JPH1052510A - 放射線外科治療に使用されるコリメータ - Google Patents

放射線外科治療に使用されるコリメータ

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JPH1052510A
JPH1052510A JP9130607A JP13060797A JPH1052510A JP H1052510 A JPH1052510 A JP H1052510A JP 9130607 A JP9130607 A JP 9130607A JP 13060797 A JP13060797 A JP 13060797A JP H1052510 A JPH1052510 A JP H1052510A
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radiation
collimator
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radiation source
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JP9130607A
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Einngaru Moshie
モシェ・エイン−ガル
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K1/00Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
    • G21K1/02Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators

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  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 標的の境界を照射することにより組織を壊死
させることで、健康な組織に対する放射線の照射量を少
なくする一方で、十分な臨床効果を得ることができる、
放射線外科治療に使用されるコリメータを提供するこ
と。 【解決手段】 放射線外科治療に使用されるコリメータ
14にして、略放射線不透過性であり且つ少なくともそ
の一部分が中空である放射線経路を画成する形態とされ
た材料から成る、コリメータである。また、標的を照射
し得るように配置された少なくとも1つの放射線源を有
する放射線装置を提供するステップと、該少なくとも1
つの放射線源と前記標的との間の位置に配置された少な
くとも1つのコリメータであって、略放射線不透過性で
あり且つ少なくとも1つの一部分が中空である放射線通
路を画成する形態とされた材料から成る前記少なくとも
1つのコリメータとを提供するステップと、前記放射線
装置により放射線ビームを発生させるステップと、前記
放射線を多数の方向から標的の容積に向けるステップと
を含む、放射線照射法が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として、放射
線外科手術法、特に、立体空間的放射線外科治療法に使
用されるコリメータに関する。
【0002】
【従来の技術】立体空間的放射線外科治療は、全体とし
て、精密に照準決めされたビームにより多数の方向から
標的を照射することにより、その標的の容積内に放射線
量すなわち照射量を集中させることを含む。
【0003】組織を壊死させるために立体空間的放射線
外科治療法を使用することは、十分に確立した方法であ
り、現在、立体空間的放射線外科治療のために各種のシ
ステムが使用されている。従来の技術は、治療される標
的の容積に放射線を可能な限り多量に集中する必要性を
認識している。治療計画の目的は、標的容積の内外にて
所望の放射線量パターンが得られるようにすることであ
る。かかる計画は、使用される特定の放射線外科治療シ
ステムの限界を考慮に入れる。システムの型式には、球
面上に配置された多数のコバルト−60照射源を利用す
るガンマ装置と、回転するガントリーの上に取り付けら
れたプロトンビーム発生源を利用する線形加速器(LI
NAC)と、帯電した粒子ビームの固定式発生器とがあ
る。これらの放射線外科治療システム、及び関連する方
法、特徴及び性能は、各種の出版物に記載されている。
例えば、1993年、マグレゴ−ヒル(McGraw−
Hill)のアレキサンダE(Alexander
E)、及びその他の者による「立体空間的放射線外科治
療法(Stereotactic Radiosurg
ery)」、及び1992年1月、W.Bサンダース・
カンパニー(W.B.Saunders Co.)のラ
ンスフォードL.D(Lunsford L.D.)
