JPH1063175A - 無教室音楽教育システム - Google Patents

無教室音楽教育システム

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JPH1063175A
JPH1063175A JP23855396A JP23855396A JPH1063175A JP H1063175 A JPH1063175 A JP H1063175A JP 23855396 A JP23855396 A JP 23855396A JP 23855396 A JP23855396 A JP 23855396A JP H1063175 A JPH1063175 A JP H1063175A
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JP
Japan
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performance
music
signal
playing
classroom
Prior art date
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Pending
Application number
JP23855396A
Other languages
English (en)
Inventor
Heizaburo Kawamura
兵三郎 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon I Tech Inc
Original Assignee
Tokyo Denshi Sekkei KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Denshi Sekkei KK filed Critical Tokyo Denshi Sekkei KK
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】あたかも音楽の先生が脇にいて、あれこれ指示
/教示してくれているのと同じような練習結果が得られ
る無教室音楽教室を提供する。 【解決手段】演奏装置に接続した演奏楽器で音楽を演奏
し、演奏信号をMIDI規格に変換した後伝送信号に変
換して演奏評価装置に送信し、該演奏評価装置において
は、伝送されて来た前記演奏信号と既にデータベースと
して記録してある演奏楽曲の楽譜の信号と比較演算し、
その比較演算結果に演奏評価信号を加え、該演奏評価結
果を前記演奏装置側に再送信すると共に、該演奏評価信
号を受信した演奏装置に付属する表示装置に表示するこ
とで、演奏装置での演奏を修正演奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、音楽演奏者の演奏した
信号をMIDI(Music Instrument
Digital Interface:米国の国際MI
DI協会が提唱する音楽における音程、音長、音色等々
の信号をコンピュータ装置に接続する為の国際規格)信
号に変換して遠隔地に送信し、該演奏信号を受信した演
奏評価装置においては、該伝送されて来た演奏内容を評
価して、その演奏評価結果を演奏者(送信者)に再送信
することで、音楽教室や音楽学校等に行かなくても演奏
者の演奏する音楽教室の先生、あるいは自動演奏評価装
置にて演奏を自動的に評価できる演奏評価システムを提
供することにある。
【0002】
【従来の技術】従来、MIDI信号を利用したカラオケ
装置等々が著名であるが、該カラオケ装置も電話(伝
送)回線を利用して家庭にも入りつつあり、かなり一般
的になってきた。本発明ではこれらのMIDI信号を活
用して沢山の生徒が集合する教室のいらない無教室音楽
教室という新しい装置を提供することにある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】及び
【発明の目的】本発明ではMIDI信号を利用して無教
室音楽教室システムいう新しい装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記の通り
MIDI信号を活用した新しい装置を提供するために、
演奏装置側では遠隔地から伝送(電話)回線を通して送
信/又は受信するための信号変換器、受信したデジタル
信号(コンピュータ信号)をMIDI信号に変換する/
又はその逆に変換するMIDIインターフェイス装置、
MIDI信号から音楽信号(アナログ)に変換する為の
MIDI音源装置、MIDI音源装置から出力されたア
ナログ信号をスピーカ、又はヘッドフォーンを鳴らすた
めの増幅器、演奏者が演奏する演奏楽器(キーボード:
音楽家の一般的な称呼は「MIDIキーボードコントロ
ーラ」、または「マスターキーボード」以下本明細書で
は単に「キーボード」と記す)を有しており、さらに演
奏評価装置においては伝送回線からの信号を変換するM
ODEM装置、変換された信号を蓄積するメモリ装置
B、さらには伝送回線から入力され変換された選曲デー
タを選曲する音楽・楽譜蓄積データベース、選曲された
楽曲が使用する楽器の種別を行う楽器切換装置、その楽
譜を比較演算するためにコンピュータ装置(比較演算回
路)に入力信号とするためにのメモリ装置A、さらには
前記メモリ装置A/Bにて蓄積された信号を比較演算す
るためのコンピュータ装置(比較演算装置)、その比較
演算結果に演奏評価を加える演奏評価システム、その出
力を演奏者に送信する為の入出力切換回路からなり、さ
