JPH1066953A - 脱臭機能付生ゴミ消滅機 - Google Patents

脱臭機能付生ゴミ消滅機

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JPH1066953A
JPH1066953A JP8224951A JP22495196A JPH1066953A JP H1066953 A JPH1066953 A JP H1066953A JP 8224951 A JP8224951 A JP 8224951A JP 22495196 A JP22495196 A JP 22495196A JP H1066953 A JPH1066953 A JP H1066953A
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Tsutomu Hiromi
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YUUSHIN ENG KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ゴミの分解・消滅は勿論のこと、その過程
で発生する臭気を効率良く脱臭することができ、しかも
使い勝手の良い脱臭機能付生ゴミ消滅機を提供する。 【解決手段】 発酵機10の発酵槽11に、発酵槽11
内の臭気を吸入・脱臭して外部に排出する脱臭機30が
取付けられ、脱臭機30は、発酵槽11の臭気を吸入す
る臭気吸入口31と、脱臭後の空気を排出するための排
出口32と、吸入口31と排出口32を連通する空気流
路と、空気流路を通じて空気を吸入口31から排出口3
2に導くファン40と、空気流路の上流側から下流側に
順に配置された除塵フィルタ部(図示せず)、白金担持
ヒータ41,42、白金担持触媒ハニカム体43,4
4、冷却ファン51、オゾン発生体52、及びマンガン
系脱臭触媒体53とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭等から発生す
る生ゴミを分解・消滅させると共に、その過程で生じる
臭気を脱臭して排出する脱臭機能付生ゴミ消滅機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】家庭等から発生する生ゴミは、廃棄処分
地問題を含め、税金負担の膨大化に伴い社会問題化し始
めている。又、環境問題がクローズアップされる今日、
最も厄介なものの1つに家庭等の生ゴミ問題の解決が揚
げられている。そのために最近では、例えば家庭の庭先
に設置して生ゴミを分解させる容器が市販されたり、自
治体の補助金制度が導入される等、生ゴミ問題に対する
意識の高揚化が始まっている。
【0003】生ゴミを処理する機器類としては、既に生
ゴミ減容器が発売され、その生ゴミ減容器を用いて家庭
内で乾燥減容したゴミをゴミ集積場に搬出したり、或い
は微生物発酵菌を用いた生ゴミ消滅機も市販されてい
る。これらの生ゴミ処理は、いずれの場合も処理の過程
で発生する臭気対策に欠点があり、悪臭問題が発生する
等、利用者が気軽に使用できるものではないのが実情で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】微生物発酵菌を用いた
生ゴミ消滅機では、四季折々の温度条件や廃棄する基質
によっては発酵が不安定となるばかりか、発酵に付帯し
て臭気も発生する。この臭気に対する従来の脱臭解決策
としては、脂肪酸、アミン類を水に溶解させる水洗法、
高温悪臭で生じる脂肪酸を水で冷却し溶解させる冷却
法、臭気成分を微細な多孔質に閉じ込める活性炭吸着
法、脂肪酸、アミン類を水に溶解させる酸・アルカリ洗
浄法、芳香性物質により人の臭覚をごまかすマスキング
