JPH1062218A - 磁気−誘導式の流量計の測定増幅装置 - Google Patents

磁気−誘導式の流量計の測定増幅装置

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JPH1062218A
JPH1062218A JP16261497A JP16261497A JPH1062218A JP H1062218 A JPH1062218 A JP H1062218A JP 16261497 A JP16261497 A JP 16261497A JP 16261497 A JP16261497 A JP 16261497A JP H1062218 A JPH1062218 A JP H1062218A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気−誘導式の流量計の測定増幅装置を改良
して固形物質を含んだ流体である場合にも測定電極信号
が確実に準備されるようにすること。 【解決手段】 −磁気−誘導式の流量計が少なくとも2
つの測定電極(3,2)と1つのアース電極(4)とを
有する測定管(1)と、磁界を生ぜしめるためのコイル
装置(5)とを有し、 −前記測定増幅装置が測定電極あたり、 −−入口側で前記測定電極と接続された前置増幅器(1
1,12)、−−前記前置増幅器(11,12)のすぐ
後ろに直接接続されたアナログ/デジタル変換器(1
3,14)を有し、 −さらに前記測定増幅装置が、 −−前記アナログ/デジタル変換器に走査信号を供給す
るクロックゼネレータ(18)と、 −−前記アナログ/デジタル変換器の後ろに接続された
減算器(17)とを有し、 −−−前記クロックゼネレータの周波数が約1kHzよ
りも大きいこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気−誘導式の流量
計の測定増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気−誘導式の流量計では周知のよう
に、測定管内を流れる導電性の流体の容積流過量が測定
できる。測定管の、前記流体と接触する部分は、測定管
が完全に金属から成るとしたら、すなわち流体が金属に
接触するとしたらファラディの誘導法則にしたがって磁
界から誘導される電圧が短絡されないように、非導電性
である。
【0003】したがって磁界を損わないためにもちろん
強磁性である必要はない金属製−測定管は通常は、内部
に非導電性層を絶縁層として備えている。すなわち、プ
ラスチック製又はセラミック製測定管の場合には非導電
性のこの層は必要ではない。
【0004】前述の誘導された電圧はガルヴァーニ式又
は容量式の測定電極によって検出される。この場合、ガ
ルヴァーニ式の測定電極は測定管の壁を貫通するので該
電極は当該流体に触れるのに対し、容量式の測定電極は
該電極が当該流体に接触しないように測定管の壁に挿入
されるか又は測定管の壁の上に配置される。
【0005】EP−A548439号に相当するUS−
A5402685号においては、唯一の評価電子装置に
おいて複数の磁気−誘導式の流量計を作動する装置が記
載されている。この装置は本発明と関連して興味を抱か
せる以下の構成部分を有している。すなわち: −2つのガルヴァーニ式測定電極と磁界を生ぜしめる、
所属する1つのコイル装置とを有する第1の測定管、 −2つのガルヴァーニ式測定電極と磁界を生ぜしめる、
所属する1つのコイル装置とを有する第2の測定管、 −2つのガルヴァーニ式測定電極と磁界を生ぜしめる、
所属する1つのコイル装置とを有する第3の測定管等、 −2つのガルヴァーニ式測定電極と磁界を生ぜしめる、
所属する1つのコイル装置とを有する最後から2つめの
測定管、 −2つのガルヴァーニ式測定電極と磁界を生ぜしめる、
所属する1つのコイル装置とを有する最後の測定管、 −測定電極のポテンシャルのための唯一の加工ユニッ
ト、 −コイル装置のための唯一のコイル電流を生ぜしめるた
めの唯一のゼネレータ回路装置、 −測定管のそれぞれ1つのコイル装置をゼネレータ回路
