JPH1072623A - 誘導加熱された接合部の冷却方法および冷却装置 - Google Patents

誘導加熱された接合部の冷却方法および冷却装置

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JPH1072623A
JPH1072623A JP8231158A JP23115896A JPH1072623A JP H1072623 A JPH1072623 A JP H1072623A JP 8231158 A JP8231158 A JP 8231158A JP 23115896 A JP23115896 A JP 23115896A JP H1072623 A JPH1072623 A JP H1072623A
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induction
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茂克 尾崎
Yuichi Sato
有一 佐藤
Yoshiaki Hirota
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、鋼管等の金属管同士あるいは棒鋼
等の金属棒同士を誘導加熱接合した後、加熱され昇温し
た接合部領域を、誘導コイルの冷却媒体による損傷を防
止しつつ急速冷却し、接合の作業時間を短縮する加熱さ
れた接合部の冷却方法および冷却装置を提供する。 【解決手段】 相対する円形断面の金属体の端部接合面
間に接合材を介在させ、接合部領域の外周側に配置した
誘導コイルにより接合部を誘導加熱して該金属体を接合
した直後、誘導加熱された接合部領域に対して、該金属
体の外周面と誘導コイル間に配置された、冷却筒の多数
の噴出孔から冷却媒体を噴出させて該接合部領域を冷却
することを特徴とする。誘導加熱接合中、冷却筒を退避
(待機)させたり、誘導加熱コイルと冷却筒を分割して
金属体の外周部に着脱容易にすることも考慮。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属管や金属棒等
の円形断面の金属体間に接合材を介在させ、接合部の外
周側に配置した誘導コイルにより接合部を誘導加熱して
該金属体を接合した後、この接合部領域を急速冷却する
ための誘導加熱された接合部の冷却方法および冷却装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属管や金属棒等の円形断面の金属体の
端面を突合せ接合する手段としては、各種の溶接法、圧
接法の他、最近では液相拡散接合法が注目されてきてい
る。この拡散接合法は、接合対象となる金属体の両端面
間に非晶質金属箔などの接合材を介在させ、該箔の含有
元素を両金属体に液相拡散させることにより両金属体を
接合する方法である。例えば鋼材を接合対象とする拡散
接合方法や圧接方法の場合は、接合部を950〜130
0℃に加熱する必要があるが、この加熱手段として、周
波数の選択によって、加熱領域と加熱温度制御が容易な
誘導加熱方法が広く採用されている。このように、接合
時に加熱を必要とする接合方法を採用する場合、多くの
場合、誘導加熱コイルの取り付けや取り外しの際、人手
作業が必要になる場合が多く、この接合作業をより短時
間に安全に行うために、場合によっては、母材の強度劣
化を防止するために、接合の際に誘導加熱コイルで加熱
された接合部をより短時間に低温にするための冷却が必
要である。
【0003】従来、円形断面の金属体の冷却に関して
は、例えば高周波誘導焼き入れに際して、この円形断面
の金属体の外周側に高周波誘導加熱コイルと冷却手段を
軸方向に並設して、高周波誘導加熱して急冷する、焼き
入れのための冷却方法(装置)が知られている。また、
シャフト等の機械部品の焼き入れに際して、誘導加熱コ
イル内に内部の被加熱物に冷却媒体を噴出して冷却を行
う冷却装置を備えた焼き入れ装置も知られているが、誘
導加熱して接合後の加熱された接合部の冷却に適用され
た冷却方法(装置)は見当らない。
【0004】上記の焼き入れ装置での冷却装置を、誘導
