JPH1071183A - 経絡抵抗測定器 - Google Patents

経絡抵抗測定器

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JPH1071183A
JPH1071183A JP24869496A JP24869496A JPH1071183A JP H1071183 A JPH1071183 A JP H1071183A JP 24869496 A JP24869496 A JP 24869496A JP 24869496 A JP24869496 A JP 24869496A JP H1071183 A JPH1071183 A JP H1071183A
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meridian
resistance
measured
acupuncture point
resistance value
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Yoshizo Abe
阿部義三
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、経絡抵抗測定器であって、経絡の
状態やその異常を一目瞭然にしかも客観的かつ科学的に
知ることができる。 【構成】 経絡抵抗表示部2が形成された経絡抵抗測定
器本体1と経絡抵抗測定器本体1に連接する測定棒11
及びアース棒21より成り、アース棒21を被測定者に
握らせると共に、測定棒11の先端の接触部12を被測
定者の経絡に接触させることによって経絡抵抗を測定す
る経絡抵抗測定器に於て、上記経絡抵抗表示部2は、0
〜100まで均一に区分された経絡抵抗目盛り3と経絡
抵抗を指す針4より成り、経絡抵抗目盛り3を健康帯
A、やや不健康帯B、不健康帯Cとして区分して表示
し、さらに、経絡抵抗測定器本体には被測定者に固有の
抵抗値を測定し、その抵抗値を設定するための抵抗値設
定スイッチ6が設けられており、上記抵抗値設定スイッ
チ6にて、あらかじめ定められた複数の異なる抵抗値を
択一的に選択し、この被測定者に固有の抵抗値に基づい
て各経絡の経絡抵抗を測定し、各経絡の状態を知ること
ができることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経絡抵抗測定器に係
り、さらに詳しくは、経絡の状態をより客観的かつ科学
的に判断することのできる経絡抵抗測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、東洋医学では、身体の仕組
みを実証的に把握する手段を持つことができなかったた
めに身体の構造を細部まで詳細に知ることはできなかっ
たものの、身体に於ける経絡の存在を発見するに至り、
上記経絡の種類としては、図5に示した様に、足に存在
する脾経,肝経,胃経,胆経,腎経,膀胱経、手に存在
する肺経,大腸経,心包経,三焦経,心経,小腸経があ
り、これらの各経絡は、身体の内部では臓腑に属し、外
部では体表に分布して生命活動をつかさどっているもの
であり、生命活動の基本的要素ともいうべき「気血」を
運んで全身をくまなく循行しているものとされている。
【0003】そして、上記各経絡によって運ばれる「気
血」の循行の異常が疾病の本態であって、この「気血」
の循行の異常を経絡の異常として認識することが疾病の
診断であり、昔から経絡の状態を知り、その異常を発見
する方法のひとつとして脈診が行われているものである
が、上記脈診によって経絡の状態を知り、その異常を発
見しようとする場合、脈診を行う測定者の経験やカンに
頼る部分が大きく、その信頼性は乏しいものであった。
【0004】そこで、上記経絡の状態を知り、その異常
を発見することの信頼性を高めるために経絡の抵抗値を
測定し、その測定値から経絡の状態やその異常を知ろう
とするノイロメーターを用いた方法を中谷博士が考案さ
れるに至ったものであり、この中谷博士が考案されたノ
イロメーターを用いた方法をより詳しく見てみると、各
経絡を横に並べて書き、これらの各経絡の抵抗値大きさ