らに前記比較演算回路の代わりに音楽教室の先生が演奏
を聴取し前記コンピュータ装置に代わりに受信した演奏
音楽を評価する時の演奏評価装置操作卓を有する。
【0005】
【作用】以上の各装置により、演奏者は自分が演奏した
信号は、演奏装置からMIDI信号に変換した後無教室
音楽教室に電話回線等の伝送手段で送信すると、無教室
音楽教室のコンピュータ装置は、その演奏楽曲に予めデ
ータベースとして蓄積された作曲楽譜面と比較演算し、
該楽譜面との相違点を、例えばある音符に対し半音上が
る/下がる、音符の長さが1/4、あるいは1/16速
い/遅い、音の強さが弱い/強い、等々を評価した信号
を再送信し、演奏者は送られて来た評価結果にしたがっ
て再演奏の練習を行えば、あたかも音楽の先生がそばに
いて、あれこれ指示/教示してくれているのと同等の練
習結果を得られる教室のいらない音楽学校(または音楽
教室)である無教室音楽教室を提供することにある。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の演奏装置の主要機能を表すブロック図で
あり、図2は演奏評価装置の主要機能を表すブロック図
である。先ず、図1において説明すると演奏者のMID
I演奏装置20は、コンピュータ装置22、MIDIイ
ンタフェイス装置26、キーボード演奏装置27、MI
DI音源装置28、スピーカを鳴らすための増幅器1
3、スピーカ14等からなる。いま、演奏者がキーボー
ド演奏装置27で演奏した演奏信号は、MIDIインタ
フェイス装置26の入力端子に入力されてMIDI信号
となり、該MIDI信号は結線25を介してコンピュー
タ装置22に入力され、データ入力器23から入力した
演奏曲名、演奏楽器(実際はキーボードで指定した演奏
楽器名)と共にMODEM装置21を介して伝送回線1
1にて無教室音楽教室10の演奏評価装置30に伝送さ
れる。一方、前記信号を受信した演奏評価装置30側で
は、受信した信号はMODEM装置31にてMIDI信
号32に変換された後、演奏信号は一旦メモリ装置B3
8に蓄えられると同時に、復元したMIDI信号32の
うち楽曲データ34のみ楽譜蓄積データベース装置35
に入力され、送信されてきた信号と同じ楽曲/楽器が選
択され、そのデータをメモリ装置Aに入力蓄積される。
メモリ装置A37及び同B38に蓄積された2つの演奏
信号は、比較演算回路39aに入力されて、正規の楽譜
信号33と比較演算された音32の高低差、時間のず
れ、時間の長さ、ハーモニーのずれ、等々について比較
演算し、その比較演算結果出力41を比較評価システム
39b に入力する。
【0007】比較演算回路39aと演奏評価システム3
9bは同じCPU装置39で構成されているが、図2は
その主要機能を表すブロック図である。さらに比較演算
回路39aにメモリ素子40が接続されているが、本メ
モリ素子40は本演奏評価装置全体の制御を司るので、
それに必用なプログラム、及び演算中間データを蓄積し
てあるものとする。前記比較演算結果41は、例として
音の高低、音譜の時間のずれ、音符長さ、ハーモニー等
々について、予め設定した領域内に有るか否か、はずれ
ているならどの方向にどの程度ずれているか、を入力蓄
積しておいた評価コメントを付加して、MODEM回路
31を介して送信者(演奏者)に評価結果を返信する。
一方、送信者(演奏者)が音楽教授(先生)の評価によ
ることを希望した場合には、伝送回路11から送信され
てきた信号は、MODEM装置31からのMIDI信号
に復元された信号32は、スイッチ回路46を介してM
IDIインタフェイス及び音源装置42の入力端子に接
続され、オーディオ信号に復元された後演奏評価装置操
作卓43に入力されると同時に、同一楽曲信号が音楽譜
面蓄積データベースに入力され、その信号がスイッチ4
6を介してMIDI音源装置42を介して演奏評価装置
操作卓43に入力され、音楽教授(または先生)は演奏
者の信号と、必要があればデータベースの楽曲信号の双
方の音楽を試聴して(聞き比べて)、その評価結果を演
奏評価装置操作卓43に入力すると、その評価信号はス
イッチ47を介してMODEM回路31を介し伝送信号
11となり、前記演奏者に返送される。
【0008】ここで、前記演奏者は演奏評価装置30か
ら返送されて来た信号をコンピュータ装置22とその表
示装置24にて表示されるので、自分の演奏した信号が
正式楽曲譜面に対しどの位置にあるのか/どの様に演奏
されているかの判断ができ、その結果を修正(又は補
正)しながら再度演奏(演習)することで、演奏がより
一層上手になることが出来る。このように、演奏者の演
ずる音楽が評価されて、その評価結果が演奏者に戻って
くるので、どこかの街のまん中に特定した場所に音楽教
室がなくても、田舎のはずれでもどこでも本発明の評価
装置のみを設置しておけば、音楽教室を開校出来るし、
かつ演奏者は前記演奏評価装置が遠隔地にあっても、遠
近の差がなく音楽を勉強し、上達することが可能とな
る。尚、図1においてデータ入力器23は、コンピュー
タ装置に付属にキーボードを意味するもので、コンピュ
ータ装置全体の制御信号を入力したり、演奏音楽の信号
を入力する際にも用いられる。表示器24はコンピュー
タ装置の表示(ディスプレイ)装置である。通信ソフト
17はコンピュータ装置23がMIDI信号を伝送回線
に変換するソフトで、MIDIソフト16はコンピュー
タ装置MIDI音楽を制御するソフトで、コンピュータ
装置による音楽の作曲にも用いられる。さらに、図2に
おいて音楽楽譜面データベースの使用楽器切換器36
