JPH10512888A - 光学活性脂肪族カルボン酸の製造 - Google Patents
光学活性脂肪族カルボン酸の製造Info
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- JPH10512888A JPH10512888A JP8522995A JP52299596A JPH10512888A JP H10512888 A JPH10512888 A JP H10512888A JP 8522995 A JP8522995 A JP 8522995A JP 52299596 A JP52299596 A JP 52299596A JP H10512888 A JPH10512888 A JP H10512888A
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Abstract
(57)【要約】
ある種の脂肪族カルボン酸又はそのエステルのラセミ混合物の分離のための方法が開示されている。その方法は、(i)C1〜C6直鎖状もしくは分枝鎖状脂肪族カルボン酸の該ラセミ混合物、及びラセミ混合物のエナンチオマーの1つと反応するのに十分な量のN−アルキル−D−グルカミンを含む反応により、ジアステレオマー塩を生成せしめ;(ii)段階(i)で生成された反応溶液からジアステレオマー塩を沈澱させ;(iii)該沈澱したジアステレオマー塩を分離し;(iv)塩をそのエナンチオマー成分及びその有機塩基成分に分解し;(v)該分解された塩から実質的に純粋なエナンチオマーを単離することを含む。
Description
【発明の詳細な説明】
光学活性脂肪族カルボン酸の製造
本発明は光学活性カルボン酸及びそのエステルの製造に関する。さらに特定的
に本発明は、最初に脂肪族カルボン酸及びそのエステルのジアステレオマー塩を
生成せしめ、次いでジアステレオマー塩を分離することによる脂肪族カルボン酸
及びその塩の製造に関する。
ラセミアリール−置換脂肪族カルボン酸の分割は文献に記載されている。Ka
iser et al,J.Pharm.Sci.,Vol.65,No.2,
269−273(1976年2月)は、S(+)−イブプロフェンのS(−)α
−メチルベンジルアミン塩を生成せしめ、濾過により反応混合物からそれを取り
出し、それをイソプロパノールから及び次いでメタノールから再結晶した。3N
硫酸水溶液で酸性化し、エーテルで抽出した後、S(+)−イブプロフェン、融
点50〜52℃、[α]D+57が、GLC分析により決定される95%の光学
的純度で得られた。Cox et al,J.Pharmacol.Exp.T
her.,Vol.232,No.3,636−643(1985年3月)はK
aiser et alの方法を用い、99%S異性体及び1%R異性体(w/
w)であるS(+)−イブプロフェン調製物を得ることができた。
米国特許第4,246,164号は、ラセミ混合物をN−メチル−D−グルカ
ミンと反応させて対応するジアステレオマーのN−メチル−D−グルカミン塩パ
ン(pan)を生成せしめることにより、(±)−6
−メトキシ−α−メチル−2−ナフチル酢酸をそのエナンチオマーに分割する方
法を記載している。これらの塩パン(salt pans)の非常に異なる溶解
性のために、分離は容易になる。
ラセミ体のエナンチオマーの分離の他の方法は、アルカロイド又は類似の分割
剤、例えばシンコニジンとの酸の塩を製造し、次いで右旋性異性体の塩が最も不
溶性である溶媒からの分別結晶化により生成物を分離することにより行うことが
できる。次いで(+)−塩を酸切断し、純粋なエナンチオマーを得ることができ
る。例えば1980年6月24日発行の米国特許第4,209,638号及び、
ナプロキセン及び関連化合物の分割に関する1972年1月25日発行のAlv
arezの米国特許第3,637,767号を参照されたい。
本発明に従えば、C1〜C6直鎖状もしくは分枝鎖状脂肪族カルボン酸又はその
エステルのラセミ混合物から得られる所望のエナンチオマーの量を増加させるた
めの方法が提供される。その方法は最初に、ラセミ混合物のエナンチオマーの1
つと優先的に結合するのに十分であるが、他方と結合しない量のN−アルキル−
D−グルカミンとラセミ混合物の溶液を反応させることにより、C1〜C6直鎖状
もしくは分枝鎖状脂肪族カルボン酸又はそのエステルのラセミ混合物のエナンチ
オマーの1つのジアステレオマー塩を生成せしめ;溶液からジアステレオマー塩
