JPH10513541A - 渦層中で材料を燃焼させる方法 - Google Patents

渦層中で材料を燃焼させる方法

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JPH10513541A
JPH10513541A JP8522029A JP52202996A JPH10513541A JP H10513541 A JPH10513541 A JP H10513541A JP 8522029 A JP8522029 A JP 8522029A JP 52202996 A JP52202996 A JP 52202996A JP H10513541 A JPH10513541 A JP H10513541A
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パウルゼン・ラルフ
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パウルゼン・ラルフ
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23CMETHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
    • F23C10/00Fluidised bed combustion apparatus
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    • F27B15/00Fluidised-bed furnaces; Other furnaces using or treating finely-divided materials in dispersion
    • F27B15/02Details, accessories, or equipment peculiar to furnaces of these types
    • F27B15/10Arrangements of air or gas supply devices

Abstract

(57)【要約】 渦層(5)中で材料を燃焼させるための方法及びこの方法を実施するための装置について記載した。この方法は渦層(5)の領域に鐘形気化機(3)を配設し、この鐘形気化機(3)の中で先ず材料の全部または一部を気化し、鐘形気化機(3)から出るガスを渦層(5)の中へ導入し、そこで燃焼させることを特徴としている。廉価で且つ実現可能な方法であって、燃焼効率が良く、あらゆる種類の材料の燃焼に極めて広く役立つ方法である。

