JPH1063860A - 画像特徴抽出方法および装置 - Google Patents

画像特徴抽出方法および装置

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JPH1063860A
JPH1063860A JP8216415A JP21641596A JPH1063860A JP H1063860 A JPH1063860 A JP H1063860A JP 8216415 A JP8216415 A JP 8216415A JP 21641596 A JP21641596 A JP 21641596A JP H1063860 A JPH1063860 A JP H1063860A
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Hiroaki Okamoto
浩明 岡本
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進 川上
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割した小領域のサイズを越える大きさの移
動量を検出することができる画像特徴抽出方法および装
置を提供すること。 【解決手段】 画像1,2を小領域に分割し(a) 、位置
の異なる小領域A,Bを切り出す(b) 。その局所画像を
ハフ変換等により直線成分の位置ρ、方位θで表す平面
に変換し、異なる画像フレームの2つの小領域から得ら
れた2つのρθ平面の相関を取り、θτ平面に変換する
(c) (d) 。該平面を逆ハフ変換等によりx方向変位量と
y方向変位量で表す平面に変換し、ピーク位置検出によ
り各小領域内の画像の移動ベクトルVを検出する(e) 。
上記のようにして求めた見かけの移動ベクトルVと、小
領域Aと小領域Bの相対位置ベクルトに基づき、真の移
動ベクトルV’を求める。また、τのシフト量Δτを、
上記相対位置ベクルトと線分方位θにより求め、上記相
関結果に対してτ座標シフトを行ってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続した時系列画
像からの速度ベクトルの検出をしたり、2つのカメラ画
像からの視差を検出するなど、画像処理により対象物の
変位ベクトルを検出する画像特徴抽出方法および装置に
関し、本発明は、例えば、ロボットの眼、あるいはマル
チメディアにおける画像解析・画像認識等に広く適用す
ることができる。
【0002】
【従来の技術】画像処理を行う際、画像全体をまとめて
処理すると演算量が膨大となり、また、異なった対象領
域を同一に扱うことによる精度の低下が問題となる。そ
の解決法として、画像を小領域に分割し、それらの各領
域毎に独立に線分検出あるいは速度検出等の処理を行う
方法が取られている。この方法を用いれば、各領域の演
算量は大幅に小さくなり、それらの並列分散処理による
高速化も可能となる。
【0003】上記手法の一つとして図23,図24に示
す方法が提案されている。すなわち、図23(a)に示
す画像1、画像2を分割し、(b)に示すように小領域
を切り出す。ついで、(c)に示すようにそれぞれの局
所画像をハフ変換あるいは投影処理などの手法によって
ρθデータに変換する。なお、以下ではこれらの各手法
を含めてハフ変換として統一して説明する。ここで、上
記ρは直線の位置(原点から垂線の足までの長さ)、θ
は小領域内の直線の方位(直線への垂線とX軸との角
度)であり、τ1、τ2はρθ平面における直線1、直
線2の移動量である。これらパラメータを空間表示する
と図24のAに示すようになる。
【0004】次に図24(d)に示すように、ρθデー
タ間で相関処理を行い、一次元的移動量を求める。そし
て、それを逆ハフ変換(ハフ変換の逆の操作)して同図
(e)に示す2次元的移動量を求める。上記図23、図
24において、画像1と画像2が時間的に連続した画像
であれば、速度の検出となり、左右のカメラからの画像
であれば両眼視差(奥行き)の検出となる。また、分割
した小領域毎に図23、図24の処理を施せば、オプテ
ィカルフローあるいはデプスマップなどを得ることがで
きる(上記処理については、例えば本出願人が先に提案
した特開平6−44364号公報を参照されたい)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図23,図24に示す
方法では、例えば時間的に連続した2フレームの画像に
おいて、分割した小領域のサイズを越える動きを検出す
ることは不可能である。すなわち、図25に示す画像2
のように小領域を越えて移動すると、小領域を切り出し
たとき、小領域に直線が存在しないため検出が不可能と
なる(ρθτデータ以降は省略)。これは、相関をとる
