JPH1056464A - Atm化装置における回線障害監視方法 - Google Patents

Atm化装置における回線障害監視方法

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JPH1056464A
JPH1056464A JP8213460A JP21346096A JPH1056464A JP H1056464 A JPH1056464 A JP H1056464A JP 8213460 A JP8213460 A JP 8213460A JP 21346096 A JP21346096 A JP 21346096A JP H1056464 A JPH1056464 A JP H1056464A
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JP8213460A
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Yoshiko Sato
佳子 佐藤
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ATM化装置の障害監視方法に関し、障害情報
の表示内容が詳細かつ平易であって、障害の解析,判定
が容易であるとともに、監視機器の処理負荷が少なくな
るようにする。 【解決手段】ATM化装置における状態監視装置におい
て、各被監視装置ごとに、各インタフェースの障害の有
無を示す障害発生情報を、それぞれ1ビットのデータで
表してインタフェース番号順に横軸方向が一定ビット数
からなるパターンに配列した障害発生情報ビットマップ
7の形式で表現して処理を行う。これによって、被監視
装置内の回線状態を1情報で判定できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Asynchro
nous Transfer Mode)化装置の障害監視に関し、特にS
NMP(Simple Netwowk Management Protocol)による
状態監視装置で収集する回線障害の表示方法に関するも
のである。
【0002】ATM化装置においては、回線障害の検出
と対応を行うために、SNMPによる状態監視装置を用
いて、回線障害の情報収集と表示とを行う方式がとられ
ている。
【0003】この場合における、回線障害の表示方法と
障害情報形式および障害情報収集方法は、表示内容が詳
細かつ平易であって、障害の解析,判定が容易であると
ともに、監視機器の処理負荷が少ないものであることが
必要である。
【0004】
【従来の技術】ATM化装置における、SNMPによる
状態監視装置で収集できる回線障害は、障害種別が多岐
にわたっているため、収集情報が多い。そこで、監視の
トラヒック、および監視装置での処理が増加することを
避けるため、従来は、定常監視の情報種別を制限し、障
害発生表示を契機とする保守者の判断に基づいて、情報
収集を行う方法がとられていた。
【0005】しかしながら、この方法では、情報量が制
限されているため、定期的に表示される情報としては、
装置異常と、インタフェース異常の二通りであって、障
害箇所,障害方向および障害内容の特定を行うために
は、保守者が、障害発生時にさらに必要な情報を収集し
て、収集した情報の内容から判断を行う必要があり、そ
のため、情報収集および分析と、保守者の装置に対する
知識が必要であって、迅速な障害検出と対応を行う上で
の、阻害要因となっていた。
【0006】以下、従来のATM化装置の監視装置にお
ける視覚表示方式と、障害情報形式および障害情報収集
方法について説明する。
【0007】(1) 従来の視覚表示方式 図11,図12は、従来の回線障害発生時の表示方法の
例を示す図(1),(2) である。従来の障害情報の視覚表示
方法としては、回線障害検出時、障害を検出された装置
を特定する情報(装置アドレス)と、その装置内の障害
発生インタフェースを示す情報を監視装置側で取得し、
この情報をもとに、監視装置では、表示された装置およ
びインタフェースの色表示を変化させて表示する方法が
とられている。また、障害内容の詳細は、保守者が必要
に応じて指定し、表示されたデータ内容から判断するよ
うになっている。
【0008】図11において、21は網構成表示画面を
示したものであって、網かけして示した装置A,Bは障