加熱して接合後の加熱された接合部の冷却装置として用
いることも考えられる。しかし、これらの焼き入れ装置
での冷却装置においては、誘導加熱コイルと冷却装置は
一体的に形成されているため、この冷却装置が誘導加熱
を阻害しない銅または銅合金で形成される場合では、あ
る程度の肉厚が必要であり、短時間で加熱しないと冷却
装置が輻射や誘導加熱で加熱されて損傷する場合があ
る。
【0005】そのため、電源容量を大きくする必要も出
てくるなど加熱のための電源に制約を生じる可能性があ
り、誘導加熱コイルの形状を複雑にする必要がある。ま
た、誘導加熱コイルへの冷却媒体の跳ね返り、しみ出し
により誘導加熱コイルの巻線が短絡して損傷したり、コ
ーティング材が損傷するという問題がある(参考技術
特開昭60−59015号公報、55−85621号公
報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、金属管や金
属棒等の円形断面の金属体間に接合材を介在させ、接合
部の外周側に配置した誘導加熱コイルにより接合部を誘
導加熱して拡散接合あるいは圧接接合した後、加熱され
昇温した接合部領域を急速冷却し、接合の作業時間を短
縮するとともに誘導加熱コイルの冷却媒体による損傷を
防止し、場合によっては母材の強度の劣化を防止でき
る、誘導加熱された接合部の冷却方法および冷却装置を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の発明は、
相対する円形断面の金属体の端部接合面間に接合材を介
在させ、接合部の外周側に配設した誘導加熱コイルによ
り接合部を誘導加熱して該金属体を誘導加熱して接合し
た直後に、誘導加熱中に誘導加熱コイルの外側の金属体
外周部で待機状態にある誘導加熱コイル長を超える長さ
の冷却筒を、金属体の外周面と誘導コイルの内面間に挿
入し、この冷却筒の金属体側の内面に配設した多数の噴
出孔から冷却媒体を噴出させて誘導加熱して接合した直
後の接合部領域を冷却することを特徴とする誘導加熱さ
れた接合部の冷却方法。
【0008】第二の発明または第三の発明は、第一の発
明を実施するための装置例として位置付けされるもの
で、第二の発明は、相対する円形断面の金属体の接合部
領域の外周側に配設した誘導加熱コイルに、金属体側内
面側に多数の噴射孔を有し冷却媒体供給管を連結してな
る誘導加熱コイル長を超える長さの冷却筒を、誘導加熱
コイル内側に挿入し誘導加熱コイルの外側に退避可能な
ように軸方向に移動自在に配設したことを特徴とする誘
導加熱された接合部の冷却装置。
【0009】第三の発明は、相対する円形断面の金属体
の接合部領域の外周側に配設した誘導加熱コイル近傍の
金属体外周部に、金属体側内面に多数の噴射孔を有し冷
却媒体供給管を連結してなる誘導加熱コイル長を越える
長さの冷却筒を、金属体の接合部領域の外周と誘導コイ
ル間に対して挿入・退避移動自在に装着したことを特徴
とする誘導加熱された接合部の冷却装置である。
【0010】また、第四の発明は、第二の発明または第
三の発明において、冷却筒と誘導コイルが分割型である
ことを特徴とし、第五の発明は、第三の発明において、
冷却筒のみが分割型であることを特徴し、第六の発明
は、第三の発明において、誘導コイルのみが分割型であ
ることを特徴とするものもである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、相対する円形断面の金
属体の接合面間に接合材を介在させ、接合部領域の外周
側に配置した誘導コイルにより接合部領域を誘導加熱し
て該金属体を拡散接合や圧接接合した場合に、誘導加熱
コイルをそのままにした状態で、接合直後の接合部領域
を、誘導加熱コイルの冷却媒体による損傷を防止しつつ
短時間でかつ均一に冷却するためのものである。
【0012】そのために、内面側に多数の噴出孔を有す
る冷却筒の長さを誘導加熱コイル長を超える長さとし、
誘導加熱中には誘導加熱コイルの外側で待機させてお
き、誘導加熱して接合直後、極力早く誘導加熱コイルと
金属体の外周間に挿入して、誘導加熱コイルを保護しつ
つ、この冷却筒の多数の噴出孔から冷却媒体を噴出さ
せ、誘導加熱して接合直後の加熱された接合部領域を冷
