JPH1067677A - 抗菌性創傷治療剤 - Google Patents

抗菌性創傷治療剤

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JPH1067677A
JPH1067677A JP8225312A JP22531296A JPH1067677A JP H1067677 A JPH1067677 A JP H1067677A JP 8225312 A JP8225312 A JP 8225312A JP 22531296 A JP22531296 A JP 22531296A JP H1067677 A JPH1067677 A JP H1067677A
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JP
Japan
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agent
treating agent
gram
skin diseases
infectious skin
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Application number
JP8225312A
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English (en)
Inventor
Koji Inagaki
孝司 稲垣
Yoshiko Abe
佳子 阿部
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 創傷治療に有用性が高く、グラム陽性菌だけ
でなく、緑膿菌などのグラム陰性菌による感染性皮膚疾
患をも防ぎ得る抗菌性創傷治療剤を提供する。 【解決手段】 下記式〔I〕で示されるペプチドと感染
性皮膚疾患用剤(例、硫酸カナマイシン、硫酸ゲンタマ
イシン、硫酸フラジオマイシン、硫酸ポリミキシンB)
を含む抗菌性創傷治療剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後述の式〔1〕で
示されるペプチドからなる創傷治癒物質を有効成分とし
て含む抗菌性創傷治療剤に関する。
【0002】
【従来の技術】創傷は、外科的切開、消化管潰瘍、火
傷、裂傷または皮膚潰瘍(褥瘡など)などの表面組織の
損傷である。創傷の治療法としては、受傷部を応急処置
したのち、生体の自然の回復力によって受傷部が治癒す
るのを待つのが常法である。しかしながら、回復までに
長期間を要し、痛みをはじめとした患者の苦痛は並大抵
のものではない。そこで、自然治癒に頼ることなく、積
極的かつ直接的に治癒を促進させることが望まれてい
る。創傷の治癒は一般に細胞増殖による新しい結合組織
および上皮組織の形成に依存し、創傷の治癒に関与する
細胞の分化、増殖過程を刺激あるいは促進する薬剤が有
効であると考えられている。
【0003】従来、創傷治癒の促進作用を示すものとし
ては、幼牛血液抽出物(ソルコセリル)(応用薬理、2
2巻、565〜579頁、1981年)や塩化リゾチー
ムなどが報告されている。
【0004】通常、健常な皮膚は外界からのバリヤー的
役割を果たしており、微生物の感染が問題になることは
殆どない。しかしながら、受傷部では、表面組織の損傷
により、この能力が極端に低下しており、微生物の感染
が起こり易い状態となっている。一般に微生物の感染に
より、創傷治癒が遅延することが知られており、受傷部
の感染は大きな問題となる。この場合、特に問題になる
のは、黄色ブドウ球菌(特に、メチシリン耐性黄色ブド
ウ球菌:MRSA)および緑膿菌である。そのため、必
要に応じてこれら微生物に対して有効な、種々の感染性
皮膚疾患用剤を用いることが多い。
【0005】本発明者らは、先に国際出願したWO96
/12732号公報において、下記式〔1〕で表される
ペプチド(以下、創傷治癒ペプチドという)が、強力な
創傷治癒促進効果を有するだけでなく、MRSAを含む
黄色ブドウ球菌をはじめとするグラム陽性菌に対する抗
菌活性をも有し、これら両面から非常に有用な薬剤であ
ることを開示している。
【0006】
【化2】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記創傷治癒
ペプチドは、緑膿菌をはじめとするグラム陰性菌に対す
