JPH1073099A - 閉鎖性水域の浄化装置及び浄化方法 - Google Patents

閉鎖性水域の浄化装置及び浄化方法

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JPH1073099A
JPH1073099A JP22253097A JP22253097A JPH1073099A JP H1073099 A JPH1073099 A JP H1073099A JP 22253097 A JP22253097 A JP 22253097A JP 22253097 A JP22253097 A JP 22253097A JP H1073099 A JPH1073099 A JP H1073099A
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JP
Japan
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water
closed
outer cylinder
closed water
jet pump
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Application number
JP22253097A
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English (en)
Inventor
Hirotada Kasai
宏直 葛西
Katsutoshi Yoshinaga
勝利 吉永
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MARINE GIKEN KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
MARINE GIKEN KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原動機など可動部のある駆動装置を用いずに
閉鎖性水域内に任意の指定方向へ向かう大きな水流を発
生させて閉鎖性水域を浄化する。 【解決手段】水ジェットポンプ19を装着した外筒2を
閉鎖性水域内に水没させ、その水ジェットポンプ19の
ジェットノズル12に外部から駆動流体を供給して噴出
させて、水ジェットポンプ19の入口21から流入し出
口20へ流出するジェットポンプ水流を発生させ、それ
によって外筒2内に上流端26から下流端27へ流出す
る外筒内水流を発生させ、この外筒内水流により外筒2
の外側の水液をも連行して閉鎖性水域内に大きな水流を
発生させるように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湖、池、貯水槽、
プール、港湾、水産養殖場など閉鎖性水域における水質
浄化のための水塊交換、流動促進などに適用される閉鎖
性水域の浄化装置及びそれによる閉鎖性水域の浄化方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図24及び図25はそれぞれ従来の閉鎖
性水域の浄化装置の説明図である。図24において、符
号02は浮力材010の揚力により直立して保持されて
いる外筒、03は圧縮空気の供給管、07は下方に向け
て開いている空気室、08は係留索、09はシンカーで
ある。
【0003】空気室07の内部に貯められる空気層は徐
々に増加し、遂には空気室07の下端を越えて外筒02
内部に大型の気泡を形成する。この気泡は圧縮空気の供
給に伴って間欠的に生成されるが、この気泡の上昇に伴
って水底付近の水が上方へ移送され、水塊交換の作用が
行われる。
【0004】図25において、符号02は水流トンネル
に接続される外筒、015は電動機、その他の原動機に
より回転する駆動軸、016はこの駆動軸015に連結
された傘歯車装置、017は傘歯車装置015により駆
動される軸、014は軸017により駆動されて水流を
発生する翼である。
【0005】023はこれら傘歯車装置016などを内
蔵するナセルを固定、保持しているストラット(柱体)
である。また、符号024,025はそれぞれ水中モー
タ、電源用ケーブルである。これらの水流発生装置は船
舶、水辺の土木工事などに用いられ、鉛直方向、水平方
向など任意の方向へ水流を発生して水塊交換を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の閉
鎖性水域の浄化装置において、図24における閉鎖性水
域の浄化装置は気泡の上昇に伴って水底付近の水が上方
へ移送され、水塊交換の作用が行われるが、この水の移
送が間欠的であるとともに原則として下方から上方への
