JPH10511618A - 仮想深度が得られる図を作成する型板とこの型板を用いる方法 - Google Patents

仮想深度が得られる図を作成する型板とこの型板を用いる方法

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JPH10511618A JP8520647A JP52064796A JPH10511618A JP H10511618 A JPH10511618 A JP H10511618A JP 8520647 A JP8520647 A JP 8520647A JP 52064796 A JP52064796 A JP 52064796A JP H10511618 A JPH10511618 A JP H10511618A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、仮想深度効果が得られるよう目視される図及び/又は他の文字を作るために特に開発された型板と、この型板を用いる方法とに関する。この開発された型板は、全てが切抜かれた文字(2)及び/又は絵画要素(3)及び/又は全体もしくは一部が予め形成された図(4)が設けられた、任意の形状の基板片(1)を具備し、前記切抜かれた要素は図を決められた表面に予めつくり出すための型と模様であり、前記基板片(1)は漸増する間隔(m)のしるしを有し、それにより0と1の間の間隔が1と2の間の間隔より小さく、1と2の間の間隔が2と3の間の間隔より小さく、以下同様の間隔関係となるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 仮想深度が得られる図を作成する型板とこの型板を用いる方法 本発明は、仮想−深度効果が得られるように見える図及び/又は文字を作成す るため特に開発された型板と、前記型板を用いる方法とに関する。 さらに詳細には、本発明は、仮想深度効果を得ることのできる連続漫画文字の 図面を作成するのに特に適している型板に関する。 本発明の型板をより良く理解するために、より総括的に人間の視点から、この 型板を開発するのに適用された基本的概念を説明する必要がある。 空間における深さの相違の存在は2つの人間の眼により記録された各像が脳に より一緒に寄せ集められた時に認識される。これらの像は相互に小さな相違を有 し、これが視点に対する対象物の距離を決定する。 水平線上に相互に異なった距離で配置され紙の前方又は後方で焦点により見た 類似の図は深さに相違のある印象を与える。 紙の表面を越えて、さらに前方の焦点で眺めたならば、図と図の間の距離が大 きくなるほどこれらの図は接近して見える。焦点が紙の前側に置かれた時、逆の 現象が生じる。 上記の第1の方法、すなわち紙を越えて焦点で眺めることはまた“平行”視形 式と称されるが、その理由はこの思想が、脳が2つの絵を単一のものと決定でき るようになるまで左側の絵は左の眼で右側の絵は右の眼で見る(2つの眼の視軸 を相互に対しほぼ平行に保持して)からである。 他の方法、すなわち紙の前側に焦点をおいて見ることは、2つの 絵が相互に重なるまで右側の絵は左側の眼で左側の絵は右側の眼で見て、2つの 眼の視軸を交差させることからなっている。 これら2つの形態の目視は様々な段階の可能な焦点距離の種々の変形例を提供 する。 我々にとって、視軸を“交差させる”(“眼を交差させる”)方が視軸を“開 放する”よりも非常に容易である。我々は鼻の先端を眺めることはできるが、遠 くからでなければ眼と眼の間の距離よりも大きな距離にある2つの対象物を同時 に見ることはできない。これは“平行”視形式のために特別の結果を得るには絵 の間の距離は眼を分離する距離よりも大きくしてはならないという1つのパラメ ーターを形成することになる。 読取るための眼と紙との間の平均距離は約25cmであるため、理想は絵と絵の間 の距離は45cmより大きくてはならないことであるが、その理由は効果を得るため この平均値から始まり紙を眼から離れるよう動かす必要があるからである。 