JPH1067841A - 環式イソシアネート付加生成物に基づく熱硬化性組成物 - Google Patents
環式イソシアネート付加生成物に基づく熱硬化性組成物Info
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- JPH1067841A JPH1067841A JP9160662A JP16066297A JPH1067841A JP H1067841 A JPH1067841 A JP H1067841A JP 9160662 A JP9160662 A JP 9160662A JP 16066297 A JP16066297 A JP 16066297A JP H1067841 A JPH1067841 A JP H1067841A
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- C08G18/798—Nitrogen characterised by the polyisocyanates used, these having groups formed by oligomerisation of isocyanates or isothiocyanates containing urethdione groups
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2−成分被覆組成物と比較して1−成分被覆
組成物の利点に悪影響を与えることなく封鎖剤の存在に
よって生ずる1−成分被覆組成物の従来の欠点を解消す
ること。 【解決手段】(i)(a)2もしくはそれ以上の平均イソ
シアネート官能価とポリイソシアネート成分の重量に対
し1〜30%のウレトジオン基含有量(N2 C2 O2 と
して計算、MW84)とを有するポリイソシアネート成
分と、(b)2個もしくはそれ以上のイソシアネート反
応性基を有する化合物との反応生成物であり、 (ii)反応生成物の少なくとも10重量%が尿素基お
よび/またはウレタン基を有する環式基の形態である ことを特徴とする熱硬化性の環式イソシアネート付加生
成物。さらに、これら環式イソシアネート付加生成物の
製造方法、並びにこれら組成物を必要に応じ他のイソシ
アネート反応性化合物の存在下に高められた温度で硬化
させて得られる物品、例えばコーチング、接着剤、成形
物品、エラストマーおよびフォーム。
組成物の利点に悪影響を与えることなく封鎖剤の存在に
よって生ずる1−成分被覆組成物の従来の欠点を解消す
ること。 【解決手段】(i)(a)2もしくはそれ以上の平均イソ
シアネート官能価とポリイソシアネート成分の重量に対
し1〜30%のウレトジオン基含有量(N2 C2 O2 と
して計算、MW84)とを有するポリイソシアネート成
分と、(b)2個もしくはそれ以上のイソシアネート反
応性基を有する化合物との反応生成物であり、 (ii)反応生成物の少なくとも10重量%が尿素基お
よび/またはウレタン基を有する環式基の形態である ことを特徴とする熱硬化性の環式イソシアネート付加生
成物。さらに、これら環式イソシアネート付加生成物の
製造方法、並びにこれら組成物を必要に応じ他のイソシ
アネート反応性化合物の存在下に高められた温度で硬化
させて得られる物品、例えばコーチング、接着剤、成形
物品、エラストマーおよびフォーム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウレトジオン基を
有する環式イソシアネート付加生成物の製造方法、得ら
れるイソシアネート付加生成物、および熱硬化性被覆組
成物の製造におけるその使用に関するものである。
有する環式イソシアネート付加生成物の製造方法、得ら
れるイソシアネート付加生成物、および熱硬化性被覆組
成物の製造におけるその使用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブロックドポリイソシアネートとポリオ
ールとから得られる1−成分ポリウレタン被覆組成物
は、たとえば自動車OEMコーチングのような用途につ
き重要な種類の物質である。これら1−成分組成物は、
2−成分被覆組成物を工業用途で使用する際に困難に遭
遇する理由で使用される。2−成分組成物においてポリ
イソシアネートは封鎖されず、幾つかの欠点をもたら
す。2−成分組成物は正確に混合せねばならなず、或い
は得られるコーチングの性質に相当の影響を及ぼしう
る。さらに各成分を混合した後、これらは使用しえない
固体が得られるまで各成分が反応し続けるので、限られ
た使用寿命を有する。これら欠点は、ポリオールとイソ
シアネート基のための可逆性の一官能性封鎖剤で封鎖さ
れたポリイソシアネートとを含有する1−成分被覆組成
物には存在しない。しかしながら、1−成分被覆組成物
についても欠点があり、これは主として封鎖剤の気化に
よって生ずる。封鎖剤の遊離は、肉厚フィルムにおける
ブリスターおよび黄変、並びにオーブン汚染を生ぜしめ
る。さらに、封鎖剤は有機溶剤と同様に揮発性有機化合
物(VOC)であると考えられる。したがって、或る種
の被覆組成物は封鎖剤の存在によってのみ環境上の規制
を満たしえない。
ールとから得られる1−成分ポリウレタン被覆組成物
は、たとえば自動車OEMコーチングのような用途につ
き重要な種類の物質である。これら1−成分組成物は、
2−成分被覆組成物を工業用途で使用する際に困難に遭
遇する理由で使用される。2−成分組成物においてポリ
イソシアネートは封鎖されず、幾つかの欠点をもたら
す。2−成分組成物は正確に混合せねばならなず、或い
は得られるコーチングの性質に相当の影響を及ぼしう
る。さらに各成分を混合した後、これらは使用しえない
固体が得られるまで各成分が反応し続けるので、限られ
た使用寿命を有する。これら欠点は、ポリオールとイソ
シアネート基のための可逆性の一官能性封鎖剤で封鎖さ
れたポリイソシアネートとを含有する1−成分被覆組成
物には存在しない。しかしながら、1−成分被覆組成物
についても欠点があり、これは主として封鎖剤の気化に
よって生ずる。封鎖剤の遊離は、肉厚フィルムにおける
ブリスターおよび黄変、並びにオーブン汚染を生ぜしめ
る。さらに、封鎖剤は有機溶剤と同様に揮発性有機化合
物(VOC)であると考えられる。したがって、或る種
の被覆組成物は封鎖剤の存在によってのみ環境上の規制
を満たしえない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、2−
成分被覆組成物と比較して1−成分被覆組成物の利点に
悪影響を与えることなく、封鎖剤の存在によって生ずる
1−成分被覆組成物の従来の欠点を解消することにあ
る。この課題は、特殊な環式イソシアネート付加生成物
を含有する本発明の1−成分組成物によって解決しう
る。イソシアネート付加生成物は封鎖剤を必要とせず、
したがって硬化に際し封鎖剤を遊離しない。1−成分組
成物は室温にて安定な液体系であり、しかも比較的緩和
な熱条件下で揮発性封鎖剤の遊離なしにイソシアネート
付加生成物まで変換されうる。
成分被覆組成物と比較して1−成分被覆組成物の利点に
悪影響を与えることなく、封鎖剤の存在によって生ずる
1−成分被覆組成物の従来の欠点を解消することにあ
る。この課題は、特殊な環式イソシアネート付加生成物
を含有する本発明の1−成分組成物によって解決しう
る。イソシアネート付加生成物は封鎖剤を必要とせず、
したがって硬化に際し封鎖剤を遊離しない。1−成分組
成物は室温にて安定な液体系であり、しかも比較的緩和
な熱条件下で揮発性封鎖剤の遊離なしにイソシアネート
付加生成物まで変換されうる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(i)(a)
2もしくはそれ以上の平均イソシアネート官能価とポ
リイソシアネート成分の重量に対し1〜30%のウレト
ジオン基含有量(N2C2 O2 として計算、MW84)
とを有するポリイソシアネート成分と、(b) 2個も
しくはそれ以上のイソシアネート反応性基を有する化合
物との反応生成物であり、 (ii)反応生成物の少なくとも10重量%が尿素基お
よび/またはウレタン基を有する環式基の形態である ことを特徴とする熱硬化性の環式イソシアネート付加生
成物に関するものである。さらに本発明は、ポリイソシ
アネートとイソシアネート反応性化合物とを1:3〜
3:1のモル比にて0.5当量/L未満の各反応体にお
ける反応性基の濃度にて不活性溶剤中で反応させて環式
イソシアネート付加生成物を生成させ、必要に応じ不活
性溶剤の少なくとも1部を除去することによる前記環式
イソシアネート付加生成物の製造方法にも関するもので
ある。最後に本発明は、これら組成物を必要に応じ他の
イソシアネート反応性化合物の存在下に高められた温度
にて硬化させることにより得られる物品、例えばコーチ
ング、接着剤、成形物品、エラストマー及びフォームに
関するものである。
2もしくはそれ以上の平均イソシアネート官能価とポ
リイソシアネート成分の重量に対し1〜30%のウレト
ジオン基含有量(N2C2 O2 として計算、MW84)
とを有するポリイソシアネート成分と、(b) 2個も
しくはそれ以上のイソシアネート反応性基を有する化合
物との反応生成物であり、 (ii)反応生成物の少なくとも10重量%が尿素基お
よび/またはウレタン基を有する環式基の形態である ことを特徴とする熱硬化性の環式イソシアネート付加生
成物に関するものである。さらに本発明は、ポリイソシ
アネートとイソシアネート反応性化合物とを1:3〜
3:1のモル比にて0.5当量/L未満の各反応体にお
ける反応性基の濃度にて不活性溶剤中で反応させて環式
イソシアネート付加生成物を生成させ、必要に応じ不活
性溶剤の少なくとも1部を除去することによる前記環式
イソシアネート付加生成物の製造方法にも関するもので
ある。最後に本発明は、これら組成物を必要に応じ他の
イソシアネート反応性化合物の存在下に高められた温度
にて硬化させることにより得られる物品、例えばコーチ
ング、接着剤、成形物品、エラストマー及びフォームに
関するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による環式イソシアネート
付加生成物は、式
付加生成物は、式
【化4】 [式中、R′は2個もしくはそれ以上のイソシアネート
反応性基を有する化合物から2個のイソシアネート反応
性基を除去して得られる残基を示し、Rは2個もしくは
それ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネー
トから2個のイソシアネート基を除去して得られる残基
を示し、これら残基の少なくとも1部はウレトジオン基
を有し、XはO、N(H)もしくはN(R″)であり、
ここでR″は一価の炭化水素基を示し、nは1〜10、
好ましくは1〜6、より好ましくは1〜3、特に好まし
くは1〜2の数値を有する]に対応する環式基を有す
る。
反応性基を有する化合物から2個のイソシアネート反応
性基を除去して得られる残基を示し、Rは2個もしくは
それ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネー
トから2個のイソシアネート基を除去して得られる残基
を示し、これら残基の少なくとも1部はウレトジオン基
を有し、XはO、N(H)もしくはN(R″)であり、
ここでR″は一価の炭化水素基を示し、nは1〜10、
好ましくは1〜6、より好ましくは1〜3、特に好まし
くは1〜2の数値を有する]に対応する環式基を有す
る。
【0006】環式付加生成物の製造につき二官能性反応
体を使用する場合、式Iは得られる生成物の構造を示
す。しかしながら、反応体の1種が二官能性より大であ
れば、式Iは得られる生成物の環式部分のみを示す(た
とえば後記の式V参照)。本発明による環式付加生成物
を製造すべく使用されるポリイソシアネート成分は1〜
30重量%、好ましくは5〜30重量%、より好ましく
は8〜27重量%の量のウレトジオン基(N2 C2 O2
として計算、MW84)を有する。したがって、式にお
いて基「R」の少なくとも1部はウレトジオン基を有す
る。ポリイソシアネート(たとえばジイソシアネート)
とイソシアネート反応性基を有する化合物(たとえばジ
オール)との慣用の反応に際し、ジイソシアネートにお