法、臭気を800℃以上の高温で燃焼させる直接燃焼
法、細菌の栄養源となる脂肪酸、アミン類を活用して脱
臭する微生物分解法、硫黄化合物、アルデヒド類を反応
させる塩素処理法、不飽和有機化合物、硫化水素、メル
カプタン類、アルデヒド類をオゾンとマンガン系触媒表
面で吸着酸化を繰り返して化学脱臭するオゾン触媒脱臭
法、250〜400℃に臭気を予熱して白金属の活性に
より化学脱臭する燃焼酸化触媒法、等が用いられてい
る。しかし、微生物発酵と脱臭技術が合致した便益性に
優れた生ゴミ消滅機は提供されていないのが現状であ
る。
【0005】従って、本発明は、そのような実情に鑑み
てなされたもので、生ゴミの分解・消滅は勿論のこと、
その過程で発生する臭気を効率良く脱臭することがで
き、しかも使い勝手の良い脱臭機能付生ゴミ消滅機を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の脱臭機能付生ゴミ消滅機
は、生ゴミを微生物で分解・消滅させる発酵槽を有する
発酵機と、この発酵機の発酵槽内の臭気を吸入・脱臭し
て外部に排出する脱臭機とを備え、前記発酵機は発酵槽
に臭気出口を有し、前記脱臭機は、発酵槽の臭気出口に
接続される臭気吸入口と、脱臭後の空気を排出するため
の排出口と、吸入口と排出口を連通する空気流路と、こ
の空気流路を通じて空気を吸入口から排出口に導くファ
ンと、空気流路の上流側から下流側に順に配置された除
塵フィルタ部、ヒータ酸化触媒部、燃焼酸化触媒部、冷
却ファン、オゾン発生部、及びマンガン系脱臭触媒部と
を有することを特徴とする。
【0007】この生ゴミ消滅機では、発酵機の発酵槽内
に生ゴミが投入されると、微生物により生ゴミが発酵し
て分解・消滅する。その過程で生じた臭気は、発酵槽の
臭気出口から脱臭機の臭気吸入口を通じて脱臭機内に吸
入される。吸入された臭気成分を含む空気は、ファンに
より吸入口から排出口に至る空気流路を通過する間に、
除塵フィルタ部で空気中に含まれる塵埃が除去され、次
にヒータ酸化触媒部で、加熱された臭気成分と酸素とが
混合し、酸化脱臭された後、更に燃焼酸化触媒部で、例
えば表面温度が250〜350℃の触媒により脱臭され
る。
【0008】燃焼酸化触媒部を通過した空気は、350
℃以下の高温であるため、冷却ファンにより例えば外気
(冷気)を取り入れて混合し、排気するのに安全な温度
にまで冷却される。冷気と混合された空気は、オゾン発
生部からのオゾンと混合した後、マンガン系脱臭触媒部
で更に残存の臭気が吸着除去され、浄化空気が排出口か
ら外部に排気される。
【0009】従って、この生ゴミ消滅機は、生ゴミの分
解・消滅は勿論のこと、その過程で発生する臭気を効率
良く脱臭することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。一実施形態に係る脱臭機能付生ゴミ消滅
機の外観及び概略内部構造を図1に示す。この生ゴミ消
滅機1は、生ゴミを微生物で分解・消滅させる発酵槽1
1を有する発酵機10と、発酵機10の発酵槽11内の
臭気を吸入・脱臭して外部に排出する脱臭機30とを備
える。
【0011】発酵機10は、発酵槽11の上部に生ゴミ
を投入するための開閉自在なフタ12を有する。発酵槽
11内には、モータ13、プーリ(又はスプロケット)
14,15、攪拌翼16aを有するシャフト16等が配
置されている。プーリ(又はスプロケット)14はベル
ト(又はチェーン)17によりモータ13に連結され、
プーリ(又はスプロケット)15はベルト(又はチェー
ン)18によりプーリ14に連結されている。プーリ1
4,15には、それぞれシャフト16の一端が取付けら
れ、シャフト16の他端は軸受(図示せず)により回転
可能に支持されている。
【0012】この発酵機10では、フタ12の開閉と攪