を縦方向にそれぞれ記し、さらに、抵抗値の大きいもの
と小さいものとのばらつきの中間部分に幅3センチメー
トルの定規を置き、この置かれた定規の幅の中に納まら
ず、その抵抗値が大きいものを「実」、小さいものを
「虚」と判断し、この判断から経絡の状態やその異常を
知ろうとするものであり、異常が発見された経絡の状態
に則した施術が行われているものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記中谷博士が考案さ
れたノイロメーターを用いた方法によると、経絡の抵抗
を測定し、この測定結果に基づいて経絡の状態とその異
常を知ろうとするものであるので、ある程度の信頼性を
得ることはできるものの、経絡の状態やその異常につい
ての判断が客観的かつ科学的であるとは言い切れず、し
かも、測定者が経絡の状態やその異常を一目瞭然に知る
ことはできず、また、被測定者自身も自分の経絡の状態
やその異常を一目瞭然に知ることができないものであっ
た。
【0006】
【発明の目的】よって、本発明の目的とする所は、上述
の如き従来の技術の有する問題点を解決するものであっ
て、経絡の状態やその異常を一目瞭然にしかも客観的か
つ科学的に知ることができ、異常が発見された経絡の状
態に則した的確な施術を行うことができると共に、被測
定者自身も一目瞭然に自分の経絡の状態やその異常を知
ることのできる経絡抵抗測定器を提供することにある。
【0007】さらに、東洋医学に対しては一部の人を除
き大多数の人が信頼しているとは言い切れないものがあ
るが、経絡抵抗測定器により、経絡の状態やその異常を
客観的かつ科学的に知ることができる様にすることによ
って、東洋医学に対する信頼を高めると共に、東洋医学
の中に埋蔵されている真実を科学的に掘り起こし、これ
らの西洋医学ないものを西洋医学に付け加えることによ
って西洋医学と東洋医学とが両輪の如く運営される医療
体制の実現を目的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為に本
発明は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対応す
る添付図面に使用した符号を用いて説明すると、経絡抵
抗表示部2が形成された経絡抵抗測定器本体1と経絡抵
抗測定器本体1に連接する測定棒11及びアース棒21
より成り、上記アース棒21を被測定者に握らせると共
に、上記測定棒11の先端の接触部12を測定者が被測
定者の経絡に接触させることによって被測定者の経絡の
経絡抵抗を測定する経絡抵抗測定器に於て、上記経絡抵
抗器の経絡抵抗表示部2は、0〜100まで均一に区分
された経絡抵抗目盛り3と経絡抵抗を指す針4より成
り、しかも、上記経絡抵抗目盛り3は、40〜60の間
を健康帯A、20〜40の間あるいは60〜80の間を
やや不健康帯B、0〜20の間あるいは80〜100の
間を不健康帯Cとして区分して表示するものであって、
さらに、上記経絡抵抗測定器本体1には、被測定者に固
有の抵抗値を測定すると共に、その抵抗値を経絡抵抗測
定器に設定するための抵抗値設定スイッチ6が設けられ
ており、上記抵抗値設定スイッチ6は、あらかじめ定め
られた複数の異なる抵抗値を択一的に選択できる様に構
成され、上記抵抗値設定スイッチ6によって被測定者に
固有の抵抗値を経絡抵抗測定器に設定し、この抵抗値に
基づいて各経絡の経絡抵抗を測定することによって各経
絡の状態を知ることができることを特徴とする経絡抵抗
測定器。
【0009】
【作用】本発明は、上記技術的手段より成り、経絡抵抗
測定器による経絡抵抗の測定を行う際に、抵抗値設定ス
イッチ6によって被測定者に固有の抵抗値が経絡抵抗測
定器に設定され、この抵抗値に基づいて各経絡の経絡抵
抗が測定されるものであり、しかも、測定された経絡抵
抗は、経絡抵抗表示部2の針4が経絡抵抗目盛り3の4
0〜60の間の健康帯A、20〜40の間あるいは60
〜80の間のやや不健康帯B、0〜20の間あるいは8
0〜100の間の不健康帯Cのいずれかの位置を指すこ
とによって表示されるものであるので、測定者は、測定
された経絡の状態を一目瞭然にしかも客観的に知ること
