JPH10512336A - 高速走行する乾燥される繊維ウェブ、特にティッシュウェブを或る装置から所定径路に沿って次の装置に移送するための方法及び装置 - Google Patents

高速走行する乾燥される繊維ウェブ、特にティッシュウェブを或る装置から所定径路に沿って次の装置に移送するための方法及び装置

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JPH10512336A
JPH10512336A JP9511881A JP51188197A JPH10512336A JP H10512336 A JPH10512336 A JP H10512336A JP 9511881 A JP9511881 A JP 9511881A JP 51188197 A JP51188197 A JP 51188197A JP H10512336 A JPH10512336 A JP H10512336A
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トールド ウー エス スヴァンクヴィスト
ベー レナート ホー オルテーモ
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ヴァルメト カルルスタッド アクチボラグ
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    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21GCALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
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  • Paper (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 特にティッシュ機械の乾燥部分(例えば、ヤンキードライヤ(2))から巻取りロール(3)まで高速走行するティッシュウェブ(4)を移送しようとする作動環境では、信頼性の点でクローズド・ドローで得られるものに匹敵するウェブ移送を達成するため、ウェブ支持装置(10)が、ウェブ(4)の幅にわたって、ヤンキードライヤ(2)から巻取りロール(3)までのウェブ(4)の所定径路に沿って延びている。ウェブ支持装置は、ウェブの走行方向に空気流を作り出すための手段を備えた一連のプレート部材組立体(23)によって形成された支持面(11)を有している。空気流は、ウェブ(4)と支持面(11)との間に、減少した静圧の空気層(15)を形成して、フラッターを起こさないようにウェブ(4)を安定させる。所定径路は、カレンダー(7)を経て、走査設備(8)を通り過ぎる。空気圧テールスレッディング能力を含んでもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 高速走行する乾燥される繊維ウェブ、特にティッシュウェブを 或る装置から所定径路に沿って次の装置に移送するための方法及び装置 発明の分野 本発明は一般に、2つの長さ方向縁部を有する高速走行する乾燥される繊維ウ ェブを或る装置から所定径路に沿ってウェブに作業を施す次の装置に移送するた めの方法及び装置に関する。この装置は典型的には、抄紙機の乾燥部分の下流、 或いは例えばリワインダ又は変換プラントと関連して敷設される。 本発明の或る実施例は特に、2つの長さ方向縁部を有する高速走行する乾燥さ れるティッシュウェブを抄紙機の乾燥部分から所定径路に沿って巻取りロールに 移送するための装置に関する。 本明細書では、語“ティッシュペーパー”は、消費者が使用するときクレープ されるか否かにかかわらず、“柔らかいクレープペーパー”又は衛生用の他のペ ーパーを含むことを意図している。 発明の背景 ティッシュ機械の性能はしばしば、そのドライエンドによって制限される。一 般に、高性能のティッシュ機械と低性能のティッシュ機械との相違は主として、 ドライエンドの性能によって引き起こされる。ドライエンドでは、幾つかの原因 により、ウェブが破損することがあり、生成されたウェブは、不良品質のため捨 てられることがある。しかしながら、抄紙プロセスの良好な制御と最新のドライ エンド技術の使用により、機械を高速かつ高効率に作動させることができる。 ドライエンド機械の効率に影響を及ぼす主要な因子は、リールにペーパーがな い損失時間、および破損時に捨てられるペーパーの量である。大部分の高速機械 では、ペーパーウェブのロールは、ハーフサイブのロールに調整することが困難 であるので、ペーパー破損時に駆逐され、ロールが小さすぎる場合には、ロール は捨てられる。これを考慮すると、ドライエンド機械の効率を次のように分離す ることができる。 ドライエンド機械の効率 −クレーピングブレードの変化 −ロールを駆逐する際に捨てられるペーパーを含むペーパー破損 −テールスレッディング破損 −折り返し破損 −(塵によって生ずるウェブの破損を回避する)ドライエンドのクリーニン グ −損失プロセス制御 −ロール頂部のゴミ、ロール底部のゴミ ロール底部のゴミは、捨てなければならないスプールに隣接したペーパーウェ ブによって引き起こされる。同様に、ロール頂部のゴミは、駆逐段階の際、及び /又はティッシュ機械の後の試験及び/又はロール処理のサンプルの採取による ロール頂部のところでのペーパー損失に関するものである。 