JPH10510063A - 画像形成装置と液状トナー - Google Patents

画像形成装置と液状トナー

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JPH10510063A JP8518616A JP51861696A JPH10510063A JP H10510063 A JPH10510063 A JP H10510063A JP 8518616 A JP8518616 A JP 8518616A JP 51861696 A JP51861696 A JP 51861696A JP H10510063 A JPH10510063 A JP H10510063A
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Abstract

(57)【要約】 広範囲の液状トナーの耐擦傷性、耐摩耗性、耐剥離性を、少量の添加材料の添加によって改善できる。この添加材料は、トナーの使用融解温度では、トナー粒子の粘度より、はるかに低粘度であり、好ましくは数桁低い粘度を有し、凝固時には、トナー粒子とは別個の相を形成する。また、この添加材料は、融解過程中に、画像の表面へ移動するものと思われる。融着後、画像の冷却時に、添加材料は、事実上分離した相を形成し、その結果、硬質のつるつるした添加材料被覆が形成され、画像の摩耗が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】 画像形成装置と液状トナー 発明の分野 本発明は、液状トナーおよび液状トナーを使用する方法と装置に関するもので ある。 発明の背景 液状トナーは、既に多年前から使用されてきた。アメリカ合衆国特許第479 4651号およびこの特許に基づく他の多くの特許には、種々の材料製の繊維状 または触手状の粒子を有する液状トナーが記載されている。 必要とされる液状トナーは、基材上への画像形成に使用する場合、先行技術に よる液状トナーより、耐摩耗性の高い画像が得られる液状トナーである。 印刷技術分野では、例えばポリエチレン等の粒子を、インキまたは基材表面に 付加して、インキの耐摩耗性を改善することが、知られている。この種の粒子は 、印刷画像の表面から突出し、画像は、紙から落ちにくくなる。しかし、適当な インキ消しに対する耐摩耗性は、増すとしても、はるかに少ない程度に止まる。 また、既に印刷済みの画像に耐摩耗性の被覆を設けることも技術上知られてい る。 発明の要約 本発明の目的は、一面では、従来技術によるトナーよりも高い耐摩耗性を有す る改良トナーを得ることにある。 本発明の目的は、更に前記目的と関連して、新規な液状トナーを使用した画像 を形成するための方法を得ることにある。 広範囲の液状トナーの耐擦損性、耐摩耗性、耐剥離性は、次のような少量の添 加材料を添加することで改善できることが判明した。すなわち、トナーの使用融 解温度では、トナー粒子よりはるかに低粘度、好ましくはほぼ数桁低い粘度を有 し、しかも、凝固した場合には、トナー粒子から分離した相を生じるような材料 である。 この種の材料は、融解過程中、画像の外表面に移動するものと思われる。融着 後、画像の冷却中に添加材料は、事実上分離した相を形成し、その結果、添加材 料が硬いつるつるした被覆を形成し、画像の摩耗が防止される。 添加材料は、トナーの製造過程中の、ほとんどどの時点に添加してもよいが、 添加材料の効果が最も顕著となるのは、トナー粉砕の最終段階に添加した場合か 、または別個に微細に粉砕した材料を、トナーに添加した場合である。 したがって、本発明の画像形成方法の一好適実施例の場合、次の段階が含まれ ている:すなわち、 基材上に画像を形成する段階が含まれ、この場合、画像は、トナー粒子と、添 加材料と、キャリア液とから成り、トナー粒子は、ポリマー材料、例えばエチレ ンポリマー、エチレンターポリマー、イオノマーのうちの好ましくは1種以上を 含み、添加材料は、ポリエチレン、ポリエチレンワックス、ホモポリマー、低分 子イオノマーのうちの好ましくは1種以上を含み、更に、この添加材料は、室温 では固体であり、 トナー粒子が軟化して第1粘度を有するようになる融解温度に画像を加熱する ことによって、基材に画像を融着させる段階が含まれ、 この段階では、添加材料が、融解温度で、第1粘度よりも、少なくとも10倍 、好ましくは少なくとも2桁か3桁低い第2粘度を有している。 トナー粒子は、その融解温度でキャリア液によって溶解され、それによって、 その粘度が低減し、第1粘度となるようにするのが好ましい。また、添加材料は 、その融解温度でキャリア液により溶解され、それによって、その粘度が低減し 、第2粘度となるようにするのが好ましい。 好ましくは、融解中またはその後の冷却中、添加材料は、基材から離れで画像 表面に移動する。本発明の一好適実施例の場合、冷却中、添加材料の少なくとも 1部が、前記表面でトナー材料から分離した相を形成し、それにより添加材料が 、トナー材料を被覆する耐摩耗性の層を形成する。 また、本発明の一好適実施例の場合、添加材料が、トナー粒子内に含まれるよ うに措置する。あるいはまた、微粒子状の添加材料をトナー粒子とは別個にキャ リア液内に拡散させるか、この措置を、前記の措置に加えて行う。 更に、本発明の一好適実施例の場合、添加材料は、少なくとも一部が、トナー 材料と不相溶にされる。 更に、本発明の一好適実施例によれば、融解温度で溶融するようにされた液状 トナーは、トナー粒子、添加材料、キャリア液から成り、 トナー粒子は、好ましくは、エチレンコポリマー、エチレンターポリマー、イ オノマーのうちの1種以上を混和したポリマー材料から成り、融解温度で第1粘 度を有しており、また、 添加材料は、好ましくは、ポリエチレン、ポリエチレンワックス、ホモポリマ ー、低分子量イオノマーのうちの1種以上から成り、室温では固体で、溶融温度 では第2粘度を有しており、 第1粘度は、第2粘度より、少なくとも10倍、好ましくは100倍または1 000倍である。 トナーの一好適実施例の場合、ポリマー材料は、融解温度でキャリア液により 溶解され、それにより、その粘度が低減して、第1粘度となる。また、添加材料 は、融解温度でキャリア液により溶解され、それにより、その粘度が低減して、 第2粘度となるのが好ましい。 更に、液状トナーの一好適実施例によれば、添加材料が、トナー粒子に含まれ るように措置する。あるいはまた、添加材料を微粒子状にし、トナー粒子とは別 個にキャリア液内に拡散させるか、この措置を前記の措置に加えて行う。 好ましくは、添加材料は、少なくとも部分的にトナー粒子と不相溶にする。 図面の簡単な説明 本発明は、以下で図面と関連させて行う説明によって、より完全に理解されよ う。 図面: 第1図は、本発明により構成かつ操作される静電画像形成装置の一好適実施例 の略示断面図である。 第2図は、第1図の装置の一部の略示拡大図である。 第3A図は、ドラム上に取付けた取外し可能の中間転写ブランケットを有する 、本発明の一好適実施例の中間転写部材の略示横断面図である。 第3B図は、第3A図の中間転写部材の一部を破断して示した平面図である。 