伝達時間が測定される。この時間をT11とす
る。無線基地局71についても同様に測定を行い、L2d
+L2uの伝達時間が測定される。この時間をT22とす
る。
【0024】また、集中基地局10の変調器12により
変調した信号を伝達時間L1dの下り回線を介して無線基
地局51に伝送し、無線基地局51において無線周波数
に変換し、無線基地局51のアンテナ53から送信し、
空間伝搬時間A12の伝搬路を介して無線基地局71のア
ンテナ73または74で受信し、伝達時間L2uの上り回
線を介して集中基地局10に伝送して復調器13により
復調する。このとき、集中基地局10にて送受信前後に
ユニークワードを検出することで、変調後に送信してか
ら受信して復調するまでの時間を遅延時間として測定す
る。これによりL1d+A12+L2uの伝達時間が測定され
る。この時間をT12とする。無線基地局71から送信し
て無線基地局51が受信する場合についても同様に測定
を行い、L2d+A12+L1uの伝達時間が測定される。こ
の時間をT21とする。
【0025】これらの測定結果から伝送路遅延時間差を
求める。上記の条件を式で示すと、 L1d+L1u=T11 …(1) L2d+L2u=T22 …(2) L1d+L2u+A12=T12 …(3) L2d+L1u+A12=T21 …(4) となる。(3)+(4)−(1)−(2)より、 2A12=T12+T21−T11−T22 …(5) A12=(T12+T21−T11−T22)/2 …(6) となる。また、(1)−(3)より、 T11−T12=(L1u−L2u)−A12 …(7) L1u−L2u=T11−T12+A12 …(8) (2)−(4)より、 T11−T21=(L1d−L2d)−A12 …(9) L1d−L2d=T11−T12+A12 …(10) となる。(8)式より、無線基地局51から集中基地局
10までの上り回線と無線基地局71から集中基地局ま
での上り回線との伝達時間差L1u−L2uが求められる。
また、(10)式により集中基地局10から無線基地局
51への下り回線と集中基地局10から無線基地局71
までの下り回線との伝達時間差L1d−L2dが求められ
る。
【0026】次に、移動局81と通話を行うときの伝送
路遅延時間の測定および空間伝搬遅延時間の測定につい
て説明する。ここで、移動局81は始めに無線基地局5
1を介して通信を行っているものとする。
【0027】集中基地局10の変調器12により変調し
た信号を伝達時間L1dの下り回線を介して無線基地局5
1に伝送し、無線基地局51において無線周波数に変換
し、無線基地局51のアンテナ53から送信し、空間伝
搬時間A1 の伝搬路を介して移動局81のアンテナで受
信され、これに応答した移動局81からのデータを移動
局81のアンテナから送信し、空間伝搬時間A1 の伝搬
路を介して無線基地局51のアンテナ53、54で受信
し、伝達時間L1uの上り回線を介して集中基地局10に
伝送し、復調器13により復調する。このとき、集中基
地局10にてユニークワードを検出することで、変調後
に送信してから受信して復調するまでの時間を遅延時間
として測定する。これによりL1d+A1 +A1 +L1u
伝達時間が測定される。この時間をT1a1 とする。
【0028】また、集中基地局10の変調器12により
変調した信号を伝達時間L1dの下り回線を介して無線基
地局51に伝送し、無線基地局51において無線周波数
に変換し、無線基地局51のアンテナ53から送信し、
空間伝搬時間A1 の伝搬路を介して移動局81のアンテ
ナで受信され、これに応答した移動局81からのデータ
を移動局81のアンテナから送信し、空間伝搬時間A2
の伝搬路を介して無線基地局71のアンテナ73、74
で受信し、無線基地局71でサブキャリア周波数に変換
して、伝達時間L2uの上り回線を介して集中基地局10
に伝送し、復調器13により復調する。このとき、集中
基地局10にてユニークワードを検出することで、変調
後に送信してから受信して復調するまでの時間を遅延時
間として測定する。これによりL1d+A1 +A2 +L2u
の伝達時間が測定される。この時間をT1a2 とする。
【0029】これらの測定結果から伝送路遅延時間差を
求める。上記の条件を式で示すと、 L1d+A1 +A1 +L1u=T1a1 …(11) L1d+A1 +A2 +L2u=T1a2 …(12) となる。次に、必要とされている送信タイミング変化時
間をdelay1、受信タイミング変化時間をdela
y2とすると、 delay1=(L1d+A1 )−(L2d+A2 ) …(13) delay2=(L1u+A1 )−(L2u+A2 ) …(14) と表される。(11)−(12)より、 (L1u+A1 )−(L2u+A2 )=T1a1 −T1a2 …(15) となり、したがって、 delay2=T1a1 −T1a2 …(16) としてdelay2を導くことができる。また、(1
5)式を変形して、 (L1u−L2u)+(A1 −A2 )=T1a1 −T1a2 …(17) とする。(17)−(18)より、 (T11−T12+A12)+(A1 −A2 )=T1a1 −T1a2 …(18) であるから、 (A1 −A2 )=(T1a1 −T1a2 )−(T11−T12+A12)…(19) となる。また、(13)式を変形して、 delay1=(L1d−L2d)−(A1 −A2 ) …(20) であるから、(19)、(20)および(10)式よ
