JPH1056601A - 音声多重信号処理装置 - Google Patents

音声多重信号処理装置

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JPH1056601A
JPH1056601A JP9130645A JP13064597A JPH1056601A JP H1056601 A JPH1056601 A JP H1056601A JP 9130645 A JP9130645 A JP 9130645A JP 13064597 A JP13064597 A JP 13064597A JP H1056601 A JPH1056601 A JP H1056601A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検波されたパイロット信号に対応するパルス
幅の変調信号にしたがい、帯域フィルタ中心周波数を自
動調整してパイロット信号の検出感度を向上させるもの
である。 【解決手段】 主音声信号処理部130 と、パイロット信
号を含んだ副音声信号を検出する副音声信号処理部100
と、副音声信号を帯域フィルタ部111 でフィルタリング
をし、検波してパイロット信号PIを検出するパイロット
信号検出部110 と、検出されたパイロット信号をロッキ
ングしてロッキング情報PILOT を出力するPLL 検波部12
0 と、PLL 検波部120 から供給されるロッキング情報PI
LOT にしたがって画面に音声多重情報を表示するオンス
クリーンディスプレイメッセージを出力するマイクロコ
ンピュータ200 を有し、このマイクロコンピュータ200
は、PLL 検波部120 からのロッキング情報PILOT に基づ
いて帯域フイルタ部111 の中心周波数を調整するパルス
幅変調信号PWMSを出力するPWM 制御部202 を備えて構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声多重信号処理
装置に係るもので、詳しくは、音声多重機能を有するテ
レビジョン受像機における音声多重信号に含まれるパイ
ロット信号を外部システムからの調整信号を受けずに、
自動的に調整する音声多重信号処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、音声多重信号処理装置において
は、例えば、図2 に示す副音声信号処理部100 、パイロ
ット信号検出部110 、主音声信号処理部130 、PLL 検波
部120 、マイクロコンピュータ160 、マトリックス部14
0 、色調制御部150 およびスピーカSPから構成される
ものがある。
【0003】前記副音声信号処理部100 は、パイロット
信号を含み4.724MHzの搬送波により搬送された副音声信
号(SAS )を増幅してFM検波して副音声信号を検出す
る。また主音声信号処理部130 は、4.5MHzの搬送波によ
り搬送された主音声信号(MAS )を増幅してFM検波し、
主音声信号のみを検出する。
【0004】パイロット信号検出部110 は、副音声信号
処理部100 から出力する副音声信号をフイルタリングし
て得られた信号を検波して現在のTVプログラムの選択モ
ードが、ステレオ、デュアル(Dual)又は何も選択され
ていない状態であるかの情報に従うパイロット信号を検
出する。一方、PLL 検波部120 は、パイロット信号検出
部110 から検出されたパイロット信号P1をロッキングし
てロッキング情報を出力する。
【0005】マイクロコンピュータ160 は、PLL 検波部
120 のロッキング情報PILOT により、テレビジョン受像
機の画面に音声多重放送を表示するためのオンスクリー
ンディスプレイ(以下「OSD 」という)メッセージを出
力する。またマトリックス部140 は、主音声信号処理部
130 及び副音声信号処理部100 から検出された主音声信
号及び副音声信号を利用して使用者の選択した制御信号
(CTRL1 ,CTRL2 )に応じてモノ又はステレオ、主音声
又は副音声の所望の形態にして出力する。
【0006】色調制御部150 は、マトリックス部140 の
出力信号から色調を決定する。なお、スピーカSPは左右
L,R があり、色調制御部150 から出力される色調決定信
号を音声にする。さらに先に説明した副音声信号処理部
100 は、増幅器101 と、FM検波部102とから構成され、
また主音声信号処理部130 は、4.5MHz搬送波に乗せられ
て入力する主音声信号を増幅する増幅器131 と、増幅さ
れた信号をFM検波して主音声信号を検出するFM検波部13
2 とから構成されている。
【0007】またパイロット信号検出部110 は、副音声
信号処理部100 から出力した副音声信号の55kHz 付近の
