JPH1061072A - 間仕切り - Google Patents

間仕切り

Info

Publication number
JPH1061072A
JPH1061072A JP33991796A JP33991796A JPH1061072A JP H1061072 A JPH1061072 A JP H1061072A JP 33991796 A JP33991796 A JP 33991796A JP 33991796 A JP33991796 A JP 33991796A JP H1061072 A JPH1061072 A JP H1061072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
partition
post
partition plate
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33991796A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Fukushige
光男 福重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP33991796A priority Critical patent/JPH1061072A/ja
Publication of JPH1061072A publication Critical patent/JPH1061072A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レイアウト変更作業が簡単かつ短時間にで
き、間仕切りのレイアウトの自由度が増大し、さらに各
隣接するポスト間への間仕切り板の後付けが実現できる
間仕切りを提供する。 【解決手段】 スタンド(3)(4)を有する複数本のポスト
(5) と、該各ポスト(5)間に架け渡される間仕切り板(6)
とを備えた間仕切りにおいて、前記ポスト(5)が円筒状
ポストで、かつその内部に、外周壁(5a)に開口部(8a)を
配置して軸線方向に延びる断面円弧状の嵌合凹条部(8)
が形成され、該嵌合凹条部(8) に回動可能に嵌入される
嵌合凸条部(15)が、前記間仕切り板(6) の取付け部(14)
を有する連結部材(7) に設けられた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空間を複数に区画する
ための間仕切りに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばワンフロアの広いオフィスでは、
室内にいる人々のプライバシーの保護を図ったり、作業
性を向上させるために、その室内空間を間仕切りを使っ
て事務室、会議室、応接室及びコンピュータ室などの小
スペースに区画している。
【0003】従来、汎用されている間仕切りとしては、
上下端部にスタンドが配設されて、側面に間仕切り板嵌
合溝が形成された複数本の角柱状のポストと、間仕切り
板嵌合溝間に架け渡される間仕切り板とを備えたものが
知られている。
【0004】この従来の間仕切りは、例えば室内に一定
間隔毎に配置された各ポストを、上下のスタンドを伸ば
すことにより天井と床との間でつっ張り状態に固定し、
そのとき、隣接する各ポストの間仕切り板嵌合溝間に間
仕切りを架け渡すことにより設置される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来の間仕切りでは、次のような問題が生じていた。
【0006】すなわち、従来の間仕切りでは、隣接する
角柱状のポストを、上下のスタンドにより天井と床との
間でつっ張り状態に固定し、かつ隣接するポストの間仕
切り板嵌合溝間に間仕切り板を架け渡す構造であるの
で、いったん間仕切りが室内に設置されると、間仕切り
のレイアウトを変更するには、その室内に配設されたほ
とんど全てのポストのスタンドを緩めて各ポストを任意
位置まで移動させたり、ポストを3つ又は4つの側面に
それぞれ板嵌合溝が形成されたポストに交換して、各板
嵌合溝にそれぞれ間仕切り板を嵌入することで、室内空
間を細区画したりするので、その作業が煩わしくて、時
間がかかっていた。
【0007】また、間仕切り板をポスト間に架け渡すと
き、このようにポストの間仕切り板嵌合溝間に、間仕切
り板の両縁部が嵌入状態で架け渡されているので、各ポ
ストを立設後に、対応するポスト間に間仕切り板を取付
けるという後付け作業ができず、間仕切りを組み立てる
作業性が悪かった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ス
タンドを有する複数本のポストと、各ポスト間に架け渡