効率的に作動する機械では、クレーピングブレードを変えウェブが破損した後 の新たなテールのスレッディングは、数秒以上を要しない。スレッダが調整され ない場合には、スレッドを行おうとする際に、数分失われる。ペーパーがテール シュートに詰まることがあり、時間のかかるドライエンド全体のクリーニングが 必要となるかもしれない。空気シュートスレッダが、最も効率的で安全なスレッ ダであると思われる。テールは、例えばUS−A−3,847,390(ディク スン)に実質的に開示されているような、シュートの圧縮空気によって移送され る。シュート型式以外の空気圧テールスレッダが、US−A−3,999,69 6(レバ等)、同4,014,487(レバ等)、および同4,923,567 (リーデス等)に開示されている。 テールスレッダは、ウェブ安定器の外側に取付けられる。ウェブ安定器又はフ ラッター抑制ホイルが、例えばUS−A−4,321,107(ページ)、同3 ,650,043(オーバーレー等)に開示されている。平らなシート安定器の 前縁の設計は、安定器がウェブの所定径路の上方に置かれるときにウェブによっ て同伴される空気の境界層が安定器の頂部のところで逃げないようなものにしな ければならない。ウェブの制御を維持し、しわ、破損、折り返しを回避するた め、ウェブの引張が、空気流の乱れによる力に対抗しなければならない。このよ うな空気流は、機械の空間、空気の境界層、および抄紙機の回転ロールから生ず る。熱対流の空気流が、ドライエンドにおける空気流を乱す別の源である。 発明の概要 本発明の目的は、主として、信頼性の点でクローズド・ドロー(closed draw)で得られるものに匹敵しているが改良されたテールスレッディングも 提供するウェブ移送を達成することによって、ドライエンド機械の効率を増大さ せることである。 本発明によれば、この目的は、2つの長さ方向縁部を有する高速走行する乾燥 される繊維ウェブを、或る装置の所定径路に沿って、ウェブに作業を行うための 次の装置まで移送する方法であって、上流端および所定径路の少なくとも一部に 適合する形状を有する実質的にウェブ幅の支持面を準備し、該支持面が、所定径 路に隣接した位置に配置され、或る装置から次の装置までの行程の実質的に全て にわたって延びており、支持面の上流端部に隣接した横断機械方向において支持 面にわたる第1のラインに沿って、そしてその下流側の横断機械方向において支 持面にわたる少なくとも1つの別のラインに沿って、第1の圧力の加圧空気を供 給することによって、支持面に沿ったウェブの走行方向において空気流を作り出 し、該空気流が、ウェブと支持面との間に、減少した静圧の空気層を形成して、 フラッターを起こさないようにウェブを安定させることを特徴とする方法によっ て達成される。 同様に、本発明によれば、この目的は、2つの長さ方向縁部を有する高速走行 する乾燥される繊維ウェブを、或る装置の所定径路に沿って、ウェブに作業を行 うための次の装置まで移送するための装置であって、上流端および所定径路の少 なくとも一部に適合する形状を有する実質的にウェブ幅の支持面を備え、該支持 面が、所定径路に隣接した位置に配置され、前記或る装置から次の装置までの行 程の実質的に全てにわたって延びており、支持面に沿ってウェブ径路の方向に空 気流を作り出すための手段を備え、該手段が、支持面の上流端部に隣接した横断 機械方向において支持面にわたる第1のラインに沿って、そしてその下流側の横 断機械方向において支持面にわたる少なくとも1つの別のラインに沿って、第1 の圧力の加圧空気を供給するための手段を有し、空気の流れが、フラッターを起 こさないようにウェブを安定させるため、ウェブと支持面との間に、減少した静 圧の空気層を形成することを特徴とする装置によって達成される。 上述の行程と特徴をそれぞれ具備することによって、機械の乾燥部分の下流で のウェブの破損の数は、(他の点では変わらなくとも)著しく減少し、ドライエ ンドの効率は増大する。この箇所でのウェブの破損の数が機械でのペーパーの製 造の限界を定めるとき、本発明は、製造を増大させる機会を提供する。 本発明の好ましい実施例によれば、ウェブ支持装置は、一連の連続した実質的 にウェブ幅のプレート部材を備えている。各プレート部材は、前縁および後縁を 有し、プレート部材のうち少なくとも一方のプレート部材の後縁が、空気を通過 させるためプレート部材間に第1のスロット形状の隙間を形成するように、隣接 するプレート部材の後縁から間隔を隔て上流に配置されている。加圧空気供給手 段は、第1のスロット形状の隙間に沿って延び隙間を橋渡しするパイプ部材を備 えており、パイプ部材が、ウェブ径路の方向に空気流を排出させるための細長い 通路を有している。さらにパイプ部材と2つの隣接するプレート部材は、協同し て、プレート部材組立体を構成している。 本発明による装置は、2つの長さ方向縁部を有する高速走行する乾燥されるテ ィッシュウェブを、ティッシュ抄紙機の乾燥部分から所定径路に沿って巻取りロ ールまで移送するのに特に適している。