JPH1051814A - カラー表示装置の画質測定装置及び画質測定方法 - Google Patents

カラー表示装置の画質測定装置及び画質測定方法

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JPH1051814A
JPH1051814A JP20492096A JP20492096A JPH1051814A JP H1051814 A JPH1051814 A JP H1051814A JP 20492096 A JP20492096 A JP 20492096A JP 20492096 A JP20492096 A JP 20492096A JP H1051814 A JPH1051814 A JP H1051814A
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Masaru Fujii
優 藤井
Satoshi Takemoto
聡 竹本
Tokio Takeuchi
時男 竹内
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画歪み測定の可能なカラー表示装置の画質測
定装置において、画質測定装置が小型で低廉となり、し
かも、画質測定装置の設置場所の必要スペースが狭くて
済み、カラービデオカメラや照明用光源の位置決めに無
駄な時間を浪費するおそれのないものを得る。 【解決手段】 被測定物としてのカラー表示装置1の画
面を撮像する画質センサ用のカラービデオカメラ2と、
カラービデオカメラ2の近傍に配置され、カラー表示装
置1の画歪み測定に必要なそのカラー表示装置1の基準
位置測定時に、カラー表示装置1の画面をその略真向か
いから照明する照明用光源4と、カラービデオカメラ2
からの画像信号に基づいて、画質測定を行う画質測定手
段6と、画質測定に必要な画像信号を発生して、カラー
表示装置1に供給する画像信号発生手段12とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーテレビ受像
機、テレビ用カラー陰極線管、ディスプレイモニタ(コ
ンピュータ用カラー陰極線管)、投射型ディスプレイ等
のカラー表示装置に関連した製品を製造する際に、使用
するカラー表示装置の画質測定装置及び画質測定方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】カラーテレビ受像機、テレビ用カラー陰
極線管、ディスプレイモニタ(コンピュータ用カラー陰
極線管)、投射型ディスプレイ等のカラー表示装置の画
質要素には、画面の幾何学的歪み(画歪み)、ミスコン
バーゼンス(色ずれ)、色純度、色温度等がある。
【0003】かかる画質を測定するための画質センサと
しては、フォトダイオード、複数、又は、1台のビデオ
カメラ等があり、画質要素の違いに応じて、これらのセ
ンサを切換える場合もある。
【0004】最近は、画質測定装置の簡便性、低廉化、
少量多機種生産の見地から、画質センサとして1台のカ
ラービデオカメラを使用し、各種画質要素を高精度に測
定することのできるものが要請されている。
【0005】この要望に応える画質測定装置として、画
質センサとしてカラービデオカメラにズームレンズを組
み合わせたものを使用し、このカラービデオカメラで、
測定対象となるカラー表示装置の画面全体の画質状態を
取り込み、画質要素のうち、画歪み、色ずれ、色純度を
測定するようにしたものがある。
【0006】又、上述の要望に応える画質測定装置とし
て、画質センサとしてモノクロームビデオカメラに固定
焦点レンズを組み合わせたものを使用し、このモノクロ
ビデオカメラで、測定対象となるカラー表示装置の画面
全体の画質状態を取り込み、画質要素のうち、画歪みを
高精度に測定するようにしたものもある。
【0007】ところで、画歪み測定の場合には、被測定
物(カラー表示装置)の基準位置、即ち、例えば、カラ
ー表示装置がカラー陰極線管を用いたものである場合
は、ベゼルエッジやラスターエッジの位置を高精度に測
定する必要がある。ラスターエッジの位置の測定の場合