される間仕切り板とを備えた間仕切りにおいて、ポスト
が円筒状ポストで、かつその内部に、外周壁に開口部を
配置した軸線方向に延びる断面円弧状の嵌合凹条部が形
成され、嵌合凹条部に回動可能に嵌入される嵌合凸条部
が、間仕切り板の取付け部を有する連結部材に設けられ
たことを特徴とする間仕切りを提供せんとするものであ
る。
【0009】また、本発明は、連結部材の取付け部に
は、間仕切り板の縁部に着脱可能な板外嵌凹条部が形成
され、また連結部材の嵌合凸条部が、ポストの嵌合凹条
部に着脱できる断面円弧状の板材であることも特徴を有
する。
【0010】また、本発明は、前記嵌合凹条部内に嵌入
される嵌合凸条部は、ポストの外周壁に形成された開口
部から着脱可能としたことに特徴がある。
【0011】さらに、本発明は、ポストの嵌合凹条部
が、ポストの周面に90°毎に配設されていることにも
特徴を有する。
【0012】さらにまた、本発明は、間仕切り板が、ノ
ブ及びヒンジを有するドア型間仕切り板であることにも
特徴を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面に示した実施例を参照しながら説明する。
【0014】(第1実施例)図1に示すAは、本発明の
第1実施例に係る間仕切りであり、この間仕切りAは、
オフィスの室内空間1を2つの小部屋に区画するもの
で、上、下スタンド3,4 を有する複数本のポスト5と、
それぞれのポスト5間に架け渡される複数枚の縦長な間
仕切り板6及び1枚のドア型間仕切り板6'と、ポスト5
及び各間仕切り板6,6'をそれぞれ回動可能に連結する複
数個の連結部材7(図2参照)とを備えている。
【0015】図1において、9は上、下スタンド3,4 の
高さ調整ねじ、10は高さ調整ねじ9の先端部に取付けら
れた当接板、11は電灯、12は窓、13はノブである。
【0016】図2及び図3に示すように、ポスト5は円
筒状をしたアルミ合金製の支柱であり、その外周壁5aに
90°毎に開口部8aを配置して、軸線方向に延びる断面円
弧状の嵌合凹条部8が4個だけ内部形成されている。各
嵌合凹条部8は、外周壁5aに一体成形された平面視して
270 °の円弧状の嵌合凹条部形成筒部5bにより、ポスト
5の内部空間を部分的に区画することで形成されてい
る。ただし、同嵌合凹条部形成筒部5bは、平面視して27
0 °の円弧状のものに限定されないのは言うまでもな
い。
【0017】各嵌合凹条部形成筒部5bのポスト軸線側に
は、このポスト軸線を中心にして放射線状に配置された
リブ5cが一体形成されている。各リブ5cのポスト上下端
部部分における軸芯側の面には内ねじ5dが形成されてお
り、それぞれの内ねじ5dに一括して前記上、下スタンド
3,4 の高さ調整ねじ9が螺合されている。
【0018】連結部材7は、その長さが略各間仕切り板
6,6'の長さと同じで、ポスト5と同様のアルミ合金製と
し、平面視して略D字状の取付け部14と、嵌合凹条部8
に回動可能に嵌入される平面視して略C状の嵌合凸条部
15とにより構成されている。
【0019】なお、同連結部材7は、アルミ合金に代え
て、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ABSなど
の合成樹脂材から形成することもできる。
【0020】取付け部14は、D字状の平坦部分に該当す
る若干内側へ湾曲した底板14a を有し、底板14a の両端
から外方へ向かって一対の突片14b が平行に延びてい
る。これらの底板14a 及び一対の突片14b により区画さ
れる内部空間が、各間仕切り板6,6'の縁部が着脱可能に
外嵌される板外嵌凹条部14c となっている。
【0021】嵌合凸条部15は、ポスト5の嵌合凹条部8
に着脱可能に嵌合できる湾曲突片であり、アルミ合金製
であれば若干の可撓性を有する程度の肉厚で形成される
と共に、嵌合凹条部8の内径より若干大径で、かつ軸線
方向に延びる平面視略290 °の円弧状を有している。た
だし、嵌合凸条部15は、平面視で略290 °の円弧状のも
のに限定されないのは言うまでもない。これらの取付け
部14と嵌合凸条部15とは、それぞれ開口側の面を反対向
きにして結合部16により一体形成されており、ポスト5
の嵌合凹条部8に嵌入された際、嵌合凹条部形成筒部5b
の内周面と、嵌合凸条部15の外周面とを摺動面として、
開口部8aの幅分だけ略角度35°の範囲で回動できるよう
になっている(図4参照)。
【0022】また、図3の図左側に示すドア型間仕切り
板6'の場合には、嵌合凸条部15がヒンジ17に代わり、こ
れに応じて結合部16が板状の結合部16' となった連結部
材7'を介して、ポスト5に回動可能に連結されている。