ができ、この測定によって得られた経絡の状態に則した
針や灸の施術を確実に行うことができるものであって、
しかも、上記経絡抵抗測定器により、客観的かつ科学的
に診療を行うことが可能となるので、東洋医学に対する
信頼を増すことができるものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づき詳
細に説明する。図1,図2,図3に示した様に、本発明
の経絡抵抗測定器は、経絡抵抗表示部2が形成された経
絡抵抗測定器本体1と経絡抵抗測定器本体1に連接する
測定棒11及びアース棒21より成り、上記アース棒2
1を被測定者に握らせると共に、上記測定棒11の先端
の接触部12を測定者が被測定者の経絡に接触させるこ
とによって被測定者の経絡の経絡抵抗を測定するもので
あり、さらに、上記経絡抵抗表示部2の裏面に当たる経
絡抵抗測定器本体1の背面には、被測定者に対して経絡
抵抗を表示するための被測定者用経絡抵抗表示部5が形
成されている。
【0011】そして、上記経絡抵抗測定器の経絡抵抗表
示部2は、0〜100まで均一に区分された経絡抵抗目
盛り3と経絡抵抗を指す針4より成り、しかも、上記経
絡抵抗目盛り3は、40〜60の間を健康帯A、20〜
40の間あるいは60〜80の間をやや不健康帯B、0
〜20の間あるいは80〜100の間を不健康帯Cとし
て区分して表示するものであって、上記被測定者用経絡
抵抗表示部5の経絡抵抗目盛り3’及び経絡抵抗を指す
針4’も同様に成されているものである。
【0012】さらに、上記経絡抵抗測定器本体1には、
被測定者に固有の抵抗値を測定すると共に、その抵抗値
を経絡抵抗測定器に設定するための抵抗値設定スイッチ
6が設けられており、上記抵抗値設定スイッチ6は、あ
らかじめ定められた複数の異なる抵抗値を択一的に選択
できる様に構成され、上記抵抗値設定スイッチ6によっ
て被測定者に固有の抵抗値を経絡抵抗測定器に設定し、
この抵抗値に基づいて各経絡の経絡抵抗を測定すること
によって各経絡の状態を知ることができる様になされて
いるものである。
【0013】ここで、上記抵抗値設定スイッチ6によっ
て経絡抵抗測定器に設定される被測定者に固有の抵抗値
について説明する。人体の経絡の抵抗値は、一般に年を
取るに従い段々と高くなるものであるが、この抵抗値
は、各個人の体質や体調等によって異なり、各個人に固
有の抵抗値が存在するものであり、年齢を基準としてこ
れらの抵抗値を画一的に扱うことは不可能である。
【0014】しかしながら、上記抵抗値を長年に渡り計
測し続けた結果、本出願人は、次の様な結論を得るに至
った、即ち、各個人に固有の抵抗値は、いくつかの組に
分けることができ、このいくつかの組に応じた抵抗値を
設定することによって、画一的に扱うことが不可能であ
った各個人に固有の抵抗値を、いくつかに場合分けして
扱うことが可能となるということである。
【0015】そして、上記抵抗値をいくつかの組に分け
たものが図6に示したスイッチ別抵抗値の図表であり、
図表中の8つの直線の各々が抵抗値の組を示しているも
のであり、その算出方法は、若い人から順に臨床の結果
得られた健康な経絡の抵抗値の平均的な値を算出し、こ
れらの値を経絡抵抗測定器の経絡抵抗目盛り3の40〜
60の健康帯Aの中心に相当する50の経絡抵抗に対応
させた(表1)。
【0016】
【表1】
【0017】次に、上記健康な経絡の抵抗値の平均的な
値を経絡抵抗測定器の経絡抵抗目盛り3が50となる様
に設定した状態で、経絡抵抗測定器の経絡抵抗目盛り3
の不健康帯Cの中心である90に於ける抵抗値を算出
し、50と90の点を結ぶと共に、0点や各直線の相互
の関係(例えば、ある直線の75の抵抗値は、次の直線
の60又は60以下となる等)を考慮して決定したもの
である。
【0018】そして、上記8つの直線に分けられた抵抗
値に対応したプッシュ式ボタン7を横一列に配設するこ
とによって抵抗値設定スイッチ6と成し、これらプッシ
ュ式ボタン7の各々には「1」、「2」、「3」、
「4」、「5」、「6」、「7」、「8」の番号がそれ
ぞれ表記されている。
【0019】さらに、上記各個人に固有の抵抗値を測定
し設定するにあたり、経絡の状態に左右されないコント