は照明は不要であるが、ベゼルエッジの位置を測定する
場合は、カラー表示装置の画面を照明する必要がある。
【0008】図7は、従来のカラー表示装置の画質測定
装置における被測定物、即ち、カラー表示装置、画質セ
ンサ用のカラービデオカメラ及び照明用光源の配置を示
す。1は被特定物(カラー表示装置)、即ち、ベルトコ
ンベヤー15によって搬送される多数の被測定物であ
る。16は、そのベルトコンベヤー15の基台である。
【0009】画質センサ用のカラービデオカメラ2及び
被測定物1の画面を照明する照明用光源4が取付け固定
された専用架台22が、このベルトコンベヤー15から
ある程度離れた位置に配されている。カラービデオカメ
ラ2は、被測定物1の正面を撮像すべく、その真向かい
に配置されるように、専用架台22に取付けられてい
る。照明用光源4は、その照明光の被測定物1の正面で
の反射光が、カラービデオカメラ2に直接入射しないよ
うに、被測定物1から離れた位置で、被測定物1に対し
斜め上方に配置されるように、専用架台22に取付けら
れている。
【0010】尚、この照明用光源4が一対設けられ、被
測定物1の斜め上方の両側に配置されるように、専用架
台に取付けられたものもある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のカ
ラー表示装置の画質測定装置では、カラー表示装置の画
歪み測定に必要なカラー表示装置の基準位置測定時に、
カラー表示装置を照明するための照明用光源を、カラー
表示装置の斜め上方に配置するので、そのための専用架
台等の大型の部材を設ける必要があるため、画質測定装
置が大型となり、価格が上昇し、画質測定装置の設置場
所の必要スペースが広くなり、カラービデオカメラや照
明用光源の位置決めに時間が掛かる等の欠点があった。
【0012】かかる点に鑑み、本発明は、画歪み測定の
可能なカラー表示装置の画質測定装置、又は、画質測定
方法において、画質測定装置が小型で低廉となり、しか
も、画質測定装置の設置場所の必要スペースが狭くて済
み、カラービデオカメラや照明用光源の位置決めに無駄
な時間を浪費するおそれのないものを提案しようとする
ものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるカラー表示
装置の画質測定装置は、被測定物としてのカラー表示装
置の画面を撮像する画質センサ用のカラービデオカメラ
と、カラービデオカメラの近傍に配置され、カラー表示
装置の画歪み測定に必要なそのカラー表示装置の基準位
置測定時に、カラー表示装置の画面をその略真向かいか
ら照明する照明用光源と、カラービデオカメラからの画
像信号に基づいて、画質測定を行う画質測定手段と、画
質測定に必要な画像信号を発生して、カラー表示装置に
供給する画像信号発生手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0014】かかる本発明によれば、カラー表示装置の
画歪み測定に必要なそのカラー表示装置の基準位置測定
時に、カラー表示装置を照明する照明用光源を、カラー
ビデオカメラの近傍で、カラー表示装置の画面をその略
真向かいから照明する位置に配置するようにしたので、
画質測定装置が小型で低廉となり、しかも、画質測定装
置の設置場所の必要スペースが狭くて済むようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図1〜図4を参照して、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。先ず、図1を参
照して、この実施の形態のカラー表示装置の画質測定装
置の全体の構成を説明する。
【0016】1は被測定物としてのカラーテレビ受像機
(テレビ用カラー陰極線管を備えている)である。尚、
被測定物1は、カラーテレビ受像機の他に、テレビ用カ
ラー陰極線管、ディスプレイモニタ(コンピュータ用カ
ラー陰極線管)、投射型ディスプレイ等のカラー表示装
置が可能である。
【0017】図2に示すように、被測定物1は、その多