り、 delay1=(T11−T12+A12)−(T11−T12+A12) +(T1a1 −T1a2 ) …(21) が得られる。(16)式より、移動局81から無線基地
局51を通して集中基地局10までの上り回線と無線基
地局71を通して集中基地局までの上り回線との伝達時
間差(L1u+A1 )−(L2u+A2 )が求められる。ま
た、(21)式により、集中基地局10から無線基地局
51を通して移動局81への下り回線と集中基地局10
から無線基地局71を通して移動局81までの下り回線
との伝達時間差(L1d+A1 )−(L2d+A2 )が求め
られる。
【0030】このようにして求められた伝達時間差を用
いて、異なる無線基地局と通信を行っている移動局のビ
ット同期を実現できる。
【0031】図2は同期をとるためのタイミング調整を
説明する図であり、図3は信号伝達のタイミングを説明
する図である。ここでは、L1d−L2d>0、L1u−L2u
>0、(L1d+A1 )−(L2d+A2 )>0、(L1u
1 )−(L2u+A2 )>0と仮定する。移動局におけ
る送受信の基準タイミングの間隔はTdとする。また、
無線基地局を「1」、「2」で表し、移動局はこれらの
無線基地局「1」、「2」のうち最初に無線基地局
「2」を介して通信を行うものとする。
【0032】まず、集中基地局から無線基地局「2」に
信号を送出し、無線基地局「2」から無線区間に信号を
送出して、その信号がそのまま無線基地局「1」、
「2」により受信された集中基地局まで戻る時間をそれ
ぞれ測定する。次に、集中基地局から無線基地局「2」
に信号を送出し、無線基地局「2」から無線区間に信号
を送出して移動局が受信し、移動局がこれに対して応答
して送信した信号が、無線基地局「1」、「2」により
それぞれ受信されて集中基地局まで戻る時間をそれぞれ
測定する。これにより集中基地局では、下り送信タイミ
ングとして、無線基地局「2」へ送信するタイミングよ
りdelay1の時間だけ早めて無線基地局「1」へ信
号を送信する必要があることがわかる。また、上り受信
タイミングとして、無線基地局「2」より送られてくる
タイミングよりdelay2の時間だけ遅れて無線基地
局「1」から信号が到着することがわかる。
【0033】したがって、これ以降、集中基地局は、無
線基地局「2」へ送信するタイミングよりdelay1
だけ早めて無線基地局「1」へ信号を送信する。これに
より移動局では、無線基地局「1」から送信された信号
と無線基地局「2」から送信された信号との時間的な差
異がなくなり、通信相手の無線基地局を「2」から
「1」に切り替えて通信を継続することができる。集中
基地局はまた、無線基地局「2」より送られてくる信号
の受信タイミングを無線基地局「1」から送られてくる
信号の受信タイミングに対してdelay2だけ遅らせ
ることで、二つの無線基地局「1」、「2」からの信号
の受信タイミングを合わせて受信することができる。
【0034】ここではL1d−L2d、L1u−L2u、(L1d
+A1 )−(L2d+A2 )および(L1u+A1 )−(L
2u+A2 )がすべて正の場合を例に説明したが、これら
の値は負または零でも同様である。
【0035】このように、空間伝搬遅延時間を含めた下
り回線の伝搬時間差分だけ送信タイミングを調整するこ
とにより、複数の無線基地局からの信号について移動局
でのビット同期が可能になる。また、空間伝搬遅延時間
を含めた上り回線の伝達遅延時間差分だけ受信タイミン
グを調整することで、集中基地局においてバーストが重
なることなく受信が可能になる。
【0036】図4は本発明の第二の実施形態を示すブロ
ック構成図である。この移動通信装置は、移動局へ送信
する信号の変調を行う変調器および移動局から受信した
信号を復調する復調器が各無線基地局に設けられたこと
が第一の実施形態と異なる。すなわち、移動局81(こ
こでは一つのみ示す)との間で無線により通信を行う複
数の無線基地局51、71と、この複数の無線基地局5
1、71への送信信号の分配およびこの複数の無線基地
局51、71がそれぞれ受信した信号の収集を行う集中
基地局10とを備え、集中基地局10は、公衆網1との
間の伝送信号変換を行うインターフェース回路11と、
送信データの遅延量を可変に設定する遅延回路14と、
無線基地局51、71のそれぞれとの間の伝送路遅延を
測定する遅延測定器16、17および折り返し切替器2
0と、遅延測定器16、17の測定値にしたがって無線
基地局51、71にそれぞれ送出する信号のタイミング
を調整するタイミング制御器18およびタイミングパル
ス発生器19とを備える。無線基地局51は、無線信号
を無線周波数に変換して送信および受信する送受信機5
2と、集中基地局10からのデータを変調する変調器5
5と、無線により受信した信号を復調する復調器56
と、二つのアンテナ53、54とを備え、送信は一方の
アンテナ53で行い、受信は両方のアンテナ53、54
で行ってその受信波のうち受信レベルの高い方を選択す
る構成となっている。無線基地局71も同様に、送受信
機72、アンテナ73、74、復調器75および変調器
76を備える。
