JPH1057452A - 滅菌装置および滅菌方法 - Google Patents

滅菌装置および滅菌方法

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JPH1057452A
JPH1057452A JP9188180A JP18818097A JPH1057452A JP H1057452 A JPH1057452 A JP H1057452A JP 9188180 A JP9188180 A JP 9188180A JP 18818097 A JP18818097 A JP 18818097A JP H1057452 A JPH1057452 A JP H1057452A
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JP
Japan
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container
sterilizer
autoclave
pressure
bag
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Pending
Application number
JP9188180A
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English (en)
Inventor
Keith Hannant
ハンナント キース
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Smiths Group PLC
Original Assignee
Smiths Group PLC
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/04Heat
    • A61L2/06Hot gas
    • A61L2/07Steam
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 滅菌しようとする器具の上の汚染した物質が
滅菌装置を汚染する危険のない滅菌装置および滅菌方法
を提供する。 【解決手段】 本発明の滅菌装置は、オートクレーブ1
を具え、該オートクレーブ内に滅菌しようとする器具3
を収容する密閉非多孔質容器であるバッグ2またはボッ
クス50およびある量の水または他の液体を入れる。前
記オートクレーブ内の温度および圧力を上昇させる際
に、容器2または50の温度および圧力をその内容物が
充分に滅菌されるように上昇させる。この際オートクレ
ーブの内部が汚染される危険は全く無い。器具3は容器
2から取り出すことができ、所要に応じて常法で再度滅
菌することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートクレーブ室
および該オートクレーブ室内の温度および圧力を上昇さ
せる手段を具える滅菌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のオートクレーブ滅菌装置は、圧力
室および該圧力室内で水を加熱して水蒸気を発生させる
ための加熱器を具える。この水蒸気は圧力室内の温度お
よび圧力を上昇させる。圧力室内に入れた物品は、上昇
した温度および圧力の結果として効果的に滅菌され;水
蒸気によって上昇した熱伝導率は物品への熱伝達速度を
増大させる。化学的殺菌剤は必要でないので、オートク
レーブは危険な廃棄物を生成せず、また滅菌された物品
の上に有害な残留物を残さない。
【0003】滅菌しようとする物品は、滅菌装置内に入
れる前に、水洗して物品の上の汚染された物質の大部分
を除去するのが普通である。場合によっては、米国特許
第5312250号明細書に記載されているように、洗
浄後かつ滅菌前に、物品を多孔質バッグ内に入れること
がある。この多孔質バッグを密封し、該バッグ内で物品
を滅菌する。バッグ材料は多孔質であるので、水蒸気は
バッグを透過して滅菌をすることができる。使用後に開
放されていないバッグ内に物品を貯蔵する。バッグ材料
の細孔の大きさは、細菌などの侵入を防止するのに充分
な小さいものとする。
【0004】外科用器具が滅菌困難な物質、例えばCJ
D(クロイツフェルト−ヤコブ病)患者の病理学的検査
からの物質で汚染される、という問題がる。このような
物質で汚染されている器具は滅菌前には安全に洗浄する
ことができない。それは、汚染された物質が廃棄物トラ
ップのなかおよび従来の洗浄液に対する低抵抗が大きい
ために前記物質が危険なままである他の場所に集まるこ
とがあるからである。しかし、器具を洗浄せずに滅菌装
置内に入れた場合には、汚染の危険もある。
【0005】これは、多量の汚染した物質によって、滅
菌装置内で或る物質がエーロゾルの形態で放出される、
という危険が増大するからである。滅菌装置の排気口に
使用される従来のフィルタは、滅菌の排気段階中に上述
のようにして放出される細菌およびウイルスの逃散を防
止するが、汚染した物質は滅菌装置のより遠い領域、例
えば排気口に隣接する領域に集まることがある。これら
の領域は滅菌装置の主要部と同様な高い温度になること
はなく、これらの領域には汚染した物質を安全な温度に
加熱する効果が水蒸気より小さい乾燥空気のポケットが
生じることがある。
【0006】これは、滅菌サイクルを開始する前に真空
にする真空滅菌装置では特に危険である。従って、特に
有効な滅菌のために一層高い温度を必要とするこのよう
な形態の汚染物質の場合には、滅菌装置の上述の部分が
汚染状態になることがある、という危険がある。このよ
うな汚染は、次の滅菌しようとする装入材料に放出され
ることがあり、また使用者およびサービスエンジニヤに