連結部材7,7'が嵌入されない対向配置された一対の嵌合
凹条部8には、嵌合凸条部15と同一素材、同一形状の盲
蓋18が着脱可能に嵌入されている。
【0023】なお、この実施例では、ポスト5に4個あ
る嵌合凹条部8のうち、2個だけを使用して直線状の間
仕切りAを組み立てるようにしているが、これに限定し
なくても、例えば嵌合凹条部8のうちの1個、3個又は
4個全部を使用して室内を細区画するようにしてもよ
い。
【0024】ここで、図5は嵌合凹条部8を3個使用し
た場合の形態を示しており、4個あるうちの対向する一
対の嵌合凹条部8に、連結部材7の嵌合凸条部15を嵌入
し、もう一つの嵌合凹条部8にドア型間仕切り板6'を連
結する連結部材7'の嵌合凸条部15を嵌入すると共に、残
りの嵌合凹条部8に盲蓋18を嵌入したものである。ドア
型間仕切り板6'をあと一つ増やすことにより、2分され
た屋内空間の一方を、さらに人の出入りが可能な二つの
小部屋に細区分できる。
【0025】また、使用されるポストは、図6に示すよ
うな小径ポスト5'としたり、これとは反対の大径ポスト
(図外)としてもよい。なお、小径ポスト5'であって
も、嵌合される連結部材7の嵌合凸条部15が、通常の大
きさのポスト5の場合と同じ大きさであるので、外周壁
5a' が小径で、リブ5c' の幅が短尺になる他、各嵌合凹
条部形成筒部5b' の大きさは同じである。
【0026】なお、図3において、17a は結合部16' 側
の羽板、17b はドア型間仕切り板6'側の羽板である。
【0027】次に、本発明の第1実施例に係る間仕切り
Aの施工方法を説明する。
【0028】図1に示すように、まず室内空間1に一定
間隔毎に各ポスト5を、上、下スタンド3,4 を伸ばして
天井と床との間につっ張り状態で固定し、その後、図2
及び図3に示すように、各ポスト5の各々の嵌合凹条部
8に、縦長の各開口部8aを介して長手連結部材7の嵌合
凸条部15や盲蓋18を嵌入する。
【0029】次いで、図4に示すように、隣接するポス
ト5の対向状態に配置されている連結部材7同士を一側
方へ回動させ(図4の二点鎖線参照)、各板外嵌凹条部
14cを外側へ向ける。この状態で間仕切り板6の両縁部
を、両突片14b をガイドにして各板外嵌凹条部14c 内へ
挿入し、それから間仕切り板6を矢印方向へ押し込むこ
とにより、各板外嵌凹条部14c に間仕切り板6の両縁部
が正しく嵌入されて、両連結部材7及び間仕切り板6が
一直線上に配置され、ポスト5間に間仕切り板6が架け
渡し状態となる。これにより、各ポスト5を立設した後
における隣接するポスト5間への間仕切り板6の後付け
が実現できる。
【0030】なお、図3に示すように、ドア型間仕切り
板6'の場合は、連結部材7'の嵌合凸条部15をポスト5の
嵌合凹条部8に嵌入後、一方の羽板17b にこのドア型間
仕切り板6'をビス止めすることで組付けられる。
【0031】ここで、例えば、間仕切りAの組み立て
後、室内空間1の間仕切りレイアウトを変更する場合に
は、レイアウト変更したい始点以降のポスト5だけを、
上、下スタンド3,4 を緩めた後に移動させることで対処
できる。
【0032】この点において、従来技術の欄で説明し
た、隣接するポストの間仕切り板嵌合溝間に間仕切り板
を架け渡すものでは、一旦間仕切りが室内に設置される
と、間仕切り位置を変更した際に、その室内に配設され
た殆ど全てのポストのスタンドを緩めて各ポストを任意
位置まで移動させたり、ポストを3つ又は4つの側面に
それぞれ板嵌合溝が形成されたポストに交換して、各板
嵌合溝にそれぞれ間仕切り板を嵌入することで室内空間
を細区画したりしていたが、本発明では、このように必
要部分のポスト5だけを移動させたり、また嵌合凹条部
8に回動可能に嵌入された嵌合凸条部15の回動可能な角
度(ここでは35°)の範囲で、各間仕切り板6,6'を回動
させればよいので、その作業が簡単になって、レイアウ
ト変更時間が短縮化でき、しかも各嵌合凸条部15の回動
角度分だけ間仕切りAのレイアウトの自由度が増大す
る。
【0033】また、ポスト5の嵌合凹条部8がポスト5
の周面に90°毎に配設されているので、比較的間仕切り
板6の回動角度が大きく取れる状態で、室内空間1を多
く区分できる。
【0034】さらに、間仕切り板がノブ13及びヒンジ17
を有するドア型間仕切り板6'であるので、小スペースに
間仕切られた室内空間1を自由に行き来できる。
【0035】なお、組み立てられた間仕切りAの解体時
には、間仕切り板6を表方向又は裏方向から押すと、連
結部材7の嵌合凸条部15がポスト5の嵌合凹条部形成筒
部5bに沿って回動し(図4二点鎖線参照)、間仕切り板
6の両縁部が対応する連結部材7の板外嵌凹条部14c に
差し込まれた状態となり、その後、間仕切り板6を簡単
