JPH1062830A - ボレート系非線形光学結晶への光学膜の形成方法 - Google Patents

ボレート系非線形光学結晶への光学膜の形成方法

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JPH1062830A
JPH1062830A JP8222656A JP22265696A JPH1062830A JP H1062830 A JPH1062830 A JP H1062830A JP 8222656 A JP8222656 A JP 8222656A JP 22265696 A JP22265696 A JP 22265696A JP H1062830 A JPH1062830 A JP H1062830A
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JP
Japan
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crystal
nonlinear optical
borate
optical crystal
ion plating
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JP8222656A
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English (en)
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Nobuhiko Umetsu
暢彦 梅津
Hiroyuki Wada
裕之 和田
Koichi Tatsuki
幸一 田附
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば高出力、高エネルギーの紫外線レーザ
ー光発生装置の波長変換素子として用いても、長期に渡
ってすぐれた特性を保持できるボレート系非線形光学結
晶への光学膜の形成方法を提供する。 【解決手段】 ボレート系非線形光学結晶への光学膜の
形成方法において、ボレート系非線形光学結晶表面の水
分を、真空中で除去する前処理工程を経て後に、ボレー
ト系非線形光学結晶を外気にさらすことなくその表面、
例えば光入射端面、光出射端面の少なくともいづれか
の、光学特性の劣化が問題となる表面に、光学膜を構成
する少なくともボレート系非線形光学結晶に直接被着す
る第1の光学膜をイオンプレーティングによって形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長変換素子を有
してなる例えば高出力紫外線レーザー光発生装置の製造
に適用して好適なボレート系非線形光学結晶への光学膜
の形成方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】レーザー光を利用して情報処理や計測制
御などを行うオプトエレクトロニクスの分野、光ディス
クのマスタリングあるいは半導体製造技術等におけるフ
ォトリソグラフィの露光光源等において、レーザー光の
短波長化および高出力化が要求されている。このような
光源としては、エキシマレーザーのような短波長発振す
るガスレーザーのほかに、例えば緑色発光がなされる半
導体レーザーと、非線形光学結晶による波長変換素子と
を組み合わせて短波長の紫外線レーザー光を発生させる
全固体紫外線レーザー光発生装置がある。この全固体紫
外線レーザー光発生装置は、定期的なガス交換、大規模
な設備を必要としないなどの特徴があり、広く短波長光
源として用いられる方向にある。
【0003】そして、この短波長レーザー光を発生させ
る短波長レーザー光発生装置、例えば紫外線レーザー光
発生装置において用いられる波長変換素子としては、ボ
レート系非線形光学結晶の、例えばβ−BBO(β−B
aB24 )が潮解性が小さく化学的に安定であり、空
気中での取扱も容易であるとされていて、このBBO
が、良く用いられている。
【0004】この短波長レーザー光発生装置は、例え
ば、図1にその概略構成図を示すように、1対以上の所
要の波長の光に対し高い反射率を示すミラーM1 および
2 によって光共振器が構成され、この光共振器内に、
ボレート系非線形光学結晶1例えばβ−BBOによる波
長変換素子2が配置される。
【0005】この波長変換素子2には、その基本波とな
る入射レーザー光光源部3からの例えば緑の波長532
nmのレーザー光を、非線形光学結晶1の入射側端面1
1から入射させる。このようにすると波長変換素子2の
非線形光学結晶1の出射側端面12から、波長532n
mの基本波の第2高調波の266nmの出力光を得るこ
とができる。
【0006】入射レーザー光光源部3は、例えば波長1
064nmのYAGレーザー4と非線形光学結晶よりな
