JPH1066391A - アクチュエータ制御装置を用いたシステム機器 - Google Patents

アクチュエータ制御装置を用いたシステム機器

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Publication number
JPH1066391A
JPH1066391A JP8223437A JP22343796A JPH1066391A JP H1066391 A JPH1066391 A JP H1066391A JP 8223437 A JP8223437 A JP 8223437A JP 22343796 A JP22343796 A JP 22343796A JP H1066391 A JPH1066391 A JP H1066391A
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JP
Japan
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oscillators
actuator control
noise
oscillator
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP8223437A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Touda
哲也 塘田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 産業機器,工作機器等に適用されるアクチュ
エータ制御装置において、機器の誤動作や電波障害とな
る輻射ノイズレベルを低減することができるアクチュエ
ータ制御装置を提供する。 【解決手段】 1はサーボモータなどのアクチュエー
タ、2はアクチュエータを制御するアクチュエータ制御
装置、3はアクチュエータ制御装置2の内部で演算処理
や通信のタイミングを取るための発振器である。同様の
構成で複数のアクチュエータ制御装置がありシステム機
器10を構成、それぞれの発振器はすべて発振周波数を
変えて設定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種産業機器,工作
機械などに適用されるアクチュエータ制御装置を用いた
システム機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種機器が発生するノイズの規制
が厳しくなり、サーボモータなどのアクチュエータに対
するノイズ規制の要望が強まっている。
【0003】従来の機器について、図3を用いて説明す
る。11はアクチュエータ、12はアクチュエータを制
御するアクチュエータ制御装置、13はアクチュエータ
制御装置の内部で演算処理や通信のタイミングを取るた
めの発振器で、同様なものが複数(多軸)ある。14は
複数のアクチュエータ制御装置12に指令を出すNC装
置、15はNC装置14の内部で演算処理や通信のタイ
ミングを取るための発振器で、以上からシステム機器1
6が構成されている。
【0004】このように複数のアクチュエータ制御装置
12を含んだシステム機器16内には、複数の発振器が
使用されており、このアクチュエータ制御装置12の発
振器13の発振周波数はすべて同じである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】その結果、図4に示す
ように同一周波数にノイズが集中しノイズレベルが大き
くなり、機器の誤動作や電波障害の要因となっていた。
【0006】本発明は従来の課題を解決するもので、機
器の誤動作や電波障害の要因となる不要輻射ノイズを抑
制するアクチュエータ制御装置を用いたシステム機器を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数のアクチュエータ制御装置の発振器か
らのノイズが集中しないように、発振器の発振周波数を
すべて異なるように設定したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】上記の問題点を解決するために本
発明は、高速演算処理機能または通信機能のタイミング
をとるための発振器を有するアクチュエータ制御装置を
複数備えたシステム機器において、前記発振器は、すべ
て発振周波数が異なることを特徴としたアクチュエータ
制御装置を用いたシステム機器である。
【0009】また、発振器はそれぞれ発振周波数が12
0kHz以上異なる、または整数倍の発振周波数を避けた
請求項1記載のアクチュエータ制御装置を用いたシステ
ム機器である。
【0010】また、発振器はそれぞれ発振周波数が可変
できる請求項1および請求項2記載のアクチュエータ制
御装置を用いたシステム機器である。
【0011】さらに、高速演算処理機能または通信機能
のタイミングをとるための発振器を有するアクチュエー
タ制御装置と、高速演算処理機能または通信機能のタイ
ミングをとるための発振器を有するNC装置など複数の
装置とからなるシステム機器において、このシステム内
のすべての発振器は、それぞれ発振周波数が120kHz
以上異なる、または整数倍の発振周波数を避けたことを
特徴としたアクチュエータ制御装置を用いたシステム機
器である。
【0012】このように、アクチュエータ制御装置を用
いたシステム機器の複数のアクチュエータ制御装置すべ
ての発振器の発振周波数を異なるように設定すること
で、発振器からのノイズは同一周波数に集中しないので
ノイズのエネルギーは分散され低くなり、ノイズによる
システム機器の誤動作や電波障害を防止できる。
【0013】また、発振周波数が120kHz以上異な
る、または整数倍の発振周波数を避けて設定すること
で、発振器からのノイズのエネルギーを確実に分散でき
る。