を沈澱させ、続いて塩を分離することを含む。分離された塩を次いでその成分に
、すなわち(a)C1〜C6直鎖状もしくは分枝鎖状脂肪族カルボン酸又はそのエ
ステルのエナンチオマー、ならびに(b)N−アルキル−D−グルカミンに分解
する。エナンチオマーは実質的に純粋な結晶性生成物として得られる(単離され
る)。ジアステレオマー塩の分離の後に残る母
液は溶媒及び他方の未反応エナンチオマーを含む。それは溶媒から分離され、実
質的に純粋な形態で単離されることができる。
本発明の方法で有用なC1〜C2直鎖状もしくは分枝鎖状脂肪族カルボン酸及び
エステルは式
を有し、式中、R1は水素又はC1〜C6直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルであり
、R2、R3及びR4は異なり、水素あるいはC1〜C6直鎖状もしくは分枝鎖状ア
ルキル、例えばメチル又はエチル;アラルキル、例えばベンジル;シクロアルキ
ル、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル;
アルキル−置換シクロアルキル、例えばメチルシクロヘキシル;C6〜C10アリ
ール、例えば非置換の、又は例えばメチル、ジメチル、ブチル、特にイソブチル
で置換されたフェニル、あるいはC1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルコキシ、
ベンゾイル、シアノ又はハロ、例えばフルオロもしくはクロロで置換されたフェ
ニル;C1〜C6直鎖状もしくは分枝鎖状アリールオキシ、例えばフェノキシ、あ
るいは例えばメチル、ジメチル、ブチル又はイソブチルで置換されたフェノキシ
、あるいはC1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルコキシ、シアノ又はハロで置換
されたフェノキシ;C1〜C6アルキルチオ、例えばメチルチオ;C2〜C8シクロ
アルケニル、例えばシクロヘキセニル;トリフルオロメチル;ハロ、例えばフル
オロ又はクロロ;C4〜C5ヘテロアリール、例えばフリル、ピロリル、チエニル
;あるいはC10〜C14アリール、例えばナフチル、又はC1〜C4アルキル、例え
ばメチル
で置換されたナフチル;C1〜C4アルコキシ、例えばメトキシ又はエトキシ、ハ
ロ;あるいは非置換の、又はメチルもしくはハロ、特にフルオロで置換されたビ
フェニルである。
式Iの好ましい化合物は式
であり、式中、R1、R2及びR3は前に定義された通りであり、R5及びR6はC1
〜C4直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル、C1〜C4直鎖状もしくは分枝鎖状アル
コキシ又はハロである。
本発明の方法は、特に2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸、6−メ
トキシ−α−メチル−2−ナフチル酢酸及び2−(4−イソブチルフェニル)プ
ロピオン酸に、ならびに特にこれらの化合物のS(+)異性体を優先的に得るの
に適用することができる。
本発明は、ラセミ混合物((+)及び(−)の、又は右旋性及び左旋性の形態
の両方の混合物)、あるいはこれらのカルボン酸のエナンチオマーの1つを優先
的に含有する混合物を用いることにより行われる。ラセミ混合物の使用が好まし
い。しかしこの段階で、該方法それ自体は立体異性体の1つの形態を他の形態に
転化せず、そのような形態を分離するのみであることが理解されねばならない。
さらに異性体の分離は、1
つのエナンチオマーを大部分含有する可溶性生成物及び他方のエナンチオマーを
エナンチオマー塩として大部分含有する不溶性生成物を生ずるので、高純度の材
料が得られ、それが例外的に高い光学純度で生成物を得るために必要な再結晶の
回数を最低とする(通常2回以下)。
本発明の方法から得られる沈澱塩はさらに処理され、いずれかの従来の手段を
用いることによりその遊離の脂肪族カルボン酸を与える。例えば希無機酸を用い
て塩を加水分解し、適した有機溶媒を用いて抽出すると精製された脂肪族カルボ
ン酸を与える。適した溶媒を用いてさらに抽出及び再結晶をすると、純度をさら
に高度に上げることができる。
本発明で用いられるラセミ混合物の分離のための反応順序の第1段階は、脂肪
族カルボン酸とキラル有機塩基との塩溶液の生成である。
有機塩基は脂肪族、芳香族又は混合脂肪族及び芳香族アミンであるのが好まし