第4A図および第4B図は、それぞれ、本発明の一好適実施例の中間転写ブラ ンケットの平面図と側面図である。 第4C図は、本発明の一好適実施例の中間転写ブランケットの積層構造を示し た詳細図である。 第4D図は、第4A図および第4B図の中間転写ブランケットの固定機構を示 した部分拡大図である。 第5図は、本発明の別の好適実施例の中間転写部材の一部を、ドラムに取付け た取外し可能の中間転写ブランケットと共に略示した横断面図である。 好適実施例の詳細な説明 先ず第1図および第2図につき説明する。図には、本発明の実施例により構成 され、操作される多色静電画像システムが示してある。図で見られるように、通 常、回転ドラム上に取付けられる画像形成シート、好ましくは有機的な感光体1 2が備えられている。ドラム10は、その軸線を中心としてモータ等(図示せず )により、矢印18の方向に回転し、シート状の感光体12の表面に充電するよ うにされた充電装置14、好ましくはコロトロン(corotron)、スコロトロン(s corotron)、ローラチャージャその他、技術上周知の適当な充電装置のところを 通過する。転写される潜像は、光に当たった区域の光導体の少なくとも一部を放 電する帯電表面に、つまり感光体12上へ、イメージ装置(imager)16によっ て集束される。このため、潜像は、通常、第1電位の潜像区域と、別の電位のバ ックグラウンド区域とを有している。 シート状の感光体12は、技術上周知のどのような適当な材料層構成を用いて もよいが、本発明による感光体の好適実施例では、ドラム10への取付けを容易 にするために、感光体端部から複数層のうちの幾層かを除去してある。 この好適感光体およびこれをドラム10上に取付ける好適な方法は、ベリンコ フほかによるアメリカ合衆国同時係属出願”画像形成装置とその感光体”(19 94年9月7日提出、譲渡出願番号第08/301775号)に記載されており 、これを参照することによりその開示内容が、本明細書に取入れられている。あ るいはまた、感光体12は、ドラム10上に析出させ、連続的な表面を形成する こ ともできる。あるいはまた、更に、感光体12は、例えばセレンのコンパウンド をベースにした非有機的な種類の感光体でもよい。 イメージ装置16は、変調レーザ光走査装置、ドラム上にコピーを画像形成す る光集束装置、技術上周知のその他の画像形成装置のいずれかでよい。 また、本発明の好適実施例の場合、ドラム10およびシート状の感光体と組み 合わされて、多色現像液噴霧集成装置20、現像集成装置22、カラー特定クリ ーニングブレード集成装置34、バックグラウンドクリーニングステーション2 4、電気式スクイージ26、バックグラウンド放電装置28、中間転写部材30 、クリーニング装置32が備えられ、中和ランプ集成体36が任意選択となって いる。 現像集成装置22は、好ましくは、現像ローラ38を有している。現像ローラ 38は、感光体12から間隔をおいて配置されることで、双方の間には、通常、 40〜150マイクロメートルのギャップが形成され、現像ローラには、画像区 域と画像のバックグラウンド区域との電位の中間の電位が充電される。現像ロー ラは、したがって、適当な電圧に維持される場合に、動作して、電界を与え、静 電潜像を現像する。 現像ローラ38は、通常、矢印40で示すように、ドラム10と等方向に回転 する。この回転は、感光体12の表面と現像ローラ38とが、それらの間のギャ ップのところで対向速度となるように行われる。 多色現像液噴霧集成装置20は、その操作および構成がアメリカ合衆国特許第 5117263号に詳説され、その開示内容が、参照により本明細書に取り入れ られているが、軸42に取付けられ、集成装置20が旋回できるようにされてい る。この旋回は、顔料を加えた帯電トナー粒子を含む液状トナーが、現像ローラ 38の一部か、感光体12の一部か、感光体12と現像ローラ38との間の現像 区域44のいずれかへ向けて噴霧されるように行なう。あるいはまた、集成装置 20は、固定しておいてもよい。その場合、噴霧は、現像ローラ38の一部に向 けて行なうのが好ましい。 カラー特定クリーニングブレード集成装置34は、現像後に現像ローラ38上 に残留する着色トナーを分離除去するため、現像ローラ38と操作が組合わせら れている。ブレード集成体34のそれぞれは、対応するカラーのトナーが、噴霧 集成装置20によって現像区域44へ供給された時にだけ、選択的に現像ローラ 38と協働する。クリーニングブレード集成装置のこの構成および操作は、PC T刊行物WO第90/14619号およびアメリカ合衆国特許第5289238 号に記載され、その開示内容は、参照することにより本明細書に取り入れられて いる。 各クリーニングブレード集成装置34は、トナー指向部材52を有し、集成装 置34により現像ローラ38から除去されたトナーが、各カラー用の別個の捕集 容器54,56,58,60へ指向するようにし、カラーの混合による種々の現 像剤の汚染を防止するのに役立っている。捕集容器に集められたトナーは、対応 するトナー溜め55,57,59,61へ再循環される。最終位置のトナー指向 部材62は、常時、現像ローラ38と接触しており、そこで捕集されたトナーは 、捕集容器64へ送られ、そこから更に、分離器66を経て溜め65へ送られる 。分離器66は、比較的清浄なキャリア液を種々の着色のトナー粒子から分離す る作業を行う。分離器66は、通常、アメリカ合衆国特許第4985732号に 記載の型式のものでよく、その開示内容は、参照により本明細書に取り入れられ る。 本発明の一好適実施例によれば、参照により開示内容が本明細書に取り入れら れているアメリカ合衆国特許第5255058号に記載のように、画像形成速度 が極めて高速の場合、通常、逆転ローラ46と液体噴霧装置48とを有するバッ クグラウンドクリーニングステーション24が設けられる。矢印50方向に回転 するこの逆転ローラ46には、電気的にバイアスをかけ、画像と光導電性ドラム 10のバックグラウンド区域の電位の中間の電位だが、現像ローラの電位とは異 なる電位にされる。逆転ローラ46は、好ましくは、シート状の感光体12から 間隔を置いて配置されることで、通常、40〜150マイクロメートルのギャッ プが形成される。 液体噴霧装置48は、導管88を介して溜め65から液状トナーを送られ、好 ましくは顔料を含まないキャリア液を感光体12と逆転ローラ46とのギャップ へ供給する。液体噴霧装置48により供給される液体は、現像集成装置22によ りドラム10から除去された液体を補充する。これにより逆転ローラ46が、潜 像のバックグラウンド区域から、着色された帯電トナー粒子を電気泳動により除 去できる。余剰液体は、液体指向部材70によって逆転ローラ46から除去され る。液体指向部材70は、絶えず逆転ローラと接触し、余剰液体を含んだ種々の カラーのトナー粒子を捕集する。逆転ローラ46のほうは、液体を捕集容器64 と分離器66とを介して溜め65へ送る。 符号46,48,50,70で示した装置は、低速システムには必要ではなく 、高速システムに用いるのが好ましい。 