【0037】遅延測定器16は、移動局81と通信を行
わないとき、集中基地局10から無線基地局51、71
へ信号を送出したタイミングと、集中基地局10から無
線基地局51、71へ信号を送出して、無線基地局5
1、71の変調器55、76により変調されてアンテナ
53、73により送信され、その局の他方のアンテナ5
4、74により受信され復調器56、75により復調さ
れた信号を無線基地局51、71から集中基地局10へ
伝送して、集中基地局10において信号を受信したタイ
ミングとを比較することにより、伝送路通過に要する所
要時間を測定する。遅延測定器16はまた、移動局81
と通信を行うとき、集中基地局10から無線基地局5
1、71へ送出したタイミングと、集中基地局10から
無線基地局51、71へ信号を送出して、無線基地局5
1、71から移動局81へ送信され、応答した移動局8
1からの信号を無線基地局51、71が受信して、無線
基地局51、71から集中基地局10まで伝送され、集
中基地局10で信号を受信したタイミングとを比較する
ことにより、移動局81との通信時に伝送路通過に要す
る所要時間を測定する。
【0038】一方、遅延測定器17は、移動局81と通
信を行わないとき、集中基地局10から無線基地局5
1、71へ信号を送出したタイミングと、集中基地局1
0から無線基地局51、71へ信号を送出して、無線基
地局51、71のアンテナ53、73により送信され、
他の無線基地局71、51のアンテナ73または74、
53または54により受信された信号をその無線基地局
71、51から集中基地局10へ伝送して、集中基地局
10において信号を受信したタイミングとを比較するこ
とにより、伝送路通過に要する所要時間を測定する。遅
延測定器17はまた、移動局81と通信を行うとき、集
中基地局10から無線基地局51、71へ送出したタイ
ミングと、集中基地局10から無線基地局51、71へ
信号を送出して、無線基地局51、71から移動局81
へ送信され、応答した移動局81からの信号を他の無線
基地局71、51が受信して、その無線基地局71、5
1から集中基地局10まで伝送され、集中基地局10で
信号を受信したタイミングとを比較することにより、移
動局81との通信時に伝送路通過に要する所要時間を測
定する。
【0039】遅延測定器16および17のそれぞれの測
定結果は、タイミング制御器18に入力される。タイミ
ング制御器18は、これらの測定結果から、送受信のタ
イミング調整量を算出し、遅延回路14の遅延量を設定
する。遅延回路14は、タイミング制御器18からの情
報により、無線基地局51、71から送信するデータの
遅延量を可変に設定する。タイミング制御器18を制御
するために必要な基準タイミングは、タイミングパルス
発生器19により生成される。遅延測定器16、17の
動作は、折り返し切替器20により切り替えられる。
【0040】この実施形態では、変調器へのデータ送信
タイミングのみを考慮すればよく、復調器動作タイミン
グは変調器の動作タイミングより簡単に指定でき、伝送
路遅延量を考慮しなくてよい。したがって、第一の実施
形態で用いた遅延回路15は不要である。伝送路遅延測
定およびタイミング調整の方法は第一の実施形態と同様
である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
集中基地局と無線基地局との間の伝送路による伝達遅延
時間が異なり無線基地局と移動局との間の空間伝搬距離
が異なる場合であっても、移動局間の同期が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示すブロック構成
図。
【図2】同期をとるためのタイミング調整を説明する
図。
【図3】信号伝達のタイミングを説明する図。
【図4】本発明の第二の実施形態を示すブロック構成
図。
【図5】従来例の移動通信装置を示すブロック構成図。
【符号の説明】
1 公衆網 10 集中基地局 11 インターフェース回路 12、55、76 変調器 13、56、75 復調器 14、15 遅延回路 16、17、21、22 遅延測定器 18 タイミング制御器 19 タイミングパルス発生器 20 折り返し切替器 30 伝送路 51、71 無線基地局 52、72 送受信機 53、54、73、74 アンテナ 81 移動局

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局との間で無線により通信を行う複
    数の無線基地局と、この複数の無線基地局への送信信号
    の分配およびこの複数の無線基地局がそれぞれ受信した
    信号の収集を行う集中基地局とを備え、 前記集中基地局は、前記複数の無線基地局のそれぞれと
    の間の伝送路遅延を測定する遅延測定手段と、この遅延
    測定手段の測定値にしたがって前記複数の無線基地局に
    それぞれ送出する信号のタイミングを調整するタイミン
    グ調整手段とを含み、 前記遅延測定手段は、前記複数の無線基地局のそれぞれ
    に対し、 前記集中基地局から送出した信号がその無線基地局から
    送信され直接に同じ無線基地局により受信されて前記集
    中基地局に戻るまでの伝達時間を測定する第一の測定手
    段と、 前記集中基地局から送出した信号がその無線基地局から