このような装置では、上述の目的は、上 流端および所定径路の少なくとも一部に適合する形状を有する実質的にウェブ幅 の支持面を構成する一連の連続した実質的にウェブ幅のプレート部材を備え、前 記支持面が、所定径路に隣接した位置に配置され、乾燥部分から巻取りロールま での行程の実質的に全てにわたって延びており、各プレート部材が、前縁および 後縁を有し、プレート部材のうち少なくとも一方のプレート部材の後縁が、空気 を通過させるためプレート部材間に第1のスロット形状の隙間を形成するように 、隣接するプレート部材の後縁から間隔を隔て上流に配置されており、支持面に 沿ってウェブ径路の方向に空気流を作り出すための手段を備え、該手段が、支持 面の上流端部に隣接した横断機械方向において支持面にわたる第1のラインに沿 っ て、そしてその下流側の横断機械方向において支持面にわたる少なくとも1つの 別のラインに沿って、第1の圧力の加圧空気を供給するための手段を有し、加圧 空気供給手段が、第1のスロット形状の隙間に沿って延び隙間を橋渡しするパイ プ部材を備え、パイプ部材が、ウェブ径路の方向に空気流を排出させるための細 長い通路を有し、パイプ部材と2つの隣接するプレート部材が、協同して、プレ ート部材組立体を構成しており、空気の流れが、フラッターを起こさないように ウェブを安定させるため、ウェブと支持面との間に、減少した静圧の空気層を形 成することを特徴とする装置によって達成される。 上述の特徴を具備することによって、機械の乾燥部分と巻取りロールとの間の 領域でのウェブの破損の数は、(他の点では変わらなくとも)著しく減少し、ド ライエンドの効率は増大する。この領域でのウェブの破損の数が機械でのペーパ ーの製造の限界を定めるとき、本発明は、製造を増大させる機会を提供する。さ らに、この装置は、製造コストが廉価であり、機能に信頼性がある。 好ましくは、本発明の装置は、複数のプレート部材組立体を有し、各組立体が 、上流縁および下流縁を有している。或る組立体の下流縁は、空気を通過させる ため第2のスロット形状の隙間を形成するように、隣接する組立体の上流縁の上 流から間隔を隔てて配置されている。第2のスロット形状の隙間から空気を通過 させることによって、次のプレート部材組立体のパイプ部材を通して付加的な空 気を供給することにより、最適なウェブ移送状態を維持することができる。 ティッシュ機械では、乾燥部分は、ヤンキードライヤを有し、ウェブが、クレ ープ状のウェブを形成するため、ドクターブレードを有するクレーピングドクタ ーによってヤンキードライヤから掻き取られる。すると、実質的にウェブ幅の支 持面が、ドクターブレードのところで開始する。 クレーピング作業の際、ダストがティッシュウェブから解放され、ダストの主 要部分は、高速走行するウェブおよび関連した境界層に同伴する。ダストによっ て生ずる障害と不都合のため、第2のスロット形状の隙間から空気を排出させる 際、ダストの浮遊物を除去するための手段を設けるのが好ましい。適当な量の空 気流を第2のスロット形状の隙間から排出させるため、隣接するプレート部材組 立体の上流縁からウェブの所定距離までの距離よりも、ウェブの所定径路から僅 かに長い距離のところに、プレート部材組立体の下流縁を配置するように選定し た。 好ましくは、各プレート部材組立体のプレート部材は、実質的に平らであり、 プレート部材が、隣接するプレート部材に対して、せいぜい数度の角度をなして いる。これにより、プレート部材組立体は、製造が容易となり、損失の原因とな る急激な回転が回避される。 乾燥部分の下流と次の装置の上流との間に、ウェブを圧延するためのニップを 有するカレンダーを設けてもよい。カレンダーを通る安全なウェブ移送を達成す るため、ウェブ支持装置が、ニップのすぐ上流の後端とニップのすぐ下流の新た な前端とを有しているのが好ましい。 また、カレンダーと巻取りロールとの間に、ウェブの少なくとも1つの物理的 性質を走査するための走査設備を設けるのがよい。普通の走査設備が、フレーム を備えており、フレームは、ウェブの通路となる中央開口を有するように、矩形 形状の箱型ビームフレームであるのがよい。さらに、普通の走査設備は、物理的 性質を走査するための走査ユニットを備えている。走査ユニットは、フレームに よって搬送され、ウェブの一方の長さ方向縁部から他方の長さ方向縁部までウェ ブにわたって前後に移動できる。しかしながら、走査設備を通る“クローズド・ ドロー”ウェブ移送と名付けられる状態と等価な状態を達成するために、走査ユ ニットと2つの長さ方向ウェブ縁部との間の箇所に、ウェブが開口を通過する際 、ウェブを支持する面を形成するための、走査ユニットと関連した装置を設ける 。走査設備のウェブ支持面は、上流縁と下流縁を有している。さらに、ウェブ支 持装置は、走査設備のすぐ上流に、走査設備のウェブ支持面の上流縁が重複して いる後端を有しており、ウェブ支持装置は、走査設備のすぐ下流に、走査設備の ウェブ支持面の下流縁に重複している新たな前端を有している。ウェブ支持装置 の走査設備は、本出願と同時に出願された特許出願「繊維ウェブの物理的性質を 走査するための走査装置」の要旨をなしている。 図面の簡単な説明 第1図は、ティッシュペーパーウェブをヤンキードライヤからカレンダー、走 査設備を経て巻取り装置に移送するための本発明による装置の好ましい実施例を 備えたティッシュペーパー製造機械のドライエンドの概略側面図である。 第2図は、第1図のウェブ移送装置に使用される2つのプレート部材組立体に よって支持された走行するティッシュペーパーウェブの拡大部分側面図である。 第3図は、第2図に示されるウェブおよびプレート部材組立体の斜視図である 。 第4図は、スロット形状の隙間により互いに間隔を隔てられたプレート部材組 立体によって支持された走行するティッシュペーパーウェブの拡大部分側面図で あって、組立体の一方が、上流端のところに、空気がスロット形状の隙間を通過 する際に空気中のダストの浮遊物を除去するための手段を有している。 