JPH1062520A - Cw妨害波除去装置 - Google Patents

Cw妨害波除去装置

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JPH1062520A
JPH1062520A JP21632596A JP21632596A JPH1062520A JP H1062520 A JPH1062520 A JP H1062520A JP 21632596 A JP21632596 A JP 21632596A JP 21632596 A JP21632596 A JP 21632596A JP H1062520 A JPH1062520 A JP H1062520A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地上DMEの受信機に混入するCW妨害波の
CW信号を除去し、質問パルスを確実に受信して、機上
DMEでの正確な測距を可能にする。 【解決手段】 空中線20、前置増幅器21を通じた増
幅受信信号S21が方向性結合器26,DCレベル検出
部22及び位相同期発振器19に入力される。位相同期
発振器19では、閉ループ制御によってVCO40の発
振信号の位相がCW信号の位相にロックされる。DCレ
ベル検出部22,CW消去レベル発生部23、減衰部2
4及び移相器25を通じて位相同期発振器19からの信
号の位相を減衰かつ逆相に移相して方向性結合器26に
供給する。ここで高周波結合してCW信号を除去し、質
問パルスのみを検波器27で検波する。遅延部43、減
衰部44、電圧オフセット部45及びコンパレータ47
を通じてDMEにおける測距を行うための時間測定を規
定するための基準となる質問パルスの前縁の半振幅点を
正確かつ確実に検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上DME(Dista
nce Measuring Equipment)の受信機に混入するCWレー
ダなどからの連続波(CW)信号を除去して、CW妨害
波が存在する際の質問パルスを正常に受信するためのC
W妨害波除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、航空管制システムにおけるVOR
(VHF Omnidirectional Range) などには、DMEシステ
ムが併設されている。このDMEシステムは航空機に搭
載した機上DME(インタロゲータ)と、この機上DM
Eからの質問パルスを受信し、かつ、遅延の後に応答パ
ルスを返送して、機上DMEで方位及び距離を測定する
ための地上DME(トランスポンダ)とからなる。この
機上DMEでは質問パルス及び応答パルスの電波伝播に
おける往復経過時間を求め、かつ、地上DMEでの規定
の遅延時間、例えば、50μsecの遅延時間を差し引
いて、地上DMEとの間の傾斜距離を求めている。この
場合、DMEシステムにおける時間測定を規定するため
質問パルスの前縁の半振幅点を基準として、その測距処
理を行っている。
【0003】図4は従来の地上DMEにおける受信機の
要部構成を示すブロック図であり、図5は動作における
処理信号のタイミングチャートである。図4及び図5の
従来例は、空中線10からの受信信号(質問パルス)が
前置増幅器11で増幅され、検波器12で検波される。
この検波信号は質問パルスの前縁の半振幅点を検出する
ため遅延部13及び減衰部14に入力される。遅延部1
3からの出力信号が電圧オフセット部15で負にオフセ
ットされて、コンパレータ17に入力される。また、減
衰部14では検波信号を、例えば、6dB減衰させてコ
ンパレータ17に出力する。
【0004】コンパレータ17では、減衰部14からの
減衰検波信号S18と、電圧オフセット部15からの遅
延オフセット信号S19とを比較し、測距演算に必要な
質問パルスの前縁の半振幅点が、電圧5/0Vの出力信
号S16の立ち上がり点(a)として検出される。
【0005】このような地上DMEの受信機では、航空
機に搭載した機上DMEからの質問パルスを受信する
が、同時にCWレーダなどからの強電界強度の連続波
(CW)を受信すると、質問パルスの正常な受信が出来
なくなる。すなわち、図5(a)は、CWの妨害を受け
ていない場合であるが、図5(b)に示すように、CW
妨害波のCW信号と質問パルスとの位相が同相(0°)