べき2つのρθデータの一方で何も線分が検出されなく
なるためである。
【0006】しかし、単純に分割するサイズを大きくし
たのでは、ハフ変換の演算量が増大し、画像を分割する
ことによる効果がなくなってしまう。したがって、もと
の画像分割サイズを変更することなく大きな移動量(高
速の動き、あるいは大きな両眼視差)を検出することが
求められる。また、大きな移動量を検出するという目的
中には、ある特定の方向の移動ベクトルだけを検出する
場合、任意の方向の移動ベクトルを検出する場合、ある
いは特定の小領域の移動ベクトルではなく複数の小領域
を含めた広範な画像領域全体の移動ベクトルを検出する
場合などの様々なケースへの効果的な対処も含まれてい
る。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、本発明の第1の目的は、分割した小領域のサイズを
越える大きさの移動量を検出することができる画像特徴
抽出方法および装置を提供することである。本発明の第
2の目的は、分割した小領域のサイズを越える大きさの
特定方向の移動量、任意の方向の移動量、もしくは分割
した小領域のサイズより広い領域の全体的な移動量を効
率よく正確に検出することができる画像特徴抽出方法お
よび装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1〜図8は本発明の原
理を説明する図であり、図1、図2は本発明の請求項
1,6の発明、図3、図4は請求項2,7の発明、図
5、図6は請求項3の発明、図7は請求項4の発明、図
8は請求項5の発明にそれぞれ対応している。
【0009】以下、図1〜図8により本発明の原理を説
明する。 (a) 以下、図1で説明するように、移動した対象物が含
まれる異なった位置の小領域のρθデータの間で相関を
取ることにより移動量を検出することができる。但し、
ここで得られた移動量は見かけの移動ベクトルであり、
図2に示すように小領域の相対位置に基づく補正が必要
である。すなわち、図1に示すように、画像1,2を小
領域に分割し〔同図の(a)〕、小領域を切り出す〔同
図(b)〕。ついで、それぞれをハフ変換し〔同図
(c)〕、相関処理を行いθτデータを得る〔同図
(d)〕。次に、θτデータを逆ハフ変換することによ
り見かけの移動ベクトルが求まる〔同図(e)〕。そし
て、図2に示すように、画像1の小領域Aに対する画像
2の小領域Bの相対位置ベクトルを(Dx ,Dy )と
し、見かけの移動ベクトルをV(τx0,τy0)とする
と、真の移動ベクトルV’(τx0' ,τy0' )は次の式
で求まる。ここで、上記移動ベクトルV,V’を2次元
的移動量という。 V(τx0' ,τy0' )=V(τx0,τy0)+(Dx ,D
y )
【0010】(b) 小領域の位置関係による座標シフトを
パラメータτに対して行うことも可能である。シフト量
を加えることによりθτ平面のτの範囲は拡大するが、
新たに得られたθτ’をそのまま逆ハフ変換することに
より真の移動ベクトルが求まる。すなわち、図3に示す
ように画像1の小領域Aに対する画像2の小領域Bの相
対位置ベクトルを(Dx ,Dy )、見かけの移動量(直
線の垂線方向の移動量)をτ0 とし、それぞれを図4に
示すようにハフ変換する。ここで、τのシフト量Δτ
は、相対位置(Dx ,Dy )と線分方位θの簡単な関係
式で決定されΔτ=Dx cosθ+Dy sinθで表される
ので、真の移動量τ’は図4に示すように、次式で表さ
れる。 τ’=τ0 +Δτ=τ0 +(Dx cosθ+Dy sinθ) θτ平面は、方位θの直線がその垂線方向にどれだけ移
動しているかという量を示しており、その移動量τ0 あ
るいはτ' を一次元的移動量と呼ぶ。
【0011】(c) 上記のようにして移動ベクトルを求め
る際、特定方向の移動ベクトルを求めるのであれば、単
一の小領域の相関結果だけから移動ベクトルを求めれば
よい。すなわち、図5、図6に示すように、画像1,2
を小領域に分割し〔図5(a)〕、対象物が含まれる画
像1と画像2の一つずつの小領域だけを切り出し〔図5
(b)〕、それぞれをハフ変換する〔図5(c)〕。そ
して、相関処理を行い、真の移動量を得るため上記(b)
で説明したようにτ座標シフトを行ってθτ’データを
得る〔図5、図6(d)〕。次に、θτ’データを逆ハ
フ変換し、そのピーク座標位置を検出すればその点が移
動ベクトルを示している〔図6(e)〕。この方法は、
小領域間の相対位置を基準とする特定の方向の移動量し
か求めることができないが、処理量は非常に少なくて済
む。また、小領域サイズの小さな対象物の移動量を正確
に検出することができる。なお、上記(b) で説明したτ
座標シフトではなく、前記(a) で説明したV座標シフト