拌翼16a(即ちモータ13)の作動が連動しており、
フタ12を開けると、発酵機10に設けたリミットスイ
ッチ(図示せず)がOFFとなり、攪拌翼16aが停止
状態となり、フタ12を閉めると、リミットスイッチが
ONとなり、攪拌翼16aが作動可能状態となる。又、
攪拌翼16aは、例えば6分間回転した後、54分間停
止し、1時間が1周期となっている。
【0013】発酵槽11内には、生ゴミを発酵により分
解・消滅させる微生物として、菌床木材チップ20が収
容され、この菌床木材チップ20を取り出すための取出
口21が発酵槽11の下部に設けられている。取出口2
1からの菌床木材チップ20の取出は、4〜6ヵ月毎に
一度行えばよい。又、発酵槽11の上部には、菌床木材
チップ20による生ゴミの分解・消滅の過程で発生する
臭気の出口22が設けられている。
【0014】使用する微生物としては、発酵菌の基本を
アミラーゼ(澱粉基質)、ペプチターゼ(蛋白基質)、
リパーゼ(脂肪基質)等で構成することとする。微生物
の細胞外酵素は各々の基質分子の鎖を切断し、ブドウ
糖、アミノ酸、脂肪酸に変化させた後、再び微生物がそ
れらを吸収分解する。このような過程を経て発酵が進行
し、生ゴミは水(H2O)や臭気を伴う二酸化炭素(C
2 )、炭化水素(HC)に分解される。従って、生ゴ
ミが分解・消滅する過程で臭気が発生する。
【0015】又、この実施形態の発酵機10では、通常
の生ゴミ消滅機とは異なり、発酵槽11が密閉構造にな
っており、密閉構造の発酵槽11内に外気を送り込むた
めのファン25が発酵槽11の上部に設けられている。
図1では、内部構造を模式的に示してあるので明確では
ないが、菌床木材チップ20を収容する部分とファン2
5の取付部分は完全に仕切られており、ファン25は、
例えば発酵槽11の側面に設けられた外気取入口(図示
せず)から外気を発酵槽11内の菌床木材チップ20の
収容部分に送り込む。
【0016】ファン25により外気を発酵槽11内に強
制的に送り込むことで、菌床木材チップ20による発酵
で生じ、発酵槽11の上部に溜まった炭酸ガス等が攪拌
されて、臭気出口22から排出され易くなる。しかも、
発酵槽11内に新鮮な酸素が供給され、その酸素が生ゴ
ミと混在する菌床木材チップ20内に攪拌翼16aの回
転により入り込み易くなると共に、湿気も排出され易く
なるので、発酵効率が一段と高くなり、それだけ生ゴミ
の分解・消滅時間をより一層短縮することができる。
【0017】更に、発酵機10の天部には、発酵菌を収
容しておく容器26が配備されている。容器26に発酵
菌を入れておけば、発酵菌の保管に困るようなことがな
く、発酵菌を補給する場合等に便利である。なお、容器
26は、発酵槽11に一体に取付けてもよいし、或いは
着脱可能としてもよい。臭気出口22が在る発酵槽11
の背面には、発酵槽11内の臭気を吸入・脱臭して外部
に排出する脱臭機30が隣接して取付けられている。脱
臭機30は、図2(縦断面図)、図3(図2の線A−A
における断面図)、及び図4(図2の線B−Bにおける
断面図)に示すような構造である。
【0018】脱臭機(即ちハウジング)30の上部に
は、発酵槽11の臭気出口22に接続される臭気吸入口
31が設けられ、下部には、脱臭後の空気を排出するた
めの排出口32が設けられている。排出口32にはホー
スダクト33が嵌着されている。臭気吸入口31から排
出口32に至る空気流路は、この実施形態では矢印のよ
うな流れに設定されており、この空気の流れは、臭気吸
入口31に隣接して配置されたファン40により発生す
る。ファン40の下部には、図示のような形状のケーシ
ング35が配備され、ケーシング35の周囲には断熱材
36が施され、ケーシング35内の熱が余計な部分から
外部に逃げないようになっている。
