JPH1059424A - 梱包用衝撃緩衝材 - Google Patents
梱包用衝撃緩衝材Info
- Publication number
- JPH1059424A JPH1059424A JP8221123A JP22112396A JPH1059424A JP H1059424 A JPH1059424 A JP H1059424A JP 8221123 A JP8221123 A JP 8221123A JP 22112396 A JP22112396 A JP 22112396A JP H1059424 A JPH1059424 A JP H1059424A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorbing material
- shock
- packing
- gas
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Buffer Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 材料の保管および輸送スペースが小さく、リ
サイクルできる内装材を得る。 【解決手段】 膨張室１ａ，１ｂ，．．．．．１ｎと、
各膨張室を連結する連結路２ａ，２ｂ，．．．．．２ｎ
と、各連結路に設けられた逆流防止弁３ａ，３
ｂ，．．．．．．３ｎと、気体（または液体）注入口４
と、気体（または液体）排出口５と、気体（または液
体）注入口４に取り付ける栓６と、気体（または液体）
排出口５に取り付ける栓７とを含んで構成される。
サイクルできる内装材を得る。 【解決手段】 膨張室１ａ，１ｂ，．．．．．１ｎと、
各膨張室を連結する連結路２ａ，２ｂ，．．．．．２ｎ
と、各連結路に設けられた逆流防止弁３ａ，３
ｂ，．．．．．．３ｎと、気体（または液体）注入口４
と、気体（または液体）排出口５と、気体（または液
体）注入口４に取り付ける栓６と、気体（または液体）
排出口５に取り付ける栓７とを含んで構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は梱包用衝撃緩衝材、
特に、リサイクル可能な梱包用衝撃緩衝材に関する。
特に、リサイクル可能な梱包用衝撃緩衝材に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般の商品（例えばパソコン等）の梱包
は、商品の外観を保護するために商品を薄紙またはビニ
ールシート等により梱包する個装梱包を行ない、個装梱
包品を落下等による衝撃から保護するため発泡プラスチ
ック等により梱包する内装梱包を行ない、内装梱包品を
機械的に局所に加わる打撃等から保護するため木材板，
段ボール等を用いて梱包する外装梱包を施してから、ユ
ーザーに向けて出荷される。
は、商品の外観を保護するために商品を薄紙またはビニ
ールシート等により梱包する個装梱包を行ない、個装梱
包品を落下等による衝撃から保護するため発泡プラスチ
ック等により梱包する内装梱包を行ない、内装梱包品を
機械的に局所に加わる打撃等から保護するため木材板，
段ボール等を用いて梱包する外装梱包を施してから、ユ
ーザーに向けて出荷される。
【０００３】従来の技術について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【０００４】図２は従来の一例を示す断面図である。被
包装品１０の全体を個装材１１で包み、個装材１１の両
側部に内装材１２を配し、その外側を外装材１３で防護
している。内装材１２は原部材（例えば発泡スチロール
板）を所定の寸法に裁断するか、または大量に用いる場
合は型に入れて成形するが、その体積が通常の輸送手段
に適合させるような仕様では個装材１１および外装材１
３に比して非常に大きくなる。さらに、被包装品１０が
脆弱な筐体で構成されている場合は、被包装品１０の全
面に内装材を配置しなければならないので、内装材の体
積が増大する。（例えば、特開平１−１６７０７６号公
報参照）
包装品１０の全体を個装材１１で包み、個装材１１の両
側部に内装材１２を配し、その外側を外装材１３で防護
している。内装材１２は原部材（例えば発泡スチロール
板）を所定の寸法に裁断するか、または大量に用いる場
合は型に入れて成形するが、その体積が通常の輸送手段
に適合させるような仕様では個装材１１および外装材１
３に比して非常に大きくなる。さらに、被包装品１０が
脆弱な筐体で構成されている場合は、被包装品１０の全
面に内装材を配置しなければならないので、内装材の体
積が増大する。（例えば、特開平１−１６７０７６号公
報参照）
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の梱包用
衝撃緩衝材は、発泡スチロール板等を多量に必要とする
ので、材料の保管および輸送スペースが大きくなり、し
かも特定の製品に対応するように裁断されているのでリ
サイクル（回収→再利用）が困難であるという欠点があ