にかつこの測定管の測定電極を加工ユニットに通過接続
するための切換え装置。
【0006】測定電極の信号を加工するためには、US
−A5402685号はUS−A4210022号、4
422337号、4382387号及び4704908
号に対する一般的な示唆を有しているにすぎない。しか
しながらこれはいずれもアナログ/デジタル変換器なし
の測定回路装置を記述している。
【0007】US−A5351554号には磁気−誘導
式の流量計の測定増幅装置であって、 −流量計が2つのガルヴァーニ式の測定電極と磁界を生
ぜしめる1つのコイル装置とを備えた1つの測定管を有
しており、 −測定増幅装置が、 −−入口側で各測定電極と接続された唯一の微分段、 −−該微分段の後ろに接続されたアナログ/デジタル変
換器、 −−該アナログ/デジタル変換器に走査信号を供給する
クロックゼネレータ、を有している形式のものが記述さ
れている。
【0008】さらに前述のUS−A5351554号に
は、当該明細書に記述された回路装置においてはUS−
A4210022号及びUS−A4704908号に記
述されているように、電気化学的な妨害電圧のための補
償装置を使用できることが記載されている。
【0009】さらにEP−A521448号に相当する
US−A5370000号に記載されている磁気−誘導
式の流量計は本発明と関連して興味を抱かせる以下の構
成部分を有している。すなわち、 −第1と第2のガルヴァーニ式測定電極を有する測定
管、 −コイル電流で磁界を生ぜしめるためのコイル装置、 −測定増幅装置を有し、該測定増幅装置が、 −−第1の測定電極の後ろに接続された第1のインピー
ダンス変換器、 −−第2の測定電極の後ろに接続された第2のインピー
ダンス変換器、 −−第1の入口が第1のインピーダンス変換器の出口に
かつ第2の入口が回路零点に接続された第1の切換え
器、 −−第1の入口が第2のインピーダンス変換器の出口に
かつ第2の入口が回路零点に接続された第2の切換え
器、 −−第1の切換え器の出口と第2の切換え器の出口の後
ろに接続されたアナログ式の微分段、 −−コイル電流の流過した抵抗器において発生する電圧
のための別の増幅器、 −−微分段の出口と別の増幅器の出口の後ろに接続され
たマルチプレクサ、 −−前記マルチプレクサの後ろに接続されたアナログ/
デジタル変換器を有している。
【0010】前述の測定増幅装置は実施において高く評
価されている。この測定増幅装置は例えば85mAのコ
イル電流値で働く。しかしながら例えば建築業界(液体
コンクリートにおける石)又は製紙業界(紙粥における
木繊維)において見られるような固形分量の高い流体を
該測定増幅装置で測定しようとすると、測定電極にあた
る固形物質は妨害電圧をもたらし、ひいては有効信号/
妨害信号比を劣化させる。
【0011】これまではこの劣化を回避することは、コ
イル電流、ひいては測定電極において取出された誘導電
圧を増大させることが試られていた。しかしながらこの
結果としては電網部分の寸法が大きくない、この電網部
分の損失が大きく、全体としてエネルギ消費量が大きく
なる。さらに大きく設計された電子装置ケーシングが必
要とされる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は磁気−
誘導式の流量計の測定増幅装置であって、固形物質を含
んだ流体、特に固形物質含有量の大きい流体の場合にも
測定電極信号を確実に準備できるものを提供することが
できる。この場合にはコイル電流の値の上昇は回避した
い。すなわち、固形物質の分量が大きい場合にもコイル
は85mAの前述のコイル電流値で給電されるようにし
たい。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
磁気−誘導式の流量計の測定増幅装置の第1ヴァリエー
ションは、 −磁気−誘導式の流量計が少なくとも2つの測定電極と
1つのアース電極とを備えた測定管と磁界を生ぜしめる
コイル装置とを有し、 −測定増幅装置が測定電極あたり、 −−測定電極に入口側で接続された前置増幅器、 −−前記前置増幅器の後ろに直接的に接続されたアナロ