(編集者)による北米の神経外科手術クリニック(Ne
urosurgery Clinics of Nor
th America)、Vol.3、no.1があ
る。
【0004】治療計画は、その標的に対する放射線量を
選択することと、ビームの整形のためのコリメータを選
択することと、標的容積中に放射線を付与するビームの
方向を決定することとが含まれる。その標的容積の外側
にある健康な組織に付与される放射線量を少なくするた
め、一般にビームの方向を広範囲に亙って拡げ、また、
コリメータ(放射線を標的容積に集中させる装置)を採
用することが望ましい。
【0005】従来技術の立体空間的放射線外科治療装置
は、放射線ビームを発生させるポイント源(ポイント源
は、標的よりも著しく小さい放射線源である)を内蔵し
ている。ポイント源と関連付けられたコリメータは、拡
がりビーム、即ち、放射線源から離れるに従って、その
幅が広がるビームを発生させる。LINAC、又はガン
マ装置と共に使用される型式のかかる拡がり型コリメー
タは、拡がる放射線経路を画成する形態とされた放射線
不透過性材料で出来ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の立体空間的
放射線外科治療システムに関連するコリメータは、開放
した(妨害物の無い)放射線経路を内蔵している。かか
る開放した経路を有するコリメータから発生される放射
線ビームの強さは、ビームの軸線に対し垂直な任意の面
において、軸線からの半径方向距離に伴って単調的に低
下する。かかるビームプロファイルの一つの結果は、従
来技術の立体空間的放射線治療が直径約50mm以下の
標的の治療に制限されることである。これは健康な組織
に対する放射線照射を増大させることが明らかだからで
ある。
【0007】本発明は、従来技術と基本的に異なる、放
射線外科治療用の改良に係る装置及び方法を提供しよう
とするものである。
【0008】本発明は、拡がり型、又は収斂型の中空経
路のコリメータであって、標的にて中空の放射線ビーム
を発生させることができ、これにより、主として、標的
の境界部を照射する機能を提供するコリメータを備えて
いる。主として、標的の境界を照射することにより組織
を壊死させることは、健康な組織に対する放射線の放射
線量を少なくする一方で、十分な臨床効果を得ることが
できる。従来技術において、中空の放射線経路を内蔵す
る立体空間的放射線治療用のコリメータを記載したもの
はない。
【0009】従来技術において、収斂型コリメータ、即
ち、収斂する放射線経路を有するコリメータを利用する
立体空間的放射線外科治療システムを記載するものはな
い。本発明においては、収斂型のコリメータを使用し
て、中空の放射線経路を発生させることができる。
【0010】従来技術においては、立体空間的放射線外
科治療用に放射線ビームを発生させる領域放射線源を利
用するシステムを記載したものはない。領域放射線源又
は大型の放射線源は、標的と等しい寸法、又はより大き
い放射線源である。従来の放射線外科治療法に使用され
る、例えば、Co−60パックのような領域放射線源
は、立体空間的放射線外科治療にとって、ガンマ装置に
内蔵されているLINAC、又は201源のアレーより
も遥かに経済的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明において、領域放
射線源から発生させる放射線ビームに伴う半影(周縁の
半暗部)を少なくするために、中空の放射線経路のコリ
メータを使用することができる。単一の中空の放射線経
路もビームの強さを低下させるため(そのビームの内側
部分を遮断することにより)、単一のコリメータ内に幾
つかの中空の放射線経路を内蔵することが有利である。
しかしながら、放射線経路の数を増やせば、半影も増大
し、ビームの強さを増すことと、半影が増えることとの
望ましい妥協点を見い出すことが必要であることが理解
される。中空の経路の数、及び関係する幾何学的特徴を
最適に選択することにより、所定の放射線源、及び所定
のコリメータ材料に対する、かかる妥協に達することが
できる。従来技術においては、立体空間的放射線治療に
て、1つ、又はより多くの中空の経路を内蔵した領域放
射線源及びコリメータを使用することを記載するものは
ない。
【0012】このように、本発明の好適な実施の形態に