害であることを示している。操作者が装置AまたはBの
状態表示の操作を行うと、図示のように装置A専用画面
221 または装置B専用画面222 が表示される。装置
Aと装置Bの専用画面において、インタフェース状態画
面を表示させたとき、画面中における、それぞれ■(色
表示を示す)で示したインタフェースは、障害であり、
□で示したインタフェースは正常であることを示してい
る。また、それぞれの装置の回線障害詳細画面を表示す
る操作を行うと、装置A回線障害詳細画面231 または
装置B回線障害詳細画面232 が表示される。
【0009】図12において、14は従来の回線障害詳
細画面を例示したものであって、図11に示された回線
障害詳細画面の具体的な表示内容を示している。図12
に示すように、回線障害詳細画面24には、各信号状態
ごとに、アラーム検出レイヤ種別ごとに正常と異常とだ
けが表示される。なお、この画面中において「無効」
は、表示しないことを示している。
【0010】(2) 従来の障害情報形式 図13,図14は、従来の回線障害情報形式の例を示す
図(1),(2) である。障害に関する通信を行うための、従
来の障害情報の形式では、インタフェース対応に規約化
された障害情報(rfc1213,MIB(Management
Information Base )−2のifOperStatus(interface
Operation Status)準拠)を持ち、、インタフェース番
号をインデックスとして特定するようにしている。
【0011】図13は、周期監視データを示したもので
あって、ポート1〜nの障害発生状態(ifOperStatus1
〜ifOperStatusn)と、SNMPデータの構成(ifOper
Status1〜ifOperStatusnのそれぞれの値の領域(IN
TEGER))とが表示される。
【0012】図14は、使用者の指定により収集される
データを示し、ポートの障害詳細情報(障害ポートを使
用者が指定:ポート1の場合)が表示される。使用者が
ポート1を指定した場合、障害種別Aテーブル〜障害種
別Xテーブル中の、ポート1に対応する障害種別A.1
〜障害種別X.1において、それぞれの値の領域に、障
害の詳細情報が表示される。
【0013】(3) 従来の障害情報収集方法 図15,図16は、従来の回線障害監視例を示す図(1),
(2) である。従来の障害情報収集方法では、監視用トラ
ヒックと処理能力の制限から、周期監視情報を、障害発
生と障害復旧に限定している。そのため、障害発生の表
示を操作者が確認し、障害発生機器および障害発生イン
タフェースを特定して、障害詳細情報を収集して、障害
内容を判定しなければならない。
【0014】図15は、定常的な監視シーケンスの例を
示している。監視装置は、所定の監視タイミング(T)
に従って、装置Aに対して、get-request によって(障
害発生情報)を送出し、装置Aからget-responseによっ
て(障害無し)を得る。次に装置Bに対して、get-requ
est によって(障害発生情報)を送出し、装置Bからge
t-responseによって(障害無し)を得る。さらに装置C
に対して、get-request によって(障害発生情報)を送
出し、装置Cからget-responseによって(障害無し)を
得る。このような手順を、装置Xまで繰り返して行う。
【0015】図16は、機器Bでの障害発生時の処理シ
ーケンスを示している。監視装置は、所定の監視タイミ
ング(T)に従って、装置Aに対して、get-request に
よって(障害発生情報)を送出し、装置Aからget-resp
onseによって(障害無し)を得たが、装置Bに障害が発
生したので、装置Bに対して、get-request によって
(障害発生情報)を送出したとき、装置Bからget-resp
onseによって(障害発生)を得、これによって監視装置
において、障害表示が行われる。
【0016】装置Bにおいて障害が復旧したが、監視装
置は引き続いて、装置Cに対して、get-request によっ
て(障害発生情報)を送出し、装置Cからget-response
によって(障害無し)を得る。その後、操作者は監視装
置において操作を行って、装置Bに対して、get-reques
t によって(詳細情報)を発行したが、装置Bの障害は
復旧しているので、装置Bからはget-responseによって