い。好ましいキラル有機塩基は3置換されたC1〜C6直鎖状もしくは分枝鎖状ア
ルキルアミン類、及び3置換された混合C1〜C6直鎖状しもくは分枝鎖状アルキ
ルC6〜C10アリールアミン類、例えばメチルベンジルアミンなどである。しか
し最も好ましいキラル有機塩基は、アルキルがC1〜C12直鎖状もしくは分枝鎖
状アルキル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル
、i−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−オクチル又はn
−ドデシルであるN−アルキル−D−グルカミンであるものである。特に好まし
い有機塩基はN−メチル−D−グルカミンである。この第1段階でそのようなキ
ラル有機塩基が用いられる場合、塩溶液の生成に用いられる溶媒は液体、不活性
有機溶媒が好ましい。そのような溶媒には最も好ましくはケトン溶媒又は脂肪族
炭化水素溶媒、すなわちC4〜C14炭化水素が
含まれる。そのような溶媒として特に好ましいのはアセトン、ヘキサン又はオク
タンである。
ラセミ溶液に加えられるキラル有機塩基の量は、本発明の方法の成功のために
重要である。これらの有機塩基はラセミ混合物のエナンチオマーの1つと、他を
越えて優先的に反応することが見いだされた。従って本発明の方法により分割さ
れるべきラセミ混合物が実際に(+)及び(−)エナンチオマー形態の50:5
0の混合物であると仮定すると、その形態の1つと反応するのに十分な塩基のみ
が加えられるべきであり、すなわち1モルの50:50ラセミ混合物の場合、0
.5モルの有機塩基が溶液に加えられるべきである。塩基は1つのエナンチオマ
ーと複合化し(complexes)、塩を生成する。他のエナンチオマーはほ
とんど反応しない。好ましい塩基の量はラセミ混合物の1モルに基づいて0.2
5モルである。もっと少量、すなわちラセミ混合物の1モルに基づいて0.1モ
ルを用いることができるが、経済的利点は生じない。
この分離は、引用することによりその記載事項が本明細書の内容となる米国特
許第5,235,095号に記載されているようなキラル無機又は有機塩基の存
在下で行うことができることに注意しなければならない。反応順序のこの時点で
(有機塩基及び脂肪族カルボン酸又はエステルの混合の間に)、塩溶液を例えば
25℃〜125℃好ましくは75℃〜120℃の温度に加熱することができ、あ
るいは塩溶液が生成された後でさらなる分離が行われる前に加熱を行うことがで
きる。加熱は典型的に1〜16時間、好ましくは2〜8時間行われる。
上記の通り、ラセミ混合物に有機アミンを添加すると、有機アミンと反応性エ
ナンチオマーから生成される塩、未反応エナンチオマー及び溶
媒を含む反応塊を生ずる。本発明の最も好ましい実施態様の場合、この塩はS(
+)−6−メトキシ−α−メチルナフチル酢酸又は2−(4’−イソブチルフェ
ニル)プロピオン酸のN−メチル−D−グルカミン塩である。塩は好ましい溶媒
中で結晶性固体であり、溶液から容易に沈澱する。その後従来の方法、例えば遠
心分離又は濾過により塩を容易に分離する。
本発明の方法はラセミ混合物のジアステレオマーS−(+)−塩への、及び次
いで結局、遊離のエナンチオマーへの経済的な転化に特に適応させられているこ
とに注意されねばならない。(もちろん、R−塩が最も反応性の塩であることが
でき、その場合、以下の議論は逆に適用されねばならない。) 本発明の方法は
本質的に、S−エナンチオマー塩が濃縮された固体沈澱及びR−又は(−)−エ
ナンチオマーが濃縮された濾液を与える。沈澱塩からの所望のS−エナンチオマ
ーの遊離は、例えば塩を、例えば希無機酸又はこの性質の塩を加水分解すること
が従来既知の他のいずれかの無機もしくは有機酸を用いて酸性化することにより
容易に行われる。この方法は濾液を非所望の副生成物として放置しているが、そ
れをさらに酸又は塩基で処理し、R−濃縮濾液をラセミ混合物に転化することが
できる。この混合物を次いで、上記の転化段階から回収される有機塩基を用い、
本発明の方法で再利用することができる。かくして本発明の方法は、容易にリサ
イクル型の方法となる。
以下の実施例により本発明を例示する。実施例1
ナプロキセン(DL) 10グラム
N−メチル−D−グルカミン 2.12グラム
トリエチルアミン 3.3グラム
アセトン 125ml
アセトン中でナプロキセン(DL)、N−メチル−D−グルカミン、トリエチ