る抗菌活性が弱く、その感染を防止することは難しい。
【0008】本発明の目的は、この点に鑑み、創傷治療
に有用性が高く、グラム陽性菌だけでなく、緑膿菌など
のグラム陰性菌による感染性皮膚疾患をも防ぎ得る抗菌
性創傷治療剤を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の抗菌性創傷治療
剤は、上記の式〔1〕で示されるペプチドと感染性皮膚
疾患用剤とを含有することを特徴とする。
【0010】本発明で用いられる創傷治癒ペプチドは、
ストレプトマイセス属に属する該創傷治癒ペプチド生産
菌株、例えば、放線菌ストレプトマイセス・ノビリス
(Streptomyces nobilis、以下「S.ノビリス」と略記
する)を培養し、得られた培養液または同液の乾固物も
しくは培養菌体から有機溶剤によって抽出された抽出物
を、各種カラムクロマトグラフィーに付し、目的物を含
むカラムクロマトグラフィー画分を再結晶処理すること
により得られる。
【0011】上記創傷治癒ペプチドを生産する放線菌
S.ノビリスは、公的保存機関から入手可能であり、た
とえば理化学研究所の保存菌(JCM4274)(これ
は米国においてATCC19252およびオランダにお
いてCBS198.65としても保存)などの菌が使用
できる。
【0012】上記創傷治癒ペプチドを得る方法は、本発
明者らが先に国際出願したWO96/12732号公報
に記載の方法によって得られる。
【0013】本発明で用いられる感染性皮膚疾患用剤
は、特に限定されず、例えば、サルファ剤、アミノグリ
コシド系抗生物質、アントラサイクリン系抗生物質、オ
キセフェム系抗生物質、テトラサイクリン系抗生物質、
ブレオマイシン系抗生物質、ペニシリン系抗生物質、ペ
プチド系抗生物質、ポリエンマクロライド系抗生物質、
マクロライド系抗生物質、モノバクタム系抗生物質、リ
ンコマイシン系抗生物質、または、これらを組み合わせ
たものが用いられ、好ましい抗生物質としては、スルフ
ァジアジン銀、硫酸カナマイシン、硫酸ゲンタマイシ
ン、硫酸フラジオマイシン、硫酸ポリミキシンなどが挙
げられる。
【0014】本発明に用いられる感染性皮膚疾患用剤
は、特に、グラム陰性菌に有効な感染性皮膚疾患用剤で
あることが好ましい。
【0015】本発明に用いられる感染性皮膚疾患用剤
は、特に、緑膿菌に有効な感染性皮膚疾患用剤であるこ
とが好ましい。
【0016】上記創傷治癒ペプチドと感染性皮膚疾患用
剤とを製剤化して本発明の抗菌性創傷治療剤を得るに
は、通常はこれらを製剤用担体とともに製剤組成物の形
態とする。担体としては剤形に応じた薬剤を調製するの
に通常使用される充填剤、崩壊剤、増量剤、結合剤、着
色剤、矯味矯臭剤、pH調整剤、可溶化剤、懸濁化剤、
緩衝剤、安定化剤、保存剤、付質剤、界面活性剤、滑沢
剤、賦形剤、抗酸化剤、分散剤、噴射剤、溶解剤、溶解
補助剤が例示される。また適当な溶剤を選定することに
より、創傷治癒ペプチドと感染性皮膚疾患用剤とをその
ままの形態で液剤として使用することもできる。
【0017】上記創傷治癒ペプチドと感染性皮膚疾患用
剤とを用いて製剤化される抗菌性創傷治療剤の投与単位
形態としては、上記のごとき液剤のほか、錠剤、丸剤、
飲用液剤、リモナーゼ剤、注入剤、散剤、懸濁剤、乳
剤、顆粒剤、エキス剤、細粒剤、シロップ剤、浸剤、煎
剤、点眼剤、トローチ剤、パップ剤、リニメント剤、ロ
ーション剤、エリキシル剤、眼軟膏剤、硬膏剤、カプセ
ル剤、坐剤、浣腸剤、注射剤(液剤、懸濁剤など)、貼
付剤、軟膏剤、ゼリー剤、パスタ剤、吸入剤、クリーム
剤、スプレー剤、点鼻剤、エアゾール剤などが例示され
る。
【0018】抗菌性創傷治療剤中に含有すべき上記創傷
治癒ペプチドおよび感染性皮膚疾患用剤の量は、特に限
定されず広範囲に適宜選択されるが、抗菌性創傷治療剤
中に、好ましくは、上記創傷治癒ペプチドは10-7〜1
0重量%、感染性皮膚疾患用剤は0.01〜50重量%
の範囲である。
【0019】本発明の抗菌性創傷治療剤は、その使用に
際し各種形態に応じた方法で投与される。たとえば外用
剤の場合には、これを皮膚ないしは粘膜などの受傷部位
に直接噴霧、貼付または塗布し、錠剤、丸剤、飲用液
剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤およびカプセル剤の場合には
経口投与され、注射剤の場合には静脈内、筋肉内、皮
内、皮下、関節腔内もしくは腹腔内投与され、坐剤の場