【0019】更にケーシング35内には、断熱材36を
介した二重構造の保護枠37が配備され、保護枠37内
に、ヒータ酸化触媒部として2つの白金担持ヒータ4
1,42と、燃焼酸化触媒部として2つの白金担持触媒
ハニカム体43,44とが交互に設けられている。な
お、図面には示されていないが、除塵フィルタ部として
は、例えばケーシング35と保護枠37との間の空気流
路に既知のフィルタを配置すればよい。
【0020】白金担持ヒータ41,42は、導電性発熱
体とする炭化ケイ素(SiC)又は窒化ケイ素(Si
N)が三次元網状構造(海綿状)であるものを用い、こ
の炭化ケイ素又は窒化ケイ素を焼成して形成した導電性
発熱体の表面に白金(Pt)を担持させてヒータとした
ものでもよいし、或いは石英ガラス管の表面に同様に白
金を担持させてヒータとしたものを使用してもよい。白
金は、比重21.4、融点1773℃、沸点3800℃
で、面心立方格子を有し、水素及び酸素を良く吸収する
性質を持っており、特に溶液内で還元によって生成させ
た微粉末のもの(白金黒)は気体を良く吸収する。この
還元状の微粉末白金の持つ性質を利用するために、導電
性発熱体や石英ガラス管の表面に微粉末白金を担持させ
たヒータを用いることで、ヒータによる温度500℃以
下で白金担持表面にて活性がもたらされ、臭気が酸化さ
れる。
【0021】そのような白金担持ヒータ41,42は、
臭気成分を含む空気を加熱する手段としては、ヒータそ
のものを酸化触媒とした画期的なものであり、熱効率に
よる脱臭性能が飛躍的に向上する。白金担持ヒータ4
1,42の具体例を図5〔平面図(a)、側面図
(b)〕に示す。図5の白金担持ヒータは、石英ガラス
管を使用したもので、石英ガラス管60の表面に微粉末
白金が担持され、更にその周囲にコイル61が網目状に
周設されている。石英ガラス管60の両端部には、それ
ぞれ金具62が取付けられ、金具62からリード線63
が突出している。このような白金担持ヒータ41,42
が保護枠37を水平方向に貫通して設けられている。
又、白金担持ヒータ41,42による加熱は、白金担持
触媒ハニカム体43,44の表面温度が250〜350
℃になるように、例えば500℃以下で制御される。
【0022】白金担持触媒ハニカム体43,44は、例
えば酸化カルシウム(CaO)、酸化アルミニウム(A
23)、酸化ケイ素(SiO2 )、酸化チタン(Ti
2)を主原料とするハニカム体、或いはセラミック
(例えばコージライト素材)からなるハニカム体の表面
層に、白金属の貴金属触媒を担持させたものである。ハ
ニカム体の具体的な構造としては、例えば空間体積(S
V)が50000-h以下で、ハニカム格子サイズが40
0cell/in2 である。
【0023】白金担持ヒータ41,42と白金担持触媒
ハニカム体43,44とによる燃焼触媒酸化脱臭によ
り、酢酸エチル(CH3COOC25 )、エタノール
(C25OH)、メタノール(CH3OH)、アセトア
ルデヒド(CH3CHO)、ホルムアルデヒド(HCH
O)、N−ヘキサン(C614)等の臭気が分解され
る。白金担持触媒ハニカム体44の上方には、温度セン
サ45が配置されている。温度センサ45は、白金担持
ヒータ41,42及び白金担持触媒ハニカム体43,4
4の温度、即ち白金担持触媒ハニカム体44を通過した
空気温度を適正に管理するためのもので、温度センサ4
5が検出する温度に基づいてヒータ41,42への通電
出力が制御される。又、図3に示すように、ハウジング
30とケーシング35との間の断熱材36中には、温度
ヒューズ46が設けられ、脱臭機30が異常な高温にな
った場合に、ヒータ41,42への通電(又は電源)が
遮断されるようになっている。
【0024】一方、ハウジング30の上部には、外気を