(正常な情報)が得られただけである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図11、図12に示さ
れた従来の視覚表示方式では、操作者が、ATM化装置
の障害情報についての知識を持ち、複数の障害内容か
ら、障害状態の詳細を判断しなければならないという問
題があった。
【0018】また、図13,図14に示された従来の障
害情報形式では、装置規模が大きく多数のインタフェー
スを持つ場合、収集情報が増加するので、監視用トラヒ
ックが増加するとともに、監視機器における処理が増加
する。従って、この方法では、トラヒックと処理能力の
制限から、収集情報種別の制限を行わなければならなく
なるという問題があった。
【0019】さらに、図15,図16に示された従来の
障害情報収集方法では、保守者が不在の時間帯に障害が
発生した場合には、あとから情報を収集しようとして
も、障害発生を示す情報は残っているが、障害内容の判
定のために必要な詳細な情報が、監視装置内に残ってい
ないという問題があった。
【0020】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、ATM化装置における回
線障害表示方法において、操作者が、ATM装置の障害
情報についての知識を持ち、複数の障害内容から、障害
状態の詳細を判断する必要がなく、回線のトラヒックと
処理能力の制限から、収集情報種別の制限を行う必要が
なく、保守者が不在の時間帯に障害が発生した場合で
も、障害内容の判定のために必要な情報が監視装置内に
残るようにして、あとから情報を収集することができる
ようにすることを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】
(1) 視覚表示方式の改善 図1,図2,図3は、本発明の回線障害発生時の表示方
法を示す図(1),(2),(3) である。本発明においては、次
のような視覚表示方式の改善によって、障害箇所および
障害内容の特定を容易にする。
【0022】 インタフェース障害が発生している伝
送路方向を表示するシンボルを、インタフェース障害表
示位置に追加して、視覚的に判断を可能にする。
【0023】 障害情報一覧の表示内容を、従来の
「障害信号一覧」(図12に示された各信号の正常,異
常の表示)から、「障害内容一覧」(各信号の状態を表
示)に変更する。また、インタフェースおよびプロトコ
ルにより、サポート範囲が違う情報については、それぞ
れに対応した有効な情報のみを表示する形式とし、無効
な情報は表示しない。また、障害内容一覧の表示におい
て、発生障害を色表示によって区別し、発生要因を特定
できる表示とする。
【0024】 関連障害統計情報(障害フレーム数
等)がある場合、同時にグラフを表示して、回線状態の
時系列変化を視覚的に表示する。
【0025】図1において、1は網構成表示画面を示し
たものであって、図示のように、障害が発生した装置
A,Bが色表示(網かけで示す)によって表示される。
操作者が装置AまたはBの状態表示の操作を行うと、装
置A専用画面21 または装置B専用画面22 が表示され
る。装置A専用画面21 または装置B専用画面22 にお
いて、それぞれの装置のインタフェース状態画面を表示
させると、□で示す正常なインタフェース中に、障害が
発生したインタフェース11,インタフェース6が■
(色表示を示す)で表示されるとともに、障害の発生し
ている伝送路方向を表示するシンボルとして、下り方向
と上り方向を示す矢印が図示のように表示される。この
場合、装置Aと装置Bは、■で表示したインタフェース
で物理的に接続されている。
【0026】また、操作者が、アラームロギング表示の
操作を行うと、装置Aアラームロギングリスト31 また
は装置Bアラームロギングリスト32 に、障害項目が表
示される。図示のように、インタフェース障害として、
インタフェース11とインタフェース6が色表示(網か
けで示す)で表示されている。この場合、関連情報表示
に対して“YES”を指定することによって、障害を発
生した部位の詳細画面が表示される。
【0027】図2は、関連情報表示画面の例を示したも
のである。図示のように、装置A回線障害詳細画面41
または装置B回線障害詳細画面42 に、回線障害が、状
態項目ごとに示されるとともに、障害となった回線の方
向別の異常検出の有無が色表示(網かけで示す)で表示
される。また装置A下り方向送信フレーム数グラフ5 1
