JPH10566A - ソケット - Google Patents

ソケット

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Publication number
JPH10566A
JPH10566A JP15240796A JP15240796A JPH10566A JP H10566 A JPH10566 A JP H10566A JP 15240796 A JP15240796 A JP 15240796A JP 15240796 A JP15240796 A JP 15240796A JP H10566 A JPH10566 A JP H10566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
chip
nut
socket body
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15240796A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitaka Kamikubo
俊孝 上久保
Katsumi Okuno
克己 奥野
Mitsuharu Ishibashi
光治 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP15240796A priority Critical patent/JPH10566A/ja
Publication of JPH10566A publication Critical patent/JPH10566A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソケットの使用時にボルトヘッドやナットと
接触して損傷しやすい部位をソケット本体から取り外し
可能なチップで構成することにより、このチップを交換
することでソケット本体はそのまま使用可能として経済
性を高める。 【解決手段】 ボルトやナットを締め付けたり弛めたり
するためのソケットであって、その使用時にボルトヘッ
ドあるいはナットと接触して大きな反力を受ける部位が
ソケット本体10とは別体のチップ20で構成され、こ
のチップ20がソケット本体10に対して取り外し可能
となっていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルトやナットを
締め付けたり弛めたりするときに使用するソケットに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のソケットは全体が一体成形品であ
り、その素材は成形や仕上げ加工に適したクロムモリブ
デン鋼などが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため前記ソケット
によるボルトやナットの締め付けあるいは弛め作業が繰
り返されると、ボルトヘッドやナットがはまるソケット
の嵌合部に「割れ」や「へたり」といった傷が生じる。
このようなことが原因となってソケットに寿命がくる
と、それ全体を廃棄処分するしかなく、経済的でない。
【0004】本発明の第1の目的は、ソケットの使用時
にボルトヘッドやナットと接触して損傷しやすい部位を
ソケット本体から取り外し可能なチップで構成すること
により、このチップを交換することでソケット本体はそ
のまま使用可能として経済性を高めることである。本発
明の第2の目的は、前記チップをソケット本体とは別体
の硬質材とすることで、ソケット本体は加工の容易な素
材を使用し、かつソケットの耐久性を向上させることで
ある。本発明の第3の目的は、チップの寸法及び形状を
寸法の異なる各種ソケットに対して共通化することによ
り、交換用あるいはソケット製造用としてのチップのス
トックを少なくすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ボルトや
ナットを締め付けたり弛めたりするためのソケットであ
って、その使用時にボルトヘッドあるいはナットと接触
して大きな反力を受ける部位がソケット本体とは別体の
チップで構成され、このチップがソケット本体に対して
取り外し可能となっていることを特徴とする。これによ
り、ボルトやナットの締め付けあるいは弛め作業を繰り
返すことで前記チップが損傷した場合は、このチップの
みを交換することによってソケット本体はそのまま使用
でき、コストの面で有利となる。
【0006】第2の発明は、ボルトやナットを締め付け
たり弛めたりするためのソケットであって、その使用時
にボルトヘッドあるいはナットと接触して大きな反力を
受ける部位がソケット本体とは別体の硬質材からなるチ
ップで構成されていることを特徴とする。この発明によ
れば、ソケット本体にはこれまでどおり加工性を優先し
た素材を使用でき、しかも硬質材からなるチップによっ
てソケットの寿命はこれまでよりも格段に長くなる。
【0007】第3の発明は、第1または第2の発明のソ
ケットであって、前記チップの寸法及び形状が寸法の異
なる各種ソケットに対して共通に設定されていることを
特徴とする。これによって前記チップは、ソケット本体
に対する交換用としとも、あるいはソケット製造用とし
てもその予備の個数が少なくて済む。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1はソケットを一部破断して表した外観斜視図
である。この図面で示すようにソケット本体10は、図
示外のボルトヘッドやナットがはまる六角形状の嵌合部
14と、工作機やロボットのドライブ軸が入るドライブ
用角穴12とを備えている。このソケット本体10は、
その成形や仕上げ加工に適したクロムモリブデン鋼など
による一体成型品である。なお前記嵌合部14について
は十二角形状の場合もある。
【0009】図2は前記ソケット本体10の嵌合部14
を拡大して表した断面図である。この嵌合部14におい
て、ボルトやナットを締め付けたり弛めたりするとき
に、ボルトヘッドあるいはナットと接触して大きな反力
を受ける部位、つまり六角形状の各角部はソケット本体
10とは別体のチップ20で構成されている。しかもこ
れらの各チップ20はソケット本体10に対して取り外
し可能となっている。
【0010】図3は図2の一部を拡大して表した断面
図、図4は一つのチップ20を表した斜視図である。図
3で示すように嵌合部14の内壁部において前記の各チ
ップ20が設けられる部分には、この嵌合部14の端面
で開放した取付溝15がそれぞれ形成されている。また
各取付溝15は、嵌合部14の外周から溝内壁にまで貫