グ/デジタル変換器、を有しており、 −さらに測定増幅装置が、 −−前記アナログ/デジタル変換器に走査信号を供給す
るクロックゼネレータ、 −−前記アナログ/デジタル変換器の後ろに接続された
減算器を有し、 −−−前記クロックゼネレータの周波数が約1kHzよ
りも大きいことを特徴としている。
【0014】前記課題を解決する本発明の第2のヴァリ
エーションによる磁気−誘導式の流量計の測定増幅装置
の特徴は、 −磁気−誘導式の流量計が少なくとも2つの測定電極と
1つのアース電極とを備えた測定管と、磁界を生ぜしめ
るコイル装置とを有し、 −測定増幅装置が測定電極あたり、入口側で測定電極と
接続された前置増幅器を有し、 −さらに測定増幅装置が、 −−前置増幅器の1つの後ろに直接的に接続された第1
のアナログ/デジタル変換器、 −−前置増幅器の後ろに接続された微分段、 −−該微分段の後ろに接続された第2のアナログ/デジ
タル変換器、 −−両方のアナログ/デジタル変換器の後ろに接続され
た減算器、 −−アナログ/デジタル変換器に走査信号を供給する少
なくとも1つのクロックゼネレータを有し、 −−−前記クロックゼネレータの周波数が約1kHzよ
りも大きいことである。
【0015】本発明の第1のヴァリエーションの別の構
成によれば、微分段と該微分段の後ろに接続された、ク
ロックゼネレータから給電された別のアナログ/デジタ
ル変換器が設けられており、微分段のそれぞれ1つの入
口が各前置増幅器の出口と接続されておりかつ別のアナ
ログ/デジタル変換器の出口が減算器の別の減数入口に
接続されている。
【0016】本発明の第1のヴァリエーションの別の構
成又は第2ヴァリエーションの別の構成によればアナロ
グ/デジタル変換器が主アナログ/デジタル変換器に統
合され、主アナログ/デジタル変換器の入口と前置増幅
器の出口との間にマルチプレクサが接続されている。
【0017】前述の構成の統合によれば、マルチプレク
サの別の入口には微分段の出口が接続している。
【0018】本発明の利点は、アナログ/デジタル変換
器もしくは主アナログ/デジタル変換器の出口におい
て、約1kHzよりも大きな走査信号の周波数に基づ
き、従来このために一般的であった約100Hzまでの
周波数に比べて、有効部分を妨害部分から分離しかつ高
い精度で、例えば0.5%の測定値で、容積流過信号を
生ぜしめることを困難にしないデジタル信号が発生する
ことである。
【0019】
【実施例】次に図面の各図に示された実施例に基づき本
発明及ぶ別の利点を詳細に説明する。同じ部分には各図
において同じ符号が付けられている。
【0020】図1のブロック回路図においては、測定管
1が概略的に横断面で示されている。測定管の壁の内、
図面には内壁だけが示されている。対角線方向で互いに
向合って第1の測定電極3と第2の測定電極2とが壁に
挿入され、さらにアース電極4も測定管1の下方部分に
挿入されている。電極2,3,4はガルヴァーニ式電極
であり、ひいては電極が運転中に、測定管1内を流れる
流体と接触するように壁内に取付けられている。
【0021】アース電極4は回路零点SNと接続されて
いる。アース電極4は測定電極3,2と比較可能な形式
で構成されかつ測定管1の壁内に配置された電極によっ
て実現されることができるが、測定管のフランジと流体
が内部を流れる導管の対応フランジとの間に締め込まれ
たアースリングの形で実現することもできる。
【0022】さらに図1においては概略的に2つの部分
から成るコイル装置5が示されている。該コイル装置は
運転中に測定管1を貫く、強さHの磁界を生ぜしめる。
このためには、コイル装置5は図示の端子を介して適当
な発電機と接続されている。この発電機は本発明の枠外
のものであるので、例えば双極性の直流又は交流を生ぜ
しめる一般的な発電機のすべてを使用することができ
る。したがって発電機を図示することは省略した。
【0023】測定増幅装置10は、第1の測定電極3の
ための第1の測定通路を有し、該測定通路は入口側で測
定電極3と接続された第1の前置増幅器11を有してい
