JPH1072985A - ブラインド制御方法と装置 - Google Patents

ブラインド制御方法と装置

Info

Publication number
JPH1072985A
JPH1072985A JP8245431A JP24543196A JPH1072985A JP H1072985 A JPH1072985 A JP H1072985A JP 8245431 A JP8245431 A JP 8245431A JP 24543196 A JP24543196 A JP 24543196A JP H1072985 A JPH1072985 A JP H1072985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blind
sun
building
shade
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8245431A
Other languages
English (en)
Inventor
Toutou Ri
冬冬 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K S J KK
Tosoh Corp
Original Assignee
K S J KK
Toso KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by K S J KK, Toso KK filed Critical K S J KK
Priority to JP8245431A priority Critical patent/JPH1072985A/ja
Publication of JPH1072985A publication Critical patent/JPH1072985A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings

Landscapes

  • Blinds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の建物によって日影となる個々の窓のブラ
インドの開閉を日光の照射量に応じて個々に行うブライ
ンド制御方法と装置を提供することである。 【解決手段】 日影制御対象ビル10と、第1障害ビル
11と、第2障害ビル12とにおいて、日射のある場合
に建物の部位が日影になるか否かを算出し、日影となる
部位のブラインドを自動的に開くとともに、日影となら
ない部位のブラインドを自動的に閉じるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時間の経過ととも
に変化する日射量に合わせてブラインドの開閉(例え
ば、スラットの角度等を調節する)を制御する日影制御
を行うブラインド制御方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の窓等にブラインドを設け
て余分な日射を遮り、快適な生活空間を得ようとするこ
とが行われている。従来、ブラインドとして各種の形式
のものが用いられており、例えば、カーテン状のもの、
板状部材を多数並べた鎧戸状のもの、ウィング形式のも
の等があるが、薄板(スラット)を多数並べて紐状部材
で連結し、薄板の角度を調節するとともに、紐状部材を
巻き込むことによって下端位置の高さを調節することの
できるローラブラインドがオフィスビル等において多く
用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のブラインドにおいては、一般に手動または電動で薄
板の角度及び高さを操作するものであるが、制御動作自
体は手動で行うものであるから、陽光が差し込んできて
いるときに、それに気づかず隣り合った薄板の間隔を開
いた状態を保持していたり、日が陰ってきているのに隣
り合った薄板の間隔を閉じた状態を保持していたりする
ことが多く、ブラインドとしての機能を十分に果たせな
いという問題があった。上記問題を解決するために、建
物全体において日射センサを用い、自動的にブラインド
を開閉動作させるものが知られているが、このようなブ
ラインドは、日射センサのある位置が日が差している場
合に建物の全てのブラインドを閉じることになり、他の
建物の影になっている窓のブラインドも開くことができ
ず、逆に日射センサのある位置が日影になっていれば、
建物の全てのブラインドを開くことになり、日が差して
いる窓のブラインドを閉じることができず、個々の窓の
日影状態に応じた制御を行うことができないという問題
があった。
【0004】本発明の目的は、他の建物によって日影と
なる個々の窓のブラインドの開閉を日光の照射量に応じ
て個々に行うブラインド制御方法と装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のブラインド制御方法は、太陽の位置と、日射
を遮る建物とに基づいて、日射のある場合に建物の部位
が日影になるか否かを算出し、日影となる部位のブライ
ンドを自動的に開くとともに、日影とならない部位のブ