ロールポイントSがあらかじめ設定されているものであ
り、図5に示した様に、足の中指の小指よりの井穴と同
じ位置及び手の中指の小指よりの井穴と同じ位置を足及
び手のコントロールポイントSとするものである。
【0020】そして、上記測定棒11は、図4に示した
様に絶縁性材料より成る測定棒本体17とその先端に設
けられた接触部12より成り、上記接触部12は、スプ
リング14によって付勢されている接触部本体13と、
上記スプリング14によって付勢された接触部本体13
を摺動可能に保持する筒状の保持体15より成るもので
あり、被測定者の経絡に接触部を接触させた際の接圧を
均一に保つことができる様に構成されているものであっ
て、さらに、本実施例では接触部本体12の先端に凹部
18を設けると共に、この凹部18に水分を含ませた脱
脂綿16を入れることによって被測定者の経絡に接触部
を接触させた際の通電性を良くする様に配慮している。
【0021】そして、上記アース棒21は、導電性材料
より成るものであり、被測定者がこのアース棒21を握
るだけで経絡抵抗測定器本体1と被測定者が接続される
様に構成されているものである。
【0022】また、上記経絡抵抗測定器本体1には、電
源スイッチ8及びバッテリーチェックスイッチ9が配設
されており、経絡抵抗表示部2には、経絡抵抗目盛り3
の下部にバッテリーチェック目盛り部分10が表示され
ているものであり、バッテリーチェックスイッチ9を入
れることによって、バッテリーが正常か、あるいは、バ
ッテリー交換が必要であるかを判断できるものである。
【0023】次に、上記構成に基づき本発明の経絡抵抗
測定器の使用例を説明する。本発明の経絡抵抗測定器
は、図5に示した様に経絡抵抗測定器のアース棒21を
被測定者に握ってもらうと共に、測定者が測定棒11を
持ち、この測定棒11の先端に設けられた接触部12を
被測定者の経絡(本実施例では経絡の井穴)に接触させ
ることによって各経絡の経絡抵抗を測定するものであ
り、経絡抵抗測定器本体1の電源スイッチ8を入れるこ
とによって使用可能な状態となるものである。
【0024】次いで、被測定者に固有の抵抗値を経絡抵
抗測定器に設定するための操作を行うものであり、上記
操作は、経絡抵抗測定器に設けられた抵抗値設定スイッ
チ6を構成するプッシュ式ボタン7の切り替えによって
行うものであり、被測定者の足及び手のコントロールポ
イントSの経絡抵抗を測定し、被測定者に固有の抵抗値
を得るものである。
【0025】そして、上記被測定者に固有の抵抗値を経
絡抵抗測定器に設定するための操作は、先ず、抵抗値設
定スイッチ6を成すプッシュ式ボタン7の内のひとつを
押すものであり、例えば、被測定者の年齢が50才代の
人ならばプッシュ式ボタン7の「5」を押し、足及び手
のコントロールポイントSに測定棒11の先端に設けら
れた接触部12を接触させ、その経絡抵抗を測定する。
【0026】そして、その測定の結果、針4が経絡抵抗
目盛り3の50付近を指せば、被測定者に固有の抵抗値
として「5」のプッシュ式ボタン7にあらかじめ設定さ
れている抵抗値を使用することが可能であることが判明
するものである。
【0027】また、プッシュ式ボタン7の「5」が押さ
れている時に針4が経絡抵抗目盛り3の60や70、そ
れ以上を指している場合には、プッシュ式ボタン7の
「6」を押し、それでも針4が経絡抵抗目盛り3の50
付近を指さない場合には、プッシュ式ボタン7の「7」
のボタン7を押すという様に、針4が経絡抵抗目盛り3
の50付近を指す様にプッシュ式ボタン7を切り替える
ものであり、逆に、抵抗値設定スイッチ6を成すプッシ
ュ式ボタン7の「5」のボタンが押されている時に針4
が経絡抵抗目盛り3の40や30、それ以下を指してい
る場合には、プッシュ式ボタン7の「4」を押し、それ
でも針4が経絡抵抗目盛り3の50付近を指さない場合
には、プッシュ式ボタン7の「3」のボタンを押すとい
う様に、針4が経絡抵抗目盛り3の50付近を指す様に
プッシュ式ボタン7を切り替えるものであって、この切
り替えを行うことによって、被測定者に固有の抵抗値を
的確に設定することができるものである。
【0028】そして、上記の操作によって抵抗値設定ス