好ましくは、電気的にバイアスをかけたスクイージローラ26を、シート状の 感光体12の表面へ強制接触させ、バックグラウンド区域からはキャリア液を除 去し、かつまた画像区域からはキャリア液を除去して、画像を圧縮するようにす る。スクイージローラ26は、好ましくは、技術上周知の弾性的な、弱導電性の ポリマー材料製とし、かつまた好ましくは、トナー粒子の電荷の極性と等しい極 性を有する数100ボルトから数1000ボルトの電位に帯電させる。 放電装置28は、シート状の感光体12を露光させ、感光体12に残留してい る電圧を放電し、主として電気的な破壊を低減し、中間転写部材30への画像転 写を改善する。ライトブラックシステム(write black system)内のこの種の放 電装置の操作については、アメリカ合衆国特許第5280326号に記載され、 その開示内容が、参照により本明細書に取り入れられている。 第1図および第2図からは、更に、多色トナー噴霧集成装置20が、通常、4 つの異なる溜め55,57,59,61から、着色トナーが、別個に供給される ことが分かる。第1図には、通常、黄、マゼンタ、シアン、黒のカラーが、それ ぞれ入れられている4つの異なる着色トナー溜め55,57,59,61が示さ れている。ポンプ90,92,94,96が、各供給導管98,101,103 ,105内に配置され、目標圧力で着色トナーを多色トナー噴霧集成装置20へ 供給する。あるいはまた、好ましくは3レベルの噴霧集成装置である多色トナー 噴霧集成装置20には、6つの異なる溜め(図示せず)から着色トナーを供給す る。それにより、標準プロセスカラーに加えて、特注の色調を出すことが可能に なる。 広範囲の液状トナーの耐磨損性、耐摩耗性、耐剥離性は、例えば2〜20%、 好ましくは4〜15%、最も好ましくは約10%(トナー固体成分に対して)の 少量の添加材料を添加することによって改善されることが判明した。この添加材 料は、トナーの使用融解温度で、トナー粒子の粘度よりも、はるかに低粘度、好 ましくは数桁低粘度であり、凝固時には、トナー粒子から分離した層を形成する Cこの添加材料は、融解過程の間に画像の外表面へ移動するものと思われる。融 着後の画像の冷却中に、添加材料は、事実上分離した層を形成し、その結果、添 加材料の、つるつるした硬い外表面被覆が生じ、画像の摩耗が防止される。本発 明に必須のこととは思われないが、有用と判明した添加材料は、トナー粒子と少 なくとも一部が不相溶である。 添加材料は、トナー製造過程のほとんどあらゆる時点で添加できるが、添加材 料の効果が最も顕著に現れるのは、トナー粉砕の最終段階に添加する場合、また は添加材料を別個の粉砕して、微粉砕された添加材料を粉砕の完了したトナーに 添加し、キャリア液内に拡散させる場合である。添加材料を、トナーの粉砕過程 の始め、またはトナーの可塑化の間に添加する場合には、最適結果には幾分及ば ない。 好適な添加材料は、超微粉砕ポリエチレンワックス(Micronized Polyethyren Wax)、例えばエーキュミスト(ACumist )A−12、エーキュミストB−12 、エーキュミストC−9(アライド・シグナル社)である。このほかの有用な添 加材料は、A−C9AおよびAC−1702のホモポリマー(アライド・シグナ ル社)およびAC−290、AC−293A、これらと類似のイオノマーが挙げ られる。これらの材料は、アライド・シグナル社により製造され、“エークリン ”(AClyn )の名称で販売されている低分子エチレンベースのコポリマーで、イ オンクラスターを形成する金属塩によって中和されたものである。 耐摩耗性の改善されたトナーを生成する好ましい一方法は、次の段階から成っ ている: 1) 可溶化 1400gのヌクレル(Nucrel)925(デュポン社製のエ チレンコポリマー)と、1400gのイソパール(Isopar)L(エクソン社)と を、油加熱されたロス(Ross)式2重遊星型ミキサーを用いて、最低24rpm で、1.5時間、油温130°Cで完全混合する。予熱されたイソパールL12 00gを添加し、さらに1時間、混合を続ける。混合物を45°Cに冷却し、数 時間撹拌を続け、粘稠材料を得る。 2) 微粉砕(milling )および粉砕(grinding) 可溶化段階で得た材料7 62gを、3/16″の炭素鋼球を装入したSアトリッター(ユニオン・プロセ ス社、オハイオ州アクロン)を用いて、66.7gのモーグル(Mogul )Lカー ボンブラック(Cabot 社)と、6.7gのBT583D(クークソンCookson 社 製ブルーの顔料)と、アルミニウム・トリセテアレート 5gと、更にイソパー ルLを1459.6g加えて、250rpmで、8時間にわたり、30°Cで粉 砕する。 3) 粉砕の継続 34.5gのエーキュミストA−12を加え、粉砕を更 に4時間継続する。添加材料には4時間が最適粉砕時間と思われるが、はるかに より短い粉砕時間で、エーキュミストA−12を、段階2の開始時(または段階 1の開始時)に添加しても、耐摩耗性は、著しく改善される。得られる粒子は、 繊維状粒子で、測定直径は、1〜3マイクロメートルである。 得らた材料は、イソパールLとマーコール(Marcol)82を添加して希釈し、 使用現像剤に与える。使用現像剤には、乾燥固体部分が約1.7%含まれ、使用 現像剤におけるイソパールLとマーコールとの全体比は、約50:1〜500: 1、より好ましくは約100:1〜200:1である。アメリカ合衆国特許出願 第07/915291号(レシチン、BBP、ICIG3300Bを利用)およ びWO第94/02887号に記載のチャージディレクタが、固体の40mg/ gmに等しい量で添加され、トナー粒子を帯電させる。技術上周知の他のチャー ジディレクタおよび付加添加剤も、使用できる。 あるいはまた、エーキュミストA−12または列挙した材料のうちの1つを、 前粉砕して、1〜2ミクロンの粒度にして、前述の方法によって造られたトナー に添加してもよい。エーキュミストA−12は、粉砕中にはトナーに添加しなか った。 有用と判明した別の添加材料は、B−12またはA−12(60g)を加熱し 、556gのイソパールL内で、30gのステアリン酸亜鉛と一緒に可溶化し、 次いで撹拌し、室温まで冷却する間に生成される沈殿物である。この材料は、粉 砕段階の間に添加するか、または別個に添加する。 黒色のトナーは、以上に説明した方法で製造する。シアン、マゼンタ、黄のト ナーは、段階2)用の異なる混合材料を用いて製造できる。可溶化された材料の シアントナー822gの場合には、段階2)で、顔料BT583DおよびBT7 88D(クークソン社)各21.33g、顔料D1355DD(BASF社)1 .73g、アルミニウムトリステアレート7.59g、イソパールLの1426 gを使用する。マゼンタトナーの場合には、段階2)で、810gの可溶化材料 、48.3gのフィネス・レッド(Finess Red)F2B、6.81gのアルミニ ウムトリステアレート、1434.2gのイソパールLを使用する。黄色のトナ ーの場合には、段階2)で、810gの可溶化材料、49.1gのD1355D D顔料、6.9gのアルミニウムトリステアレート、1423gのイソパールL を使用する。 