けるイソシアネート基の1つがジオールにおけるヒドロ
キシ基の1つと反応して、次のように初期反応生成物を
形成する:
体を使用する場合、式Iは得られる生成物の構造を示
す。しかしながら、反応体の1種が二官能性より大であ
れば、式Iは得られる生成物の環式部分のみを示す(た
とえば後記の式V参照)。本発明による環式付加生成物
を製造すべく使用されるポリイソシアネート成分は1〜
30重量%、好ましくは5〜30重量%、より好ましく
は8〜27重量%の量のウレトジオン基(N2 C2 O2
として計算、MW84)を有する。したがって、式にお
いて基「R」の少なくとも1部はウレトジオン基を有す
る。ポリイソシアネート(たとえばジイソシアネート)
とイソシアネート反応性基を有する化合物(たとえばジ
オール)との慣用の反応に際し、ジイソシアネートにお
けるイソシアネート基の1つがジオールにおけるヒドロ
キシ基の1つと反応して、次のように初期反応生成物を
形成する:
【0007】
【化5】 式IIに示した生成物の末端イソシアネート基は異なる
ジオール分子からのヒドロキシ基と反応し、末端ヒドロ
キシ基は初期の連鎖延長に際し異なるジイソシアネート
分子からのイソシアネート基と次のように反応する:
ジオール分子からのヒドロキシ基と反応し、末端ヒドロ
キシ基は初期の連鎖延長に際し異なるジイソシアネート
分子からのイソシアネート基と次のように反応する:
【0008】
【化6】 連鎖延長が持続して、反復構造単位を有する高分子量ポ
リマーを生成する。
リマーを生成する。
【化7】
【0009】したがって、この種の慣用の連鎖延長反応
における高官能性イソシアネートもしくはポリオールの
使用は、不溶性かつ非流動性である架橋したゲルを急速
に形成する[たとえばオジアンス・プリンシプルス・オ
ブ・ポリマー・サイエンス、第2版、第2章、第112
〜123頁、ウィリー・アンド・サン、N.Y.(19
81)参照]。これは、本発明にて生ずる主たる反応メ
カニズムでない。本発明においては、式IIもしくはI
IIの化合物またはより高分子量のオリゴマーにおける
末端ヒドロキシ基とイソシアネート基とが互いに反応し
て、Rがジイソシアネートの残基でありかつR′がジオ
ールの残基である式Iに対応する環式反応生成物を生成
する。
における高官能性イソシアネートもしくはポリオールの
使用は、不溶性かつ非流動性である架橋したゲルを急速
に形成する[たとえばオジアンス・プリンシプルス・オ
ブ・ポリマー・サイエンス、第2版、第2章、第112
〜123頁、ウィリー・アンド・サン、N.Y.(19
81)参照]。これは、本発明にて生ずる主たる反応メ
カニズムでない。本発明においては、式IIもしくはI
IIの化合物またはより高分子量のオリゴマーにおける
末端ヒドロキシ基とイソシアネート基とが互いに反応し
て、Rがジイソシアネートの残基でありかつR′がジオ
ールの残基である式Iに対応する環式反応生成物を生成
する。
【0010】末端イソシアネート基とイソシアネート基
反応性基とが互いに反応するが(単分子)、連鎖延長反
応を介し他のイソシアネート反応性化合物もしくはポリ
イソシアネートと反応(二分子)しない(二分子)ため
には、これら成分を高希釈にて、すなわち各反応体の反
応性基を0.5当量/L未満、好ましくは0.25当量
/L未満、より好ましくは0.1当量/L未満の濃度で
存在させて反応させる必要がある。これら条件下で反応
させると、環式基を形成すべく反応するポリイソシアネ
ート分子の比率が10%より大、より好ましくは20%
より大、より好ましくは30%より大となる。ポリイソ
シアネート分子の残部は連鎖延長を受ける。本発明によ
る環式イソシアネート付加生成物を製造すべく使用しう
る適するポリイソシアネートおよびイソシアネート反応
性基を有する化合物の例は、イソシアネート付加生成物
の製造に使用するのに適する全ての公知化合物、たとえ
ば現在では1−および2−成分コーチング、フォームお
よび必要に応じ気泡質エラストマーの製造に使用される
化合物を包含する。
反応性基とが互いに反応するが(単分子)、連鎖延長反
応を介し他のイソシアネート反応性化合物もしくはポリ
イソシアネートと反応(二分子)しない(二分子)ため
には、これら成分を高希釈にて、すなわち各反応体の反
応性基を0.5当量/L未満、好ましくは0.25当量
/L未満、より好ましくは0.1当量/L未満の濃度で
存在させて反応させる必要がある。これら条件下で反応
させると、環式基を形成すべく反応するポリイソシアネ
ート分子の比率が10%より大、より好ましくは20%
より大、より好ましくは30%より大となる。ポリイソ
シアネート分子の残部は連鎖延長を受ける。本発明によ
る環式イソシアネート付加生成物を製造すべく使用しう
る適するポリイソシアネートおよびイソシアネート反応
性基を有する化合物の例は、イソシアネート付加生成物
の製造に使用するのに適する全ての公知化合物、たとえ
ば現在では1−および2−成分コーチング、フォームお
よび必要に応じ気泡質エラストマーの製造に使用される
化合物を包含する。
【0011】ポリイソシアネート成分として使用しうる
適するポリイソシアネートの例はウレトジオン基を有す
るポリイソシアネートを包含し、これらは任意公知の従
来法により、たとえばホスフィン触媒の存在下における
触媒二量化反応により作成することができる。さらに、
これらポリイソシアネートは米国特許第4,929,7
24号(参考のため、その開示をここに引用する)にし
たがい有機ジイソシアネートにおけるイソシアネート基
の1部を燐−窒素結合を有する二量化反応触媒およびイ
ソシアネート基を有すると共に少なくとも6のpKa値
を有する助触媒の存在下に二量化させて作成することも
できる。これらポリイソシアネートを作成するための他
の方法は、米国特許第5,315,004号(その開示
を参考のためここにて引用する)に開示されたような不
溶性無機マトリックス基質に共有結合した二量化反応触
媒の使用によるるものである。
適するポリイソシアネートの例はウレトジオン基を有す
るポリイソシアネートを包含し、これらは任意公知の従
来法により、たとえばホスフィン触媒の存在下における
触媒二量化反応により作成することができる。さらに、
これらポリイソシアネートは米国特許第4,929,7
24号(参考のため、その開示をここに引用する)にし
たがい有機ジイソシアネートにおけるイソシアネート基
の1部を燐−窒素結合を有する二量化反応触媒およびイ
ソシアネート基を有すると共に少なくとも6のpKa値
を有する助触媒の存在下に二量化させて作成することも
できる。これらポリイソシアネートを作成するための他
の方法は、米国特許第5,315,004号(その開示
を参考のためここにて引用する)に開示されたような不
溶性無機マトリックス基質に共有結合した二量化反応触
媒の使用によるるものである。
【0012】ウレトジオン基を有するポリイソシアネー
トを作成するための出発物質として使用するのに適する
ジイソシアネートの例は、式 R(NCO)2 [式中、Rは約112〜1,000、好ましくは約14
0〜400の分子量を有する有機ジイソシアネートから
イソシアネート基を除去して得られる有機基を示す]に
より示されるものである。本発明による方法に好適なジ
イソシアネートは、Rが4〜18個の炭素原子を有する
二価の脂肪族炭化水素基、5〜15個の炭素原子を有す
る二価の脂環式炭化水素基、7〜15個の炭素原子を有
する二価の芳香脂肪族炭化水素基または6〜15個の炭
素原子を有する二価の芳香族炭化水素基を示す上記式に
より示されるものである。
トを作成するための出発物質として使用するのに適する
ジイソシアネートの例は、式 R(NCO)2 [式中、Rは約112〜1,000、好ましくは約14
0〜400の分子量を有する有機ジイソシアネートから
イソシアネート基を除去して得られる有機基を示す]に
より示されるものである。本発明による方法に好適なジ
イソシアネートは、Rが4〜18個の炭素原子を有する
二価の脂肪族炭化水素基、5〜15個の炭素原子を有す
る二価の脂環式炭化水素基、7〜15個の炭素原子を有
する二価の芳香脂肪族炭化水素基または6〜15個の炭
素原子を有する二価の芳香族炭化水素基を示す上記式に
より示されるものである。
【0013】適する有機ジイソシアネートの例は1,4
−テトラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメ
チレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチル−
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,12−
ドデカメチレンジイソシアネート、シクロヘキサン−
1,3−および−1,4−ジイソシアネート、1−イソ
シアナト−2−イソシアナトメチルシクロペンタン、1
−イソシアナト−3−イソシアナトメチル−3,5,5
−トリメチル−シクロヘキサン(イソホロンジイソシア
ネートもしくはIPDI)、ビス−(4−イソシアナト
シクロヘキシル)−メタン、2,4′−ジシクロヘキシ
ル−メタンジイソシアネート、1,3−および1,4−
ビス−(イソシアナトメチル)−シクロヘキサン、ビス
−(4−イソシアナト−3−メチル−シクロヘキシル)
−メタン、α,α,α′,α′−テトラメチル−1,3
−および/または−1,4−キシリレンジイソシアネー
ト、1−イソシアナト−1−メチル−4(3)−イソシ
アナトメチルシクロヘキサン、2,4−および/または
2,6−ヘキサヒドロトルイレンジイソシアネート、
1,3−および/または1,4−フェニレンジイソシア
ネート、2,4−および/または2,6−トルイレンジ
イソシアネート、2,4−および/または4,4′−ジ
フェニル−メタンジイソシアネート、1,5−ジイソシ
アナトナフタレンおよびその混合物を包含する。
−テトラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメ
チレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチル−
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,12−
ドデカメチレンジイソシアネート、シクロヘキサン−
1,3−および−1,4−ジイソシアネート、1−イソ
シアナト−2−イソシアナトメチルシクロペンタン、1
−イソシアナト−3−イソシアナトメチル−3,5,5
−トリメチル−シクロヘキサン(イソホロンジイソシア
ネートもしくはIPDI)、ビス−(4−イソシアナト
シクロヘキシル)−メタン、2,4′−ジシクロヘキシ
ル−メタンジイソシアネート、1,3−および1,4−
ビス−(イソシアナトメチル)−シクロヘキサン、ビス
−(4−イソシアナト−3−メチル−シクロヘキシル)
−メタン、α,α,α′,α′−テトラメチル−1,3
−および/または−1,4−キシリレンジイソシアネー
ト、1−イソシアナト−1−メチル−4(3)−イソシ
アナトメチルシクロヘキサン、2,4−および/または
2,6−ヘキサヒドロトルイレンジイソシアネート、
1,3−および/または1,4−フェニレンジイソシア
ネート、2,4−および/または2,6−トルイレンジ
イソシアネート、2,4−および/または4,4′−ジ
フェニル−メタンジイソシアネート、1,5−ジイソシ
アナトナフタレンおよびその混合物を包含する。
【0014】たとえば4−イソシアナトメチル−1,8
−オクタメチレンジイソシアネートのような3個もしく
はそれ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネ
ートおよびたとえば4,4′,4″−トリフェニルメタ
ンジイソシアネートのような芳香族ポリイソシアネー
ト、並びにアニリン/ホルムアルデヒド縮合物をホスゲ
ン化して得られるポリフェニルポリメチレンポリイソシ
アネートも使用することができる。本発明のポリイソシ
アネート成分を作成するには、ウレトジオン基を有する
ポリイソシアネートを専ら使用することができ或いはこ
れらを上記モノマージイソシアネートと、または他のポ
リイソシアネートアダクトと、或いはNCOプレポリマ
ーと、好ましくは他のポリイソシアネートアダクトと配
合することができる。適するポリイソシアネートアダク