によっても同様の結果が得られる。
【0012】(d) ある特定の小領域に対して、もう一方
の画像の複数あるいは周囲全てとの間で相関処理をする
ことにより、より広範な移動方向を同時に検出すること
ができる。すなわち、図7(a)に示すように、画像1
の小領域A1に対して、画像2の複数の小領域A2,B
2,C2,D2との相関を取り、それらの結果を全て統
合すれば、検出可能な移動ベクトルの分布方向が増加す
る。さらに進めて、図7(b)に示すように周囲全ての
小領域との相関結果を統合すれば、任意の方向の移動ベ
クトルを求めることができる。
【0013】(e) 複数の小領域に着目し、それぞれの小
領域の相関結果を統合することで、広い領域の移動ベク
トルを検出することができる。すなわち、図8に示すよ
うに、画像1の小領域A1,B1,C1,D1につい、
その相関処理結果を統合すればA1,B1,C1,D1
からなる広い領域の全体的な移動ベクトルを求めること
ができる。
【0014】本発明は上記(a) 〜(e) で説明したよう
に、次のようにして前記課題を解決する。 (1)画像を小領域に分割し、その局所画像を直線成分
の位置ρ、方位θで表す平面に変換し、異なる画像フレ
ームの2つの小領域から得られた上記2つのρθ平面に
対して、そのθ軸のデータ毎の相関を取ることによって
直線方位θ・変位量τであらわすθτ平面に変換し、該
平面をさらにx方向変位量Δxとy方向変位量Δyで表
す平面に変換し、その平面上のピーク位置の検出によっ
て各小領域内の画像の移動ベクトルを検出する画像特徴
抽出方法において、位置の異なる2つの小領域間でρθ
データ平面の相関処理を行う。
【0015】(2)上記(1)において、位置の異なる
2つの小領域の相対位置に応じて、上記変位量τに対し
て、方位θ毎の座標シフトを行う。 (3)上記(1)(2)において、それぞれの小領域間
で単独の相関結果を求め、求めた相関結果を独立して処
理する。 (4)上記(1)(2)において、特定の1小領域に対
して、複数の領域と相関を取り、それらの相関結果をま
とめて処理する。 (5)上記(1)(2)において、複数の小領域に対し
て、その各小領域と複数の小領域と相関をとり、上記複
数の各小領域についての相関結果をさらにまとめて処理
をする。
【0016】(6)画像特徴抽出装置を、第1および第
2の画像を入力する画像入力手段と、上記第1、第2の
画像から位置の異なる2つの小領域を切り出す手段と、
上記第1、第2の画像から切り出された位置の異なる2
つの小領域を直線成分の位置ρ、方位θで表す平面に変
換し、そのθ軸のデータ毎の相関を取ることによって直
線方位θ・変位量τで表すθτ平面に変換する手段と、
上記平面をさらにx方向変位量Δxとy方向変位量Δy
で表す平面に変換し、その平面上のピーク位置の検出に
よって各小領域内の画像の移動ベクトルを検出する手段
とから構成する。
【0017】(7)画像特徴抽出装置を、第1および第
2の画像を入力する画像入力手段と、上記第1、第2の
画像から位置の異なる2つの小領域を切り出す手段と、
上記第1、第2の画像から切り出された2つの小領域を
直線成分の位置ρ、方位θで表す平面に変換し、そのθ
軸のデータ毎の相関を取ることによって直線方位θ・変
位量τで表すθτ平面に変換する手段と、上記小領域の
相対位置に応じたシフト量Δτを求める手段と、上記シ
フト量Δτに基づき、上記θτ平面を真の移動量τ’、
直線方位θで表すθτ’平面に変換する手段と、該平面
をさらにx方向変位量Δxとy方向変位量Δyで表す平
面に変換し、その平面上のピーク位置の検出によって各
小領域内の画像の移動ベクトルを検出する手段とから構
成する。
【0018】本発明の請求項1,6の発明においては、
上記(1)(6)のようにしたので、分割した小領域の
サイズを越える移動量を検出することができる。本発明
の請求項2,7の発明においては、上記(2)(7)の
ようにしたので、対象物を構成する直線成分の小領域の
サイズを越える大きさの一次元的な移動量を検出するこ
とができる。本発明の請求項3の発明においては、上記
(3)のようにしたので、分割小領域のサイズを越える
大きさの、特定方向の移動量を効率的かつ正確に検出す
ることができる。本発明の請求項4の発明においては、
上記(4)のようにしたので、分割した小領域のサイズ
を越える大きさのあらゆる方向の移動量を検出すること
ができる。本発明の請求項5の発明は、上記(5)のよ
うにしたので、分割した小領域のサイズよりも広い領域
の、全体的な移動量を検出することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、以下の説明では、画像を間隔一定の
直交格子状に分割する場合を考えているが、任意の位置
関係にある小領域に対して本発明を適用することができ
