JPH1067336A - かじ取り可能な車両におけるかじ取り軸の軸受箱 - Google Patents
かじ取り可能な車両におけるかじ取り軸の軸受箱Info
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- JPH1067336A JPH1067336A JP9170593A JP17059397A JPH1067336A JP H1067336 A JPH1067336 A JP H1067336A JP 9170593 A JP9170593 A JP 9170593A JP 17059397 A JP17059397 A JP 17059397A JP H1067336 A JPH1067336 A JP H1067336A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 溶接作業を用いないかじ取り軸の軸受箱およ
びその製造方法を得る。 【解決手段】 かじ取り軸の軸受箱は、かじ取り軸を囲
みかつかじ取り軸の縦方向に対して垂直な実質的にＵ字
形断面を有する第１部分１、第１部分の両脚部４に連結
される実質的に平らな部分より成りかつ両端に軸受取付
具１３を有する第２部分２、および第２部分に平行に第
１部分の両脚部４に連結され第１部分の開口を閉鎖する
第３部分３から構成された案内片を有する。第１部分１
はパンチ加工および曲げ加工によって形成され、第２部
分２および第３部分３はパンチ加工によって形成され
る。第２部分２および第３部分３はリベットタブ１１を
一体に設けられ、第１部分１には対応する孔が設けられ
る。第２部分２に一体に形成された軸受取付具１３は、
組み立てに先立って第２部分２の面に垂直に折曲げられ
る。
びその製造方法を得る。 【解決手段】 かじ取り軸の軸受箱は、かじ取り軸を囲
みかつかじ取り軸の縦方向に対して垂直な実質的にＵ字
形断面を有する第１部分１、第１部分の両脚部４に連結
される実質的に平らな部分より成りかつ両端に軸受取付
具１３を有する第２部分２、および第２部分に平行に第
１部分の両脚部４に連結され第１部分の開口を閉鎖する
第３部分３から構成された案内片を有する。第１部分１
はパンチ加工および曲げ加工によって形成され、第２部
分２および第３部分３はパンチ加工によって形成され
る。第２部分２および第３部分３はリベットタブ１１を
一体に設けられ、第１部分１には対応する孔が設けられ
る。第２部分２に一体に形成された軸受取付具１３は、
組み立てに先立って第２部分２の面に垂直に折曲げられ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両におけるかじ取
り軸のための軸受箱に関する。本発明はさらに、かかる
軸受箱を製造する方法に関する。
り軸のための軸受箱に関する。本発明はさらに、かかる
軸受箱を製造する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】かかる軸受箱は公知で、たとえば乗用車
および他の自動車に使用されている。公知の軸受箱は、
鋼板から曲げ加工および溶接によって成形された管より
成り、該管はかじ取り軸を囲み、その両端はかじ取り軸
の軸受を受け入れるように構成されている。管は、Ｕ字
形断面の部品を該管上に溶接することによって、さらに
補強される。
および他の自動車に使用されている。公知の軸受箱は、
鋼板から曲げ加工および溶接によって成形された管より
成り、該管はかじ取り軸を囲み、その両端はかじ取り軸
の軸受を受け入れるように構成されている。管は、Ｕ字
形断面の部品を該管上に溶接することによって、さらに
補強される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鋼板か
ら曲げ加工および溶接によって円筒形の管を正確に成形
することはきわめて困難であるため、それらがかじ取り
軸の軸受取付け位置として使用されるとき、管の端部に