の場合、減衰部14からの減衰検波信号S18と、電圧
オフセット部15からの遅延オフセット信号S19との
交点がないため、出力信号S16に立ち上がり点が得ら
れなくなる。
【0006】また、図5(c)に示すように、CW信号
と質問パルスとの位相が90°の場合も、減衰部14か
らの減衰検波信号S18と、電圧オフセット部15から
の遅延オフセット信号S19との交点がないため、出力
信号S16に立ち上がり点が得られなくなる。
【0007】さらに、図5(d)に示すように、CW信
号と質問パルスとの位相が逆相(180°)の場合、す
なわち、減衰部14からの減衰検波信号S18と、電圧
オフセット部15からの遅延オフセット信号S19とが
逆相の際にも、立ち上がり点が得られなくなる。
【0008】この種の測距技術として、特公昭63−4
3716号公報や特公平2−20075号公報等に記載
の技術が知られているが、いずれも高精度の測距が可能
になるものの、CW妨害波の除去には対応できない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
では、CW妨害波を受けると、機上DMEからの質問パ
ルスの正常な受信が出来なくなる。すなわち、DMEシ
ステムにおける時間測定を規定するための基準となる質
問パルスの前縁の半振幅点が得られないため、機上DM
Eでの正確な測距が出来なくなるという欠点があった。
【0010】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、地上DMEの受信機に混入
するCW信号が効果的に除去されて、CW妨害波が存在
する際にも質問パルスが正常に受信できるようになり、
正確な測距が可能になるCW妨害波除去装置を提供す
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明のCW妨害波除去装置は、目的
電波及びCW妨害波を受信した受信信号を出力する受信
手段と、受信手段からの受信信号におけるCW信号に位
相同期した高周波信号を発信する位相同期発振手段と、
受信手段からの受信信号を通過させ、かつ、位相同期発
振手段からの高周波信号をCW信号に逆相かつ同一レベ
ルで高周波結合して打ち消すための受信信号通過結合手
段と、位相同期発振手段からの高周波信号をCW信号に
逆相かつ同一レベルに移相し、減衰して受信信号通過結
合手段に供給するための減衰移相手段とを備えることを
特徴とするCW妨害波除去装置である。
【0012】請求項2記載のCW妨害波除去装置は、前
記位相同期発振手段として、受信手段からの受信信号に
対して位相検出の誤差を低減するためのレベル制限を行
うリミッタと、リミッタからの受信信号におけるCW信
号と、このCW信号に対応した高周波信号との位相を比
較する比較手段と、比較手段からの比較出力信号を平滑
化するローパスフィルタと、ローパスフィルタからの電
圧に基づいてCW信号の位相にロックして発振した高周
波信号を比較手段に出力する電圧制御発振器とを備える
ことを特徴とする請求項1記載のCW妨害波除去装置で
ある。
【0013】請求項3記載のCW妨害波除去装置は、前
記受信信号通過結合手段として、方向性結合器を用いる
ことを特徴とする請求項1記載のCW妨害波除去装置で
ある。
【0014】請求項4記載のCW妨害波除去装置は、前
記減衰移相手段として、受信手段からの受信信号中のD
C成分のみを検出するDCレベル検出部と、DCレベル
検出部が出力するDC成分に基づいてCW信号を消去す
るために必要な信号レベルに設定するための信号を発生
するCW消去レベル発生部と、CW消去レベル発生部か
らの信号に基づいて位相同期発振手段からの高周波信号
をCW信号と同一レベルに減衰する減衰部と、減衰部か
らの信号をCW信号に対して逆相に移相して受信信号通
過結合手段に送出する移相器とを備えることを特徴とす
る請求項1記載のCW妨害波除去装置である。
【0015】請求項5記載のCW妨害波除去装置は、前
記請求項1記載のCW妨害波除去装置が、DMEシステ
ムにおける地上DMEに設けられている。
【0016】請求項6記載のCW妨害波除去装置が、前
記請求項1記載のCW妨害波除去装置の構成が、DME
システムにおける測距を行うための時間測定を規定する
ための基準となる質問パルスの前縁の半振幅点を検出す
る遅延部、減衰部、電圧オフセット部及びコンパレータ
を備えている。
【0017】このような構成のCW妨害波除去装置は、
