JPH1071169A

JPH1071169A - 紐なしアイマスク

Info

Publication number: JPH1071169A
Application number: JP26655396A
Authority: JP
Inventors: Kazuko Sato; 和子佐藤
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-08-29
Filing date: 1996-08-29
Publication date: 1998-03-17

Abstract

(57)【要約】【目的】眼帯を装着した時に、健康眼の瞼の上を二本の
紐が走るために、メガネを掛けたり、動作によって紐が
緩んだり、ズレたりする。また、健康眼の眼は常に二本
の紐で不愉快である。清潔に、安全に、爽快にするため
の眼の治療用の紐なしアイマスクを提供する。【構成】弾力性不燃樹脂生地をもって、本体（１）をほ
ぼ方形に形成し左右の側辺に耳（２）（２）を延設し
て、一体化にして形成する。中央部（３）を凹型に成型
をして、一面から他面に至る気孔（４）を複数個設け、
両耳（２）（２）端に、医療用両面接着テープ（５）
（５）を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、眼の治療目的の、紐
なしアイマスクで、動作やメガネ使用時に、患部からズ
レたり、緩んだりするのを固定するために、左右の耳端
に両面接着テープを設けた。同時に健康眼にも一切負担
をかけぬために、清潔で安全で、装着も容易にできる。
眼の治療用、紐なしアイマスクに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の眼帯は紐を使用している為に、健
康眼の瞼の上を二本の紐が走る。したがって、メガネを
かけたり、動作により、緩んだりズレたりするために、
眼の中に入ったり、物が二重に見えたり、健康眼を損傷
するなどで、苦痛が伴った。特に幼児らが装着する時
は、健康眼の安全と、日常生活の歩行にも注意が必要だ
った。苦痛と安全を考える上で、色々と強い要望がされ
ていたが、中々解決出きなかった。したがって、本発明
図（３）と従来図（４）とを比較して見ても、一目瞭然
である。これは患者にとって、きわめて不快と憂うつの
苦痛であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】

（イ）健康眼の瞼の上の二本の紐が、緩んだりズレたり
して、眼の中に入る。（ロ）したがって、不衛生であり、また眼を損傷する恐
れがある。（ハ）特に、幼児らが使用した時は、二本の紐が邪魔
で、歩行が不安定で危険が伴う。（ニ）患者はもとより、傍で見ても、不快で憂うつで見
苦しい。本発明は、こうした患者や保護者の要望に答えるため
に、以上の欠点を簡単な方法で解決したものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】弾力性不燃樹脂生地、本
体部（１）の左右側辺部に耳（２）（２）を延設して一
体化にして形成する。中央部（３）を凹型に成型をし
て、一面から他面に至る気孔（４）を複数個設け、両耳
（２）（２）端に、医療用両面接着テープ（５）（５）
を設ける。本発明は、以上の構成よりなる、眼の治療用
の、紐なしアイマスクである。

【０００５】

【作用】本発明を使用する時は、両耳端の接着テープ
に、付着した保護紙をはがして、アイマスクを患部の瞼
にのせ、両耳（２）（２）端の医療用両面接着テープ
（５）（５）を、こめかみと鼻すじの上に接着する。し
たがって、接着テープでしっかり固定され、どんな動作
にも本体（１）は患部から緩まず、ズレず、また健康側
の眼に障害がないために、幼児らに使用する場合も容易
である。また、治療ごとに接着テープを交換すれば、清
潔で安全で爽快である。

【０００６】

【実施例】以下本発明の実施例をのべる。（イ）弾力性不燃樹脂生地からなる素材で、ほぼ長方形
のアイマスク本体部（１）を形成し左右の側辺に耳
（２）（２）を延設して一体化にして形成する。（ロ）中央部（３）を凹型に成型にして、一面から他面
に通じる気孔（４）を設ける。（ハ）両耳（２）（２）端部に、医療用両面接着テープ
（５）（５）を設ける。本体の形状は長方形に限らず、
方形又は他の形状にすることが出来る。また耳（２）
（２）の長さは、大人用、子供用によい適宜勘案する。
以上の構成よりなっている。本発明を使用する時は、中
央部（３）凹部に清潔なガーゼを入れ耳（２）（２）端
部の、医療用両面接着テープに、付着した保護紙をはが
して、本体（１）を患部にあて、耳（２）（２）端部の
医療用両面接着テープ（５）（５）をこめかみと鼻すじ
の上に、指で押し当てて装着完了となる。この結果、緩
まずズレず、健康眼は、何時もスッキリとして爽快であ
る。

【０００７】

【発明の効果】本発明を使用することによって、医療用
両面接着テープで、しっかり固定されるので、緩まず、
ズレず、患部はしっかり接着固定され保護される。同時
に健康側の眼には一切の負担をかけぬために、清潔で安
全で、従来の苦痛から開放される。したがって、これま
でのすべての不快と苦痛などを解決する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の正面内側図

【図２】本発明の正面図

【図３】本発明の使用状態を示す斜視図

【図４】従来の技術の使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１本体部２耳３中央部４気孔５医療用両面接着テープ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】（イ）弾力性不燃樹脂生地をもって、本体
部（１）をほぼ方形に形成し、左右の側辺に、耳（２）
（２）を延設して、一体化にして形成する。（ロ）本体部（１）の中央部（３）を凹型に成型をし
て、一面から他面に通じる気孔（４）を複数個設ける。（ハ）耳（２）（２）の両端に、医療用両面接着テープ
（５）（５）を設ける。以上の如く構成した、紐なしア
イマスク