る波長変換素子5とによって構成され、YAGレーザー
4からのレーザー光を、波長変換素子5によって波長変
換して波長532nmの緑色のレーザー光を出射する構
成とすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、短波長例
えば266nmの紫外線出力光を取り出すようにしたレ
ーザー光発生装置において、高出力化をはかるには、非
線形光学結晶1内で基本波の光子密度を高くする必要が
ある。ところが、ボレート系非線形光学結晶例えばバリ
ウムボレート系非線形光学結晶のBBO結晶は、平均出
力が1kW/cm 2 以上の高出力紫外線にさらされる
と、BBO結晶の端面の紫外線が照射された領域が時間
とともに変質し、数十時間という短時間で紫外線出力光
を激減させる光損傷が発生する。このような不都合を回
避するために、図2にその概略断面図を示すように、非
線形光学結晶1の端面11および12に潮解性のない無
反射光学膜6を被着形成して、その保護を行うことがな
される。この光学膜6の形成は、例えば特開平7−24
4310号公報に開示されたイオンプレーティング法に
よって形成することが提案されている。この方法による
場合、通常の蒸着法に比べ膜の充填率が高く、密着強度
が高いため非線形光学結晶の端面を確実に外気と遮断し
て潮解による破壊から防止できるとするものである。
【0008】ところが、潮解性が殆どないといわれるボ
レート系非線形光学結晶を用い、しかもイオンプレーテ
ィングによって光学膜を形成した場合においても、必ず
しも長寿命の高出力紫外線レーザー光発生装置を構成す
ることができない。
【0009】本発明者等は、鋭意、研究考察を行った結
果、潮解性が殆どないといわれるボレート系非線形光学
結晶、例えばバリウムボレート系非線形光学結晶におい
ても、これに直接的にイオンプレーティングによって光
学膜を形成した場合、イオンプレーティング前の状態で
ボレート系非線形光学結晶表面に水分の付着が存在して
いて、これが高出力化を図る場合において問題が生じて
いることを究明し、これに基いてボレート系非線形光学
結晶に対する光学膜の形成を良好に行い、端面における
光学的特性の安定化を確実にはかることができ、例えば
高出力、高エネルギーの紫外線レーザー光発生装置の波
長変換素子として用いても、長期に渡ってすぐれた特性
を保持できるボレート系非線形光学結晶への光学膜の形
成方法を提供するに至った。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるボレート系
非線形光学結晶への光学膜の形成方法において、ボレー
ト系非線形光学結晶表面の水分を、真空中で除去する前
処理工程を経て後に、ボレート系非線形光学結晶を外気
にさらすことなくその表面、例えば光入射端面、光出射
端面の少なくともいづれかの、光学特性の劣化が問題と
なる表面に、光学膜を構成する少なくともボレート系非
線形光学結晶に直接被着する第1の光学膜をイオンプレ
ーティングによって形成する。
【0011】このように、本発明方法においては、ボレ
ート系非線形光学結晶に、水分の遮断効果にすぐれたイ
オンプレーティングによる光学膜の形成を行うものであ
るが、特に本発明方法においては、このイオンプレーテ
ィングに先立ってボレート系非線形光学結晶表面の水分
を除去する工程を採ったことによって、高密度、高エネ
ルギーの光子によっても変質の発生が効果的に回避され
た安定してすぐれた光学的特性を保持できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明方法を、例えば前述した図
1に示す、高出力紫外線レーザー光発生装置の波長変換
素子1を、ボレート系非線形光学結晶例えばβ−BBO
によって構成する場合の例について説明する。すなわ
ち、この場合、結晶端面での平均出力が、1kW/cm
2 以上の出力を発生させるものであって、前述した光損
傷の発生が問題となる。
【0013】この例では、YAGレーザーからの波長1
064nmのレーザー光の4倍波を発生させる高出力紫
外線レーザー光発生装置の例である。この場合、前述し
たように、入射レーザー光光源部3が設けられる。この
場合の入射レーザー光光源部3は、波長1064nmの
レーザー光を発生するYAGレーザー4と、これよりの
波長1064nmのレーザー光を2倍波の532nmに
波長変換する例えばLBO(LiB3 5 )非線形光学
結晶による波長変換素子5とよりなる。
【0014】そして、この光源部3からの532nmレ
ーザー光を、例えばミラーM1 およびM2 によって形成
された光共振器内に例えばβ−BBO非線形光学結晶1
が配置されてなる波長変換素子2に入射させる。このよ
うにすると、紫外線発生の波長変換素子5からの、53
2nmの入射レーザー光の2倍波の波長266nmのレ