取り入れるための外気取入口50が設けられ、外気取入
口50に隣接して配置された冷却ファン51により、外
気がハウジング30内に吸入される。冷却ファン51の
下方には、オゾン発生部としてのオゾン発生体52が配
置され、オゾン発生体52はケーシング35の外周に取
付けられている。このオゾン発生体52により、冷却フ
ァン51からの外気にオゾンが添加される。オゾン発生
体52としては、例えばファインセラミック沿面放電体
を使用する。このファインセラミック沿面放電体は、ア
ルミナで形成されるオーバーコート層と誘電体層の厚み
比をほぼ1:3とすることにより、低電圧でのオゾン発
生が容易であることが特徴である。
【0025】つまり、ファインセラミック沿面放電体
は、等価的にコンデンサと考えられ、このコンデンサに
蓄積されたエネルギーが放出されるときに放電が行われ
る。ここで、放電体への印加電圧をV、放電体の等価容
量をCとすると、放電体に蓄えられるエネルギー量W
は、 W=(1/2)CV2 ・・・・・・・・・・・(1) となる。又、放電体の等価容量Cは、 C=ε0 εs (S/T) ・・・・・・・・・・(2) となる。但し、ε0 (真空の誘電率)=8.85×10
-12 、εs は誘電体層の比誘電率、Tは電極間隔(誘電
体層の厚み)、Sは電極面積である。式(1),(2)
より、エネルギーWは、 W=(1/2)ε0 εs (S/T)V2 ・・・(3) となる。
【0026】一方、絶縁破壊電圧Vr は、Vr =ATn
(n=0.3〜1)の関係式がある。沿面放電は、誘電
体と空気の関係のため誘電体厚さを薄くすると誘電体の
破壊電圧が下がるが、同時に空気の絶縁破壊厚、即ち放
電量も下がることになる。従って、上記式(2)の関係
より、放電量を小さくし、放電電圧も下げる条件とし
て、誘電体厚Tr を薄くし、放電電圧Vr を下げ、面積
Sも小さくし、放電エネルギーWを低くすれば良いこと
になる。
【0027】又、気体中での放電開始時の電界強度は、
大気中で33KV/cm、酸素中で27KV/cm、窒
素中で35.4KV/cmと差があるため、放電電圧が
下がるほど、窒素酸化物NOx の生成が低減される。こ
こでは、以上の条件に基づいて、オーバーコート層の厚
さを30μm、誘電体層の厚さを90μmとしたファイ
ンセラミック沿面放電体を使用することとした。
【0028】オゾン発生体52は、常時作動させる必要
はなく、実際のオゾン発生周期は例えば1:1又は1:
3に任意に切り換えることができるようになっている。
ここで、比率1:1は、オゾン発生体52のONが6
分、OFFが6分を意味し、比率1:3は、ONが3.
5分、OFFが10.5分を意味する。なお、オゾン発
生回路には、過電流保護検知機能や、オゾン放電体上へ
の硝酸塩ミスト(NH4NO3 )付着防止機能等が付加
されている。
【0029】上記のオゾン発生体(ファインセラミック
沿面放電体)52の下方において、ケーシング35から
の空気(熱気)と冷却ファン51からのオゾン添加外気
(冷気)とが混合し、この混合気がマンガン系脱臭触媒
体(マンガン系脱臭触媒部)53を通過する。マンガン
系脱臭触媒体53は、二酸化チタン、二酸化マンガンを
主成分とする、オゾンを用いた脱臭用触媒として使用さ
れている既知のもので、オゾンの吸着分解を通じて臭気
成分の脱臭を行うものである。マンガン系脱臭触媒体5
3の構造は、その脱臭効率を考慮してハニカム体とされ
る。なお、オゾン脱臭触媒としてのマンガン結晶構造に
はα、β、γがあり、各結晶構造による臭気分解特性は
微妙に異なるが、いずれの場合でも使用に際して脱臭効
果に大差は生じない。
【0030】マンガン系脱臭触媒体53とオゾン発生体
52とによるオゾン触媒脱臭により、臭いの原因となる
二重結合が速やかに分解され、炭化水素及び誘導体〔炭