第5図は、第1図に示したカレンダーニップを通過し、ニップの上流付近と下 流付近でプレート部材組立体によって支持されている、走行するティッシュペー パーウェブの拡大部分側面図である。 第6図は、第1図に示した走査設備を通過し、走査設備に設けられたウェブ支 持面に重複しているプレート部材組立体によって支持されている、走行するティ ッシュペーパーウェブの拡大部分断面図である。 第7図は、プレート部材組立体、および組立体の一方の側に沿ってテールスレ ッディングを容易にするように設計された関連した設備の概略平面図である。 第8図は、一連のプレート部材組立体、および中央テールのスレッディングを 容易にするように設計された関連した設備の概略平面図である。 第9図は、後続のプレート部材が延長され段付けされている別のプレート部材 組立体によって支持された、走行するティッシュペーパーウェブの拡大部分側面 図である。 発明の詳細な説明 次に、第1図、第2図、および第3図を参照すると、本発明の教示を例示する 装置の1つの形態が示されている。装置は、全体として参照符号1で示され、普 通のティッシュペーパー製造機械のヤンキードライヤ2と巻取りロール3との間 に配置されるものとして示されている。しかしながら、本発明の装置と方法は、 例えばリワンイダや変換プラントにおけるウェブの処理の際に高速走行する乾燥 される繊維ウェブを一方の装置から所定の行程に沿ってウェブに関する作業を遂 行する次の装置まで移送するのが望ましい作動環境おいて効果的に利用されるこ とが認識されるであろう。図示した作動環境では、装置1は、ティッシュウェブ 4を、ヤンキードライヤ2から、カレンダー7の2つのロール5、6間に形成さ れたニップを介して走査設備8を通過させ、巻取りロール3まで移送する。巻取 りロール3は、図示した実施例では、ウェブが巻付けられるリールスプール(図 示せず)を支持し駆動させるドラム9を有するドラム巻取りロールである。もち ろん、カレンダー7も走査設備8も装置1の一部を形成しない。 本発明によれば、装置1は、実質的にウェブ幅の支持面11を有するウェブ支 持装置10を備えており、支持面11は、上流端部、および所定径路の少なくと も一部に適合する形状を有している。支持面11は、所定径路に隣接した位置に 配置されており、ウェブに作業を行う装置(例えば、抄紙機の乾燥部分)から次 の装置(例えば、巻取りロール3)までの行程の実質的に全てにわたって延びて いる。図示した実施例では、乾燥部分は、ヤンキードライヤ2で表されているが 、乾燥部分にヤンキードライヤを含ませる必要はない。さらに、装置1は、支持 面11に沿ったウェブ径路の方向に空気流を作り出すための手段13を備えてい る。これらの空気流を作り出すための手段13は、支持面11の上流端部12に 隣接した横断機械方向において支持面11にわたる第1のライン20に沿って、 そしてその下流側の横断機械方向において支持面11にわたる少なくとも1つの 別のラインに沿って、第1の圧力の加圧空気を供給するための手段14を有して いる。第1の圧力の加圧空気を供給するための手段14は、約120kPaの絶 対圧力の空気を送出することができるファン(図示せず)を有している。空気流 は、フラッターを生じさせないようにウェブ4を安定させるため、ウェブ4と支 持面11との間で減少した静圧の空気層15を形成する。支持面11を所定のウ ェブ径路の上方又は下方に配置することができるが、支持面が所定のウェブ径路 の上方に配置されている場合には、損紙の処理が容易になるであろう。 本発明の好ましい実施例では、ウェブ支持装置10は、一連の連続した実質的 にウェブ幅のプレート部材16、17を有している。各プレート部材は、前縁お よび後縁を有している。図示した実施例のプレート部材16では、少なくとも1 つのプレート部材の後縁18は、空気を通過させるためプレート部材間に第1の スロット形状の隙間20を形成するように、図示した実施例のプレート部材17 のうち隣接する部材の後縁19の上流から間隔を隔てて配置されている。加圧空 気供給手段14は、第1のスロット形状の隙間20に沿って延び隙間20を橋渡 しするパイプ部材21を備えており、パイプ部材21は、ウェブ径路の方向に空 気流を排出させるための細長い通路22(例えば、一連の等距離間隔隔てた同じ ボア又は長さ方向の幅狭のスリット)を有している。さらに、パイプ部材21と 2つの隣接するプレート部材16、17は、協同して、プレート部材組立体23 を構成している。このようなウェブ支持装置10は、製造コストが廉価であり、 機能的に信頼性がある。 装置1は好ましくは、複数のプレート部材組立体23を備えており、各組立体 は、上流縁と下流縁を有している。或る組立体の下流縁24は、空気を通過させ るため第2のスロット形状の隙間26を形成するように、隣接する組立体の上流 縁25の上流から間隔を隔てて配置されている。第2のスロット形状の隙間26 から空気を排出させることにより、引き続くプレート部材組立体23のパイプ部 材21を通して付加的な空気を供給することによって、最適ウェブ移送状態を維 持することができる。 第1図に示される実施例では、乾燥部分は、ヤンキードライヤ2を有しており 、ウェブは、クレープ状のウェブ4を形成するため、ドクターブレード28を有 するクレーピングドクター27によってヤンキードライヤ2から掻き取られる。 損失数を減らすため、実質的にウェブ幅の支持面11は、ドクターブレード28 のところで適当に開始する。 