ーザー光を出力光として取り出すことができる。すなわ
ち、当初の波長1064nmの4倍波を波長変換素子4
の出力光として得ることができる。
【0015】本発明方法は、例えば上述の構成におい
て、その波長変換素子2を構成するボレート系非線形光
学結晶β−BBO結晶1の表面における水分を除去する
前処理工程を経てから、例えば図1および図2で示すよ
うに、非線形光学結晶1の入出力側各端面11および1
2に無反射光学膜6を、少なくともその結晶1に直接的
に成膜する光学膜に関してイオンプレーティングによっ
て成膜する。
【0016】この光学膜6は、湿気を含んだ大気に長期
間さらしても潮解することがなく、さらに紫外線に対し
て透過率が高い例えばHfO2 膜によって構成する。
【0017】このボレート系非線形光学結晶、例えばB
BO結晶1に対する光学膜6は、例えば図2に示すよう
に、複数の光学膜61,62,63・・・が積層された
積層膜によって構成するものであるが、上述したよう
に、その少なくとも結晶1に直接形成される最下層の第
1の光学膜61の形成は、イオンプレーティングによっ
て行う。そして、特に本発明方法においては、この第1
の光学膜61のイオンプレーティングによる成膜に先立
って、結晶1の表面に付着されている水分を除去する前
処理を行う。この前処理は、イオンプレーティングを行
う真空容器内で行い、続いてこの結晶1を外気にさらす
ことなく、光学膜6のイオンプレーティングを行う。
【0018】図3は、このボレート系非線形光学結晶1
に対する水分除去および光学膜6の形成がなされる低電
圧反応性イオンプレーティング装置の一例の概略構成図
を示す。この装置は、真空容器21を有し、例えばその
底壁部分に酸素ガス注入口22が設けられている。真空
容器21の上方部には、ボレート系非線形光学結晶1の
例えばBBOが、回転式のホルダー23によって保持さ
れる。このホルダー23によって保持される非線形光学
結晶1と対向して、真空容器21の下方部には、結晶1
に対する光学膜6を成膜するための少なくとも第1の光
学膜61を形成する成膜材料が収容されたるつぼ25が
設けられる。また、真空容器21の例えば下部には電子
銃26が配置され、側壁部にはアルゴンガス注入口27
を有するプラズマガン28が設けられる。このプラズマ
ガン28と、るつぼ25との間には、るつぼ25側を正
極とする直流電源29が接続される。
【0019】このイオンプレーティング装置によって、
まず非線形光学結晶1に直接被着形成する第1の光学膜
61の形成前に、光学結晶1の表面に付着した水分の除
去を、このイオンプレーティング装置における真空容器
21内で行う。
【0020】すなわち、真空容器21内を、これに連結
した真空ポンプ(図示せず)によって10-5Torr以下の
高真空とし、BBO非線形光学結晶1を300℃以上の
温度に加熱して1時間以上保持して水分の除去を行う。
【0021】このようにして、水分除去のなされた光学
結晶BBO結晶1に、続いて上述した潮解性がなく紫外
線の透過率の高い例えばHfO2 を成膜する。すなわ
ち、図3の装置において、アルゴンガス注入口27から
Arガスを注入し、この注入されたArガスをプラズマ
ガン28によってイオン化して作動ガスとし、るつぼ2
5内の成膜材料24を電子銃21からの電子ビームの衝
撃によって溶解し、酸素ガス注入口22から酸素O2
スを導入することによって緻密なHfO2 による第1の
光学膜を、ホルダー23に保持された非線形光学結晶1
の表面に成膜形成することができる。
【0022】このようにしてHfO2 による第1の光学
膜61を形成して後に、これの上に順次同様に例えばそ
れぞれイオンプレーティングによって、例えばAl2
3 膜による第2の光学膜62、SiO2 膜による第3の
光学膜63を積層形成して目的とする光学膜6の形成を
行うことができる。これら、第2および第3の光学膜の
形成は、同一のイオンプレーティング装置おいて、例え
ばそれぞれの光学膜の成膜材料を収容したるつぼを配置
してこれらに対して電源29を切換え接続するとともに
電子銃26の電子ビーム照射を切換えることによって形
成することもできるし、第1の光学膜61の形成後に、
他の成膜装置によって形成することもできる。
【0023】上述した本発明方法によって、光学膜6を
形成したボレート系非線形光学結晶1は、その光学膜6
が形成された端面に高い光子密度をもって、高エネルギ
ーすなわち短波長の紫外線レーザー光が1kW/cm2
以上で照射されても光学的特性の劣化が急激に生じるこ
とがない。したがって、本発明方法によって光学膜6の
形成を行ったボレート系非線形光学結晶1を、例えば図
1で説明した高出力紫外線レーザー光発生装置の波長変
換素子2として用いた場合においても長時間の連続使用
によっても、安定した光出力すなわち紫外線レーザー光