通したネジ穴16をそれぞれ備えている。
【0011】そして各チップ20は、前記の取付溝15
に対して嵌合部14の端面側から組み付けられ、前記の
ネジ穴16に止めネジ18をねじ込んで締め付けること
によりソケット本体10に固定されている。したがって
各止めネジ18の締め付けを弛めることにより、チップ
20をそれぞれの取付溝15から嵌合部14の端面側へ
抜き取って取り外すことが可能である。
【0012】前記構成のソケットを使用してボルトやナ
ットの締め付けあるいは弛め作業を繰り返すことによ
り、ボルトヘッドやナットと接触して大きな力を受ける
前記の各チップ20に磨耗や変形が生じた場合には、前
記のようにソケット本体10からチップ20を取り外し
て新しいチップと交換すればよい。これによってソケッ
ト本体10はそのまま継続して使用でき、従来のように
ソケットそのものを交換していたのと比べて経済的であ
る。
【0013】前記の各チップ20は個々の取付溝15に
対し、嵌合部14の端面側から圧入することによって組
み付けてもよい。この場合、取付溝15の内側面とそれ
に対応するチップ20の外側面とに対してチップ20の
抜き取り可能なテーパをつけておく。そして各チップ2
0には抜き取り工具を引っかけるための孔などを予め形
成しておき、この工具によってチップ20を取付溝15
から抜き取って交換する。
【0014】さらに前記の各チップ20を超硬材、セラ
ミックス材、CBN(立方晶窒化ホウ素)などの磨耗や
変形が生じにくい硬質材で形成し、それを嵌合部14の
各取付溝15に対して圧入などの手段で固定した構成と
することも可能である。この構成によれば、必ずしもチ
ップ20を交換可能としなくてもソケットそのものの耐
久性は格段に向上し、しかもソケット本体10について
はこれまでと同様に加工性に優れた素材を使用できる。
【0015】また前記チップ20及び取付溝15の寸法
や形状を、寸法(嵌合部14の二面幅)の異なるソケッ
トに対して共通化させた構成とすることもできる。これ
によって前記のようにチップ20を交換するタイプのソ
ケットでは、交換用チップの予備のストックを少なくで
き、チップ20の交換を行わないタイプのソケットにお
いても製造用チップのストックが少なくて済む。
【0016】このようにソケットの使用時にボルトヘッ
ドあるいはナットと接触して大きな反力を受けるチップ
20を交換可能とし、あるいはこのチップ20を磨耗や
変形が生じにくい硬質材で形成することにより、チップ
20のみの交換でソケット本体10を継続して使用で
き、またはソケット本体10は加工の容易な素材を使用
してもソケットそのものの寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソケットを一部破断して表した外観斜視図。
【図2】ソケット本体の嵌合部を拡大して表した断面
図。
【図3】図2の一部を拡大して表した断面図。
【図4】一つのチップを表した斜視図である。
【符号の説明】
10 ソケット本体 20 チップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルトやナットを締め付けたり弛めたり
    するためのソケットであって、その使用時にボルトヘッ
    ドあるいはナットと接触して大きな反力を受ける部位が
    ソケット本体とは別体のチップで構成され、このチップ
    がソケット本体に対して取り外し可能となっていること
    を特徴とするソケット。
  2. 【請求項2】 ボルトやナットを締め付けたり弛めたり
    するためのソケットであって、その使用時にボルトヘッ
    ドあるいはナットと接触して大きな反力を受ける部位が
    ソケット本体とは別体の硬質材からなるチップで構成さ
    れていることを特徴とするソケット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のソケットであっ
    て、前記チップの寸法及び形状が寸法の異なる各種ソケ
    ットに対して共通に設定されていることを特徴とするソ
    ケット。
JP15240796A 1996-06-13 1996-06-13 ソケット Pending JPH10566A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15240796A JPH10566A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 ソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15240796A JPH10566A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 ソケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10566A true JPH10566A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15539843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15240796A Pending JPH10566A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 ソケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10566A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011079343B4 (de) 2010-07-20 2020-08-06 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha EGR-Kühlerbypassventil, EGR-Kühlersystem und EGR-System

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011079343B4 (de) 2010-07-20 2020-08-06 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha EGR-Kühlerbypassventil, EGR-Kühlersystem und EGR-System

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