既述の添加材料は、また、バイネル(Bynell)2002(デュポン社製エチレ ンターポリマー)、サーリン(Surlyn)8940または8920(デュポン社製 イオノマー)、イオテック(Iotek )8030(イオテック社製イオノマー)、 これらの材料のブレンドのいずれかをベースとした液状トナーの耐摩耗性を改善 する。既述の特性を有する添加材料は、ポリマー粒子と炭化水素キャリア液とか ら成る多くの種類のトナーに適用可能と思われる。 中間転写部材30は、以下で特に好適な一実施例について詳説するが(第3図 と第4図)、以下に記載するような、もしくはアメリカ合衆国特許第50898 56号または第5047808号に記載され、参照により本明細書に取入れられ たような多層転写部を有する、どのような中間転写部材であってもよい。中間転 写部材30は、画像を有する表面から部材30へ画像を静電転写するために、適 当な電圧および温度に維持される。中間転写部材30は、好ましくは、加圧ロー ラ71と組合わせて、好ましくは加熱および加圧により紙等の最終基材72へ画 像を転写し、融着する。既述の特に好ましいトナーの場合、画像温度は、融着の 開始時に約95°Cとするのがよい。 クリーニング装置32は、感光体12の表面を清潔に払拭し、好ましくはクリ ーニングローラ74と、払拭過程を補助する非極性クリーニング液を噴霧する噴 霧器76と、感光体表面の清浄化を完成させるワイパーブレード78とを有して いる。クリーニングローラ74は、この目的のために技術上公知のどの合成樹脂 でも形成でき、矢印80で示したドラム10の回転方向と等方向に駆動され、ロ ーラ表面を介して感光体表面を払拭する。感光体12上に残留する電荷は、任意 の中和ランプ集成装置36の光で感光体表面を露光させることにより除去される が、実際には、中和ランプ集成装置は必ずしも要求はされない。 本発明の一好適実施例によれば、各映像が所定カラーで現像された後、単色画 像が、中間転写部材30に転写される。異なるカラーの次の画像が、順次、前の 画像と見当合わせされて、中間転写部材30に転写される。必要なすべての画像 が部材30に転写されると、完全な多色画像が、転写部材30から基材72へ転 写される。加圧ローラ71は、合成画像が基材72へ転写されるさい、中間転写 部材30と基材72とを接触させる働きをするだけである。あるいはまた、各単 色画像を、別個に基材に転写してもよい。その場合には、基材は、各カラーの転 写ごとに装置を通過するようにするか、もしくは基材を圧盤上に保持して、中間 転写部材30を接触させ、合成画像を形成するようにする。あるいはまた、中間 転写部材30を除去して、現像された単色画像をドラム10から順次直接に基材 72に転写してもよい。 第3A図、第3B図、第4A図〜第4D図には、本発明による中間転写部材3 0の一好適実施例が示してある。第3A図は、ドラム102上に取付けた中間転 写ブランケット100を示したものである。転写ブランケット100(詳細は第 4C図と第4D図に示す)は、好ましくは、積層転写部104と取付け器具10 6とから成っている。 第4C図から最もよく分かるように、転写部104は、ドラム102に取付け た場合に最も外側に位置する剥離層109を有している。剥離層109の下には 、順応性を有する層111が配置され、この層は、好ましくは軟質のエラストマ ー製、好ましくはポリウレタン製で、好ましくはショアA硬さが約65以下、よ り好ましくは約55以下、約35以上である。適当な硬さは45〜55、好まし くは約50である。層111の下には、導電層114が配置され、薄い遮断層1 15を覆っている。遮断層115は、表層118と、圧縮可能な層120と、繊 維層122とから成るブランケット体106を覆っている。繊維層122の下に は、 ドラム102と接触する接着剤層126が設けられている。 ドラム102は、好ましくは、内部のハロゲンランプヒータまたはその他のヒ ータで加熱され、画像を剥離層109へ、また剥離層から最終基材へ、技術上周 知のように、転写する。好ましい液状トナーの場合、中間転写部材の表面温度は 、好ましくは約95°Cである。加熱の度合いは、本発明に関連して使用される トナーの特性に依存する。 第4A図、第4B図、第4D図に示したように、取付け器具106は、細長い 導電性バー108を有している。導電性バー108は、例えば、一連のL字形取 付け脚110(指状の延長部型式)で形成されたアルミニウム等の金属製である 。これらの取付け脚110も、導電性であり、好ましくは導電性バーと等しい材 料製で、好ましくは導電性バーと一体に構成しておく。特に、導電性バー108 は、スロットを有するように構成され、このスロット内へ積層転写部104の端 部が挿入される。好ましくは、導電性バーに挿入される転写部104の端部は、 剥離層109と順応性を有する層111を除去しておく。それにより、導電層1 14が露出し、導電性バーと電気接触する。あるいはまた、導電性バー108が 、鋭い内側突起を有するようにし、ブランケットの外側層に突き刺さり、導電層 と接触するようにしてもよい。 また、導電層114の下の各層を部分的に導電性にすることもでき(例えば導 電性カーボンブラックまたは金属繊維を付加する)、接着剤層を導電性にして、 電流が、ドラム表面から直接に導電層へ流れるようにしてもよい。 本発明の一好適実施例によれば、取付け器具106を、単一の金属シートで形 成し、脚はシートから部分的にカットする。金属シートはU字形に曲げ、スロッ トを形成し、スロット内へ積層部を挿入する。挿入後、スロット外壁を積層部に 対して加圧し、スロット内に積層部を固定する。部分的にカットアウトした部分 は、取付け脚を形成する。 第1図〜第3図に示した本発明の好適実施例では、ドラム102は、中間転写 部材へ画像を転写するため、適当な電位に、例えば500ボルトに維持される。 この電圧は、取付け器具106を介して導電層114へ印加される。したがって 、転写電圧源は、転写部104の外表面に極めて近いため、ドラム上に転写低電 圧 が可能になる。 本発明の一好適実施例の場合、転写部104は次の手順で製作される: 1− ブランケットを構成する場合の、出発構造物は、広く印刷機のブランケ ットに用いられているブランケットに、大体のところ類似するブランケット体1 16である。1つの適当なブランケット体は、イタリアのロドヴィッチオ(ミラ ノ)所在のレーヴェス(Reeves)社が製造販売するMCC−1129−02であ る。本発明の一好適実施例によれば、ブランケット体116は、好ましくは編成 NOMEX材料製で、約200マイクロメートル厚の繊維層122と、好ましく は、伝熱率を高めるためにカーボンブラックを添加した約400マイクロメート ルの飽和ニトリルゴムを有する圧縮可能な層120とから成っている。圧縮可能 な層120は、好ましくは小さな気孔(約40〜60容量%)と、圧縮可能な層 と等しい材料だが、気孔なしの材料から成る表層118とを有している。剥離層 109は、好ましくは約100マイクロメートル厚である。