必要な公差を得ることはほぼ不可能である。さらに、最
終的に溶接継目が残り、引続いて管端をさらに仕上げ加
工しなければならず、この工程は経費を要し好ましくな
い。本発明の第１の、主要な目的は、こわさ（stiffnes
s ）が大きく、車両のかじ取り軸を簡単かつ正確に支持
し得る軸受を得ることにある。本発明の他の目的は、軸
受箱を製造する新規かつ有用な方法を得ることにある。
この方法は、経費が掛からず信頼性のある方法でなけれ
ばならない。
ら曲げ加工および溶接によって円筒形の管を正確に成形
することはきわめて困難であるため、それらがかじ取り
軸の軸受取付け位置として使用されるとき、管の端部に
必要な公差を得ることはほぼ不可能である。さらに、最
終的に溶接継目が残り、引続いて管端をさらに仕上げ加
工しなければならず、この工程は経費を要し好ましくな
い。本発明の第１の、主要な目的は、こわさ（stiffnes
s ）が大きく、車両のかじ取り軸を簡単かつ正確に支持
し得る軸受を得ることにある。本発明の他の目的は、軸
受箱を製造する新規かつ有用な方法を得ることにある。
この方法は、経費が掛からず信頼性のある方法でなけれ
ばならない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記第１の目的は、車両
に固定しようとする案内片を有する本発明の軸受箱によ
って達成される。案内片はかじ取り軸を囲み、かつかじ
取り軸の軸受をうけ入れるため両端に予め製造された連
続した継目のない軸受取付具を有する。かくして、優れ
た軸受特性が保障されるとともに、案内片の異なった構
造に対する適応性が得られ、そこで案内片を最善のもの
とすることができる。前記第２の目的は、実質的に平ら
な素材から、パンチ加工、曲げ加工および固定作業によ
って、車両に固定し得る案内片を成形することを含む本
発明の方法によって達成される。かじ取り軸を囲む案内
片は、製造工程中、かじ取り軸の軸受を受け入れる二つ
の取付け位置が形成されるように成形され、固定作業が
別の固定材料を使用することなしに実施される。そこで
適切ですっきりした連結が達成される。
に固定しようとする案内片を有する本発明の軸受箱によ
って達成される。案内片はかじ取り軸を囲み、かつかじ
取り軸の軸受をうけ入れるため両端に予め製造された連
続した継目のない軸受取付具を有する。かくして、優れ
た軸受特性が保障されるとともに、案内片の異なった構
造に対する適応性が得られ、そこで案内片を最善のもの
とすることができる。前記第２の目的は、実質的に平ら
な素材から、パンチ加工、曲げ加工および固定作業によ
って、車両に固定し得る案内片を成形することを含む本
発明の方法によって達成される。かじ取り軸を囲む案内
片は、製造工程中、かじ取り軸の軸受を受け入れる二つ
の取付け位置が形成されるように成形され、固定作業が
別の固定材料を使用することなしに実施される。そこで
適切ですっきりした連結が達成される。
【０００５】他の有利な特徴および実施例が従属項に記
載されている。しかして、軸受の取取付け位置または場
所は、案内片に、リベット止めによって固定される。案
内片はかじ取り軸の縦方向に対して垂直な実質的にＵ字
形断面の第１部分を有することができ、この第１部分は
第２の実質的に平らな部分で閉鎖されている。第３の実
質的に平らな部分を安定装置として設けることができ
る。案内片は固定用のブラケットを備えることができ
る。前記第１部分は中央切欠きによって弱めることがで
き、この手段はかじ取り軸の縦方向に延びるその横方向
脚部の跳ね戻り弾性を補償することができる。かじ取り
軸の軸受取付け位置は、湾曲したブラケットによって、
前記第２部分に連結することができる。他の目的および
利点は、本発明の特殊な実施例の記載からさらに明瞭に
なるであろうが、この記載は単に説明のためのもので、
本発明を限定するものでない。
載されている。しかして、軸受の取取付け位置または場
所は、案内片に、リベット止めによって固定される。案