成分をフィルタリングする帯域フィルタ部111 と、この
帯域フィルタ部111 から出力した信号を検波してパイロ
ット信号を検出するAM検波部112 とから構成され、さら
にPLL 検出部120 は、AM検波部112 から検出したパイロ
ット信号をロッキングするステレオPLL 検波部121 及び
デュアルPLL 検波部122 とから構成されている。
【0008】以下、このように構成された従来の音声多
重信号処理装置の動作について説明する。先ず、4.5MHz
の搬送波に乗せられた主音声信号(MAS)が、主音声信号
処理部130 の増幅器131 に入力して充分に増幅され、FM
検波部132 に入力してFM検波が行われ、主音声信号のみ
が検出される。
【0009】一方、パイロット信号を含む副音声信号
(SAS )は、4.724MHzの搬送波に乗せられて副音声信号
処理部100 に入力し、主音声信号処理部130 と同様に増
幅されて副音声信号が検出され、パイロット信号検出部
110 の55.069KHz 帯域フィルタ部111 に入力し、55KHz
付近の成分がフィルタリングされた後、AM検波部112 に
より55.069KHz の搬送波が検波されてパイロット信号が
検出される。
【0010】次いで、AM検波部112 から検出されたパイ
ロット信号P1は、PLL 検波部 120のステレオPLL 検波部
121 及びデュアルPLL 検波部122 に入力してロッキング
され、PLL 検波部120 からロッキングされて出力される
パイロット信号のロッキング情報がマイクロコンピュー
タ160 に入力される。このマイクロコンピュータ160 で
は、テレビジョンの画面に音声多重放送を表示するため
のOSD メッセージを出力する。
【0011】一方、主音声信号処理部130 及び副音声信
号処理部100 から検出された主音声信号と副音声信号
は、マトリックス部140 に入力し、使用者の選択した制
御信号(CTRL1 ,CTRL2 )に応じてモノ又はステレオ、
主音声又は副音声などの所望の形態にして出力される。
この出力信号は色調制御部150 に入力して出力される色
調が決定され、その色調決定信号がスピーカSPにより使
用者に音声認識される。
【0012】一方、前記パイロット信号検出部110 の帯
域フィルタ部111 は、外部システムから印加されるDC電
圧により調整された中心周波数にしたがって前記副音声
信号処理部100 から出力する副音声信号を受信して、5
5.069KHz 付近の成分をフイルタリングする。このた
め、従来においては、中心周波数がちょうど55.069KHz
になるように使用者が調整する必要があり、一般のテレ
ビジョン受像機においては、可変抵抗を用いて中心周波
数を設定している。
【0013】また、中心周波数55.069KHz の帯域通過フ
ィルタは、極めて高い選択度Q 値を有するが、これは中
心周波数 55.069KHzの搬送波に乗せされたパイロット信
号を正確に検出した後に、残余の雑音成分を最大限に抑
制するためである。このような高いQ 値は、外部システ
ムにおいて帯域フィルタの中心周波数を正確に合わせる
必要がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の音声多重信号処理装置においては、調整された中心周
波数が55.069KHz から帯域幅よりも離れているか又は、
3dB に近い場合は、中心周波数が外部システムから供給
する直流電圧の変化にしたがってシフトすることによ
り、パイロット信号の検出感度を低下させることがあ
り、この検出感度の低下に伴い音声多重信号処理装置を
誤動作させてしまうという問題がある。
【0015】本発明の目的は、検波されたパイロット信
号に対するパルス幅の変調信号により帯域フィルタの中
心周波数を自動的に調整して、パイロット信号の検出感
度を向上する音声多重信号処理装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような本発明の目的
を達成するため、請求項1の発明は、一の搬送波に乗せ
られた主音声信号を検出する主音声信号処理部と、他の
搬送波に乗せられ、パイロット信号を含んだ副音声信号
を検出する副音声信号処理部と、該副音声信号処理部か
ら出力する副音声信号を帯域フィルタ部でフィルタリン
グし、検波してパイロット信号を検出するパイロット信
号検出部と、該パイロット信号検出部から検出されたパ
イロット信号をロッキングしてロッキング情報を出力す
るPLL 検波部と、該PLL 検波部から供給されるロッキン
グ情報にしたがって画面に音声多重情報を表示するため
のオンスクリーンディスプレイメッセージを出力するオ
ンスクリーンディスプレイ処理部を有するマイクロコン
ピュータとを備えた音声多重信号処理装置において、前
記マイクロコンピュータは、PLL 検波部からのロッキン