った。
衝撃緩衝材は、発泡スチロール板等を多量に必要とする
ので、材料の保管および輸送スペースが大きくなり、し
かも特定の製品に対応するように裁断されているのでリ
サイクル（回収→再利用）が困難であるという欠点があ
った。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第１の発明の梱包用衝撃
緩衝材は、個装された精密機器等を外装箱内に収納する
ために用いられる内装材である梱包用衝撃緩衝材におい
て、使用時には膨張室に気体（または液体）を注入して
膨張させて緩衝機能を持たせ、不使用時には前記膨張室
の気体（または液体）を排出し収縮させてリサイクルま
たは保管を容易にする。
緩衝材は、個装された精密機器等を外装箱内に収納する
ために用いられる内装材である梱包用衝撃緩衝材におい
て、使用時には膨張室に気体（または液体）を注入して
膨張させて緩衝機能を持たせ、不使用時には前記膨張室
の気体（または液体）を排出し収縮させてリサイクルま
たは保管を容易にする。
【０００６】第２の発明の梱包用衝撃緩衝材は、第１の
発明において、前記膨張室が複数ある。
発明において、前記膨張室が複数ある。
【０００７】第３の発明の梱包用衝撃緩衝材は、第１ま
たは第２の発明において、前記複数の膨張室を連結する
連結路を持つ。
たは第２の発明において、前記複数の膨張室を連結する
連結路を持つ。
【０００８】第４の発明の梱包用衝撃緩衝材は、第１，
２または第３の発明において、前記連結路中に逆流防止
弁を設ける。
２または第３の発明において、前記連結路中に逆流防止
弁を設ける。
【０００９】第５の発明の梱包用衝撃緩衝材は、第１，
２，３または第４の発明において、前記複数の膨張室を
線状に配置する。
２，３または第４の発明において、前記複数の膨張室を
線状に配置する。
【００１０】第６の発明の梱包用衝撃緩衝材は、第１，
２，３または第４の発明において、前記複数の膨張室を
平面的に配置し各膨張室間を接着する。
２，３または第４の発明において、前記複数の膨張室を
平面的に配置し各膨張室間を接着する。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【００１２】図１は本発明の第１の実施形態を示す模式
断面図である。図１に示す梱包用衝撃緩衝材１０ａ，１
０ｂ，．．．．．１０ｎは、膨張室１ａ，１
ｂ，．．．．．１ｎと、各膨張室を連結する連結路２
ａ，２ｂ，．．．．．２ｎと、各連結路に設けられた逆
流防止弁３ａ，３ｂ，．．．．．．３ｎと、気体（また
は液体）注入口４と、気体（または液体）排出口５と、
気体（または液体）注入口４に取り付ける栓６と、気体
（または液体）排出口５に取り付ける栓７とを含んで構
成される。
断面図である。図１に示す梱包用衝撃緩衝材１０ａ，１
０ｂ，．．．．．１０ｎは、膨張室１ａ，１
ｂ，．．．．．１ｎと、各膨張室を連結する連結路２
ａ，２ｂ，．．．．．２ｎと、各連結路に設けられた逆
流防止弁３ａ，３ｂ，．．．．．．３ｎと、気体（また
は液体）注入口４と、気体（または液体）排出口５と、
気体（または液体）注入口４に取り付ける栓６と、気体
（または液体）排出口５に取り付ける栓７とを含んで構
成される。
【００１３】梱包用衝撃緩衝材１０ｂ，．．．．．１０
ｎは、梱包用衝撃緩衝材１０ａと同じ構成であり、膨張
室の側面同士が接着されて平面的な緩衝材を形成してい
るが、場合により特に接着等をせずに単に平面的に配置
するだけでもよい。
ｎは、梱包用衝撃緩衝材１０ａと同じ構成であり、膨張
室の側面同士が接着されて平面的な緩衝材を形成してい
るが、場合により特に接着等をせずに単に平面的に配置
するだけでもよい。
【００１４】各膨張室を形成する素材は、伸縮性の大き
いゴム，ポリエチレン樹脂またはナイロン等でもよい。
いゴム，ポリエチレン樹脂またはナイロン等でもよい。
【００１５】栓７を挿入して排出口５を閉じ、注入口６
から空気を注入すると、空気は逆流防止弁３ａ→膨張室
１ａ→連結路２ａ→逆流防止弁ｂ３→・・・・・の順に
入って行き、栓７で阻止されるので、膨張室が加圧され
て膨張し内装材としての機能を有するようになる。内装
材として使用中に、万一、膨張室１ａが破れても逆流防
止弁３ｂがあるから、膨張室１ａだけの機能が失なわれ
るだけで済み、内装材として要求される基本的機能は維
持できる。
から空気を注入すると、空気は逆流防止弁３ａ→膨張室
１ａ→連結路２ａ→逆流防止弁ｂ３→・・・・・の順に
入って行き、栓７で阻止されるので、膨張室が加圧され
て膨張し内装材としての機能を有するようになる。内装
材として使用中に、万一、膨張室１ａが破れても逆流防
止弁３ｂがあるから、膨張室１ａだけの機能が失なわれ
るだけで済み、内装材として要求される基本的機能は維
持できる。
【００１６】製品の輸送が終り、内装材を発送元に返送
する段階になれば、栓７を取り、各膨張室を外側から押
す等の手段により、排出口５から不用となって空気を排