内片はかじ取り軸の縦方向に対して垂直な実質的にＵ字
形断面の第１部分を有することができ、この第１部分は
第２の実質的に平らな部分で閉鎖されている。第３の実
質的に平らな部分を安定装置として設けることができ
る。案内片は固定用のブラケットを備えることができ
る。前記第１部分は中央切欠きによって弱めることがで
き、この手段はかじ取り軸の縦方向に延びるその横方向
脚部の跳ね戻り弾性を補償することができる。かじ取り
軸の軸受取付け位置は、湾曲したブラケットによって、
前記第２部分に連結することができる。他の目的および
利点は、本発明の特殊な実施例の記載からさらに明瞭に
なるであろうが、この記載は単に説明のためのもので、
本発明を限定するものでない。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は、パンチ加工されかつ曲げ
加工され、さらに互いにリベット止めされた三つの部分
１，２および３より成る案内片を示す。部分２および３
は、他の図面に基づいて下記にさらに詳細に説明する。
パンチ加工され曲げ加工された部分１は、湾曲した上部
および二つの平らな横方向脚部４より成る、Ｕ字形断面
を有する。部分１はその頂点に、その全長に亘って延在
する弱め溝また切欠き５を有する。この弱め切欠きは、
Ｕ字形の、湾曲部分１内の残留張力を、製造中の十分正
確な成形をもはや損なうことのない最小値に減少する、
弱められた曲げ位置を形成する。部分１の両脚部４はそ
れぞれ溝または窓６を有する。これらの窓は、軸受箱を
車両の横方向部材７上で縦方向に変位可能に取付けるの
に使用される（図２参照）。部分１は、たとえば、ケー
ブル、導管または同様の要素を取付けるのに使用し得る
横方向延長部８を備えている。ホルダ９は位置１０にお
いて延長部８にリベット止めされている。
加工され、さらに互いにリベット止めされた三つの部分
１，２および３より成る案内片を示す。部分２および３
は、他の図面に基づいて下記にさらに詳細に説明する。
パンチ加工され曲げ加工された部分１は、湾曲した上部
および二つの平らな横方向脚部４より成る、Ｕ字形断面
を有する。部分１はその頂点に、その全長に亘って延在
する弱め溝また切欠き５を有する。この弱め切欠きは、
Ｕ字形の、湾曲部分１内の残留張力を、製造中の十分正
確な成形をもはや損なうことのない最小値に減少する、
弱められた曲げ位置を形成する。部分１の両脚部４はそ
れぞれ溝または窓６を有する。これらの窓は、軸受箱を
車両の横方向部材７上で縦方向に変位可能に取付けるの
に使用される（図２参照）。部分１は、たとえば、ケー
ブル、導管または同様の要素を取付けるのに使用し得る
横方向延長部８を備えている。ホルダ９は位置１０にお
いて延長部８にリベット止めされている。
【０００７】部分２および３は、いずれもリベット止め
によって部分１に連結されている。リベット止め部１１
は図１および図３から分かるであろう。部分２および３
は、部分１の脚部４の対応する孔に係合してそこにコー
キング（かしめ）される横方向タブ１１を備えている。
部分３は、部分１をその下方開放端において補強しかつ
部分的に閉鎖する平らな板として形成されている。図５
から図８にそれぞれ示された部分２は、部分１にリベッ
ト止めするための横方向タブ１１を支持する僅かにアー
チ状の中央部分１２を有する。部分２は、その両端で軸
受取付具または軸受支持要素１３に一体に連結されてい
る。これらの軸受取付具はアイロニング法（Ｄ＆Ｉ；引
抜きおよびアイロニング加工）により、すなわち高精度
の非切断成形によって継目なしに製造される。別々に成
形された軸受取付具１３が軸受箱の軸受機能を奏する一
方、案内片１，２，３は必要な剛性を確保する。
によって部分１に連結されている。リベット止め部１１
は図１および図３から分かるであろう。部分２および３
は、部分１の脚部４の対応する孔に係合してそこにコー
キング（かしめ）される横方向タブ１１を備えている。