相互に異なった距離で並んで配置された類似の図はこれらの方法のうちの一方 により見た時深さの異なった平面上にある印象を生じ、また僅かに変わった図が 異なる結果を生じることになる。例えば、2つの三角形が並んで描かれ、左側の ものが等辺三角形、右側のものが二等辺三角であり、同じ高さを有している。平 行方式の目視を用いることにより、仮想三角形の右側(この2つの間に形成され ている)は左側よりも近いように見える。これらの位置を変えることにより、そ の結果は逆になる。 上記の概念に加えて、深さの知覚は、我々の2つの眼により記録された像が一 緒に混合され、各々の眼が空間における異なった点を占めるためこれらの像は異 なったものとなるという事実に基づくことが考えられるべきである。 例えば我々の脳を2つ又はそれ以上の並んで配置された図から“欺く”ことに より深さの印象をいくつかのやり方でシミューレートする(擬装する)ことがで きる。 この効果を目で知覚するため、2つの基本的な観察方法があり、それは焦点を 紙を越えて置き2つの眼の視軸が一点に集中するようにする(“平行”様式)か 、焦点を紙の前側に置き視軸を分岐させるようにする(“交差”様式)かである 。これら2つの形式はまた様々ななし得る段階の焦点距離の変形例を提供する。 一般的には、一方の様式で得られる効果は他方の様式の逆に相当する。“平行” 様式で絵がより接近して見えたならば、“交差”様式ではさらに離れて見えるよ うになる。 並んで配置された同一の絵は相互の間の距離に依存して異なった平面をシミュ レートすることができる。“平行”様式の目視では、距離が小さくなるほど、絵 はより接近して見えるようになり、これに対し“交差”様式の目視では逆の現象 が生じる。 並んだ同様の絵(相互の間は小さな相違となっている)は、相互にある種の相 違を有することになるように一方が他方の下又は上に整列している場合には連続 した深さの印象を与え、平面に分割されない。 本発明の型板は添付図面を参照して以下にさらに詳細に記載される。ここで 図1は目視する焦点の2つのなし得る段階を示す計画の図である。 図2aと2bは仮想の像を得る計画の図である。 図3aと3bは並んで描かれた等辺三角形(右側)から像の異なる結果が得ら れる実例を示す。 図4は本発明による型板の模型を示す。 図5は図4の型板で作られた図を示す。 図6は本発明の特徴によりつくり出された他の型板を示す。 図7は図6の型板を用いて作られた図を示す。 図1において、相互に異なった距離で水平に配置された同様の絵がどのように して見ることができるかわかる。線(a)は絵が順次“合致する”第1の焦点の 線を表わし、また線(b)は絵が交互に“合致する”第2の焦点の線を表わす。 図2aと2bに上記したように、この図を目視する2つの方法により得られた 結果が示されている。ここで我々は“平行”様式の目視による平面(P)の後側 の仮想像(V,I)か“交差”様式の目視による平面(P)の前側の仮想像(V ,I)かの形式を、それぞれ見ることができる。 図3aと3bは僅かに変更された図から異なる結果が得られることを示してい る。図3aでは平行様式の目視により、仮想像の三角形の右側(見える第3のも の)がより近いように見えることがわかる。反対側から見た時、反対のことが生 じ、すなわち左側がより近いように見える。 図4と6は本発明の仮想形式により図を見えるようにするための型板の2つの 例を示し、この型板は任意の形状で好ましくはプラスチック又は任意の他の適当 な材料で作られた基板片(1)を構成し、文字(2)及び/又は図の要素(3) 及び/又は全部もしくは一部が予め形成された図(4)を有し、その全てが型板 に切抜かれ、紙その他のような表面上に図(絵その外)を複製するための型と模 型として用いられるものである。 あたかも異なる深さの平面上にあるかのごとく(仮想像)見ることのできる図 の組合わせを可能にするため、前記基板片(1)は漸増する間隔(m)のしるし を有し、それにより0と1との間の間隔 が1と2の間の間隔より大きく、1と2の間の間隔が2と3の間の間隔より小さ くなる、などのようにする。 このようなしるし(m)を基準とすることにより、決定された距離をもって水 平に整列された図(文字、記号、符号、絵、等)を繰り返すことができ、これら の図が描かれている表面の外の(前方又は後方の)焦点で見た時深さの印象をも たらす。