よれば、放射線外科治療に使用されるコリメータであっ
て、略放射線不透過性であり且つ少なくともその一部分
が中空である放射線経路を画成する形態とされた材料か
ら成る、コリメータが提供される。
【0013】本発明の好適な実施の形態によれば、該コ
リメータは、略放射線不透過性であり且つその内部にビ
ーム通路が形成された遮蔽体と、略放射線不透過性であ
り且つ少なくともその一部分が中空である放射線経路を
形成し得るように、ビーム通路内に配置された、少なく
とも1つのビーム遮断器とを更に備えている。
【0014】また、本発明の好適な実施の形態によれ
ば、略放射線不透過性であり且つ収斂する放射線経路を
画成する形態とされた材料から成る、放射線外科治療法
にて使用されるコリメータが提供される。
【0015】また、本発明の好適な実施の形態によれ
ば、標的を照射し得るように配置された少なくとも1つ
の放射線源と、少なくとも1つの該放射線源と標的との
間に配置された少なくとも1つのコリメータであって、
略放射線不透過性であり且つ少なくともその一部分が中
空である放射線経路を画成する形態とされた材料から成
る、該少なくとも1つのコリメータとを備える、放射線
外科治療に使用される放射線装置が提供される。
【0016】本発明の好適な実施の形態によれば、該少
なくとも1つのコリメータは、略放射線不透過性である
遮蔽体であって、その内部にビーム通路が形成された該
遮蔽体と、略放射線不透過性であり且つ少なくともその
一部分が中空である放射線経路を少なくとも1つ形成し
得るようにビーム通路内に配置された少なくとも1つの
ビーム遮断器とを備えている。
【0017】また、本発明の好適な実施の形態によれ
ば、標的を照射し得るように配置された少なくとも1つ
の放射線源と、該少なくとも1つの放射線源と標的との
間に配置された少なくとも1つのコリメータであって、
略放射線不透過性で且つ少なくとも1つの収斂放射線経
路を画成する形態とされた材料から成る該少なくとも1
つのコリメータとを備える、放射線外科治療に使用され
る放射線装置が提供される。
【0018】また、本発明の好適な実施の形態によれ
ば、標的を照射し得るように配置された少なくとも1つ
の放射線源と、該少なくとも1つの放射線源と標的との
間の位置に配置された少なくとも1つのコリメータであ
って、略放射線不透過性であり且つ少なくともその一部
分が中空である放射線経路の少なくとも1つを画成する
形態とされた材料から成る該少なくとも1つのコリメー
タとを備える放射線装置を提供するステップと、該放射
線装置により放射線ビームを発生させるステップと、該
放射線ビームを多数の方向から標的容積に方向決めする
ステップとを含む、放射線照射法が提供される。
【0019】また、本発明の好適な実施の形態によれ
ば、標的を照射し得るように配置された少なくとも1つ
の放射線源と、該少なくとも1つの放射線源と標的との
間の位置に配置された少なくとも1つのコリメータであ
って、略放射線不透過性であり且つ少なくともその一部
が少なくとも1つの収斂放射線経路を画成する形態とさ
れた材料から成る該少なくとも1つのコリメータとを備
える放射線装置を提供するステップと、該放射線装置に
より放射線ビームを発生させるステップと、該放射線ビ
ームを多数の方向から標的容積に向けるステップとを含
む、放射線照射法が提供される。
【0020】また、本発明の好適な実施の形態によれ
ば、少なくとも1つの放射線源を提供するステップと、
該少なくとも1つの放射線源からの放射線を整準して標
的の位置にて少なくとも一部分が中空である放射線ビー
ムを発生させるステップと、標的にて多数の方向から少
なくとも一部分が中空である放射線ビームを方向決めし
て、標的の境界にて著しく多い放射線量となり、標的の
内部にて著しく少ない処方線量となる放射線の照射量パ
ターンが形成されるようにするステップとを含む、放射
線照射法が提供される。
【0021】本発明の好適な実施の形態によれば、該方
法は、少なくとも1つの放射線源からの放射線を整準し
て、標的の位置にて非中空の放射線ビームを発生させる
ステップと、該非中空の放射線ビームを標的にて多数の
方向から照射し、標的の内部にて著しく多い放射線量と
なり、標的の境界にて著しく少ない放射線量となる追加
的な放射線の照射量パターンが形成されるようにするス
テップとを更に含む。
【0022】