る。また、以下の説明では、画像1、画像2を連続する
時系列画像の内の2フレームとして説明するが、任意の
画像(同一の画像も含む)に適用可能である。また、原
画像に対してのみならず、何らかの前処理を施した画像
(微分画像など)に対しても有効である。
【0020】また、着目している小領域の周囲の小領域
を隣接する8方向で扱っているが、さらに広い範囲の領
域を含めて処理することもできる。さらに、画像を直線
方位θ・位置ρのパラメータ空間に変換する手法として
ハフ変換を用いているが、同様の作用をもたらす変換で
あればどのような処理手法を用いてもよい。逆ハフ変換
についても、θとτからなるパラメータ平面によりその
平面上の正弦波状曲線を一点に変換するものであれば同
様に利用することができる。また、ハフ変換後のρθデ
ータに対して、ρ方向の一次元フィルタリング処理を行
うことも考えられる。
【0021】(1)実施例1 図9は本発明の第1の実施例の装置構成図、図10は本
発明の第1の実施例の処理を示すフローチャートであ
り、同図により本発明の第1の実施例について説明す
る。なお、本実施例は請求項1,6の発明に対応する。
図9において、1はカメラ等から構成される画像入力
部、2a,2bは入力された全体画像を格納する全体画
像格納部、3は全体画像格納部2a,2bに格納された
全体画像から小領域選定部5により選定された局所画像
を切り出す小領域切り出し部、4a,4bは切り出され
た局所画像を格納する局所画像格納部である。また、6
a,6bは上記局所画像をハフ変換するハフ変換部、7
はハフ変換したρθデータの相関演算を行う相関処理
部、8は相関演算結果を逆ハフ変換する逆ハフ変換部で
ある。
【0022】9は小領域選定部5により選定された小領
域の相対位置からVシフト量(Dx,Dy )を得るVシ
フト計算部、10は逆ハフ変換部8により得たVデータ
をVシフト計算部9で求めたシフト量だけシフトした
V’平面データを格納するV’平面格納部、11はピー
ク検出部でありピーク検出部11により求めた速度ベク
トルは速度ベクトル格納部12に格納される。
【0023】次に、前記図1、図2を参照しながら、図
10により本実施例の処理を説明する。ステップS1、
ステップS1’において、画像1,2を入力し、ステッ
プS2,S2’において、図1(a)に示したように画
像分割する。ステップS3,S3’において、対象領域
を選定し、ステップS4,S4’において局所画像切り
出しを行い、図1(b)に示したように小領域A,Bi
を切り出す。ついで、切り出した小領域について、ステ
ップS5、S5’においてハフ変換を行い図1(c)に
示したようにρθデータを得る。
【0024】ステップS6において、相関演算を行い図
1(d)に示したようなθτデータを得て、ステップS
7において逆ハフ変換を行い、図1(e)に示したよう
なVデータ(見かけの移動速度)を得る。次に、ステッ
プS8において、上記小領域A,Bの相対位置から前記
図2に示したようにVシフト量(Dx ,Dy )を計算
し、ステップS9においてVシフト量に基づき上記Vデ
ータをシフトしV’平面書き込みを行うことにより真の
速度平面が求められる。ついで、ステップS10におい
て、隣接領域の処理が全て終了したかを調べ、終了して
いない場合には、小領域Aに隣接する小領域を新たな領
域Bi としてステップS3’に戻る。そして、上記処理
を繰り返し得られたデータをV’平面に書き加えていく
ことにより最終的な速度平面V’を得る。
【0025】そしてステップS11において、上記のよ
うにして得られたV’平面上での最大のピーク(相関値
が最大の座標位置)を抽出し、ステップS12において
速度ベクトルを得る。これにより隣接する小領域までの
大きさの速度ベクトルを検出することができる。次いで
ステップS13において、全画像の処理が終了したかを
調べ、終了していない場合にはステップS3に戻り、新
たな対象領域を設定し、上記処理を繰り返す。
【0026】なお、上記説明ではV’平面上でピーク検
出を行っているが、V’平面上でピーク検出を行わず、
V’平面をそのまま次の処理に用いてもよい。以上のよ
うに分割した画像1の全領域に渡って、小領域Aを順次
置き換えながら処理を繰り返すことにより、画像1と画
像2の間のオプティカルフローが求まる。
【0027】(2)実施例2 図11は本発明の第2の実施例の装置構成図、図12は
本発明の第2の実施例の処理を示すフローチャートであ
り、同図により本発明の第2の実施例について説明す
る。なお、本実施例は請求項2,7の発明に対応する。
本実施例においては、図11に示すように前記図9のV
シフト計算部9とV’平面格納部10に代え、τシフト
計算部13とτ’θ平面格納部14を設けたものであ