部分３は、部分１をその下方開放端において補強しかつ
部分的に閉鎖する平らな板として形成されている。図５
から図８にそれぞれ示された部分２は、部分１にリベッ
ト止めするための横方向タブ１１を支持する僅かにアー
チ状の中央部分１２を有する。部分２は、その両端で軸
受取付具または軸受支持要素１３に一体に連結されてい
る。これらの軸受取付具はアイロニング法（Ｄ＆Ｉ；引
抜きおよびアイロニング加工）により、すなわち高精度
の非切断成形によって継目なしに製造される。別々に成
形された軸受取付具１３が軸受箱の軸受機能を奏する一
方、案内片１，２，３は必要な剛性を確保する。
【０００８】リング形軸受取付位置（site）または軸受
取付具１３は、湾曲したブラケット１４によって部分２
の中央部分１２に連結されている。図２に示されたよう
に、玉軸受がプレス嵌めによってリング１３に挿入さ
れ、図２だけに示されたかじ取り軸１５を支持すべく作
用する。図１，図７および図８に示されたように、軸受
取付具１３はそれらのフランジ区域内にリベットタブ１
６を備え、それらは部分１の突起１７にリベット止めに
よって連結される（図１参照）。図１の後方に示された
部分１と２との連結は、連結が下方では図８によるリベ
ットタブ１６によって実施されるが、上方では取付具１
３の後方フランジに係合する部分１のフック１８によっ
て実施されることにおいて、僅かに異なった構造であ
る。かくして部分１および２は、いずれも非切断成形に
よって製造された部分によって、それらの中央部分なら
びにそれらの正面付近で一緒に固定される。したがっ
て、追加の固定手段およびとくに、追加の費用の掛かる
材料の使用を要する溶接作業は必要ない。リベット止め
の代わりに点溶接を実施すること、またはリベットを補
強するため点溶接を実施することだけが考えられる。
取付具１３は、湾曲したブラケット１４によって部分２
の中央部分１２に連結されている。図２に示されたよう
に、玉軸受がプレス嵌めによってリング１３に挿入さ
れ、図２だけに示されたかじ取り軸１５を支持すべく作
用する。図１，図７および図８に示されたように、軸受
取付具１３はそれらのフランジ区域内にリベットタブ１
６を備え、それらは部分１の突起１７にリベット止めに
よって連結される（図１参照）。図１の後方に示された
部分１と２との連結は、連結が下方では図８によるリベ
ットタブ１６によって実施されるが、上方では取付具１
３の後方フランジに係合する部分１のフック１８によっ
て実施されることにおいて、僅かに異なった構造であ
る。かくして部分１および２は、いずれも非切断成形に
よって製造された部分によって、それらの中央部分なら
びにそれらの正面付近で一緒に固定される。したがっ
て、追加の固定手段およびとくに、追加の費用の掛かる
材料の使用を要する溶接作業は必要ない。リベット止め
の代わりに点溶接を実施すること、またはリベットを補
強するため点溶接を実施することだけが考えられる。
【０００９】上記説明からすでに明らかなように、本発
明による軸受箱は、純粋に非切削成形および仕上げ成形
によって、とくに有効にかつ高い精度で製造される。す
べての部分は平らな材料からまずパンチ加工される。つ
いで、部分１はＵ字形に曲げられるが、部分２および３
を挿入できるように、その脚部はいくぶん広げたままに
される。部分２の軸受取付けリング１３は、ブラケット
１４を図示の形状に曲げて精密に調節することによって
成形される。部分１，２および３は別々に特殊な製造装
置に導入され、部分２の上方リベットタブ１６は突起１
７の開口に挿入される。ついで部分１の脚部４が押され
て平行平面状にされ、部分２および３のリベットタブが
部分１の対応する開口に進入し、リベット止めが実施さ
れる。フック１８もリング１３の一つのフランジ部分に
緊密に成形される。
明による軸受箱は、純粋に非切削成形および仕上げ成形
によって、とくに有効にかつ高い精度で製造される。す
べての部分は平らな材料からまずパンチ加工される。つ