ラインドを自動的に閉じることにより、時間の経過によ
る太陽の移動と、日照を遮る建物等から日影制御を行う
ビルの日影状態を算出して判断し、必要のない時即ち日
影となった時は自動的にブラインドを開ける、即ち薄板
の角度を変えて薄板の間隙を開く一方、日照がある場合
は、自動的にブラインドを閉める、即ち薄板の角度を変
えて薄板の間隙を閉じることができ、ブラインドとして
の機能を十分に果たすことができるとともに、個々の窓
の日影状態に応じた制御を行うことができるものであ
る。また、次の2式が満足された場合に日影判断を開始
し、 β−π/2<As <β+π/2及びθs >0 但し、β:日影制御を行う窓の方位で、窓の法線と南北
方向線との角度で、南から西側の角度を正(+)、東側
の角度を負(─)とする。 θs :太陽の高度。 As :太陽の方位。 太陽光線と日照を遮る建物の面との交点が存在すれば、
その面が日影になると判断することができる。また、ブ
ラインド制御装置は、個々のブラインドに接続されてブ
ラインドを操作するブラインドコントローラと、個々の
ブラインドに接続されてブラインドを手動で操作する手
元スイッチと、複数のブラインドコントローラに接続さ
れてこれらを制御する複数のメインコントローラユニッ
トと、全てのメインコントローラユニットに接続された
メインコンピュータと、日射センサとを備え、建物の日
影となる部位を算出してブラインドの薄板角度及び高さ
を制御することにより、日影となる部分と、陽光の照射
されている部分とにおいて、ブラインドの薄板の角度調
節即ち開度調節並びにブラインドの高さ調節を、それぞ
れ自動的に異ならせて行うから、必要のない時即ち日影
となった時は自動的にブラインドを開ける、即ち薄板の
角度を変えて薄板の間隙を開く一方、日照がある場合
は、自動的にブラインドを閉める、即ち薄板の角度を変
えて薄板の間隙を閉じることができ、ブラインドとして
の機能を十分に果たすことができるとともに、個々の窓
の日影状態に応じた制御を行うことができるものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図を参照して実施例を説明する。
図6において、本発明を適用するブラインドシステムの
一例を述べると、複数の薄板を紐状体で角度調節可能に
連結されて成るブラインド1と、ブラインド1の上端に
設けられてブラインド1の開度即ち薄板の角度を制御す
るブラインドコントローラ2と、個々のブラインドコン
トローラ2に個別に接続されて、ブラインド1の巻き上
げ、巻き下ろし、停止等ののマニュアル操作を行う手元
スイッチ3と、同じ窓または同じ部屋の同じ向きの窓或
いは同じフロアに設けられた複数のブラインド1,1,
・・にそれぞれ接続された複数のブラインドコントロー
ラ2,2,・・を一単位として、これに接続されたメイ
ンコントローラユニット(MCU)4と、複数のメイン
コントローラユニット4,4,・・に信号変換器5を介
して接続されたメインコンピュータ(PC)6と、特定
の階(例えば、最上階)のメインコントローラユニット
4に接続された照度計等の日射センサ7とを備えてお
り、メインコンピュータ6において、後述の日影判断を
行い、メインコントローラユニット4を介してブライン
ドコントローラ2により、ブラインド1の開度即ち薄板
の間隔を制御する。
【0007】図1において、本発明の日影制御を行う日
影制御対象ビル10と、日影制御対象ビル10の略西北
西側に位置する夕方に日射を遮る第1障害ビル11と、
日影制御対象ビル10の略東側に位置する朝方に日射を
遮る第2障害ビル12とにおいて、日影制御対象ビル1
0の西側隅を原点とし、略南北方向にX軸を、略東西方
向にY軸を設定し、図2に示すように、高さ方向にZ軸
を設定する。第1障害ビル11の四隅の座標はそれぞ
れ、南隅111(X11,Y11)、東隅112(X12,Y
12)、北隅113(X13,Y13)、西隅114(X14
14)であり、第2障害ビル12の四隅の座標はそれぞ
れ、南隅121(X21,Y21)、東隅122(X22,Y
22)、北隅123(X23,Y23)、西隅124(X24
24)である。
【0008】次に演算用パラメータを下記のとおり設定
する。 α:Y軸と南北方向線との角度で、南から西側の角度を
正(+)、東側の角度を負(─)とする。絶対値でα<
π。 Ss :Y軸と障害ビルの南隅とのX軸方向の距離(Ss
=X11,Ss =X21)。 Sf :X軸と障害ビルの南隅とのY軸方向の距離(Sf
=Y11,Sf =Y21)。 Xw ,Yw ,Zw :日影制御対象ビルにおいて日影制御
を行う窓の座標。 β:日影制御を行う窓の方位で、窓の法線と南北方向線
との角度で、南から西側の角度を正(+)、東側の角度
を負(─)とする。 θs :太陽の高度。 As :太陽の方位。 W:障害ビル幅。W=X2 ─X1 。 D:障害ビル奥行き。D=Y4 ─Y1 。 H:障害ビル高さ。
【0009】図3において、空間中の任意の点P(x,
y,z)と原点Oとを結ぶ直線は、点Pの高度をθ、Y
軸と成す角度即ちY軸からX軸方向に測定した角度をA