焦点が描かれた表面を越えて置かれた時は、絵の間の距離が小さくなる ほど絵はより近くにあるように見える。焦点が前方に置かれた時は、逆のことが 生じる。 本発明の型板に採用された模様によれば、より小さな間隔は絵の間により大き な深さをもたらす。 本発明の型板を用いる基本的な方法は次のとおりである。 (a)整列のための基線として作用するよう水平の真直ぐの線を引く。 (b)絵を置きそしてこれを紙の上に移しその個所(例えば点5)を心に留め る。 (c)この認識した個所が次の個所、この場合型板の点4と一致するまで型板 を右側に移動する。 (d)絵を新しい位置に移しこの操作を欲する回数だけ繰り返す。 (e)点0にまで進むことを欲したならば、左側から右側へと減少する距離の 6個の描かれた絵が得られる。 右側の絵が紙の表面を越えた焦点で見られた時は、これらの絵はより近くに見 え、左側の絵は漸次離れていくように見える。図を同一平面上に保持するために は、これら絵の間に一定の距離を用い、同じ間隔を繰り返すことで十分である。 この場合、図を移し、その地点を認識し、型板を次の地点が認識した地点に一致 するまで水平 に移動させ、図をこの新しい地点で移動し、第1の地点を再び認識しこの操作を 好きな回数繰り返す。作り出そうとする新しい線のため何時も水平方向の整列を 維持する。 記号の場合は、間隔(0−1;1−2;3−4等)に加えて、前記基板片(1 )上により小さなしるし(m')を設け、例えば眼、鼻、耳等のような図の特定部 分の移動のための模様として作用するようにする。この場合、最初正規の平面上 に保持しようとする絵の部分を描き、間隔を認識する。次に自分自身をより小さ な寸法に基づいてより近くに又はより離れるよう動かそうとする要素を漸進的に 移動させる。文字、符号、記号及び連続漫画記号を含む、本発明の型板を用いる ことによりつくり出された仮想深度効果が得られた図のある種の例が図5と7に 示されている。 同じ絵が繰り返される場面においては用いられる距離に注意がはらわれなけれ ばならないことが注目される。例えば20mmの距離で水平線上で繰り返される15mm の幅の絵は、図8に示されるように、30mmの絵の間の寸法の模様で他の線に接近 した時、図9に示されるような、模様の寸法が2倍、すなわち40mmの他の線に接 近した時とは異なる特別の深度効果を生じる。この場合、この2つの線は同じ平 面上にあるように見える。この相違は、20mmと30mmとの間の普通の可能な焦点距 離が、絵がその直ぐそばにある絵と“合致”した時に決定された距離で生じ、こ れに対し距離が20mmと40mmであった時は20mmの距離の絵が交互に“合致”し、す なわち40mmの距離と同じ地点で“合致”し、焦点となるようにすることにより、 生じる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年11月7日 【補正内容】 明細書 仮想深度が得られる図を作成する型板とこの型板を用いる方法 本発明は、仮想−深度効果が得られるように見える図及び/又は文字を作成す るため特に開発された型板と、前記型板を用いる方法とに関する。 さらに詳細には、本発明は、仮想深度効果を得ることのできる連続漫画文字の 図面を作成するのに特に適している型板に関する。 本発明の型板をより良く理解するために、より総括的に人間の視点から、この 型板を開発するのに適用された基本的概念を説明する必要がある。 空間における深さの相違の存在は2つの人間の眼により記録された各像が脳に より一緒に寄せ集められた時に認識される。これらの像は相互に小さな相違を有 し、これが視点に対する対象物の距離を決定する。 水平線上に相互に異なった距離で配置され紙の前方又は後方で焦点により見た 類似の図は深さに相違のある印象を与える。 紙の表面を越えて、さらに前方の焦点で眺めたならば、図と図の間の距離が大 きくなるほどこれらの図は接近して見える。焦点が紙の前側に置かれた時、逆の 現象が生じる。 