り、τシフト量計算部13は、小領域の相対位置(Dx
,Dy )と線分方位θによりτシフト量Δτを前記式
Δτ=Dx cosθ+Dy sinθで求める。また、τ’θ
平面格納部14は、相関演算結果を上記τシフト量だけ
シフトしてτ’θ平面に格納する。
【0028】次に前記図3、図4を参照しながら図12
により本実施例の処理を説明する。図12において、ス
テップS1からステップS6までの処理は前記図10と
同じであり、入力画像を画像分割して対象領域を選定
し、局所画像を切り出す(ステップS1〜ステップS
4,S1’〜S4’)。ついで、切り出した小領域A,
Bi についてハフ変換を行ったのち、相関演算を行い、
見かけの一次元速度τを得る(ステップS5,S5’、
ステップS6)。
【0029】ついで、ステップS7において、図3に示
したように小領域の相対位置(Dx,Dy )からτシフ
ト量を求め、ステップS8において、図4に示したよう
にτ’θ平面に書き込み、真の一次元速度τ’を下記式
により得る。 τ’=τ0 +Δτ=τ0 +(Dx cosθ+Dy sinθ) ステップS9において上記τ’θ平面を逆ハフ変換する
ことにより、速度平面V’が得られる。
【0030】ついで、ステップS10において、前記図
10と同様に、隣接領域の処理が全て終了したか調べ、
終了していない場合には、小領域Aに隣接する小領域を
新たな領域Bi としてステップS3’に戻り、上記処理
を繰り返す。そしてステップS11において、前記した
ように最大のピーク(相関値が最大の座標位置)を抽出
し、ステップS12において速度ベクトルを得る。これ
により隣接する小領域までの大きさの速度ベクトルを検
出することができる。
【0031】次いでステップS13において、全画像の
処理が終了したかを調べ、終了していない場合にはステ
ップS3に戻り、新たな対象領域を設定し、上記処理を
繰り返す。本実施例においては、上記のような処理を行
うことにより、上記第1の実施例と同等な結果を得るこ
とができる。
【0032】(3)実施例3 図13、図17は本発明の第3の実施例の処理を示すフ
ローチャートである。また、本実施例を実現するための
装置としては、V座標シフトを用いる場合には前記図
9、τ座標シフトを用いる場合には前記図11に示した
ものを使用することができる。なお、本実施例は請求項
3の発明に対応する。
【0033】 特定位置の小領域Bと小領域Aとの間
だけで移動量を計算する場合 図13は特定位置の小領域Bと小領域Aとの間だけで移
動量を計算する実施例を示している。次に、図13によ
り本実施例の処理を説明する。本実施例の処理は、前記
図10に示した第1の実施例におけるステップS10に
よる繰り返し処理を省略したものであり、その他は基本
的に前記図10の処理と同じである。
【0034】図13において、入力画像を画像分割して
対象領域を選定し、局所画像を切り出す(ステップS1
〜ステップS4,S1’〜S4’)。ついで、切り出し
た小領域A,Bについてハフ変換を行ってρθ平面を得
たのち、相関演算を行いθτ平面を得る(ステップS
5,S5’、ステップS6)。次に相関演算結果を逆ハ
フ変換するとともに、Vシフト量を計算し、V’平面に
書き込む(ステップS7,S8,S9)。そして、V’
平面上での最大のピーク(相関値が最大の座標位置)を
抽出し、速度ベクトルを得る(ステップS10,S1
1)。さらに、ステップS12において、全画像につい
て処理が終了したか調べ、終了していない場合には、ス
テップS3に戻り、新たな対象領域を設定し、上記処理
を繰り返す。
【0035】以上のように、位置の異なった小領域Aと
Bの各々のハフ変換データに対して相関処理を施すこと
によりθτ平面が得られる。さらに、このθτ平面に逆
ハフ変換を施せば速度平面を得ることができ、見かけの
速度を検出することができる。この速度は見かけの速度
であるので、上記したように小領域A,Bの相対位置に
基づきV座標シフトを行うか、あるいは前記した第2の
実施例で説明したτ座標シフトを行うことにより、真の
一次元速度V’、あるいは真の一次元速度τ’を得るこ
とができる。
【0036】図14、図15は上記V座標シフトとτ座
標シフトを説明する図である。図14に示すように小領
域A,Bの相対位置関係が(Dx ,Dy )であるとき、
ρθ平面の相関処理を行いθτ平面を得る。そして、V
座標シフトにおいては、図15(a)に示すように、θ
τデータの逆ハフ変換を行って見かけの移動速度を得た
のち、上記Vシフト量(Dx ,Dy)に基づき同図のa
に示すV座標シフトを行って真の移動速度V’平面を得
る。
【0037】一方、τ座標シフトにおいては、図15
(b)に示すようにρθ平面の相関処理を行うことによ
りθτ平面を得て、前記したようにτ’=τ0 +Δτ=