クレーピング作業の際、ダストがティッシュウェブ4から解放され、ダストの 主要部分は、高速走行するウェブ4および関連した境界層に同伴する。ダストに よって生ずる障害と不都合のため、第2のスロット形状の隙間26から空気を排 出させる際、ダストの浮遊物を除去するための手段29を設けるのが好ましい。 適当な量の空気流を第2のスロット形状の隙間26から排出させるため、隣接す るプレート部材組立体の上流縁25からウェブ4の所定径路までの距離よりも、 ウェブ4の所定径路から僅かに長い距離のところに、プレート部材組立体23の 下流縁24を配置するように選定した。第4図に示される実施例では、ダスト除 去手段は、比較的幅広の長さ方向スロット30を有する、比較的大きな直径の丸 いチューブ29を備えている。チューブ29には、周囲空気をチューブ29内に 吸引することができる隙間を形成するように、或るプレート部材組立体23の上 流縁25のところにスロット縁の一方が設けられ、すぐ前のプレート部材の実質 的に下流縁24のところ(かつ、下流縁24から外方に間隔を隔てたところ)に スロット縁の他方が設けられている。チューブ29の吸引は、ファン(図示せず )によって行われ、隙間の寸法は、ダストがチューブ29の底に沈降する臨界最 小値をチューブ29内のダスト速度が超えないようなものである。 第2図に最も良く示されるように、各プレート部材組立体23のプレート部材 16、17は好ましくは実質的に平らであり、プレート部材16は、隣接するプ レート部材17に対して、せいぜい数度の角度をなしている。これにより、プレ ート部材組立体23は、製造がし易く、損失の原因となる急激な回転が回避され る。さらに、パイプ部材21は、矩形横断面を有しており、プレート部材16、 17には、矩形のパイプ部材21の2つの対向した垂直側面にネジ(図示せず) によって固定されたフランジ(図示せず)を各々設けるのが好ましい。ウェブ径 路の方向に空気流を排出させるための一連の等距離間隔隔てた同じボア又は長さ 方向の幅狭のスリットによって形成された細長い通路22は、矩形のパイプ部材 21の下側の隅部に近接して下流壁に配置されている。同様に、上流縁25にウ ェブ4がひっかかるおそれを減少させるために、プレート部材組立体23の少な くとも上流縁25に、ウェブ4から遠去かる方へ延び空気流を案内する、丸味の 付いたノーズフランジ状の突出部を設けるのが好ましい。 第1図に示されるように、ヤンキードライヤ2と巻取りロール3との間に、ウ ェブ4を圧延するためのニップを構成する2つのカレンダーロール5、6を有す るカレンダー7が設けられるとき、第5図に示されるように、ウェブ支持装置1 0がカレンダーニップのすぐ上流の後端とカレンダーニップのすぐ下流の新たな 前端を有している場合に、カレンダー7を通る安全なウェブの移送を達成する ことができる。 また、第1図に示されるように、カレンダー7と巻取りロール3との間に、ウ ェブ4の少なくとも1つの物理的性質を走査するための走査設備8を設けるのが よい。第6図に示されるように、普通の走査設備が、フレーム31を備えており 、フレーム31は、ウェブ4の通路となる中央開口を有するように、矩形形状の 箱型ビームフレームであるのがよい。さらに、普通の走査設備は、物理的性質を 走査するための走査ユニット32を備えている。走査ユニット32は、フレーム 31によって搬送され、ウェブ4の一方の長さ方向縁部から他方の長さ方向縁部 までウェブ4にわたって前後に移動できる。図示した実施例では、走査ユニット 32を水平面に対して約±30°傾斜させることができるので、走査ユニット3 2を実質的に水平なウェブ径路に合うように調整することができる。走査ユニッ ト32は、第1の走査ヘッド34を備えた上側キャリジ33と、第2の走査ヘッ ド36を備えた下側キャリジ35とを有している。各走査ヘッドには、坪量、水 分等のような異なる性質を検知するための異なるセンサ(図示せず)が設けられ ている。 走査設備8を通る“クローズド・ドロー”ウェブ移送と名付けられる状態と等 価な状態を達成するために、走査ユニット32と2つの長さ方向ウェブ縁部との 間の箇所に、ウェブ4が開口を通過する際、ウェブ4を支持する面4を形成する ための、走査ユニット32と関連した装置37を設ける。走査設備8のウェブ支 持面38は、上流縁と下流縁を有している。さらに、ウェブ支持装置10(又は 、隣接するプレート部材組立体23)は、走査設備8のすぐ上流に、走査設備の ウェブ支持面38の上流縁が重複している後端を有しており、ウェブ支持装置1 0(又は、隣接するプレート部材組立体23)は、走査設備8のすぐ下流に、走 査設備のウェブ支持面38の下流縁に重複している新たな前端を有している。ウ ェブ支持装置37の走査設備8は、本出願と同時に出願された特許出願「繊維ウ ェブの物理的性質を走査するための走査装置」の要旨をなしている。 ウェブ支持面38を形成する装置37の例として、側方に往復動する走査ユニ ットおよびフレームによって側方が境界付けられ、走査設備のすぐ上流と下流に 配置されたプレート部材によって長さ方向が境界付けられた2つの領域の両方を 被覆するように取付けられた薄板又はプレートの伸縮可能な構成をあげることが できる。別の可能性として、走査ユニットに固定され、端部がウェブの側方外側 のフレームによって支持されたロールに固定され巻付けられるベルトがあげられ る。走査ユニットが側方に移動するとき、ベルトは、一方のロールから解かれ、 他方のロールに巻付けられる。