上記の第1の方法、すなわち紙を越えて焦点を合わせることはまた“平行”視 形式と称されるが、その理由はこの思想が、脳が2つの絵を単一のものと決定で きるようになるまで左側の絵は左の眼で右側の絵は右の眼で見る(2つの眼の視 軸を相互に対しほぼ平行に保持して)からである。 他の方法、すなわち紙の前側に焦点を合わせることは、2つの絵 が相互に重なるまで右側の絵は左側の眼で左側の絵は右側の眼で見て、2つの眼 の視軸を交差させることからなっている。 これら2つの形態の目視は様々な段階の可能な焦点距離の種々の変形例を提供 する。 視軸を“交差させる”(“両方の眼を交差させる”)ことは視軸を“開放する ”ことよりも容易である。鼻の先端を眺めることは容易であるが、眼と眼の間の 距離より大きな距離にある2つの対象物を同時に眺めることは、見る人が遠く離 れていなければ、困難である。これは、“平行”視形式を容易にするためには絵 と絵の間の距離が眼と眼の間の距離より大きくないようにすべきであるという1 つのパラメーターを確立させる。 読取るための眼と紙との間の平均距離は約25cmであるため、理想は絵と絵の間 の距離は45cmより大きくてはならないことであるが、その理由は効果を得るため この平均値から始まり紙を眼から離れるよう動かす必要があるからである。 相互に異なった距離で並んで配置された同一の図はこれらの方法のうちの一方 により見た時深さの異なった平面上にある印象を生じ、また僅かに変わった図が 異なる結果を生じることになる。例えば、2つの三角形が並んで描かれ、左側の ものが等辺三角形、右側のものが二等辺三角であり、同じ高さを有している。平 行方式の目視を用いることにより、仮想三角形の右側(この2つの間に形成され ている)は左側よりも近いように見える。これらの位置を変えることにより、そ の結果は逆になる。 上記の概念に加えて、深さの知覚は、各々の眼が空間における異なった点を占 めるため2つの眼により記録された絵は異なっているが一緒に混合されるという 事実によることが認識されるべきである。 深さの印象は、いくつかの方法で、例えば2つ又はそれ以上の並んで配置され た図を用いることにより脳を“欺く”ことにより、シミュレート(擬装)するこ とができる。 この効果を目で知覚するため、2つの基本的な観察方法があり、それは紙を越 えて焦点を合わせ2つの眼の視軸が一点に集中するようにする(“平行”様式) か、紙の前側に焦点を合わせ視軸を分岐させるようにする(“交差”様式)かで ある。これら2つの形式はまた様々ななし得る段階の焦点距離の変形例を提供す る。一般的には、一方の様式で得られる効果は他方の様式で得られる効果の逆で ある。“平行”様式で絵がより接近して見えたならば、“交差”様式ではさらに 離れて見えるようになる。 並んで配置された同一の絵は相互の間の距離に依存して異なった平面をシミュ レートすることができる。“平行”様式の目視では、距離が小さくなるほど、絵 はより接近して見えるようになり、これに対し“交差”様式の目視では逆の現象 が生じる。 並んだ同様の絵(相互の間は小さな相違となっている)は、相互にある種の相 違を有することになるように一方が他方の下又は上に整列している場合には連続 した深さの印象を与え、平面に分割されない。 本発明によれば、仮想深度効果をもたらす図を作るための型板は、全てが切抜 かれた文字要素及び/又は絵の要素及び/又は全体もしくは一部が予め形成され た図の要素が設けられた基板片を具備し、切抜かれた要素が決められた表面に複 製するため透写でき、直線距離の間隔を表示する複製のしるしを有し、この型板 は連続するしるしの間の直線距離が1つの間隔から次の間隔へと次第に増加する ことを特徴としている。 本発明はさらに、以下の記載で明らかとなるように、仮想深度効 果を得るための型板を用いる方法に関するものである。 本発明は添付図面を参照し実例を示すことにより以下にさらに詳細に記載され る。ここで 図1は目視する焦点の2つのなし得る段階を示す概略図である。 図2aと2bは仮想の像を得る概略図である。 図3aと3bは並んで描かれた等辺三角形(右側)から像の異なる結果が得ら れる実例を示す。 図4は本発明による型板を示す。 