に取り外せる。それから、上、下スタンド3,4 を緩め
て、各ポスト5を撤去する。
【0036】(第2実施例)次に、図7に基づいて本発
明の第2実施例に係る間仕切りBを説明する。
【0037】図7に示すように、第2実施例に係る間仕
切りBは、ポスト20を短尺化して第1の実施例の上スタ
ンド3を省き、そのポスト20の上端を上蓋21により塞い
で、第1の実施例の下スタンド4を、横長で回動可能に
ポスト20の下端に取付けられた載置板式のスタンド21'
とすると共に、間仕切り板22を透光性パネルとした構成
であり、またポスト20間に架け渡された間仕切り板22
が、ポスト20の嵌合凹条部8に嵌入された連結部材7の
嵌合凸条部15の可動範囲分だけ回動可能であることを利
用して、屈曲型のレイアウトとした例である。
【0038】このように、ポスト20を短尺ポストとした
ことにより、間仕切りBの移動性や組み立て性が良好と
なり、その分だけ間仕切りBのレイアウトの自由度が増
大する。また、間仕切り板22を透光性パネルとしたの
で、間仕切りBの内外から反対側がぼやけて見え、意匠
性の向上も図れる。
【0039】図7において、23はテーブル、24は椅子、
25は書類、26はペン皿である。
【0040】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
を図8に示す。本実施例が先の第1、第2実施例と主と
して異なる点は、ポスト5'' に形成した嵌合凹条部8''
と連結部材7'' の嵌合凸条部15''の連結構造にある。
【0041】すなわち、本実施例では、嵌合凸条部15''
を、ポスト5'' の外周壁5a''に形成された開口部8a''か
らワンタッチで着脱可能としている。
【0042】かかるワンタッチ着脱を可能とする為に、
嵌合凹条部形成筒部5b''を略210 °の円弧状に形成する
一方、嵌合凸条部15''を、連結部材7'' の結合部16''か
ら左右に略水平に張出した肩部40,40 を形成し、同肩部
40,40 から円弧状の周壁部41,41 を伸延している。しか
も、同嵌合凸条部15''は、断面視において、前記開口部
8a''の幅よりも広くなる部分と狭くなる部分とが形成さ
れている。
【0043】従って、図9(a) に示すように、連結部材
7'' が開口部8a''に対して直交する方向に位置する場合
は抜けることはないが、図9(b) に示すように、嵌合凸
条部15''を嵌合凹条部8'' 内で回転摺動させると、結合
部16''の取付部側基部16a''が嵌合凹条部8'' の開口部8
a''を形成する端縁8bに当接し、さらに回動させると、
図9(c) に示すように、結合部16''の凸条部側基部16
b'' が前記端縁8bに当接して、このときには、同凸条部
側基部16b'' から周壁部41の先端までの距離が開口部8
a''の左右両端縁8b,8b 間の距離よりも短くなって簡単
に抜けることになる。
【0044】このように、本実施例によれば、連結部材
7'' とポスト5'' とが長尺部材であってもその着脱が略
ワンタッチで行え、分解・組立作業がきわめて容易とな
り、作業能率が著しく向上する。
【0045】また、本実施例では、図10に示すよう
に、連結部材7'' の抜け止め用部材30を備えた上蓋21''
をポスト5'' の上端に取付けている。
【0046】同上蓋21''は、その下面に前記抜け止め用
部材30とガイド部材31とが連設されており、抜け止め用
部材30は、各開口部8a''の両端側にそれぞれ位置するよ
うに一対のピン体で構成され、嵌合凸条部15''が抜ける
位置まで回動しないように回動角度を規制している。
【0047】また、ガイド部材31は、各嵌合凸条部15''
間におけるポスト5'' の外周壁5a''の内側面に嵌合する
ように断面視円弧状の壁体状に形成されている。
【0048】上蓋21''を上記構成としたことにより、こ
こでは、第1、第2実施例で示した嵌合凹条部形成筒部
5bのポスト軸線側に形成したリブ5c,5c'を廃止した。
【0049】また、図11及び図12に示したものは上
蓋21''の変形例であり、ここでは、図示するように、抜
け止め用部材30をポスト5'' の上端部に外嵌可能な壁体
状に形成し、ガイド部材31をピン状に形成している。
【0050】この場合、外観される抜け止め用部材30
を、ピン状よりも見栄えがよく、かつ安定感のある壁体
としているので意匠上優るものとなる。
【0051】この第3実施例で示した嵌合凹条部8'' と
連結部材7'' の嵌合凸条部15''の構造は、第2実施例に
かかる間仕切りB(図7)に好適である。
【0052】以上、本発明を各実施例を通して説明した
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっても
本発明に含まれる。
【0053】例えば、実施例では、連結部材の嵌合凸条
部として、ポストの嵌合凹条部に着脱できる断面円弧状
の可撓性を有する板材としたが、これに限定しなくて
も、嵌合凹条部に嵌合できれば、例えば非可撓性の板材
や、可撓性又は非可撓性の中実の円柱体などでもよい。
【0054】また、実施例では、連結部材の間仕切り板
の取付け部として、間仕切り板の縁部に着脱可能な板外
嵌凹条部が形成されたものを示したが、これに限定しな
くても、例えば間仕切り板をクランプ手段によりクラン
プするものなどでもよい。
【0055】さらに、実施例では嵌合凹条部をポストの
周面に90°毎に4個配設したが、これに限定しなくて
も、ポストの周面に1〜3個又は5個以上形成してもよ
い。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0057】 請求頂1記載の本発明では、間仕切り
組み立て後の間仕切りレイアウトの変更時において、レ
イアウト変更したい始点以降のポストだけを移動させた
り、嵌合凹条部に回動可能に嵌入された嵌合凸条部の回
動可能な角度の範囲で、間仕切り板を回動させればよい
ので、その変更作業が簡単になって、作業時間が短縮化
でき、しかも嵌合凸条部の回動角度分だけ間仕切りのレ
イアウトの自由度が増大する。
【0058】さらに、連結部材がポストの嵌合凹条部を
中心に回動するので、間仕切り板の両縁部を、側方に回
動された状態の連結部材の取付け部に仮取付けを行い、
その後、間仕切り板を連結部材の回動方向とは反対方向
に押し込むことで、両連結部材及び間仕切り板が一直線
上に配置されて、間仕切り板の両縁部が連結部材の取付
け部に正しく取付けられる。これにより、各隣接するポ
スト間への間仕切り板の後付けが実現できる。
【0059】 請求項2記載の本発明では、請求項1
の効果に加えて、連結部材の取付け部が板外嵌凹条部で
あるので、間仕切り板の後付けや撤去時に、間仕切り板
が取付け部に簡単かつ確実に取付けできたり、撤去でき
る。
【0060】また、連結部材の嵌合凸条部が、ポストの
嵌合凹条部に着脱できる断面円弧状の板材であるので、
間仕切りの組み立て時に、ポストの嵌合凹条部に連結部
材の嵌合凸条部を押し込んで連結したり、間仕切りの解
体時には、ポストの嵌合凹条部から連結部材を引っ張っ
て嵌合凸条部を離脱でき、これにより間仕切り自体の組
み立てや解体が簡単かつ短時間できる。
【0061】 請求項3記載の本発明では、請求項
1、2の効果に加えて、連結部材とポストとが長尺部材
であってもその着脱が略ワンタッチで行え、分解・組立
作業がきわめて容易となり、作業能率が著しく向上す
る。
【0062】 請求項4記載の本発明では、請求項1
〜3記載の効果に加えて、ポストの嵌合凹条部がポスト
の周面に90°毎に配設されているので、比較的間仕切
り板の回動角度が大きく取れる状態で、空間を多く区分
できる。
【0063】 請求項4記載の本発明では、請求項1
〜4に記載の効果に加えて、間仕切り板が、ノブ及びヒ
ンジを有するドア型間仕切り板であるので、小スペース
に間仕切られた空間を自由に行き来できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る間仕切りの使用状態
を示す斜視図。
【図2】同ポストと間仕切り板との連結構造を示す要部
拡大斜視図。
【図3】同ドア型間仕切り板のポストへの連結構造を示
す要部拡大平面断面図。
【図4】同ポスト間への間仕切り板の後付け作業状態を
示す要部拡大平面断面図。
【図5】他の形態に係る間仕切りのポスト部分の要部拡
大平面断面図。
【図6】さらに他の形態に係る間仕切りの小径ポスト部
分の拡大平面断面図。
【図7】本発明の第2実施例に係る間仕切りの使用状態
を示す斜視図。
【図8】本発明の第3実施例に係る間仕切りのポスト部
分の要部拡大平面断面図。
【図9】同間仕切りの連結部材とポストとの着脱を示す
説明図。
【図10】同間仕切りの上蓋の正面視による説明図。
【図11】同上蓋の変形例を示す拡大平面断面図。
【図12】同上蓋の変形例を示す正面視による説明図。
【符合の説明】
A 間仕切り 3 上スタンド 4 下スタンド 5 ポスト 5a 外周壁 6 間仕切り板 7 連結部材 8 嵌合凹条部 8a 開口部 14 取付け部 15 嵌合凸条部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタンドを有する複数本のポストと、該
    各ポスト間に架け渡される間仕切り板とを備えた間仕切
    りにおいて、 前記ポストが円筒状ポストで、かつその内部に、外周壁
    に開口部を配置して軸線方向に延びる断面円弧状の嵌合