合には直腸内投与される。
【0020】本発明の抗菌性創傷治療剤の投与量は、使
用目的、症状などにより適宜選択されるが、通常は1日
当り、上記創傷治癒ペプチドとして10pg/kg〜1
00mg/kg程度、感染性皮膚疾患用剤として1μg
/kg〜500mg/kg程度の範囲である。また上記
製剤組成物を1〜4回/日に分けて投与することももち
ろん差し支えない。
【0021】
【発明の実施の形態】
創傷治癒ペプチドの製造例 理化学研究所から入手した放線菌S.ノビリス(JCM
4274)を、酵母エキス0.2%(w/v)添加澱粉
・アンモニウム培地100ml中で40時間振盪培養
(前々培養)し、続いて同培地3リットルに前々培養菌
液60mlを接種し、25時間振盪培養(種培養)し
た。さらに澱粉・アンモニウム培地(蒸留水100ml
中に可溶性澱粉を1g、リン酸水素二カリウムを0.0
5g、塩化アンモニウムを0.05g含む)285リッ
トルに種培養した全量を接種し、約30℃で8日間振盪
培養した。得られた菌体215g(湿重量)にジクロロ
メタン2.15リットルを加え、30分間超音波処理を
した後、さらにジクロロメタン8.6リットルを添加
し、全体を室温で1時間攪拌した。菌体を濾別後、得ら
れた濾液を濃縮乾固した。この抽出物の乾固物を少量の
ヘキサンに溶解した後、ヘキサン相をメタノールで3回
抽出処理した。ヘキサン不溶物とメタノール抽出物をメ
タノールに再溶解した。
【0022】次に、上記により得られた溶剤抽出物を、
ODS(オクタデシルジメチルクロロシラン)担体28
gに吸着させた。ついで、ODS担体275gを充填し
た径3.2cmのカラム内の上記担体上に上記抽出物吸
着担体約30gをチャージし、ODSカラムを作成し
た。このODSカラムを用いて下記の条件で精製を行な
った。溶出溶剤としてa)メタノール:アセトニトリ
ル:水=7:7:6を1.5リットル、b)メタノー
ル:アセトニトリル:水=8:8:4を1.2リット
ル、c)メタノール:アセトニトリル:水=9:9:2
を200ml、d)メタノール:アセトニトリル:水=
19:19:2を1リットル、e)メタノールを500
ml、この順に流速10.5ml/分で流した。分画
は、溶剤組成を変更する毎に行い、特にメタノール:ア
セトニトリル:水=19:19:2の溶出画分は、適宜
フラクションコレクターを用いて少量ずつ(2分間ず
つ)分画した。各溶出画分について、ODS−80T
M、内径4.6mm×長さ25.0cmの東ソー社製の
カラムを用いたHPLC(日立社製、ポンプL−600
0、L−6200、検出器L−3000、カラムオープ
ン655A−52)において、検出波長210nm、カ
ラム温度40℃、流速1ml/分の条件で、溶離液とし
て水:アセトニトリル:メタノール=6:7:7(0
分)〜0:1:1(30分)を用いて分析を行った。上
記画分のうちリテンションタイムが18〜20分のピー
クを含むもののみを集め、同一画分とし(840m
g)、メタノール−水を用いて繰り返し再結晶を行い、
針状結晶の創傷治癒ペプチド330mgを得た。
【0023】この物質の構造は、種々の機器分析データ
より、WO96/12732号公報に記載された物質と
同一であることを確認した。
【0024】構造分析データ 製造例で得られた物質の機器分析データを以下に示す。
【0025】1.MS ・ESI−MS:m/z=913.6(M+H−H
2 O)+ ,931.6(M+H)+ ,953.6(M+
Na)+ ・HRFAB−MS Found : m/z=913.5079(M+H−H
2 O)+ ,m/z=913,953,931(913が
メイン,931は非常に小さい) Calcd for : C45698 12 m/z=913.5053
【0026】2.IR IR: 3,400cm-1:−OH, −NH,2,90
0cm-1:アルキル基,1,750cm-1:−C(=
O)−O−,1,650cm-1:−C(=O)−NH−
【0027】3.アミノ酸分析 加水分解物としてD−セリン、L−アラニンおよびD−
N−メチル−フェニルアラニンが認められた。
【0028】試験例1 抗菌活性 上記創傷治癒ペプチドのメタノール溶液(10000μ
g/ml)を、滅菌水で1μg/mlとなるように希釈
液を調製した。また、硫酸カナマイシン(和光純薬社
製)水溶液(100μg/ml)(実施例1)、硫酸ゲ
ンタマイシン(和光純薬社製)水溶液(10μg/m