トはイソシアヌレート基、ビウレット基、ウレタン基、
アロファネート基、カルボジイミド基および/またはオ
キサジアジントリオン基を有するものを包含する。ポリ
イソシアネートアダクトは2〜6の平均官能価と5〜3
0重量%のNCO含有量とを有し、次のものを包含す
る:
−オクタメチレンジイソシアネートのような3個もしく
はそれ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネ
ートおよびたとえば4,4′,4″−トリフェニルメタ
ンジイソシアネートのような芳香族ポリイソシアネー
ト、並びにアニリン/ホルムアルデヒド縮合物をホスゲ
ン化して得られるポリフェニルポリメチレンポリイソシ
アネートも使用することができる。本発明のポリイソシ
アネート成分を作成するには、ウレトジオン基を有する
ポリイソシアネートを専ら使用することができ或いはこ
れらを上記モノマージイソシアネートと、または他のポ
リイソシアネートアダクトと、或いはNCOプレポリマ
ーと、好ましくは他のポリイソシアネートアダクトと配
合することができる。適するポリイソシアネートアダク
トはイソシアヌレート基、ビウレット基、ウレタン基、
アロファネート基、カルボジイミド基および/またはオ
キサジアジントリオン基を有するものを包含する。ポリ
イソシアネートアダクトは2〜6の平均官能価と5〜3
0重量%のNCO含有量とを有し、次のものを包含す
る:
【0015】(1) DE−PS 2,616,416
号、EP−OS 3,765号、EP−OS 10,5
89号、EP−OS 47,452号、US−PS
4,288,586号及びUS−PS 4,324,8
79号に示されたように作成しうるイソシアヌレート基
含有ポリイソシアネート。イソシアナト−イソシアヌレ
ートは一般に3〜3.5の平均NCO官能価と5〜30
重量%、好ましくは10〜25重量%、特に好ましくは
15〜25重量%のNCO含有量とを有する。 (2) 米国特許第3,124,605号;第3,35
8,010号;第3,644,490号;第3,86
2,973号;第3,903,126号;第3,90
3,127号;第4,051,165号;第4,14
7,714号;もしくは第4,220,749号に開示
された方法にしたがい、たとえば水、第三アルコール、
第一および第二モノアミン、並びに第一および/または
第二ジアミンのような共反応体を使用することにより作
成しうるビウレット基含有ポリイソシアネート。これら
ポリイソシアネートは好ましくは18〜22重量%のN
CO含有量と3〜3.5の平均NCO官能価とを有す
る。 (3) 米国特許第3,183,112号に開示された
方法にしたがい過剰量のポリイソシアネート(好ましく
はジイソシアネート)を低分子量グリコールおよび40
0未満の分子量を有する、たとえばトリメチロールプロ
パン、グリセリン、1,2−ジヒドロキシプロパンおよ
びその混合物のようなポリオールと反応させることによ
り作成しうるウレタン基含有ポリイソシアネート。ウレ
タン基含有ポリイソシアネートは12〜20重量%の最
も好適なNCO含有量と2.5〜3の(平均)NCO官
能価とを有する。
号、EP−OS 3,765号、EP−OS 10,5
89号、EP−OS 47,452号、US−PS
4,288,586号及びUS−PS 4,324,8
79号に示されたように作成しうるイソシアヌレート基
含有ポリイソシアネート。イソシアナト−イソシアヌレ
ートは一般に3〜3.5の平均NCO官能価と5〜30
重量%、好ましくは10〜25重量%、特に好ましくは
15〜25重量%のNCO含有量とを有する。 (2) 米国特許第3,124,605号;第3,35
8,010号;第3,644,490号;第3,86
2,973号;第3,903,126号;第3,90
3,127号;第4,051,165号;第4,14
7,714号;もしくは第4,220,749号に開示
された方法にしたがい、たとえば水、第三アルコール、
第一および第二モノアミン、並びに第一および/または
第二ジアミンのような共反応体を使用することにより作
成しうるビウレット基含有ポリイソシアネート。これら
ポリイソシアネートは好ましくは18〜22重量%のN
CO含有量と3〜3.5の平均NCO官能価とを有す
る。 (3) 米国特許第3,183,112号に開示された
方法にしたがい過剰量のポリイソシアネート(好ましく
はジイソシアネート)を低分子量グリコールおよび40
0未満の分子量を有する、たとえばトリメチロールプロ
パン、グリセリン、1,2−ジヒドロキシプロパンおよ
びその混合物のようなポリオールと反応させることによ
り作成しうるウレタン基含有ポリイソシアネート。ウレ
タン基含有ポリイソシアネートは12〜20重量%の最
も好適なNCO含有量と2.5〜3の(平均)NCO官
能価とを有する。
【0016】(4) 米国特許第3,769,318
号、第4,160,080号および第4,177,34
2号、並びに同時米国特許出願第08/432,285
号に開示された方法にしたがい作成しうるアロファネー
ト基含有ポリイソシアネート。これらアロファネート基
含有ポリイソシアネートは12〜21重量%の最も好適
なNCO含有量と2〜4.5の(平均)NCO官能価と
を有する。これらポリイソシアネートを作成するのに好
適な触媒は、たとえばオクタン酸錫(II)のような有
機錫(II)塩を包含する。 (5) 米国特許第5,124,427号、第5,20
8,334号、第5,235,018号および第5,4
44,146号(その開示を参考のためここに引用す
る)に示された方法にしたがい作成しうるイソシアヌレ
ート基およびアロファネート基含有のポリイソシアネー
ト、好ましくは約10:1〜1:10、好ましくは約
5:1〜1:7のモノイソシアヌレート基とモノアロフ
ァネート基との比にて前記各基を含有するポリイソシア
ネート。 (6) DE−PS 1,092,007号、US−P
S 3,152,162号、並びにDE−OS 2,5
04,400号、第2,537,685号および2,5
52,350号に記載されたような公知のカルボジイミ
ド化触媒の存在下にジ−もしくはポリ−イソシアネート
をオリゴマー化して作成しうるカルボジイミド基含有ポ
リイソシアネート。 (7) オキサジアジントリオン基を有すると共に2モ
ルのジイソシアネートと1モルの二酸化炭素との反応生
成物を含有するポリイソシアネート。
号、第4,160,080号および第4,177,34
2号、並びに同時米国特許出願第08/432,285
号に開示された方法にしたがい作成しうるアロファネー
ト基含有ポリイソシアネート。これらアロファネート基
含有ポリイソシアネートは12〜21重量%の最も好適
なNCO含有量と2〜4.5の(平均)NCO官能価と
を有する。これらポリイソシアネートを作成するのに好
適な触媒は、たとえばオクタン酸錫(II)のような有
機錫(II)塩を包含する。 (5) 米国特許第5,124,427号、第5,20
8,334号、第5,235,018号および第5,4
44,146号(その開示を参考のためここに引用す
る)に示された方法にしたがい作成しうるイソシアヌレ
ート基およびアロファネート基含有のポリイソシアネー
ト、好ましくは約10:1〜1:10、好ましくは約
5:1〜1:7のモノイソシアヌレート基とモノアロフ
ァネート基との比にて前記各基を含有するポリイソシア
ネート。 (6) DE−PS 1,092,007号、US−P
S 3,152,162号、並びにDE−OS 2,5
04,400号、第2,537,685号および2,5
52,350号に記載されたような公知のカルボジイミ
ド化触媒の存在下にジ−もしくはポリ−イソシアネート
をオリゴマー化して作成しうるカルボジイミド基含有ポ
リイソシアネート。 (7) オキサジアジントリオン基を有すると共に2モ
ルのジイソシアネートと1モルの二酸化炭素との反応生
成物を含有するポリイソシアネート。
【0017】ウレトジオン基を有するポリイソシアネー
トと組合せて使用するのに好適なポリイソシアネートア
ダクトはイソシアヌレート基、ビウレット基またはイソ
シアヌレート基とアロファネート基との混合物を有する
ポリイソシアネート、特にイソシアヌレート基を有する
ポリイソシアネートである。(1部異なる)。ウレトジ
オン基を有するポリイソシアネートと組合せて(1部異
なる)使用しうるNCOプレポリマーは、上記のモノマ
ーポリイソシアネートまたはポリイソシアネートアダク
ト(好ましくはモノマージイソシアネート)および少な
くとも2個のイソシアネート反応性基(好ましくは少な
くとも2個のヒドロキシ基)を有する有機化合物から作
成される。これら有機化合物は400〜約6,000、
好ましくは800〜約3,000の分子量を有する高分
子量化合物および必要に応じ400未満の分子量を有す
る低分子量化合物を包含する。分子量は数平均分子量
(Mn )であり、末端基分析(OHおよび/またはNH
価)により決定される。ポリイソシアネートを専ら低分
子量化合物と反応させて得られる生成物はウレタン基を
有するポリイソシアネートアダクトであって、NCOプ
レポリマーとは考えられない。
トと組合せて使用するのに好適なポリイソシアネートア
ダクトはイソシアヌレート基、ビウレット基またはイソ
シアヌレート基とアロファネート基との混合物を有する
ポリイソシアネート、特にイソシアヌレート基を有する
ポリイソシアネートである。(1部異なる)。ウレトジ
オン基を有するポリイソシアネートと組合せて(1部異
なる)使用しうるNCOプレポリマーは、上記のモノマ
ーポリイソシアネートまたはポリイソシアネートアダク
ト(好ましくはモノマージイソシアネート)および少な
くとも2個のイソシアネート反応性基(好ましくは少な
くとも2個のヒドロキシ基)を有する有機化合物から作
成される。これら有機化合物は400〜約6,000、
好ましくは800〜約3,000の分子量を有する高分
子量化合物および必要に応じ400未満の分子量を有す
る低分子量化合物を包含する。分子量は数平均分子量
(Mn )であり、末端基分析(OHおよび/またはNH
価)により決定される。ポリイソシアネートを専ら低分
子量化合物と反応させて得られる生成物はウレタン基を
有するポリイソシアネートアダクトであって、NCOプ
レポリマーとは考えられない。
【0018】高分子量化合物の例はポリエステルポリオ
ール、ポリエーテルポリオール、ポリヒドロキシポリカ
ーボネート、ポリヒドロキシポリアセタール、ポリヒド
ロキシポリアクリレート、ポリヒドロキシポリエステル
アミドおよびポリヒドロキシポリチオエーテルである。
ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオールおよ
びポリヒドロキシポリカーボネートが好適である。低分
子量化合物および出発物質、並びに高分子量ポリヒドロ
キシ化合物の製造方法に関する詳細は参、のためここに
引用する米国特許第4,701,480号に開示されて
いる。他の例は公知の高分子量アミン官能性化合物を包
含し、これらは上記ポリオールの末端ヒドロキシ基をア
ミノ基に変換させて作成することができ、さらにそれぞ
れ参考のためここに引用する米国特許第5,243,0
12号および第5,466,771号に開示された高分
子量ポリアスパルテートおよびポリアルジミンを包含す
る。
ール、ポリエーテルポリオール、ポリヒドロキシポリカ
ーボネート、ポリヒドロキシポリアセタール、ポリヒド
ロキシポリアクリレート、ポリヒドロキシポリエステル
アミドおよびポリヒドロキシポリチオエーテルである。
ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオールおよ
びポリヒドロキシポリカーボネートが好適である。低分
子量化合物および出発物質、並びに高分子量ポリヒドロ
キシ化合物の製造方法に関する詳細は参、のためここに
引用する米国特許第4,701,480号に開示されて
いる。他の例は公知の高分子量アミン官能性化合物を包
含し、これらは上記ポリオールの末端ヒドロキシ基をア
ミノ基に変換させて作成することができ、さらにそれぞ
れ参考のためここに引用する米国特許第5,243,0
12号および第5,466,771号に開示された高分
子量ポリアスパルテートおよびポリアルジミンを包含す
る。
【0019】これらNCOプレポリマーは一般に約0.