る。この前置増幅器11の後ろにはアナログ/デジタル
変換器13が直接に接続されている。さらに破線で示す
ように増幅器15を中間接続しておくこともできる。
【0024】同様に測定増幅装置10は、第2の測定電
極2のための第2の測定通路を有しており、該測定通路
は入口側で前記測定電極2と接続された第2の前置増幅
器12を有している。この第2の前置増幅器12の後ろ
には第2のアナログ/デジタル変換器14が直接に接続
されている。同様にこの場合にも、再び破線で示したよ
うに増幅器16を中間接続しておくことができる。
【0025】さらに測定増幅装置10には減算器17と
クロックゼネレータ18とが所属している。この減算器
17はアナログ/デジタル変換器13,14の各出口の
後ろに接続されている。したがって減算器17の被減数
入口はアナログ/デジタル変換器13と接続されかつそ
の減数入口はアナログ/デジタル変換器14の出口と接
続されている。減算器17の出口には従来一般的であっ
た信号よりも後続処理に適した信号が発生する。
【0026】クロックゼネレータ18はアナログ/デジ
タル変換器13,14に、周波数が約1kHzよりも大
きい走査信号を供給する。前記周波数は10kHzの等
級、つまり5kHzと50kHzの間に位置している。
さらにクロックゼネレータ18は減算器17に適当な周
波数のクロック信号を供給する。
【0027】図2においては図1と同じ図示方式で本発
明の第2のヴァリエーションが示されている。測定増幅
装置10′は第1の測定電極3のための第1の測定通路
を有し、この測定通路は入口側で前記測定電極3と接続
された前置増幅器11を有している。この前置増幅器1
1の後ろには第1のアナログ/デジタル変換器13′が
直接的に接続されている。この場合にも破線で同様に示
されたように増幅器15′を中間接続しておくことがで
きる。さらに微分段19とこの微分段19の後ろに接続
された、クロックゼネレータ18により同様にクロック
制御された第2のアナログ/デジタル変換器20が設け
られている。微分段19のそれぞれ1つの入口は各前置
増幅器11′もしくは12′の出口と接続されている。
【0028】第2のアナログ/デジタル変換器20の出
口は減算器17′の減数入口に接続されている。微分段
19の出口とアナログ/デジタル変換器20の入口との
間には、同様に破線で示したように増幅器21が接続さ
れていることができる。両方のアナログ/デジタル変換
器13′,20は互いに無関係であってかつ前述の周波
数の提示に応じて周波数の異なるクロック信号を生ぜし
める2つのクロックゼネレータでクロック制御されるこ
とができる。
【0029】図2に示された本発明の第2のヴァリエー
ションにおいては減算器17′に入口に、測定電極3の
信号にかつ測定電極3,2における信号の差にそれぞれ
比例するデジタル信号が作用するので、この両方のデジ
タル信号から測定電極2に関するデジタル信号が正確に
算出される。
【0030】図3においては、図1と同じ図示方式で本
発明の第1のヴァリエーション、つまり図1の測定増幅
装置の別の構成が示されている。この場合には微分段1
9′と該微分段19′の後ろに接続された、クロックゼ
ネレータ18により同様にクロック制御された別のアナ
ログ/デジタル変換器20が設けられている。
【0031】微分段19′の入口は各前置増幅器11も
しくは12の出口と接続されている。別のアナログ/デ
ジタル変換器20の出口は減算器17′の別の減数入口
に接続されている。
【0032】図3の配置では、同様に破線で示すよう
に、別の増幅器21を微分段19′の出口とアナログ/
デジタル変換器20の入口との間に接続しておくことが
できる。
【0033】図3の構成では、減算器17′の入口には
測定電極2における信号に比例したデジタル信号、測定
電極3における信号に比例したデジタル信号、測定信号
3,2における信号の差に比例したデジタル信号が作用
しており、これらの3つのデジタル信号が測定電極3,
2における信号に関し冗長性を有しているので、本発明
の枠内では図2に示された本発明の第2のヴァリエーシ