は、演奏者が送信して来る演奏装置の楽器と同じ楽器音
にするための使用楽器を選択する装置で、送信されてく
る信号に一致した楽器を自動的に選択する装置である。
また、メモリ素子40は演奏評価装置全体の制御を司る
CPU、及び演奏を比較演算したり、評価システムに評
価を追加したりするコンピュータ装置のプログラム、及
び中間のデータを保持する為のメモリ素子である。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による演奏装
置、演奏評価装置を用いることで、演奏者は居ながらに
して、自分の演奏した音楽が、正式(作曲者が作曲した
楽譜)の楽譜面に比較して、どの位置でどのように狂っ
ているのか(違っているのか)が認識出来るので、音楽
教室が無くても/音楽教室までわざわざ行かなくても音
楽の勉強が出来る。さらに街のまん中に音楽教室を設け
なくても、田舎のはずれにでも本発明の装置を設置さえ
しておけば、演奏評価を希望した人(演奏評価を契約し
た人)は、自分の奏でる音楽の何処が良くてどこが悪い
のかが、自分のコンピュータ装置に表示された表示画面
を見ることで自分の演奏を認識し、自分で勉強ができ
る。尚、本明細書での文言は一般的な機能を表現してい
る文言であり、記載してある文言に限定されるものでは
ない。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMIDI演奏装置を示す機能ブロック
図である。
【図2】本発明の演奏評価装置の機能ブロック図であ
る。 10、本発明の演奏評価装置を設置している音楽教室 11、本装置のデータを伝送する伝送回線(電話回
線)。 13、増幅装置 18、プリンタ装置 20、MIDI演奏装置。 22、コンピュータ装置 26、MIDIインタフェイス装置 27、キーボード演奏装置 28、MIDI音源装置 30、演奏評価装置 31、入出力切換装置 35、正規の音楽・楽譜データベース 37/38、メモリ装置A/B 39、演奏評価装置を制御するコンピュータ装置、及び
その比較演算回路/演奏評価装置 40、演奏評価装置のコンピュータ装置のプログラムを
記録してあるメモリ素子 42、MIDI音源装置/MIDIインタフェイス装置 43、演奏評価装置操作卓 44、演奏者の演奏を音楽教室の先生が聴取する時のヘ
ッドホン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボードによる演奏楽器で音楽を演奏
    し、該演奏信号をMIDI規格に変換した後伝送信号に
    変換して演奏評価装置に送信し、該演奏信号を受信した
    演奏評価装置においては、伝送されて来た前記演奏信号
    と既にデータベースとして記録してある演奏楽曲の楽譜
    信号と比較演算し、その比較演算結果に演奏評価を加
    え、該評価結果を前記演奏装置に再送信する。と共に演
    奏装置に付属するコンピュータ装置の表示装置に表示す
    ることで、演奏装置での演奏を修正演奏することが出来
    ることを特長とした遠隔地での演奏評価システム又は無
    教室音楽教育システム。
  2. 【請求項2】演奏装置に接続した演奏楽器で音楽を演奏
    し、該演奏信号をMIDI規格に変換した後、さらに伝
    送信号に変換して演奏評価装置に送信し、受信した演奏
    評価装置においては該演奏信号を音楽教室の先生または
    教授が聴取して、その聴取評価結果を演奏者に再送信す
    ることを特長とした演奏評価システム又は無教室音楽教
    育システム。
  3. 【請求項3】前記請求項2記載の演奏評価装置におい
    て、該演奏評価装置内に過去に作曲された音楽楽譜をM
    IDI信号に変換してデータベースとして蓄積したこと
    を特長とした請求項2記載の演奏評価システム又は無教
    室音楽教室。
  4. 【請求項4】前記請求項2記載の演奏評価システムにお
    いて、該演奏評価装置内にて送信されてきた演奏楽曲信
    号と内部に貯えた楽曲信号とを比較して演奏楽曲評価信
    号を抽出し、演奏楽曲信号を評価することを特長とした
    請求項2記載の演奏評価システム又は無教室音楽教室。 【0001】
JP23855396A 1996-08-21 1996-08-21 無教室音楽教育システム Pending JPH1063175A (ja)

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JP23855396A JPH1063175A (ja) 1996-08-21 1996-08-21 無教室音楽教育システム

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010091798A (ko) * 2000-03-18 2001-10-23 김재수 기악 연주 교육장치 및 방법
KR20040078741A (ko) * 2003-03-05 2004-09-13 (주)아르테 인터넷을 이용한 피아노 원격 교습방법
JP2006058577A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Yamaha Corp 複数の時系列データを処理するためのデータ処理装置およびプログラム
CN109741658A (zh) * 2019-03-20 2019-05-10 任磊 一种用于音乐教学的多功能电子乐器教学系统

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