5〜30重量%、好ましくは約1〜20重量%のイソシ
アネート含有量を有し、公知方法にて上記出発物質を約
1.05:1〜10:1、好ましくは約1.1:1〜
3:1のNCO/OH当量比にて反応させて作成され
る。この反応は適する溶剤にて行うことができ、この溶
剤はまだ存在する未反応の揮発性出発ポリイソシアネー
トと一緒に反応後に必要に応じ蒸留除去することができ
る。本発明によればNCOプレポリマーはNCOセミ/
プレポリマーをも包含し、これはウレタン基含有プレポ
リマーの他に未反応の出発ポリイソシアネートをも含有
する。(ウレトジオン基を有するポリイソシアネート成
分と反応させて環式イソシアネート付加生成物を生成さ
せうる)(余分)イソシアネート反応性基を持った適す
る化合物は、イソシアネート反応性基を有する高分子量
および低分子量の公知化合物を包含する。公知の低分子
量化合物は400未満の分子量を有し、公知の高分子量
化合物は400より大、好ましくは400〜6,00
0、より好ましくは400〜3,000の分子量を有す
る。これら化合物の例は、NCOプレポリマーの作成に
つき適すると上記した高分子量化合物および参考のため
ここに引用した引例にて高分子量ポリオールを作成する
のに適すると開示された低分子量化合物を包含する。
5〜30重量%、好ましくは約1〜20重量%のイソシ
アネート含有量を有し、公知方法にて上記出発物質を約
1.05:1〜10:1、好ましくは約1.1:1〜
3:1のNCO/OH当量比にて反応させて作成され
る。この反応は適する溶剤にて行うことができ、この溶
剤はまだ存在する未反応の揮発性出発ポリイソシアネー
トと一緒に反応後に必要に応じ蒸留除去することができ
る。本発明によればNCOプレポリマーはNCOセミ/
プレポリマーをも包含し、これはウレタン基含有プレポ
リマーの他に未反応の出発ポリイソシアネートをも含有
する。(ウレトジオン基を有するポリイソシアネート成
分と反応させて環式イソシアネート付加生成物を生成さ
せうる)(余分)イソシアネート反応性基を持った適す
る化合物は、イソシアネート反応性基を有する高分子量
および低分子量の公知化合物を包含する。公知の低分子
量化合物は400未満の分子量を有し、公知の高分子量
化合物は400より大、好ましくは400〜6,00
0、より好ましくは400〜3,000の分子量を有す
る。これら化合物の例は、NCOプレポリマーの作成に
つき適すると上記した高分子量化合物および参考のため
ここに引用した引例にて高分子量ポリオールを作成する
のに適すると開示された低分子量化合物を包含する。
【0020】他の例は、たとえば参考のためここに引用
した引例に高分子量ポリオールを作成すべく開示された
ような低分子量アミン、並びにそれぞれここに引用した
米国特許第5,243,012号および第5,466,
771号に開示された低分子量ポリアスパルテートおよ
びポリアルジミンを包含する。イソシアネート付加生成
物を作成するためのポリアスパルテートの使用に関する
格別の利点は、これら生成物のその後の硬化に際し尿素
基が反応して熱安定なヒダントイン基を形成する点であ
る。本発明による環式イソシアネート付加生成物を作成
するのに好適な反応体は、1000未満、より好ましく
は400未満の分子量を有するものである。環式イソシ
アネート付加生成物を製造するための反応体の分子量が
増大するにつれ、連鎖延長生成物ではなく環式生成物を
得るのに必要な希釈程度も増大する。したがって、高分
子量NCOプレポリマーから或いは反応性基が高度に分
離された(たとえば、これらがポリマー鎖の反対末端に
位置する)高分子量ポリオールから環式付加生成物を作
成する場合は、連鎖延長でなく環化が生ずるよう確保す
べく一層薄い濃度の反応体を使用する必要がある。
した引例に高分子量ポリオールを作成すべく開示された
ような低分子量アミン、並びにそれぞれここに引用した
米国特許第5,243,012号および第5,466,
771号に開示された低分子量ポリアスパルテートおよ
びポリアルジミンを包含する。イソシアネート付加生成
物を作成するためのポリアスパルテートの使用に関する
格別の利点は、これら生成物のその後の硬化に際し尿素
基が反応して熱安定なヒダントイン基を形成する点であ
る。本発明による環式イソシアネート付加生成物を作成
するのに好適な反応体は、1000未満、より好ましく
は400未満の分子量を有するものである。環式イソシ
アネート付加生成物を製造するための反応体の分子量が
増大するにつれ、連鎖延長生成物ではなく環式生成物を
得るのに必要な希釈程度も増大する。したがって、高分
子量NCOプレポリマーから或いは反応性基が高度に分
離された(たとえば、これらがポリマー鎖の反対末端に
位置する)高分子量ポリオールから環式付加生成物を作
成する場合は、連鎖延長でなく環化が生ずるよう確保す
べく一層薄い濃度の反応体を使用する必要がある。
【0021】しかしながら、より薄い濃度を用いずに高
分子量反応体を環式イソシアネート付加生成物に混入す
ることができる。1具体例によれば、反応性基を接近位
置に有するポリマーが作成される。たとえば二官能性N
COプレポリマーを過剰のトリオール(たとえばグリセ
リンもしくはトリメチロールプロパン)またはジアルカ
ノールアミン(たとえばジエタノールアミン)でキャッ
ピングすることにより、得られるHO官能性生成物はそ
の後の環化反応につき各末端に2個のヒドロキシ基を有
する。同様に、酸官能性ポリエステルを過剰のトリオー
ルでエステル化することにより、ヒドロキシ基を接近位
置に有する多官能性生成物が得られる。対応するイソシ
アネート官能性生成物は、イソシアネート反応性基を有
する化合物(たとえばジオールもしくはポリオール)を
大過剰のトリイソシアネート(たとえば前記したポリイ
ソシアネートアダクト)と反応させて2個のイソシアネ
ート基を接近位置に有する生成物を作成することにより
得ることができる。
分子量反応体を環式イソシアネート付加生成物に混入す
ることができる。1具体例によれば、反応性基を接近位
置に有するポリマーが作成される。たとえば二官能性N
COプレポリマーを過剰のトリオール(たとえばグリセ
リンもしくはトリメチロールプロパン)またはジアルカ
ノールアミン(たとえばジエタノールアミン)でキャッ
ピングすることにより、得られるHO官能性生成物はそ
の後の環化反応につき各末端に2個のヒドロキシ基を有
する。同様に、酸官能性ポリエステルを過剰のトリオー
ルでエステル化することにより、ヒドロキシ基を接近位
置に有する多官能性生成物が得られる。対応するイソシ
アネート官能性生成物は、イソシアネート反応性基を有
する化合物(たとえばジオールもしくはポリオール)を
大過剰のトリイソシアネート(たとえば前記したポリイ
ソシアネートアダクト)と反応させて2個のイソシアネ
ート基を接近位置に有する生成物を作成することにより
得ることができる。
【0022】第2の具体例においては、高分子量化合物
を環化反応の後に環式付加生成物に混入する。たとえば
1モルのトリイソシアネートを1モルの低分子量ジオー
ルと反応させれば、1個の遊離イソシアネート基を有す
る環化生成物、すなわちモノイソシアネートが得られ
る。得られるモノイソシアネートを1:1のNCO:O
H当量比にて高分子量ポリオールと反応させることによ
り、末端環式基を有する高分子量化合物を生成させるこ
とができる。同様な生成物は、ジイソシアネートをトリ
オールと反応させて環式モノアルコールを生成させ、こ
れを次いでNCOプレポリマーと反応させて末端環式基
を有する生成物を生成させることにより作成することが
できる。本発明により高分子量化合物を使用する最後の
具体例は、後記するように環式イソシアネート付加生成
物のための共反応体としてこれら化合物を使用すること
である。本発明によれば、等しくない官能価を有する化
合物を約1:1のイソシアネート基とイソシアネート反
応性基との当量比で反応させて環式イソシアネート基と
連鎖延長イソシアネート基との両者を有する環式イソシ
アネート付加生成物を生成させることができる。たとえ
ば2モルのトリイソシアネートを2個のイソシアネート
反応性基を有する3モルの化合物と反応させて、4個の
環化イソシアネート基と2個の連鎖延長イソシアネート
基とを有する生成物を次のように生成させることができ
る:
を環化反応の後に環式付加生成物に混入する。たとえば
1モルのトリイソシアネートを1モルの低分子量ジオー
ルと反応させれば、1個の遊離イソシアネート基を有す
る環化生成物、すなわちモノイソシアネートが得られ
る。得られるモノイソシアネートを1:1のNCO:O
H当量比にて高分子量ポリオールと反応させることによ
り、末端環式基を有する高分子量化合物を生成させるこ
とができる。同様な生成物は、ジイソシアネートをトリ
オールと反応させて環式モノアルコールを生成させ、こ
れを次いでNCOプレポリマーと反応させて末端環式基
を有する生成物を生成させることにより作成することが
できる。本発明により高分子量化合物を使用する最後の
具体例は、後記するように環式イソシアネート付加生成
物のための共反応体としてこれら化合物を使用すること
である。本発明によれば、等しくない官能価を有する化
合物を約1:1のイソシアネート基とイソシアネート反
応性基との当量比で反応させて環式イソシアネート基と
連鎖延長イソシアネート基との両者を有する環式イソシ
アネート付加生成物を生成させることができる。たとえ
ば2モルのトリイソシアネートを2個のイソシアネート
反応性基を有する3モルの化合物と反応させて、4個の
環化イソシアネート基と2個の連鎖延長イソシアネート
基とを有する生成物を次のように生成させることができ
る:
【0023】
【化8】 式Vに対応する生成物の他に、この反応はnが1より大
である式Iに対応する環式基を持った生成物をも生成さ
せる。
である式Iに対応する環式基を持った生成物をも生成さ
せる。
【0024】本発明によれば、生成物の全重量に対し少
なくとも10%、好ましくは少なくとも20%、より好
ましくは少なくとも30%が、ウレタン基および/また
は尿素基を有する環式基の形態である。たとえば式Vの
生成物は式 −R−NH−C(O)−X−R′−X−C(O)−NH
− に対応する2個の環式基を有する。接続基、すなわち −NH−C(O)−X−R′−X−C(O)−NH− は環式基の1部でないと考えられる。同様に、NCOプ
レポリマーを過剰の三官能性物質でキャッピングし、次
いで環化反応にて反応させる場合、NCOプレポリマー
は環式基の1部でないと考えられる。NCOプレポリマ
ーの分子量に応じ、得られる環化生成物は生成物の重量
に対し10重量%の環式基の下限値に達しうる。これに
反し、ジイソシアネートをジオールと反応させれば全生
成物は理論的に環式生成物の形態になりうる。従って、
これら生成物は恐らく少なくとも30重量%の環式基を
有しうる。
なくとも10%、好ましくは少なくとも20%、より好
ましくは少なくとも30%が、ウレタン基および/また
は尿素基を有する環式基の形態である。たとえば式Vの
生成物は式 −R−NH−C(O)−X−R′−X−C(O)−NH
− に対応する2個の環式基を有する。接続基、すなわち −NH−C(O)−X−R′−X−C(O)−NH− は環式基の1部でないと考えられる。同様に、NCOプ
レポリマーを過剰の三官能性物質でキャッピングし、次
いで環化反応にて反応させる場合、NCOプレポリマー
は環式基の1部でないと考えられる。NCOプレポリマ
ーの分子量に応じ、得られる環化生成物は生成物の重量
に対し10重量%の環式基の下限値に達しうる。これに
反し、ジイソシアネートをジオールと反応させれば全生
成物は理論的に環式生成物の形態になりうる。従って、
これら生成物は恐らく少なくとも30重量%の環式基を
有しうる。
【0025】環式含有量は、反応生成物を適する有機溶
剤(たとえばジメチルホルムアミド)に溶解し、次いで
溶液を飛行時間二次イオン質量分光光度計(すなわちT
OF−SIMS法)により分析して決定することができ
る。この方法についてはD.M.ハーキュリース、ジャ
ーナル・オブ・モレキュラ・ストラクチャー(199
3)、第292巻、第49〜64頁およびI.V.ブレ
トソス等、マクロモレキュールス(1987)、第20
巻、第407〜413頁に記載されている。本発明によ
る生成物は、ポリイソシアネートをイソシアネート反応
性化合物と1:1のイソシアネート基とイソシアネート