【発明の実施の形態】添付図面に関して以下に詳細に記
載した説明から、本発明は一層良く理解されよう。
【0023】従来技術の放射線コリメータを示す図1A
及び本発明の好適な実施の形態に従って構成され且つ操
作可能である放射線コリメータの3つの代替例を示す図
1B、図1C及び図1Dに関して説明する。図1A乃至
図1Dの放射線コリメータは、略放射線不透過性である
材料で製造されていることを特徴とする。図1Aに示し
た放射線コリメータは、非中空で且つ拡がる放射線経路
を画成し得る形態とされている。図1B及び図1Dに示
した放射線コリメータは、少なくとも一部分が中空であ
る放射線経路を画成し得る形態とされている。図1Cに
示した放射線コリメータは、非中空で且つ収斂する放射
線経路を画成し得る形態とされている。
【0024】この中空の放射線経路は、本発明の好適な
実施の形態に従って標的を正確に放射線で治療するのに
有用である。このため、その中心部を著しく照射するこ
となく標的の外周を照射することが望ましく、又は、大
型の放射線源を使用して標的を照射することが望まし
い。本明細書及び特許請求の範囲の記載の全体を通じ
て、大型の放射線源及び小型の放射線源という語は、照
射される標的の寸法と比較してその放射線源の相対的な
寸法を意味するものとする。大型の放射線源は、標的と
等しい寸法又はより大型である一方、小型の放射線源は
標的よりも著しく小さい。
【0025】図1Aには、参照番号14で示した放射線
源に対する位置12を画成する外部遮蔽体10を含むコ
リメータ組立体が図示されている。この外部遮蔽体10
には、該位置12から外方に伸長する穴16が形成され
ている。この穴16内にコリメータ装置20を配置する
ことが好ましい。
【0026】図1Aの実施の形態において、整準装置2
0は、遮断されずに拡がる放射線ビーム経路を画成す
る。本明細書及び特許請求の範囲の記載の全体を通じ
て、遮断及び遮断されないという語は、ビームのフィル
タに使用される材料が存在するか否かと異なり、中央ビ
ームに著しい妨害物が存在し、又は存在しないことを意
味するものとする。
【0027】図1Bの実施の形態は、図1Aの実施の形
態と略同一であることが好ましいが、従来技術と異な
り、ビーム遮断器22(略放射線不透過性であって、整
準装置20内に配置されている)を備えている。遮断器
22は、円錐形のような任意の形状とすることができ
る。コリメータ内の少なくとも一部分が中空である放射
線経路により、コリメータの外側に拡がる中空のビーム
が画成される。
【0028】図1Cには、参照番号34で示した大型の
照射源に対する位置32を画成する外部遮蔽体30を備
えるコリメータ組立体が図示されている。該放射線源3
4は、典型的に、コバルト−60のような放射性材料パ
ックである。外部遮蔽体30は、位置32から外方に伸
長する穴36が形成されている。該穴36内に整準装置
40が配置されることが好ましい。
【0029】図1Cの実施の形態において、該整準装置
40は、非中空で且つ収斂する放射線ビーム経路を形成
する形態とされている。この経路は、焦点に向けて収斂
し且つコリメータの外側の焦点から離れる方向に拡がる
非中空のビームを画成する。
【0030】図1Dの実施の形態は、図1Cの実施の形
態と同一であるが、ビーム遮断器42(略放射線不透過
性であって、整準装置40内に配置されている)を備え
ている。該遮断器42は円錐形のような任意の形状とす
ることができる。コリメータ内の少なくとも一部分が中
空で且つ収斂する放射線経路により、コリメータの外側
にビームが画成される。このビームは、コリメータの出
口付近にて収斂し且つ中空であり、コリメータ出口から
離れるに伴い非中空となり、焦点から離れた距離にて拡
がり且つ中空のものとなる。
【0031】図1A乃至図1Dの任意のコリメータを使
用しても互換可能なコリメータ放射線発生器を形成する
ことが可能であることが理解される。何れかのコリメー
タ要素を遮蔽体から取り外して、別のコリメータ要素を
その位置に挿入するだけでよい。これと代替的に、これ
らのコリメータ要素を可動の遮蔽体内に確実に埋め込ん
で、該遮蔽体を適宜に動かすことにより、特定のコリメ
ータ要素が選択されるようにしてもよい。
【0032】次に、対応するビーム軸線に対して垂直な
面内における半径方向に対称なビームの3つの異なるビ