【0014】また、発振器の発振周波数を可変できるよ
うにしたものでは、自在に発振周波数を設定できる。
【0015】さらに、アクチュエータ制御装置を含む別
のシステム機器との組合せにおいても、発振器のすべて
発振周波数が異なるように設定することで、発振器から
のノイズは同一周波数に集中しないのでノイズのエネル
ギーは分散され、ノイズによるシステム機器の誤動作や
電波障害を防止できる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を用いて説
明する。
【0017】(実施例1)図1において、1はサーボモ
ータなどのアクチュエータ、2はアクチュエータを制御
するアクチュエータ制御装置、3はアクチュエータ制御
装置2の内部で演算処理や通信のタイミングを取るため
の発振器である。同様の構成で複数のアクチュエータ制
御装置があり、それぞれの発振器はすべて発振周波数を
変えて設定している。
【0018】4はアクチュエータ制御装置2に指令を出
すNC装置である。10は以上のようにアクチュエータ
制御装置2を複数使用したシステム機器である。
【0019】ここで、発振器の発振周波数を変える方法
として、発振器の発振周波数を個別に最初から異なるも
のを選ぶか、発振周波数が可変できる発振器を用いて、
システム機器に組込み後に発振周波数を設定すれば可能
である。
【0020】このとき、すべての発振器の発振周波数を
120kHz以上ずらして設定する。また、整数倍の発振
周波数を避けて設定する。
【0021】これにより発振器からのノイズは同一周波
数に集中しないのでノイズのエネルギーは分散され、ノ
イズによるシステム機器の誤動作や電波障害を防止でき
る。
【0022】また、ノイズ規格値を測定する準尖頭値計
の測定帯域幅である120kHzを超えて発振器の発振周
波数を設定しているので規格試験も満足できる。
【0023】(実施例2)図2において、1はサーボモ
ータなどのアクチュエータ、2はアクチュエータを制御
するアクチュエータ制御装置、3はアクチュエータ制御
装置2の内部で演算処理や通信のタイミングを取るため
の発振器である。4はアクチュエータ制御装置2に指令
を出すNC装置、5はNC装置4の内部で演算処理や通
信のタイミングを取るための発振器である。6は映像を
取り込むカメラ、7はカメラ6より取り込んだ映像を処
理するための画像認識装置、8は画像認識装置7のカメ
ラ6より取り込んだ映像を処理するタイミングを取るた
めの発振器、9はマイコン内で画像認識装置7やNC装
置4と通信のタイミングや高速演算を行うための発振器
で、10aは以上のようにアクチュエータ制御装置2以
外にも複数の発振器が使用されたシステム機器である。
【0024】システム機器10aに使用された発振器
は、それぞれの発振周波数を120kHz以上ずらして設
定、または整数倍とならないように設定する。設定方法
は実施例1と同様にすればよい。
【0025】これにより、システム機器の発振器からの
ノイズは同一周波数に集中しないのでノイズのエネルギ
ーは分散され、ノイズによるシステム機器の誤動作や電
波障害を防止できる。
【0026】
【発明の効果】上記の実施例から明らかなように、複数
のアクチュエータ制御装置の発振器のすべて発振周波数
が異なるように設定することで、アクチュエータ制御装
置を用いたシステム機器の誤動作や電波障害となってい
る輻射ノイズレベルを低減できる。
【0027】また、アクチュエータ制御装置を含むシス
テム機器において、複数の発振器のすべて発振周波数が
異なるように設定することで、システム機器の誤動作や
電波障害となっている輻射ノイズレベルを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すアクチュエータ制御装置
を用いたシステム機器のブロック図
【図2】本発明の他の実施例を示すアクチュエータ制御
装置を用いたシステム機器のブロック図
【図3】従来のアクチュエータ制御装置を用いたシステ
ム機器のブロック図
【図4】従来のノイズ周波数分析データを示す図
【符号の説明】
2,12 アクチュエータ制御装置 3,5,13,15 発振器 4,14 NC装置 10,10a,16 システム機器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速演算処理機能または通信機能のタイミ
    ングをとるための発振器を有するアクチュエータ制御装
    置を複数備えたシステム機器において、前記発振は、す
    べて発振周波数が異なることを特徴としたアクチュエー
    タ制御装置を用いたシステム機器。
  2. 【請求項2】発振器はそれぞれ発振周波数が120kHz
    以上異なる、または整数倍の発振周波数を避けた請求項
    1記載のアクチュエータ制御装置を用いたシステム機
    器。
  3. 【請求項3】発振器はそれぞれ発振周波数が可変できる
    請求項1および請求項2記載のアクチュエータ制御装置
    を用いたシステム機器。
  4. 【請求項4】高速演算処理機能または通信機能のタイミ
    ングをとるための発振器を有するアクチュエータ制御装
    置と、高速演算処理機能または通信機能のタイミングを
    とるための発振器を有するNC装置など複数の装置とか
    らなるシステム機器において、このシステム内のすべて
    の発振器は、それぞれ発振周波数が120kHz以上異な
    る、または整数倍の発振周波数を避けたことを特徴とし
    たアクチュエータ制御装置を用いたシステム機器。
JP8223437A 1996-08-26 1996-08-26 アクチュエータ制御装置を用いたシステム機器 Pending JPH1066391A (ja)

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