移送に限られる。水面付近では水平方向への拡散流を生
じるが、これは上方へ移送された水の水面への衝突に伴
う2次流れであるために水力が弱く、水平方向への水塊
交換を行うにはこの弱い2次流れを受動的に利用する外
ない。
【0007】また、図25における閉鎖性水域の浄化装
置は鉛直方向、水平方向など任意の方向へ水を移送して
水塊交換を行うことができるが、装置内部に原動機など
を含む大がかりで精密な駆動装置を伴い、実際上は海底
などの水中に長期間にわたって設置して水流発生に供す
ることは困難なことが多い。また、移送される水は空気
との効果的な接触がないため、曝気作用を伴っていな
い。
【0008】本発明は、少ない動力で閉鎖性水域内に大
量の強い、静穏で定常的、かつ、大量の水流を発生させ
ることができ、かつまた、水中可動部、摩擦部位がなく
水域中に長期間設置することが可能な閉鎖性水域の浄化
装置及びそれを用いた閉鎖性水域の浄化方法を提供する
ことを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る閉鎖性水域
の浄化装置は上記課題の解決を目的にしており、上流端
及び下流端がそれぞれ閉鎖性水域内に開口して設置され
た外筒と、入口と上記外筒の下流端方向に向けて上記外
筒内に挿設された出口とを有する筒体と、上記出口方向
に向けて開口して上記筒体内に装着されたジェットノズ
ルとを具え、上記筒体と上記ジェットノズルとによりジ
ェットポンプが形成され、外部から上記ジェットノズル
へ供給される駆動流体により上記入口から流入し上記出
口へ流出するジェットポンプ水流を発生させ、上記ジェ
ットポンプ水流により上記上流端から流入し上記下流端
へ流出する外筒内水流を発生させ、上記外筒内水流によ
り上記閉鎖性水域内に水流を発生させるように構成した
閉鎖性水域の浄化装置を提供する。
【0010】このように構成された本発明の閉鎖性水域
の浄化装置においては、外筒内に装着された水ジェット
ポンプが外部から供給される駆動流体によりジェットポ
ンプの筒体からジェットポンプ水流を噴出させ、それに
よって外筒内の水液を加速して水流を発生させ外筒によ
り所定の方向に向けて吐出するようになっており、外筒
の外側の水液をも連行して湾などの閉鎖性水域内に大き
な水流を発生させる。本発明による閉鎖性水域の浄化装
置では、装置内部に原動機、プロペラなどの可動部を有
することなく任意の方向へ大量の水流を発生する。
【0011】前記したように外筒から吐出された水流は
外筒のまわりの水を連行して外筒の内外に緩やかではあ
るが大量の連行水流を発生させ、それによって本発明に
よる閉鎖性水域の浄化装置が設置された閉鎖性水域内に
大量の混合・循環水流を発生させることができる。
【0012】本発明による閉鎖性水域の浄化装置におい
ては、上記水ジェットポンプに外部から駆動流体の他に
気体を吸込む気体吸入管を設けた構成を採用すると、微
細な気泡からなる混気流が形成され、前記したように閉
鎖性水域内に発生される水流は任意の指定方向に向かう
曝気水流となり、従来の曝気方式では実現できなかった
効果的な曝気効果を発揮することができて好ましい。
【0013】また、本発明による閉鎖性水域の浄化装置
では上記外筒を必要な方向に向けて湾曲して設けた構成
とすることにより、これを設置した閉鎖性水域内に任意
の指定方向に向かう水流を発生できる装置となる。
【0014】更にまた、本発明による閉鎖性水域の浄化
装置において、前記外筒を分岐して複数の方向に向け複
数の出口を設けた構成を採用すると、複数の出口方向に
所望の水流を効果的に発生できる装置となって好まし
い。
【0015】以上説明した本発明の閉鎖性水域の浄化装
置を閉鎖性水域内に設置しその閉鎖性水域内に水流を発
生させることにより、貧酸素水域の効果的な高溶存酸素
濃度水の供給が可能となり、その水域の酸化・分解機能
を効用させることになり、その水域本来の持つ自浄機能
が回復活性化されて生物化学的分解能力が高まり、その
閉鎖性水域内を浄化させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1〜図23に図
示した実施の形態に基づいて具体的に説明する。なお、
図1〜図23において同一符号のものは、同一または均
等構成部材である。
【0017】(第1実施形態)図1乃至図8は本発明の
第1実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置の説明図であ
る。図1の閉鎖性水域の浄化装置は閉鎖性水域における
水質浄化のために水塊交換、流動促進などに使用される
もので、図2は水ジェットポンプ19のジェットノズル
付近の断面図である。同図における符号2は水流をその
内部に発生させる外筒、18は外筒2の内部に中心軸を