第3の可能性として、ベルトの端部をフレームに 固定し、走査ユニットの上方又は下方でベルトの走行を一時的に偏向させるよう に走査ユニットのところにベルト案内ロールを設けることがあげられる。更なる 可能性は、本出願と同時に出願された上述の特許出願に記載されている。 第7図および第8図を参照すると、ウェブ4とウェブ支持面11との間にウェ ブのフラッターを抑制する空気層を形成するため、第1の圧力の加圧空気を供給 するための手段14に加えて、空気流形成手段13はさらに、ウェブのスリッテ ィングによって形成されたペーパーテールをヤンキードライヤ2から巻取りロー ル3に空気搬送するように、ウェブ支持面11に沿った複数の箇所のところに、 第1の圧力よりも大きな第2の圧力の加圧空気を供給するための手段39を備え ている。第2の圧力の加圧空気を供給するための手段39は、約150〜約20 0kPaの絶対圧力の空気を供給することができるコンプレッサ(図示せず)を 有するのがよい。ヤンキードライヤを有するティッシュ機械では、テールカッタ は殆ど、機械のテンダー側に置かれており、ティッシュウェブの外側で作動され 、楔形の前端をもつフリーテールを形成するようにウェブ上を移動されるノズル を有している。しかしながら、本発明が小幅のティッシュ抄紙機に適用されると き、一般に、テールカッティングで分配し、ティッシュウェブの幅全体に“テー ル”スレッディングを行うことができる。したがって、本発明では、ウェブの幅 がせいぜい3m以下(好ましくは、約2.5m以下)である場合には、語“テー ル”は、ティッシュペーパーウェブの幅全体をも含むものとして理解すべきであ る。 第7図は、プレート部材組立体23を示しており、矩形のパイプ部材21が、 長さ方向に第1の部分41と第2の部分42に分割する第1の区画線40を有し ている。第1の圧力の加圧空気を供給するための手段14は、第1のマニホルド パイプ43を有するものとして示されており、第1のマニホルドパイプ43は、 第1のバルブ45を有する第1の枝パイプ44によって、矩形パイプ部材21の 第1の部分41に連結されている。第2の圧力の加圧空気を供給するための手段 39は、第2のマニホルドパイプ46を有するものとして示されており、第2の マニホルドパイプ46は、第2のバルブ48を有する第2の枝パイプ44によっ て、矩形パイプ部材21の第2の部分42に連結されている。チェックバルブ5 0を有する導管49が、矩形パイプ部材21の第1の部分41と第2の部分42 とを流体連通させ、低い第1の圧力の空気を第1の部分41から第2の部分42 に通すが、高い第2の空気を反対方向に通すのを阻止する。チェックバルブ50 を有する導管49は、別個の部材として示されているが、もちろん、第1の区画 線40と一体としてもよい。 通常の作動では、低い第1の圧力(普通は、120kPa程度)の空気は、第 1のマニホルドパイプ43から、第1のバルブ45を備えた第1の枝パイプ44 を経て矩形パイプ部材21の第1の部分41に、そしてそこからチェックバルブ 50を備えた導管49を介して、第2のバルブ48が閉鎖されている状態で矩形 のパイプ部材21の第2の部分42に供給される。テールスレッディングについ ては、高い第2の圧力(普通は、150〜200kPa程度)の空気流が、第2 のバルブ48を開放することによって、矩形パイプ部材21の第2の部分42に 入れられる。高い第2の圧力の空気流がチェックバルブ50から流れ始めると、 高い圧力が矩形パイプ部材21の第2の部分42に閉じ込められるように、チェ ックバルブが閉鎖される。第2の圧力で矩形パイプ部材21の細長い通路22か ら排出された空気流は、50m/s程度の出口速度を有している。幅狭のウェブ 幅全体でテールスレッディングが行われたとき、第1の区画線40、導管49、 およびチェックバルブ50を廃止してもよいが、所望ならば、第1のバルブ45 をチェックバルブとしてもよい。 第8図は、一連の4つのプレート部材組立体23と、第1および第2の圧力の 空気を供給するための関連した手段を示している。図示されている組立体の最初 のものと最後のものは、矩形パイプ部材21が第2の区画線51をも有している 点においてのみ、第7図に示されている組立体と相違しており、矩形パイプ部材 21は、長さ方向に、一方のウェブ縁部のところの第1の部分41と、中央の第 2の部分42と、他方のウェブ縁部のところの第3の部分52とに分割されてい る。第1のバルブ45を備えた第1の枝パイプ44は、矩形パイプ部材21の第 1の部分41と第3の部分52の両方に連結されており、第2のバルブ48を備 えた第2の枝パイプ47とチェックバルブ50を備えた導管49は、上述のよう に、第2の部分42に連結されている。図示されている4つのプレート部材組立 体のうち、真ん中の2つの組立体は、フラッター抑制空気層15を形成するため 低い第1の圧力の空気を供給する第1のマニホルドパイプ43に連結されておら ず、テールスレッディングに使用すべく高い第2の圧力の空気を供給する第2の マニホルドパイプ46にのみ連結されている。第8図に示される実施例では、高 い第2の圧力の空気は、テールスレッディングの際、全ての矩形パイプ部材21 の中央の第2の部分42に供給されるが、低い第1の圧力の空気は、通常の作動 の際、第3の矩形パイプ部材21にのみ供給される。もちろん、真ん中のプレー ト部材組立体の数は、特定の敷設状況に応じて変動するが、通常の作動の際には 、テールスレッディングのための空気を供給しなければならないので、フラッタ ー抑制のため、ウェブの所定径路に沿って頻繁に空気を供給する必要はない。 