Description

【発明の詳細な説明】 渦層中で材料を燃焼させる方法 この発明は渦層中で材料を燃焼させる方法及びこの方法を実施するための装置 に関する。 原理としては既に、定置渦層を使用して材料を燃焼させることが知られている 。その方法では石灰石を添加して有害物質を渦層につなぎこむ。その他燃焼温度 を低くしてNOxの発散を減らすことができる。渦層中の燃焼の更にもう一つの 利点は発熱価の小さい材料を比較的有害物質を出さずに燃焼させることができる 点にある。 しかし今までに知られている方法は、可燃材料の炭素成分を望ましい程度に燃 焼させることは結局不可能であるのが欠点である。この欠点を除くために従来は 、経費のかかる灰循環法が必要であった。しかしその場合も、この種の装置は常 に燃焼させるべき材料の非常に狭い帯幅の部分にしか適応しえず、他の材料を燃 焼させようとしたら、通常はいろいろな困難に会うという欠陥がある。 この発明の基本的課題は、前記各欠点のない、廉価で、燃焼効率が良く、あら ゆる種類の材料の燃焼に適した施設の開発にある。 この課題は請求の範囲1の構成により解決される。渦層の領域に鐘形気化機を 配設し、この鐘形気化機からガスを渦層に入れてそこで燃焼させることにより可 燃材料を先ず気化し基本的にはその後渦層中で燃焼を始めることができる。その 場合まだ気化してない固体は気化するまで実質的には鐘形気化機内に残る。固体 のごく僅かな部分のみが鐘形気化機から出で行き、周囲の渦層の中へ入って行く 。こうして最後に、この発明の方法では固体は常に、たとえば経費のかかる循環 法など使用しないで極めて効率良く燃焼させることができる。 この発明の有利な実施態様では鐘形気化機の開いた下側から一次ガス流が渦層 中に導入され、横から燃焼してないガス状または/及び固体成分の二次燃焼用の 二次ガス流が出て行く。こうしてより良い混合と同時に段階的にNOxの少ない 燃焼が達成される。 燃焼段階の数は、燃焼ガスの流動方向に前後して配設された多くの側面排出口 から出る二次ガス流が鐘形気化機から出て行くことで増える。 この発明では更に、二次ガス流を選択的に直接渦層に導入するようにしている 。こうして渦層中に横方向の流れが生じる。この横方向の流れによりガスと空気 とをより良く混合することでより充分な燃焼が行われる。渦層中への導入によっ てその他渦層の反応要素中への有害物質のつなぎこみが改善される。この場合特 に二次ガス中に含まれている有害物質も渦層中につなぎとめられる。 この発明の更に別の実施態様では、二次ガス流を渦層の上から燃焼ガス流中に 導入することもできる。こうして、中間空間温度を良好な燃焼に必要な程度に保 つことができる。その他、燃焼ガスが更に良く旋回させられ且つ二次燃焼が強力 に行なわれる。 この発明は更に、鐘形気化機から出て行く二次ガス流が燃焼室に導入されるよ うにする。この燃焼室には更に空気が供給される。この燃焼室の中には加熱面を 配設してあり、この加熱面が熱を加熱装置の中へ出すのに役立ち、発生する燃焼 ガスは渦層或いは/及び燃焼ガス流中に排出される。ここでは空気送給を制御す ることによりいつでも加熱ボイラの能力調整が可能である。発生する燃焼ガスは 場合によっては渦層中で浄化される。 更に、鐘形気化機から更に次の利用にガスを取り出すように計画することもこ の発明の範囲内である。このガスはたとえばガスだめに送られて、必要に応じて 取り出して使用することができる。 図にこの発明の2つの実施例を示して以下に詳説する。 図1は一次ガス流と二次ガス流が出て行く鐘形気化機を有する燃焼室の横断面 図、 図2は内部燃焼室を付加した鐘形気化機を有する燃焼室の横断面図である。 図1では符号1で燃焼室を示してある。この燃焼室ではボイラ壁部2に囲まれ た鐘形気化機3が外壁部4を有する。鐘形気化機3は燃焼室1内では渦層5の領 域内に設けられている。鐘形気化機3と渦層の下側にはノズル付き底部6がある 。ノズル付き底部6は空気送給管7から形成され、これらの空気送給管から空気 排出ノズル8が分岐している。空気送給管7と空気送給管7との間には燃焼時に 集落する灰の排出口9がある。灰を排出するために冷却された灰取り出し部10 をボイラ壁部2に設けてある。 鐘形気化機3には気化され且つ燃焼される材料を入れるための導管12のノズ ル11が通じている。更に鐘形気化機3の中には空気排出ノズル13が通じてい る。鐘形気化機3はその下側面にその直径に及んで延在する開口部14があり、 この開口部から一次ガスも出て行く。更に鐘形気化機3の外壁部4には二次ガス 流の排出口15を設けてある。その他、図示した燃焼室1には上部で図示してな いボイラがその副装置と共に接続してある。燃焼室1の灰排出部10の下側には 排出装置を有する灰冷却装置がその排出装置と共に接続されている。 図2に示した実施例の場合は鐘形気化機3の横に内部燃焼室16を配設してあ る。燃焼室16の上部領域にガスバーナー17が通じている。このガスバーナー 17には鐘形気化機3から出たガスが入る。ガスバーナー17にはその他空気を 供給する導管18を通してある。燃焼室16にはガスバーナー17の下側に加熱 面19を設けてある。燃焼室16の壁部20は下方の渦層5の領域の中迄延びて いる。鐘形気化機3の内部燃焼室16にはその他にその下側面に、内部燃焼室1 6の内部で発生する燃焼ガスの出口21がある。 図1に示した燃焼室1の場合は渦層5の加熱の後燃焼される材料は図には示し てない支柱形加熱部により約850度Cになって導管12とノズル11を経て鐘 形気化機3内へ運ばれ、そこから出て行く。