一致させて設置されている筒体(ナセル)である。
【0018】筒体18の内部には図に示すように1次駆
動流体を噴出させるジェットノズル12が内装されてお
り、これら筒体18とジェットノズル12とで原理的に
は従来からよく知られている水ジェットポンプ19(エ
ダクター)を構成している。水ジェットポンプ19の駆
動流体(空気、水またはこれらの気液混合流体)は供給
管3を通して供給される。
【0019】44はごみ除け、22はジェットポンプ1
9の筒体18を支持する支柱、10は外筒2に固定され
ている浮力材、26,27はそれぞれ外筒2の入口及び
出口としての上流端と下流端、28は外筒2の係留に用
いられるアイプレート、9はシンカー、8は係留索、3
aはジェットノズル12の出口である。
【0020】この外部からの上記ジェットノズル12へ
供給される駆動流体により水ジェットポンプ19は外筒
2内の水を入口21から吸入して出口20へ吐出して、
駆動流体及び入口21からの水液が合流しジェットポン
プの水流を発生させる。そして外筒2内では、このジェ
ットポンプの水流により上流端26から流入し下流端2
7へ流出して、駆動流体、入口21及び上流端26から
の水流が合流した外筒内の水流を発生させる。この外筒
内の水流により、下流端27付近において外筒2外の水
液をも連行して、静穏で定常的、かつ、大量の水流を閉
鎖性水域内に発生させるようになっている。
【0021】このような水ジェットポンプ19の原理特
性を応用することにより、本閉鎖性水域の浄化装置は原
動機など大がかりな駆動装置を用いず、可動部がないた
めにメンテナンスフリーで耐久性が高い簡単な構造とな
る。また、その水ジェットポンプ19を装着した外筒2
の設定により上下,左右,斜め等任意の方向へ強力で効
果的な静穏で定常的かつ大量の水流を発生し得るととも
に、必要に応じて水ジェットポンプ19の駆動流体に気
体を混合することにより曝気装置を付加しなくても、微
細気泡化された混気流の生成が非常に容易であり効果的
な曝気効果を挙げ得るようになっている。
【0022】また、外筒2内で発生する水流は間欠的に
水面に激突して流れの損失を生じることもなく、静穏で
定常的な水流であるので水中生物等への悪影響が大幅に
軽減される。なお、本水流発生装置は外筒2、係留索
8、シンカー9などからなる複合的な海中構造物群をな
すこともできるので、魚類の魚礁としての効果を発揮し
得、海水塊の交換装置として水産生物に対して間接的な
保護、居住化の作用を持つ。
【0023】また、水ジェットポンプ19の駆動流体と
して実用上は表層の溶存酸素濃度の高い水を用いるのが
一般的で、これによって底層などの貧酸素水塊領域へ水
流を供給する場合には効果的な曝気作用が期待でき、底
層に生成している貧酸素水塊の解消に有効な作用・効果
が期待できる。
【0024】図3の閉鎖性水域の浄化装置は、第1実施
形態の第一応用例に係る閉鎖性水域の浄化装置で、前掲
の実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置と構造及び作用
効果はぼぼ同じであるが、図に示すように外筒2内の中
心外にそれぞれの中心軸を持つように水流発生用に2つ
の水ジェットポンプ19が配設されており、強力な水流
を発生するようになっている。
【0025】図4の閉鎖性水域の浄化装置は、第1実施
形態の第二応用例に係る閉鎖性水域の浄化装置で、図に
示すように前掲の実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置
と構造及び作用効果などはほぼ同じであるが、外筒2内
の中心軸に対して対称に水流発生用に3つの水ジェット
ポンプ19が配設されており、さらに強力な水流を発生
するようになっている。
【0026】図5の閉鎖性水域の浄化装置は、第1実施
形態の第三応用例に係る閉鎖性水域の浄化装置で、図に
示すように前掲の実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置
と構造及び作用効果はほぼ同じであるが、水流発生用の
水ジェットポンプ19の駆動流体の供給管3bが外筒2
内に内装されているとともに、外筒2内において水流発
生用の筒体18等を支える支柱が存在せず、外筒2の一
部として支柱22bが埋設された膨出形となっており、
流れに対する抵抗が軽減されている。
【0027】図6の閉鎖性水域の浄化装置は、図に示す
ように第1実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置をいけ
す、或いは養殖棚などの近傍に設置したもので、養殖水
域における水塊交換、流動促進などに使用されている。
図における符号31はいけすまたは養殖棚吊下げ用のフ