第1図に示される実施例と同様に巻取りロール3が支持ドラム9を有するとき 、プレート部材組立体のうち最も下流の組立体をドラム9の円筒面の頂部に沿っ て正確に取付け、テールスレッディング能力を保持しつつ(この位置では実際に は必要とされない)実質的に全てのフラッター抑制能力を廃止するように、横断 機械方向において縮小寸法の組立体を形成するのが適当である。その際、縮小寸 法のプレート部材組立体は好ましくは、上流端を有する支持部材54に取付けら れ、支持部材54は、新たなリールスプール(図示せず)のドラム9への降下を 阻止しないために縮小寸法のプレート部材組立体を揺動させることができるよう に、上流端のところで回動可能に取付けられている。 第9図に示されるように、空気の消費を減らすため、プレート部材16、17 のうち少なくとも一方は、ウェブ4が乾燥部分2から引き続く設備3に走行する ときウェブ4の所定径路から一定距離のところで急激な増加を生じさせないよう に、数mm程度の高さの少なくとも1つの横断方向段部53を有している。もち ろん、所望ならば、少なくとも1つの横断方向段部53の垂直部分において、矩 形パイプ部材21の細長い通路22を形成するボアのように、一連の等距離間隔 隔てた同じボア(図示せず)を設けてもよい。 図面を参照して本発明を説明したが、請求の範囲の範囲内において幾つかの修 正を行うことができる。図示した例のように、平らなプレート部材の代わりに、 ウェブ4の走行方向において僅かに湾曲した剛なプレート部材16、17を使用 することもできる。また、丸いチューブ29の代わりに、例えばUS−A−4, 906,333号(ミレン)に開示されている除去器のような別の型式のダスト 除去器を使用してもよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2つの長さ方向縁部を有する高速走行する乾燥される繊維ウェブ(4)を、 或る装置(2)の所定径路に沿って、ウェブ(4)に作業を行うための次の装置 (3)まで移送する方法であって、 (a)上流端(12)および所定径路の少なくとも一部に適合する形状を有す る実質的にウェブ幅の支持面(11)を準備し、該支持面(11)が、所定径路 に隣接した位置に配置され、前記或る装置(2)から次の装置(3)までの行程 の実質的に全てにわたって延びており、 (b)支持面(11)の上流端部(12)に隣接した横断機械方向において支 持面(11)にわたる第1のライン(20)に沿って、そしてその下流側の横断 機械方向において支持面(11)にわたる少なくとも1つの別のラインに沿って 、第1の圧力の加圧空気を供給することによって、支持面(11)に沿ったウェ ブの走行方向において空気流を作り出し、該空気流が、ウェブ(4)と支持面( 11)との間に、減少した静圧の空気層(15)を形成して、フラッターを起こ さないようにウェブ(4)を安定させることを特徴とする方法。 2.2つの長さ方向縁部を有する高速走行する乾燥される繊維ウェブ(4)を、 或る装置(2)の所定径路に沿って、ウェブ(4)に作業を行うための次の装置 (3)まで移送するための装置であって、 (a)上流端(12)および所定径路の少なくとも一部に適合する形状を有す る実質的にウェブ幅の支持面(11)を備え、該支持面(11)が、所定径路に 隣接した位置に配置され、前記或る装置(2)から次の装置(3)までの行程の 実質的に全てにわたって延びており、 (b)支持面(11)に沿ってウェブ径路の方向に空気流を作り出すための手 段(13)を備え、該手段(13)が、支持面(11)の上流端部(12)に隣 接した横断機械方向において支持面(11)にわたる第1のライン(20)に沿 って、そしてその下流側の横断機械方向において支持面(11)にわたる少なく とも1つの別のラインに沿って、第1の圧力の加圧空気を供給するための手段( 14)を有し、空気の流れが、フラッターを起こさないようにウェブ (4)を安定させるため、ウェブ(4)と支持面(11)との間に、減少した静 圧の空気層(15)を形成することを特徴とする装置。 3.ウェブ支持装置(10)が、一連の連続した実質的にウェブ幅のプレート部 材(16、17)を備えており、各プレート部材が、前縁および後縁を有し、プ レート部材のうち少なくとも一方のプレート部材(16)の後縁(18)が、空 気を通過させるためプレート部材間に第1のスロット形状の隙間(20)を形成 するように、隣接するプレート部材(17)の後縁(19)から間隔を隔て上流 に配置されており、加圧空気供給手段(14)が、第1のスロット形状の隙間( 20)に沿って延び隙間(20)を橋渡しするパイプ部材(21)を備えており 、パイプ部材(21)が、ウェブ径路の方向に空気流を排出させるための細長い 通路(22)を有し、パイプ部材(21)と2つの隣接するプレート部材(16 、17)が、協同して、プレート部材組立体(23)を構成していることを特徴 とする請求の範囲第2項に記載の装置。 