ョンと同様に、上記の第2の測定通路を省略し、測定電
極3に関するデジタル信号を測定電極2,3における信
号の差から計算で形成することもできる。
【0034】図4に部分的にしか示されていない本発明
の別の構成によれば、図1のアナログ/デジタル変換器
13,14又は図2のアナログ/デジタル変換器1
3′,20又は図3のアナログ/デジタル変換器13,
14,20は主アナログ/デジタル変換器22に統合さ
れ、この主アナログ/デジタル変換器22の入口と前置
増幅器11,12もしくは11′,12′並びに微分段
19,19′の出口との間にマルチプレクサ23が接続
されている。この場合、このマルチプレクサ23にはク
ロックゼネレータ18によって生ぜしめられた適当な周
波数のクロック信号が供給される。
【0035】主アナログ/デジタル変換器22により生
ぜしめられたデジタル信号の伝送は図示のバス24を介
して−この場合には減算器17″は入口側でデマルチプ
レクサを備えている−又は図1から3までのように単個
導線を介して−この場合には主アナログ/デジタル変換
器22は出口側でデマルチプレクサを備えている−行わ
れる。
【0036】図1から図3までによれば前置増幅器1
1,12もしくは11′,12′は回路零点SNと接続
されている。この回路零点SNにはすでに述べたように
アース電極4も接続されている。したがって測定電極
2,3における、アナログ信号である各信号はそれぞれ
互いに別個に、回路零点SNのポテンシャルに関し(ア
ナログ式に)増幅され、ついでやはり互いに別個にアナ
ログ/デジタル変換される。アナログ/デジタル変換の
あとで減算器の1つによって差形成が、もちろん測定増
幅装置のデジタル部分において行われる。
【0037】デジタル差形成の前にデジタル信号の適当
な信号処理を行うことも可能である。
【0038】すでに述べたように本発明のきっかけはガ
ルヴァーニ式の電極において発生する問題だけであった
にも拘らず、本発明はもちろん容量式の電極を有する磁
気−誘導式の流量計においても使用することができる。
すなわち、前述の利点は容量式の電極でも達成される。
【0039】又、本発明は2つの測定電極に限定される
ものではなく、3つ以上の測定電極を有する磁気−誘導
式の流量計においても使用することができる。この場合
には測定電極あたり、前述の測定通路の1つが別に設け
られる。
【0040】本発明の測定増幅装置においては前述の回
路装置は電気化学的な妨害電圧を補償するためにも使用
することができる。この場合にはこの回路装置はこの回
路装置が前述のアナログ信号の1つに作用するように用
いられる。
【0041】本発明の利点の1つとして前述した、測定
電極の信号の有効部分からの妨害部分の良好な分離の可
能性は例えば以下の通り達成される。
【0042】図1のアナログ/デジタル変換器13の出
口においては測定電極3に属する単個測定電極信号だけ
が生じ、図1のアナログ/デジタル変換器14の出口に
おいては測定電極2に属する単個測定電極信号だけが生
じ、減算器17の出口においては前記単個測定電極信号
の差が生じるので、例えば比較器を用いて、前記差を単
測定電極信号の1つ又は両方と比較することができる。
この比較から単個測定電極信号の合理性を推論すること
ができる。
【0043】比較可能な形式で図3の装置においては、
アナログ/デジタル変換器13の出口及び又はアナログ
/デジタル変換器14の出口における信号が、前述の合
理性を得るためにアナログ/デジタル変換器20の出口
における信号と比較されることができる。アナログ/デ
ジタル変換器20の出口においては微分段19′によっ
て同様に形成された測定電極信号の差と同じである差信
号が生じる。
【0044】前述のアナログ/デジタル変換器は例えば
冒頭で引用したUS−A5351554号に開示された
形式の何れのものであってもよい。他の前述の部分回路
は電子装置において一般的である。例えば減算器はマイ
クロプロセッサの1部であることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブロック回路図の形式で測定増幅装置の第1の