ロート、32は魚類用いけす、33は貝類の養殖棚であ
る。
【0028】図7の閉鎖性水域の浄化装置は、図に示す
ように第1実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置を湾内
の水底に設置したもので、湾奥など閉鎖性の高い水域に
おける水塊交換、流動促進などに使用される。係留索8
およびシンカー9は外筒2の長さ方向の両端にそれぞれ
1組づつ設けられており、水底への設置に際しては係留
索の長さをそれぞれ調整することにより水底の傾斜面に
沿う姿勢で配置されるようになっている。
【0029】図8の閉鎖性水域の浄化装置は、図に示す
ように第1実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置を湾内
に設置したもので、図における符号35は水ジェットポ
ンプ19に水流発生用の1次駆動流体を配送するポンプ
設備、39,40はそれぞれ本閉鎖性水域の浄化装置に
より湾内に生ずる流れの流入方向ならびに流出方向であ
る。これにより、それ自体では循環が困難な閉鎖性湾内
に沈滞している海水を本装置を複数基組合わせて配置す
ることにより、湾内に循環流を能動的に生成させて水塊
交換を行うことができる。
【0030】(第2実施形態)図9乃至図15は本発明
の第2実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置の説明図で
ある。図9の閉鎖性水域の浄化装置は閉鎖性水域におけ
る水質浄化のために曝気を兼ねた水塊交換に使用される
もので、図10は水ジェットポンプ19のジェットノズ
ル付近の断面図である。同図における符号2は水流をそ
の内部に発生させる外筒、18は外筒2の内部に中心軸
を互いに一致させて設置されている筒体(ナセル)で、
図に示すように1次駆動流体を噴出させるジェットノズ
ル12が内装されており、これら筒体18とジェットノ
ズル12とで水ジェットポンプ19(エダクター)を構
成している。
【0031】22は筒体18を支持する支柱、10は外
筒2に固定されている浮力材、26,27はそれぞれ外
筒2の入口及び出口としての上流端と下流端、28は外
筒2の係留に用いられるアイプレート、9はシンカー、
8は係留索、3aはジェットノズル12の出口、29は
水ジェットポンプ19の内圧が大気圧以下になることに
より、外部から空気を吸込む気体吸入管、30は水ジェ
ットポンプ19内の通気管路である。
【0032】水ジェットポンプ19の駆動水は供給管3
を通して供給される。これにより、水ジェットポンプ1
9は外筒2内の水を入口21から吸入して出口20ヘ吐
出して、駆動流体及び入口21からの水液が合流するジ
ェットポンプの水流を発生させる。
【0033】そして外筒2内では、このジェットポンプ
の水流により上流端26から流入し下流端27へ流出し
て、駆動流体、入口21及び上流端26からの水流が合
流する外筒内の水流を発生させる。この外筒内の水流に
より、下流端27付近おいて外筒2外の水液をも連行し
て、静穏で定常的、かつ、大量の水流を閉鎖水域内に発
生させるようになっている。
【0034】また、気体吸入管29の通気管路30は斜
め下流方向を指向するように設けられており、これによ
り、垂直に設けたものよりも、さらに微細な気泡を発生
させることができる。
【0035】本閉鎖性水域の浄化装置はこのように水ジ
ェットポンプ19の特性を応用することにより、原動機
など大がかりな駆動装置を用いず、可動部がないために
メンテナンスフリーで耐久性が高い簡単な構造をなし、
また、その水ジェットポンプ19を装着した外筒2の設
定により、上下,左右,斜め等任意の方向へ強力で効果
的な水流を発生し得るとともに、水ジェットポンプ19
に外部から空気を吸込む気体吸入管29及び通気管路3
0を設けることにより別途曝気装置を付加しなくても効
果的な曝気効果を挙げ得るようになっている。
【0036】また、外筒2内で発生する水流は間欠的に
水面に激突して流れの損失を生じることもなく静穏で定
常的な水流であるので、水中生物等への悪影響が大幅に
軽減される。
【0037】図11は第2実施形態の第一応用例に係る
閉鎖性水域の浄化装置の水ジェットポンプ19のジェッ
トノズル付近の断面図で、前掲の実施形態に係る浄化装
置と構造及び作用効果はほぼ同じであるが、図に示すよ
うに水ジェットポンプ19内の通気管路30の出口に多
孔性素材で造られ水ジェットポンプ19の内壁の一部を
なす水路部材29bが装着されているとともに、水ジェ
ットポンプ19の気体吸入管29入口に気体圧縮システ
ム41が設けられている。
【0038】気体圧縮システム41により大気圧以上に
圧縮または圧蓄された空気、或いは特定の気体による曝