却するように構成したことを主要な特徴にしている。
【0013】また、金属体の外周部に対する誘導加熱コ
イル、冷却筒の着脱を容易にするため、誘導加熱コイ
ル、金属筒を分割型に構成することも特徴にしている。
なお、冷却筒に冷却媒体の吸引装置を設置すれば、冷却
媒体の流通を促進させて冷却能力を向上したり、冷却媒
体の冷却筒外への流出を防止して環境保全を強化したり
冷却媒体の循環使用を容易するために有効である。本発
明は、接合手段として、接合部領域を誘導加熱して接合
する、液相拡散接合や拡散ろう付け等の拡散接合、圧接
接合を用いる場合に主として用いられるものである。
【0014】以下に本発明の各発明を、金属管を液相拡
散接合するための誘導加熱して拡散接合後の冷却に適用
した場合について説明する。図1〜図2は、第一の発明
と第二の発明に係る実施例で、拡散接合対象の相対する
金属管同士の突き合わせ接合部領域の外周側に配設した
誘導加熱コイルに、誘導コイル長を超える長さの冷却筒
を誘導加熱コイル内側に挿入し誘導加熱コイルの外側に
退避可能なように、軸方向に移動自在に配設した場合の
ものである。
【0015】図1において、1と2は接合対象の金属管
で、この相対する金属管を接合材13を介在させて突き
合わせ、接合4部領域の外周側には誘導加熱コイル3
が、移動台車(図示省略)に設けた支持体6によって接
合4部領域の外周との間に加熱空間Aを形成するように
支持され配設されている。
【0016】この誘導加熱コイル3は、巻線3cと、こ
れを保護するガラスウールや耐火物、加熱効率を十分に
確保するため断熱材等で構成されており、巻線3cに例
えば高周波電源により高周波電流を流して、誘導加熱コ
イル3の内側の金属管1と金属管2の突き合わせ接合部
領域を誘導加熱して拡散接合するためのものである。こ
の拡散接合においては、接合部4およびその近傍領域の
温度は、鋼材の場合で950〜1300℃になる。
【0017】したがって、誘導加熱コイル3の金属管
1,2に対する着脱に手作業を伴う場合には、手作業を
行うのに支障のない温度になるまで次の接合作業を進行
させることは困難である。また、場合によっては母材の
強度劣化が進行し、接合部領域の強度が低下することも
ある。そこで、この発明では誘導加熱して拡散接合が終
了した直後に、加熱された接合部4領域を急速冷却す
る。
【0018】そのために、誘導加熱コイル3には、拡散
接合後の加熱された接合部領域を急速冷却するための冷
却筒5が一体的に配設されているが、この冷却筒5は、
誘導加熱コイル3の支持体6に設けた支持棹6bに移動
子6s介して軸方向に移動自在に支持しており、誘導加
熱コイル3で接合部4領域を誘導加熱中は誘導加熱コイ
ル3の外側に退避(移動)可能であり、誘導加熱して拡
散接合終了と同時に矢印15方向に移動して、図2に示
すように、金属管1,2の接合部4領域の外周面と誘導
加熱コイル3の内面間に挿入(移動)させ、この冷却筒
5からの冷却媒体7により、誘導加熱された接合部4領
域を冷却することができる。
【0019】この冷却筒5は、2重筒になっており、外
筒5oと多数の冷却媒体7の噴出孔5hを有する内筒5
i間には冷却媒体7の流通路8が形成され、この流通路
には、冷却媒体供給源9に冷却媒体供給装置10を介し
て連通させた冷却媒体供給管11が連結されている。こ
の冷却筒5による冷却が不均一である場合には、接合部
領域は前記のように高温であるため、熱歪みを生じ接合
領域の強度低下を生じる懸念があるので、ここでは、均
一冷却ができるように冷却筒5の内面に多数の噴出孔5
hを規則配置している。
【0020】この冷却筒5の長さは誘導加熱コイル3の
長さより長くして、図2の状態で冷却筒5の多数の噴出
孔5hから冷却媒体7を噴出して、加熱された接合部4
領域を冷却する場合に噴出、飛散する冷却媒体7が誘導
加熱コイル3に接触しないようにして、冷却媒体7によ
る誘導加熱コイル3の損傷を防止するようにしている。
【0021】このように構成することにより、金属管1
と金属管2の接合面間に接合材13を介在させ、その外
周側に配設した誘導加熱コイルにより接合部領域を誘導
加熱して拡散接合した後、例えば鋼材の場合では950
〜1300℃まで昇温した接合部領域を、冷却筒5の噴