図5は図4の型板で作られた図を示す。 図6は本発明の特徴によりつくり出された他の型板を示す。 図7は図6の型板を用いて作られた図を示す。 図1は、相互に異なった距離で直線状に配置された同様の絵を示す。線(a) は絵が順次“合致する”第1の焦点の線を表わし、また線(b)は絵が交互に“ 合致する”第2の焦点の線を表わす。 図2aと2bは上記したように、この図を目視する2つの方法を用いて得られ た結果を示す。ここで我々は“平行”様式の目視による平面(P)の後側の仮想 像(V,I)か“交差”様式の目視による平面(P)の前側の仮想像(V,I) かの形式を、それぞれ見ることができる。 図3aと3bは僅かに変更された図から異なる結果が得られることを示してい る。図3aでは平行様式の目視により、仮想像の三角形の右側(見える第3のも の)がより近いように見えることがわかる。反対側から見た時、反対のことが生 じ、すなわち左側がより近いように見える。 図4と6は本発明の仮想形式により図を見えるようにするための型板の2つの 例を示し、この型板は任意の形状で好ましくはプラスチック又は任意の他の適当 な材料で作られた基板片(1)を構成し 、文字(2)及び/又は図の要素(3)及び/又は全部もしくは一部が予め形成 された図(4)を有し、その全てが型板に切抜かれ、紙その他のような表面上に トレースするのに用いられるものである。 あたかも異なる深さの平面上にあるかのごとく(仮想像)見ることのできる図 の組合わせを可能にするため、基板片(1)は徐々に小さくなる間隔の直線状に 配置されたしるし(m)を有し、すなわちしるし(m)の間の第1の間隔が第2 の間隔より大きく、第2の間隔が第3の間隔より大きく、以下同様となっている 。 このようなしるし(m)を基準線とすることにより、決定された距離をもって 水平に整列された図(文字、記号、符号、絵、等)を繰り返し、それによりこれ らの絵が、徐々に増大又は減少するその間の距離で整列され、これらの図が描か れている表面の前方又は後方の焦点の合わされた眼で見た時深さの印象をもたら すようにする。焦点が図の表面の後側にある時は絵と絵の間の距離が小さくなる ほど絵は接近して見える。焦点が前側に置かれた時は、逆のことが生じる。 本発明の型板に採用された模様によれば、より小さな間隔は絵の間により大き な深さをもたらす。 本発明の型板を用いる基本的な方法は次のとおりである。 (a)整列のための基線として作用するよう真直ぐの線を1枚の紙上に引く。 (b)型板の切抜かれた要素の少くとも1つをトレースするため型板を位置さ せる。 (c)型板の切抜かれた要素の少くとも1つを前記紙の上にトレースする。 (d)型板上のしるし(m)の1つを用いて、基線に沿う型板の 位置を認識する、 (e)隣接するしるし(m)が段階(d)で認識された位置と一致するまで、 基線に沿って型板(したがってトレースされる切抜かれた要素)を移動させる、 (f)段階(c)の切抜かれた要素を紙の上にトレースする。 (g)(d)から(f)の段階を所望の回数繰り返す。型板の全部が用いられ る場合は間の距離が左側から右側へと減少する6個の図が設けられる。 右側の絵が紙の表面を越えた焦点で見られた時は、これらの絵はより近くに見 え、左側の絵は漸次離れていくように見える。図を同一平面上に保持するために は、これら絵の間に一定の距離を用い、同じ間隔を繰り返すことで十分である。 この場合、図を移し、その地点を認識しなければならず、型板は次の地点が認識 した地点に一致するまで直線状に移動され、図は新しい位置に移動され、第1の 地点が再び認識されこの操作が所望の回数繰り返される。作り出そうとする新し い線のため直線状の移動は維持されなければならない。 図6に示されるような記号の場合は、型板がまた基板片1の各しるし(m)の いずれかの側に複数のしるし(m')を有している。これは使用者が、例えば眼、 鼻、耳などのため、図(文字、記号等)の特定の部分を移動させる時の案内とす るのを助ける。この場合、正規の平面上に保持されることが望まれる絵の部分が 最初に描かれ、とられる間隔を認識する。次に、小さい方のしるし(m')を用い 、図の要素が徐々に移動されこれら要素を所望のように、より近く又はさらに離 れるように動かす。 