気用気体は、気体吸入管29、通気管路30内を通り、
水路部材29bを通過することにより微細な気泡となっ
て水ジェットポンプ19内の水路へ送り出される。
【0039】また、図11(a)のものは、気体吸入管
29の通気通路30は斜め下流方向を指向するように設
けられており、これにより、垂直に設けたものよりも、
さらに微細な気泡を発生させる。
【0040】図12の閉鎖性水域の浄化装置は第二応用
例に係る閉鎖性水域の浄化装置で、前掲の実施形態に係
る閉鎖性水域の浄化装置と構造及び作用効果はほぼ同じ
であるが、図に示すように外筒2内に水流を発生する水
ジェットポンプ19が同一方向に向けて5個配設されて
おり、強力な水流を発生するようになっている。
【0041】図における符号3cは水ジェットポンプ1
9を駆動する駆動水の供給管3からの分岐管であり、分
配器3bを介して分配される。なお、駆動水の供給管
3、分岐管3cならびに気体吸入管29にはフレキシブ
ル耐圧管などが用いられているが、これらをケーブルを
用いて纏め、外筒2の外周または外筒2内に配置するよ
うにしてもよい。
【0042】図13の閉鎖性水域の浄化装置は、第2実
施形態の第三応用例に係る閉鎖性水域の浄化装置で、前
掲の実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置と構造及び作
用効果はほぼ同じであるが、図に示すように外筒2及び
浮力材10の配置が外筒2の外周に円環状に装着されて
おらずに外筒2外面の法線に沿って装着されており、大
きな浮力を生ずるようになっている。
【0043】図14の閉鎖性水域の浄化装置は、第2実
施形態の第四応用例に係る閉鎖性水域の浄化装置で、前
掲の実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置と構造及び作
用効果はほぼ同じであるが、図に示すように水流を発生
する水ジェットポンプ19が内装されている外筒ユニッ
ト2aが直列4段に接合されており、強力な水流及び曝
気流を発生するようになっている。なお、図における符
号10aは浮力材を内蔵する膨出部、34は外筒ユニッ
ト2aの接合用フランジ、35はボルトおよびナットで
ある。
【0044】図15の閉鎖性水域の浄化装置は、図に示
すように第2実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置を水
底から上方に向けて設置したもので、海洋における深層
水を汲み上げて適切な上層の海域へ放流し水塊交換を行
うなど漁場の活性化の分野に応用することができる。
【0045】(第3実施形態)図16乃至図19は本発
明の第3実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置の説明図
である。図16の閉鎖性水域の浄化装置は閉鎖性水域に
おける水質浄化のために水塊交換に使用されるもので、
図における符号2は水流をその内部に発生させる曲管状
の外筒、18は外筒2の内部に中心軸を互いに一致させ
て設置されている筒体(ナセル)であり、駆動流体を噴
出させる図示しないジェットノズルと、これら筒体18
とジェットノズルとで噴流式に水流を発生させる水ジェ
ットポンプ19(エダクター)を構成している。
【0046】水ジェットポンプ19の駆動流体(空気、
水またはこれらの気液混合流体)は供給管3を通して供
給される。22は筒体18を支持する支柱、10は外筒
2に固定されている浮力材、26,27はそれぞれ外筒
2の入口及び出口としての上流端と下流端、28は係留
に用いられるアイプレート、9はシンカー、8は係留索
である。
【0047】これにより、水ジェットポンプ19は外筒
2内の水を入口21から吸入して出口20へ吐出して、
駆動流体及び入口21からの水液が合流するジェットポ
ンプの水流を発生させる。そして外筒2内では、このジ
ェットポンプの水流により上流端26から流入し下流端
27へ流出して、駆動流体、入口21及び上流端26か
らの水液が合流する外筒内の水流を発生させる。この外
筒内の水流により、下流端27付近において外筒2外の
水液をも連行して、静穏で定常的、かつ、大量の水流を
閉鎖水域内に発生させるようになっている。
【0048】外筒2は吸込流及び吐出流が水平となるよ
うに設定されている。このような水ジェットポンプ19
の特性を応用することにより、本水流発生装置は原動機
など大がかりな駆動装置を用いず、可動部がないために
メンテナンスフリーで耐久性が高い簡単な構造をなし、
湾曲した外筒2により上下、左右、斜め等任意の方向へ
の水塊移送を中心とした強力で効果的な水流を発生し得
る。
【0049】また、必要に応じて水ジェットポンプの1
9の駆動流体に気体を注入・混合したりすることによ