とすると、次の式で表示できる。 tan θ=z/(y/cos A)=z/(x/sin A) 即ち、次の(1),(2)式で表示される。 x・tan θ−z・sin A=0 (1) y・tan θ−z・cos A=0 (2)
【0010】太陽光線は平行直線として考えられるか
ら、上記高度θs 、方位As の太陽はY軸と成す角度が
(As −α)となり、原点Oを通る太陽光線は、上記
(1),(2)式より次の2式で表示される。 X・tan θs −Z・sin (As −α)=0 (3) Y・tan θs −Z・cos (As −α)=0 (4) さらに、日影制御対象ビルにおいて日影制御を行う窓
(Xw ,Yw ,Zw )を通る太陽光線は、上記(3),
(4)式より次の2式で表示される。 (X−Xw )・tan θs −(Z−Zw )・sin (As −α)=0 (5) (Y−Yw )・tan θs −(Z−Zw )・cos (As −α)=0 (6)
【0011】日影を判断するには、視点を日影制御を行
う窓の面に置かなくてはならないものであり、日影制御
を行う窓の面に置いた視点から見える又は見える可能性
のある第1障害ビル11及び第2障害ビル12の平面
は、図4に示すように、それぞれS11,S12,S13,S
14及びS21,S22,S23,S24の4面のみである。そし
て、上記(5),(6)式で表示される直線が、上記第
1障害ビル11及び第2障害ビル12の4面S11
12,S13,S14及びS21,S22,S23,S24の何れか
と交点があれば、窓が日影に入るものである。
【0012】上記第1障害ビル11及び第2障害ビル1
2の4面S11,S12,S13,S14及びS21,S22
23,S24は、下記の式でそれぞれ表示される。 S11:X=Ss =X11 (7) S12:Y=Sf =Y11 (8) S13:X=Ss +W=X11+(X12−X11) (9) S14:Z=H (10) S21:X=Ss =X21 (11) S22:Y=Sf =Y21 (12) S23:X=Ss +W=X21+(X22−X21) (13) S24:Z=H (14)
【0013】図5に示すように、視点を通る太陽光線L
と上記各面S11〜S24の何れかとの交点は、次の座標で
表示される。 LとS11との交点:(Ss ,YA1,ZA1) LとS12との交点:(XB1,Sf ,ZB1) LとS13との交点:(Ss +W,YC1,ZC1) LとS14との交点:(XD1,YD1,H) LとS21との交点:(Ss ,YA2,ZA2) LとS22との交点:(XB2,Sf ,ZB2) LとS23との交点:(Ss +W,YC2,ZC2) LとS24との交点:(XD2,YD2,H)
【0014】上記式(5)〜(14)から各交点を求め
る。式(5),(6),(7)からYA1,ZA1を求める
と、 ZA1=Zw +(Ss −Xw )tan θs /sin (As −α) (15) YA1=Yw +(ZA1−Zw )cos (As −α)/tan θs (16) 式(5),(6),(8)からYC1,ZC1をもとめる
と、 ZC1=Zw +(Ss +W−Xw )tan θs /sin (As −α) (17) YC1=Yw +(ZA1−Zw )cos (As −α)/tan θs (18) 式(5),(6),(9)からXB1,ZB1を求めると、 ZB1=Zw +(Sf −Xw )tan θs /cos (As −α) (19) XB1=Xw +(ZA2−Zw )sin (As −α)/tan θs (20) 式(5),(6),(10)からXD1,YD1を求める
と、 XD1=Xw +(H−Zw )sin (As −α)/tan θs (21) YD1=Yw +(H−Zw )cos (As −α)/tan θs (22)
【0015】式(5),(6),(11)からYA2,Z
A2を求めると、 ZA2=Zw +(Ss −Xw )tan θs /sin (As −α) (15) YA2=Yw +(ZA1−Zw )cos (As −α)/tan θs (16) 式(5),(6),(12)からYC2,ZC2をもとめる
と、 ZC2=Zw +(Ss +W−Xw )tan θs /sin (As −α) (17) YC2=Yw +(ZA1−Zw )cos (As −α)/tan θs (18) 式(5),(6),(13)からXB2,ZB2を求める
と、 ZB2=Zw +(Sf −Xw )tan θs /cos (As −α) (19) XB2=Xw +(ZA2−Zw )sin (As −α)/tan θs (20) 式(5),(6),(14)からXD2,YD2を求める
と、 XD2=Xw +(H−Zw )sin (As −α)/tan θs (21) YD2=Yw +(H−Zw )cos (As −α)/tan θs (22)
【0016】日影判断ロジックについて説明すると、日
影判断開始条件として、次の2式が満足された場合に日
影判断を開始する。 β−π/2<As <β+π/2 (23) θs >0 (24) (23),(24)式を満足した時点で日影判断を開始
し、次の何れかの条件を満たした場合に日影と判断す