ブランケット体は、 インキオフセット印刷用のブランケット製造に用いられる方法で製造する。 ブランケット体116は、好ましくは、表層118の表面の研摩部分を介して 比較的精確な厚さに寸法付けする。完成ブランケット体116の好ましい厚さは 、約700マイクロメートルであるが、ブランケット体が用いられる印刷システ ムの幾何形状や、ブランケット体に使用される精確な材料とに応じて、他の寸法 も可能である。 2− ブランケット体116の繊維側は、好ましくは、シリコーンをベースに した接着剤(好ましくは、ダウ・コーニング社製のD66)の30マイクロメー トル厚の被覆を有している。接着剤は、イリノイ州ベッドフォードパーク所在の H.P.スミス社が供給するDP5648剥離紙(片面被覆)等の、フルオロシ リコーン材料を被着させたマイラー(Mylar )のシートで被覆しておく。この接 着剤は、ドラム102の表面によく接着し、液状トナーのキャリア液に耐性を有 することを特徴とする。ブランケットは、交換が必要な場合は、取付け器具10 6のエッジに沿って、ブランケットを切断し、ブランケットと取付け器具とを除 去することで、ドラムから取り外す。 接着剤は、ブランケットと、ブランケットを取り付けるドラムとの良好な熱接 触を保証するために使用する。シリコーン接着剤を用いるのは、通常、ブランケ ットの取付けに使用される接着剤は、好ましい装置のドラムの下に発生する熱に より劣化するからである。ドラムの温度は、ブランケットの耐熱性と、ブランケ ットの目標表面温度(この温度の方は、また処理に使用するトナーや、最終基材 へのトナーの転写の細部に依存する)とに応じて変更され、ドラム温度は、80 °C、100°C、120°C、150°C以上である。 3− 表層118は、好ましくは、付加層で覆われる前に、サブミクロンのプ ライマー層で被覆する。好ましいプライマーは、ダウ・コーニング社の1205 プライムコート(Prime Coat)である。プライマーの種類は、表層および導電層 の性質に応じて決める。好ましくは、0.3ミクロンのプライマーが、0号のバ ーを有する清浄な表層上に、ワイヤ被覆装置内で被覆され、導電層を付加する前 に乾燥するようにする。 4− ブランケット体116は、酸化防止剤、オゾン亀裂防止剤、その他の添 加剤等の物質を含有でき、これらの物質は、ブランケットが画像形成時に加熱さ れる場合、および/またはイソパールL等のキャリア液が存在する場合、ブラン ケットの上方の複数層を、例えばガスとして通過する。このため、好ましくは、 表層116上に遮断層115を被着させる。遮断層は、ブランケット体内を移動 するその種の物質および/または使用キャリア液に対して、事実上不透過性であ る。 この遮断層を設けない場合には、一定の事情のもとで、添加剤が感光体の劣化 を生じさせる。特に、画像形成処理が、湿度に依存するようになることが伴明し た。 本発明の一好適実施例では、4〜11マイクロメートルのポリビニルアルコー ル層が(88%加水分解)が、表層118を覆うプライマー層に被着される。 88%加水分解され、好ましくは平均分子量85000〜145000のポリ ビニルアルコール(アルドリッチ・ケミカル社、ウィスコンシン州ミルウォーキ )を、水に溶解し、90°Cの温度で混合物を還流システム内で30分間連続撹 拌する。30分後に、水量の2倍に等しい量のエタノールを溶液に添加し、それ により、好ましくは濃度10%以下のポリビニルアルコールを得る。より高濃度 の 溶液も使用可能だが、粘稠度がより高くなるため、均等に延ばすことが難しくな る。 溶液は、ブランケット体116の表層118上に、ナイフまたはブランケット 体の運動方向に対して30°〜45°傾けた細いワイヤロッドまたはナイフを用 いて、付着させる。溶剤は、室温乾燥または層上への熱風吹付けにより蒸発させ る。 所要厚を得るため、1回以上の被覆パスをおこなう。 層が薄手すぎると、ブランケット体116から材料の転移を生じる結果となる 。このことは、液状トナー内のトナー粒子の“凝集”、すなわちアグロメレーシ ョンと相関していた。このことは、感光体の劣化によるものと思われる。4マイ クロメートルの材料で、浸出を防止するのに十分と思われるが、幾分厚さを、例 えば6マイクロメートルに増すことも好ましい。 他の遮断材料および別の厚さも、トナー用のキャリア液またはブランケット体 116から放出されるガスに応じて、採用できる。他の材料の場合、キャリア液 またはブランケット体116から放出されるガスに対する耐性に応じて、トナー の厚さを加減する必要がある。あるいはまた、ブランケット体116が、キャリ ア液の浸出に耐えるか、もしくは放出される(特にブランケット体116の加熱 時に)材料を含まない場合には、バリヤ層115を省くことができる。 ポリビニルアルコールは、熱可塑性の結晶質材料である。この材料は、ブラン ケットの使用温度より高い融点を有している。ポリビニルアルコールは、ガスや 、液状トナーに使用される炭化水素キャリア液を不透過の層を形成すると思われ る。 5− 導電層114は、好ましくは導電製カーボンブラックを加えたアクリル ゴム製である。本発明の一好適実施例では、わずか2〜3マイクロメートルの導 電被覆が要求される。先ず、300gのハイテンプ(Hytemp)4051EP(B. F.グッドリッチ社製)に6gのハイテンプNPC50と9gのステアリン酸ナト リウムを加えた第1配合で、20分間、2ロールの練りロール機で混和する。次 いで、配合された材料150gを、2000gのメチルエチルケトン(MEK) に溶解し、12時間、室温で撹拌する。 導電性カーボンブラック、例えばプリンテックスXE2(デグサ社)40gを 溶液に加え、この混合物を01アトリッター(ユニオン・プロセス社)内で、3 /16″の鋼球を装入して粉砕する。粉砕は、10°Cで4時間行い、完了後、 材料は、MEKを加えて希釈し、固体濃度を7.5〜8%にし、導電性ラッカー の形態で粉砕機から放出される。 ブランケットは、(段階3または段階4の後)約3マイクロメートルの導電性 ラッカーで被覆し(0号ロッドを用い、3回パスする)、5分間、室温で乾燥さ せる。 プライマーは、この導電性ラッカーの上に付加被覆し(バー108内へ挿入す る部分を除いて)、その後で、軟質エラストマー製の順応性を有する層を付加す る。 導電層の抵抗は、好ましくは約20kオーム/平方以上、好ましくは約50k オーム/平方以下とすべきである。この値は、導電層より上の複数オーバーレイ 層の抵抗率と、ブランケットのアスペクト比とに依存する。総じて、抵抗は、十 分に低くして、導電層を流れる電流(オーバーレイ層を通過する漏れ電流)は、 ブランケット表面に沿った電圧の著しい変動が生じないようにする。オーバーレ イ層を通過する電流は、導電層の抵抗と、より重要には、オーバーレイ層の抵抗 によって制御する。一般的に言えば、導電層は、比較的低い抵抗および抵抗率を 有し、順応性のある層(層111)は、高い抵抗率を有し、その上の剥離層(層 109)は、更に高い抵抗率を有している。 6− 1kgの前濾過済みのフォムレズ(Fomrez)−50ポリエステル樹脂( ハガリル社、イスラエルのアシュドッド)を、真空下、60°Cで脱水し、脱ガ スする。