ヴァリエーションを示した図。
【図2】ブロック回路図の形で測定増幅装置の第2のヴ
ァリエーションを示した図。
【図3】ブロック回路図の形で図1の測定増幅装置の別
の構成を示した図。
【図4】ブロック回路図の形で図1の測定増幅装置の別
の構成を略示した図。
【符号の説明】
1 測定管、 2,3 測定電極、 4 アース電極、
5 コイル装置、10 測定増幅装置、 11,12
前置増幅器、 13,14 アナログ/デジタル変換
器、 15 増幅器、 16 増幅器、 17 減算
器、 18 クロックゼネレータ、 19 微分段、
20 アナログ/デジタル変換器、 22 アナログ/
デジタル変換器、 23 マルチプレクサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気−誘導式の流量計の測定増幅装置で
    あって、 −磁気−誘導式の流量計が少なくとも2つの測定電極
    (3,2)と1つのアース電極(4)とを有する測定管
    (1)と、磁界を生ぜしめるためのコイル装置(5)と
    を有し、 −前記測定増幅装置が測定電極あたり、 −−入力側で前記測定電極と接続された前置増幅器(1
    1,12)、 −−前記前置増幅器(11,12)のすぐ後ろに直接接
    続されたアナログ/デジタル変換器(13,14)を有
    し、 −さらに前記測定増幅装置が、 −−前記アナログ/デジタル変換器に走査信号を供給す
    るクロックゼネレータ(18)と、 −−前記アナログ/デジタル変換器の後ろに接続された
    減算器(17)とを有し、 −−−前記クロックゼネレータの周波数が約1kHzよ
    りも大きいことを特徴とする、磁気−誘導式の流量計の
    測定増幅装置。
  2. 【請求項2】 磁気−誘導式の流量計の測定増幅器であ
    って、 −磁気−誘導式の流量計が2つの測定電極(3,2)と
    1つのアース電極(4)とを有する測定管(1)と、磁
    界を生ぜしめるためのコイル装置(5)とを有し、 −前記測定増幅装置が測定電極あたり、入口側で測定電
    極(3,2)と接続された前置増幅器(11′,1
    2′)を有し、 −さらに前記測定増幅装置が、 −−前記前置増幅器の後ろに直接的に接続された第1の
    アナログ/デジタル変換器(13′)、 −−前記前置増幅器の後ろに接続された微分段(1
    9)、 −−前記微分段の後ろに接続された第2のアナログ/デ
    ジタル変換器(20)、 −−両方のアナログ/デジタル変換器の後ろに接続され
    た減算器(17′)、 −−前記アナログ/デジタル変換器に走査信号を供給す
    るクロックゼネレータ(18)とを有し、 −−−前記クロックゼネレータ(18)の周波数が約1
    kHzよりも大きいことを特徴とする、磁気−誘導式の
    流量計の測定増幅装置。
  3. 【請求項3】 微分段(19′)と、該微分段(1
    9′)の後ろに接続された、前記クロックゼネレータ
    (18)によりクロック制御されたアナログ/デジタル
    変換器(20)とを有し、前記微分段のそれぞれ1つの
    入口が前記各前置増幅器(11,12)の出口と接続さ
    れており、別のアナログ/デジタル変換器の出口が減算
    器(17′)の別の減数入口に接続されている、請求項
    1記載の測定増幅装置。
  4. 【請求項4】 前記アナログ/デジタル変換器(13,
    14;13′,20;13,14,20)が主アナログ
    /デジタル変換器(22)に統合されており、前記主ア
    ナログ/デジタル変換器の入口と前記前置増幅器の出口
    との間にマルチプレクサ(23)が接続されている、請
    求項1又は2記載の測定増幅装置。
  5. 【請求項5】 前記マルチプレクサ(23)の別の入口
    に前記微分段(19,19′)の出口が接続されてい
    る、請求項3又は4記載の測定増幅装置。
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