グ情報に基づいて帯域フイルタ部の中心周波数を調整す
るパルス幅変調信号を出力するパルス幅変調制御部を含
み、前記パルス幅変調制御部から出力するパルス幅変調
信号をディジタル信号からアナログ信号に変換し、その
変換された信号に対応する直流信号を帯域フィルタ部に
出力するディジタル/アナログ変換部を備えて構成す
る。
【0017】以上のように構成することにより、主音声
信号処理部で主音声信号を検出し、副音声信号処理部で
パイロット信号を含んだ副音声信号を検出した後、この
副音声信号処理部から出力する副音声信号を帯域フィル
タ部でフィルタリングし、パイロット信号検出部におい
て検波してパイロット信号を検出し、このパイロット信
号検出部から検出されたパイロット信号をるPLL 検波部
においてロッキングしてロッキング情報を出力する。
【0018】オンスクリーンディスプレイ処理部では、
PLL 検波部から供給されるロッキング情報にしたがって
画面に音声多重情報を表示するためのオンスクリーンデ
ィスプレイメッセージを出力する。またパルス幅変調制
御部は、PLL 検波部からのロッキング情報に基づいて帯
域フイルタ部の中心周波数を調整するパルス幅変調信号
を出力する。
【0019】さらにディジタル/アナログ変換部は、パ
ルス幅変調制御部から出力するパルス幅変調信号をディ
ジタル信号からアナログ信号に変換し、その変換された
信号に対応する直流信号を前記帯域フィルタ部に出力す
る。以上の音声多重信号処理装置では、パルス幅変調制
御部から出力するパルス幅変調信号によりディジタル/
アナログ変換部において信号の変換を行い、帯域フイル
タ部で中心周波数を調整することにより、印加される電
圧の変化による帯域フィルタで中心周波数のシフト現象
を防止して正確な中心周波数の設定が行える。
【0020】また請求項2の発明におけるパルス幅変調
制御部は、PLL 検波部から出力されたパイロット信号の
ロッキング情報を所定の電圧の範囲及び所定増加電圧で
走査し、パイロット信号検出部の帯域フィルタ部の中心
周波数を調整するためパルス幅変調信号を出力する構成
とする。このように構成することにより、PLL 検波部か
ら出力されたパイロット信号のロッキング情報を所定の
電圧の範囲及び所定ステップで走査し、パイロット信号
検出部の帯域フィルタ部の中心周波数を調整するパルス
幅変調信号を出力してパイロット信号の検出感度の向上
を図る。
【0021】また請求項3の発明においてパルス幅変調
制御部の電圧範囲及び増加電圧値は、任意の設定値を用
いて構成する。このように構成することにより、PWM 制
御部の電圧範囲および増加電圧値を使用するテレビジョ
ン受像機に合わせて任意に設定する。これにより、複数
種のテレビジョン受像機に適用可能にする。
【0022】さらに請求項4の発明においてパルス幅変
調制御部は、PLL 検波部から出力するパイロット信号が
検出されたときのパルス幅変調信号を継続して出力する
ように構成する。このように構成することにより、PLL
検波部から出力するパイロット信号が検出されたときの
パルス幅変調信号を継続して出力する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る音声多重信号処理装置を図面を参照して説明する。図
1は本発明の実施の形態における音声多重信号処理装置
の構成を説明するブロック図である。なお、図1 の説明
においては、図2 の従来装置の説明と同一の構成からな
る部分を同じ符号を付けて表し、異なる部分の構成につ
いてのみ新たに符号を付して説明する。
【0024】図1に示す音声多重信号処理装置は、図 2
に示した従来の音声多重信号処理装置のマイクロコンピ
ュータ160 に代えて、マイクロコンピュータ200 に、ロ
ッキング情報PILOT にしたがって画面に音声多重情報を
表示するためのOSD メッセージを出力するためのOSD 処
理部201 の他に、PLL 検波部120 からのロッキング情報
PILOT に基づいて帯域フイルタ部111 の中心周波数を調
整するパルス幅変調(PWM )信号を出力するPWM 制御部
202 を含む。
【0025】また、PWM 制御部202 から出力するPWM 信
号PWMSをディジタル信号からアナログ信号に変換し、そ
の変換された信号に対応する直流信号を帯域フィルタ部
111 に出力するディジタル/アナログ(D/A )変換部21
0 を備えている。このPWM 制御部202 は、PLL 検波部12
0 から出力されたパイロット信号のロッキング情報に応
じて所定電圧範囲及び所定ステップにより走査し、帯域
フィルタ部111 の中心周波数が調整されるようにPWM 信
号を出力する。
【0026】次に、以上に説明したように構成された本
発明の実施の形態に係る音声多重信号処理装置の動作を
図1を参照して説明する。先ず、副音声信号処理部100