数がベルトコンベヤー15で搬送されるように成され
る。16は、そのベルトコンベヤー15の基台である。
【0018】2は被測定物1の画面全体を撮像する画質
センサ用のカラービデオカメラである。このカラービデ
オカメラ2には、撮像レンズとしての固定焦点レンズ2
Lが取付けられている。
【0019】4は被測定物1の画面の画歪み測定用の基
準位置を照明する必要がある場合に限って使用される照
明用光源で、照明時には、カラー表示装置1の画面の略
中央部をその略真向かいから照明するようにカラービデ
オカメラ2の近傍に配置されている。この照明用光源4
は、入出力インターフェース回路9に設けたオンオフス
イッチ11を通じて、照明用電源8に接続されている。
【0020】図2に示す如く、照明用光源4は、カラー
ビデオカメラ2の上に取付けられ、そのカラービデオカ
メラ2は、三脚(写真機用三脚)17に取付けられ、ベ
ルトコンベヤー15によって搬送されて来る被測定物1
に対し、最適な位置に位置調整できるようになってい
る。尚、ここでは、三脚17は、ベルトコンベヤー15
上の被測定物15に対する高さを合わせるために、台1
8上に載置されている。
【0021】尚、照明用光源4は、図3Aに示すよう
に、取付け板19上に、カラービデオカメラ2と近接す
る如く並置し、その取付け台19を三脚17に取り付け
るようにすることもできる。又、図3Bに示すように、
断面が逆「コ」の字形の取付け板20の上下に、それぞ
れ照明用光源4及びカラービデオカメラ2を取付け、そ
の取付け台20を三脚17に取り付けるようにすること
もできる。図1及び図2の場合は、照明用光源4のラン
プが1個であったが、図3A、Bの場合は、2個のラン
プ4Lを照明用光源4に設けた場合である。勿論、照明
用光源4のランプの数は任意である。
【0022】再び、図1に戻って説明する。5は画像処
理回路で、カラービデオカメラ2よりの画像信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器5A及びデジタル画像
信号を記憶するフレームメモリ5Bから構成されてい
る。尚、カラービデオカメラ2からデジタル画像信号が
得られる場合は、画像処理回路5中のA/D変換器5
A、又は、画像処理回路5全体が不要となる。画像処理
回路5のフレームメモリ6より読み出されたデジタル画
像信号(画像データ)は、バスライン(2本の細線)を
通じて、コンピュータとしてのCPU(中央処理ユニッ
トで、プログラムが記憶されているROM、データ処理
のためのRAM等を備えている)6のメモリ(図示を省
略する)に転送される。
【0023】7は、カラー、又は、モノクロームの陰極
線管、液晶表示装置、プラズマ表示装置等のモニタで、
CPU6に接続されており、例えば、画歪み測定の場合
には、CPU6によってフレームメモリ5Bに記憶され
ている画像データから算出された画像位置をモニタ7の
画面上にリアルタイムでグラフィック表示させたり、測
定データを数値で表示させたりすることができる。
【0024】CPU6は、バスラインを通じて信号発生
器12を制御して、測定の際に必要なパターン信号等の
画像信号を発生させ、その画像信号を被測定物としての
カラーテレビ受像機1に供給して、カラー陰極線管の管
面上にパターン画像等の測定に必要な画像を表示させる
ようにする。
【0025】例えば、画歪み(画面の幾何学的歪み)の
測定の場合には、CPU6は画像の位置を画像データか
ら算出し、その測定結果をモニタ7の画面上に、リアル
タイムで、グラフィック表示させたり、測定データを数
値で表示させたりする。この測定データは、CPU6の
外部メモリ、例えば、ハードディスク(図示を省略)に
記録させたり、ネットワークを通じてホストコンピュー
タ等に送信して、統計処理等に利用されるようにしても
良い。
【0026】9は入出力インターフェースで、CPU6
に接続されており、上述したように、生産ラインで、ベ
ルトコンベヤー15によって搬送される多数の被測定物
1の画質測定が行われる場合における、測定開始及び終
了信号、制御信号等の被測定物1及びCPU6間の伝
送、被測定物1の画質を自動調整する場合に用いるシリ