文字、符号、記号及び連続漫画記号を含む、本発明の型板を用いることにより つくり出された仮想深度効果が得られた図のある種の 例が図5と7に示されている。 同じ絵が繰り返される場面においては用いられる距離に注意がはらわれなけれ ばならないことが注目される。例えば20mmの間隔で直線状で繰り返される15mmの 幅の絵は、図8に示されるように、30mmの間隔の図の他の線に接近した時、図9 に示されるような、間隔が2倍、すなわち40mmの他の線に接近した時とは異なる 特別の深度効果を生じる。この場合、この2つの線は同じ平面上にあるように見 える。この相違は、20mmと30mmとの間の普通の可能な焦点距離が、絵がその直ぐ そばにある絵と“合致”した時に決定された距離で生じ、これに対し距離が20mm と40mmであった時は20mmの距離の絵が交互に“合致”し、すなわち40mmの距離と 同じ地点で“合致”し、焦点となるようにすることにより、生じる。 請求の範囲 1.仮想深度効果が得られる図を作る型板であって、全てが切抜かれた文字要 素(2)及び/又は絵の要素(3)及び/又は全体もしくは一部が予め形成され た絵の要素(4)が設けられた、基板片(1)を具備し、前記切抜かれた要素が 決められた表面上の複製のためにトレースすることができ、前記基板片(1)が 直線距離の間隔を表示する複数のしるしを有し、連続するしるし(m)の間の直 線距離が1つの間隔から次の間隔へと徐々に増大していることを特徴とする型板 。 2.前記基板片(1)には前記しるし(m)の各1つの各側に直線状に配置さ れた複数のしるし(m')が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の型 板。 3.請求項1と2に記載の型板を用いる方法であって、 (a)整列のための基線として作用する直線を引く段階と、 (b)型板の前記切抜かれた要素の少なくとも1つをトレースするため型板を 位置決めする段階と、 (c)型板の前記切抜かれた要素の少なくとも1つをトレースする段階と、 (d)型板上のしるしの1つを用い、前記基線に沿った型板の位置を認識する 段階と、 (e)前記1つのしるしに隣接するしるしが段階(d)で認識された位置に一 致するまで、型板を基線の方向に移動させる段階と、 (f)段階(c)の前記切抜かれた1つ又は複数の要素をトレースする段階と 、 (g)(d)から(f)の段階を所望の回数繰り返す段階、 とよりなることを特徴とする型板の使用方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,US, UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.仮想深度効果が得られる図を作る型板であって、全てが切抜かれた文字( 2)及び/又は絵の要素(3)及び/又は全体もしくは一部が予め形成されたも の(4)が設けられた、任意の形状の基板片(1)を具備し、前記切抜かれた要 素が決められた表面上に図を複製するための型と模様であり、前記基板片(1) が漸増する間隔(m)のしるしを有し、それにより0と1の間の間隔が1と2の 間の間隔より小さくなり、1と2の間の間隔が2と3の間の間隔より小さくなる などのようにすることを特徴とする型板。 2.前記基板片(1)は主要の絵の特定部分を移動させるための模様として作 用するより小さなしるし(m')が設けられていることを特徴とする請求項1に記 載の型板。 3.請求項1と2に記載の型板を用いる方法であって、 (a)整列の基礎として作用するための水平の真直ぐな線を引く段階と、 (b)絵を置きそしてこの絵を紙に移し、その地点(例えば点5)を認識する 段階と、 (c)型板を認識された地点が次の地点、この場合は型板の地点4と一致する まで、右側に移動する段階と、 (d)絵をこの新しい位置で移送し、この操作を欲する回数繰り返す段階、 とを含んでいることを特徴とする型板を用いる方法。
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