反応性基との当量比で反応させて得られる最低理論分子
量の生成物より好ましくは1000%以下だけ大、より
好ましくは700%以下だけ大である重量平均分子量を
有する。これら生成物を得るには、連鎖延長反応にて反
応させるのでなく、イソシアネート基およびイソシアネ
ート反応性基の少なくとも10%、好ましくは20%、
より好ましくは30%を環式基に存在させる必要があ
る。たとえば式Vの生成物において、イソシアネート基
の67%およびイソシアネート反応性基の67%が環式
基に存在する一方、これら基の残部は連鎖延長を受け
る。
剤(たとえばジメチルホルムアミド)に溶解し、次いで
溶液を飛行時間二次イオン質量分光光度計(すなわちT
OF−SIMS法)により分析して決定することができ
る。この方法についてはD.M.ハーキュリース、ジャ
ーナル・オブ・モレキュラ・ストラクチャー(199
3)、第292巻、第49〜64頁およびI.V.ブレ
トソス等、マクロモレキュールス(1987)、第20
巻、第407〜413頁に記載されている。本発明によ
る生成物は、ポリイソシアネートをイソシアネート反応
性化合物と1:1のイソシアネート基とイソシアネート
反応性基との当量比で反応させて得られる最低理論分子
量の生成物より好ましくは1000%以下だけ大、より
好ましくは700%以下だけ大である重量平均分子量を
有する。これら生成物を得るには、連鎖延長反応にて反
応させるのでなく、イソシアネート基およびイソシアネ
ート反応性基の少なくとも10%、好ましくは20%、
より好ましくは30%を環式基に存在させる必要があ
る。たとえば式Vの生成物において、イソシアネート基
の67%およびイソシアネート反応性基の67%が環式
基に存在する一方、これら基の残部は連鎖延長を受け
る。
【0026】本発明により得られる生成物は、ポリイソ
シアネートとイソシアネート反応性物質とを式IVに示
したように1:1のイソシアネート基とイソシアネート
反応性基との当量比で反応させる際に従来得られる生成
物とは顕著に相違する。このように反応させればイソシ
アネート基およびイソシアネート反応性基の0.05%
未満が環式基に存在して、得られる生成物は最終生成物
の重量に対し0.1%未満の環式基を有し、さらに得ら
れる最低理論分子量の生成物よりも少なくとも100,
000%大である重量平均分子量を有する。環式イソシ
アネート付加生成物は少なくとも1個の環式基を有す
る。二官能性反応体(たとえばジイソシアネートおよび
ジオールもしくはジアミン)を使用すれば、得られる環
式イソシアネート付加生成物は1個の環式基を有する。
式Vに示したように、トリイソシアネートと2個のイソ
シアネート反応性基を有する化合物とを反応させれば、
得られる環式イソシアネート付加生成物は2個の環式基
を有する。ジイソシアネートを3個のイソシアネート反
応性基を有する化合物と反応させても、同様な生成物が
得られる。さらに、4個のイソシアネート基もしくは4
個のイソシアネート反応性基を有する化合物を2個のイ
ソシアネート反応性基もしくは2個のイソシアネート基
をそれぞれ有する化合物と反応させても、2個の環式基
を有する生成物が得られる。これら種類の四官能性化合
物の例は従来記載されており、たとえばジオールを過剰
のトリイソシアネートと反応させて或いはジイソシアネ
ートを過剰のトリオールと反応させて作成されるもので
ある。
シアネートとイソシアネート反応性物質とを式IVに示
したように1:1のイソシアネート基とイソシアネート
反応性基との当量比で反応させる際に従来得られる生成
物とは顕著に相違する。このように反応させればイソシ
アネート基およびイソシアネート反応性基の0.05%
未満が環式基に存在して、得られる生成物は最終生成物
の重量に対し0.1%未満の環式基を有し、さらに得ら
れる最低理論分子量の生成物よりも少なくとも100,
000%大である重量平均分子量を有する。環式イソシ
アネート付加生成物は少なくとも1個の環式基を有す
る。二官能性反応体(たとえばジイソシアネートおよび
ジオールもしくはジアミン)を使用すれば、得られる環
式イソシアネート付加生成物は1個の環式基を有する。
式Vに示したように、トリイソシアネートと2個のイソ
シアネート反応性基を有する化合物とを反応させれば、
得られる環式イソシアネート付加生成物は2個の環式基
を有する。ジイソシアネートを3個のイソシアネート反
応性基を有する化合物と反応させても、同様な生成物が
得られる。さらに、4個のイソシアネート基もしくは4
個のイソシアネート反応性基を有する化合物を2個のイ
ソシアネート反応性基もしくは2個のイソシアネート基
をそれぞれ有する化合物と反応させても、2個の環式基
を有する生成物が得られる。これら種類の四官能性化合
物の例は従来記載されており、たとえばジオールを過剰
のトリイソシアネートと反応させて或いはジイソシアネ
ートを過剰のトリオールと反応させて作成されるもので
ある。
【0027】下式VIに示した理想的な二環式構造を有
する生成物は、トリイソシアネートを3個のイソシアネ
ート反応性基を有する化合物と反応させて得ることがで
きる。
する生成物は、トリイソシアネートを3個のイソシアネ
ート反応性基を有する化合物と反応させて得ることがで
きる。
【化9】 同様に、三環式構造を有する化合物も、テトライソシア
ネートを4個のイソシアネート反応性基を有する化合物
と反応させて得ることができる。
ネートを4個のイソシアネート反応性基を有する化合物
と反応させて得ることができる。
【0028】本発明により得られる環式イソシアネート
付加生成物におけるウレトジオン基の存在に基づき、こ
れら生成物は必要に応じ他のイソシアネート反応性化合
物と配合して熱硬化性の1−成分被覆組成物を生成させ
ることができる。次いでこれら組成物を高められた温度
で硬化させると、ウレトジオン基が開裂して3個のイソ
シアネート基を形成し、これらがイソシアネート反応性
基を有する共反応体と反応しうる。ウレトジオン基のた
めの適する共反応体は、ポリウレタン化学から知られた
任意の共反応体を包含する。その例は、環式イソシアネ
ート付加生成物の製造につき既に開示したイソシアネー
ト反応性化合物を包含する。共反応体は一般に2:1〜
1:2、好ましくは1.2:1〜1:1.2、より好ま
しくは約1:1のイソシアネート基(各ウレトジオン基
は2個のイソシアネート基を形成する)とイソシアネー
ト反応性基との当量比となるのに充分な量にて存在させ
る。これら共反応体の量も、環式イソシアネート付加生
成物に存在するウレトジオン基の含有量に応じて変化す
る。より多量のウレトジオン基が環式付加生成物に存在
する場合は一般により多量の共反応体も存在し、特に化
学量論量のイソシアネート基およびイソシアネート反応
性基が望ましい場合である。同様にウレトジオン基含有
量が低い場合は、より少量の共反応体を存在させる。
付加生成物におけるウレトジオン基の存在に基づき、こ
れら生成物は必要に応じ他のイソシアネート反応性化合
物と配合して熱硬化性の1−成分被覆組成物を生成させ
ることができる。次いでこれら組成物を高められた温度
で硬化させると、ウレトジオン基が開裂して3個のイソ
シアネート基を形成し、これらがイソシアネート反応性
基を有する共反応体と反応しうる。ウレトジオン基のた
めの適する共反応体は、ポリウレタン化学から知られた
任意の共反応体を包含する。その例は、環式イソシアネ
ート付加生成物の製造につき既に開示したイソシアネー
ト反応性化合物を包含する。共反応体は一般に2:1〜
1:2、好ましくは1.2:1〜1:1.2、より好ま
しくは約1:1のイソシアネート基(各ウレトジオン基
は2個のイソシアネート基を形成する)とイソシアネー
ト反応性基との当量比となるのに充分な量にて存在させ
る。これら共反応体の量も、環式イソシアネート付加生
成物に存在するウレトジオン基の含有量に応じて変化す
る。より多量のウレトジオン基が環式付加生成物に存在
する場合は一般により多量の共反応体も存在し、特に化
学量論量のイソシアネート基およびイソシアネート反応
性基が望ましい場合である。同様にウレトジオン基含有
量が低い場合は、より少量の共反応体を存在させる。
【0029】本発明の環式イソシアネート付加生成物お
よび必要に応じ共反応体を含有する熱硬化性の1−成分
組成物は、反応性2−成分系もしくは1−成分系がイソ
シアネート付加生成物を製造すべく従来使用されている
任意の用途につき使用することができる。この点に関
し、1−成分系は、反応成分のいずれかが封鎖されてイ
ソシアネート付加反応が生じないよう防止する組成物を
包含することを意図する。適する用途は成形および非成
形ポリウレタンフォーム、成形エラストマー、反応射出
成形された必要に応じ気泡質のエラストマーの製造、並
び等コーチングおよび接着剤の製造を包含する。
よび必要に応じ共反応体を含有する熱硬化性の1−成分
組成物は、反応性2−成分系もしくは1−成分系がイソ
シアネート付加生成物を製造すべく従来使用されている
任意の用途につき使用することができる。この点に関
し、1−成分系は、反応成分のいずれかが封鎖されてイ
ソシアネート付加反応が生じないよう防止する組成物を
包含することを意図する。適する用途は成形および非成
形ポリウレタンフォーム、成形エラストマー、反応射出
成形された必要に応じ気泡質のエラストマーの製造、並
び等コーチングおよび接着剤の製造を包含する。
【0030】これら物質は熱硬化性組成物から、これら
物質をウレトジオン基の分解もしくは開裂に充分な温度
まで加熱して作成することができる。さらに、一般によ
り高い温度にて、(1)環式化合物に存在するウレタン
基および/または尿素基を分解させ、イソシアネートお
よびイソシアネート反応性化合物をリフォームし、さら
にこれら化合物を反応させて高分子量イソシアネート付
加生成物を生成させ、および/または(2)トランスウ
レタン化(trans urethanization)反応を開始させて、遊
離イソシアネート基の形成なしに高分子量イソシアネー
ト付加生成物を生成させることも可能である。環式化合
物を加熱してイソシアネート基およびイソシアネート反
応性基をリフォームし或いはトランスウレタン化反応を
開始させるかどうかに拘らず、これらは高希釈にて存在
しないので環式イソシアネート付加生成物をリフォーム
するよう反応しない。寧ろ、これらは通常の連鎖延長反
応もしくは架橋反応により作成されるものと同様な高分
子量ポリマーを形成するよう反応する。触媒の不存在下
にこれら環式イソシアネート付加生成物を熱硬化させる
のに必要な温度は一般に80〜300℃、好ましくは1
00〜200℃である。
物質をウレトジオン基の分解もしくは開裂に充分な温度
まで加熱して作成することができる。さらに、一般によ
り高い温度にて、(1)環式化合物に存在するウレタン
基および/または尿素基を分解させ、イソシアネートお
よびイソシアネート反応性化合物をリフォームし、さら
にこれら化合物を反応させて高分子量イソシアネート付
加生成物を生成させ、および/または(2)トランスウ
レタン化(trans urethanization)反応を開始させて、遊
離イソシアネート基の形成なしに高分子量イソシアネー
ト付加生成物を生成させることも可能である。環式化合
物を加熱してイソシアネート基およびイソシアネート反
応性基をリフォームし或いはトランスウレタン化反応を
開始させるかどうかに拘らず、これらは高希釈にて存在
しないので環式イソシアネート付加生成物をリフォーム
するよう反応しない。寧ろ、これらは通常の連鎖延長反
応もしくは架橋反応により作成されるものと同様な高分
子量ポリマーを形成するよう反応する。触媒の不存在下
にこれら環式イソシアネート付加生成物を熱硬化させる
のに必要な温度は一般に80〜300℃、好ましくは1
00〜200℃である。
【0031】共反応体が存在しない場合または開裂ウレ
トジオン基からの過剰のイソシアネート基が存在する場
合、これらイソシアネート基はウレタン基および/また
は尿素基と反応してそれぞれアロファネート基および/
またはビウレット基を形成し、さらに架橋をもたらす。
公知の2−成分系もしくは反応系の代わりに本発明によ
る生成物を使用する利点は、初期反応体をリフォームし
かつ/またはトランスウレタン化反応を開始させるのに
必要な温度よりも高く組成物を加熱するまで反応が生じ
ない点である。したがって、たとえば各成分が反応する
前に金型を満たすべく、もはや時間プレッシャーがな