τ0 +(Dx cosθ+Dy sinθ)によりτ座標シフト
を行って逆ハフ変換を行うことにより真の速度平面V’
を得る。図14、図15ではデータ平面全てのシフトを
しているが、特定のデータのみを同じ数式で補正するこ
とも可能である。なお、τ座標シフトは、上記したよう
にθτデータに対してのみならず、その前のρθτデー
タに対しても行うことができる。
【0038】図16は上記した特定位置の小領域Bと小
領域A間の相関処理を説明する図である。同図(b)に
示すように時刻tおよび時刻t+1におけるハフ平面
(ρθデータ)の配列を用意しておき、分割画像aにお
いて、時刻tにおける小領域Aの対象物が時刻t+1に
おいて小領域Bに移動したとき、それぞれのρθデータ
を対応する位置の配列に格納し、2つのρθデータ間に
対して相関処理を行うことにより、速度ベクトルを得る
ことができる。対象物が小さい場合には、上記のように
単一の小領域だけとの相関から速度ベクトルを検出した
方が検出精度が向上する場合もある。
【0039】 個々の小領域との相関演算を複数独立
に行う場合 また、個々の小領域との相関を複数独立に行うことも考
えられる。図17は上記した個々の小領域との相関を複
数独立に行う場合のフローチャートであり、図17によ
り本実施例の処理を説明する。図17において、入力画
像を画像分割して対象領域を選定し、局所画像を切り出
す(ステップS1〜ステップS4,S1’〜S4’)。
ついで、切り出した小領域A,Bについてハフ変換を行
ってρθ平面を得たのち、相関演算を行いθτ平面を得
る(ステップS5,S5’、ステップS6)。
【0040】次に相関演算結果を逆ハフ変換して最大ピ
ークを検出し、Vシフト量計算を行って、速度ベクトル
を検出する。(ステップS7,S8,S9,S10)。
そして、ステップS11において、隣接領域の処理が全
て終了したかを調べ、終了していない場合には、ステッ
プS3’に戻り新たな隣接領域を選択して上記処理を繰
り返す。以上のようにして、個々の小領域との相関を複
数独立に行うことにより複数の速度を検出する(ステッ
プS12)。そして、全画像について処理が終了したか
調べ(ステップS13)、終了していない場合には、ス
テップS3に戻り、新たな対象領域を設定し、上記処理
を繰り返す。
【0041】図18は上記した複数の速度を検出する場
合の処理を説明する図である。前記した図16と同様、
同図に示すように時刻tおよび時刻t+1におけるハフ
平面(ρθデータ)の配列を用意し、それぞれのρθデ
ータを対応する位置の配列に格納する。そして、例えば
小領域Aから複数方向に対象物が移動した場合、小領域
Aと小領域B1および小領域Aと小領域B2から個々独
立に速度検出を行うことにより複数の速度検出を行う。
【0042】対象物が小さい場合には、上記、のよ
うに単一の小領域との相関から速度ベクトルを検出した
方が検出精度が向上する場合もある。また、上記のよ
うに小領域Aから複数の対象物が別々の方向に動き出す
ような場合にも、個々の速度検出を独立に行うことで複
数の速度を正確に検出することが可能となる。これらの
独立の速度平面を統合することももちろん可能である。
【0043】(4)実施例4 本実施例は隣接する全ての小領域との相関結果を加算
し、速度ベクトルを検出する実施例であり、本実施例に
より任意の方向の速度を同時に検出することができる。
本実施例は前記した図10、図12のフローチャートに
より実現することができ、また、本実施例を実現するた
めの装置としては、V座標シフトを用いる場合には前記
図9、τ座標シフトを用いる場合には前記図11に示し
たものを使用することができる。なお、本実施例は請求
項4の発明に対応する。
【0044】図19は本実施例を説明する図であり、同
図に示すように、小領域Aに対して、それと隣接する3
×3の小領域Bi (小領域Aも含む)との相関結果を全
て統合すれば、3倍のサイズの速度平面を得られ、その
分だけ高速度の検出を実現することができる。そして、
同図に示す統合した速度平面V’に対してピーク抽出な
どの処理を施すことにより、小領域A内の画像がどれだ
け移動したかを求めることができる。
【0045】また、左右のカメラからとられたステレオ
画像からの視差検出の場合など特定方向の移動量のみを
求める場合には、周囲の全小領域と相関処理を行う必要
はなく、図20に示すように必要な方向に存在する複数
の小領域のみを処理の対象とすればよい。上記場合にお
いても、前記したV座標シフト、τ座標シフトのいずれ
の手法を用いてもよい。
【0046】(5)実施例5 本実施例は、複数の小領域に着目しそれぞれの小領域の
相関結果を統合することにより広い領域の移動ベクトル
を検出できるようにしたものである。すなわち、図21
に示すように、小領域Aの周囲の小領域Ak において、