る。 Boolean =〔0<ZA <H AND Sf <YA <(Sf +D)〕 OR 〔0<ZC <H AND Sf <YC <(Sf +D)〕 OR 〔0<ZB <H AND Ss <XB <(Ss +W)〕 OR 〔Sf <YD <(Sf +D) AND Ss <XD <(Ss +W)〕(25) (25)式に示す条件の何れかを満足した時、メインコ
ンピュータ6においてその窓が日影になっていると判断
し、日影と判断された窓のブラインド1は、メインコン
トローラユニット4を介してブラインドコントローラ2
により閉じられる。例えば、Boolean =〔0<ZC <H
AND Sf <YC <(Sf +D)〕が成立した場合
は、太陽光線Lと建物の面S13(S23)との交点が存在
することになり、その面S13(S23)が日影であると判
断する。
【0017】次に、メインコントローラユニット4につ
いて説明すると、メインコントローラユニット4は、画
面に表示された項目にタッチすることで動作を選択する
画面(例えば、液晶画面とタッチパネル)を備えてお
り、その画面表示は、「メニュー選択画面」、「操作画
面」、「グループ操作画面」、「スケジュール登録画
面」、「スケジュール設定画面」、「時刻修正画面」、
「メンテナンス画面」の7種類の画面表示を有してい
る。
【0018】以下、メインコントローラユニット4の画
面表示を参照しながら、ブラインド制御方法を説明す
る。図7において、メニュー選択画面について説明する
と、「操作画面」、「グループ操作(画面)」、「スケ
ジュール登録(画面)」、「(スケジュール)設定(画
面)」、「時刻(修正画面)」、「メンテナンス(画
面)」の6種類の項目を表示し、何れの画面表示にもこ
のメニュー選択画面から選択して入ることができるもの
である。なお、他の画面即ち「操作画面」、「グループ
操作画面」、「スケジュール登録画面」、「スケジュー
ル設定画面」、「時刻修正画面」、「メンテナンス画
面」の何れの画面においても、その画面での操作終了後
一旦メニュー選択画面に復帰し、その後他の画面に移行
する。
【0019】上記メニュー選択画面で操作画面を選択す
ると、図8に示すように、表示部1Aは現在選択してい
るモードを表示するもので、セットキー1Dを押すこと
でモードの変更を可能にし、操作キーB,Cを押すこと
によりモードを、「一斉」、「自動」、「ゾーン・1」
〜「ゾーン・N」(Nは整数)の何れかに変更する。一
斉モード(表示部1Aが『一斉』表示)においては、メ
インコントローラユニット4に接続された全てのブライ
ンドをマニュアルで操作することができるものであっ
て、全てのブラインドを、メインコントローラユニット
4に別に設けられたUP,DOWN,STOPの3つの
キーの操作により、一斉に巻き上げ、巻き下ろし、停止
させることができるとともに、操作キー1E,1Fの操
作によってブラインドの薄板の角度を調節して開放、閉
塞を行う。
【0020】ゾーン1〜9の何れかのモード(表示部1
Aが『ゾーン・1〜N』表示)においては、予め設定し
た幾つかのブラインドから成る複数(最大N個)のゾー
ンの内の表示された(即ち、選択された)ゾーン内の全
てのブラインドについて、UP,DOWN,STOPの
3つのキーの操作により、一斉に巻き上げ、巻き下ろ
し、停止させることができるとともに、操作キー1E,
1Fの操作によってブラインドの薄板の角度を調節して
開放、閉塞を行うものであり、ここでいうゾーンは上記
メインコントローラユニット4のキー操作で一斉に制御
されるブラインドを複数ずつまとめたものである。な
お、指定されたゾーン以外のゾーンは自動制御を行って
いる。
【0021】さらに、自動モード(表示部1Aが『自
動』表示)においては、メインコントローラユニット4
に接続された全てのブラインドを、予め設定された自動
制御モード、或いは上位からの動作指令で動作させる。
なお、動作表示部1Gと、ブラインドのグラフィック表
示とにより、動作状態を表示し、時刻表示部1Hで現在
時刻を表示する。
【0022】上記メニュー選択画面でグループ操作画面
を選択すると、図9に示すように、予め設定した複数の
ブラインドから成るグループ、または個別のブラインド
1台ずつを選択して、ブラインドの薄板の角度並びにブ
ラインドの高さのデータを設定して操作するものであ
る。表示部2Aは、選択されたグループか、選択された
個別のブラインドの識別番号を表示し、この表示された
グループか個別のブラインドが設定されたデータに基づ
いて動作する。切替操作部2Bは、設定変更中に表示部
2Aの表示を、グループ表示と個別ブラインド表示を切
り替える。
【0023】角度データ表示部2Cは、設定されたグル
ープまたは個別のブラインドの薄板の角度データを表示
し、高さデータ表示部2Dは、設定されたグループまた
は個別のブラインドの高さデータ即ちUPまたはDOW
Nの選択を表示する。操作部2Eは、表示部2Aのグル
ープ名の変更及び個別ブラインド動作時のブラインドの
識別番号の変更、角度データ表示部2Cの角度データの
変更、高さデータ表示部2Dの高さ位置でUPまたはD
OWNを選択する。切替操作部2F,2Gは、各表示部
2A,2B,2Cの表示内容を順次設定変更可能状態に
切り替えることを可能にし、数値操作部2H,2Iは、