イッチ6のプッシュ式ボタン7の番号が決まり、被測定
者に固有の抵抗値が経絡抵抗測定器に設定された後に被
測定者の各経絡の経絡抵抗の測定が行われるものであ
り、測定者が測定棒11の先端に設けられた接触部12
を被測定者の各経絡の井穴(足の脾経,肝経,胃経,胆
経,腎経,膀胱経、手の肺経,大腸経,心包経,三焦
経,心経,小腸経)に接触させることによって各経絡の
経絡抵抗の測定が行われ、経絡抵抗表示部2の針4が経
絡抵抗目盛り3の40〜60の間の健康帯A、20〜4
0の間あるいは60〜80の間のやや不健康帯B、0〜
20の間あるいは80〜100の間の不健康帯Cのどの
位置を指すかによって経絡の状態を一目瞭然にしかも客
観的かつ科学的に知ることができ、この測定によって得
られた経絡の状態に則した針や灸の施術を行うことがで
きるものである。
【0029】しかも、上記測定者が被測定者の経絡に接
触させる測定棒11の先端に設けられた接触部12の接
触部本体13は、スプリング14によって付勢されてい
るので、接触部12を被測定者の経絡に接触させた時の
接圧が常に一定に保たれることとなり、経絡抵抗の測定
誤差が生じにくく、より正確に経絡の状態を知ることが
できるものである。
【0030】さらに、この各経絡の経絡抵抗の測定の結
果は、被測定者用経絡抵抗表示部5によって被測定者に
一目瞭然に知らされることとなり、この測定結果を見な
がら経絡の状態や治療法、あるいは、治療の経過等の説
明が行われることとなり、測定者と被測定者とが互いに
納得しながら治療を行うことができるので、測定者と被
測定者との間の信頼関係がより一層良好なものとなる。
【0031】また、上記経絡抵抗測定器本体1の電源ス
イッチ8を入れた状態の時、バッテリーチェックスイッ
チ9を入れると、経絡抵抗測定器本体1は、バッテリー
チェック状態となるものであり、経絡抵抗表示部2の針
4が経絡抵抗目盛り3の下部に設けられたバッテリーチ
ェック目盛り部分10に位置したならば、バッテリーが
正常、そうでなければバッテリー交換が必要であると判
断できるものであり、上記バッテリーチェックスイッチ
9を切ることによって経絡抵抗測定器本体1は、通常の
使用可能状態となるものである。
【0032】尚、本実施例では、上記抵抗値設定スイッ
チ6の各プッシュ式ボタン7に記された番号に被測定者
の年齢を対応させることによって、被測定者に固有の抵
抗値を経絡抵抗測定器に設定する場合を示したが、これ
に限らず、別の判断基準に基づいて被測定者に固有の抵
抗値の設定操作を行うことも可能である。
【0033】また、本実施例では、経絡抵抗測定器の電
源としてバッテリーを使用した場合について説明した
が、電源としてはこれに限らず、家庭用電源等を利用す
ることも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によると次の
様な効果を奏する。即ち、請求項1によると、経絡抵抗
測定器による経絡抵抗の測定は、被測定者の標準抵抗を
あらかじめ設定し、この標準抵抗に基づいて各経絡の経
絡抵抗を測定するものであり、しかも、測定された経絡
抵抗は、経絡抵抗表示部の針が経絡抵抗目盛りの40〜
60の間の健康帯、20〜40の間あるいは60〜80
の間のやや不健康帯、0〜20の間あるいは80〜10
0の間の不健康帯のいずれかの位置を指すことによって
表示されるものであるので、測定者は、測定された経絡
の状態を一目瞭然にしかも客観的かつ科学的に知ること
ができ、この測定によって得られた経絡の状態に則した
針や灸の施術を確実に行うことができるものであり、し
かも、上記経絡抵抗測定器により、客観的かつ科学的に
診療を行うことが可能となるので、東洋医学に対する信
頼を増すことができ、東洋医学の中に埋蔵されている真
実を科学的に掘り起こし、これらの西洋医学ないものを
西洋医学に付け加えることによって西洋医学と東洋医学
とが両輪の如く運営される医療体制を実現することが可
能となるものである。
【0035】そして、請求項2によると、経絡抵抗測定
器に被測定者用経絡抵抗表示部が設けられていることに
よって、被測定者にも測定された経絡抵抗が一目瞭然に
知らされることとなり、この測定結果を見ながら経絡の