または装置B上り方向送信フレーム数グラフ52 に、そ
れぞれの装置の異常発生方向の送信フレーム数がグラフ
によって表示される。なお、障害部位によっては、グラ
フが表示されない場合もある。
【0028】図3において、6は本発明における回線障
害詳細画面を例示したものであって、図2に示された回
線障害詳細画面の具体的な表示内容を示している。図示
のように、アラーム検出状況と、その状態、および障害
検出レイヤが表形式で表示される。
【0029】(2) 障害情報形式の改善 図4,図5は、本発明の回線障害情報形式の例を示す図
(1),(2) である。本発明においては、障害に関する通信
における、情報伝送のプロトコルにおいて、次のような
障害情報形式の変更による、収集情報の追加を行う。
【0030】 障害発生インタフェース情報個別MI
Bとして、ビットマップ形式で表示し、対象装置のイン
タフェース状態を、1情報で収集できる形式とする。
【0031】 障害内容情報を示す個別MIBを、ビ
ットマップ化し、対象装置の障害内容を、1情報で収集
できる形式とする。
【0032】図4において、7は障害発生情報ビットマ
ップを例示したものである。図中において、各オクテッ
ト0,1,2,3における、各ビットがそれぞれのイン
タフェース(インタフェース番号で示す)に対応し、各
ビットの値(1,0)が、状態(正常,障害)を表示し
ている。
【0033】図5において、8は障害信号情報ビットマ
ップを例示したものである。図中において、インタフェ
ース番号1〜Nに対して、各インタフェースごとに、各
オクテット0,1,…,nにおける、各ビットがそれぞ
れの障害信号A,B,…,Xに対応し、各ビットの値
(1,0)が、状態(正常,障害)を表示している。
【0034】従来は、図13,図14に示すように、ポ
ート数×障害種別数分の情報を送る必要があったが、本
発明によれば、伝送情報のビットマップ化を行うことに
よって、インタフェース数(ポート数)分だけの情報を
送ればよいので、通信トラヒックを減少させ、通信時間
を短縮することができる。
【0035】(3) 情報保持方法の改善 図6は、本発明における障害時の情報保持方法を示した
ものである。本発明においては、次のように、障害発生
情報,障害内容情報の同時収集による、リアルタイム情
報の保持を行う。
【0036】 障害発生情報,障害内容情報を同時に
収集し、発生時の情報を一時的に保存することによっ
て、保守者の操作による表示時に、発生時の情報の表示
を可能にする。
【0037】図6は、各機器における障害時の情報保存
方法の例を示している。機器Bにおいて、監視装置は監
視タイミング(T)に従って、装置Aに対して、get-re
quest によって(障害発生情報)を送出し、装置Aから
get-responseによって(障害無し)を得たが、装置Bに
障害が発生したので、装置Bに対して、get-requestに
よって(障害発生情報)を送出したとき、装置Bからge
t-responseによって(障害発生)を得、これによって監
視装置において、障害表示が行われる。
【0038】監視装置は、引き続いて装置Bに対して、
get-request によって(障害内容情報,障害関連情
* )を送出し、装置Bからget-responseによって(障
害内容情報,障害関連情報* )を得る。障害関連情報
は、障害復旧を検出するまで、周期監視によって取得
し、ロギングファイルに保持する。装置Bにおいて障害
復旧したとき、監視Tは引き続いて、装置Cに対して、
get-request によって(障害発生情報)を発行し、装置
Cからget-request によって(障害無し)を得る。
【0039】このように本発明によれば、視覚表示方法
の改善によって、障害箇所および障害内容の特定が容易
になる。また、障害情報形式の改善によって、収集情報
の追加を行うとともに、情報量を縮減することができ、
障害判定処理が容易になる。さらに、情報保持方法の改
善によって、障害発生情報,障害内容情報の同時収集に
よる、リアルタイム情報の保持を行うことが可能とな
る。
【0040】以下、本発明の課題を解決するための具体
的手段を記述する。
【0041】(1) ATM化装置における状態監視装置に
おいて、各被監視装置ごとに、各インタフェースの障害
の有無を示す障害発生情報を、それぞれ1ビットのデー
タで表してインタフェース番号順に横軸方向が一定ビッ