グループ名表示番号、個別ブラインドの識別番号、角度
データ及び高さデータの値の変更を行う。なお、ここで
いうグループは上記メインコントローラユニット4の操
作で、角度データ及び高さデータに基づいて一斉に制御
されるブラインドを複数ずつまとめたものである。
【0024】なお、自動制御を行うためにブラインドを
複数のエリアに分割し、自動制御を行う1つのエリア毎
に、自動制御に必要な諸データ、即ち窓面方位、許容入
射距離、オフセット量、日の出太陽高度、日の入り太陽
高度、照度シキイ値等がメインコンピュータ6から設定
値として入力される。次に、上記メニュー選択画面でス
ケジュール登録画面を選択すると、前記自動制御に必要
なパラメータ以外のタイムスケジュール動作を設定する
ことができるもので、各エリア毎にタイムスケジュール
を設定することが可能である。スケジュール登録画面
は、図10に示すように、エリア表示部3Aは、選択し
たエリアの表示番号を表示し、パターン表示部3Bは、
選択したエリア毎に、選択されたタイムスケジュールパ
ターン(P1〜Pm)、またはタイムスケジュール動作
を行わず、後述するスケジュール登録で登録された角度
と高さの値で固定されるパターン(P0)、或いはより
上位からのデータで動作するパターン(PC)が表示さ
れる。
【0025】表示部3Cは、エリア表示部3Aで選択さ
れたエリア毎に、手元スイッチ3の優先度を設定し、こ
れを表示するもので、例えば、「優先」は手元スイッチ
の自動または手動の解除は手元スイッチ3でしか行うこ
とができないものであり、「変更」は手元スイッチで手
動になっている場合でも、スケジュールの変更時間にな
ると自動的に手動モードを解除してスケジュールに基づ
いて動作する。表示部3Dは、パターン表示部3Bでタ
イムスケジュールパターン以外のパターンが選択され、
表示された場合にブラインドの角度データと高さデータ
とを設定しして表示する。操作部3E,3F,3Gは、
それぞれエリア表示部3Aの選択したエリアの変更、設
定可能状態の部位の変更、値を変更するものである。
【0026】スケジュール設定画面においては、上記ス
ケジュール登録画面で採用するタイムスケジュールパタ
ーンを作成するものであり、時計修正画面においては、
現在時刻を修正し、メンテナンス画面においては、接続
されている全てのブラインドの状態を監視する。
【0027】上記構成によると、時間の経過による太陽
の移動と、日照を遮る建物等から日影制御を行うビルの
日影状態を算出して判断し、日影となる部分と、陽光の
照射されている部分とにおいて、ブラインドの薄板の角
度調節即ち開度調節並びにブラインドの高さ調節を、そ
れぞれ自動的に異ならせて行うから、必要のない時即ち
日影となった時は自動的にブラインドを開ける、即ち薄
板の角度を変えて薄板の間隙を開く一方、日照がある場
合は、自動的にブラインドを閉める、即ち薄板の角度を
変えて薄板の間隙を閉じることができ、ブラインドとし
ての機能を十分に果たすことができるとともに、個々の
窓の日影状態に応じた制御を行うことができるものであ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているか
ら、以下に述べるとおりの効果を奏する。時間の経過に
よる太陽の移動と、日照を遮る建物等から日影制御を行
うビルの日影状態を算出して判断し、日影となる部分
と、陽光の照射されている部分とにおいて、ブラインド
の薄板の角度調節即ち開度調節並びにブラインドの高さ
調節を、それぞれ自動的に異ならせて行うから、必要の
ない時即ち日影となった時は自動的にブラインドを開け
る、即ち薄板の角度を変えて薄板の間隙を開く一方、日
照がある場合は、自動的にブラインドを閉める、即ち薄
板の角度を変えて薄板の間隙を閉じることができ、ブラ
インドとしての機能を十分に果たすことができるととも
に、個々の窓の日影状態に応じた制御を行うことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す建物の配置説明図であ
る。
【図2】 本発明を適用する建物と3軸とを示す斜視図
である。
【図3】 3次元空間の任意の点の説明図である。
【図4】 建物の面についての説明図である。
【図5】 本発明を適用する建物と太陽光線との関係を
示す説明図である。
【図6】 本発明のブラインド制御装置の概略構成図で
ある。
【図7】 本発明のメニュー選択画面を示す説明図であ
る。
【図8】 本発明の操作画面を示す説明図である。
【図9】 本発明のグループ操作画面を示す説明図であ
る。
【図10】 本発明のスケジュール登録画面を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 ブラインド、2 ブラインドコントローラ、3 手
元スイッチ 4 メインコントローラユニット(MCU)、5 信号
変換器 6 メインコンピュータ(PC)、7 日射センサ(照
度計)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽の位置と、日射を遮る建物とに基づ
    いて、日射のある場合に建物の部位が日影になるか否か