ームの断面形状を図示する図2A、図2B、図2Cに関
して説明する。
【0033】図2Aには、図1Aの従来技術のコリメー
タ、図1Cによる本発明のコリメータ、又は図1Dによ
る本発明のコリメータの何れかにより、その焦点にて発
生された非中空のビームのビーム断面形状が示されてい
る。このビーム形状は、標的の中心付近にて放射線量が
比較的多く、中心から一定の距離にてその放射線量が急
激に低下することを特徴とすることが認識される。
【0034】図2Bには、図1Dによる本発明のコリメ
ータ、又は図1Bによる本発明のコリメータの何れかに
より、その焦点から離れた距離にて発生されるビームの
断面形状が示してある。このビーム形状は、その輪郭の
中心付近にて放射線量が比較的無視し得る程度であり、
その輪郭の外周にて放射線量が全体として比較的多いこ
とを特徴とする。
【0035】図2Cには、非中空のビームと中空のビー
ムとを組み合わせたビームの断面形状が示してある。図
2Cのビーム形状は、図2Aの形状と異なっており、図
2Cのビームの形状は、図1Dのコリメータにより中空
のビームが発生されたとき、図2Aよりも全体としてよ
り急激に又は急峻に縮小する。この急峻な縮小は、その
付近の組織を不要な放射線から保護するのに役立つ。
【0036】明確化のため、別個の実施の形態として説
明した、本発明の各種の特徴を組み合わせて、単一の構
成要素として具体化することも可能であることが理解さ
れよう。これとは逆に、明確化のため、単一の実施の形
態として説明した本発明の各種の特徴を別個に又は任意
の適当な組合せ体として具体化することも可能である。
【0037】本発明は、特別に図示し且つ上述したもの
にのみ限定されないことが当業者に理解されよう。本発
明の範囲は特許請求の範囲の記載によってのみ限定され
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは、従来技術の放射線コリメータの図で
ある。図1Bは、本発明の一つの好適な代替例に従って
構成され且つ作用可能である放射線コリメータを示す図
である。図1Cは、本発明のもう一つの好適な代替例に
従って構成され且つ作用可能である放射線コリメータの
図である。図1Dは、本発明の更にもう一つの好適な代
替例に従って構成され且つ作用可能である放射線コリメ
ータの図である。
【図2】図2Aは、対応するビームの軸線に対して垂直
な面内で半径方向に対称のビームの異なるビーム断面形
状を示す図であり、図1Aによる従来技術のコリメー
タ、又は図1Cによる本発明のコリメータ、又は図1D
による本発明のコリメータの何れかによりその焦点にて
発生される非中空のビームの断面形状を示す図である。
図2Bは、図2Aと異なる中空のビームの断面形状を示
す図である。図2Cは、図2Aと異なる中空のビームの
断面形状を示す図である。
【符号の説明】
10、30 外部遮蔽体 12、32 放射線源
に対する位置 14、34 コリメータ組立体 16、36 外部遮
蔽体の穴 20、40 整準装置 22、42 ビーム
遮断器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596174411 30 Azar Street, Rama t Hasharon 47203, Isr ael

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線外科治療に使用されるコリメータ
    にして、略放射線不透過性であり且つ少なくともその一
    部分が中空である放射線経路を画成する形態とされた材
    料から成る、コリメータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコリメータにして、 略放射線不透過性であり且つその内部にビーム通路が形
    成された遮蔽体と、 略放射線不透過性であり且つ少なくともその一部分が中
    空である放射線経路を少なくとも1つ形成し得るように
    前記ビーム通路内に配置された少なくとも1つのビーム
    遮断器とを備える、コリメータ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のコリメータにして、略
    放射線不透過性であり且つ収斂する放射線経路を画成す
    る形態とされた材料から成る、コリメータ。