を得ることができ、紫外線レーザー光発生装置の長寿命
化をはかることができた。
【0024】この紫外線レーザー光発生装置に適用する
場合において、この紫外線レーザー光の出力の時間変化
を測定すると、従来数秒で急激に出力低下が生じた現象
を回避できた。また、出力光の紫外線レーザー光パター
ンに非線形光学素子の端面損傷による痕跡の発生も回避
でき、本発明方法による水分除去の前処理およびイオン
プレーティングによる光学膜形成の効果を確認すること
ができた。
【0025】また、本発明方法による場合、確実な光学
膜の形成が行われることがら、歩留りの向上、したがっ
て、コストの低廉化をはかることができる。
【0026】尚、本発明方法は、図1で説明した構成に
よる高出力紫外線レーザー光発生装置の波長変換素子に
適用する場合限られるものではなく、各種高出力紫外線
レーザー光発生装置構成における波長変換素子をはじめ
とする各種の用途におけるボレート系非線形光学結晶へ
の光学膜形成に適用することができる。
【0027】また、上述した例では、ボレート系非線形
光学結晶がBBOである場合を主として説明したが、そ
のほかそのBaの一部をあるいは全部を他の元素と置換
したKBBF(KBa2 BO3 2 ),SBBO(Sr
Ba3 BO7 ),CLBO(CsLiB6 10),CB
O(CsB3 5 ),LBO(LiB3 6 )等を用い
ることもできる。
【0028】また、光学膜の成膜に先立って行う水分除
去の前処理工程としては、紫外線照射あるいはプラズマ
クリーニング等によって行うこともできる。
【0029】
【発明の効果】上述したように、本発明方法によれば、
例えば波長変換素子の光学結晶として潮解性の小さいボ
レート系非線形光学結晶に対し、水分除去の前処理工程
を経て光学膜の形成を行うことによって、より特性の安
定化を図ることができ、例えば高出力の紫外線レーザー
光発生装置における波長変換素子を構成する非線形光学
素子の作製に適用するときは、レーザー光発生の安定化
をはかることができ、このレーザー光発生装置の長寿命
化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるボレート系非線形光学結晶への光
学膜の形成方法を適用する高出力紫外線レーザー光発生
装置の一例の概略構成図である。
【図2】本発明方法を適用する非線形光学素子の一例の
概略断面図である。図である。
【図3】本発明方法を実施する装置の一例の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 非線形光学結晶、2 波長変換素子、3 入射レー
ザー光光源部、4 YAGレーザー、6 保護膜、11
非線形光学結晶の入射側端面、12 非線形光学結晶
の入射側端面、 21 真空容器、 23 ホルダー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボレート系非線形光学結晶表面の水分
    を、真空中で除去する前処理工程と、 該前処理工程の後に上記ボレート系非線形光学結晶を外
    気にさらすことなく該ボレート系非線形光学結晶表面に
    形成する光学膜を構成する少なくとも上記ボレート系非
    線形光学結晶に直接被着する第1の光学膜をイオンプレ
    ーティングによって形成する工程とを採ることを特徴と
    するボレート系非線形光学結晶への光学膜の形成方法。
  2. 【請求項2】 上記前処理工程は、真空中での加熱処理
    によって充分水分の除去を行う工程と、その後常温まで
    降温する工程とよりなることを特徴とする請求項1に記
    載のボレート系非線形光学結晶への光学膜の形成方法。
JP8222656A 1996-08-23 1996-08-23 ボレート系非線形光学結晶への光学膜の形成方法 Pending JPH1062830A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012168498A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Gigaphoton Inc 波長変換素子、固体レーザ装置およびレーザシステム
WO2023009684A1 (en) * 2021-07-30 2023-02-02 Kla Corporation Protective coating for nonlinear optical crystal
US12072606B2 (en) 2022-07-11 2024-08-27 Kla Corporation Protective coating for nonlinear optical crystal

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