アル制御信号の被測定物1への供給や、被測定物1の電
源の投入、被測定物1への信号発生器12からの測定用
パターン信号の供給等を、この入出力インターフェース
回路9を通じて、CPU6が制御する。
【0027】次に、この図1の実施の形態の画質測定及
び画質調整の一連の動作を説明する。 先ず、CPU6が測定すべき被測定物1を制御し
て、その電源を投入させると共に、信号発生器12を制
御して、被測定物1の画面上の各測定点に測定のための
パターン信号を発生させ、そのパターン信号を被測定物
1に供給して、そのパターン画像を被測定物1の画面に
表示させる。
【0028】 被測定物1の画面に表示されているパ
ターン画像全体をカラービデオカメラ2で撮像し、その
画像信号を画像処理回路5に供給して、A/D変換器5
Aでデジタル画像信号に変換した後、フレームメモリ5
Bに記憶せしめる。
【0029】 CPU6がフレームメモリ5Bに記憶
されている画像データを演算して各パターン画像の位置
を算出する。
【0030】 CPU6が画質測定の結果をモニタ7
に表示させる。
【0031】手動画質調整のときは、操作者がモニタ
7に表示された結果を見て、被測定物1の画質調整摘子
を手動調整して画質調整を行なう。自動画質調整のとき
は、CPU6が被測定物1を制御して、測定結果に応じ
て、被測定物1の画質調整を自動的に行う。
【0032】次に、図1の実施の形態の画質測定装置に
よって行う画歪み測定について説明するが、その前に、
図4A、Bを参照して、被測定物1の基準位置について
説明する。図4A、Bは、カラー陰極線管1CCを備え
るカラー表示装置である。1Cは、そのカラー陰極線管
1CCが収納されたキャビネットである。1Pはカラー
陰極線管1CCのパネル、LSはラスター、E−LSは
ラスターエッジ、Bはキャビネット1Cのベゼル(beze
l)、E−Bはベゼルエッジである。
【0033】図4Aのカラー陰極線管1CCは、カラー
テレビ受像用や、コンピュータのモニタ用のもので、電
子銃からの電子ビームEの偏向ヨークによる偏向に基づ
く螢光面の走査モードが、オーバースキャン形に設定さ
れている場合で、電子ビームEが、パネル1Pの螢光面
をその幅より広く走査する。このため、ラスターLSの
幅は、螢光面の幅と同じになるので、電子ビームEの走
査幅が多少変動しても、ラスターエッジE−LSは固定
されるので、このラスターエッジE−LSを画歪み測定
の基準位置として使用することができる。この基準位置
は、照明を必要とせぜに、カラービデオカメラ2によっ
て、高精度に検出することができる。
【0034】図4Bのカラー陰極線管1CCは、コンピ
ュータのモニタ用のもので、電子銃からの電子ビームの
偏向ヨークによる偏向に基づく螢光面の走査モードが、
アンダースキャン形に設定されている場合で、電子ビー
ムEが、パネル1Pの螢光面をその幅より狭く走査す
る。このため、電子ビームEの走査幅が変動すると、ラ
スターエッジE−LSの位置も変動するため、このラス
ターエッジE−LSを画歪み測定の基準位置として使用
することはできない。そこで、このアンダースキャン形
のカラー陰極線管1CCの場合は、ベゼルエッジE−B
を、画歪み測定の基準位置として使用することになる。
このベゼルエッジE−Bをカラービデオカメラ2で高精
度で検出するには、このベゼルエッジE−Bを照明する
必要がある。そこで、この場合に、照明用光源4が使用
される。
【0035】尚、コンピュータのモニタ用のカラー陰極
線管では、オーバースキャン及びアンダーキャンモード
の切換えが可能なものもある。
【0036】ステップST−1では、アンダースキャン
形のカラー陰極線管を備えたカラー表示装置、即ち、被
測定物1が、コンベヤー装置のコンベヤー15によって
移動せしめられて、カラービデオカメラ2の前に到着す
る。
【0037】ステップST−2では、そのコンベヤー装
置からの測定開始信号が、入出力インターフェース回路
9を通じて、CPU6に供給され、CPU6の制御によ
って、スイッチ11はオンになって、照明用光源4が点
燈する。
【0038】ステップST−3では、照明用光源4で照