ト数からなるパターンに配列した障害発生情報ビットマ
ップ7の形式で表現して処理を行うことによって、被監
視装置内の回線状態を1情報で判定できるようにする。
【0042】(2) ATM化装置における状態監視装置に
おいて、各被監視装置ごとに、各信号における障害の有
無を示す障害信号情報を、それぞれ1ビットのデータで
表して所定の順序で横軸方向が一定ビット数からなるパ
ターンに配列した障害信号情報ビットマップ8をインタ
フェース番号ごとに作成して処理を行うことによって、
被監視装置内の障害内容を1情報で判定できるようにす
る。
【0043】(3) ATM化装置における状態監視装置に
おいて、回線障害内容を示す詳細情報を、回線の上り方
向または下り方向を示すデータと複数の障害検出レイヤ
ごとの障害発生状況のデータとによって横軸方向が一定
ビット数のデータブロックとして、障害内容ごとに縦軸
方向に所定の順序で配列したデータパターン9,10,
11をインタフェース種別ごとに形成することによっ
て、被監視装置内の障害内容について、全回線に対して
同一の処理によって回線障害方向を含む詳細内容を特定
できるようにする。
【0044】(4) ATM化装置における状態監視装置に
おいて、回線の障害情報をインタフェースごとにグルー
プ分けして、複数の障害検出レイヤごとの障害発生状況
のデータによって横軸方向が一定ビット数のデータブロ
ックとして障害内容ごとに縦軸方向に所定の順序で配列
してデータパターン12を形成することによって、被監
視装置内の障害内容について、回線の使用するインタフ
ェースが複数にわたる場合でも同一の処理によって障害
解析を行えるようにする。
【0045】(5) ATM化装置における状態監視装置に
おいて、各被監視装置に対して障害発生情報を問い合わ
せて障害なしの応答を得たとき次の装置へ進むシーケン
スを所定順序で実行するとともに、いずれかの装置にお
いて障害発生の応答を得たときは、このシーケンスを中
断して当該装置から周期的に障害内容情報を取得して保
持し、この装置において障害復旧を検出したとき、障害
内容情報の周期取得を停止して、次の装置から所定の順
序によるシーケンスに復帰する。
【0046】(6) (5) の場合に、障害発生時から障害復
旧までの間、障害内容情報とともに当該装置の障害関連
情報を収集して保持する。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、詳細に説明する。 (1) 視覚表示方式の改善によって、障害箇所および障害
内容の特定を行う場合の実現方法としては、障害伝送路
の方向を特定し、視覚情報として表示する方法と、障害
表示内容の改善によって、詳細情報判定を容易にする方
法と、障害関連性能情報をグラフによって表示して、障
害詳細状態の変化を表示する方法とがある。
【0048】 障害伝送路の方向を特定して、視覚情
報として表示する方法(図1および図2参照) 1.障害発生インタフェースを特定する。 2.障害内容情報から、障害発生が送信方向であるかま
たは受信方向であるかを判定する。
【0049】3.インタフェース表示画面の障害発生イ
ンタフェース上に、方向を示すシンボルを表示する。 4.障害復旧時は、表示シンボルの色を変化させ、復旧
済みを表示する。 5.保守者の確認操作によって、既に障害が復旧してい
ることが判明した場合には、表示シンボルを画面から消
去する。
【0050】 障害表示内容の改善によって詳細情報
判定を容易にする方法(図7〜図10参照) 1.障害内容情報とインタフェース種別情報とから、必
要情報パターンを決定する。 2.収集したインタフェース種別情報から、必要情報パ
ターンのフィルタを使用して、表示する情報を選択す
る。
【0051】3.障害となっている信号を特定する。 4.信号情報を障害内容として、日本語化する。 5.表示情報を表形式で作成する。 6.障害発生情報区分の色を変化させる。
【0052】図7〜図9は、障害発生時の詳細情報判定
方法を示す図(1) 〜(3) であって、各障害内容情報をイ
ンタフェースごとに示している。図7において、9はA
TM−UNIインタフェースの障害内容情報のデータパ
ターンを示している。図8において、10はMJPEG
インタフェースの障害内容情報のデータパターンを示し
ている。図9において、11はCEインタフェースの障
害内容情報のデータパターンを示している。各図におい
て、縦軸に配列された各状態をそれぞれ1オクテット長