危険を与えることもある。この理由で、このようにして
汚染された器具は使用後直ちに処分されることが多い。
これは費用のかかることであることがあり、器具自体が
処分のために器具を取り扱っている人々に危険を与える
ことがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、改善
された滅菌装置および滅菌方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、その第1の面
において、オートクレーブ室および該オートクレーブ室
内の温度および圧力を上昇させる手段を具える滅菌装置
において、前記滅菌装置は前記オートクレーブ室内に密
封非多孔質容器を具え、前記密封容器は滅菌しようとす
る液体および器具を収容しており、前記滅菌装置は前記
密封容器内の前記液体の温度が大気圧におけるその沸点
より高く上昇し、かつ前記密封容器内の上昇した圧力が
前記オートクレーブ室内の上昇した圧力によって中和さ
れて前記密封容器の損傷を防止するように配置されてい
る、ことを特徴とする滅菌装置を提供する。
【0009】このようにして、器具は、汚染した物質が
滅菌装置内に放出される危険を生じることなく、滅菌す
ることができる。
【0010】密封容器としては、可撓性バッグまたは強
固なボックスを使用することができる。液体は水である
のが好ましい。温度および圧力を上昇させる手段は、水
中に浸漬した加熱素子を具えるのが好ましい。滅菌装置
は、オートクレーブ室から排気するように配置されてい
る真空ポンプを具えることができる。
【0011】本発明は、その第2の面において、器具を
滅菌するに当り、液体を収容する非多孔質容器内に前記
器具を入れ、前記非多孔質容器を密封し、前記非多孔質
容器およびその内容物をオートクレーブ内に入れ、前記
非多孔質容器およびその内容物を滅菌するのに充分な温
度および圧力まで上昇させ、次いで、前記器具を前記非
多孔質容器から取り出す、ことを特徴とする器具の滅菌
方法を提供する。
【0012】本発明方法は、さらに、器具を非多孔質容
器の外部で再度滅菌する次の工程を含むことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の滅菌装置および滅
菌方法を、図面を参照して、例について説明する。オー
トクレーブ1は圧力室10を有し、該圧力室はドア11
によって一端で密封されている。真空ポンプ12は細菌
フィルタ13を経由して圧力室10の上側端に連通して
いる。あるいは、オートクレーブ1は真空ポンプ12を
必要とせずに、加圧/滅菌段階の開始前に水蒸気圧力に
よって空気を通気口から追い出すことができる。圧力室
10の下側端部で、加熱素子14を水15のなかに浸漬
する。非多孔室容器2をオートクレーブ1内で水レベル
の上方のラック16の上に載置する。オートクレーブ1
は種々の他の在来型の特徴を有しているが、これらの特
徴は本発明を理解する上で全く関係がない。
【0014】図2において、容器2は、実質的に気体不
透過性、すなわち非多孔質であるプラスチック材料から
なる可撓性バッグである。バッグ2は三方の面の周囲に
沿ってヒートシールされ、その上側端20で開放されて
いる。滅菌しようとする器具3は洗浄しなくてもよく、
これをバッグ2のなかに入れ、このバッグに水22また
は他のある液体を満たす。次いで、バッグ2の上側端2
0を、例えばヒートシーリングにより、図3に示すよう
に密封する。あるいは、ある形態のクリップまたはファ
スナを使用することができる。バッグ2に水22を完全
に満たして、バッグ内の空気をすべて排除する。次い
で、バッグ2をその内容物である器具3および水22と
共にオートクレーブ1内のラック16の上に載置し、ド
ア11を閉じる。真空ポンプ12を作動させて圧力室1
0から排気し、次いで常法により加熱素子14を付勢し
て水蒸気を発生させ、圧力室内の温度および圧力を上昇
させる。
【0015】オートクレーブ1は従来通りの滅菌サイク
ルを受ける。オートクレーブ室10内の温度はバッグ2
内の水22の温度を大気圧におけるその沸点より高く上
昇させる。この熱は水の媒体を経て器具3に効果的に伝
導されるので、器具3は完全に滅菌される。バッグ2内
の水22は沸騰が防止されている。その理由は、オート
クレーブ室10内において圧力がバッグの外側からバッ
グの壁を経てバッグの上に作用するからである。従っ
て、バッグ2の壁の対向する側面における圧力は等しく
なり、バッグの損傷が防止される。
【0016】滅菌サイクルの終りに、オートクレーブ室
10内の温度および圧力が安全なレベルまで降下した際
に、バッグ2をその内容物である器具3および水22と
共に取り出す。次いで、バッグ2を図4に示すように切
断して開き、器具3を取り出す。滅菌処理中器具3は水
22のなかに浸漬されているので、上述の操作は器具の
上の汚染した物質の溶解または釈放を助ける。バッグ2
および水22は汚染されることがあるが、無菌であり、
安全に処分することができる。器具3は乾燥および貯蔵
することができ、あるいは好ましくは器具3を洗浄し、
従来の滅菌処理である別の滅菌処理を行う。この目的
は、器具の上に残っていることのある滅菌用水のなかの
痕跡量の熱分解物質を除去することである。
【0017】汚染した器具は滅菌処理中に完全に封入さ
れているので、器具の上の汚染した物質が滅菌装置を汚
染する危険は全く無い。
【0018】非多孔質容器は可撓性バッグである必要は
なく;例えば図5に示すように強固な容器50を使用す
ることができる。この容器50は開放頂部51を有する
金属ボックスであり、開放頂部50は蓋52により閉じ
ることができる。O−リングシール53は閉じた後に気
密シールを形成する。この場合にも、滅菌中、容器50