  4. 【請求項4】 放射線外科治療に使用される放射線装置
    にして、 標的を照射し得るように配置された少なくとも1つの放
    射線源と、 前記少なくとも1つの放射線源と前記標的との間に配置
    された少なくとも1つのコリメータであって、略放射線
    不透過性で且つ少なくとも1つの一部分が中空である放
    射線経路を画成する形態とされた材料から成る前記少な
    くとも1つのコリメータとを備える、放射線装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の放射線装置にして、前
    記少なくとも1つのコリメータが、 略放射線不透過性であり且つその内部にビーム通路が形
    成された遮蔽体と、 略放射線不透過性であり且つ少なくともその一部分が中
    空である前記少なくとも1つの放射線経路を形成し得る
    ように前記ビーム通路内に配置された少なくとも1つの
    ビーム遮断器とを備える、放射線装置。
  6. 【請求項6】 放射線外科治療に使用される放射線装置
    にして、 標的を照射し得るように配置された少なくとも1つの放
    射線源と、 該少なくとも1つの放射線源と前記標的との間の位置に
    配置された少なくとも1つのコリメータであって、略放
    射線不透過性であり且つ少なくとも1つの収斂通路を画
    成する形態とされた材料から成る前記少なくとも1つの
    コリメータとを備える、放射線装置。
  7. 【請求項7】 放射線照射法にして、 標的を照射し得るように配置された少なくとも1つの放
    射線源を有する放射線装置と、該少なくとも1つの放射
    線源と前記標的との間に配置された少なくとも1つのコ
    リメータであって、略放射線不透過性であり且つ少なく
    とも1つの一部分が中空である放射線通路を画成する形
    態とされた材料から成る前記少なくとも1つのコリメー
    タとを提供するステップと、 前記放射線装置により放射線ビームを発生させるステッ
    プと、 前記放射線ビームを多数の方向から標的の容積に向ける
    ステップとを含む、放射線照射法。
  8. 【請求項8】 放射線照射法にして、 標的を照射し得るように配置された少なくとも1つの放
    射線源を有する放射線装置と、該少なくとも1つの放射
    線源と前記標的との間に配置された少なくとも1つのコ
    リメータであって、略放射線不透過性であり且つ少なく
    とも1つの収斂通路を画成する形態とされた材料から成
    る前記少なくとも1つのコリメータとを提供するステッ
    プと、 前記放射線装置により放射線ビームを発生させるステッ
    プと、 前記放射線ビームを多数の方向から標的の容積に向ける
    ステップとを含む、放射線照射法。
  9. 【請求項9】 放射線照射法にして、 少なくとも1つの放射線源を提供するステップと、 前記少なくとも1つの放射線源からの放射線を整準させ
    て、標的の位置にて少なくとも一部分が中空である放射
    線ビームを発生させるステップと、 前記少なくとも一部分が中空である放射線ビームを多数
    の方向から前記標的に向けて、該標的の境界にて著しく
    多量の放射線量となり、該標的の中心にて著しく少ない
    放射線量となるようにするステップとを含む方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の放射線照射法にし
    て、 前記少なくとも1つの放射線源からの放射線を整準させ
    て、標的の位置にて少なくとも一部分が中空である放射
    線ビームを発生させるステップと、 前記非中空の放射線ビームを多数の方向から前記標的に
    向けて、該標的の内部にて著しく多量の放射線量とな
    り、該標的の境界にて著しく少ない放射線量となるよう
    にするステップとを更に含む方法。
JP9130607A 1996-05-30 1997-05-21 放射線外科治療に使用されるコリメータ Pending JPH1052510A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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