り、別途曝気装置を付加することなく効果的な曝気効果
を挙げ得るようになっている。また、外筒2内で発生す
る水流は間欠的に水面に激突して流れの損失を生じるこ
ともなく静穏で定常的な水流であるので、水中生物等へ
の悪影響が大幅に軽減される。
【0050】図17の閉鎖性水域の浄化装置は、図に示
すように第3実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置をい
けす、或いは養殖棚などの養殖水域に設置したもので、
湾内の閉鎖性水域における水塊交換に使用されるように
なっている。図における符号31はいけすまたは養殖棚
吊下げ用のフロート、32は魚類用いけす、33は貝類
の養殖棚である。
【0051】本閉鎖性水域の浄化装置は魚類用いけす3
2または貝類の養殖棚33の上流水域33a、下部水域
32aに水平方向の定常流を発生させるとともに、その
流れを外筒2内に吸入して上層水域へ向けて水平方向に
移送し、水底のヘドロを巻き上げることなく、海底に停
滞する海水を連続的に水面に近い上層水域へ送リ、ヘド
ロの海底堆積によって底質が悪化することを防ぐことが
できる。
【0052】図18の閉鎖性水域の浄化装置は、図に示
すように第3実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置を段
状をなす海底に設置したもので、海底における水塊交換
に使用されている。符号13aは水深の深い海域の海底
で、外筒2はこの用途に沿うように海底の地形に合わせ
て湾曲しており、浅水棚に舌状に停滞する海水を移動さ
せることができる。
【0053】図19の閉鎖性水域の浄化装置は、図に示
すように第3実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置を閉
鎖性の強い湾内に設置したもので、湾内における水塊交
換に使用される。図における符号35は本浄化装置に駆
動流体を供給するポンプ設備で、本浄化装置により閉鎖
性の強い湾曲に停滞する水が移動して環流される。
【0054】(第4実施形態)図20乃至図23は本発
明の第4実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置の説明図
である。図20の閉鎖性水域の浄化装置は閉鎖性水域に
おける水質浄化のために水塊交換に使用されるもので、
図における符号2は水流をその内部に発生させる外筒、
3は水ジェットポンプ19へ1次駆動流体を供給する供
給管である。
【0055】8は係留索、9はシンカー、10は浮力
材、18は外筒2内に設置され1次駆動流体を噴出させ
るジェットノズル12を内装した筒体、2aは外筒2に
接合された副外筒、2bは外筒2と副外筒2aとの接合
線、26,27はそれぞれ外筒2の上流端と副外筒2a
の下流端、12aは筒体18内のジェットノズル12に
対応する副筒体18a内の副ジェットノズル、10aは
副浮力材である。
【0056】筒体18とジェットノズル12とで、また
副筒体18aと副ジェットノズル12aとでそれぞれ噴
流式に水流を発生させる水ジェットポンプ19(エダク
ター)と副水ジェットポンプ19a(エダクター)を構
成している。水ジェットポンプ19、副水ジェットポン
プ19aはそれぞれ外筒2、副外筒2a内の水を下流端
27側に向けて加速する。
【0057】このような水ジェットポンプ19、副水ジ
ェットポンプ19aの特性を応用することにより、本閉
鎖性水域の浄化装置は原動機など大がかりな駆動装置を
用いず、可動部がないためにメンテナンスフリーで耐久
性が高い簡単な構造をなし、複数の副外筒2aにより上
下、左右、斜め等任意の方向へ強力で効果的な水流を発
生し得る。
【0058】また、必要に応じて水ジェットポンプ1
9、副水ジェットポンプ19aの駆動流体に気体を注入
・混合することにより、別途曝気装置を付加しなくても
効果的な曝気効果を挙げ得るようになっている。また、
外筒2内で発生する水流は間欠的に水面に激突して流れ
の損失を生じることもなく静穏で定常的な水流であるの
で、水中生物等への悪影響が大幅に軽減される。
【0059】図21の閉鎖性水域の浄化装置は、第4実
施形態の第一応用例に係る閉鎖性水域の浄化装置で、第
4実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置と構造及び作用
効果はほぼ同じであるが、図に示すように3つの副外筒
2aが設けられている。副外筒2aはそれぞれ外筒2の
上端に互いに外側水平方向を向いて接合されており、1
8aはこれら副外筒2aの内部に装着された副筒体、2
7はこれら副外筒2aの下流端である。
【0060】10aは浮力材を内装した外筒2又は副外
筒2aの外皮部分、10bも同じ外皮部分であるが、副