そのAK の周囲の小領域Bi との間で前記図19に示し
たように相関をとって統合し、各小領域Ak の画像の平
面速度を求め、各Ak について得られた速度平面を更に
加算することにより小領域Aを含む広い範囲の全体速度
ベクトルを求める。なお、本実施例は請求項5の発明に
対応する。
【0047】図22は本実施例の処理を示すフローチャ
ートであり、また、本実施例を実現するための装置とし
ては、V座標シフトを用いる場合には前記図9、τ座標
シフトを用いる場合には前記図11に示したものを使用
することができる。図22において、ステップS1から
ステップS9までの処理は前記図10と同じであり、入
力画像を画像分割して対象領域を選定し、局所画像を切
り出す(ステップS1〜ステップS3,S1’〜S
3’)。ついで、切り出した小領域A,Bi についてハ
フ変換を行ってρθ平面を得たのち、相関演算を行いθ
τ平面を得る(ステップS4,S4’、ステップS
5)。
【0048】次に相関演算結果を逆ハフ変換するととも
に、Vシフト量を計算し、V’平面に書き込む(ステッ
プS6,S7,S8)。ついで、ステップS9におい
て、隣接領域の処理が全て終了したかを調べ、終了して
いない場合には、小領域Aに隣接する小領域を新たな領
域Bi としてステップS2’に戻る。
【0049】小領域Aの周囲の領域Bi の処理が終わる
と、ステップS10に行き、小領域Aに隣接する小領域
Ak についての処理が全て終了したかを調べ、終了して
いない場合には、ステップS2に戻り、新たな小領域A
k について上記と同様な処理を行う。以上のようにして
小領域Ak について処理が終了すると、ステップS12
において、全画像の処理が終了したかを調べ、終了して
いない場合にはステップS3に戻り、新たな対象領域を
設定し、上記処理を繰り返す。以上のように本実施例に
おいては、分割した領域のサイズ(小領域A)よりも広
い範囲(図21ではAの3×3倍分)内の平均速度を得
ることができる。このため、全体が一様に動いているよ
うな場合、あるいは、小領域サイズよりも大きい対象物
が動いている場合にはノイズ抑制の効果も大きく現れ
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
以下の効果を得ることができ、連続した時系列画像から
の速度ベクトルの検出や、2つのカメラ画像からの視差
の検出等において、分割した小領域のサイズを越える動
きを少ない演算量で効率的かつ正確に検出することがで
きる。
【0051】(1)移動した対象物が含まれる異なった
位置の小領域のρθデータの間で相関を取っているの
で、分割した小領域のサイズを越える移動量を検出する
ことができる。 (2)上記(1)において、位置の異なる2つの小領域
の相対位置に応じて、上記変位量τに対して、方位θの
座標シフトを行っているので、対象物を構成する直線成
分の小領域のサイズを越える大きさの一次元的な移動量
を検出することができる。 (3)上記(1)(2)において、それぞれの小領域間
で単独の相関結果を求め、求めた相関結果を独立して処
理しているので、分割小領域のサイズを越える大きさ
の、特定方向の移動量を効率的かつ正確に検出すること
ができる。
【0052】(4)上記(1)(2)において、特定の
1小領域に対して、複数の領域と相関を取り、それらの
相関結果をまとめて処理しているので、分割した小領域
のサイズを越える大きさのあらゆる方向の移動量を検出
することができる。 (5)上記(1)(2)において、複数の小領域に対し
て、その各小領域と複数の小領域と相関をとり、上記複
数の各小領域についての相関結果をさらにまとめて処理
しているので、分割した小領域のサイズよりも広い領域
の、全体的な移動量を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1,6の原理を説明する図であ
る。
【図2】本発明の請求項1,6の原理を説明する図(続
き)である。
【図3】本発明の請求項2,7の原理を説明する図であ
る。
【図4】本発明の請求項2,7の原理を説明する図(続
き)である。
【図5】本発明の請求項3の原理を説明する図である。
【図6】本発明の請求項3の原理を説明する図(続き)
である。
【図7】本発明の請求項4の原理を説明する図である。
【図8】本発明の請求項5の原理を説明する図である。
【図9】第1の実施例のシステム構成図である。
【図10】第1の実施例の処理を示すフローチャートで
ある。
【図11】第2の実施例のシステム構成図である。
【図12】第2の実施例の処理を示すフローチャートで
ある。
【図13】第3の実施例の処理を示すフローチャート
である。
【図14】V座標シフトとτ座標シフトを説明する図で
ある。
【図15】V座標シフトとτ座標シフトを説明する図