    凹条部が形成され、該嵌合凹条部に回動可能に嵌入され
    る嵌合凸条部が、前記間仕切り板の取付け部を有する連
    結部材に設けられたことを特徴とする間仕切り。
  2. 【請求項2】 前記連結部材の取付け部には、前記間仕
    切り板の縁部に着脱可能な板外嵌凹条部が形成され、ま
    た前記連結部材の嵌合凸条部が、前記ポストの嵌合凹条
    部に着脱できる断面円弧状の板材であることを特徴とす
    る請求項1記載の間仕切り。
  3. 【請求項3】 前記嵌合凹条部内に嵌入される嵌合凸条
    部は、ポストの外周壁に形成された開口部から着脱可能
    としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の間仕切
    り。
  4. 【請求項4】 前記ポストの嵌合凹条部が、前記ポスト
    の周面に90°毎に配設されていることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の間仕切り。
  5. 【請求項5】 前記間仕切り板が、ノブ及びヒンジを有
    するドア型間仕切り板であることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の間仕切り。
JP33991796A 1996-06-13 1996-12-19 間仕切り Pending JPH1061072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33991796A JPH1061072A (ja) 1996-06-13 1996-12-19 間仕切り

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15259396 1996-06-13
JP8-152593 1996-06-13
JP33991796A JPH1061072A (ja) 1996-06-13 1996-12-19 間仕切り

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1061072A true JPH1061072A (ja) 1998-03-03

Family

ID=26481456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33991796A Pending JPH1061072A (ja) 1996-06-13 1996-12-19 間仕切り

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1061072A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6546675B1 (en) * 1998-01-16 2003-04-15 Harkk Pty Ltd Panel fixing system
WO2008019437A1 (en) * 2006-08-15 2008-02-21 Paul Melville A cage frame
KR100811773B1 (ko) 2006-12-28 2008-03-07 광건티앤씨(주) 칸막이 코너 연결 구조
JP2010106587A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Okamura Corp 間仕切り装置における支柱固定構造
JP2010106647A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Toho:Kk パネル接続用連結具。
KR101086891B1 (ko) 2011-06-13 2011-11-24 주식회사 포에프 다기능 조립식 패널 구조체
KR200459774Y1 (ko) * 2009-08-20 2012-04-13 주식회사 아이엘티 건축용 조립 판넬의 연결구조
KR200459797Y1 (ko) 2009-08-20 2012-04-19 정용숙 건축용 벽체의 연결구조
KR101213960B1 (ko) 2011-06-28 2013-01-09 이상수 파티션용 회동장치
JP2020204198A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 株式会社イトーキ 間仕切り構造
JP2021046681A (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 磯川産業株式会社 パネルの連結システム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6546675B1 (en) * 1998-01-16 2003-04-15 Harkk Pty Ltd Panel fixing system