    を算出し、日影となる部位のブラインドを自動的に開く
    とともに、日影とならない部位のブラインドを自動的に
    閉じることを特徴とするブラインド制御方法。
  2. 【請求項2】 次の2式が満足された場合に日影判断を
    開始し、 β−π/2<As <β+π/2及びθs >0 但し、β:日影制御を行う窓の方位で、窓の法線と南北
    方向線との角度で、南から西側の角度を正(+)、東側
    の角度を負(─)とする。 θs :太陽の高度。 As :太陽の方位。 太陽光線と日照を遮る建物の面との交点が存在すれば、
    その面が日影になると判断することを特徴とする請求項
    1記載のブラインド制御方法。
  3. 【請求項3】 個々のブラインドに接続されてブライン
    ドを操作するブラインドコントローラと、個々のブライ
    ンドに接続されてブラインドを手動で操作する手元スイ
    ッチと、複数のブラインドコントローラに接続されてこ
    れらを制御する複数のメインコントローラユニットと、
    全てのメインコントローラユニットに接続されたメイン
    コンピュータと、日射センサとを備え、建物の日影とな
    る部位を算出してブラインドの薄板角度及び高さを制御
    することを特徴とするブラインド制御装置。
JP8245431A 1996-08-29 1996-08-29 ブラインド制御方法と装置 Pending JPH1072985A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8245431A JPH1072985A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 ブラインド制御方法と装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8245431A JPH1072985A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 ブラインド制御方法と装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1072985A true JPH1072985A (ja) 1998-03-17

Family

ID=17133564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8245431A Pending JPH1072985A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 ブラインド制御方法と装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1072985A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008050915A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Nichibei Co Ltd 電動ブラインドのための日影判定方法及び日影判定装置
JP2008156817A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 電動ブラインドの制御装置
JP2012144907A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Shimizu Corp ブラインド制御方法
US8890456B2 (en) 2004-05-06 2014-11-18 Mechoshade Systems, Inc. Automated shade control system utilizing brightness modeling
US9360731B2 (en) 2004-05-06 2016-06-07 Mechoshade Systems, Inc. Systems and methods for automated control of electrochromic glass
JP2017096026A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 株式会社東芝 ブラインド制御装置、ブラインド制御方法、コンピュータプログラム及びブラインド制御システム
US9933761B2 (en) 2012-11-30 2018-04-03 Lutron Electronics Co., Inc. Method of controlling a motorized window treatment
US10017985B2 (en) 2013-08-14 2018-07-10 Lutron Electronics Co., Inc. Window treatment control using bright override
US10197975B2 (en) 2011-11-07 2019-02-05 Somfy Sas Method for configuring and operating sun-protection equipment in a building