空中線、増幅器などを通じて機上DMEからの質問パル
スの目的電波及びCWレーダからのCW妨害波を受信し
た際のCW信号を方向性結合器に供給している。この場
合、CW信号の位相にロックした電圧制御発振器からの
高周波信号を減衰かつ移相し、CW信号に対して逆相か
つ同一レベルに生成して方向性結合器に供給し、高周波
結合によってCW信号を打ち消して質問パルスを出力し
ている。
【0018】したがって、地上DMEの受信機に混入す
るCW信号が効果的に除去され、CW妨害波が存在する
際にも質問パルスが正常に受信される。この場合、遅延
部、減衰部、電圧オフセット部及びコンパレータでの減
衰検波信号及び電圧オフセット部からの遅延オフセット
信号の波形交点が確実に得られる。
【0019】この結果、質問パルスの前縁の半振幅点を
検出するDMEにおける測距を行うための時間測定を規
定する基準となる質問パルスの前縁の半振幅点が、確実
に検出され、機上DMEでの正確な測距が可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明のCW妨害波除去装
置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1
は本発明のCW妨害波除去装置の実施形態における構成
を示すブロック図である。図1において、CW妨害波除
去装置18は、位相同期発振器19とともに、図示しな
い航空機に搭載した機上DMEからの質問パルスを受信
し、かつ、応答パルスを機上DMEへ無線送信するため
の空中線20と、この空中線20からの受信信号を増幅
した増幅受信信号S21を出力する前置増幅器21と接
続している。
【0021】また、CW妨害波除去装置18は、増幅受
信信号S21中のDC成分のみを検出するDCレベル検
出部22と、このDCレベル検出部22からのDC成分
に基づいて、予め記憶している減衰量(CW信号を消去
するために必要なレベル)に設定した信号を発生するC
W消去レベル発生部23とを有している。さらに、CW
消去レベル発生部23からの信号に基づいて、CW信号
を消去するための信号(位相同期発振器19からの発振
信号)をCW信号と同一レベルに減衰するための減衰部
24と、この減衰部24からの信号をCW信号の位相と
逆相で一致するように移相して出力する移相器25とを
有している。
【0022】また、CW妨害波除去装置18は、前置増
幅器21からの増幅受信信号S21を通過させ、かつ、
この増幅受信信号S21中のCW信号を、移相器25か
らの逆相信号で抑圧して除去した受信信号S21aを出
力する方向性結合器26と、受信信号S21aを検波し
て出力する検波器27とが設けている。
【0023】次に、位相同期発振器19には、前置増幅
器21からの増幅受信信号S21に対して、位相検出の
誤差を低減するためにレベル制限した制限受信信号S2
2を出力するリミッタ37と、この制限受信信号S22
と電圧制御発振器の発振信号の位相を比較し、その電圧
誤差信号S23を出力する位相比較器38と、電圧誤差
信号S23を平滑化した制御電圧S24を出力するロー
パスフィルタ(LPF)39とが設けられている。さら
に、LPF39からの制御電圧S24に対応して発振信
号の位相をロックした発振信号を位相比較器38及び減
衰部24に出力する電圧制御発振器(VCO)40が設
けられている。
【0024】また、CW妨害波除去装置18には、検波
器27からの検波信号が質問パルスの前縁の半振幅点を
検出するため遅延部43及び減衰部44と、遅延部43
からの出力信号を負にオフセットして出力する電圧オフ
セット部45とが接続されている。さらに、減衰部44
からの減衰検波信号S28と、電圧オフセット部45か
らの遅延オフセット信号S29とを比較し、入力された
質問パルスの前縁の半振幅点を検出するための出力信号
S26を出力するコンパレータ47が接続されている。
【0025】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図2は、この実施形態の動作における処理信号の波
形図であり、図3は実施形態での出力信号を説明するた
めの図である。空中線20で受信した信号は前置増幅器
21で増幅される。この図2(a)に示す増幅受信信号
S21には、質問パルスにCWレーダからのCW波を受
信、すなわち妨害波として受信したCW信号が重畳して
いる。増幅受信信号S21が方向性結合器26,DCレ