出孔5hから噴出の冷却媒体7により、誘導加熱コイル
の冷却媒体による損傷を防止しつつ直ちに接合作業の進
行に支障のない200〜100℃温度まで急速冷却し、
接合の作業時間を短縮することができる。
【0022】図中12は、金属管1,2の外周と冷却筒
5内面間に所定の冷却空間14を形成するスペーサーで
ある。この所定の冷却空間14は、移動台車(図示省
略)に備えた調節機構(図示省略)で予め調節するよう
にしてもよい。この例では、冷却のタイミングは冷却筒
5の移動時間分遅れるが、冷却筒5は誘導加熱されない
し、誘導加熱の支障になることはないので、冷却筒の材
料に対する制限条件を緩和することができる。
【0023】図3は、第一の発明と第三の発明に係る実
施例で、拡散接合対象の相対する金属管と金属管の突き
合わせ接合部領域の外周側に配設した誘導加熱コイル
と、誘導加熱コイル長を超える長さの冷却筒とは独立に
存在させ、接合対象の相対する金属管と金属管の突き合
わせ接合部領域の外周側に配設した誘導加熱コイルに近
接して、冷却筒を軸方向に移動自在に装着した場合のも
のである。
【0024】図3において、冷却筒5を金属管1,2の
接合部4領域の外周と誘導加熱コイル3の外側領域間を
軸方向に移動自在に装着して、冷却筒5は誘導加熱して
拡散接合する際、誘導加熱コイル3の外側に待機させて
おき、拡散接合の終了と同時に矢印15の方向に移動し
て、図4に示すように、金属管1,2の接合部4領域の
外周面と誘導加熱コイル3の内面間に挿入し、この冷却
筒5の多数の噴出孔5hから冷却媒体7を噴出させて拡
散接合後の加熱された接合部4領域を、誘導加熱コイル
3の冷却媒体による損傷を防止しつつ所定の温度域まで
冷却するようにしている。この場合には、前記第二の発
明の場合と概ね同様、冷却のタイミングは冷却筒5の移
動時間分遅れがあるが、冷却筒5は誘導加熱されない
し、誘導加熱の支障になることはないので、冷却筒の材
料に対する制限条件を緩和することができる。
【0025】上記の図1〜図4に示される各発明のよう
に、誘導加熱コイル3、冷却筒5が、それぞれ一体に形
成されている場合には、金属管1と金属管2の接合部領
域を、誘導加熱コイル3と冷却筒5内に挿入して、誘導
加熱して拡散接合し、加熱された接合部領域と誘導加熱
コイル3を冷却後、通過させる必要があり、金属管1と
金属管2の接合部領域に対する誘導加熱コイル3と冷却
筒5の着脱作業は容易とは言い難く、金属管1と金属管
2の通過に際して誘導加熱コイル3と冷却筒5が損傷す
る懸念もある。
【0026】そこで、第四の発明では、第一の発明を実
施するための図1、図2に示すような第二の発明おい
て、図5(ここでは、誘導加熱して拡散接合後に冷却筒
5を加熱された接合部4領域の外周と誘導加熱コイル3
間に挿入した状態例を示す)に示すように、誘導加熱コ
イル3を3aと3bに、冷却筒5を5aと5bにそれぞ
れ分割して、分割した誘導加熱コイル3a,3bに形成
したフランジ部3f1 と3f2 の係止孔17に係止ボル
ト16を係合して、接合材を介在させて突き合わせた状
態の金属体1,2の接合部領域の外周側に装着する。
【0027】そして、誘導加熱して拡散接合する場合に
は、冷却筒5を軸方向に移動して誘導加熱コイル3の外
側の金属管1,2の外周部に退避させておき、拡散接合
が終了後、図5のように、冷却筒5を加熱された接合部
4領域の外周と誘導加熱コイル3間に挿入して、冷却筒
5の噴出孔5hから冷却媒体7を噴出して加熱された接
合部4領域を冷却する。誘導加熱コイル3と冷却筒5を
金属管1,2の接合部4領域の外周から取り外す場合に
は、係止ボルト16の係止を解除することにより、誘導
加熱コイル3と冷却筒5を金属体1,2の接合部領域の
外周部から容易に取り外すことができる。
【0028】また、第一の発明を実施する、図3、図4
に示すような第三の発明においては、図6(ここでは、
誘導加熱して拡散接合後に冷却筒5を誘導加熱コイル3
の外側に配設した状態例を示す)に示すように、誘導加
熱コイル3を3aと3bに分割して、この誘導加熱コイ
ル3は、分割した誘導加熱コイル3a,3bに形成した
フランジ部3f1 と3f2 の係止孔17に係止ボルト1