同時に空気送給管7と空気排出ノズ ル8を経て鐘形気化機3と渦層5に気化と燃焼と流動化に必要な空気が送給され る。鐘形気化機3の内部では送給された材料が850度Cと900度Cの間の温 度で気化する。この温度は鐘形気化機3の内部で、たとえば外壁部4に設けられ た加熱面の放熱により制御される。この制御は場合によっては鐘形気化機3の外 壁部4を渦層5に入れたり出したりしても行われる。鐘形気化機3の内部の温度 が気化した材料から出る灰の融点以下であるように注意するのが基本である。 鐘形気化機3の内部に発生するガスは圧倒的な部分が一次ガス流として鐘形気 化機3の下側面の開口部14から出て渦層5の中へ移行してそこで燃焼する。そ の燃焼の際に発生する有害ガスは渦層5中の石灰石添加によってつなぎとめられ る。二次ガス供給を排出口15から鐘形気化機の外壁部4の中へ追加することに よって、燃焼しなかった一次ガスの成分が二次燃焼帯域中で燃焼される。これは 特に二次ガス流の導入により渦層5の横方向旋回によって起こされる。その他、 燃焼室1から出る燃焼ガス流は続いて図示してない後置接続ボイラの内部に達し 、そこで他の加熱面へ熱を放出する。ボイラの蒸気水システムへの放熱は前記の ようにする他に既に、公知の態様で薄膜壁部として形成されたボイラ壁部2を介 しても行われる。 原則的には燃焼室1は鐘形気化機3の外壁部4へ二次ガス流が入るための出口 5が塞がっているか或いは全然ない場合にも必ず機能することを指摘しておく。 一次ガス流の導入に加えて二次ガス流の導入は結局燃焼するために供給された材 料の特性に無関係である。 図2に示した実施例の場合は鐘形気化機3の下側面に沿う一次ガス流に加えて 鐘形気化機3から出るガス流がガスバーナー17の中へ入る。同時に導管18か ら空気が供給されるので、その結果多量の発熱の下でガス流に点火される。この ガス流はその後内部燃焼室16内に達し、そこで加熱面19に沿って案内される 。この加熱面19から熱が放出され、この熱は続くボイラシステムに達する。導 管18から供給される空気の制御によって、ボイラシステムの加熱能力を急速に 変更することができる。内部燃焼室16の下向き形成によって燃焼ガスは続いて 内部燃焼室16の下側面にある出口21から直接渦層5の中へ進入する。こうし て、含まれる有害ガスが石灰石添加によって渦層5の内部につなぎとめられるこ とになる。その他の点では他の気化工程や燃焼工程の経過は図1に示した燃焼室 1内の経過と一致する。 この発明の方法はいろいろな材料の公知の燃焼方法を補足するのにも特に適し ている。特に、追加の技術、たとえば触媒、HOKフィルタ、燃焼ガス洗浄機、 霧吹き吸収機或いは類似物に対する高い投資費用を節約することができる。更に 、施設の範囲は比較的狭いので運転費と補修費も経済的であり有利になる。循環 経済法則に従う材料のエネルギ消費抑制的利用を廉価に解決する技術である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.材料を渦層(5)の中で燃焼させるための方法において、渦層(5)の領域 に鐘形気化機(3)を配設し、この鐘形気化機(3)の中で先ず材料の全部また は一部を気化し、鐘形気化機(3)から出るガスを渦層(5)の中へ導入し、そ こで燃焼させることを特徴とする方法。 2.鐘形気化機(3)の下側面から出る一次ガス流を渦層(5)の中へ導入し、 横からガス状及び/或いは固体の成分の二次燃焼用の二次ガス流が出て、一次ガ ス流の導入部の後方に二次ガス流を燃焼ガスの流動方向から導入することを特徴 とする請求項1の方法。 3.二次ガス流も渦層(5)中へ導入することを特徴とする請求項1と2の方法 。 4.二次ガス流を渦層(5)の上から燃焼ガス流中へ導入することを特徴とする 請求項1と2の方法。 5.鐘形気化機(3)から出る二次ガス流を燃焼室(16)中へ導入し、燃焼室 (16)に更に空気を供給し、燃焼室(16)中に加熱面(19)を配設し、こ の加熱面をして熱を加熱システム中へ排出するのに役立たせ、発生する燃焼ガス を渦層(5)の中へ或いは/及び燃焼ガス中に導入することを特徴とする請求項 1と2の方法。 6.鐘形気化機(3)から次に利用するためのガスを更に取り出すことを特徴と する請求項1〜5のいずれか一または幾つかの方法。 7.請求項1〜5の少なくともいずれか一の方法を実施するための装置が燃焼室 を有し、この燃焼室の中で材料を渦層にして燃焼させる装置において、燃焼室( 1)の渦層(5)の領域に鐘形気化機(3)を設け、この鐘形気化機(3)中で 先ず材料を全部または一部燃焼させ、鐘形気化機(3)の少なくとも一つの開口 部(14)から出るガスを渦層(5)の中へ導入してそこで燃焼させるように構 成したことを特徴とする装置。
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DE (1) DE19501504C1 (ja)
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EP0804705A1 (de) 1997-11-05
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ES2125094T3 (es) 1999-02-16
DE19501504C1 (de) 1996-03-21
DK0804705T3 (da) 1999-08-02
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