外筒2aの集合固定枠41下端を形成している固定用の
強度部材ないしは帯環をなしている。このように、本閉
鎖性水域の浄化装置は副外筒2aが外周を3分する水平
方向を向いて設けられているので、水底層水を吸入して
上層水域における水平方向へ分散させて放流することが
できる。
【0061】図22の閉鎖性水域の浄化装置は、第4実
施形態の第二応用例に係る閉鎖性水域の浄化装置で、第
4実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置と構造及び作用
効果はほぼ同じであるが、図に示すように2つの外筒2
がそれぞれ上方2方向を向いて設けられている。
【0062】図における符号28aは2つの外筒2を互
いに連結している連結用アイプレート、28aはこれら
の連結用アイプレート28を互いに連結する連結捍、3
bは1次駆動流体の供給管3の集合管である。このよう
に、本閉鎖性水域の浄化装置は浮力材10の装備を簡略
化するとともに、2つの外筒2を組み合わせて多方向に
水流を発生させることができるようになっている。
【0063】図23の閉鎖性水域の浄化装置は、第4実
施形態の第三応用例に係る閉鎖性水域の浄化装置で、第
4実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置と構造及び作用
効果はほぼ同じであるが、図に示すように4つの外筒2
がそれぞれ上方4方向を向いて設けられている。符号4
1は浮力材が装着されていない外筒2を集合させて固定
している枠体、28bはこの枠体41へ各外筒2を固着
している帯金である。このように、本閉鎖性水域の浄化
装置は浮力材10の装備を簡略化するとともに、4つの
外筒2を組み合わせて多方向に水流を発生させることが
できるようになっている。
【0064】
【発明の効果】本発明に係る閉鎖性水域の浄化装置は前
記のように構成されており、水ジェットポンプを内蔵し
た外筒内外に静穏で定常的、かつ、大量の水流を発生さ
せることが出来、しかも装置内部に原動機、プロペラな
どの可動部を有することなく任意の方向へ水力の強い水
流を発生することができ、水液中に長期間設置してもメ
ンテナンスを特に必要とせずに水塊交換に供することが
可能である。
【0065】また、本発明に係る閉鎖性水域の浄化方法
は、前記のように装置内部に原動機、プロペラなどの可
動部を有しない本発明の閉鎖性水域の浄化装置を使用し
て任意の方向へ静穏で定常的、かつ、大量の水流を発生
して閉鎖性水域内を浄化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る閉鎖性水域の浄化
装置を示す図面で、(a)は断面図、(b)は同図
(a)におけるb−b矢視図。
【図2】第1実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置にお
ける水ジェットポンプのジェットノズル付近の断面図。
【図3】第1実施形態の第一応用例に係る閉鎖性水域の
浄化装置を示す図面で、(a)は断面図、(b)は
(a)におけるb−b矢視図。
【図4】第1実施形態の第二応用例に係る閉鎖性水域の
浄化装置の正面図。
【図5】第1実施形態の第三応用例に係る閉鎖性水域の
浄化装置の断面図。
【図6】第1実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置の使
用例を示す図面。
【図7】第1実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置の他
の使用例を示す図面。
【図8】第1実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置の更
に他の使用例を示す図面。
【図9】本発明の第2実施形態に係る閉鎖性水域の浄化
装置を示す図面で、(a)は断面図、同図(b)は同図
(a)におけるb−b矢視図。
【図10】第2実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置に
おける水ジェットポンプのジェットノズル付近の断面
図。
【図11】第2実施形態の第一応用例に係る閉鎖性水域
の浄化装置における水ジェットポンプのジェットノズル
付近の例を2つ(a)、(b)に示した断面図。
【図12】第2実施形態の第二応用例に係る閉鎖性水域
の浄化装置を示す図面で、(a)は断面図、(b)は
(a)におけるb−b矢視図。
【図13】第2実施形態の第三応用例に係る閉鎖性水域
の浄化装置を示す図面で、(a)は断面図、(b)は
(a)におけるb−b矢視図。
【図14】第2実施形態の第四応用例に係る閉鎖性水域
の浄化装置の外観図。