く、これは反応射出成形の分野にて極めて重要であり、
また各成分をこれらを混合した直後に使用する必要もな
い。何故なら、組成物の使用寿命は本発明の生成物につ
き問題がないからである。公知の1−成分組成物と比較
して本発明による生成物の他の利点は、これらが各成分
の反応を防止するための封鎖剤を必要としない点であ
る。したがって、封鎖剤の存在に伴う上記の欠点が回避
される。環式イソシアネート付加生成物の他に、組成物
はポリウレタン技術から公知の添加剤、たとえば発泡
剤、充填剤、顔料、軟化剤、高沸点液、触媒、UV安定
剤、酸化防止剤、殺微生物剤、殺海藻剤、脱水剤、チキ
ソトロープ剤、湿潤剤、流動向上剤、艶消し剤、滑止
剤、通気剤および伸展剤をも含有することができる。
トジオン基からの過剰のイソシアネート基が存在する場
合、これらイソシアネート基はウレタン基および/また
は尿素基と反応してそれぞれアロファネート基および/
またはビウレット基を形成し、さらに架橋をもたらす。
公知の2−成分系もしくは反応系の代わりに本発明によ
る生成物を使用する利点は、初期反応体をリフォームし
かつ/またはトランスウレタン化反応を開始させるのに
必要な温度よりも高く組成物を加熱するまで反応が生じ
ない点である。したがって、たとえば各成分が反応する
前に金型を満たすべく、もはや時間プレッシャーがな
く、これは反応射出成形の分野にて極めて重要であり、
また各成分をこれらを混合した直後に使用する必要もな
い。何故なら、組成物の使用寿命は本発明の生成物につ
き問題がないからである。公知の1−成分組成物と比較
して本発明による生成物の他の利点は、これらが各成分
の反応を防止するための封鎖剤を必要としない点であ
る。したがって、封鎖剤の存在に伴う上記の欠点が回避
される。環式イソシアネート付加生成物の他に、組成物
はポリウレタン技術から公知の添加剤、たとえば発泡
剤、充填剤、顔料、軟化剤、高沸点液、触媒、UV安定
剤、酸化防止剤、殺微生物剤、殺海藻剤、脱水剤、チキ
ソトロープ剤、湿潤剤、流動向上剤、艶消し剤、滑止
剤、通気剤および伸展剤をも含有することができる。
【0032】
【実施例】以下、限定はしないが実施例により本発明を
さらに説明し、ここで部数および%は特記しない限り重
量による。
さらに説明し、ここで部数および%は特記しない限り重
量による。
【0033】実施例 実施例においては以下の出発物質を使用した:ポリイソシアネート1 70重量部のウレトジオン基含有ポリイソシアネート
(すなわち二量化1,6−ヘキサメチレンジイソシアネ
ート)と30重量部のN,N′,N″−トリス−(6−
イソシアナトヘキシル)−イソシアヌレートとを含有す
る混合物(少量の両化合物の高級同族体を含む)。その
100%溶剤フリー型にて、ポリイソシアネートは23
℃にて150mPa.sの平均粘度と22.5%の平均
NCO含有量とを有した(マイルス社からデスモジュー
ルN 3400として入手しうる)。ポリイソシアネート2 丸底フラスコに2000gのイソホロンジイソシアネー
トと30.0gの4−ジメチルアミノピリジンとを充填
した。フラスコを窒素雰囲気下に50℃まで加熱し、こ
の温度に約27.5%の所望イソシアネート含有量が滴
定により得られるまで約16時間にわたり維持した。次
いで未反応のイソホロンジイソシアネートモノマーを蒸
留により除去し、これをワイプド薄膜蒸発器にて160
℃および70〜180ミリトールで行った。得られた物
質は約37.5%の可使イソシアネート含有量と約1
7.5%の遊離イソシアネート含有量とウレトジオン基
からの約20%の封鎖イソシアネート含有量と約2.5
%のモノマージイソシアネート含有量と25℃にて20
0,000mPa.sより大の粘度とを有した。
(すなわち二量化1,6−ヘキサメチレンジイソシアネ
ート)と30重量部のN,N′,N″−トリス−(6−
イソシアナトヘキシル)−イソシアヌレートとを含有す
る混合物(少量の両化合物の高級同族体を含む)。その
100%溶剤フリー型にて、ポリイソシアネートは23
℃にて150mPa.sの平均粘度と22.5%の平均
NCO含有量とを有した(マイルス社からデスモジュー
ルN 3400として入手しうる)。ポリイソシアネート2 丸底フラスコに2000gのイソホロンジイソシアネー
トと30.0gの4−ジメチルアミノピリジンとを充填
した。フラスコを窒素雰囲気下に50℃まで加熱し、こ
の温度に約27.5%の所望イソシアネート含有量が滴
定により得られるまで約16時間にわたり維持した。次
いで未反応のイソホロンジイソシアネートモノマーを蒸
留により除去し、これをワイプド薄膜蒸発器にて160
℃および70〜180ミリトールで行った。得られた物
質は約37.5%の可使イソシアネート含有量と約1
7.5%の遊離イソシアネート含有量とウレトジオン基
からの約20%の封鎖イソシアネート含有量と約2.5
%のモノマージイソシアネート含有量と25℃にて20
0,000mPa.sより大の粘度とを有した。
【0034】実施例1および2: 環式尿素の合成 100mLのクロロホルムを、還流凝縮器と機械攪拌機
とが装着された3つ首丸底フラスコにて撹拌した。イソ
シアネートおよび共反応体の50mL溶液を別々に作成
し、2本の注射器に満した。注射ポンプを用いて注射器
内容物を室温にて反応フラスコに激しく撹拌しながら9
0分間かけて添加した。添加の完了後、0.1gのジエ
チルアミンを添加し、反応混合物を室温にて1時間にわ
たり還流させた。次いで溶剤を減圧下で回転蒸発器によ
り除去して、生成物を定量的収率で得た。試料は全てジ
メチルホルムアミド(DMF)に対し可溶性であった。
各反応体、濃度(1L当たりのモル数)および得られた
生成物の外観を下表に示す。
とが装着された3つ首丸底フラスコにて撹拌した。イソ
シアネートおよび共反応体の50mL溶液を別々に作成
し、2本の注射器に満した。注射ポンプを用いて注射器
内容物を室温にて反応フラスコに激しく撹拌しながら9
0分間かけて添加した。添加の完了後、0.1gのジエ
チルアミンを添加し、反応混合物を室温にて1時間にわ
たり還流させた。次いで溶剤を減圧下で回転蒸発器によ
り除去して、生成物を定量的収率で得た。試料は全てジ
メチルホルムアミド(DMF)に対し可溶性であった。
各反応体、濃度(1L当たりのモル数)および得られた
生成物の外観を下表に示す。
【0035】
【表1】 註a: 反応フラスコ中へ添加する前の反応体溶液の濃度。
【0036】環式物質の熱硬化 実施例1および2の環式付加生成物をクロロホルムに溶
解させ、IR分光光度法のためKBrプレートに被覆し
た。室温にてNCO吸収は観察されなかった。次いで各
試料を対流オーブン内で150℃にて1時間加熱した。
次いでNCO吸収をIRスペクトルにて観察し、イソシ
アネート基がリフォームされたことを示した。
解させ、IR分光光度法のためKBrプレートに被覆し
た。室温にてNCO吸収は観察されなかった。次いで各
試料を対流オーブン内で150℃にて1時間加熱した。
次いでNCO吸収をIRスペクトルにて観察し、イソシ
アネート基がリフォームされたことを示した。
【0037】実施例3および4:環式ウレタンの合成 1800mLのクロルベンゼンを、還流凝縮器と機械攪
拌機とが装着された3つ首丸底フラスコにて撹拌した。
100mLづつのイソシアネートおよび共反応体の溶液
を別々に作成し、2本の注射器に満した。注射ポンプを
用いて注射器内容物を反応フラスコに激しく撹拌しなが
ら3時間かけて添加し、これを加熱により75℃に維持
した。添加の完了後、2.5gのジエチルアミンを添加
し、反応混合物を75℃に10分間維持した。次いで溶
剤を減圧下で回転蒸発器により除去して、生成物を定量
的収率で得た。試料は全てジメチルホルムアミド(DM
F)に対し可溶性であった。各反応体、濃度(1L当た
りのモル数)および得られた生成物の外観を下表に示
す。
拌機とが装着された3つ首丸底フラスコにて撹拌した。
100mLづつのイソシアネートおよび共反応体の溶液
を別々に作成し、2本の注射器に満した。注射ポンプを
用いて注射器内容物を反応フラスコに激しく撹拌しなが
ら3時間かけて添加し、これを加熱により75℃に維持
した。添加の完了後、2.5gのジエチルアミンを添加
し、反応混合物を75℃に10分間維持した。次いで溶
剤を減圧下で回転蒸発器により除去して、生成物を定量
的収率で得た。試料は全てジメチルホルムアミド(DM
F)に対し可溶性であった。各反応体、濃度(1L当た
りのモル数)および得られた生成物の外観を下表に示
す。
【0038】
【表2】 註a: 反応フラスコ中へ添加する前の反応体溶液の濃度。
【0039】30μmの湿潤フィルム厚さを有するドロ
ウダウンを実施例4の環式反応生成物から作成し、20
0℃で20分間にわたり硬化させて次の性質を有するコ
ーチングを形成させた: MEK二重摩擦 >100 鉛筆硬度 5H
ウダウンを実施例4の環式反応生成物から作成し、20
0℃で20分間にわたり硬化させて次の性質を有するコ
ーチングを形成させた: MEK二重摩擦 >100 鉛筆硬度 5H
【0040】以下、本発明の実施態様を要約すれば次の
通りである: 1. (i)(a) 2もしくはそれ以上の平均イソシ
アネート官能価とポリイソシアネート成分の重量に対し
1〜30%のウレトジオン基含有量(N2 C2 O2 とし
て計算、MW84)とを有するポリイソシアネート成分
と、(b) 2個もしくはそれ以上のイソシアネート反
応性基を有する化合物との反応生成物であり、 (ii)反応生成物の少なくとも10重量%が尿素基お
よび/またはウレタン基を有する環式基の形態である ことを特徴とする熱硬化性の環式イソシアネート付加生
成物。
通りである: 1. (i)(a) 2もしくはそれ以上の平均イソシ
アネート官能価とポリイソシアネート成分の重量に対し
1〜30%のウレトジオン基含有量(N2 C2 O2 とし
て計算、MW84)とを有するポリイソシアネート成分
と、(b) 2個もしくはそれ以上のイソシアネート反
応性基を有する化合物との反応生成物であり、 (ii)反応生成物の少なくとも10重量%が尿素基お
よび/またはウレタン基を有する環式基の形態である ことを特徴とする熱硬化性の環式イソシアネート付加生
成物。
【0041】2. 環式基が式
【化10】 [式中、R′は2個もしくはそれ以上のイソシアネート
反応性基を有する化合物から2個のイソシアネート反応
性基を除去して得られる残基を示し、Rは2個もしくは
それ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネー
トから2個のイソシアネート基を除去して得られる残基
を示し、これら残基の少なくとも1部はウレトジオン基
を有し、XはO、N(H)もしくはN(R″)であり、
ここでR″は一価の炭化水素基を示し、nは1〜10の
数値を有する]に対応する上記第1項に記載の付加生成
物。
反応性基を有する化合物から2個のイソシアネート反応
性基を除去して得られる残基を示し、Rは2個もしくは
それ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネー
トから2個のイソシアネート基を除去して得られる残基
を示し、これら残基の少なくとも1部はウレトジオン基
を有し、XはO、N(H)もしくはN(R″)であり、
ここでR″は一価の炭化水素基を示し、nは1〜10の
数値を有する]に対応する上記第1項に記載の付加生成
物。
【0042】3. R′が、2個もしくはそれ以上のイ
ソシアネート反応性基と400未満の分子量とを有する
化合物から2個のイソシアネート反応性基を除去して得
られる残基を示す上記第2項に記載の付加生成物。 4. R′が、NCOプレポリマーと3個のイソシアネ
ート反応性基を有する化合物との1:3のイソシアネー
ト基とイソシアネート反応性基との当量比における反応
生成物からイソシアネート反応性基を除去して得られる
残基を示す上記第2項に記載の付加生成物。 5. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共にウ
レトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトから
イソシアネート基を除去して得られる残基からなる上記
第2項に記載の付加生成物。 6. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共にウ
レトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトから
イソシアネート基を除去して得られる残基からなる上記
第3項に記載の付加生成物。 7. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共にウ
レトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトから
イソシアネート基を除去して得られる残基からなる上記
第4項に記載の付加生成物。
ソシアネート反応性基と400未満の分子量とを有する
化合物から2個のイソシアネート反応性基を除去して得
られる残基を示す上記第2項に記載の付加生成物。 4. R′が、NCOプレポリマーと3個のイソシアネ
ート反応性基を有する化合物との1:3のイソシアネー
ト基とイソシアネート反応性基との当量比における反応
生成物からイソシアネート反応性基を除去して得られる
残基を示す上記第2項に記載の付加生成物。 5. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共にウ
レトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトから
イソシアネート基を除去して得られる残基からなる上記
第2項に記載の付加生成物。 6. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共にウ
レトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトから
イソシアネート基を除去して得られる残基からなる上記
第3項に記載の付加生成物。 7. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共にウ
レトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトから
イソシアネート基を除去して得られる残基からなる上記
第4項に記載の付加生成物。
【0043】8. (A)(i)(a) 2もしくはそ
れ以上の平均イソシアネート官能価とポリイソシアネー
ト成分の重量に対し5〜30%のウレトジオン基含有量
(N2C2 O2 として計算、MW84)とを有するポリ
イソシアネート成分と、(b) 2個もしくはそれ以上
のイソシアネート反応性基を有する化合物との反応生成
物であり、 (ii)反応生成物の少なくとも10重量%が尿素基お
よび/またはウレタン基を有する環式基の形態である 環式イソシアネート付加生成物、および (B) イソシアネート反応性化合物 からなる熱硬化性組成物。
れ以上の平均イソシアネート官能価とポリイソシアネー
ト成分の重量に対し5〜30%のウレトジオン基含有量
(N2C2 O2 として計算、MW84)とを有するポリ
イソシアネート成分と、(b) 2個もしくはそれ以上
のイソシアネート反応性基を有する化合物との反応生成
物であり、 (ii)反応生成物の少なくとも10重量%が尿素基お
よび/またはウレタン基を有する環式基の形態である 環式イソシアネート付加生成物、および (B) イソシアネート反応性化合物 からなる熱硬化性組成物。
【0044】9. 環式基が式
【化11】 [式中、R′は2個もしくはそれ以上のイソシアネート
反応性基を有する化合物から2個のイソシアネート反応
性基を除去して得られる残基を示し、Rは2個もしくは
それ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネー
トから2個のイソシアネート基を除去して得られる残基
を示し、これら残基の少なくとも1部はウレトジオン基
を有し、XはO、N(H)もしくはN(R″)であり、
ここでR″は一価の炭化水素基を示し、nは1〜6の数
値を有する]に対応する上記第8項に記載の組成物。
反応性基を有する化合物から2個のイソシアネート反応
性基を除去して得られる残基を示し、Rは2個もしくは
それ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネー
トから2個のイソシアネート基を除去して得られる残基
を示し、これら残基の少なくとも1部はウレトジオン基
を有し、XはO、N(H)もしくはN(R″)であり、
ここでR″は一価の炭化水素基を示し、nは1〜6の数
値を有する]に対応する上記第8項に記載の組成物。
【0045】10. R′が、2個もしくはそれ以上の
イソシアネート反応性基と400未満の分子量とを有す
る化合物から2個のイソシアネート反応性基を除去して
得られる残基を示す上記第9項に記載の組成物。 11. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共に
ウレトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトか
らイソシアネート基を除去して得られる残基からなる上
記第9項に記載の組成物。 12. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共に
ウレトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトか
らイソシアネート基を除去して得られる残基からなる上
記第10項に記載の組成物。 13. 反応生成物の少なくとも10重量%が尿素基お
よび/またはウレタン基を有する環式基の形態である熱
硬化性の環式イソシアネート付加生成物を製造するに際
し、2個もしくはそれ以上のイソシアネート基を有する
ポリイソシアネートを2個もしくはそれ以上のイソシア
ネート反応性基を有する化合物と1:3〜3:1のモル
比にて0.5当量/L未満の各反応体における反応性基
の濃度で不活性溶剤中にて反応させ、必要に応じ不活性
溶剤の少なくとも1部を除去することを特徴とする熱硬
化性の環式イソシアネート付加生成物の製造方法。
イソシアネート反応性基と400未満の分子量とを有す
る化合物から2個のイソシアネート反応性基を除去して
得られる残基を示す上記第9項に記載の組成物。 11. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共に
ウレトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトか
らイソシアネート基を除去して得られる残基からなる上
記第9項に記載の組成物。 12. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共に
ウレトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトか
らイソシアネート基を除去して得られる残基からなる上
記第10項に記載の組成物。 13. 反応生成物の少なくとも10重量%が尿素基お
よび/またはウレタン基を有する環式基の形態である熱
硬化性の環式イソシアネート付加生成物を製造するに際
し、2個もしくはそれ以上のイソシアネート基を有する
ポリイソシアネートを2個もしくはそれ以上のイソシア
ネート反応性基を有する化合物と1:3〜3:1のモル
比にて0.5当量/L未満の各反応体における反応性基
の濃度で不活性溶剤中にて反応させ、必要に応じ不活性
溶剤の少なくとも1部を除去することを特徴とする熱硬
化性の環式イソシアネート付加生成物の製造方法。
【0046】14. 環式基が式
【化12】 [式中、R′は2個もしくはそれ以上のイソシアネート
反応性基を有する化合物から2個のイソシアネート反応
性基を除去して得られる残基を示し、Rは2個もしくは
それ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネー
トから2個のイソシアネート基を除去して得られる残基
を示し、これら残基の少なくとも1部はウレトジオン基
を有し、XはO、N(H)もしくはN(R″)であり、
ここでR″は一価の炭化水素基を示し、nは1〜10の
数値を有する]に対応する上記第13項に記載の方法。
反応性基を有する化合物から2個のイソシアネート反応
性基を除去して得られる残基を示し、Rは2個もしくは
それ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネー
トから2個のイソシアネート基を除去して得られる残基
を示し、これら残基の少なくとも1部はウレトジオン基
を有し、XはO、N(H)もしくはN(R″)であり、
ここでR″は一価の炭化水素基を示し、nは1〜10の
数値を有する]に対応する上記第13項に記載の方法。
【0047】15. R′が、2個もしくはそれ以上の
イソシアネート反応性基と400未満の分子量とを有す
る化合物から2個のイソシアネート反応性基を除去して
得られる残基を示す上記第14項に記載の方法。 16. R′が、NCOプレポリマーと3個のイソシア
ネート反応性基を有する化合物との1:3のイソシアネ
ート基とイソシアネート反応性基との当量比における反
応生成物からイソシアネート反応性基を除去して得られ
る残基を示す上記第14項に記載の方法。 17. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共に
ウレトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトか
らイソシアネート基を除去して得られる残基からなる上
記第14項に記載の方法。 18. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共に
ウレトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトか
らイソシアネート基を除去して得られる残基からなる上
記第15項に記載の方法。 19. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共に
ウレトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトか
らイソシアネート基を除去して得られる残基からなる上
記第16項に記載の方法。 20. 上記第1項に記載の熱硬化性の環式イソシアネ
ート付加生成物を、イソシアネート基およびイソシアネ
ート反応性基をリフォームしかつ/またはトランスウレ
タン化を開始させるのに充分な温度にて加熱し、得られ
る混合物を冷却することを特徴とするイソシアネート付
加生成物の製造方法。
イソシアネート反応性基と400未満の分子量とを有す
る化合物から2個のイソシアネート反応性基を除去して
得られる残基を示す上記第14項に記載の方法。 16. R′が、NCOプレポリマーと3個のイソシア
ネート反応性基を有する化合物との1:3のイソシアネ
ート基とイソシアネート反応性基との当量比における反
応生成物からイソシアネート反応性基を除去して得られ
る残基を示す上記第14項に記載の方法。 17. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共に
ウレトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトか
らイソシアネート基を除去して得られる残基からなる上
記第14項に記載の方法。 18. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共に
ウレトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトか
らイソシアネート基を除去して得られる残基からなる上
記第15項に記載の方法。 19. Rが、2個のイソシアネート基を有すると共に
ウレトジオン基を有するポリイソシアネートアダクトか
らイソシアネート基を除去して得られる残基からなる上
記第16項に記載の方法。 20. 上記第1項に記載の熱硬化性の環式イソシアネ
ート付加生成物を、イソシアネート基およびイソシアネ
ート反応性基をリフォームしかつ/またはトランスウレ
タン化を開始させるのに充分な温度にて加熱し、得られ
る混合物を冷却することを特徴とするイソシアネート付
加生成物の製造方法。
【0048】以上、本発明を例示の目的で詳細に説明し
たが、この詳細は単に例示の目的に過ぎず本発明の思想
および範囲を逸脱することなく多くの改変をなしうるこ