から出力するパイロット信号を含む副音声信号は、パイ
ロット信号検出部110 の帯域フィルタ部111 に入力され
る。この帯域フィルタ部111 は、マイクロコンピュータ
200 のPWM 制御部202 で既に設定された初期のPWM 信号
をD / A 変換部210 により DC 電圧形態に印加されて調
整された初期の通過帯域周波数(ωc )の中心周波数に
したがって副音声信号をフィルタリングする。
【0027】このとき、調整された初期の中心周波数が
55.069KHz の範囲を離れていると、帯域フィルタ部111
は信号を出力しないため、PLL 検波部120 もロッキング
された信号を出力せず、マイクロコンピュータ200 のOS
D 処理部201 は画面に音声多重放送を表示するためのOS
D メッセージを出力しない。その後、マイクロコンピュ
ータ200 のPWM 制御部202 は、帯域フィルタ部111 の中
心周波数を調整するため、所定電圧範囲および所定ステ
ップで走査し、それに対応するPWM 信号を出力し、この
PWM 信号はD / A 変換部210 に入力して直流電圧に変換
される。
【0028】このように変換された新しい直流電圧は、
帯域フィルタ部111 に印加され、中心周波数が正確に調
整されるまで、パイロット信号検出部110 、PLL 検出部
120 、マイクロコンピュータ200 、D / A 変換部210 を
経て帯域フイルタ部111 に変換後の直流電圧を入力する
処理が反復して行われる。次に、本発明の実施の形態に
係る音声多重信号処理装置の動作を図1を参照して具体
的に説明する。
【0029】例えば、帯域フィルタ部111 の中心周波数
の調整範囲が1 〜2 Vであるときは、通過帯域周波数
(ωc )が54〜56KHz であると仮定すると、マイクロコ
ンピュータ200 のPWM 制御部202 の初期通過帯域周波数
(ωc )設定値は、 54KHzであり、これに該当する帯域
フィルタ部111 の調整電圧は1Vになる。従って、調整電
圧が1VになるようにPWM 制御部202 は初期に調整電圧1V
に該当するPWM 信号を出力し、このPWM 信号はD / A 変
換部210 により1Vの直流電圧に変換されて帯域フィルタ
部111 に印加される。
【0030】FM検波された副音声信号は、帯域フィルタ
部111 に入力して、パイロット信号検出部110 及びPLL
検波部120 で処理されるが、このときにはPLL 検波部12
0 ではロッキングがされないため、出力がされない。マ
イクロコンピュータ200 のPWM 制御部 202は、予め図示
しない記憶媒体に格納されたプログラムによりデューテ
ィ比の変化分に合わせたパルス幅を順次、変換させて出
力する。このときには、D / A 変換部210 では、これを
直流電圧に変換し、帯域フィルタ部111 に出力する過程
を反復して行なう。
【0031】このように、帯域フィルタ部111 に印加さ
れる直流(DC)電圧が1 Vから2Vになるまでパルス幅
変調を行う間に、PLL 検波部120 によりパイロット信号
が検出されると、PWM 制御部202 では、もうそれ以上の
出力を変換せず、パイロット信号が検出されたときのPW
M 信号を継続して出力する。より具体的に説明すると、
変換の初期には、パイロット信号が1 Vでロッキングさ
れないため、1V+ΔVstep、1V+2ΔVstep(Vst
epはステップ毎の電圧)…の状態に継続して走査を行
い、1V+Vlock(Vlockはロック時の電圧)でロッキ
ングされると、直流電圧はもうそれ以上変換せず、1V
+Vlockの状態に維持され、マイクロコンピュータ200
のPWM 制御部202 の出力が固定される。
【0032】しかし、電圧が1 Vから2 Vになるまで、
走査を行なってもロッキングされない場合は、音声多重
放送を行わない場合であるため、パイロット信号検出部
110 におけるパイロット信号の検出を中止する。このよ
うな動作は、チャンネルの転換又は確認時に行うように
し、前記例示した1 V〜2 Vの走査範囲及びΔVstepに
おいては、チャンネルの転換時又は確認時のオンスクリ
ーンディスプレイされる時間に、パイロット信号の検出
のための走査が行われるように、範囲及びステップを考
慮して設定が行われる。
【0033】以上に説明した実施の形態では、帯域フィ
ルタの中心周波数の調整電圧を適宜な範囲で自動的に走
査することにより、中心周波数の設定が正確に行え、温
度及び印加される電圧の変化による帯域フィルタの中心
周波数のシフト現象を防止して調整できるため、パイロ
ット信号の検出感度を良好にすることができる。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1 、2、4
に係る発明においては、帯域フィルタの中心周波数の調