US10253564B2 (en) 2004-05-06 2019-04-09 Mechoshade Systems, Llc Sky camera system for intelligent building control
US10619415B2 (en) 2004-05-06 2020-04-14 Mechoshade Systems, Llc Sky camera system utilizing circadian information for intelligent building control
US11187035B2 (en) 2004-05-06 2021-11-30 Mechoshade Systems, Llc Sky camera virtual horizon mask and tracking solar disc

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11187035B2 (en) 2004-05-06 2021-11-30 Mechoshade Systems, Llc Sky camera virtual horizon mask and tracking solar disc
US10988984B2 (en) 2004-05-06 2021-04-27 Mechoshade Systems, Llc Sky camera for tracking clouds
US10253564B2 (en) 2004-05-06 2019-04-09 Mechoshade Systems, Llc Sky camera system for intelligent building control
US11505992B2 (en) 2004-05-06 2022-11-22 Mechoshade Systems, Llc Sky camera system for analyzing cloud conditions
US10619415B2 (en) 2004-05-06 2020-04-14 Mechoshade Systems, Llc Sky camera system utilizing circadian information for intelligent building control
US11473371B2 (en) 2004-05-06 2022-10-18 Mechoshade Systems, Llc Sky camera system utilizing circadian information for intelligent building control
US9938765B2 (en) 2004-05-06 2018-04-10 Mechoshade Systems, Llc Automated shade control system interaction with building management system
US9360731B2 (en) 2004-05-06 2016-06-07 Mechoshade Systems, Inc. Systems and methods for automated control of electrochromic glass
US8890456B2 (en) 2004-05-06 2014-11-18 Mechoshade Systems, Inc. Automated shade control system utilizing brightness modeling
JP2008050915A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Nichibei Co Ltd 電動ブラインドのための日影判定方法及び日影判定装置
JP2008156817A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 電動ブラインドの制御装置
JP2012144907A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Shimizu Corp ブラインド制御方法
US10197975B2 (en) 2011-11-07 2019-02-05 Somfy Sas Method for configuring and operating sun-protection equipment in a building
US9933761B2 (en) 2012-11-30 2018-04-03 Lutron Electronics Co., Inc. Method of controlling a motorized window treatment
US11467548B2 (en) 2012-11-30 2022-10-11 Lutron Technology Company Llc Method of controlling a motorized window treatment