6を係合して、接合材を介在させて突き合わせた状態の
金属管1,2の接合部4領域の外周側に装着する。
【0029】一方、冷却筒5を5a,5bに分割して、
一端側を支軸18を中心に開閉自在とし、金属管1,2
の接合部4領域の外周に装着した誘導加熱コイル3に近
接させ、金属管1の外周に開状態で仮装着した後、閉状
態にして冷却筒5aと5bの他端側の突き合わせ部に形
成の係止孔19に係止具20を差し込んで、冷却筒5を
軸方向に移動自在に装着する。そして、誘導加熱コイル
3による誘導加熱して拡散接合後に、冷却筒5を矢印1
5方向に移動して誘導加熱コイル3と金属管1と2の接
合部領域の外周間に挿入し、冷却筒5の噴出孔5hから
冷却媒体7を噴出して加熱された接合部4領域を冷却す
る。
【0030】誘導加熱コイル3を取り外す場合は、フラ
ンジ部3f1 と3f2 の係止孔17に係合した係止ボル
ト16による係止を解除することにより、金属体1,2
の接合部領域の外周部から容易に取り外すことができ
る。また、冷却筒5を取り外す場合には、この冷却筒5
をもとの位置に待機移動させ、係止具20を係止孔19
から引き抜くことにより金属管1,2の外周部から容易
に取り外すことができる。
【0031】第五の発明では、第三の発明において、図
7に示すように、冷却筒5を5a,5bに分割して、一
端側を支軸18を中心に開閉自在とし、金属管1,2の
接合部4領域の外周に装着した誘導加熱コイル3に近接
させ、金属管1の外周に開状態で仮装着した後、閉状態
にして冷却筒5aと5bの他端側の突き合わせ部に形成
の係止孔19に係止具20を差し込んで、冷却筒5を軸
方向に移動自在に装着する。
【0032】そして、誘導加熱コイル3による誘導加熱
して拡散接合後に、冷却筒5を矢印15方向に移動して
誘導加熱コイル3と金属管1と2の接合部領域の外周間
に挿入し、冷却筒5の噴出孔5hから冷却媒体7を噴出
して加熱された接合部4領域を冷却する。冷却筒5を取
り外す場合には、この冷却筒5をもとの位置に待機移動
させ、係止具20を係止孔19から引き抜き、5a,5
を支軸18を中心に開動作してb金属管1,2の外周部
から容易に取り外すことができる。
【0033】第六の発明では、第三の発明において、図
8に示すように、誘導加熱コイル3を3aと3bに分割
して、分割した誘導加熱コイル3a,3bに形成したフ
ランジ部3f1 と3f2 の係止孔17に係止ボルト16
を係合して、接合材を介在させて突き合わせた状態の金
属管1,2の接合部領域の外周側に装着する。
【0034】一方、冷却筒5は、誘導加熱コイル3に近
接してその外側に配設して待機させておき、誘導加熱コ
イル3で接合部4領域を誘導加熱して拡散接合後、矢印
15方向に移動して誘導加熱コイル3と金属管1と2の
接合部領域の外周間に挿入し、冷却筒5の噴出孔5hか
ら冷却媒体7を噴出して加熱された接合部4領域を冷却
する。誘導加熱コイル3を取り外す場合は、フランジ部
3f1 と3f2 の係止孔17に係合した係止ボルト16
による係止を解除することにより、金属管1,2の接合
部領域の外周部から容易に取り外すことができる。
【0035】本発明の上記各発明で用いる誘導加熱コイ
ルは、単独でまたは冷却筒を組み込んで台車等の移動体
に搭載してしておき、接合対象である相対する金属管の
接合面を突き合わせる際に、または突き合わせた後に手
作業を併用して金属管1,2の接合部4領域の外周面側
に配設するようにしてもよいし、軽量の場合にはそのハ
ンドリングは手作業で行ってもよい。
【0036】冷却筒は、誘導加熱コイルと別に配設する
場合には、センタリング機能を備えた移動体に搭載し
て、接合対象である相対する金属管の接合面を突き合わ
せる際に、手作業を併用して金属管の接合部領域の外側
に配設して待機させておき、冷却の際に内面間に挿入、
位置合わせを行うようにしてもよいし、軽量の場合には
そのハンドリングは手作業で行ってもよい。
【0037】本発明は、上記図1〜図8に記載されるも
のに限定されるものではなく、請求項1〜6の範囲を満
足する範囲内で変更されるものである。例えば、誘導加
熱コイルの構造(含む材質)、冷却筒の構造(含む材
質)、冷却媒体の種類(水、油等の液体、空気、窒素ガ