    送信され他の無線基地局により受信されて前記集中基地
    局に戻るまでの伝達時間を測定する第二の測定手段とを
    含む移動通信装置において、 前記遅延測定手段はさらに、前記複数の無線基地局のそ
    れぞれに対し、 前記集中基地局から送出した信号がその無線基地局から
    送信されて移動局により受信され、その移動局が送信し
    た信号が同じ無線基地局により受信されて前記集中基地
    局に戻るまでの伝達時間を測定する第三の測定手段と、 前記集中基地局から送出した信号がその無線基地局から
    送信されて移動局により受信され、その移動局が送信し
    た信号が他の無線基地局により受信されて前記集中基地
    局に戻るまでの伝達時間を測定する第四の測定手段とを
    含むことを特徴とする移動通信装置。
  2. 【請求項2】 前記第一の測定手段と前記第三の測定手
    段とは共通の遅延測定器により構成され、この共通の遅
    延測定器の動作を切り替える手段を備えた請求項1記載
    の移動通信装置。
  3. 【請求項3】 前記第二の測定手段と前記第四の測定手
    段とは共通の遅延測定器により構成され、この共通の遅
    延測定器の動作を切り替える手段を備えた請求項1また
    は2記載の移動通信装置。
  4. 【請求項4】 前記タイミング調整手段は、二以上の移
    動局に実質的に同じタイミングでデータが到達するよう
    にタイミングを調整する手段を含む請求項1記載の移動
    通信装置。
  5. 【請求項5】 前記タイミング調整手段は、二以上の無
    線基地局からひとつの移動局に送信するデータをその移
    動局でビット同期させる手段を含む請求項1記載の移動
    通信装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の無線基地局が送信する信号を
    それぞれ変調する複数の変調器および前記複数の無線基
    地局が受信した信号をそれぞれ復調する複数の復調器が
    前記集中基地局に設けられ、 前記集中基地局には、前記復調器の動作タイミングを前
    記遅延測定手段の測定値にしたがって調整する手段を含
    む請求項1記載の移動通信装置。
  7. 【請求項7】 移動局へ送信する信号の変調を行う変調
    器および移動局から受信した信号を復調する復調器が前
    記複数の無線基地局のそれぞれに設けられた請求項1記
    載の移動通信装置。
JP8228695A 1996-08-29 1996-08-29 移動通信装置 Pending JPH1075205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8228695A JPH1075205A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 移動通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8228695A JPH1075205A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 移動通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1075205A true JPH1075205A (ja) 1998-03-17

Family

ID=16880359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8228695A Pending JPH1075205A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 移動通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1075205A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7720493B2 (en) 2003-01-24 2010-05-18 Ntt Docomo, Inc. Communication system, multicast switching device, and communication method
JP2010268224A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ダイバーシチ通信装置
JP2020155815A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 Necプラットフォームズ株式会社 無瞬断切替装置、無瞬断切り替え方法及びプログラム
JP2020178224A (ja) * 2019-04-17 2020-10-29 Necプラットフォームズ株式会社 通信装置、通信方法、プログラム、および通信システム
WO2020246357A1 (ja) * 2019-06-06 2020-12-10 日本電信電話株式会社 無線通信システム、無線通信方法、管理局装置、基地局装置および端末局装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7720493B2 (en) 2003-01-24 2010-05-18 Ntt Docomo, Inc. Communication system, multicast switching device, and communication method