US10663935B2 (en) 2012-11-30 2020-05-26 Lutron Technology Company Llc Method of controlling a motorized window treatment
US11960260B2 (en) 2012-11-30 2024-04-16 Lutron Technology Company Llc Method of controlling a motorized window treatment
US10968697B2 (en) 2013-08-14 2021-04-06 Lutron Technology Company Llc Window treatment control using bright override
US10017985B2 (en) 2013-08-14 2018-07-10 Lutron Electronics Co., Inc. Window treatment control using bright override
US11773649B2 (en) 2013-08-14 2023-10-03 Lutron Technology Company Llc Window treatment control using bright override
JP2017096026A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 株式会社東芝 ブラインド制御装置、ブラインド制御方法、コンピュータプログラム及びブラインド制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7124048B2 (ja) 色合い調節可能な窓のための制御方法
US10048561B2 (en) Control method for tintable windows
US20220365494A1 (en) Monitoring sites containing switchable optical devices and controllers
US10756541B2 (en) Load control system providing manual override of an energy savings mode
Lee et al. End user impacts of automated electrochromic windows in a pilot retrofit application
CN102224316B (zh) 自动地控制机动化窗帘而同时使成员分心减至最低的方法
AU2023201196A1 (en) Control method for tintable windows
US8866343B2 (en) Dynamic keypad for controlling energy-savings modes of a load control system
JPH1072985A (ja) ブラインド制御方法と装置
EP3087241B1 (en) Method of automatically controlling motorized window treatments
US20140355098A1 (en) Systems and methods for automated control of electrochromic glass
US20140262057A1 (en) Method of controlling a window treatment using a light sensor
US20100262293A1 (en) Method, system and device for controlling a device related to a building aperture
JP6347503B2 (ja) ブラインド制御システム
WO2007030322A2 (en) Automated shade control method and system
JP2000054762A (ja) 電動ブラインド等の制御方式
CN111194126A (zh) 基于人员定位的交互式遮阳系统及方法
US20210180399A1 (en) Automated motorized blind system
JPH10317849A (ja) 電子ブラインドシステム
JPH10205254A (ja) 電子ブラインドシステム
CN112426002B (zh) 一种遮阳调光帘同步控制的系统及方法
JPH0821170A (ja) 採光調整装置
Wyckmans et al. Intelligent Building Envelopes Application in the Field of Daylighting
DE202004001204U1 (de) Fassadenelement mit kombinierter Lichtlenkung und solarer Wärmegewinnung
TW202142775A (zh) 可逆的光電空間自適應igu

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050830