状態や治療法、あるいは、治療の経過等の説明が行われ
ることとなり、測定者と被測定者とが互いに納得しなが
ら治療を行うことができるので、測定者と被測定者との
間の信頼関係がより一層良好なものとなる。
【0036】さらに、請求項3によると、測定者が被測
定者の経絡に接触させる測定棒の先端に設けられた接触
部をスプリングによって付勢しているので、接触部を被
測定者の経絡に接触させた時の接圧が常に一定に保たれ
ることとなり、経絡抵抗の測定誤差が生じにくく、より
正確に経絡の状態を知ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】経絡抵抗測定器の全体斜視図である。
【図2】経絡抵抗測定器の経絡抵抗表示部を示す図であ
る。
【図3】経絡抵抗測定器の被測定者用経絡抵抗表示部を
示す図1に於けるX矢視図である。
【図4】測定棒の構成を示す一部断面を含む正面図であ
る。
【図5】経絡抵抗測定器の使用例を示す図である。
【図6】抵抗値設定スイッチのスイッチ別抵抗値を示す
図である。
【符号の説明】
1 経絡抵抗測定器本体 2 経絡抵抗表示部 3 経絡抵抗目盛り 4 針 5 被測定者用経絡抵抗表示部 6 抵抗値設定スイッチ 7 プッシュ式ボタン 8 電源スイッチ 9 バッテリーチェックスイッチ 10 バッテリーチェック目盛り部分 11 測定棒 12 接触部 13 接触部本体 14 スプリング 15 保持体 21 アース棒 A 健康帯 B やや不健康帯 C 不健康帯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経絡抵抗表示部2が形成された経絡抵抗
    測定器本体1と経絡抵抗測定器本体1に連接する測定棒
    11及びアース棒21より成り、上記アース棒21を被
    測定者に握らせると共に、上記測定棒11の先端の接触
    部12を測定者が被測定者の経絡に接触させることによ
    って被測定者の経絡の経絡抵抗を測定する経絡抵抗測定
    器に於て、 上記経絡抵抗器の経絡抵抗表示部2は、0〜100まで
    均一に区分された経絡抵抗目盛り3と経絡抵抗を指す針
    4より成り、しかも、上記経絡抵抗目盛り3は、40〜
    60の間を健康帯A、20〜40の間あるいは60〜8
    0の間をやや不健康帯B、0〜20の間あるいは80〜
    100の間を不健康帯Cとして区分して表示するもので
    あって、さらに、上記経絡抵抗測定器本体1には、被測
    定者に固有の抵抗値を測定すると共に、その抵抗値を経
    絡抵抗測定器に設定するための抵抗値設定スイッチ6が
    設けられており、上記抵抗値設定スイッチ6は、あらか
    じめ定められた複数の異なる抵抗値を択一的に選択でき
    る様に構成され、上記抵抗値設定スイッチ6によって被
    測定者に固有の抵抗値を経絡抵抗測定器に設定し、この
    抵抗値に基づいて各経絡の経絡抵抗を測定することによ
    って各経絡の状態を知ることができることを特徴とする
    経絡抵抗測定器。
  2. 【請求項2】 上記経絡抵抗測定器の背面には、被測定
    者に対して経絡抵抗を表示するための被測定者用経絡抵
    抗表示部5が形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の経絡抵抗測定器。
  3. 【請求項3】 上記測定棒11の先端に設けられた接触
    部12は、スプリング14によって付勢されている接触
    部本体13と、上記スプリング14によって付勢された
    接触部本体13を摺動可能に保持する筒状の保持体15
    より成ることを特徴とする請求項1,請求項2記載の経
    絡抵抗測定器。
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CN112687131A (zh) * 2020-12-29 2021-04-20 东北林业大学 一种基于HoloLens的3D经络循行可视化教学系统

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