明されている被測定物1としてのカラー表示装置のキャ
ビネット1CのベゼルエッジE−Bの画像を、カラービ
デオカメラ2が明確に撮像して、フレームメモリ5Bに
記憶する。
【0039】ステップST−4で、CPU6がフレーム
メモリ5Bに記憶されているベゼルエッジE−Bの画像
を読み出して、ベーセルエッジE−Bの位置を算出し、
それをCPU6のメモリに記憶する。
【0040】ステップST−5で、CPU6の制御によ
って、スイッチ11がオンしてから所定時間経過する
と、スイッチ11をオフし、照明用光源4は消灯する。
【0041】ステップST−6で、CPU6の制御によ
って、入出力インターフェース回路11を通じて、被測
定装置1の電源をオンにし、CPU6の制御(ソフトウ
ェアプログラム)による信号発生器12の制御によっ
て、信号発生器12から画歪み測定用パターン信号を出
力させ、その測定用パターン信号を被測定装置1に供給
して、そのカラー陰極線管1CCの画面上に測定用パタ
ーンを映出させる。
【0042】ステップST−7で、CPU6によって、
カラー表示装置1のベゼルエッジE−Bの位置を基準に
して、画歪み測定を行わせる。
【0043】尚、画歪み測定では、カラービデオカメラ
2の緑色信号出力のみを使用する。これは、三原色の中
で、緑色が人の視覚感度が最も高くなることから、モノ
クロームビデオカメラと同等の測定性能が得られること
が分かる。
【0044】上述のように、照明用光源4をカラービデ
オカメラの近傍に配置し、カラー表示装置1の画歪み測
定に必要なそのカラー表示装置の基準位置測定時に、カ
ラー表示装置1の画面の略中央をその略真向かいから照
明するようにした場合、図6に示す如く、照明用光源4
よりの照明光が画面の中央部で反射する(その反射部を
RFとする)が、カラー陰極線管のパネルは円筒面又は
球面であるから、その反射部RFがベゼルエッジE−B
に掛かることがなく、しかも、ベゼルの影がベゼルエッ
ジE−Bに投影されるおそれはないので、カラービデオ
カメラ2によるカラー表示装置1の基準位置であるベゼ
ルエッジE−Bの検出には、何らの支障もない。
【0045】
【発明の効果】第1の本発明によれば、被測定物として
のカラー表示装置の画面を撮像する画質センサ用のカラ
ービデオカメラと、カラービデオカメラの近傍に配置さ
れ、カラー表示装置の画歪み測定に必要なそのカラー表
示装置の基準位置測定時に、カラー表示装置の画面をそ
の略真向かいから照明する照明用光源と、カラービデオ
カメラからの画像信号に基づいて、画質測定を行う画質
測定手段と、画質測定に必要な画像信号を発生して、カ
ラー表示装置に供給する画像信号発生手段とを有するの
で、画歪み測定が可能なカラー表示装置の画質測定装置
において、画質測定装置が小型で低廉となり、しかも、
画質測定装置の設置場所の必要スペースが狭くて済み、
カラービデオカメラや照明用光源の位置決めに無駄な時
間を浪費するおそれのないカラー表示装置の画質測定装
置を得ることができる。
【0046】第2の本発明によれば、第1の本発明のカ
ラー表示装置の画質測定装置において、照明用光源は、
カラービデオカメラに、一体に取付けられてなるので、
第1の本発明と同様な効果が得られると共に、カラービ
デオカメラ及び照明用光源の被測定物に対する位置決め
及び取り扱いが容易になる。
【0047】第3の本発明は、第1の本発明のカラー表
示装置の画質測定装置において、カラー表示装置は、キ
ャビネットに収納されたアンダースキャン形のカラー陰
極線管であり、カラー表示装置の基準位置は、ベゼルエ
ッジであるので、第1の本発明と同様な効果が得られる
と共に、そのベゼルエッジが照明用光源によって照明さ
れて、カラー表示装置の基準位置がカラービデオカメラ
によって確実に検出することのできるカラー表示装置の
画質測定装置を得ることができる。
【0048】第4の本発明によれが、被測定物としての
カラー表示装置に画質測定に必要な画像信号を供給し、
画質センサ用のカラービデオカメラによって、カラー表
示装置の画面を撮像し、カラービデオカメラからの画像
信号に基づいて、画質測定を行なうようにすると共に、