脱ガスした材料600gを、1.4gのジブチル錫ジラウレート(アル ドリッチ社)と混合し、室温で、2時間、脱ガスする。これにより得られた材料 30gを、3.15gのRTVシリコーン118(GE社)と、4.5gのポリ ウレタン架橋剤、デスモドゥール(DESMODUR)44V20(バイエル社)と共に 撹拌する。この材料の100マイクロメートルを、導電層上に、3号ワイヤロッ ドで数回のパスにより、清浄条件下で被覆する。この被覆を、清浄なフードで覆 い、室温で2時間かけて硬化させ、ポリウレタン層を形成する。 このように形成された層111は、約109オーム/cm程度の抵抗を有し、 かつ好ましくは約100°Cのブランケット使用温度で良好な熱安定性を備えて いる。 順応性のある層111の機能は、画像を、画像形成表面からブランケットへ転 写するさいの低使用圧力で、ブランケットを、画像形成表面(および画像形成表 面上の画像)へ良好に順応させることである。この層111は、好ましくは25 または30〜65、より好ましくは約50のショアA硬さを有している。100 マイクロメートルの厚さが好ましいが、50〜300マイクロメートルの別の厚 さでもよく、好ましくは75〜125マイクロメートルである。 7− 12gのRTVシリコーン236(ダウ・コーニング社)剥離(releas e )材料を、2gのイソパールLと0.72gのシルオフ(Syl-off )297( ダウ・コーニング社)とで希釈し、一緒に混和する。ワイヤロッド(1号バー) 被覆システムを用い、清浄条件下で、5回または6回のパスにより8マイクロメ ートル厚さの剥離層を形成する。材料は、140°Cで、2時間、硬化させる。 硬化した剥離層は、約1014〜1015オーム/cmの抵抗率を有している。 ドラム102上にブランケット100を取付けるために、取付け脚110を、 ドラム102に設けられた複数取付け穴130内へ挿入する。接着剤層(ブラン ケットの裏側)からマイラーシートを除去しないのが好ましい。第3A図、第3 B図、第4D図から最もよく分かるように、取付け脚110は、それぞれ先端部 132と後背部134とを有している。先端部132は、取付け穴130の遠い 方の側壁に設けられたスロット内へ挿入され、後背部134は、取付け穴の手前 の側壁に支えられる。このようにして、ブランケット端部が精密に位置決めされ る。取付け脚に最も近いマイラーシート端部は除去し、マイラーシート残部は、 接着剤によってドラムに付加されるブランケットの後続部分が、ドラムに対し平 らに確実に位置するするようにされる間に、徐々に除去してゆく。 第5図に示した本発明の別の一好適実施例には、いくぶん異なる取付け穴13 0′が設けられている。この実施例では、後背部134が、手前の穴側面に設け られた突起150に支えられ、他方、取付け脚110の表面154は、遠い方の 穴側面の突起底面156に当て付けられている。 導電層と取付けバーとの間の好ましい電気接続は、好ましくは、導電層の端部 を被覆する複数オーバーレイ層を除去することで(もしくはこれらの層を設けず におくことで)達せられる。あるいはまた、複数オーバーレイ層を、例えば、第 4D図の符号160の箇所で取付けバーをクリンプおよび/または突き通しによ り貫通することで達せられる。クリンプは、ブランケットを取付けバー内に保持 するためにも利用できる。 接着剤層は、ブランケットの裏側を被覆することが好ましいが、裏側の一部、 例えばブラケット(ブランケットの後縁)から最も遠い縁部だけを、被覆するよ うにしてもよく、また本発明の若干の実施例の場合、一定の事情のもとでは、接 着剤層を設けずにおいてもよい。 本発明は、特定の種類の画像形成システムまたは転写システムに限定されるも のではない。本発明は、別種の中間転写部材、例えばベルト型また連続被覆ドラ ム型の転写部材を使用しているシステムにも、また画像が最終基材へ直接転写( 例えば画像形成表面から)される画像システムや、画像を基材へ融着させる融解 装置を有するシステムにも適用できる。 画像形成システムに関し以上に述べた具体的な詳細は、本発明を実施する最善 の態様の一部である。しかし、本発明の多くの態様は、電子写真印刷・複写の技 術分野で周知の広範囲のシステムに適用可能である。 本発明が、以上に記載した説明および実施例に限定されるものでないことは、 当業者には理解されることであろう。本発明の範囲は、以下の請求の範囲によっ てのみ限定されるものである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年11月25日 【補正内容】 請求の範囲 1. 画像を形成する方法において、 基材上に画像を形成し、この画像が、大部分の量のポリマー材料を有するトナ ー粒子と、室温で固体である添加材料と、キャリア液とから成り、 前記画像を、トナー粒子を第1粘度に軟化させる融解温度に加熱することによ り基材上に融着させ、 融着後、画像を冷却し、 しかも、前記添加材料が、融解温度では第2粘度を示し、この第2粘度が、第 1粘度より少なくとも10倍低い値であることを特徴とする画像を形成する方法 。 2. 請求項1に記載の方法において、前記トナー粒子が、融解温度でキャリ ア液により溶解され、それによって、トナー粒子粘度が第1粘度へ低減されるこ とを特徴とする方法。 3. 請求項1または請求項2に記載の方法において、前記添加材料が、融解 温度でキャリア液により溶解され、それによって、添加材料粘度が第2粘度へ低 減されることを特徴とする方法。 4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の方法において、融解 中またはその後の冷却中に、添加材料の少なくとも一部が、基材から離れて、画 像の表面へ移動することを特徴とする方法。 5. 請求項4に記載の方法において、冷却中、添加材料の少なくとも一部が 、前記表面のところで、トナー材料とは別個の相を形成することを特徴とする方 法。 6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の方法において、冷却 後、添加材料が、トナー材料を被覆する耐摩耗性の層を形成することを特徴とす る方法。 7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の方法において、前記 第1粘度が、前記第2粘度の、少なくとも100倍の値であることを特徴とする 方法。 8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の方法において、前記 第1粘度が、前記第2粘度の、少なくとも1000倍の値であることを特徴とす る方法。 9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の方法において、前記 添加材料が、ポリエチレンを包含することを特徴とする方法。 10. 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の方法において、前 記添加材料が、ポリエチレンワックスを包含することを特徴とする方法。 11. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の方法において、前 記添加材料が、ホモポリマーを包含することを特徴とする方法。 12. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の方法において、前 記添加材料が、低分子イオノマーを包含することを特徴とする方法。 13. 請求項9から請求項11までのいずれか1項に記載の方法において、 前記添加材料が、更に、ステアリン酸亜鉛を包含することを特徴とする方法。 14. 請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の方法において、 前記添加材料が、トナー粒子に含まれていることを特徴とする方法。 15. 請求項1から請求項14までのいずれか1項に記載の方法において、 前記添加材料が、微粉砕された形態であり、トナー粒子とは分離してキャリア液 内に分散することを特徴とする方法。 16. 請求項1から請求項15までのいずれか1項に記載の方法において、 前記ポリマー材料が、エチレンターポリマーを包含することを特徴とする方法。 17. 請求項1から請求項16までのいずれか1項に記載の方法において、 前記ポリマー材料が、イオノマーを包含することを特徴とする方法。 18. 請求項1から請求項17までのいずれか1項に記載の方法において、 前記ポリマー材料が、エチレンコポリマーを包含することを特徴とする方法。 19. 請求項1から請求項18までのいずれか1項に記載の方法において、 前記添加材料の少なくとも一部が、トナー粒子と不相溶であることを特徴とする 方法。 20. 融解温度で融着するようにされた液状トナーにおいて、 トナー粒子が含まれており、これらトナー粒子が融解温度で第1粘度を有する ポリマー材料から成り、 添加材料が含まれており、この添加材料が、室温では固体であり、融解温度で は第2粘度を有しており、 キャリア液が含まれており、更に、 前記第1粘度が、前記第2粘度の少なくとも10倍であることを特徴とする液 状トナー。 21. 請求項20に記載の液状トナーにおいて、前記ポリマー材料が、融解 温度でキャリア液により溶解され、それによりポリマー材料粘度が、第1粘度へ 低減されることを特徴とする液状トナー。 22. 請求項20または請求項21に記載の液状トナーにおいて、前記添加 材料が、融解温度でキャリア液により溶解され、それにより添加材料粘度が、第 2粘度へ低減されることを特徴とする液状トナー。 23. 請求項20から請求項22までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記第1粘度が、前記第2粘度の、少なくとも100倍の値であること を特徴とする液状トナー。 24. 請求項23に記載の液状トナーにおいて、前記第1粘度が、前記第2 粘度より、少なくとも3桁高い値であることを特徴とする液状トナー。 25. 請求項20から請求項24までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料が、ポリエチレンを包含することを特徴とする液状トナー 。 26. 請求項25に記載の液状トナーにおいて、前記添加材料が、ポリエチ レンワックスを包含することを特徴とする液状トナー。 27. 請求項20から請求項24までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料が、ホモポリマーを包含することを特徴とする液状トナー 。 28. 請求項20から請求項24までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料が、低分子イオノマーを包含することを特徴とする液状ト ナー。 29. 請求項25から請求項27までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料が、更にステアリン酸亜鉛を包含することを特徴とする液 状トナー。 30. 請求項20から請求項29までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料が、トナー粒子に含まれていることを特徴とする液状トナ ー。 31. 請求項20から請求項30までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料が、微粉砕された形態であり、かつトナー粒子とは分離し てキャリア液内に分散することを特徴とする液状トナー。 32. 請求項20から請求項31までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記ポリマー材料が、エチレンターポリマーを包含することを特徴とす る液状トナー。 33. 請求項20から請求項32までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記ポリマー材料が、イオノマーを包含することを特徴とする液状トナ ー。 34. 請求項20から請求項33までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記ポリマー材料が、エチレンコポリマーを包含することを特徴とする 液状トナー。 35. 請求項20から請求項34までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料が、少なくとも部分的にトナー粒子と不相溶であることを 特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルモグ,ヤーコブ イスラエル国 76251 レホボト,ハチャ ルツ ストリート 2 (72)発明者 ランダ,ベンジオン カナダ国 ティー5ケイ 1ワイ8 アル バータ,エドモントン,ワンハンドレッド アンド ナインティーンス ストリート 10010

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 画像を形成する方法において、 基材上に画像を形成し、この画像が、ポリマー材料を有するトナー粒子と、室 温で固体である添加材料と、キャリア液とから成り、 前記画像を、トナー粒子を第1粘度に軟化させる融解温度に加熱することによ り基材上に融着させ、 しかも、添加材料が融解温度で第2粘度を有し、この第2粘度が、第1粘度よ り少なくとも10倍低い値であることを特徴とする、画像を形成する方法。 2. 請求項1に記載の方法において、トナー粒子が、融解温度でキャリア液 により溶解され、それによって、粘度が第1粘度へ低減されることを特徴とする 方法。 3. 請求項1または請求項2に記載の方法において、添加材料が、融解温度 でキャリア液により溶解され、それによって、粘度が第2粘度へ低減されること を特徴とする方法。 4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の方法において、融解 後、画像を冷却することを特徴とする方法。 5. 