いで、部分１はＵ字形に曲げられるが、部分２および３
を挿入できるように、その脚部はいくぶん広げたままに
される。部分２の軸受取付けリング１３は、ブラケット
１４を図示の形状に曲げて精密に調節することによって
成形される。部分１，２および３は別々に特殊な製造装
置に導入され、部分２の上方リベットタブ１６は突起１
７の開口に挿入される。ついで部分１の脚部４が押され
て平行平面状にされ、部分２および３のリベットタブが
部分１の対応する開口に進入し、リベット止めが実施さ
れる。フック１８もリング１３の一つのフランジ部分に
緊密に成形される。
【００１０】この工程は、成形作業がいずれも溶接、螺
着または他の連結手段なしに実施されるために、製造を
とくに簡単に自動化することができる。またリベット止
めはいずれも、部分１から３に形成された各要素によ
り、特殊なリベットなしに実施される。しかして追加の
固定材料は必要ない。軸受取付具１３と一体の部分２の
製造は、とくに簡単で、軸受をうけ入れる二つのリング
１３が互いに一体に連結され、確実に玉軸受をうけ入れ
るリング１３内径の高精度ならびにそれらのとくに正確
な調節を可能にする。さらに、部分２は曲げ加工の前に
簡単に積み重ねることができ、合間の貯蔵を容易にす
る。
着または他の連結手段なしに実施されるために、製造を
とくに簡単に自動化することができる。またリベット止
めはいずれも、部分１から３に形成された各要素によ
り、特殊なリベットなしに実施される。しかして追加の
固定材料は必要ない。軸受取付具１３と一体の部分２の
製造は、とくに簡単で、軸受をうけ入れる二つのリング
１３が互いに一体に連結され、確実に玉軸受をうけ入れ
るリング１３内径の高精度ならびにそれらのとくに正確
な調節を可能にする。さらに、部分２は曲げ加工の前に
簡単に積み重ねることができ、合間の貯蔵を容易にす
る。
【００１１】これらの軸受取付具１３を別々の部品とし
て製造し、それらを他の部品にリベット止めすることこ
とも考えられる。しかしながら、補強手段として作用す
る二つの部分２および３は、この場合軸受箱を横方向に
十分に補強するためにも使用することができ、その理由
はこの軸受箱がその組込状態においてかなりの横方向力
をうけるからである。また、軸受取付具１３を部分１と
一体に製造することもできる。請求項において、リング
形軸受取付具または軸受座１３は、全体的に“軸受取付
具”と記載されている。この用語は、かじ取り軸１５を
支持すべく作用するかまたはこの軸の軸受をうけ入れる
べく作用する軸受箱に取付位置を設計することと理解す
べきである。実際、リング１３は直接かじ取り軸１５用
の平軸受の軸受殻体として作用することもできる。
て製造し、それらを他の部品にリベット止めすることこ
とも考えられる。しかしながら、補強手段として作用す
る二つの部分２および３は、この場合軸受箱を横方向に
十分に補強するためにも使用することができ、その理由
はこの軸受箱がその組込状態においてかなりの横方向力
をうけるからである。また、軸受取付具１３を部分１と
一体に製造することもできる。請求項において、リング
形軸受取付具または軸受座１３は、全体的に“軸受取付
具”と記載されている。この用語は、かじ取り軸１５を
支持すべく作用するかまたはこの軸の軸受をうけ入れる
べく作用する軸受箱に取付位置を設計することと理解す
べきである。実際、リング１３は直接かじ取り軸１５用
の平軸受の軸受殻体として作用することもできる。
【図１】本発明による軸受箱の斜視図。
【図２】かじ取り軸を取付けた図１の軸受箱の線図状の
断面図。
断面図。
【図３】本発明による軸受箱の側面図。
【図４】本発明による軸受箱の上面図。
【図５】本発明による軸受箱の一部の上面図。
【図６】本発明による軸受箱の一部の側面図。
【図７】図５および図６に示された部分の右側正面図。
【図８】図５および図６に示された部分の左側正面図。