(続き)である。
【図16】特定位置の小領域Bと小領域A間の相関処理
を説明する図である。
【図17】第3の実施例のフローチャートである。
【図18】複数の速度を検出する場合の処理を説明する
図である。
【図19】第4の実施例を説明する図である。
【図20】第4の実施例において特定方向の移動量のみ
を求める場合を示す図である。
【図21】第5の実施例を説明する図である。
【図22】第5の実施例の処理を示すフローチャートで
ある。
【図23】従来の移動ベクトル検出方法を示す図であ
る。
【図24】従来の移動ベクトル検出方法を示す図(続
き)である。
【図25】移動量が大きい場合を説明する図である。
【符号の説明】
1 画像入力部 2a,2b 全体画像格納部 3 局所画像格納部 5 小領域選定部 4a,4b 局所画像格納部 6a,6b ハフ変換部 7 相関処理部 8 逆ハフ変換部 9 Vシフト計算部 10 V’平面格納部 11 ピーク検出部 12 速度ベクトル格納部 13 τシフト計算部 14 τ’θ平面格納部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を小領域に分割し、その局所画像を
    直線成分の位置ρ、方位θで表す平面に変換し、 異なる画像フレームの2つの小領域から得られた上記2
    つのρθ平面に対して、そのθ軸のデータ毎の相関を取
    ることによって直線方位θ・変位量τであらわすθτ平
    面に変換し、 上記平面をさらにx方向変位量Δxとy方向変位量Δy
    で表す平面に変換し、その平面上のピーク位置の検出に
    よって各小領域内の画像の移動ベクトルを検出する画像
    特徴抽出方法であって、 位置の異なる2つの小領域間でρθデータ平面の相関処
    理を行うことを特徴とする画像特徴抽出方法。
  2. 【請求項2】 位置の異なる2つの小領域の相対位置に
    応じて、上記変位量τに対して、方位θの座標シフトを
    行うことを特徴とする請求項1の画像特徴抽出方法。
  3. 【請求項3】 それぞれの小領域間で単独の相関結果を
    求め、求めた相関結果を独立して処理することを特徴と
    する請求項1または請求項2の画像特徴抽出方法。
  4. 【請求項4】 特定の1小領域に対して、複数の領域と
    相関を取り、それらの相関結果をまとめて処理すること
    を特徴とする請求項1または請求項2の画像特徴抽出方
    法。
  5. 【請求項5】 複数の小領域に対して、その各小領域と
    複数の小領域と相関をとり、上記複数の各小領域につい
    ての相関結果をさらにまとめて処理をすることを特徴と
    する請求項1または請求項2の画像特徴抽出方法。
  6. 【請求項6】 第1および第2の画像を入力する画像入
    力手段と、 上記第1、第2の画像から位置の異なる2つの小領域を
    切り出す手段と、 上記第1、第2の画像から切り出された位置の異なる2
    つの小領域を直線成分の位置ρ、方位θで表す平面に変
    換し、そのθ軸のデータ毎の相関を取ることによって直
    線方位θ・変位量τで表すθτ平面に変換する手段と、 上記平面をさらにx方向変位量Δxとy方向変位量Δy
    で表す平面に変換し、その平面上のピーク位置の検出に
    よって各小領域内の画像の移動ベクトルを検出する手段
    とを備えたことを特徴とする画像特徴抽出装置。
  7. 【請求項7】 第1および第2の画像を入力する画像入
    力手段と、 上記第1、第2の画像から位置の異なる2つの小領域を
    切り出す手段と、 上記第1、第2の画像から切り出された2つの小領域を
    直線成分の位置ρ、方位θで表す平面に変換し、そのθ
    軸のデータ毎の相関を取ることによって直線方位θ・変
    位量τで表すθτ平面に変換する手段と、 上記小領域の相対位置に応じたシフト量Δτを求める手
    段と、 上記シフト量Δτに基づき、上記θτ平面を真の移動量
    τ’、直線方位θで表すθτ’平面に変換する手段と、 上記平面をさらにx方向変位量Δxとy方向変位量Δy
    で表す平面に変換し、その平面上のピーク位置の検出に
    よって各小領域内の画像の移動ベクトルを検出する手段
    とを備えたことを特徴とする画像特徴抽出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101016095B1 (ko) * 2009-02-20 2011-02-17 성균관대학교산학협력단 이진영상들 및 하프변환을 이용한 영상 배경 변화량 검출 장치 및 방법

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