のデータブロックによって表し、各ビットに、横軸に配
列されたアラーム検出レイヤを対応させる。この際、各
障害情報の最初の2データが、0であるか否かによっ
て、送信障害の発生か、受信障害の発生かを判定できる
ようにする。図中、色表示(網かけで示す)した状態
は、障害状態であることを示している。
【0053】図10は、複数プロトコルのデータ切り分
け方法を示したものである。図10において、12はC
Eインタフェースの共通データと、DS1個別データの
障害内容情報のデータパターンを示し、縦軸に示された
各状態をそれぞれ1オクテット長のデータブロックによ
って表し、各ビットに、横軸に配列されたアラーム検出
レイヤを対応させる。図中、色表示(網かけで示す)し
た部分は、DS1,SRI共通の障害情報を示し、色表
示しない部分は、DS1独自のデータを示す。
【0054】 障害関連性能情報をグラフによって表
示し、障害詳細状態の変化を表示する方法(図2参照) 1.障害発生時に、発生インタフェースと障害内容を判
定する。 2.関連性能情報を特定する。
【0055】3.性能情報の収集を開始し、障害が復旧
するまで情報を収集し、結果を保持する。 4.障害確認のために、保守者がグラフ表示を指定した
場合、収集した情報をグラフによって表示する。 5.保守者の指定によって、情報の保存または削除を行
う。
【0056】(2) 障害情報形式の変更によって、収集情
報を追加する場合の実現方法としては、図4および図5
について、説明した通りである。
【0057】 障害発生インタフェース情報個別MI
Bとして、ビットマップ形式で表示し、対象装置のイン
タフェース状態を、1情報で収集できる形式とする。 障害内容情報を示す個別MIBを、ビットマップ化
し、対象装置の障害内容を、1情報で収集できる形式と
する。
【0058】(3) 障害発生情報と障害内容情報の同時収
集によって、リアルタイム情報を保持するための方法
は、次のようにして実現される(図6参照)。 1.周期監視情報として、障害発生情報と障害内容情報
とを指定する。 2.障害発生時、障害内容から必要情報を取り出す。 3.取り出した情報とアラームロギング情報を、リンク
させて保存する。
【0059】4.障害内容に関連する性能情報がある場
合、その性能情報の周期監視を開始して、収集情報ファ
イルを、アラームロギング情報とリンクさせる。 5.障害復旧時、性能情報の周期監視を停止する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来のATM装置の回線障害監視と比較して、以下の点に
おいて、操作性および性能の向上が実現される。 (1) 表示内容を詳細にしたので、障害解析および障害対
応を迅速に行うことができる。 (2) 表示内容の平易化によって、障害切り分け作業が容
易になる。
【0061】(3) 障害発生時の情報の保存によって、保
守者がいない間に発生した障害の解析が容易になる。 (4) 収集情報長の短縮によって、トラヒックの軽減が可
能になるとともに、監視機器の処理速度の向上を図るこ
とができる。 (5) 収集情報の形式変更によって、障害判定処理を簡素
化し、監視機器の処理負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回線障害発生時の表示方法を示す図
(1) である。
【図2】本発明の回線障害発生時の表示方法を示す図
(2) である。
【図3】本発明の回線障害発生時の表示方法を示す図
(3) である。
【図4】本発明の回線障害情報形式の例を示す図(1) で
ある。
【図5】本発明の回線障害情報形式の例を示す図(2) で
ある。
【図6】本発明における障害時の情報保持方法を示す図
である。
【図7】障害発生時の詳細情報判定方法を示す図(1) で
ある。
【図8】障害発生時の詳細情報判定方法を示す図(2) で
ある。
【図9】障害発生時の詳細情報判定方法を示す図(3) で
ある。
【図10】複数プロトコルのデータ切り分け方法を示す
図である。
【図11】従来の回線障害発生時の表示方法の例を示す
図(1) である。
【図12】従来の回線障害発生時の表示方法の例を示す
図(2) である。
【図13】従来の回線障害情報形式の例を示す図(1) で
ある。
【図14】従来の回線障害情報形式の例を示す図(2) で
ある。
【図15】従来の回線障害監視例を示す図(1) である。