4.2つの長さ方向縁部を有する高速走行する乾燥されるティッシュウェブ(4 )を、ティッシュ抄紙機の乾燥部分(2)から所定径路に沿って巻取りロール( 3)まで移送するための装置(1)であって、 (a)上流端(12)および所定径路の少なくとも一部に適合する形状を有す る実質的にウェブ幅の支持面(11)を構成する一連の連続した実質的にウェブ 幅のプレート部材(16、17)を備え、前記支持面(11)が、所定径路に隣 接した位置に配置され、乾燥部分(2)から巻取りロール(3)までの行程の実 質的に全てにわたって延びており、各プレート部材(16、17)が、前縁およ び後縁を有し、プレート部材のうち少なくとも一方のプレート部材(16)の後 縁(18)が、空気を通過させるためプレート部材間に第1のスロット形状の隙 間(20)を形成するように、隣接するプレート部材(17)の後縁(19)か ら間隔を隔て上流に配置されており、 (b)支持面(11)に沿ってウェブ径路の方向に空気流を作り出すための手 段(13)を備え、該手段(13)が、支持面(11)の上流端部(12)に隣 接した横断機械方向において支持面(11)にわたる第1のライン(20)に沿 って、そしてその下流側の横断機械方向において支持面(11)にわたる 少なくとも1つの別のラインに沿って、第1の圧力の加圧空気を供給するための 手段(14)を有し、加圧空気供給手段(14)が、第1のスロット形状の隙間 (20)に沿って延び隙間(20)を橋渡しするパイプ部材(21)を備え、パ イプ部材(21)が、ウェブ径路の方向に空気流を排出させるための細長い通路 (22)を有し、パイプ部材(21)と2つの隣接するプレート部材(16、1 7)が、協同して、プレート部材組立体(23)を構成しており、空気の流れが 、フラッターを起こさないようにウェブ(4)を安定させるため、ウェブ(4) と支持面(11)との間に、減少した静圧の空気層(15)を形成することを特 徴とする装置。 5.複数のプレート部材組立体(23)を有し、各組立体(23)が、上流縁お よび下流縁を有し、或る組立体の下流縁(24)が、空気を通過させるため第2 のスロット形状の隙間(26)を形成するように、隣接する組立体の上流縁(2 5)の上流から間隔を隔てて配置されていることを特徴とする請求の範囲第4項 に記載の装置。 6.乾燥部分が、ヤンキードライヤ(2)を有し、ウェブが、クレープ状のウェ ブ(4)を形成するため、ドクターブレード(28)を有するクレーピングドク ター(27)によってヤンキードライヤから掻き取られ、実質的にウェブ幅の支 持面(11)が、ドクターブレード(28)のところで開始することを特徴とす る請求の範囲第5項に記載の装置。 7.第2のスロット形状の隙間(26)を通過する空気中のダストの浮遊物を除 去するための手段(29)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第5項 又は第6項に記載の装置。 8.プレート部材組立体(23)の下流縁(24)が、隣接するプレート部材組 立体(23)の上流縁(25)からウェブ(4)の所定径路までの距離よりも、 ウェブ(4)の所定径路から僅かに長い距離のところに置かれていることを特徴 とする請求の範囲第7項に記載の装置。 9.各プレート部材組立体(23)のプレート部材(16、17)が、実質的に 平らであり、プレート部材(16又は17)が、隣接するプレート部材(17又 は16)に対して、せいぜい数度の角度をなしていることを特徴とする請求 の範囲第3項〜第8項のいずれか1項に記載の装置。 10.乾燥部分(2)の下流と次の装置(3)の上流との間に、ウェブ(4)を圧 延するためのニップを有するカレンダー(7)が設けられ、ウェブ支持装置(1 0)が、ニップのすぐ上流の後端とニップのすぐ下流の新たな前端とを有してい ることを特徴とする請求の範囲第2項〜第9項のいずれか1項に記載の装置。 11.請求の範囲第2項〜第10項のいずれか1項に記載の装置であって、 (a)乾燥装置(2)の下流と次の装置(3)の上流との間に設けられ、ウェ ブ(4)の少なくとも1つの物理的性質を走査するための走査設備(8)を備え 、該走査設備(8)が、 (aa)ウェブ(4)を通過させるための中央開口をもつフレーム(31)と 、 (ab)フレーム(31)によって搬送され、ウェブ(4)の一方の長さ方向 縁部から他方の長さ方向縁部までウェブ(4)にわたって前後に移動できる、物 理的性質を走査するための走査ユニット(32)と、 (ac)走査ユニット(32)と2つの長さ方向ウェブ縁部との間の箇所に、 ウェブ(4)が開口を通過する際、ウェブ(4)を支持する面(38)を形成す るための、走査ユニット(32)と関連した装置(37)とを有し、 (ad)走査設備(8)のウェブ支持面(38)が、上流縁と下流縁を有し、 (b)ウェブ支持装置(10)が、走査設備(8)のすぐ上流に、走査設備の ウェブ支持面(38)の上流縁が重複している後端を有し、ウェブ支持装置(1 0)が、走査設備(8)のすぐ下流に、走査設備のウェブ支持面(38)の下流 縁に重複している新たな前端を有している、 ことを特徴とする装置。 12.空気流形成手段(13)が、ウェブのスリッティングによって形成されたペ ーパーテールを乾燥部分(2)から次の設備(3)に空気搬送するように、ウェ ブ支持面(11)に沿った複数の箇所のところに第1の圧力よりも大きな第2の 圧力の加圧空気を供給するための手段(39)を備えていることを特徴とする請 求の範囲第2項〜第11項のいずれか1項に記載の装置。 13.プレート部材(16、17)のうち少なくとも一方が、ウェブ(4)が乾燥 部分(2)から次の設備(3)に走行するときウェブ(4)の所定径路から一定 距離のところで急激な増加を生じさせないように、数ミリメートル程度の高さの 少なくとも1つの横断方向段部(53)を有していることを特徴とする請求の範 囲第3項又は第4項に記載の装置。
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