ベル検出部22及び位相同期発振器19中のリミッタ3
7に入力される。
【0026】リミッタ37では、位相検出の誤差を低減
するため増幅受信信号S21のレベル制限を行い、この
図2(b)に示す制限受信信号S22を位相比較器38
へ出力する。位相比較器38では、リミッタ37からの
制限受信信号S22と電圧制御発振器(VCO)40の
発振信号の位相を比較し、図2(c)に示す電圧誤差信
号S23をローパスフィルタ(LPF)39に出力す
る。
【0027】電圧誤差信号S23には、質問パルスに起
因する変動成分が含まれている。すなわち、質問パルス
は、例えば、3.4μsecのパルス幅であり、このパ
ルス幅に同期した変動成分が発生している。この変動は
CW信号の時間に対して極めて短時間であるため、LP
F39で平滑化される。この平滑化された図2(d)に
示す制御電圧S24がVCO40の制御端に入力され
る。
【0028】VCO40は、LPF39からの制御電圧
S24に対応して位相を制御した発振信号を位相比較器
38及び減衰部24に出力する。これらの閉ループ制御
によってVCO40の発振信号の位相がCW信号の位相
にロックされる。
【0029】また、DCレベル検出部22に入力された
増幅受信信号S21は、ここでDC成分のみが検出され
る。したがって、DCレベル検出部22の出力信号は、
受信した質問パルスの影響が除去されてCW信号のレベ
ルに対応した電圧に生成されてCW消去レベル発生部2
3に入力される。
【0030】このCW消去レベル発生部23では、方向
性結合器26の結合度、及び、減衰部24から方向性結
合器26までの間の減衰量を予め記憶しており、CW信
号を消去するために必要なレベル算出を行う。減衰部2
4は、CW消去レベル発生部23からの信号に基づいた
レベルにVCO40の発振信号を減衰して移相器25へ
出力する。この移相器25では、CW信号を消去するた
めの減衰部24からの信号(VCO40の発振信号)の
位相が、CW信号に対して正確に逆相(180°)とな
るように、移相して方向性結合器26に出力する。
【0031】方向性結合器26では、前置増幅器21か
らの増幅受信信号S21と移相器25からの信号を合成
(高周波結合)する。ここで増幅受信信号S21におけ
るCW信号と、このCW信号を消去する信号(VCO4
0の発振信号)のレベルが同一であり、かつ、逆相であ
るため、方向性結合器26で高周波結合すると、CW信
号が打ち消される。したがって、検波器27に入力され
る図2(e)に示す受信信号S21aは、CW信号が除
去されており、質問パルスのみが検波器27に供給され
て検波される。
【0032】検波器27の検波信号は、従来例と同様に
処理される。すなわち、検波器27からの検波信号が、
質問パルスの前縁の半振幅点を検出するため遅延部43
及び減衰部44に入力される。遅延部43からの出力信
号が電圧オフセット部45で負にオフセットしてコンパ
レータ47に入力される。また、減衰部44では検波信
号を、例えば、6dB減衰させてコンパレータ47に出
力する。
【0033】コンパレータ47では、減衰部44からの
減衰検波信号S28と、電圧オフセット部45からの遅
延オフセット信号S29とを比較した電圧5/0Vの出
力信号S26が出力され、この出力信号S26の立ち上
がり点(b)が質問パルスの前縁の半振幅点として検出
される。
【0034】このように、この実施形態では、DMEシ
ステムにおける測距のための時間測定を規定するための
基準となる質問パルスの前縁の半振幅点が正確かつ確実
に検出される。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のCW妨害波除去装置によれば、機上DMEからの質問
パルスの目的電波及びCWレーダからのCW妨害波を受
信した際のCW信号を方向性結合器に供給している。こ
の場合、CW信号の位相にロックした電圧制御発振器か
らの高周波信号を、減衰かつ逆相に移相して方向性結合
器での高周波結合によってCW信号を打ち消して、質問
パルスのみ出力している。
【0036】したがって、地上DMEの受信機に混入す
るCW信号が効果的に除去され、CW妨害波が存在する
際にも質問パルスが正常に受信される。この結果、DM
Eにおける測距を行うための時間測定を規定するための
基準となる質問パルスの前縁の半振幅点が確実に検出で