WO2008019437A1 (en) * 2006-08-15 2008-02-21 Paul Melville A cage frame
KR100811773B1 (ko) 2006-12-28 2008-03-07 광건티앤씨(주) 칸막이 코너 연결 구조
JP2010106587A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Okamura Corp 間仕切り装置における支柱固定構造
JP2010106647A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Toho:Kk パネル接続用連結具。
KR200459774Y1 (ko) * 2009-08-20 2012-04-13 주식회사 아이엘티 건축용 조립 판넬의 연결구조
KR200459797Y1 (ko) 2009-08-20 2012-04-19 정용숙 건축용 벽체의 연결구조
KR101086891B1 (ko) 2011-06-13 2011-11-24 주식회사 포에프 다기능 조립식 패널 구조체
KR101213960B1 (ko) 2011-06-28 2013-01-09 이상수 파티션용 회동장치
JP2020204198A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 株式会社イトーキ 間仕切り構造
JP2021046681A (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 磯川産業株式会社 パネルの連結システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110462146B (zh) 将板件紧固到结构的紧固装置和系统
US6332657B1 (en) Set of construction elements for furniture
JPH1061072A (ja) 間仕切り
US3377756A (en) Demountable building partition construction
US8497424B2 (en) Universal box system
US4958259A (en) Multi-purpose housing
US11346144B2 (en) Modular glass door assembly
US5259164A (en) Wall constructed with a plurality of detachable boards connected with one another
BG66739B1 (bg) Строителен профил, строителен набор, строителен комплект и закрепваща система за вентилируеми фасади
PT1885978E (pt) Unidade de prateleiras dobráveis
EP0163455A2 (en) Improvements in and relating to hinges and door stop assemblies
US20130068911A1 (en) Screen base
JP4676799B2 (ja) 間仕切りパネルにおける枠部材の取付構造
US20240044460A1 (en) Recessed Curved Channel Light System
US11131444B2 (en) Luminaire structure
KR200407303Y1 (ko) 조립식 칸막이
GB2250759A (en) Partition frame elements
US6751913B2 (en) Vertical wall structure with electrical service
GB2219036A (en) Panel connectors
JP2003534644A (ja) 電気的な組込部材および/または電子的な組込部材を受容するためのケーシング
AU622641B2 (en) Panel edge strips
KR100350353B1 (ko) 연결식수직칸막이시스템
JP2008111234A (ja) 共有空間構造体
KR200313782Y1 (ko) 방송용 조립스튜디오
KR20040058760A (ko) 높이 및 폭 조절이 자유로운 블록형 파티션