化水素{RH}、アルコール{ROH}、アルデヒド
{RCOH}〕、硫黄化合物〔硫化水素{H2S}、メ
チルメルカプタン{CH3SH}、硫化メチル{(C
3) 2S}、二硫化メチル{(CH3)22 }、二酸化イ
オウ{SO2 }〕、窒素化合物〔トルメチルアミン
{(CH3)3N}、アンモニア{NH3 }〕等が、マン
ガン系脱臭触媒体53の表面で効率良く分解・脱臭され
る。
【0031】但し、マンガン系脱臭触媒体53において
は、湿度を伴う炭化水素及び誘導体の多い臭気成分下で
は、ハニカム体の表面上の活性が低下し、カルボン酸
(RCOOH)沈着による反応低下が生じる。しかし、
白金担持触媒ハニカム体44を通過した空気の温度が3
50℃以下であるので、この空気熱を触媒体53の再生
に利用することにより、脱臭機能が低下する原因となる
湿度、硝酸アンモニウム、カルボン酸臭気を除去し、マ
ンガン系触媒体53の賦活化を行うことができる。
【0032】又、ハウジング30の上部には、電源回路
の他、ファン40、白金担持ヒータ41,42、冷却フ
ァン51、オゾン発生体52等を制御する回路等を搭載
した基板55が配置されている。次に、上記のように構
成した生ゴミ消滅機1の動作について、図6のプログラ
ムチャートを参照して説明する。まず、発酵機10の電
源をONにすると、ファン40と冷却ファン51が作動
する。家庭等から発生する生ゴミは、水切りを十分にし
た状態で発酵槽11に投入する。発酵は、初期2時間は
常温発酵である。即ち、初期2時間は、発酵槽11内の
攪拌翼16aは前記したように6分間の回転と54分間
の停止を繰り返し、オゾン発生体52は6分毎にON・
OFFを繰り返すが、白金担持ヒータ41,42は作動
しない。この常温発酵時には、オゾン発生体52とマン
ガン系脱臭触媒体53とによるオゾン触媒脱臭のみが作
用する。しかし、初期2時間は特に脂肪分解に必要とす
る時間であり、食品残査基質のもたらす臭気が生じる
が、その臭気は食生活の延長上程度であり、さほど不快
感を覚えない。
【0033】2時間の常温発酵後は、白金担持ヒータ4
1,42が12時間連続作動し、ヒータ41,42と白
金担持触媒ハニカム体43,44とによる燃焼酸化触媒
脱臭が新たに作用すると共に、ハウジング30が蓄熱状
態となる。図3及び図4から分かるように、ハウジング
30は発酵槽11の背面に隣接して取付けられているの
で、ハウジング30内の熱が発酵槽11に伝わり、発酵
槽11が暖められる。この結果、発酵槽11内の温度が
徐々に上昇し、発酵主体の従属性栄養細菌の消化作用が
促進される。
【0034】このハウジング30の蓄熱状態、即ちヒー
タ41,42とハニカム体43,44とによる燃焼酸化
触媒脱臭は12時間継続するが、この間に生ゴミ基質が
分解し、水蒸気、炭酸ガス、炭化水素属が発生する。し
かしながら、オゾン発生体52とマンガン系脱臭触媒体
53とによるオゾン触媒脱臭、並びにヒータ41,42
とハニカム体43,44とによる燃焼酸化触媒脱臭によ
り、臭気が効率良く化学分解されて脱臭される。ここで
は、発酵過程が14時間/日で完了する。
【0035】臭気成分が除去された浄化空気は、排出口
32から脱臭機30の外部に排出される。ここでは、排
出口32にホースダクト33が嵌着されているので、ホ
ースダクト33を利用することで、生ゴミ消滅機1を室
内で使用する場合に室外に排気することができるし、排
気熱を床下暖房や家庭園芸の温室暖房等に利用すること
もできる。又、浄化空気には、0.05ppm以下の微
量のオゾンが含まれるが、この程度のオゾンは人体に影
響を与えることがなく安全なものである。しかも、微量
のオゾンを含有する空気により、小バエ、ハエ等の害虫
が忌避するマスキング効果が得られる。
【0036】参考までに、上記白金担持ヒータ41,4