【図16】従来の回線障害監視例を示す図(2) である。
【符号の説明】
1 網構成画面 21 装置A専用画面 22 装置B専用画面 31 装置Aアラームロギングリスト 32 装置Bアラームロギングリスト 41 装置A回線障害詳細画面 42 装置B回線障害詳細画面 51 装置A下り方向送信フレーム数グラフ 52 装置B上り方向送信フレーム数グラフ 6 回線障害詳細画面 7 障害発生情報ビットマップ 8 障害信号情報ビットマップ 9 データパターン 10 データパターン 11 データパターン 12 データパターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM化装置における状態監視装置にお
    いて、各被監視装置ごとに、各インタフェースの障害の
    有無を示す障害発生情報を、それぞれ1ビットのデータ
    で表してインタフェース番号順に横軸方向が一定ビット
    数からなるパターンに配列した障害発生情報ビットマッ
    プの形式で表現して処理を行うことによって、被監視装
    置内の回線状態を1情報で判定できるようにしたことを
    特徴とするATM化装置における回線障害監視方法。
  2. 【請求項2】 ATM化装置における状態監視装置にお
    いて、各被監視装置ごとに、各信号における障害の有無
    を示す障害信号情報を、それぞれ1ビットのデータで表
    して所定の順序で横軸方向が一定ビット数からなるパタ
    ーンに配列した障害信号情報ビットマップをインタフェ
    ース番号ごとに作成して処理を行うことによって、被監
    視装置内の障害内容を1情報で判定できるようにしたこ
    とを特徴とするATM化装置における回線障害監視方
    法。
  3. 【請求項3】 ATM化装置における状態監視装置にお
    いて、回線障害内容を示す詳細情報を、回線の上り方向
    または下り方向を示すデータと複数の障害検出レイヤご
    との障害発生状況のデータとによって横軸方向が一定ビ
    ット数のデータブロックとして、障害内容ごとに縦軸方
    向に所定の順序で配列したパターンをインタフェース種
    別ごとに作成することによって、被監視装置内の障害内
    容について、全回線に対して同一の処理によって回線障
    害方向を含む詳細内容を特定できるようにしたことを特
    徴とするATM化装置における回線障害監視方法。
  4. 【請求項4】 ATM化装置における状態監視装置にお
    いて、回線の障害情報をインタフェースごとにグループ
    分けして、複数の障害検出レイヤごとの障害発生状況の
    データによって横軸方向が一定ビット数のデータブロッ
    クとして障害内容ごとに縦軸方向に所定の順序で配列し
    てパターン化することによって、被監視装置内の障害内
    容について、回線の使用するインタフェースが複数にわ
    たる場合でも同一の処理によって障害解析を行えるよう
    にしたことを特徴とするATM化装置における回線障害
    監視方法。
  5. 【請求項5】 ATM化装置における状態監視装置にお
    いて、各被監視装置に対して障害発生情報を問い合わせ
    て障害なしの応答を得たとき次の装置へ進むシーケンス
    を所定順序で実行するとともに、いずれかの装置におい
    て障害発生の応答を得たときは、該シーケンスを中断し
    て該装置から周期的に障害内容情報を取得して保持し、
    該装置において障害復旧を検出したとき、前記障害内容
    情報の周期取得を停止して、次の装置から前記所定の順
    序によるシーケンスに復帰することを特徴とするATM
    化装置における回線障害監視方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のATM化装置における
    回線障害監視方法において、障害発生時から障害復旧ま
    での間、前記障害内容情報とともに該装置の障害関連情
    報を収集して保持することを特徴とするATM化装置に
    おける回線障害監視方法。
JP8213460A 1996-08-13 1996-08-13 Atm化装置における回線障害監視方法 Withdrawn JPH1056464A (ja)

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