整電圧を適宜な範囲で走査することにより、自動的に調
整されるため、温度及び印加される電圧などの変化によ
る帯域フィルタの中心周波数のシフト現象を防止して中
心周波数の設定を正確にすることができ、またパイロッ
ト信号の検出感度を極めて良好にすることができるとい
う効果が得られる。
【0035】また請求項3 に係る発明によれば、請求項
1、2、4に係る効果に加えて帯域フィルタの中心周波
数の調整電圧を任意の範囲で走査できるため、調整の自
由度を向上し、複数種のテレビジョン受像機に適用でき
るため、汎用的に用いることができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1 】 本発明に係る音声多重信号処理装置を示した
ブロック図である。
【図2 】 従来の音声多重信号処理装置を示したブロッ
ク図である。
【符号の説明】
100 副音声信号処理部 110 パイロット信号検出部 111 帯域フィルタ部 120 PLL 検波部 130 主音声信号処理部 140 マトリックス部 150 色調制御部 160,200 マイクロコンピュータ 201 OSD処理部 202 PWM 制御部 210 D /A変換部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の搬送波に乗せられた主音声信号を検
    出する主音声信号処理部と、他の搬送波に乗せられ、パ
    イロット信号を含んだ副音声信号を検出する副音声信号
    処理部と、該副音声信号処理部から出力する前記副音声
    信号を帯域フィルタ部でフィルタリングし、検波して前
    記パイロット信号を検出するパイロット信号検出部と、
    該パイロット信号検出部から検出されたパイロット信号
    をロッキングしてロッキング情報を出力するPLL 検波部
    と、該PLL 検波部から供給される前記ロッキング情報に
    したがって画面に音声多重情報を表示するためのオンス
    クリーンディスプレイメッセージを出力するオンスクリ
    ーンディスプレイ処理部を有するマイクロコンピュータ
    とを備えた音声多重信号処理装置において、 前記マイクロコンピュータは、前記PLL 検波部からのロ
    ッキング情報に基づいて前記帯域フイルタ部の中心周波
    数を調整するパルス幅変調信号を出力するパルス幅変調
    制御部を含み、 前記パルス幅変調制御部から出力する前記パルス幅変調
    信号をディジタル信号からアナログ信号に変換し、その
    変換された信号に対応する直流信号を前記帯域フィルタ
    部に出力するディジタル/アナログ変換部を備えたこと
    を特徴とする音声多重信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス幅変調制御部は、 前記PLL 検波部から供給された前記パイロット信号のロ
    ッキング情報に基づいて所定の電圧範囲及び所定増加電
    圧値で走査し、前記パイロット信号検出部の前記帯域フ
    ィルタ部の中心周波数を調整するため前記パルス幅変調
    信号を出力する構成としたことを特徴とする請求項1 記
    載の音声多重信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記パルス幅変調制御部の電圧範囲及び
    増加電圧値は、任意の設定値を用いることを特徴とする
    請求項2 記載の音声多重信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記パルス幅変調制御部は、 前記PLL 検波部から前記ロッキング情報が出力されたと
    きのパルス幅変調信号を継続して出力する構成としたこ
    とを特徴とする請求項1 または2記載の音声多重信号処
    理装置。
JP13064597A 1996-05-21 1997-05-21 音声多重信号処理装置 Expired - Fee Related JP3236990B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
KR17179/1996 1996-05-21
KR1019960017179A KR100214481B1 (ko) 1996-05-21 1996-05-21 음성다중 신호처리장치

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JPH1056601A true JPH1056601A (ja) 1998-02-24
JP3236990B2 JP3236990B2 (ja) 2001-12-10

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