とが当業者には了解されよう。
たが、この詳細は単に例示の目的に過ぎず本発明の思想
および範囲を逸脱することなく多くの改変をなしうるこ
とが当業者には了解されよう。
フロントページの続き (72)発明者 デユアン・ビー.・プリデイー,ジユニア アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15205 ピツツバーグ、チエストナツト・リツ ジ・ドライヴ 1726 (72)発明者 ダグラス・エー.・ウイツクス アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15228 マウント・レバノン、セネカ 79 (72)発明者 フイリツプ・エー.・イエスケ ドイツ連邦共和国デイー51061 ケルン、 ヴオルフスカウル 7 (72)発明者 ローベルト−ヨーゼフ・クムプフ ドイツ連邦共和国デイー40489 デユツセ ルドルフ、アム・クロイツ 24
Claims (8)
- 【請求項1】 (i)(a) 2もしくはそれ以上の平
均イソシアネート官能価とポリイソシアネート成分の重
量に対し1〜30%のウレトジオン基含有量(N2 C2
O2 として計算、MW84)とを有するポリイソシアネ
ート成分と、(b) 2個もしくはそれ以上のイソシア
ネート反応性基を有する化合物との反応生成物であり、 (ii)反応生成物の少なくとも10重量%が尿素基お
よび/またはウレタン基を有する環式基の形態である ことを特徴とする熱硬化性の環式イソシアネート付加生
成物。 - 【請求項2】 環式基が式 【化1】 [式中、R′は2個もしくはそれ以上のイソシアネート
反応性基を有する化合物から2個のイソシアネート反応
性基を除去して得られる残基を示し、Rは2個もしくは
それ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネー
トから2個のイソシアネート基を除去して得られる残基
を示し、これら残基の少なくとも1部はウレトジオン基
を有し、XはO、N(H)もしくはN(R″)であり、
ここでR″は一価の炭化水素基を示し、nは1〜10の
数値を有する]に対応する請求項1に記載の付加生成
物。 - 【請求項3】 Rが、2個のイソシアネート基を有する
と共にウレトジオン基を有するポリイソシアネートアダ
クトからイソシアネート基を除去して得られる残基から
なる請求項2に記載の付加生成物。 - 【請求項4】 (A)(i)(a) 2もしくはそれ以
上の平均イソシアネート官能価とポリイソシアネート成
分の重量に対し5〜30%のウレトジオン基含有量(N
2 C2 O2 として計算、MW84)とを有するポリイソ
シアネート成分と、(b) 2個もしくはそれ以上のイ
ソシアネート反応性基を有する化合物との反応生成物で
あり、 (ii)反応生成物の少なくとも10重量%が尿素基お
よび/またはウレタン基を有する環式基の形態である (B) イソシアネート反応性化合物 環式イソシアネート付加生成物、およびからなる熱硬化
性組成物。 - 【請求項5】 環式基が式 【化2】 [式中、R′は2個もしくはそれ以上のイソシアネート
反応性基を有する化合物から2個のイソシアネート反応
性基を除去して得られる残基を示し、Rは2個もしくは
それ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネー
トから2個のイソシアネート基を除去して得られる残基
を示し、これら残基の少なくとも1部はウレトジオン基
を有し、XはO、N(H)もしくはN(R″)であり、
ここでR″は一価の炭化水素基を示し、nは1〜6の数
値を有する]に対応する請求項4に記載の組成物。 - 【請求項6】 反応生成物の少なくとも10重量%が尿
素基および/またはウレタン基を有する環式基の形態で
ある熱硬化性の環式イソシアネート付加生成物を製造す
るに際し、2個もしくはそれ以上のイソシアネート基を
有するポリイソシアネートを2個もしくはそれ以上のイ
ソシアネート反応性基を有する化合物と1:3〜3:1
のモル比にて0.5当量/L未満の各反応体における反
応性基の濃度で不活性溶剤中にて反応させ、必要に応じ
不活性溶剤の少なくとも1部を除去することを特徴とす
る熱硬化性の環式イソシアネート付加生成物の製造方
法。 - 【請求項7】 環式基が式 【化3】 [式中、R′は2個もしくはそれ以上のイソシアネート
反応性基を有する化合物から2個のイソシアネート反応
性基を除去して得られる残基を示し、Rは2個もしくは
それ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネー
トから2個のイソシアネート基を除去して得られる残基
を示し、これら残基の少なくとも1部はウレトジオン基
を有し、XはO、N(H)もしくはN(R″)であり、
ここでR″は一価の炭化水素基を示し、nは1〜10の
数値を有する]に対応する請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 請求項1に記載の熱硬化性の環式イソシ
アネート付加生成物を、イソシアネート基およびイソシ
アネート反応性基をリフォームしかつ/またはトランス
ウレタン化を開始させるのに充分な温度にて加熱し、得
られる混合物を冷却することを特徴とするイソシアネー
ト付加生成物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/658,787 US5663274A (en) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | Heat-curable compositions based on cyclic isocyanate addition products |
US08/658,787 | 1996-06-05 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1067841A true JPH1067841A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=24642696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9160662A Pending JPH1067841A (ja) | 1996-06-05 | 1997-06-04 | 環式イソシアネート付加生成物に基づく熱硬化性組成物 |
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---|---|
US (1) | US5663274A (ja) |
EP (1) | EP0811646A3 (ja) |
JP (1) | JPH1067841A (ja) |
CA (1) | CA2205628A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018163953A1 (ja) * | 2017-03-07 | 2018-09-13 | 旭化成株式会社 | ポリアスパラティック塗料組成物、塗膜、及び塗装物品 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19610465A1 (de) * | 1996-03-16 | 1997-09-18 | Huels Chemische Werke Ag | Neue Polyadditionsverbindungen |
DE69828290T2 (de) * | 1997-08-12 | 2005-12-08 | Rhodia Chimie | Verfahren zur Herstellung einer Polyisocyanatzusammensetzung mit verringerter Viskosität |
DE19929064A1 (de) * | 1999-06-25 | 2000-12-28 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung Uretdiongruppen aufweisender Polyadditionsverbindungen |
WO2010016503A1 (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-11 | 東洋製罐株式会社 | 加飾缶体及びその製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1147383A (en) * | 1965-07-13 | 1969-04-02 | Ici Ltd | Polymeric compositions |
DE1570599C3 (de) * | 1965-08-31 | 1974-02-07 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung hochmolekularer elastischer Polyurethane unter Formgebung. An9: Bayer AG, 5090 Leverkusen |
US5191038A (en) * | 1989-06-01 | 1993-03-02 | General Electric Company | Preparation of branched polycarbonate composition from cyclic aromatic polycarbonate oligomer, polyhydric phenol and polycarbonate |
US5281669A (en) * | 1992-04-13 | 1994-01-25 | General Electric Company | Blends of linear polymers with macrocyclic oligomers |
DE4406444A1 (de) * | 1994-02-28 | 1995-08-31 | Huels Chemische Werke Ag | Hydroxyl- und uretdiongruppenhaltige Polyadditionsprodukte und Verfahren zu ihrer Herstellung sowie deren Verwendung zur Herstellung abspaltfreier Polyurethan-Pulverlacke hoher Reaktivität und die danach hergestellten Polyurethan-Pulverlacke |
-
1996
- 1996-06-05 US US08/658,787 patent/US5663274A/en not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-05-16 CA CA002205628A patent/CA2205628A1/en not_active Abandoned
- 1997-06-03 EP EP97108868A patent/EP0811646A3/en not_active Withdrawn
- 1997-06-04 JP JP9160662A patent/JPH1067841A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018163953A1 (ja) * | 2017-03-07 | 2018-09-13 | 旭化成株式会社 | ポリアスパラティック塗料組成物、塗膜、及び塗装物品 |
JPWO2018163953A1 (ja) * | 2017-03-07 | 2019-11-07 | 旭化成株式会社 | ポリアスパラティック塗料組成物、塗膜、及び塗装物品 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
EP0811646A3 (en) | 1998-05-06 |
CA2205628A1 (en) | 1997-12-05 |
US5663274A (en) | 1997-09-02 |
EP0811646A2 (en) | 1997-12-10 |
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