【図15】第2実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置の
使用例を示す図面。
【図16】本発明の第3実施形態に係る閉鎖性水域の浄
化装置を示す図面で、(a)は断面図、(b)は(a)
におけるb−b矢視図。
【図17】第3実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置の
使用例を示す図面。
【図18】第3実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置の
他の使用例を示す図面。
【図19】第3実施形態に係る閉鎖性水域の浄化装置の
更に他の使用例を示す図面。
【図20】本発明の第4実施形態に係る閉鎖性水域の浄
化装置の断面図。
【図21】第4実施形態の第一応用例に係る閉鎖性水域
の浄化装置の斜視図。
【図22】第4実施形態の第二応用例に係る閉鎖性水域
の浄化装置の正面図。
【図23】第4実施形態の第三応用例に係る閉鎖性水域
の浄化装置の斜視図。
【図24】従来の閉鎖性水域の浄化装置の断面図。
【図25】従来の閉鎖性水域の浄化装置の断面図。
【符号の説明】
2、2a 外筒 3 1次駆動流体の供給管 8 係留索 9 シンカー 10、10a、10b 浮力材 12、12a ジェットノズル 18、18a 筒体 19、19a ジェットポンプ 20 出口 21 入口 22 ストラット(支柱) 26 外筒の上流端 27 外筒の下流端 28 アイプレート 29 気体吸入管 29b 水路部材 30 通気管路 35 駆動流体のポンプ設備 44 ごみ除け

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流端及び下流端がそれぞれ閉鎖性水域
    内に開口して設置された外筒と、入口と上記外筒の下流
    端方向に向けて上記外筒内に挿設された出口とを有する
    筒体と、上記出口方向に向けて開口して上記筒体内に装
    着されたジェットノズルとを具え、上記筒体と上記ジェ
    ットノズルとによりジェットポンプが形成され、外部か
    ら上記ジェットノズルへ供給される駆動流体により上記
    入口から流入し上記出口へ流出するジェットポンプ水流
    を発生させ、上記ジェットポンプ水流により上記上流端
    から流入し上記下流端へ流出する外筒内水流を発生さ
    せ、上記外筒内水流により上記閉鎖性水域内に水流を発
    生させるように構成したことを特徴とする閉鎖性水域の
    浄化装置。
  2. 【請求項2】 上記水ジェットポンプに外部から上記駆
    動流体の他に気体を吸込む気体吸入管を斜め下流方向に
    指向するように設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の閉鎖性水域の浄化装置。
  3. 【請求項3】 上記外筒を必要な方向に向けて湾曲して
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の閉鎖性水域の
    浄化装置。
  4. 【請求項4】 上記外筒を分岐して複数の方向に向け複
    数の下流端を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    閉鎖性水域の浄化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    浄化装置を閉鎖性水域の停滞水中に設置し上記浄化装置
    により水流を発生させて水塊交換を促進し、上記閉鎖性
    水域内の停滞した貧酸素、無酸素領域を排除、解消する
    ことに基づいて水域内の自浄能力を高め、停滞に基づく
    水質低下を防ぎうることを特徴とする閉鎖性水域の浄化
    装置による閉鎖性水域の浄化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008238072A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Sohachi Kosugi 浄水装置及び浄水システム
CN108644157A (zh) * 2018-07-19 2018-10-12 北京孤岛科技有限公司 一种负压发生器

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JP2008238072A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Sohachi Kosugi 浄水装置及び浄水システム
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