出すると、梱包用衝撃緩衝材１０ｂ，．．．．．１０ｎ
は、扁平なものになり体積が縮小して容易に輸送でき
る。
する段階になれば、栓７を取り、各膨張室を外側から押
す等の手段により、排出口５から不用となって空気を排
出すると、梱包用衝撃緩衝材１０ｂ，．．．．．１０ｎ
は、扁平なものになり体積が縮小して容易に輸送でき
る。
【００１７】本発明の梱包用衝撃緩衝材は、比喩的にい
えば、空気の入った複数のゴムボールを紐で緩く接続し
たようなものなので、個装品と外装箱との空間が占る体
積に相当する数のゴムボールを用意すれば、必要とする
緩衝作用が自然に得られ、個装品の形状に合せて発泡ス
チロール部材を裁断する必要がない。
えば、空気の入った複数のゴムボールを紐で緩く接続し
たようなものなので、個装品と外装箱との空間が占る体
積に相当する数のゴムボールを用意すれば、必要とする
緩衝作用が自然に得られ、個装品の形状に合せて発泡ス
チロール部材を裁断する必要がない。
【００１８】
【発明の効果】本発明の梱包用衝撃緩衝材は、複数の膨
張室を設け、これを空気等で膨張させて所要の緩衝機能
を持たせ、不使用時には空気を抜き収縮させることがで
きるので、保管場所が小さくてすみ、リサイクルもでき
るという効果がある。
張室を設け、これを空気等で膨張させて所要の緩衝機能
を持たせ、不使用時には空気を抜き収縮させることがで
きるので、保管場所が小さくてすみ、リサイクルもでき
るという効果がある。
【図１】本発明の第１の実施形態を示す模式断面図であ
る。
る。
【図２】従来の一例を示す断面図である。
１ 膨張室 ２ 連結路 ３ 逆流防止弁 ４ 注入口 ５ 排出口 ６〜７ 栓
Claims (6)
- 【請求項１】 個装された精密機器等を外装箱内に収納
するために用いられる内装材である梱包用衝撃緩衝材に
おいて、使用時には膨張室に気体（または液体）を注入
して膨張させて緩衝機能を持たせ、不使用時には前記膨
張室の気体（または液体）を排出し収縮させてリサイク
ルまたは保管を容易にすることを特徴とするリサイクル
可能な梱包用衝撃緩衝材。 - 【請求項２】 前記膨張室が複数ある請求項１記載の梱
包用衝撃緩衝材。 - 【請求項３】 前記複数の膨張室を連結する連結路を持
つ請求項１または２記載の梱包用衝撃緩衝材。 - 【請求項４】 前記連結路中に逆流防止弁を設けた請求
項１，２または３記載の梱包用衝撃緩衝材。 - 【請求項５】 前記複数の膨張室を線状に配置した請求
項１，２，３または４記載の梱包用衝撃緩衝材。 - 【請求項６】 前記複数の膨張室を平面的に配置し各膨
張室間を接着した請求項１，２，３または４記載の梱包
用衝撃緩衝材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8221123A JPH1059424A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 梱包用衝撃緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8221123A JPH1059424A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 梱包用衝撃緩衝材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1059424A true JPH1059424A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16761838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8221123A Pending JPH1059424A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 梱包用衝撃緩衝材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1059424A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102795418A (zh) * | 2012-09-11 | 2012-11-28 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶显示模组包装箱 |
-
1996
- 1996-08-22 JP JP8221123A patent/JPH1059424A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102795418A (zh) * | 2012-09-11 | 2012-11-28 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶显示模组包装箱 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990907 |