US8040838B2 (en) 2003-01-24 2011-10-18 Ntt Docomo, Inc. Communication system, multicast switching device, and communication method
JP2010268224A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ダイバーシチ通信装置
JP2020155815A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 Necプラットフォームズ株式会社 無瞬断切替装置、無瞬断切り替え方法及びプログラム
JP2020178224A (ja) * 2019-04-17 2020-10-29 Necプラットフォームズ株式会社 通信装置、通信方法、プログラム、および通信システム
WO2020246357A1 (ja) * 2019-06-06 2020-12-10 日本電信電話株式会社 無線通信システム、無線通信方法、管理局装置、基地局装置および端末局装置
JP2020202428A (ja) * 2019-06-06 2020-12-17 日本電信電話株式会社 無線通信システム、無線通信方法、管理局装置、基地局装置および端末局装置
US11979898B2 (en) 2019-06-06 2024-05-07 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Wireless communication system, wireless communication method, management station device, base station device, and terminal station device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100378653B1 (ko) 무선 통신 시스템의 방법 및 장치
JP2785789B2 (ja) ディジタル移動通信システム
CA2142964C (en) Method and apparatus for performing a hand-off in a wireless communication system
US6621813B2 (en) Methods and apparatus for synchronization in a wireless network
US5459727A (en) Wireless telecommunication system
US5479409A (en) Method of transmitting timing advance data to a mobile station in a cellular mobile radio network and corresponding mobile station, base station controller and transmission system
US7855994B2 (en) Radio transceiver and radio transmitting method
JP4915171B2 (ja) 通信端末装置および通信方法
JPH0494228A (ja) ダイナミックチャネル割当方法
WO1994030024A1 (en) Time alignment of transmission in a down-link of a cdma system
JPS62213435A (ja) 無線接続の継続方法および回路装置
JPH0738954A (ja) 移動通信システム
JPH07284141A (ja) ハンドオーバ方法
JP3191256B2 (ja) 基地局間同期方式
JPH1075205A (ja) 移動通信装置
US5761608A (en) Method and apparatus for inter-node handoff of a radio frequency communication unit
KR20010034353A (ko) 기지국 장치 및 송신 전력 제어 방법
JP2639840B2 (ja) ディジタル移動通信方式
US6073020A (en) Method and apparatus for inter-node handoff of a radio frequency communication unit
SE464955B (sv) Foerfarande att indela en ramstruktur i en mobilstation
JP2526803B2 (ja) 無線基地局間同期方法および移動通信方式
JPH0568001A (ja) デイジタル移動通信方法
JP3552182B2 (ja) 移動通信方法
JPH08116569A (ja) 無線送信システム、中央無線局及び無線局
JP2653004B2 (ja) 無線通信方式