カラー表示装置の画面をその略真向かいから照明し得る
照明用光源を、カラービデオカメラの近傍に配置し、カ
ラー表示装置の画歪み測定に必要なそのカラー表示装置
の基準位置測定時に、照明用光源を点燈させるようにし
たので、画歪み測定が可能なカラー表示装置の画質測定
方法において、画質測定装置が小型で低廉となり、しか
も、画質測定装置の設置場所の必要スペースが狭くて済
み、カラービデオカメラや照明用光源の位置決めに無駄
な時間を浪費するおそれのないカラー表示装置の画質測
定方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック線図であ
る。
【図2】実施の形態の場合の被測定物、カラービデオカ
メラ及び照明用光源の例を示す略線図である。
【図3】実施の形態のカラービデオカメラ及び照明用光
源の例を示す略線図である。
【図4】被測定物であるカラー表示装置を示す略線図で
ある。
【図5】実施の形態の画歪み測定を示すフローチャート
である。
【図6】被測定物の画面を示す略線図である。
【図7】従来のカラー表示装置の画質測定装置のカラー
ビデオカメラ及び照明用光源の例を示す略線図である。
【符号の説明】
1 被測定物(カラー表示装置)、2 カラービデオカ
メラ、4 照明用光源、5 画像処理回路、5A A/
D変換器、5B フレームメモリ、6 CPU、7 モ
ニタ、8 照明用電源、9 入出力インターフェース回
路、11 オンオフスイッチ、12 測定用パターン信
号発生器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物としてのカラー表示装置の画面
    を撮像する画質センサ用のカラービデオカメラと、 上記カラービデオカメラの近傍に配置され、上記カラー
    表示装置の画歪み測定に必要な該カラー表示装置の基準
    位置測定時に、上記カラー表示装置の画面をその略真向
    かいから照明する照明用光源と、 上記カラービデオカメラからの画像信号に基づいて、画
    質測定を行う画質測定手段と、 画質測定に必要な画像信号を発生して、上記カラー表示
    装置に供給する画像信号発生手段とを有することを特徴
    とするカラー表示装置の画質測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラー表示装置の画質
    測定装置において、 上記照明用光源は、上記カラービデオカメラに、一体に
    取付けられてなることを特徴とするカラー表示装置の画
    質測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のカラー表示装置の画質
    測定装置において、 上記カラー表示装置は、キャビネットに収納されたアン
    ダースキャン形のカラー陰極線管であり、 上記カラー表示装置の基準位置は、ベゼルエッジである
    ことを特徴とするカラー表示装置の画質測定装置。
  4. 【請求項4】 被測定物としてのカラー表示装置に画質
    測定に必要な画像信号を供給し、 画質センサ用のカラービデオカメラによって、上記カラ
    ー表示装置の画面を撮像し、 上記カラービデオカメラからの画像信号に基づいて、画
    質測定を行なうようにすると共に、 上記カラー表示装置の画面をその略真向かいから照明し
    得る照明用光源を、上記カラービデオカメラの近傍に配
    置し、 上記カラー表示装置の画歪み測定に必要な該カラー表示
    装置の基準位置測定時に、上記照明用光源を点燈させる
    ようにしたことを特徴とするカラー表示装置の画質測定
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008134534A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Funai Electric Co Ltd 表示装置の位置決め方法、および表示装置
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