2と白金担持触媒ハニカム体43,44とによる燃焼酸
化触媒脱臭の性能を図7に、その温度と反応率との関係
を図8に示す。又、オゾン発生体52とマンガン系脱臭
触媒体53とによるオゾン触媒脱臭の性能を図9〜図1
1に示す。図9は硫化水素(H2S)の浄化特性、図1
0は硫化メチル〔(CH3)2S〕の浄化特性、図11は
メチルメルカプタン(CH3SH)の浄化特性をそれぞ
れ示す。
【0037】上記実施形態では、発酵機10と脱臭機3
0は別体であり、発酵槽11の背面に脱臭機30が取付
けられているが、発酵機10と脱臭機30を一体成形し
てもよく、その場合はコスト等の点で有利となる。又、
白金担持触媒ハニカム体43,44は、ハニカム構造で
あるが、三次元構造の多孔質金属(例えばニッケル)か
らなるベースに白金を担持させたものであってもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の脱臭機能付生ゴ
ミ消滅機は、以上説明したように燃焼酸化触媒脱臭とオ
ゾン触媒脱臭を併用するものであり、生ゴミの分解・消
滅は勿論のこと、その過程で発生する臭気を効率良く脱
臭することができ、また使い勝手の良いものである。更
に、下記の効果(1)〜(12)が得られる。 (1)生ゴミの処理能力が1.5kg/日であり、従来
の生ゴミ処理能力(1kg/日)に比べて、処理能力が
大幅に向上する。 (2)微生物の発酵菌である従属性栄養細菌の働きが極
めて安定している。 (3)家庭用としては、発酵菌の補給は1週間に1度で
済み、しかも発酵菌は10g程度投入すればよい。 (4)発酵過程が例えば14時間/日で完了できる。 (5)1日のランニングコストが僅かである。 (6)脱臭が化学酸化2段方式(燃焼酸化触媒脱臭とオ
ゾン触媒脱臭)であり、臭気の除去率が99.7%と、
非常に高い。 (7)室外は勿論のこと、室内にも設置できる。 (8)排気に微量のオゾンが含まれるため、小バエ、ハ
エ等の害虫が忌避するマスキング効果が得られる。 (9)請求項2によれば、発酵機の発酵槽内の微生物に
よる発酵を促進できる。 (10)請求項3によれば、マンガン系脱臭触媒部の性
能を安定維持することができる。 (11)請求項9によれば、発酵効率を一段と高めるこ
とができ、生ゴミの分解・消滅時間をより一層短縮する
ことができる。 (12)請求項10によれば、発酵菌の保管に困るよう
なことがなく、発酵菌を補給する場合等に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る脱臭機能付生ゴミ消滅機の外
観及び概略内部構造を示す図である。
【図2】同実施形態の生ゴミ消滅機の発酵機の発酵槽に
取付けられる脱臭機の内部構造を示す縦断面図である。
【図3】図2の脱臭機の線A−Aにおける断面図であ
る。
【図4】図2の脱臭機の線B−Bにおける断面図であ
る。
【図5】図2の脱臭機内に設けられる白金担持ヒータの
平面図(a)、及び側面図(b)である。
【図6】同実施形態の生ゴミ消滅機の動作を説明するプ
ログラムチャートである。
【図7】図2の脱臭機内に設けられる白金担持ヒータと
白金担持触媒ハニカム体とによる燃焼酸化触媒脱臭の性
能を示す表である。
【図8】図2の脱臭機内に設けられる白金担持ヒータと
白金担持触媒ハニカム体とによる燃焼酸化触媒脱臭の温
度と反応率との関係を示すグラフである。
【図9】図2の脱臭機内に設けられるオゾン発生体とマ
ンガン系脱臭触媒体とによるオゾン触媒脱臭での硫化水
素(H2S)の浄化特性を示すグラフである。
【図10】図2の脱臭機内に設けられるオゾン発生体と
マンガン系脱臭触媒体とによるオゾン触媒脱臭での硫化
メチル〔(CH3)2S〕の浄化特性を示すグラフであ
る。
【図11】図2の脱臭機内に設けられるオゾン発生体と