１ 部分 ２ 部分 ３ 部分 ４ 脚部 ５ 切欠き ６ 窓 ７ 横方向部材 ８ 延長部 ９ ホルダ １０ 固定位置 １１ リベットタブ １２ 中央部分 １３ 軸受取付具 １４ ブラケット １５ かじ取り軸 １６ タブ １７ 突起 １８ フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス，ジョール スイス国ケールザッツ，タルシュトラーセ 54
Claims (15)
- 【請求項１】 かじ取り可能な車両におけるかじ取り軸
の軸受箱において、前記軸受箱がかじ取り軸を囲む案内
片を有し、前記案内片が車両に固定されるべく配置され
かつその両端にそれぞれかじ取り軸のための継目のない
軸受取付具を有する前記軸受箱。 - 【請求項２】 前記軸受取付具が両方ともリベット連結
によって案内片に固定される請求項１に記載の軸受箱。 - 【請求項３】 前記案内片がかじ取り軸を囲む第１部分
を有し、この第１部分がかじ取り軸の縦方向に対して垂
直な実質的にＵ字形断面であって、第２の、実質的に平
らな部分により閉鎖される請求項１に記載の軸受箱。 - 【請求項４】 第３の実質的に平らな部分が、安定化の
ため、第１部分上に、第２部分と平行に設けられた請求
項３に記載の軸受箱。 - 【請求項５】 前記第２部分および第３部分がリベット
連結によって前記第１部分に固定される請求項４に記載
の軸受箱。 - 【請求項６】 前記案内片が横方向固定タブを備えてい
る請求項１に記載の軸受箱。 - 【請求項７】 前記第１部分が、その横方向脚部の戻り
弾性を補償するために、かじ取り軸の縦方向の中央切欠
きにより弱められている請求項３に記載の軸受箱。 - 【請求項８】 かじ取り軸のための軸受取付具が湾曲し
たブラケットによって前記第２部分に連結される請求項
３に記載の軸受箱。 - 【請求項９】 かじ取り可能な車両におけるかじ取り軸
のための軸受取付具を製造する方法において、前記方法
が、実質的に平らな素材から、パンチ加工、曲げ加工お
よび固定作業によって、かじ取り軸を囲みかつ車両に固
定可能な案内片を成形することを含み、前記案内片がか
じ取り軸のための二つの軸受取付具を有し、前記固定作
業が別の固定材料なしで実施される前記方法。 - 【請求項１０】 前記固定作業がリベット連結によって
実施される請求項９に記載の方法。 - 【請求項１１】 かじ取り軸を囲む第１部分が第１の素
材からパンチ加工および曲げ加工によって成形され、前
記第１部分がかじ取り軸の縦方向に対して垂直な実質的
にＵ字形断面である請求項９に記載の方法。 - 【請求項１２】 第２の実質的に平らな部分が第２の素
材からパンチ加工によって成形される請求項９に記載の
方法。 - 【請求項１３】 かじ取り軸のためのリング状の継目の
ない軸受取付具がアイロニング技術によって前記第２部
分の両端にさらに成形され、前記軸受取付具が実質的に
前記第２部分の平面内に位置する請求項１２に記載の方
法。 - 【請求項１４】 前記軸受取付具が、軸受箱組み立て
中、前記第２部分の平面からその平面に垂直な位置に曲
げられ、次いでかじ取り軸を囲む案内片が前記第１部分
をさらに曲げて前記第１部分と第２部分をリベット止め
することによって完成される請求項１３に記載の方法。 - 【請求項１５】 第３の実質的に平らな部分がさらに、
前記案内片の組み立て中、安定化のために、前記第１の
部分に前記第２部分と平行に固定される請求項１４に記
載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH161596 | 1996-06-27 | ||
| CH19961615/96 | 1996-06-27 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1067336A true JPH1067336A (ja) | 1998-03-10 |
Family
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