l)(実施例2)、硫酸フラジオマイシン(和光純薬社
製)水溶液(100μg/ml)(実施例3)、または
硫酸ポリミキシンB(和光純薬社製)水溶液(100μ
g/ml)(実施例4)を調製した。
【0029】約50℃に保った感受性測定用培地〔細
菌:Mueller Hinton Broth(Difco) 〕に、各薬剤の溶液
を表1の濃度になるように加え、十分に混合後、シャー
レに分注し、固化させて感受性測定用平板培地を作成し
た。なお、この試験の比較例として、上記創傷治癒ペプ
チドのみを表1の濃度になるように加えた感受性測定用
平板培地も同様に作成した。また、これらの試験のコン
トロールとして、上記創傷治癒ペプチドも感染性皮膚疾
患用剤も加えない、感受性測定用平板培地のみも同様に
作成した。
【0030】
【表1】
【0031】被験菌として、グラム陽性菌である、被験
菌Staphylococcus aureus IFO 12732 (黄色ブドウ球
菌)、被験菌Staphylococcus aureus IID 1677(methi
cillin-resistant S.aureus;MRSA) 、被験菌Enteroco
ccus faecalis IFO 12964 (腸球菌)および被験菌St
aphylococcus epidermidis IFO 13889(表皮ブドウ球
菌)、並びに、グラム陰性菌である、被験菌Pseudomo
nas aeruginosa IFO 13275(緑膿菌)を用いた。
【0032】各被験菌を、上記被験菌〜について
は、Mueller Hinton Brothを用い、また上記被験菌に
ついては、0.4%硝酸カリウム加 Mueller Hinton Br
oth を用いて、35℃で18〜20時間培養を行い、 M
ueller Hinton Broth を用いて菌数が約106 /mlに
なるように調製し接種用菌液を作成した。接種用菌液を
感受性測定用平板にプラスチック製ループ(内径約1m
m)で2cm程度画線塗抹し、35℃で18〜20時間
培養した。所定時間培養後、菌の発育が阻止されるかど
うかを調べ、結果を表2に示した。なお、表2におい
て、○は抗菌活性あり(菌の発育が阻止された)、×は
抗菌活性なし(菌の発育が阻止されなかった)、を示
す。
【0033】
【表2】
【0034】表2より、上記創傷治癒ペプチドは、黄色
ブドウ球菌をはじめとするグラム陽性菌に対しては顕著
な抗菌作用を示すが、緑膿菌のようなグラム陰性菌に対
しては、抗菌作用が強くはないことが分かった。しか
し、グラム陰性菌に有効な感染性皮膚疾患用剤と共に用
いることにより、幅広い抗菌作用を示した。
【0035】以上のように、上記創傷治癒ペプチドと感
染性皮膚疾患用剤とを含有する本発明の抗菌性創傷治療
剤は、創傷治癒促進効果に加えて、幅広い抗菌作用を有
し、優れた抗菌性創傷治療剤であることが分かった。
【0036】
【発明の効果】本発明の抗菌性創傷治療剤の構成は、上
記の通りであり、本発明は、創傷治療に有用性が高く、
グラム陽性菌だけでなく、緑膿菌などのグラム陰性菌に
よる感染性皮膚疾患をも防ぎ得る抗菌性創傷治療剤を提
供する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 21/04 C12R 1:465)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式〔1〕 【化1】 で示されるペプチドと感染性皮膚疾患用剤とを含有する
    ことを特徴とする抗菌性創傷治療剤。
  2. 【請求項2】 感染性皮膚疾患用剤がグラム陰性菌に有
    効な感染性皮膚疾患用剤である請求項1記載の抗菌性創
    傷治療剤。
  3. 【請求項3】 感染性皮膚疾患用剤が緑膿菌に有効な感
    染性皮膚疾患用剤である請求項1記載の抗菌性創傷治療
    剤。
JP8225312A 1996-08-27 1996-08-27 抗菌性創傷治療剤 Pending JPH1067677A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005025598A1 (ja) * 2003-09-16 2005-03-24 Astellas Pharma Inc. Propionibacterium acnesに対する抗菌剤

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