マンガン系脱臭触媒体とによるオゾン触媒脱臭でのメチ
ルメルカプタン(CH3SH)の浄化特性を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 脱臭機能付生ゴミ消滅機 10 発酵機 11 発酵槽 20 菌床木材チップ 22 臭気出口 25 ファン 26 容器 30 脱臭機(ハウジング) 31 臭気吸入口 32 排出口 40 ファン 41,42 白金担持ヒータ(ヒータ酸化触媒部) 43,44 白金担持触媒ハニカム体(燃焼酸化触媒
部) 51 冷却ファン 52 オゾン発生体(オゾン発生部) 53 マンガン系脱臭触媒体(マンガン系脱臭
触媒部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 23/34 B01D 53/34 116F 23/42 53/36 H 35/04 301 K

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生ゴミを微生物で分解・消滅させる発酵槽
    を有する発酵機と、この発酵機の発酵槽内の臭気を吸入
    ・脱臭して外部に排出する脱臭機とを備え、前記発酵機
    は発酵槽に臭気出口を有し、前記脱臭機は、発酵槽の臭
    気出口に接続される臭気吸入口と、脱臭後の空気を排出
    するための排出口と、吸入口と排出口を連通する空気流
    路と、この空気流路を通じて空気を吸入口から排出口に
    導くファンと、空気流路の上流側から下流側に順に配置
    された除塵フィルタ部、ヒータ酸化触媒部、燃焼酸化触
    媒部、冷却ファン、オゾン発生部、及びマンガン系脱臭
    触媒部とを有することを特徴とする脱臭機能付生ゴミ消
    滅機。
  2. 【請求項2】前記脱臭機のヒータ酸化触媒部で発生する
    熱を発酵機の発酵槽に伝達し、発酵槽内の微生物による
    発酵を促進させることを特徴とする請求項1記載の脱臭
    機能付生ゴミ消滅機。
  3. 【請求項3】前記脱臭機のヒータ酸化触媒部で発生する
    熱をマンガン系脱臭触媒部の再生に利用することを特徴
    とする請求項1記載の脱臭機能付生ゴミ消滅機。
  4. 【請求項4】前記ヒータ酸化触媒部は、表面に白金を担
    持させた白金担持ヒータであることを特徴とする請求項
    1記載の脱臭機能付生ゴミ消滅機。
  5. 【請求項5】前記オゾン発生部は、アルミナからなるオ
    ーバーコート層と誘電体層の厚み比が1:3のファイン
    セラミック沿面放電体であることを特徴とする請求項1
    記載の脱臭機能付生ゴミ消滅機。
  6. 【請求項6】前記マンガン系脱臭触媒部は、ハニカム形
    状であることを特徴とする請求項1記載の脱臭機能付生
    ゴミ消滅機。
  7. 【請求項7】前記発酵機による生ゴミの分解・消滅と脱
    臭機による脱臭は、時系列に同調して制御されることを
    特徴とする請求項1記載の脱臭機能付生ゴミ消滅機。
  8. 【請求項8】前記脱臭機の排出口は、パイプ状であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の脱臭機能付生ゴミ消滅
    機。
  9. 【請求項9】前記発酵機は、その発酵槽が密閉構造であ
    り、この密閉構造の発酵槽に外気を送り込むファンを有
    することを特徴とする請求項1記載の脱臭機能付生ゴミ
    消滅機。
  10. 【請求項10】前記発酵機は、微生物となる発酵菌を収
    容する容器を有することを特徴とする請求項1記載の脱
    臭機能付生ゴミ消滅機。
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