内の圧力は、オートクレーブ室10内において、容器5
0の外部の圧力と平衡している。この容器50は該容器
を再使用できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一例の一部を切除して内部を示す
断面側面図である。
【図2】本発明方法の一例における第1の工程を示す説
明図である。
【図3】本発明方法の一例における次の工程を示す説明
図である。
【図4】本発明方法の一例におけるさらに次の工程を示
す説明図である。
【図5】本発明装置の他の例における非多孔質容器の断
面側面図である。
【符号の説明】
1 オートクレーブ 2 非多孔質容器(可撓性バッグ) 3 器具(バックの内容物) 10 オートクレーブ室(圧力室) 11 ドア 12 真空ポンプ 13 細菌フィルタ 14 加熱素子 15 水 16 ラック 20 バッグの上側端 22 液体(水、バッグの内容物) 50 非多孔質容器(強固な容器、強固なボックス) 51 開放頂部 52 蓋 53 O−リングシール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートクレーブ室および該オートクレー
    ブ室内の温度および圧力を上昇させる手段を具える滅菌
    装置において、 前記滅菌装置は前記オートクレーブ室(10)内に密封
    非多孔質容器(2,50)を具え、前記密封容器は滅菌
    しようとする液体(22)および器具(3)を収容して
    おり、前記滅菌装置は前記密封容器(2,50)内の前
    記液体(22)の温度が大気圧におけるその沸点より高
    く上昇し、かつ前記密封容器(2,50)内の上昇した
    圧力が前記オートクレーブ室(10)内の上昇した圧力
    によって中和されて前記密封容器の損傷を防止するよう
    に配置されている、ことを特徴とする滅菌装置。
  2. 【請求項2】 前記密封容器が可撓性バッグ(2)であ
    ることを特徴とする請求項1記載の滅菌装置。
  3. 【請求項3】 前記密封容器が強固なボックス(50)
    であることを特徴とする請求項1記載の滅菌装置。
  4. 【請求項4】 前記液体(22)が水であることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか一つの項に記載の滅菌装
    置。
  5. 【請求項5】 前記温度および圧力を上昇させる手段は
    水中に浸漬した加熱素子(14)を具えることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか一つの項に記載の滅菌装
    置。
  6. 【請求項6】 前記オートクレーブ室(10)から排気
    するように配置されている真空ポンプ(12)を具える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つの項に記
    載の滅菌装置。
  7. 【請求項7】 器具を滅菌するに当り、 液体(22)を収容する非多孔質容器(2,50)内に
    前記器具(3)を入れ、 前記非多孔質容器を密封し、 前記非多孔質容器およびその内容物をオートクレーブ
    (1)内に入れ、 前記非多孔質容器およびその内容物を滅菌するのに充分
    な温度および圧力まで上昇させ、 次いで、前記器具(3)を前記非多孔質容器(2,5
    0)から取り出す、ことを特徴とする器具の滅菌方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記器具(3)を前記非多孔質
    容器(2,50)の外部で再度滅菌することを特徴とす
    る請求項7記載の方法。
JP9188180A 1996-07-13 1997-07-14 滅菌装置および滅菌方法 Pending JPH1057452A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9614779:8 1996-07-13
GBGB9614779.8A GB9614779D0 (en) 1996-07-13 1996-07-13 Sterilization

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1057452A true JPH1057452A (ja) 1998-03-03

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ID=10796890

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JP9188180A Pending JPH1057452A (ja) 1996-07-13 1997-07-14 滅菌装置および滅菌方法

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EP (1) EP0818205A3 (ja)
JP (1) JPH1057452A (ja)
AU (1) AU722163B2 (ja)
GB (1) GB9614779D0 (ja)

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GB9614779D0 (en) 1996-09-04
AU2836997A (en) 1998-01-22
AU722163B2 (en) 2000-07-20
EP0818205A2 (en) 1998-01-14
EP0818205A3 (en) 1999-07-28

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