請求項4に記載の方法において、融解中またはその後の冷却中に、添加 材料の少なくとも一部が、基材から離れて、画像の表面への移動することを特徴 とする方法。 6. 請求項5に記載の方法において、冷却中、添加材料の少なくとも一部が 、前記表面のところでトナー材料とは別の相を形成することを特徴とする方法。 7. 請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載の方法において、冷却 後、添加材料が、トナー材料を被覆する耐摩耗性の層を形成することを特徴とす る方法。 8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の方法において、前記 第1粘度が、前記第2粘度より、少なくとも2桁高い値であることを特徴とする 方法。 9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の方法において、前記 第1粘度が、前記第2粘度より、少なくとも3桁高い値であることを特徴とする 方法。 10. 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の方法において、前 記添加材料がポリエチレンを包含することを特徴とする方法。 11. 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の方法において、 前記添加材料がポリエチレンワックスを包含することを特徴とする方法。 12. 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の方法において、前 記添加材料がホモポリマーを包含することを特徴とする方法。 13. 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の方法において、前 記添加材料が低分子量のイオノマーを包含することを特徴とする方法。 14. 請求項10から請求項12までのいずれか1項に記載の方法において 、前記添加材料が、更にステアリン酸亜鉛を包含することを特徴とする方法。 15. 請求項1から請求項14までのいずれか1項に記載の方法において、 前記添加材料がトナー粒子に含まれていることを特徴とする方法。 16. 請求項1から請求項15までのいずれか1項に記載の方法において、 前記添加材料が、微粉砕された形態であり、トナー粒子とは別個にキャリア液内 に分散することを特徴とする方法。 17. 請求項1から請求項16までのいずれか1項に記載の方法において、 前記ポリマー材料がエチレンターポリマーを包含することを特徴とする方法。 18. 請求項1から請求項17までのいずれか1項に記載の方法において、 前記ポリマー材料がイオノマーを包含することを特徴とする方法。 19. 請求項1から請求項18までのいずれか1項に記載の方法において、 前記ポリマー材料がエチレンコポリマーを包含することを特徴とする方法。 20. 請求項1から請求項19までのいずれか1項に記載の方法において、 前記添加材料の少なくとも一部がトナー粒子と不相溶であることを特徴とする方 法。 21. 融解温度で融着するようにされた液状トナーにおいて、 トナー粒子が含まれており、これらトナー粒子が融解温度で第1粘度を有する ポリマー材料から成り、 添加材料が含まれており、この添加材料が、室温では固体であり、融解温度で は第2粘度を有しており、 キャリア液が含まれており、更に、 前記第1粘度が、前記第2粘度の少なくとも10倍であることを特徴とする液 状トナー。 22. 請求項21に記載の液状トナーにおいて、前記ポリマー材料が、融解 温度でキャリア液により溶解され、それによりポリマー材料粘度が、第1粘度へ 低減されることを特徴とする液状トナー。 23. 請求項21または請求項22に記載の液状トナーにおいて、添加材料 が、融解温度でキャリア液により溶解され、それにより添加材料粘度が、第2粘 度へ低減されることを特徴とする液状トナー。 24. 請求項21から請求項23までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記第1粘度が、前記第2粘度より、少なくとも2桁高い値であること を特徴とする液状トナー。 25. 請求項24に記載の液状トナーにおいて、前記第1粘度が、前記第2 粘度より、少なくとも3桁高い値であることを特徴とする液状トナー。 26. 請求項21から請求項23までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料がポリエチレンを包含することを特徴とする液状トナー。 27. 請求項21から請求項23までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料がポリエチレンワックスを包含することを特徴とする液状 トナー。 28. 請求項21から請求項23までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料がホモポリマーを包含することを特徴とする液状トナー。 29. 請求項21から請求項23までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料が低分子イオノマーを包含することを特徴とする液状トナ ー。 30. 請求項26から請求項28までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料が更にステアリン酸亜鉛を包含することを特徴とする液状 トナー。 31. 請求項21から請求項30までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料がトナー粒子に含まれていることを特徴とする液状トナー 。 32. 請求項21から請求項31までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料が、微粉砕された形態であり、かつトナー粒子とは分離し てキャリア液内に分散することを特徴とする液状トナー。 33. 請求項21から請求項32までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記ポリマー材料がエチレンターポリマーを包含することを特徴とする 液状トナー。 34. 請求項21から請求項33までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記ポリマー材料がイオノマーを包含することを特徴とする液状トナー 。 35. 請求項21から請求項34までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記ポリマー材料がエチレンコポリマーを包含することを特徴とする液 状トナー。 36. 請求項21から請求項35までのいずれか1項に記載の液状トナーに おいて、前記添加材料が、少なくとも部分的にトナー粒子と不相溶であることを 特徴とする方法。
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