きるようになり、機上DMEでの正確な測距が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCW妨害波除去装置の実施形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】実施形態の動作における処理信号の波形図であ
る。
【図3】実施形態での半振幅点の検出を説明するための
波形図である。
【図4】従来例の地上DMEにおける受信機を示すブロ
ック図である。
【図5】従来例での半振幅点の検出を説明するための波
形図である。
【符号の説明】
18 CW妨害波除去装置 19 位相同期発振器 20 空中線 21 前置増幅器 22 DCレベル検出部 23 CW消去レベル発生部 24 減衰部 25 移相器 26 方向性結合器 27 検波器 37 リミッタ 38 位相比較器 39 LPF 40 電圧制御発振器 43 遅延部 44 減衰部 45 電圧オフセット部 47 コンパレータ S21 増幅受信信号 S21a 受信信号 S22 制限受信信号 S23 電圧誤差信号 S24 制御電圧 S26 出力信号 S28 減衰検波信号 S29 遅延オフセット信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目的電波及びCW妨害波を受信した受信
    信号を出力する受信手段と、 前記受信手段からの受信信号におけるCW信号に位相同
    期した高周波信号を発信する位相同期発振手段と、 前記受信手段からの受信信号を通過させ、かつ、前記位
    相同期発振手段からの高周波信号をCW信号に逆相かつ
    同一レベルで高周波結合して打ち消すための受信信号通
    過結合手段と、 前記位相同期発振手段からの高周波信号をCW信号に逆
    相かつ同一レベルに移相し、減衰して前記受信信号通過
    結合手段に供給するための減衰移相手段と、 を備えることを特徴とするCW妨害波除去装置。
  2. 【請求項2】 前記位相同期発振手段として、 前記受信手段からの受信信号に対して位相検出の誤差を
    低減するためのレベル制限を行うリミッタと、 前記リミッタからの受信信号におけるCW信号と、この
    CW信号に対応した高周波信号との位相を比較する比較
    手段と、 前記比較手段からの比較出力信号を平滑化するローパス
    フィルタと、 前記ローパスフィルタからの電圧に基づいてCW信号の
    位相にロックして発振した高周波信号を前記比較手段に
    出力する電圧制御発振器と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のCW妨害波除
    去装置。
  3. 【請求項3】 前記受信信号通過結合手段として、方向
    性結合器を用いることを特徴とする請求項1記載のCW
    妨害波除去装置。
  4. 【請求項4】 前記減衰移相手段として、 前記受信手段からの受信信号中のDC成分のみを検出す
    るDCレベル検出部と、前記DCレベル検出部が出力す
    るDC成分に基づいてCW信号を消去するために必要な
    信号レベルに設定するための信号を発生するCW消去レ
    ベル発生部と、 前記CW消去レベル発生部からの信号に基づいて位相同
    期発振手段からの高周波信号をCW信号と同一レベルに
    減衰する減衰部と、 前記減衰部からの信号をCW信号に対して逆相に移相し
    て受信信号通過結合手段に送出する移相器と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のCW妨害波除
    去装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1記載のCW妨害波除去装置
    が、DMEシステムにおける地上DMEに設けられるこ
    とを特徴とするCW妨害波除去装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1記載のCW妨害波除去装置
    が、DMEシステムにおける測距を行うための時間測定
    を規定するための基準となる質問パルスの前縁の半振幅
    点を検出する遅延部、減衰部、電圧オフセット部及びコ
    ンパレータを備えることをCW妨害波除去装置。
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