ス等の気体、液体と気体の混合体、蒸気等)、金属体の
外周部に対する着脱構造等については、接合対象の金属
体の材質、サイズ、接合条件等に応じて変更のあるもの
である。
【0038】また、冷却筒については、冷却媒体の吸引
装置を設置し、冷却媒体の流通を促進して冷却能力を向
上したり、冷却媒体の冷却筒外への流出を防止して環境
保全を強化したり、冷却媒体の循環使用を容易な構造を
採用してもよい。なお、本発明は金属管の他、金属棒な
どの円形断面の金属体を拡散接合法を用いて、誘導加熱
して拡散接合する場合に適用してより効果の大きいもの
である。拡散接合は、MIG溶接やTIG溶接、あるい
は圧接など他の接合手段に比べて安価かつ容易に行うこ
とができるので、油井管の現地施工、あるいは各種建設
工事の現地における金属管や金属棒等の円形断面金属体
の接合に適している。
【0039】本発明で誘導加熱を適用するのは、接合部
領域の制御と温度制御を高精度で行うことができるから
である。本発明では、誘導加熱して接合後の加熱された
接合部領域を、冷却媒体による誘導加熱コイルの損傷を
防止しつつ短時間に均一冷却することができ、接合のた
めの時間、特に冷却待ち時間を大幅に短縮して接合作業
時間を大幅に短縮するできるものである。
【0040】
【実施例】この実施例は、図1と図2、図3と図4に示
すような誘導加熱コイルと冷却装置を用い、液相拡散接
合法による接合を実施し、接合終了直後の加熱された接
合部領域を第一の発明により冷却した場合のものであ
る。
【0041】ここでは、接合対象の金属体は鋼管で、J
IS G3444に規定されるSTK400、外径26
4.4mm、内径228.8mm、肉厚17.8mmのもので
ある。相対する鋼管の端面間に接合材として非晶質金属
箔を挟んで突き合わせ、約900kgの荷重をかけて誘導
加熱して拡散接合した。非晶質金属箔は、Fe−9wt%
Si−1.5wt%Bからなる組成のもので、厚さは30
μmである。接合部領域は突き合わせ面からそれぞれ1
00mmの範囲に設定した。また、加熱に用いた誘導加熱
コイルは、内径330mmφ、長さ200mm、巻数10巻
で、接続した電源は、最高出力50kW、周波数8kHz の
高周波電源である。この電源により、二次側電力を40
kW(700V,60A)として誘導加熱し、およそ2℃
/秒の昇温速度で1200℃に加熱して5分保定してか
ら電源を切った。電源を切ってから直ちに冷却筒に冷却
媒体として常温の冷却水を供給し噴出孔から噴射水量密
度300リットル/m2 ・min で噴射して接合部を12
00℃からハンドリングに支障のない200℃まで冷却
した。冷却筒は銅合金製のもので、内径290mmφ、外
径320mmφ、軸方向長さ400mmφのものである。
【0042】この実施例では、接合部領域に接合点の表
面温度を1200℃から200℃に下げるための所要時
間は65〜80秒であった。これに対して、実施例と同
じ条件で誘導加熱し、拡散接合して保定後電源をきり直
ちに放冷した比較例では、1980秒と実施例の場合の
所要時間の約20倍以上の時間を必要とした。
【0043】実施例の場合では、極めて短時間に冷却す
ることができ、次作業へ極めて短時間で移行することが
できた。また、実施例では、誘導加熱コイルへの冷却水
の跳ね返り、しみ出し等はなく、誘導加熱コイルやコー
ティング材の損傷も認められなかった。また、冷却筒に
も損傷は全く認められなかった。
【0044】
【発明の効果】本発明においては、金属管あるいは棒鋼
等の円形断面の金属体を拡散接合法や圧接法を用いて接
合した際、誘導加熱により高温になった接合部領域を、
誘導コイルの冷却媒体による損傷を防止しつつ均一に急
速冷却することができる。したがって、接合のための作
業時間を大幅に短縮するとともに、誘導加熱コイルを保
護し、その寿命延長を実現することができる。この場合
に、誘導加熱コイル、冷却筒を分割型にした場合には、
金属体の外周部に対する着脱作業時間を短縮することが
できる。また、冷却筒を誘導加熱中に退避させるように
しているので、冷却筒による誘導加熱効率の低下の懸念
がなくなるとともに、冷却筒が誘導加熱により損傷する
ことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘導加熱コイルと接合部冷却装置の第
一例を示す一部切り欠き断面側面説明図。
【図2】図2の誘導加熱コイルと接合部冷却装置(冷却
筒)の動作例を示す一部切り欠き断面側面説明図。
【図3】本発明の誘導加熱コイルと接合部冷却装置の第
二例を示す一部切り欠き断面側面説明図。
【図4】図2の誘導加熱コイルと接合部冷却装置(冷却
筒)の動作例を示す一部切り欠き断面側面説明図。
【図5】(a)図は本発明の誘導加熱コイルと接合部冷
却装置の第三例を示す一部切り欠き断面側面説明図、
(b)図は(a)図のAa−Ab矢視断面説明図。
【図6】(a)図は本発明の誘導加熱コイルと接合部冷
却装置の第四例を示す一部切り欠き断面側面説明図、
(b)図は(a)図のBa−Bb矢視断面説明図。
【図7】(a)図は本発明の誘導加熱された接合部の冷
却装置の第五例を示す一部切り欠き断面側面説明図、
(b)図は(a)図のCa−Cb矢視断面説明図。
【図8】(a)図は本発明の誘導加熱コイルと接合部冷
却装置の第六例を示す一部切り欠き断面側面説明図、
(b)図は(a)図のDa−Db矢視断面説明図。
【符号の説明】
1,2 金属管 3 誘導加熱コイル 3a,3b 誘導加熱コイル(分割) 3c 巻線 3f1 ,3f2 フランジ部 A 加熱空間 4 接合部 5 冷却筒 5a,5b 冷却筒(分割) 5o 外筒 5i 内筒 5h 噴出孔 6 支持体 6b 支持棹 6s 移動子 7 冷却媒体 8 冷却媒体流通路 9 冷却媒体供給源 10 冷却媒体供給装置 11 冷却媒体供給管 12 スペーサー 13 接合材 14 冷却空間 15 矢印(移動方向) 16 係止ボルト 17 係止孔 18 支軸 19 係合孔 20 係止具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 6/10 371 H05B 6/10 371

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対する円形断面の金属体の端部接合面
    間に接合材を介在させ、接合部の外周側に配設した誘導
    加熱コイルにより接合部を誘導加熱して該金属体を誘導
    加熱して接合した直後に、誘導加熱中に誘導加熱コイル
    の外側の金属体外周部で待機状態にある誘導加熱コイル
    長を超える長さの冷却筒を、金属体の外周面と誘導コイ
    ルの内面間に挿入し、この冷却筒の金属体側の内面に配
    設した多数の噴出孔から冷却媒体を噴出させて誘導加熱
    して接合した直後の接合部領域を冷却することを特徴と
    する誘導加熱された接合部の冷却方法。
  2. 【請求項2】 相対する円形断面の金属体の接合部領域
    の外周側に配設した誘導加熱コイルに、金属体側内面側
    に多数の噴射孔を有し冷却媒体供給管を連結してなる誘
    導加熱コイル長を超える長さの冷却筒を、誘導加熱コイ
    ル内側に挿入し誘導加熱コイルの外側に退避可能なよう
    に軸方向に移動自在に配設したことを特徴とする誘導加
    熱された接合部の冷却装置。
  3. 【請求項3】 相対する円形断面の金属体の接合部領域
    の外周側に配設した誘導加熱コイル近傍の金属体外周部
    に、金属体側内面に多数の噴射孔を有し冷却媒体供給管
    を連結してなる誘導加熱コイル長を超える長さの冷却筒
    を、金属体の接合部領域の外周と誘導コイル間に対して
    挿入・退避移動自在に装着したことを特徴とする誘導加
    熱された接合部の冷却装置。
  4. 【請求項4】 冷却筒と誘導コイルが分割型であること
    を特徴とする請求項2または請求項3記載の誘導加熱さ
    れた接合部の冷却装置。
  5. 【請求項5】 冷却筒のみが分割型であることを特徴と
    する請求項3記載の誘導加熱された接合部の冷却装置。
  6. 【請求項6】 誘導加熱コイルのみが分割型であること
    を特徴とする請求項3記載の誘導加熱された接合部の冷
    却装置。
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