ルアミンの混合物を72時間撹拌した。スラリを濾過し、アセトンで洗浄し、真
空下で乾燥した。得られる固体(ナプロキセン−N−メチル−D−グルカミン塩
)を秤量し、S(+)−ナプロキセン含有率に関して分析した。
乾燥試料の合計重量 3.7グラム
塩の理論的重量 4.48グラム
%回収 82.6
光学純度 97.4%S;2.6%R実施例2
ナプロキセン(DL) 10グラム
N−メチル−D−グルカミン 2.12グラム
トリエチルアミン 0.0グラム
アセトン 125ml
アセトン中でナプロキセン(DL)、N−メチル−D−グルカミンの混合物を
72時間撹拌した。スラリを濾過し、アセトンで洗浄し、真空下で乾燥した。得
られる固体(ナプロキセン−N−メチル−D−グルカミン塩)を秤量し、S(+
)−ナプロキセン含有率に関して分析した。
乾燥試料の合計重量 4.36グラム
塩の理論的重量 4.48グラム
%回収 97.3
光学純度 97.4%S;2.6%R実施例3
ナプロキセン(DL) 10グラム
N−メチル−D−グルカミン 2.12グラム
トリエチルアミン 0.0グラム
アセトン 125ml
アセトン中でナプロキセン(DL)、N−メチル−D−グルカミンの混合物を
117時間撹拌した。スラリを濾過し、アセトンで洗浄し、真空下で乾燥した。
得られる固体(ナプロキセン−N−メチル−D−グルカミン塩)を秤量し、S(
+)−ナプロキセン含有率に関して分析した。
乾燥試料の合計重量 4.57グラム
塩の理論的重量 4.48グラム
%回収 >100
光学純度 97.7%S;2.3%R
ナプロキセン塩の試料を50mlの水に溶解し、1NのHClでpH〜2に中
和し、ジエチルエーテルで抽出した。エーテル層を乾燥し、蒸発させ、2.24
グラムのナプロキセンを得た。
光学純度= 97.8%S;2.2%R
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
C07M 7:00
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.i)C1〜C6直鎖状もしくは分枝鎖状アリール−置換脂肪族カルボン酸又 はそのエステルのラセミ混合物の溶液を、エナンチオマーの1つと優先的に結合 するのに十分であり、他方のエナンチオマーと結合しない量のN−アルキル−D −グルカミンと反応させることにより、脂肪族カルボン酸の該ラセミ混合物のエ ナンチオマーの1つのジアステレオマー塩を生成せしめ; ii)該溶液から該ジアステレオマー塩を沈澱させ; iii)該塩を段階i)で生成された溶液から分離し; iv)該分離された塩をN−アルキル−D−グルカミン及び該ラセミ混合 物のエナンチオマーの該1つに分解し; v)C1〜C6直鎖状もしくは分枝鎖状アリール−置換脂肪族カルボン酸又 はそのエステルの実質的に純粋なエナンチオマーを単離する(段階iv)から) ことを含むC1〜C6直鎖状もしくは分枝鎖状アリール−置換脂肪族カルボン酸又 はそのエステルのラセミ混合物のエナンチオマーを分離するための方法。 2.該脂肪族カルボン酸が2−アリールプロピオン酸である請求の範囲第1項 に記載の方法。 3.該脂肪族カルボン酸が2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオン酸 、2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸又は2−(2−フルオロ−4− ビフェニル)プロピオン酸である請求の範囲第2項に記載の方法。 4.該脂肪族カルボン酸が2−(4−イソブチルフェニル)プロピオ ン酸である請求の範囲第3項に記載の方法。 5.該塩基がN−アルキル−D−グルカミンである請求の範囲第1〜4項のい ずれかの方法。 6.該塩基がN−メチル−D−グルカミンである請求の範囲第5項に記載の方 法。 7.段階i)で生成される該塩溶液のための溶媒が液体不活性有機溶媒である 請求の範囲第1〜4項のいずれかの方法。 8.脂肪族カルボン酸対N−アルキル−D−グルカミンのモル比が1/0.1 〜0.1/1である請求の範囲第1項の方法。 9.該分離された塩が加水分解され且つ光学活性の2−(4−イソブチルフェ ニル)プロピオン酸又は6−メトキシ−α−メチル−ナフチル酢酸及びN−メチ ル−D−グルカミンが得られる請求の範囲第1〜8項のいずれかの方法。
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